JPH0580044A - 血液分離剤および血液分離管 - Google Patents
血液分離剤および血液分離管Info
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- JPH0580044A JPH0580044A JP3268746A JP26874691A JPH0580044A JP H0580044 A JPH0580044 A JP H0580044A JP 3268746 A JP3268746 A JP 3268746A JP 26874691 A JP26874691 A JP 26874691A JP H0580044 A JPH0580044 A JP H0580044A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、血液分離剤に関する。より詳しくは
血液中の血清部分と血餅部分、あるいは血漿部分と血球
部分とをその比重差により分離する際、両成分の中間的
な比重を付与する事により両成分の間に隔壁を形成せし
め、これら両成分の分離操作を容易にする目的に使用し
得る血液分離剤およびこれを有底管内に収容してなる血
液分離管に関する。 【構成】分離層形成材料、親油性層状無機系化合物およ
び粘着付与剤を含む血液分離剤であり、さらには該血液
分離剤を有底管内に収容してなる血液分離管である。
血液中の血清部分と血餅部分、あるいは血漿部分と血球
部分とをその比重差により分離する際、両成分の中間的
な比重を付与する事により両成分の間に隔壁を形成せし
め、これら両成分の分離操作を容易にする目的に使用し
得る血液分離剤およびこれを有底管内に収容してなる血
液分離管に関する。 【構成】分離層形成材料、親油性層状無機系化合物およ
び粘着付与剤を含む血液分離剤であり、さらには該血液
分離剤を有底管内に収容してなる血液分離管である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液分離剤に関する。
より詳しくは血液中の血清部分と血餅部分、あるいは血
漿部分と血球部分とをその比重差により分離する際、両
成分の中間的な比重を付与する事により両成分の間に隔
壁を形成せしめ、これら両成分の分離操作を容易にする
目的に使用し得る血液分離剤およびこれを有底管内に収
容してなる血液分離管に関する。
より詳しくは血液中の血清部分と血餅部分、あるいは血
漿部分と血球部分とをその比重差により分離する際、両
成分の中間的な比重を付与する事により両成分の間に隔
壁を形成せしめ、これら両成分の分離操作を容易にする
目的に使用し得る血液分離剤およびこれを有底管内に収
容してなる血液分離管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、血液の分離操作に用いられる分離
剤としては、シリコ−ンオイル、塩素化ポリブテン、ポ
リイソブテン、アクリル重合体、α−オレフィン/マレ
イン酸ジエステル重合体などの樹脂を主成分として、こ
れらに比重、粘度調製用としてシリカ、粘土等の無機微
粒子や有機ゲル化剤を添加したものがあった。これら、
主成分となる樹脂は基本的に疎水性を有するものであ
り、また、無機微粒子は増粘効果、チキソトロピ−性付
与を与え、有機ゲル化剤は、チキソトロピ−性を付与す
ることなく、増粘効果を与えるものである。
剤としては、シリコ−ンオイル、塩素化ポリブテン、ポ
リイソブテン、アクリル重合体、α−オレフィン/マレ
イン酸ジエステル重合体などの樹脂を主成分として、こ
れらに比重、粘度調製用としてシリカ、粘土等の無機微
粒子や有機ゲル化剤を添加したものがあった。これら、
主成分となる樹脂は基本的に疎水性を有するものであ
り、また、無機微粒子は増粘効果、チキソトロピ−性付
与を与え、有機ゲル化剤は、チキソトロピ−性を付与す
ることなく、増粘効果を与えるものである。
【0003】しかし、これら主成分となる樹脂は、液状
であり、有底管内に収容した分離管を横置きにして保存
すると、経時で分離剤が流れ出し、実用的でない。この
ような欠点を補うため、微粉砕マイカ、コロイダルシリ
カなどのチキソトロピ−付与剤や、有機ゲル化剤などを
添加している。しかし、チキソトロピ−付与剤を添加し
た系では、室温においてはチキソトロピ−性があり保存
の際の流れは押さえられるが、高温下ではチキソトロピ
−性が減少し、また、粘度も低くなるために、分離剤が
流れてしまう。また、有機ゲル化剤を添加した系は、室
温、高温下において流れは押さえられるが、経時で増粘
し、分離剤としての性能が低下するという欠点があっ
た。
であり、有底管内に収容した分離管を横置きにして保存
すると、経時で分離剤が流れ出し、実用的でない。この
ような欠点を補うため、微粉砕マイカ、コロイダルシリ
カなどのチキソトロピ−付与剤や、有機ゲル化剤などを
添加している。しかし、チキソトロピ−付与剤を添加し
た系では、室温においてはチキソトロピ−性があり保存
の際の流れは押さえられるが、高温下ではチキソトロピ
−性が減少し、また、粘度も低くなるために、分離剤が
流れてしまう。また、有機ゲル化剤を添加した系は、室
温、高温下において流れは押さえられるが、経時で増粘
し、分離剤としての性能が低下するという欠点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
らの欠点のない、実用性に優れた血液分離剤およびそれ
を有底管内に収容して得られる血液分離管を提供するこ
とにある。 本発明者らは、かかる目的を達成するため
に鋭意検討を重ねた結果、分離層形成材料に親油性層状
無機系化合物と粘着付与剤とを共存させることにより温
度に関わらずに流れを防止することを見いだし本発明に
至った。
らの欠点のない、実用性に優れた血液分離剤およびそれ
を有底管内に収容して得られる血液分離管を提供するこ
とにある。 本発明者らは、かかる目的を達成するため
に鋭意検討を重ねた結果、分離層形成材料に親油性層状
無機系化合物と粘着付与剤とを共存させることにより温
度に関わらずに流れを防止することを見いだし本発明に
至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、分離層
形成材料、親油性層状無機系化合物および粘着付与剤を
含む血液分離剤であり、さらには該血液分離剤を有底管
内に収容してなる血液分離管であある。
形成材料、親油性層状無機系化合物および粘着付与剤を
含む血液分離剤であり、さらには該血液分離剤を有底管
内に収容してなる血液分離管であある。
【0006】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明の血液分離剤に用いる分離層成形材料としては、そ
の比重が血清成分と血球成分との中間領域にあるもので
あれば、低粘度の各種有機溶剤や可塑剤から高粘度の高
分子油状物まで使用することができる。実用上、安定で
適度な流動性およびゲル化性を与える点で、好ましくは
温度25℃での粘度が200〜60万cpsの範囲の高
分子油状物が適している。かかる高分子油状物として
は、例えば、シリコ−ン、塩素化ポリブテン、塩素化ポ
リブタジエン、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリ
イソブテン、α−オレフィンまたはスチレンとマレイン
酸ジエステルとの共重合体などが挙げられる。
発明の血液分離剤に用いる分離層成形材料としては、そ
の比重が血清成分と血球成分との中間領域にあるもので
あれば、低粘度の各種有機溶剤や可塑剤から高粘度の高
分子油状物まで使用することができる。実用上、安定で
適度な流動性およびゲル化性を与える点で、好ましくは
温度25℃での粘度が200〜60万cpsの範囲の高
分子油状物が適している。かかる高分子油状物として
は、例えば、シリコ−ン、塩素化ポリブテン、塩素化ポ
リブタジエン、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリ
イソブテン、α−オレフィンまたはスチレンとマレイン
酸ジエステルとの共重合体などが挙げられる。
【0007】本発明の血液分離剤に用いる親油性層状無
機系化合物とは、天然、合成のマイカ、雲母、ベントナ
イト、スメクタイト等の粘土鉱物の層間にある金属イオ
ンを、アルキルアンモニウム塩などの親油基を持つオニ
ウム塩に置換したものである。これら親油性層状無機系
化合物は、低、中分子状の有機化合物を層間に取り込
み、容易に膨潤する。これにより、高いチキソトロピ−
性をもたせることができる。さらに、温度変化により、
吸油性が変わり、温度変化によるチキソトロピ−性の変
化を小さくすることが可能である。これら親油性層状無
機系化合物は、分離剤の粘度、比重を考慮して配合しな
ければならないが、通常は分離層形成材料100重量部
に対して0.1〜5重量部添加することが望ましい。親
油性層状無機系化合物の添加量が少なすぎると、充分な
チキソトロピ−性を付与できず、流れの原因となる。ま
た該添加量が多すぎると、粘度や比重が上昇し、実用に
即さない。
機系化合物とは、天然、合成のマイカ、雲母、ベントナ
イト、スメクタイト等の粘土鉱物の層間にある金属イオ
ンを、アルキルアンモニウム塩などの親油基を持つオニ
ウム塩に置換したものである。これら親油性層状無機系
化合物は、低、中分子状の有機化合物を層間に取り込
み、容易に膨潤する。これにより、高いチキソトロピ−
性をもたせることができる。さらに、温度変化により、
吸油性が変わり、温度変化によるチキソトロピ−性の変
化を小さくすることが可能である。これら親油性層状無
機系化合物は、分離剤の粘度、比重を考慮して配合しな
ければならないが、通常は分離層形成材料100重量部
に対して0.1〜5重量部添加することが望ましい。親
油性層状無機系化合物の添加量が少なすぎると、充分な
チキソトロピ−性を付与できず、流れの原因となる。ま
た該添加量が多すぎると、粘度や比重が上昇し、実用に
即さない。
【0008】本発明の血液分離剤に用いる粘着付与剤と
は、一般に熱可塑性であり、常温で固形ないし半固形
で、5〜150℃程度の軟化点を有し、分子量約200
〜1500程度である。これら粘着付与剤は、高分子油
状物中に配合することにより、粘弾性的、界面的に作用
し、被着体との接着性、濡れ性を飛躍的に向上させる。
これら粘着付与剤は、大きく、天然樹脂系粘着付与剤と
合成樹脂系粘着付与剤とにわかれる。なお、粘着付与剤
は、ポリマ−に添加され、粘着性(タッキネス)を付与
する配合剤であり、ガラス転移点、軟化点が共に低く、
流動性を与えるものが多い。
は、一般に熱可塑性であり、常温で固形ないし半固形
で、5〜150℃程度の軟化点を有し、分子量約200
〜1500程度である。これら粘着付与剤は、高分子油
状物中に配合することにより、粘弾性的、界面的に作用
し、被着体との接着性、濡れ性を飛躍的に向上させる。
これら粘着付与剤は、大きく、天然樹脂系粘着付与剤と
合成樹脂系粘着付与剤とにわかれる。なお、粘着付与剤
は、ポリマ−に添加され、粘着性(タッキネス)を付与
する配合剤であり、ガラス転移点、軟化点が共に低く、
流動性を与えるものが多い。
【0009】天然樹脂系粘着付与剤としては、例えばロ
ジン、ダンマル、重合ロジン、部分水添ロジン、グリセ
リンエステルロジン、グリセリンエステルロジン部分水
添物、グリセリンエステルロジン完全水添物、重合グリ
セリンエステルロジン、ペンタエリスリットエステルロ
ジン、部分水添ペンタエリスリットエステルロジン、重
合ペンタエリスリットエステルロジン、α−ピネン、β
−ピネンの重合体、ジペンテン重合体などのポリテルペ
ン系樹脂、ポリテルペン系樹脂の水添物、テルペンフェ
ノ−ル等が挙げられる。合成樹脂系粘着付与剤として
は、オレフィンおよびジオレフィン重合体、シクロペン
タジエン樹脂、芳香族系石油樹脂、芳香族系樹脂の水添
物、フェノール樹脂、アルキルフェノ−ル−アセチレン
系樹脂、スチレン系樹脂、キシレン系樹脂、クマロンイ
ンデン樹脂、ビニルトルエン−α−メチルスチレン共重
合体樹脂等が挙げられる。 これら粘着付与剤は、分離
層形成材料との相溶性、粘度等を考慮して配合しなけれ
ばならないが、通常は分離層形成材料100重量部に対
して0.1〜60重量部、好ましくは1〜30重量部添
加することが望ましい。粘着付与剤の添加量が少なすぎ
ると、親油性層状無機系化合物に対する吸油量が少な
く、充分なチキソトロピ−性が得られない。また該添加
量が多すぎると、相溶性が悪くなり、分離に至ったり、
粘度が上昇して遠心分離に弊害を及ぼす。
ジン、ダンマル、重合ロジン、部分水添ロジン、グリセ
リンエステルロジン、グリセリンエステルロジン部分水
添物、グリセリンエステルロジン完全水添物、重合グリ
セリンエステルロジン、ペンタエリスリットエステルロ
ジン、部分水添ペンタエリスリットエステルロジン、重
合ペンタエリスリットエステルロジン、α−ピネン、β
−ピネンの重合体、ジペンテン重合体などのポリテルペ
ン系樹脂、ポリテルペン系樹脂の水添物、テルペンフェ
ノ−ル等が挙げられる。合成樹脂系粘着付与剤として
は、オレフィンおよびジオレフィン重合体、シクロペン
タジエン樹脂、芳香族系石油樹脂、芳香族系樹脂の水添
物、フェノール樹脂、アルキルフェノ−ル−アセチレン
系樹脂、スチレン系樹脂、キシレン系樹脂、クマロンイ
ンデン樹脂、ビニルトルエン−α−メチルスチレン共重
合体樹脂等が挙げられる。 これら粘着付与剤は、分離
層形成材料との相溶性、粘度等を考慮して配合しなけれ
ばならないが、通常は分離層形成材料100重量部に対
して0.1〜60重量部、好ましくは1〜30重量部添
加することが望ましい。粘着付与剤の添加量が少なすぎ
ると、親油性層状無機系化合物に対する吸油量が少な
く、充分なチキソトロピ−性が得られない。また該添加
量が多すぎると、相溶性が悪くなり、分離に至ったり、
粘度が上昇して遠心分離に弊害を及ぼす。
【0010】本発明の血液分離剤を構成する組成物の好
適な物性は、温度25℃における比重が血清と血球との
中間、即ち1.035〜1.060であり、粘度は20
万〜200万cpsの範囲が適当である。本発明による
血液分離剤は場合により、シリカ、タルク、アルミナ等
の無機粉末、ワックス、可塑剤、ゲル化剤などの有機添
加物、血液凝固剤等を適宜添加しても良い。 本発明の
血液分離剤の製造方法としては、分離層成形材料を温度
80〜200℃に加熱し、これに親油性層状無機系化合
物、粘着付与剤を所定量添加し、数時間加熱撹拌する
か、またはロ−ルで分散させる方法がる。
適な物性は、温度25℃における比重が血清と血球との
中間、即ち1.035〜1.060であり、粘度は20
万〜200万cpsの範囲が適当である。本発明による
血液分離剤は場合により、シリカ、タルク、アルミナ等
の無機粉末、ワックス、可塑剤、ゲル化剤などの有機添
加物、血液凝固剤等を適宜添加しても良い。 本発明の
血液分離剤の製造方法としては、分離層成形材料を温度
80〜200℃に加熱し、これに親油性層状無機系化合
物、粘着付与剤を所定量添加し、数時間加熱撹拌する
か、またはロ−ルで分散させる方法がる。
【0011】次に本発明を実施例により更に具体的に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施
例によって限定されるものではない。また、実施例中、
特に記載がない限り、「部」は重量部を表す。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施
例によって限定されるものではない。また、実施例中、
特に記載がない限り、「部」は重量部を表す。
【0012】実施例1 4つ口フラスコに炭素数12および14の混合α−オレ
フィンとマレイン酸ジメチルエステル共重合体100
部、ペンタリンH(部分水添ロジンのペンタエリスリト
−ルエステル:理化ハ−キュレス社製)5部を仕込み、
100℃1時間撹拌混合した。このものは、ベントン3
8(アルキルアンモニウム変性天然スメクタイト:NL
インダストリ−社製)2部とともに3本ロ−ルにより混
練りし、粘度40万cps,比重1.040の血液分離
剤を得た。得られた分離剤は、15cc試験管の管底に
1.5gいれ、横倒しにして60℃の乾燥器中に4日間
放置したところ、流れが2mm以下であった。
フィンとマレイン酸ジメチルエステル共重合体100
部、ペンタリンH(部分水添ロジンのペンタエリスリト
−ルエステル:理化ハ−キュレス社製)5部を仕込み、
100℃1時間撹拌混合した。このものは、ベントン3
8(アルキルアンモニウム変性天然スメクタイト:NL
インダストリ−社製)2部とともに3本ロ−ルにより混
練りし、粘度40万cps,比重1.040の血液分離
剤を得た。得られた分離剤は、15cc試験管の管底に
1.5gいれ、横倒しにして60℃の乾燥器中に4日間
放置したところ、流れが2mm以下であった。
【0013】実施例2 4つ口フラスコに分子量約1000のポリイソブテン1
00部、ステベライト10(部分水添ロジンのグリセリ
ンエステル:理化ハ−キュレス社製)5部を仕込み、1
00℃1時間撹拌混合した。このものは、ベントン38
(アルキルアンモニウム変性天然スメクタイト:NLイ
ンダストリ−社製)3部とともに3本ロ−ルにより混練
りし、粘度40万cps,比重1.048の血液分離剤
を得た。得られた分離剤は、15cc試験管の管底に
1.5gいれ、横倒しにして60℃の乾燥器中に4日間
放置したところ、流れが2mm以下であった。
00部、ステベライト10(部分水添ロジンのグリセリ
ンエステル:理化ハ−キュレス社製)5部を仕込み、1
00℃1時間撹拌混合した。このものは、ベントン38
(アルキルアンモニウム変性天然スメクタイト:NLイ
ンダストリ−社製)3部とともに3本ロ−ルにより混練
りし、粘度40万cps,比重1.048の血液分離剤
を得た。得られた分離剤は、15cc試験管の管底に
1.5gいれ、横倒しにして60℃の乾燥器中に4日間
放置したところ、流れが2mm以下であった。
【0014】実施例3 炭素数12および14の混合α−オレフィンとマレイン
酸ジメチルエステル共重合体100部とYSレジンPx
#1000(テレピン系樹脂:安原油脂工業社製)20
部とCR−TS(アルキルアンモニウム変性雲母:トピ
ー工業社製)2部とを3本ロ−ルで混練りし、粘度50
万cps,比重1.042の血液分離剤を得た。得られ
た分離剤は、15cc試験管に1.5gいれ、横倒しに
して60℃の乾燥器中に4日間放置したところ、流れが
1mm以下であった。
酸ジメチルエステル共重合体100部とYSレジンPx
#1000(テレピン系樹脂:安原油脂工業社製)20
部とCR−TS(アルキルアンモニウム変性雲母:トピ
ー工業社製)2部とを3本ロ−ルで混練りし、粘度50
万cps,比重1.042の血液分離剤を得た。得られ
た分離剤は、15cc試験管に1.5gいれ、横倒しに
して60℃の乾燥器中に4日間放置したところ、流れが
1mm以下であった。
【0015】比較例1 炭素数12および14の混合α−オレフィンとマレイン
酸ジメチルエステル共重合体100部とベントン38
(アルキルアンモニウム変性天然スメクタイト:NLイ
ンダストリ−社製)2.2部、コロイダルシリカ0.5
部を3本ロ−ルで混練りし、粘度60万cps,比重
1.045の血液分離剤を得た。得られた分離剤は、1
5cc試験管に1.5gいれ、横倒しにして60℃の乾
燥器中に1日間放置したところ、流れが8mmであっ
た。
酸ジメチルエステル共重合体100部とベントン38
(アルキルアンモニウム変性天然スメクタイト:NLイ
ンダストリ−社製)2.2部、コロイダルシリカ0.5
部を3本ロ−ルで混練りし、粘度60万cps,比重
1.045の血液分離剤を得た。得られた分離剤は、1
5cc試験管に1.5gいれ、横倒しにして60℃の乾
燥器中に1日間放置したところ、流れが8mmであっ
た。
【0016】比較例2 炭素数12および14の混合α−オレフィンとマレイン
酸ジメチルエステル共重合体100部とペンタリンH
(部分水添ロジンのペンタエリスリト−ルエステル:理
化ハ−キュレス社製)40部を4つ口フラスコに仕込
み、100℃2時間撹拌混合し、粘度200万cps,
比重1.035の血液分離剤を得た。得られた分離剤
は、15cc試験管に1.5gいれ、横倒しにして室温
で1日間放置したところ、流れが60mmであった。
酸ジメチルエステル共重合体100部とペンタリンH
(部分水添ロジンのペンタエリスリト−ルエステル:理
化ハ−キュレス社製)40部を4つ口フラスコに仕込
み、100℃2時間撹拌混合し、粘度200万cps,
比重1.035の血液分離剤を得た。得られた分離剤
は、15cc試験管に1.5gいれ、横倒しにして室温
で1日間放置したところ、流れが60mmであった。
【0017】比較例3 炭素数12および14の混合α−オレフィンとマレイン
酸ジメチルエステル共重合体100部とゲルオ−ルD
(ソルビト−ルとベンズアルデヒドとの縮合物、有機ゲ
ル化剤:新日本理化社製)0.5部とを3本ロ−ルで混
練りし、比重1.050、粘度50万cpsの血液分離
剤を得た。得られた分離剤は、15cc試験管に1.5
gいれ、横倒しにして60℃の乾燥器中に4日間放置し
たところ、流れが1mm以下であったが、このものは、
経時で粘度が上昇し、1年後には遠心分離しても完全に
流動しなくなった。
酸ジメチルエステル共重合体100部とゲルオ−ルD
(ソルビト−ルとベンズアルデヒドとの縮合物、有機ゲ
ル化剤:新日本理化社製)0.5部とを3本ロ−ルで混
練りし、比重1.050、粘度50万cpsの血液分離
剤を得た。得られた分離剤は、15cc試験管に1.5
gいれ、横倒しにして60℃の乾燥器中に4日間放置し
たところ、流れが1mm以下であったが、このものは、
経時で粘度が上昇し、1年後には遠心分離しても完全に
流動しなくなった。
【0018】
【発明の効果】本発明の血液分離剤は親油性層状無機系
化合物と粘着付与剤を併用しない従来の無機粉末、また
は有機ゲル化剤等を配合した血液分離剤と比較して、室
温時、および加熱時の経時での流れが少なく、また、経
時での粘度変化が少ない。これは、従来の血液分離剤に
ない温度に左右されないチキソトロピ−性を有し、その
ため粘度が高くなくても、経時で分離剤の形状を変える
ものでなく、また、粘度の経時変化もないために、物
性、安定性に優れた採血管を提供できる。
化合物と粘着付与剤を併用しない従来の無機粉末、また
は有機ゲル化剤等を配合した血液分離剤と比較して、室
温時、および加熱時の経時での流れが少なく、また、経
時での粘度変化が少ない。これは、従来の血液分離剤に
ない温度に左右されないチキソトロピ−性を有し、その
ため粘度が高くなくても、経時で分離剤の形状を変える
ものでなく、また、粘度の経時変化もないために、物
性、安定性に優れた採血管を提供できる。
Claims (3)
- 【請求項1】分離層形成材料、親油性層状無機系化合物
および粘着付与剤を含むことを特徴とする血液分離剤。 - 【請求項2】請求項1記載の血液分離剤が、25℃にお
ける比重が1.030〜1.060であることを特徴と
する血液分離剤。 - 【請求項3】請求項1記載の血液分離剤を有底管内に収
容してなる血液分離管。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3268746A JP2943454B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 血液分離剤および血液分離管 |
| EP92306176A EP0521733B1 (en) | 1991-07-05 | 1992-07-03 | Serum:plasma separator and tube containing the same |
| DE69213847T DE69213847T2 (de) | 1991-07-05 | 1992-07-03 | Serum/Plasma-Separator und Rohr diesen enthaltend |
| US08/340,456 US5505853A (en) | 1991-07-05 | 1994-11-14 | Serum:plasma separator and tube for the separation of serum:plasma from clot:hemocyte |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3268746A JP2943454B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 血液分離剤および血液分離管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580044A true JPH0580044A (ja) | 1993-03-30 |
| JP2943454B2 JP2943454B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=17462765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3268746A Expired - Fee Related JP2943454B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-09-20 | 血液分離剤および血液分離管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2943454B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001108671A (ja) * | 1999-08-20 | 2001-04-20 | Stephen C Wardlaw | 複合生物流体試料の液体成分から成形成分を分離する方法およびアセンブリ |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56166956A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-22 | Terumo Corp | Liquid separating agent |
| JPH01295163A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-11-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 血清又は血漿分離用組成物 |
| JPH0295257A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-06 | Sekisui Chem Co Ltd | 血液成分分離用組成物及び血液検査用容器 |
| JPH02290553A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-11-30 | Becton Dickinson & Co | 血液分離用組成物 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3268746A patent/JP2943454B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56166956A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-22 | Terumo Corp | Liquid separating agent |
| JPH01295163A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-11-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 血清又は血漿分離用組成物 |
| JPH0295257A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-06 | Sekisui Chem Co Ltd | 血液成分分離用組成物及び血液検査用容器 |
| JPH02290553A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-11-30 | Becton Dickinson & Co | 血液分離用組成物 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001108671A (ja) * | 1999-08-20 | 2001-04-20 | Stephen C Wardlaw | 複合生物流体試料の液体成分から成形成分を分離する方法およびアセンブリ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2943454B2 (ja) | 1999-08-30 |
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