JPH0580432A - 光学機械の変倍装置 - Google Patents

光学機械の変倍装置

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JPH0580432A
JPH0580432A JP27033391A JP27033391A JPH0580432A JP H0580432 A JPH0580432 A JP H0580432A JP 27033391 A JP27033391 A JP 27033391A JP 27033391 A JP27033391 A JP 27033391A JP H0580432 A JPH0580432 A JP H0580432A
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lens
mirror
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moving plate
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Tomonori Abe
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光学機械のコーナレジストレーション方式の変
倍装置に於いて、光軸のずれの補正を容易にする。 【構成】レンズ移動板11に設けたレンズ移動溝16に
沿ってレンズ5が移動して変倍するコーナレジストレー
ション方式の光学機械の変倍装置に於いて、前記レンズ
移動板をレンズの基準倍率位置12を中心に回転可能と
し、レンズ移動板を回転させることで基準位置以外での
レンズの位置を光軸に対して直角方向に移動させ、光軸
のずれを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等光学機械に於
ける変倍装置、特にレンズの焦点距離の誤差、ミラーの
平面性の誤差等による共役長の変化を補正する様にした
変倍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に複写機では、結像倍率を変更でき
る変倍装置を具備しているが、この変倍装置の1つとし
て、所謂センタレジストレーション方式がある。
【0003】該センタレジストレーション方式の変倍装
置は変倍した際に結像中心が移動しないもので、変倍に
伴うレンズの移動が一定の光軸に沿うものである。
【0004】従来のセンタレジストレーション方式の変
倍装置について図5、図6により説明する。
【0005】図中、1は原稿が置かれるガラスであり、
該ガラス1の上面に接する面が原稿面17となる。2,
3,4は原稿面の像をレンズ5に導く第1ミラー、第2
ミラー、第3ミラーであり、6,7,8は撮像を感光体
ドラム9に導く第4ミラー、第5ミラー、第6ミラーで
あり、該第4ミラー6、第5ミラー7は光軸10に沿っ
て移動可能となっている。
【0006】斯かるセンタレジストレーション方式の複
写機の変倍装置に於いて、レンズの焦点距離の誤差、ミ
ラーの平面性の誤差等による共役長の変化を補正する場
合、等倍時には第4ミラー6と第5ミラー7の移動によ
り共役長を補正し、レンズの移動により倍率を補正す
る。又、変倍時にはレンズ5と、各ミラーの出来上り具
合に合せて、レンズの移動量と第4ミラー6と第5ミラ
ー7の移動量とを予め用意している数種類の数値の中か
ら、ピントと倍率の値とが最適になるものを選択し、採
用するというのが一般的であった。
【0007】斯かるセンタレジストレーション方式の変
倍装置では、例えば原稿側の1辺を基準とした場合、変
倍により結像位置がずれるという現象が生じ、操作性、
取扱性の点で問題がある。従って、現在では原稿側の1
辺を基準とした場合に結像側にも基準となる1辺が生じ
るコーナレジストレーション方式の変倍装置が普及して
いる。
【0008】該コーナレジストレーション方式の変倍装
置では、図7に示す様にレンズ5を光軸方向に移動させ
ると共に光軸に対して直角方向に移動させるものであ
り、変倍に伴い光軸10が移動する。
【0009】図7中、17は等倍時の原稿面、17aは
拡大時の原稿面、17bは縮小時の原稿面を示し、又1
0は等倍時の光軸の位置、10aは拡大時の光軸の位
置、10bは縮小時の光軸の位置を示し、18は等倍時
の結像、18aは拡大時の結像、18bは縮小時の結像
を示す。
【0010】一般にコーナレジストレーション方式のレ
ンズ移動機構では、レンズの移動溝を刻設したレンズの
移動板を具備し、レンズを該移動溝に沿って移動させ、
レンズの光軸方向の移動に対応して、光軸の直角方向の
移動も同様に行われる様にしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】斯かるコーナレジスト
レーションに於いても、レンズの焦点距離の誤差、ミラ
ーの平面性の誤差、或はミラー設置時の取付誤差等を補
正しなければならないが、センタレジストレーション方
式の様にレンズを単に移動させる方法では、光軸方向の
移動で光軸方向に対して直角方向の変位も生じてしま
い、像のレジストレーションの狂いを伴うことから、前
述したレンズを単に移動させるのみの補正方法を採用す
ることはできない。
【0012】従って、従来では前記移動溝のカーブの異
なる何種類かのレンズ移動板を用意し、レンズとミラー
の出来上り具合に合せてレンズ移動板を適宜取替えなが
ら補正をするという、非常に煩雑作業を行っていた。こ
の為、作業性が悪く又複数種のレンズ移動板を用意する
こと等と合せコスト高の原因となっていた。
【0013】本発明は、斯かる実情に鑑み1種のレンズ
移動板で而も簡単に補正の行える変倍装置を提供しよう
とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、レンズ移動板
に設けたレンズ移動溝に沿ってレンズが移動して変倍す
るコーナレジストレーション方式の光学機械の変倍装置
に於いて、前記レンズ移動板をレンズの基準倍率位置を
中心に回転可能としたことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】コーナレジストレーション方式の変倍装置で
は、レンズの誤差、ミラーの平面度の誤差が光軸位置の
誤差として現れるが、光軸位置の誤差はレンズ移動板を
回転させることで解消する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
【0017】図1〜図3に於いて、図6,図7と同一の
ものには同符号を付してある。
【0018】図中11はレンズ移動板であり、該レンズ
移動板11には、レンズ移動溝16が該設してあり、該
レンズ移動溝16にレンズ中心に合致させ設けたスライ
ドピン14が摺動自在に嵌合している。
【0019】而して、所要の手段によりレンズ5をレン
ズ移動溝16に沿ってスライドさせることで、結像を所
要の点を基準として拡大、縮少させ得る様になってい
る。
【0020】次に、本実施例に於ける補正について説明
する。
【0021】前記レンズ移動板11のレンズ移動溝16
の所定の位置、即ち等倍時に予定されるレンズの位置1
2を定め、該等倍レンズ位置12を中心とする円弧状の
長孔13a,13b,13c,13dを穿設し、前記レ
ンズ移動板11が等倍レンズ位置12を中心に所要角度
回転可能とする。
【0022】尚、前記長孔13a,13b,13c,1
3dに嵌合するピン15は、調整用に設けたガイドピン
であってもよく、レンズ移動板11の固定用のボルトで
あってもよい。
【0023】先ず、等倍状態での誤差補正について説明
する。
【0024】前記レンズ移動板11を装置本体(図示せ
ず)に取付け、レンズ5を前記等倍レンズ位置12にセ
ットし、この状態で第2ミラー3、第3ミラー4及び第
4ミラー6、第5ミラー7を光軸方向へ移動させ、倍率
と共役長の調整を行う。
【0025】次に、変倍時には前記等倍レンズ位置12
に対するレンズ5の移動量と、前記第4ミラー6、第5
ミラー7の移動量とをピントと倍率との組合せが最適と
なる値を予め用意されている数値より適宜選択する。
【0026】この変倍時に、予定している位置に対する
光軸のずれ即ちレジストレーションの狂いが生じる場合
は、前記等倍レンズ位置12を中心に前記レンズ移動板
11を回転することでレジストレーションの狂いを補正
する。
【0027】尚、上記実施例はミラーが6枚構成の場合
の変倍装置について説明したが、第4ミラー6より直接
感光体ドラム9へ投影する4枚構成の変倍装置について
も同様に実施可能であり、この場合共役長の調整は、第
4ミラー6、第5ミラー7の移動に代えて、第4ミラー
6の移動と回転によって行う。
【0028】以下、本実施例に於けるレジストレーショ
ンの補正についての作用を説明する。
【0029】fをレンズ5の焦点距離、βを結像倍率と
する時、レンズの公式より物体距離Aは数式1となる。
【0030】
【数1】A=(1+1/B)f 又、等倍時よりの物体距離の変化量ΔAは、数式2とな
る。
【0031】
【数2】ΔA=(1/β−1)f コーナレジストレーション方式の変倍系の関係を示す図
7より、変倍による光軸移動量Δεは、yを原稿長とす
る時数式3となり、図4の様にΔnの光軸移動がある時
のレジストレーションの狂いΔn′は数式4となる。
【0032】
【数3】Δε=y(β=1)/2(β+1)
【0033】
【数4】Δn′=(β+1)・Δn 従って、数式2により物体距離の変化ΔAに対応する倍
率βは数式5となる。
【0034】
【数5】β=f/(f+ΔA) 数式1、数式2、数式3より、レンズの焦点距離300
mm、倍率2.0x〜0.5x、原稿サイズ432の変倍
系の各基準値を求めると表1となる。
【0035】
【表1】
【0036】この表1の値より求まるレンズの移動板1
1を使って、焦点距離が+1%した場合の関係を求めて
みると、従来のセンタレジストレーション方式の調整方
法を単純に適用した場合には、数式1〜数式5を用いて
求めると表2となる。
【0037】
【表2】
【0038】次に、本実施例による補正を行うとそれぞ
れ表3の値となる。
【0039】
【表3】
【0040】表3の調整後Δn′の値から明かな様にコ
ーナレジストレーション方式の変倍系の焦点距離の誤
差、ミラーの平面性の誤差等による変倍時のレンズの移
動量及び第4ミラー6、第5ミラー7の移動量の変化に
よるレジストレーションの狂いを小さくすることができ
る。
【0041】尚、上記実施例ではレンズ移動板を等倍レ
ンズ位置を中心として回転する様にしたが、所要の基準
倍率でのレンズ位置、例えば2倍レンズ位置を中心とし
て回転する様にしてもよい。又、レンズ移動板に穿設し
た長孔は3或は5以上であってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、コーナ
レジストレーション方式の変倍装置に於いて、簡単な構
成で而も簡単な操作で容易にレンズの焦点距離の補正、
ミラーの平面性の誤差等による共役長の補正、更に光軸
のずれの補正を行い得るという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る変倍装置の概略正面図
である。
【図2】同前実施例に係る変倍装置の概略平面図であ
る。
【図3】該実施例で使用されるレンズ移動板の平面図で
ある。
【図4】コーナレジストレーション変倍系の光軸の移動
に対する結像基準点のずれを示す説明図である。
【図5】従来のセンタレジストレーション方式の変倍装
置の概略正面図である。
【図6】同前変倍装置の概略平面図である。
【図7】コーナレジストレーション変倍系の光軸移動に
ついての説明図である。
【符号の説明】
5 レンズ 10 光軸 11 レンズ移動板 12 等倍レンズ位置 16 レンズ移動溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ移動板に設けたレンズ移動溝に沿
    ってレンズが移動して変倍するコーナレジストレーショ
    ン方式の光学機械の変倍装置に於いて、前記レンズ移動
    板をレンズの基準倍率位置を中心に回転可能としたこと
    を特徴とする光学機械の変倍装置。
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