JPH0580471B2 - - Google Patents
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- JPH0580471B2 JPH0580471B2 JP12834485A JP12834485A JPH0580471B2 JP H0580471 B2 JPH0580471 B2 JP H0580471B2 JP 12834485 A JP12834485 A JP 12834485A JP 12834485 A JP12834485 A JP 12834485A JP H0580471 B2 JPH0580471 B2 JP H0580471B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- formula
- atom
- ring
- alkyl group
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Description
この発明は、フエノキシアルキルアミン誘導
体、その製法およびその誘導体を有効成分とする
殺虫殺ダニ剤に関するものである。 従来の技術 従来より、フエノキシアルキルアミン誘導体は
数多くしられている。たとえば、特開昭55−
76803号公報にはキナゾリン環を有するフエノキ
シアルキルアミン化合物が、特開昭59−36667号
公報にはピリミジン環またはシクロアルカンが融
合したピリミジン環を有するフエノキシアルキル
アミン化合物が、また特開昭59−42387号公報に
はチエノピリミジン環を有するフエノキシアルキ
ルアミン化合物が開示されている。 上記の従来技術により公知の化合物のうち、代
表的なものは、次の一般式であらわされる。
体、その製法およびその誘導体を有効成分とする
殺虫殺ダニ剤に関するものである。 従来の技術 従来より、フエノキシアルキルアミン誘導体は
数多くしられている。たとえば、特開昭55−
76803号公報にはキナゾリン環を有するフエノキ
シアルキルアミン化合物が、特開昭59−36667号
公報にはピリミジン環またはシクロアルカンが融
合したピリミジン環を有するフエノキシアルキル
アミン化合物が、また特開昭59−42387号公報に
はチエノピリミジン環を有するフエノキシアルキ
ルアミン化合物が開示されている。 上記の従来技術により公知の化合物のうち、代
表的なものは、次の一般式であらわされる。
【化】
(式中、Hetは、キナゾリン、ピリミジン、シ
クロアルカンが融合したピリミジンまたはチエノ
ピリミジン等のヘテロ環を示し、Alkはアルキレ
ン基を示し、RaおよびRbはアルキル基を示す。) 上記の公知化合物は、いずれも殺虫殺ダニ活性
を有しており、たとえば、コナガ、アブラムシ、
ナミハダニ、ミカンハダニ等の農園芸上重要な害
虫およびダニ類に対して有効である。本発明者等
は、上記公知化合物よりも更に優れた殺虫殺ダニ
活性を有する化合物を得るために鋭意検討の結
果、上記式において、RaおよびRbであらわされ
るアルキル基の一方を特定の置換アルキル基でお
きかえ、、しかもその置換アルキル基を、上記式
におけるフエニル基の4位に位置させた化合物
が、顕著に改良された殺ダニ活性を有することを
見出して、本発明を完成した。 問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は次の一般式()を有する
フエノキシアルキルアミン誘導体、その製法およ
びその誘導体を有効成分とする殺虫殺ダニ剤を提
供するものである。
クロアルカンが融合したピリミジンまたはチエノ
ピリミジン等のヘテロ環を示し、Alkはアルキレ
ン基を示し、RaおよびRbはアルキル基を示す。) 上記の公知化合物は、いずれも殺虫殺ダニ活性
を有しており、たとえば、コナガ、アブラムシ、
ナミハダニ、ミカンハダニ等の農園芸上重要な害
虫およびダニ類に対して有効である。本発明者等
は、上記公知化合物よりも更に優れた殺虫殺ダニ
活性を有する化合物を得るために鋭意検討の結
果、上記式において、RaおよびRbであらわされ
るアルキル基の一方を特定の置換アルキル基でお
きかえ、、しかもその置換アルキル基を、上記式
におけるフエニル基の4位に位置させた化合物
が、顕著に改良された殺ダニ活性を有することを
見出して、本発明を完成した。 問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は次の一般式()を有する
フエノキシアルキルアミン誘導体、その製法およ
びその誘導体を有効成分とする殺虫殺ダニ剤を提
供するものである。
【化】
(式中、R1は水素原子またはC1-4アルキル基
を示す。R2およびR3は、一方がC1-4アルキル基
を示し、他方がハロゲン原子を示すか、または、
R2とR3とはそれらが結合している炭素原子とと
もにピリミジン環に融合するベンゼン環またはチ
オフエン環を形成する。R4はC1-4アルキル基を
示す。Wは、基−CH=N−OR5(R5はC1-4アル
キル基、C3-4アルケニル基またはC7-9アラルキル
基を示す。)、基
を示す。R2およびR3は、一方がC1-4アルキル基
を示し、他方がハロゲン原子を示すか、または、
R2とR3とはそれらが結合している炭素原子とと
もにピリミジン環に融合するベンゼン環またはチ
オフエン環を形成する。R4はC1-4アルキル基を
示す。Wは、基−CH=N−OR5(R5はC1-4アル
キル基、C3-4アルケニル基またはC7-9アラルキル
基を示す。)、基
【式】または、
酸素もしくは硫黄原子から選ばれたヘテロ原子を
2個もしくは3個環原子として有し、そして1個
の不飽和結合を環内に有してもよく、かつ、1個
もしくは2個のC1-4アルキル、C1-4ハロアルキ
ル、フエニルもしくはオキソ置換分を有してもよ
い5ないし8員環の複素環基を示す。)。 上記式において、R1,R2,R3,R4またはR5が
C1-4アルキル基であるとき、それは、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチルまたはt−ブチルでありえ、
R1,R2,R3またはR4は好適にはメチルであり、
そしてR5は好適にはエチルである。 R2および/またはR3がハロゲン原子であると
き、それは、塩素、臭素、弗素または沃素であり
え、好適には塩素または臭素である。 R2およびR3は、好適には、一方がメチル基で
あり、他方が塩素原子または臭素原子であるか、
またはR2とR3とはそれらが結合している炭素原
子とともにピリミジン環に融合するベンゼン環ま
たはチオフエン環を形成する場合である。 R5がC3-4アルケニル基であるとき、それは、
たとえばアリル、1−もしくは2−ブテニル、ま
たは1−もしくは2−メチルアリルでありえ、好
適にはアリルである。 R5がC7-9アラルキル基であるとき、それは、
たとえばベンジル、フエネチル、3−フエニルプ
ロピル、α−メチルベンジル、α,α−ジメチル
ベンジルでありえ、好適にはベンジルである。 Wが上記により定義された複素環基であると
き、それは好適には、基
2個もしくは3個環原子として有し、そして1個
の不飽和結合を環内に有してもよく、かつ、1個
もしくは2個のC1-4アルキル、C1-4ハロアルキ
ル、フエニルもしくはオキソ置換分を有してもよ
い5ないし8員環の複素環基を示す。)。 上記式において、R1,R2,R3,R4またはR5が
C1-4アルキル基であるとき、それは、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチルまたはt−ブチルでありえ、
R1,R2,R3またはR4は好適にはメチルであり、
そしてR5は好適にはエチルである。 R2および/またはR3がハロゲン原子であると
き、それは、塩素、臭素、弗素または沃素であり
え、好適には塩素または臭素である。 R2およびR3は、好適には、一方がメチル基で
あり、他方が塩素原子または臭素原子であるか、
またはR2とR3とはそれらが結合している炭素原
子とともにピリミジン環に融合するベンゼン環ま
たはチオフエン環を形成する場合である。 R5がC3-4アルケニル基であるとき、それは、
たとえばアリル、1−もしくは2−ブテニル、ま
たは1−もしくは2−メチルアリルでありえ、好
適にはアリルである。 R5がC7-9アラルキル基であるとき、それは、
たとえばベンジル、フエネチル、3−フエニルプ
ロピル、α−メチルベンジル、α,α−ジメチル
ベンジルでありえ、好適にはベンジルである。 Wが上記により定義された複素環基であると
き、それは好適には、基
【式】
または、基
【式】でありうる。こ
こに、XおよびYは互いに同一または異なり、酸
素原子または硫黄原子を示す。Zは−CH2−また
は
素原子または硫黄原子を示す。Zは−CH2−また
は
【式】を示し、nは0,1または2である。
AはC2-5アルキレンまたはアルケニレン基、たと
えば、エチレン、トリメチレン、テトラメチレ
ン、ペンタメチレン、ビニレン、プロペニレンま
たは1−もしくは2−ブテニレン等でありうる。 R6は水素原子またはC1-4アルキル基、たとえ
ばメチル、エチル、プロピルもしくはブチルであ
り、好適には水素原子またはメチル基である。 R7はC1-4アルキル基、C1-4ハロアルキル基ま
たはフエニル基である。 R7がC1-4アルキル基であるとき、それは、上
記のR1等で定義したものと同じでありえ、好適
にはメチル、エチルまたはプロピルである。 R7がC1-4ハロアルキル基であるとき、それは、
たとえば、クロルメチル、ブロムメチル、フルオ
ルメチル、ヨードメチル、ジクロルメチル、トリ
フルオルメチル、2−クロルエチル、2,2−ジ
クロルエチル、ペンタブロムエチル、3−フルオ
ルプロピル、2,3−ジブロムブチル等であり
え、好適には、ハロメチルである。 mは0,1または2である。 このような5ないし8員環の複素環基を例示す
ると、たとえば、1,3−ジオキソラン−2−イ
ル−1−チア−3−オキソラン−2−イル、1,
3−ジチオラン−2−イル、1,4−ジオキソラ
ン−2−イル、2−チア−1,3−ジオキソラン
−4−イル、1,3−ジオキサン−2−イル、
1,3−ジオキセパン−2−イル、1,3−ジオ
キセ−5−ピン−2−イルおよび1,3−ジオキ
セカン−2−イル等である。 前記式()であらわされる本発明の化合物の
うち、特に好適なものは、R1が水素原子、また
はメチル基であり、R2およびR3の一方がメチル
基であり、他方が塩素原子もしくは臭素原子であ
るか、またはR2とR3とがそれらが結合している
炭素原子とともにピリミジン環に融合するベンゼ
ン環もしくはチオフエン環を形成し、R4がメチ
ル基であり、R5がエチル基またはアリル基であ
り、R6が水素原子またはメチル基であり、そし
て、R7がメチル基、エチル基またはクロルメチ
ル基であり、そしてnが0,1または2である場
合である。 上記式()から理解されるように、本発明の
化合物はアミノ基を有しており、容易に酸付加塩
を形成し、そのような塩も、また、本発明に包含
される。塩を形成する酸は、たとえば塩酸、臭化
水素酸、硝酸、硫酸、燐酸のような無機酸、ギ
酸、シユウ酸、トリハロ酢酸、フマール酸、アジ
ピン酸のようなカルボン酸、メタンスルホン酸、
ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等
の有機スルホン酸等があげられる。 上記式()において、いずれかの炭素原子が
不斉炭素原子であるときは、個々の光学異性体お
よびラセミ化合物もしくは混合物のいずれもが本
発明に包含される。 式()を有する本発明の化合物を以下に例示
する。各化合物に付された番号は、以下の記載に
おいて参照される。
えば、エチレン、トリメチレン、テトラメチレ
ン、ペンタメチレン、ビニレン、プロペニレンま
たは1−もしくは2−ブテニレン等でありうる。 R6は水素原子またはC1-4アルキル基、たとえ
ばメチル、エチル、プロピルもしくはブチルであ
り、好適には水素原子またはメチル基である。 R7はC1-4アルキル基、C1-4ハロアルキル基ま
たはフエニル基である。 R7がC1-4アルキル基であるとき、それは、上
記のR1等で定義したものと同じでありえ、好適
にはメチル、エチルまたはプロピルである。 R7がC1-4ハロアルキル基であるとき、それは、
たとえば、クロルメチル、ブロムメチル、フルオ
ルメチル、ヨードメチル、ジクロルメチル、トリ
フルオルメチル、2−クロルエチル、2,2−ジ
クロルエチル、ペンタブロムエチル、3−フルオ
ルプロピル、2,3−ジブロムブチル等であり
え、好適には、ハロメチルである。 mは0,1または2である。 このような5ないし8員環の複素環基を例示す
ると、たとえば、1,3−ジオキソラン−2−イ
ル−1−チア−3−オキソラン−2−イル、1,
3−ジチオラン−2−イル、1,4−ジオキソラ
ン−2−イル、2−チア−1,3−ジオキソラン
−4−イル、1,3−ジオキサン−2−イル、
1,3−ジオキセパン−2−イル、1,3−ジオ
キセ−5−ピン−2−イルおよび1,3−ジオキ
セカン−2−イル等である。 前記式()であらわされる本発明の化合物の
うち、特に好適なものは、R1が水素原子、また
はメチル基であり、R2およびR3の一方がメチル
基であり、他方が塩素原子もしくは臭素原子であ
るか、またはR2とR3とがそれらが結合している
炭素原子とともにピリミジン環に融合するベンゼ
ン環もしくはチオフエン環を形成し、R4がメチ
ル基であり、R5がエチル基またはアリル基であ
り、R6が水素原子またはメチル基であり、そし
て、R7がメチル基、エチル基またはクロルメチ
ル基であり、そしてnが0,1または2である場
合である。 上記式()から理解されるように、本発明の
化合物はアミノ基を有しており、容易に酸付加塩
を形成し、そのような塩も、また、本発明に包含
される。塩を形成する酸は、たとえば塩酸、臭化
水素酸、硝酸、硫酸、燐酸のような無機酸、ギ
酸、シユウ酸、トリハロ酢酸、フマール酸、アジ
ピン酸のようなカルボン酸、メタンスルホン酸、
ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等
の有機スルホン酸等があげられる。 上記式()において、いずれかの炭素原子が
不斉炭素原子であるときは、個々の光学異性体お
よびラセミ化合物もしくは混合物のいずれもが本
発明に包含される。 式()を有する本発明の化合物を以下に例示
する。各化合物に付された番号は、以下の記載に
おいて参照される。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
式()の化合物はたとえば次に示す自体公知
の方法A〜Fのいずれかによつて容易に製造され
る。 製法 A
の方法A〜Fのいずれかによつて容易に製造され
る。 製法 A
【化】
(上記式中、R1,R2,R3,R4,Wは前記した
ものと同じであり、Gは脱離基を示す。) 前述のとおり、この反応はそれ自体公知であ
り、それ故、脱離基Gについては何ら限定はな
く、たとかば、塩素、臭素または沃素のようなハ
ロゲン原子、メチルチオ、エチルチオ、プロピル
チオ、ブチルチオ等のシルキルチオ基、メタンス
ルホニルオキシ、エタンフルホニルオキシ、トリ
フルオルメタンスルホニルオキシのようなハロゲ
ンで置換されていてもよいアルカンスルホニルオ
キシ基、ベンゼンスルホニルオキシ、p−トルエ
ンスルホニルオキシ等のアレーンスルホニルオキ
シ基並びに水酸基等があげられる。 上記反応式から明らかなように、本反応では化
合物H−Gが離脱するので、これを捕捉し円滑に
反応を行うため、塩基の存在下に反応を行うこと
が望ましい。反応は通常、溶媒の存在下に行なわ
れるが、無溶媒で、式()および式()の化
合物を加熱熔融して行うこともできる。 溶媒としては、本反応に関与しないものであれ
ば特に限定はなく、たとえばベンゼン、トルエ
ン、キシレン、メチルナフタリン、石油エーテ
ル、リグロイン、ヘキサン、クロルベンゼン、ジ
クロベンゼン、塩化メチレン、クロロホルム、ジ
クロルエタン、トリクロルエチレン、シクロヘキ
サンのような塩素化されたあるいはされていない
芳香族、脂肪族、脂環族の炭化水素類、ジエチル
エーテル、エチレングリコールジメチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエ
ーテル類、アセトン、メチルエチルケトンのよう
なケトン類、メタノール、エタノール、エチレン
グリコールのようなアルコール類もしくはそれら
の含水物、および上記溶媒の混合物等があげられ
る。 塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、
N,N−ジエチルアニリン等の有機塩基や、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等の無機塩基があげられる。 反応温度は特に限定はないが、通常室温以上、
使用する溶媒の沸点以下であり、反応時間を短縮
するために加温することが好ましい。 製法 B 式()の目的物においてWが
ものと同じであり、Gは脱離基を示す。) 前述のとおり、この反応はそれ自体公知であ
り、それ故、脱離基Gについては何ら限定はな
く、たとかば、塩素、臭素または沃素のようなハ
ロゲン原子、メチルチオ、エチルチオ、プロピル
チオ、ブチルチオ等のシルキルチオ基、メタンス
ルホニルオキシ、エタンフルホニルオキシ、トリ
フルオルメタンスルホニルオキシのようなハロゲ
ンで置換されていてもよいアルカンスルホニルオ
キシ基、ベンゼンスルホニルオキシ、p−トルエ
ンスルホニルオキシ等のアレーンスルホニルオキ
シ基並びに水酸基等があげられる。 上記反応式から明らかなように、本反応では化
合物H−Gが離脱するので、これを捕捉し円滑に
反応を行うため、塩基の存在下に反応を行うこと
が望ましい。反応は通常、溶媒の存在下に行なわ
れるが、無溶媒で、式()および式()の化
合物を加熱熔融して行うこともできる。 溶媒としては、本反応に関与しないものであれ
ば特に限定はなく、たとえばベンゼン、トルエ
ン、キシレン、メチルナフタリン、石油エーテ
ル、リグロイン、ヘキサン、クロルベンゼン、ジ
クロベンゼン、塩化メチレン、クロロホルム、ジ
クロルエタン、トリクロルエチレン、シクロヘキ
サンのような塩素化されたあるいはされていない
芳香族、脂肪族、脂環族の炭化水素類、ジエチル
エーテル、エチレングリコールジメチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエ
ーテル類、アセトン、メチルエチルケトンのよう
なケトン類、メタノール、エタノール、エチレン
グリコールのようなアルコール類もしくはそれら
の含水物、および上記溶媒の混合物等があげられ
る。 塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、
N,N−ジエチルアニリン等の有機塩基や、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等の無機塩基があげられる。 反応温度は特に限定はないが、通常室温以上、
使用する溶媒の沸点以下であり、反応時間を短縮
するために加温することが好ましい。 製法 B 式()の目的物においてWが
【式】である場合は、式()で
あらわされる化合物に、式()であらわされる
ジオール、ジチオール、チオアルコール類、酸触
媒の存在下反応することにより得ることができ
る。前述のとおり、この方法自体は公知であり、
それ故に酸触媒については何ら限定はなく、たと
えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トリ
フルオロメタンスルホン酸のようなハロゲンで置
換されても良いアルカンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸、p−トルエンスルホン酸等のアレーン
スルホン酸または硫酸、塩酸等の鉱酸類があげら
れる。 溶媒としては、本反応に関与しないものであれ
ば特に限定はなく、たとえばベンゼン、トルエ
ン、キシレン、メチルナフタレン、クロルベンゼ
ン、ジクロルベンゼン、塩化メチレン、クロロホ
ルム、ジクロルエタン、トリクロルエチレン、シ
クロヘキサンのような塩素化さたあるいはされて
いない芳香族、脂肪族、脂環族の炭化水素類があ
げられる。 反応温度は特に限定はないが、通常室温以上使
用する溶媒の沸点以下であるが、下記反応式から
明らかなように、本反応では、水が離脱するの
で、これを反応系外に除き反応を円滑に進めるた
め、水と溶媒が共沸する温度が望ましい。
ジオール、ジチオール、チオアルコール類、酸触
媒の存在下反応することにより得ることができ
る。前述のとおり、この方法自体は公知であり、
それ故に酸触媒については何ら限定はなく、たと
えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トリ
フルオロメタンスルホン酸のようなハロゲンで置
換されても良いアルカンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸、p−トルエンスルホン酸等のアレーン
スルホン酸または硫酸、塩酸等の鉱酸類があげら
れる。 溶媒としては、本反応に関与しないものであれ
ば特に限定はなく、たとえばベンゼン、トルエ
ン、キシレン、メチルナフタレン、クロルベンゼ
ン、ジクロルベンゼン、塩化メチレン、クロロホ
ルム、ジクロルエタン、トリクロルエチレン、シ
クロヘキサンのような塩素化さたあるいはされて
いない芳香族、脂肪族、脂環族の炭化水素類があ
げられる。 反応温度は特に限定はないが、通常室温以上使
用する溶媒の沸点以下であるが、下記反応式から
明らかなように、本反応では、水が離脱するの
で、これを反応系外に除き反応を円滑に進めるた
め、水と溶媒が共沸する温度が望ましい。
【化】
(上記式中R1,R2,R3,R4,R6,R7,m、
A,XおよびYは前記したものに同じ) 製法 C 式()の目的物においてWが
A,XおよびYは前記したものに同じ) 製法 C 式()の目的物においてWが
【式】でしる場合は、式()であ
らわされる化合物に式()であらわされるケト
ン類またはアルデヒド類を酸触媒の存在下製法A
と同様の条件で製造できる。
ン類またはアルデヒド類を酸触媒の存在下製法A
と同様の条件で製造できる。
【化】
(上記式中R1,R2,R3,R4,R7,m,Xおよ
びYは前記したものに同じ) 製法 D 式()の目的物においてWが
びYは前記したものに同じ) 製法 D 式()の目的物においてWが
【式】である場合は、式()の
化合物に、ピリジン、トリエチルアミン等の有機
塩基の存在下 式()であらわされるチオニル
ハライド類またはスルホニルハライド類を反応さ
せることにより製造できる。
塩基の存在下 式()であらわされるチオニル
ハライド類またはスルホニルハライド類を反応さ
せることにより製造できる。
【化】
(上記式中R1,R2,R3,R4,n,XおよびY
は前記したものに同じで、Gはハロゲン原子を示
す。) 製法 E 式()の目的物において、Wが−CH=
NOR5である場合は、式()であらわされる化
合物に、塩酸ヒドロキシルアミンまたは硫酸ヒド
ロキシルアミン等のヒドロキシルアミン塩を作用
させて式()であらわされる中間体とする。つ
いでこのものに式()であらわされるハロゲン
化アルキル、ハロゲン化アルケニル、ハロゲン化
アラルキル等のハロゲン化物と反応することによ
り製造することができる。
は前記したものに同じで、Gはハロゲン原子を示
す。) 製法 E 式()の目的物において、Wが−CH=
NOR5である場合は、式()であらわされる化
合物に、塩酸ヒドロキシルアミンまたは硫酸ヒド
ロキシルアミン等のヒドロキシルアミン塩を作用
させて式()であらわされる中間体とする。つ
いでこのものに式()であらわされるハロゲン
化アルキル、ハロゲン化アルケニル、ハロゲン化
アラルキル等のハロゲン化物と反応することによ
り製造することができる。
【化】
【化】
【化】
(上記式中R1,R2,R3,R4,R5,R6およびG
は前記したものに同じ) 製法 F 式()の目的物において、Wが
は前記したものに同じ) 製法 F 式()の目的物において、Wが
【式】である場合は、式()で
あらわされる化合物に、チオニルハライド、オキ
シ塩化リン、五塩化リン等のハロゲン化剤を作用
させて、式()であらわされる中間体とし、
ついでこのものをモルホリンと反応させて製造で
きる。
シ塩化リン、五塩化リン等のハロゲン化剤を作用
させて、式()であらわされる中間体とし、
ついでこのものをモルホリンと反応させて製造で
きる。
【化】
【化】
【化】
(上記式中R1,R2,R3,R4およびGは前記し
たものに同じ) 上記の方法によつて得られる目的物は、再結
晶、各種クロマトグラフイー等の公知の手段で適
宜精製することができる。 酸付加塩は、たとえば、反応終了後の反応液中
に酸を導入し、ついで溶媒を除去することにより
容易に得ることができる。 本発明の化合物は果樹、野菜及び花卉に寄生す
るナミハダニ類(Tetranychus)、リンゴハダニ
やミカンハダニ(Panonychus)及びサビダニ等
の成虫及び卵、動物に寄生するマダニ科
(Ixodidac)ワクモ科(Dermanysside)及びヒ
ゼンダニ科(Sarcoptidae)等に対してすぐれた
殺ダニ活性を有している。更にヒツジバエ
(Oestrus)、キンバエ(Lucilia)、ウシバエ
(Hypoderma)、ウマバエ(Gautrophilus)等及
びのみ、しらみ等の動物や鳥類の外部寄生虫;ゴ
キブリ、家バエ等の衛生虫;その他アブラムシ
類、コナガ、鱗翅目幼虫等の各種農園害虫に対し
て活性である。 本発明の化合物は、更にまた土壌中の根こぶ線
虫(Meloidogyne)、マツノザイセンチユウ
(Bursaphelenchus)、ネダニ(Phizoglyphus)等
に対しても活性である。 また、本発明の化合物は強い殺菌活性を有して
おり、例えば、小麦赤さび病、キウリうどんこ病
のほか、稲いもち病、トマト疫病等農作物に発生
する各種病害の防除に有効である。 本発明の化合物は動物および人間の内部寄生虫
に対してもすぐれた活性を有している。特に、
豚、山羊、牛、馬、犬、猫および鶏のような家
畜、家〓およびペツトに感染する線虫のほか、フ
イラリア科(Filariidae)やセタリヤ科
(Setariidae)の寄生虫、人間の消化管、血液ま
たは他の組織および臓器に見出される寄生虫に対
しても有効である。 本発明の化合物を上記の用途に供するには、担
体および必要に応じて他の補助剤と混合して農薬
として通常用いられる製剤形態、たとえば粉剤、
水和剤、乳剤、水もしくは油性懸濁液、エアゾー
ル等の組成物に調製されて使用される。ここでい
う担体とは、処理すべき部位へ有効成分化合物の
到達性を助け、また、有効成分化合物の貯蔵、輸
送あるいは取り扱いを容易にするために、農薬中
に混合される合成または天然の無機または有機物
質を意味する。 適当な固体担体としては、カオリナイト群、モ
ンモリロナイト群あるいはアタパルジヤイト群等
で代表されるクレー類、タルク、雲母、葉ロウ
石、軽石、パーミユキライト、石こう、炭酸カル
シウム、ドロマイト、けいそう土、マグネシウム
石灰、りん石灰、ゼオライト、無水ケイ酸、合成
ケイ酸カルシウム、等の無機物質、大豆粉、タバ
コ粉、クルミ粉、小麦粉、木粉、でんぷん、結晶
セルロース等の植物性有機物質、クマロン樹脂、
石油樹脂、アルキド樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ
アルキレングリコール、ケトン樹脂、エステルガ
ム、コーパルガム、ダンマルガム等の合成または
天然の高分子化合物、カルナバロウ、密ロウ等の
ワツクス類、あるいは尿素等あげられる。 適当な液体担体としては、ケロシン、鉱油、ス
ピンドル油、ホワイトオイル等のパラフイン系も
しくはナフテン系炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、エチルベンゼン、クメン、メチル
ナフタリン等の芳香族炭化水素、四塩化炭素、ク
ロロホルム、トリクロルエチレン、モノクロルベ
ンゼン、o−クロルトルエン等の塩素化炭化水
素、ジオキサン、テトラヒドロフランのようなエ
ーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、ジイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン、アセトフエ
ノン、イソホロン等のケトン類、酢酸エチル、酢
酸アミル、エチレングリコールアセテート、ジエ
チレングリコールアセテート、マレイン酸ジブチ
ル、コハク酸ジエチル等のエステル類、メタノー
ル、n−ヘキサノール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、シクロヘキサノール、ベン
ジルアルコール等のアルコール類、エチレングリ
コールエチルエーテル、エチレングリコールフエ
ニルエーテル、ジエチレングリコールエチルエー
テル、ジエチレングリコールブチルエーテル等の
エーテルアルコール類、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等の極性溶媒あるいは水等
があげられる。また気体担体としては空気、窒
素、炭酸ガス、フレオンのような気体がよく、こ
れらを混合噴射することもできる。 また薬剤の分散、乳化、展着、浸透、固着等の
性質の工場をはかるため、各種界面活性剤、高分
子化合物等を必要に応じて加え、本剤の動植物体
ふの漏れ、付着、吸収を高め、効果を高めること
ができる。 乳化、分散、湿潤、拡展、結合、崩壊性調節、
有効成分安定化、流動性改良、防錆等の目的で使
用される界面活性剤は、非イオン性、陰イオン
性、陽イオン性および両性イオン性のいずれのも
のをも使用しうるが、通常は非イオン性および
(または)陰イオン性のものが使用される。適当
な非イオン性界面活性剤としては、たとえば、ラ
ウリルアルコール、ステリアルアルコール、オレ
イルアルコール等の高級アルコールにエチレンオ
キシドを重合付加させたもの、イソオクチルフエ
ノール、ノニルフエノール等のアルキルフエノー
ルにエチレンオキシドを重合付加させたもの、ブ
チルナフトール、オクチルナフトール等のアルキ
ルナフトールにエチレンオキシドを重合付加させ
たもの、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸等の高級脂肪酸にエチレンオキシドを重合付加
させたもの、ステアリルりん酸、ジラウリルりん
酸等のモノもしくはジアルキルりん酸にエチレン
オキシドを重合付加させたもの、ドデシルアミ
ン、ステアリン酸アミド等のアミンにエチレンオ
キシドを重合付加させたもの、ソルビタン等の多
価アルコールの高級脂肪酸エステルおよびそれに
エチレンオキシドを重合付加させたもの、エチレ
ンオキシドとプロピレンオキシドを重合付加され
たもの等があげられる。適当な陰イオン性界面活
性剤としては、たとえば、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、オレイルアルコール硫酸エステルアミン塩等
のアルキル硫酸エステル塩、スルホこはく酸ジオ
クチルエステルナトリウム、2−エチルヘキセン
スルホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン酸
塩、イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム、メチレンビスナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム、リグニンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム等のアリールスルホ
ン酸塩等があげられる。 さらに本発明の組成物には製剤の性状を改善
し、生物効果を高める目的で、カゼイン、ゼラチ
ン、アルブミン、ニカワ、アルギン酸ソーダ、カ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコ
ール等の高分子化合物や他の補助剤を併用するこ
ともできる。 上記の担体および種々の補助剤は製剤の剤型、
適用場面等を考慮して、目的に応じてそれぞれ単
独にあるいは組合わせて適宜使用される。 粉剤は、例えば有効成分化合物を通常1ないし
25重量部含有し、残部は固体担体である。 水和剤は、例えば有効成分化合物を通常10ない
し90重量部含有し、残部は固体担体、分散湿潤剤
であつて、必要に応じて保護コロイド剤、チキソ
トロピー剤、消泡剤等が加えられる。 乳剤は、例えば有効成分化合物を通常5ないし
50重量部含有しており、これに約5ないし20重量
部の乳化剤が含まれ、残部は液体担体であり、必
要に応じて防錆剤が加えられる。 油剤は、例えば有効成分化合物を通常0.5ない
し5重量部含有しており、残部は灯油等の液体担
体である。 エアロゾルは、例えば有効成分化合物を通常
0.1ないし5重量部含有しており、また適宜香料
を含有し、残部は油性および/または水性の液体
担体であり、液化石油ガス、フロンガス、炭酸ガ
ス等のプロペラントが封入されている。 このようにして種々の剤型に調製された本発明
の組成物を、例えば、水田、果樹園または畑地に
おいて有害昆虫、ハダニ類の寄生した農作物また
は家畜に散布するときは、有効成分濃度として10
〜500ppmを農作物の茎葉、土壌または家畜に処
理することにより、有効に防除することができ
る。 次に、本発明を実施例をあげてより具体的に説
明する。実施例1ないし6は、本願の式()の
化合物の合成例であり、実施例7ないし10は、式
()の化合物を有効成分とする組成物の例であ
り、そして、実施例11ないし16は、そのような組
成物を用いた殺虫殺ダニの試験例である。 実施例 1 5−クロル−4−〔2−{4−(1,3−ジオキ
ソラン−2−イルメチル)−2−メチルフエノ
キシ}エチルアミノ〕−6−メチルピリミジン
の合成(化合物番号11) 5−クロル−4−〔2−(4−ホルミルメチル−
2−メチルフエノキシ)エチルアミノ〕−6−メ
チルピリミジン10.0gとエチレングリコール3.0g
をトルエン300mlに溶解し、p−トルエンスルホ
ン酸を少量添加し、水分定量器を付し8時間加熱
還流する。反応後、反応物を水洗し、無水硫酸ナ
トリウムにて乾燥後トルエンを減圧下留去し、得
られた油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコ
ーゲルC−200、トルエン:酢酸エチル=2:1
溶出)により単離し、無色油状液体である目的物
7.9gを得た。n23.4 D1.5730 実施例 2 5−クロル−4−〔2−{4−(5,5−ジメチ
ル−1,4−ジオキソラン−2−イルメチル)
−2−メチルフエノキシ}エチルアミノ〕−6
−メチルピリミジンの合成(化合物No.25) 5−クロル−4−〔2−{4−(2,3−ジヒド
ロキシプロピル)−2−メチルフエノキシ}エチ
ルアミノ〕−6−メチルピリミジン6.0gとアセト
ン50mlをトルエン200mlに溶解し、p−トルエン
スルホン酸を少量加え6時間加熱還流する。反応
後希カ性ソーダ水溶液を加え反応液を希アルカリ
性にした後、反応液を水洗する。無水硫酸ナトリ
ウムにて乾燥した後トルエンを減圧下留去し、得
られた油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコ
ーゲルC−200、トルエン:酢酸エチル=2:1
溶出)により単離し、淡黄色油状液である目的物
4.8gを得た。 n25.0 D1.5516 実施例 3 5−クロル−4−〔2−{4−(1,3,2−ジ
オキソチオラン−2−オキシド−4−イルメチ
ル)−2−メチルフエノキシ}エチルアミノ〕−
6−メチルピリミジンの合成(化合物No.30) 5−クロル−4−〔2−{4−(2,3−ジヒド
ロキシプロピル)−2−メチルフエノキシ}エチ
ルアミノ〕−6−メチルピリミジン2.0gとピリジ
ン1.0gをクロロフオルム50mlに溶解し、氷冷攪拌
下チオニルクロライド0.8gをクロロフオルム10ml
に溶解した溶液を滴下する、滴下後2時間加熱還
流する。反応後水洗、飽和重炭酸ソーダ水溶液で
洗浄、水洗の順に性状し、無水硫酸ナトリウムに
て乾燥した後トルエンを減圧下留去し、得られた
油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコーゲル
C−200、クロロフオルム溶出)により単離し、
無色油状液である目的物1.8gを得た。n22.0 D1.5863 実施例 4 5−クロル−4−〔2−{4−(2−エトキシイ
ミノエチル)−2−メチルフエノキシ}エチル
アミノ〕−6−メチルピリミジン(化合物No.2) 5−クロル−4−〔2−(4−ホルミルメチル−
2−メチルフエノキシ)エチルアミノ〕−6−メ
チルピリミジン6.0gをエタノール50mlに溶解し、
ヒドロキシルアミン塩酸塩1.4gを水5mlに溶解し
たものを加える。次いでカ性ソーダ0.8gを水5ml
に溶解した溶液を滴下する。滴下後、室温にて2
時間攪拌した後反応液を水中に注加する。析出す
る結晶を取し、水洗後乾燥し中間体である5−
クロル−4−〔2−{4−(2−ヒドロキシイミノ
エチル)−2−メチルフエノキシ}エチルアミノ〕
−6−メチルピリミジン5.2gを得た。得られた中
間体をテトラヒドロフラン100mlに溶解し、ヘキ
サンで洗浄し鉱油を除いた水素化ナトリウム0.6g
を添加し、室温で30分攪拌する。次いでヨウ化エ
チル3.6gを加え、2時間加熱攪拌する。反応後エ
タノールにて加剰の水素化ナトリウムを分解し、
次いで水を加え分離する油状物を酢酸エチルにて
抽出した。抽出物を水洗、無水硫酸ナトリウムに
て乾燥後、減圧下に酢酸エチルを留去し得られた
油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコーゲル
C−200、トルエン:酢酸エチル=2:1溶出)
にて単離し、淡黄色油状物である目的物5.1gを得
た。n23.8 D1.5478 実施例 5 5−クロル−4−〔2−{4−(2−モルホリノ
エチル)−2−メチルフエノキシ}エチルアミ
ノ〕6−メチルピリミジンの合成(化合物No.
10) 4−〔2−{4−(2−ブロモエチル)−2−メチ
ルフエノキシ}−エチルアミノ〕−5−クロル−6
−メチルピリミジン3.0gとモルホリン1.4gをエタ
ノール40mlに溶解し、オートクレーブ中に仕込
み、120〜130℃で8時間反応する。反応後エタノ
ールを留去し水を加え分離する油状物を酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を水洗し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後減圧下に酢酸エチルを留去し得られ
た油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコーゲ
ルC−200、エタノール溶出)により単離し、淡
黄色油状液である目的物2.6gを得た。n25.7 D1.5643 実施例 6 4−〔2−{4−(1,3−ジオキソラン−2−
イルメチル)−2−メチルフエノキシ}エチル
アミノ〕−チエノ〔2,3−d〕ピリミジンの
合成(化合物No.22) 4−クロルチエノ〔2,3−d〕ピリミジン
1.7gをトルエン50mlに溶解し、トリエチルアミン
1.0gと2−〔4−(1,3−ジオキソラン−2−イ
ルメチル)−2−メチルフエノキシ〕−エチルアミ
ン2.4gを加え攪拌下3時間還流した。反応終了後
生成したトリエチルアミン塩酸塩を過して除
き、液から減圧下トルエンを留去した。得られ
た油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコーゲ
ルC−200,トルエン:酢酸エチル=2:1溶出)
にて単離し、得られた結晶をさらにn−ヘキサン
より再結晶し、無色粉状晶である目的物2.8gを得
た。m.p.112〜113 実施例7 粉剤 化合物番号9の化合物5部(重量部、以下同
じ)、タルク50部、カオリン45部を均一に混合し
て粉剤を得た。 実施例8 水和剤 化合物番号2の化合物69部、硅藻土10部、ホワ
イトカーボン15部、リグニンスルホン酸ナトリウ
ム3部、ニユーコール1106(日本乳化剤社商品名)
2部およびポリビニルアルコール1部を混合機中
で均一に混合し、ハンマーミルで3回粉砕して水
和剤を得た。 実施例9 水和剤 化合物番号9の化合物25部、クレー48部、ホワ
イトカーボン20部、ナフタレンスルホン酸ソーダ
ホルマリン縮合物5部およびポリオキシエチレン
ノニルフエノールエーテル2部を混合機中で均一
に混合し、ハンマーミルで3回粉砕して水和剤を
得た。 実施例10 乳剤 本発明の化合物9を20部とりソルポール・SM
−200(東邦化学登録商標名)10部とキシロール70
部とを加え、これらをよく攪拌混合すると乳剤を
得る。 このようにして調製された本発明の組成物の生
物試験例を次にあげる。なお、試験例における供
試薬剤は前記実施例に準じて製造した本発明の有
効成分を25%含有する水和剤を用いた。 実施例11ミカンハダニ防除試験(成虫) 本発明の化合物を30ppm含有し、これに展着剤
0.01%を加用した薬液を用いた。この薬液をミカ
ンハダニ成虫を接種したクワ葉に散布し、風乾後
25℃の定温室に放置し、72時間後の殺ダニ率が
100%のものを5、99〜80%のものを4として表
示した。供試ハダニ成虫数は各処理区とも平均50
頭である。結果を第1表に示す。
たものに同じ) 上記の方法によつて得られる目的物は、再結
晶、各種クロマトグラフイー等の公知の手段で適
宜精製することができる。 酸付加塩は、たとえば、反応終了後の反応液中
に酸を導入し、ついで溶媒を除去することにより
容易に得ることができる。 本発明の化合物は果樹、野菜及び花卉に寄生す
るナミハダニ類(Tetranychus)、リンゴハダニ
やミカンハダニ(Panonychus)及びサビダニ等
の成虫及び卵、動物に寄生するマダニ科
(Ixodidac)ワクモ科(Dermanysside)及びヒ
ゼンダニ科(Sarcoptidae)等に対してすぐれた
殺ダニ活性を有している。更にヒツジバエ
(Oestrus)、キンバエ(Lucilia)、ウシバエ
(Hypoderma)、ウマバエ(Gautrophilus)等及
びのみ、しらみ等の動物や鳥類の外部寄生虫;ゴ
キブリ、家バエ等の衛生虫;その他アブラムシ
類、コナガ、鱗翅目幼虫等の各種農園害虫に対し
て活性である。 本発明の化合物は、更にまた土壌中の根こぶ線
虫(Meloidogyne)、マツノザイセンチユウ
(Bursaphelenchus)、ネダニ(Phizoglyphus)等
に対しても活性である。 また、本発明の化合物は強い殺菌活性を有して
おり、例えば、小麦赤さび病、キウリうどんこ病
のほか、稲いもち病、トマト疫病等農作物に発生
する各種病害の防除に有効である。 本発明の化合物は動物および人間の内部寄生虫
に対してもすぐれた活性を有している。特に、
豚、山羊、牛、馬、犬、猫および鶏のような家
畜、家〓およびペツトに感染する線虫のほか、フ
イラリア科(Filariidae)やセタリヤ科
(Setariidae)の寄生虫、人間の消化管、血液ま
たは他の組織および臓器に見出される寄生虫に対
しても有効である。 本発明の化合物を上記の用途に供するには、担
体および必要に応じて他の補助剤と混合して農薬
として通常用いられる製剤形態、たとえば粉剤、
水和剤、乳剤、水もしくは油性懸濁液、エアゾー
ル等の組成物に調製されて使用される。ここでい
う担体とは、処理すべき部位へ有効成分化合物の
到達性を助け、また、有効成分化合物の貯蔵、輸
送あるいは取り扱いを容易にするために、農薬中
に混合される合成または天然の無機または有機物
質を意味する。 適当な固体担体としては、カオリナイト群、モ
ンモリロナイト群あるいはアタパルジヤイト群等
で代表されるクレー類、タルク、雲母、葉ロウ
石、軽石、パーミユキライト、石こう、炭酸カル
シウム、ドロマイト、けいそう土、マグネシウム
石灰、りん石灰、ゼオライト、無水ケイ酸、合成
ケイ酸カルシウム、等の無機物質、大豆粉、タバ
コ粉、クルミ粉、小麦粉、木粉、でんぷん、結晶
セルロース等の植物性有機物質、クマロン樹脂、
石油樹脂、アルキド樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ
アルキレングリコール、ケトン樹脂、エステルガ
ム、コーパルガム、ダンマルガム等の合成または
天然の高分子化合物、カルナバロウ、密ロウ等の
ワツクス類、あるいは尿素等あげられる。 適当な液体担体としては、ケロシン、鉱油、ス
ピンドル油、ホワイトオイル等のパラフイン系も
しくはナフテン系炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、エチルベンゼン、クメン、メチル
ナフタリン等の芳香族炭化水素、四塩化炭素、ク
ロロホルム、トリクロルエチレン、モノクロルベ
ンゼン、o−クロルトルエン等の塩素化炭化水
素、ジオキサン、テトラヒドロフランのようなエ
ーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、ジイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン、アセトフエ
ノン、イソホロン等のケトン類、酢酸エチル、酢
酸アミル、エチレングリコールアセテート、ジエ
チレングリコールアセテート、マレイン酸ジブチ
ル、コハク酸ジエチル等のエステル類、メタノー
ル、n−ヘキサノール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、シクロヘキサノール、ベン
ジルアルコール等のアルコール類、エチレングリ
コールエチルエーテル、エチレングリコールフエ
ニルエーテル、ジエチレングリコールエチルエー
テル、ジエチレングリコールブチルエーテル等の
エーテルアルコール類、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等の極性溶媒あるいは水等
があげられる。また気体担体としては空気、窒
素、炭酸ガス、フレオンのような気体がよく、こ
れらを混合噴射することもできる。 また薬剤の分散、乳化、展着、浸透、固着等の
性質の工場をはかるため、各種界面活性剤、高分
子化合物等を必要に応じて加え、本剤の動植物体
ふの漏れ、付着、吸収を高め、効果を高めること
ができる。 乳化、分散、湿潤、拡展、結合、崩壊性調節、
有効成分安定化、流動性改良、防錆等の目的で使
用される界面活性剤は、非イオン性、陰イオン
性、陽イオン性および両性イオン性のいずれのも
のをも使用しうるが、通常は非イオン性および
(または)陰イオン性のものが使用される。適当
な非イオン性界面活性剤としては、たとえば、ラ
ウリルアルコール、ステリアルアルコール、オレ
イルアルコール等の高級アルコールにエチレンオ
キシドを重合付加させたもの、イソオクチルフエ
ノール、ノニルフエノール等のアルキルフエノー
ルにエチレンオキシドを重合付加させたもの、ブ
チルナフトール、オクチルナフトール等のアルキ
ルナフトールにエチレンオキシドを重合付加させ
たもの、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸等の高級脂肪酸にエチレンオキシドを重合付加
させたもの、ステアリルりん酸、ジラウリルりん
酸等のモノもしくはジアルキルりん酸にエチレン
オキシドを重合付加させたもの、ドデシルアミ
ン、ステアリン酸アミド等のアミンにエチレンオ
キシドを重合付加させたもの、ソルビタン等の多
価アルコールの高級脂肪酸エステルおよびそれに
エチレンオキシドを重合付加させたもの、エチレ
ンオキシドとプロピレンオキシドを重合付加され
たもの等があげられる。適当な陰イオン性界面活
性剤としては、たとえば、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、オレイルアルコール硫酸エステルアミン塩等
のアルキル硫酸エステル塩、スルホこはく酸ジオ
クチルエステルナトリウム、2−エチルヘキセン
スルホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン酸
塩、イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム、メチレンビスナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム、リグニンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム等のアリールスルホ
ン酸塩等があげられる。 さらに本発明の組成物には製剤の性状を改善
し、生物効果を高める目的で、カゼイン、ゼラチ
ン、アルブミン、ニカワ、アルギン酸ソーダ、カ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコ
ール等の高分子化合物や他の補助剤を併用するこ
ともできる。 上記の担体および種々の補助剤は製剤の剤型、
適用場面等を考慮して、目的に応じてそれぞれ単
独にあるいは組合わせて適宜使用される。 粉剤は、例えば有効成分化合物を通常1ないし
25重量部含有し、残部は固体担体である。 水和剤は、例えば有効成分化合物を通常10ない
し90重量部含有し、残部は固体担体、分散湿潤剤
であつて、必要に応じて保護コロイド剤、チキソ
トロピー剤、消泡剤等が加えられる。 乳剤は、例えば有効成分化合物を通常5ないし
50重量部含有しており、これに約5ないし20重量
部の乳化剤が含まれ、残部は液体担体であり、必
要に応じて防錆剤が加えられる。 油剤は、例えば有効成分化合物を通常0.5ない
し5重量部含有しており、残部は灯油等の液体担
体である。 エアロゾルは、例えば有効成分化合物を通常
0.1ないし5重量部含有しており、また適宜香料
を含有し、残部は油性および/または水性の液体
担体であり、液化石油ガス、フロンガス、炭酸ガ
ス等のプロペラントが封入されている。 このようにして種々の剤型に調製された本発明
の組成物を、例えば、水田、果樹園または畑地に
おいて有害昆虫、ハダニ類の寄生した農作物また
は家畜に散布するときは、有効成分濃度として10
〜500ppmを農作物の茎葉、土壌または家畜に処
理することにより、有効に防除することができ
る。 次に、本発明を実施例をあげてより具体的に説
明する。実施例1ないし6は、本願の式()の
化合物の合成例であり、実施例7ないし10は、式
()の化合物を有効成分とする組成物の例であ
り、そして、実施例11ないし16は、そのような組
成物を用いた殺虫殺ダニの試験例である。 実施例 1 5−クロル−4−〔2−{4−(1,3−ジオキ
ソラン−2−イルメチル)−2−メチルフエノ
キシ}エチルアミノ〕−6−メチルピリミジン
の合成(化合物番号11) 5−クロル−4−〔2−(4−ホルミルメチル−
2−メチルフエノキシ)エチルアミノ〕−6−メ
チルピリミジン10.0gとエチレングリコール3.0g
をトルエン300mlに溶解し、p−トルエンスルホ
ン酸を少量添加し、水分定量器を付し8時間加熱
還流する。反応後、反応物を水洗し、無水硫酸ナ
トリウムにて乾燥後トルエンを減圧下留去し、得
られた油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコ
ーゲルC−200、トルエン:酢酸エチル=2:1
溶出)により単離し、無色油状液体である目的物
7.9gを得た。n23.4 D1.5730 実施例 2 5−クロル−4−〔2−{4−(5,5−ジメチ
ル−1,4−ジオキソラン−2−イルメチル)
−2−メチルフエノキシ}エチルアミノ〕−6
−メチルピリミジンの合成(化合物No.25) 5−クロル−4−〔2−{4−(2,3−ジヒド
ロキシプロピル)−2−メチルフエノキシ}エチ
ルアミノ〕−6−メチルピリミジン6.0gとアセト
ン50mlをトルエン200mlに溶解し、p−トルエン
スルホン酸を少量加え6時間加熱還流する。反応
後希カ性ソーダ水溶液を加え反応液を希アルカリ
性にした後、反応液を水洗する。無水硫酸ナトリ
ウムにて乾燥した後トルエンを減圧下留去し、得
られた油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコ
ーゲルC−200、トルエン:酢酸エチル=2:1
溶出)により単離し、淡黄色油状液である目的物
4.8gを得た。 n25.0 D1.5516 実施例 3 5−クロル−4−〔2−{4−(1,3,2−ジ
オキソチオラン−2−オキシド−4−イルメチ
ル)−2−メチルフエノキシ}エチルアミノ〕−
6−メチルピリミジンの合成(化合物No.30) 5−クロル−4−〔2−{4−(2,3−ジヒド
ロキシプロピル)−2−メチルフエノキシ}エチ
ルアミノ〕−6−メチルピリミジン2.0gとピリジ
ン1.0gをクロロフオルム50mlに溶解し、氷冷攪拌
下チオニルクロライド0.8gをクロロフオルム10ml
に溶解した溶液を滴下する、滴下後2時間加熱還
流する。反応後水洗、飽和重炭酸ソーダ水溶液で
洗浄、水洗の順に性状し、無水硫酸ナトリウムに
て乾燥した後トルエンを減圧下留去し、得られた
油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコーゲル
C−200、クロロフオルム溶出)により単離し、
無色油状液である目的物1.8gを得た。n22.0 D1.5863 実施例 4 5−クロル−4−〔2−{4−(2−エトキシイ
ミノエチル)−2−メチルフエノキシ}エチル
アミノ〕−6−メチルピリミジン(化合物No.2) 5−クロル−4−〔2−(4−ホルミルメチル−
2−メチルフエノキシ)エチルアミノ〕−6−メ
チルピリミジン6.0gをエタノール50mlに溶解し、
ヒドロキシルアミン塩酸塩1.4gを水5mlに溶解し
たものを加える。次いでカ性ソーダ0.8gを水5ml
に溶解した溶液を滴下する。滴下後、室温にて2
時間攪拌した後反応液を水中に注加する。析出す
る結晶を取し、水洗後乾燥し中間体である5−
クロル−4−〔2−{4−(2−ヒドロキシイミノ
エチル)−2−メチルフエノキシ}エチルアミノ〕
−6−メチルピリミジン5.2gを得た。得られた中
間体をテトラヒドロフラン100mlに溶解し、ヘキ
サンで洗浄し鉱油を除いた水素化ナトリウム0.6g
を添加し、室温で30分攪拌する。次いでヨウ化エ
チル3.6gを加え、2時間加熱攪拌する。反応後エ
タノールにて加剰の水素化ナトリウムを分解し、
次いで水を加え分離する油状物を酢酸エチルにて
抽出した。抽出物を水洗、無水硫酸ナトリウムに
て乾燥後、減圧下に酢酸エチルを留去し得られた
油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコーゲル
C−200、トルエン:酢酸エチル=2:1溶出)
にて単離し、淡黄色油状物である目的物5.1gを得
た。n23.8 D1.5478 実施例 5 5−クロル−4−〔2−{4−(2−モルホリノ
エチル)−2−メチルフエノキシ}エチルアミ
ノ〕6−メチルピリミジンの合成(化合物No.
10) 4−〔2−{4−(2−ブロモエチル)−2−メチ
ルフエノキシ}−エチルアミノ〕−5−クロル−6
−メチルピリミジン3.0gとモルホリン1.4gをエタ
ノール40mlに溶解し、オートクレーブ中に仕込
み、120〜130℃で8時間反応する。反応後エタノ
ールを留去し水を加え分離する油状物を酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を水洗し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後減圧下に酢酸エチルを留去し得られ
た油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコーゲ
ルC−200、エタノール溶出)により単離し、淡
黄色油状液である目的物2.6gを得た。n25.7 D1.5643 実施例 6 4−〔2−{4−(1,3−ジオキソラン−2−
イルメチル)−2−メチルフエノキシ}エチル
アミノ〕−チエノ〔2,3−d〕ピリミジンの
合成(化合物No.22) 4−クロルチエノ〔2,3−d〕ピリミジン
1.7gをトルエン50mlに溶解し、トリエチルアミン
1.0gと2−〔4−(1,3−ジオキソラン−2−イ
ルメチル)−2−メチルフエノキシ〕−エチルアミ
ン2.4gを加え攪拌下3時間還流した。反応終了後
生成したトリエチルアミン塩酸塩を過して除
き、液から減圧下トルエンを留去した。得られ
た油状物をカラムクロマトグラフイー(ワコーゲ
ルC−200,トルエン:酢酸エチル=2:1溶出)
にて単離し、得られた結晶をさらにn−ヘキサン
より再結晶し、無色粉状晶である目的物2.8gを得
た。m.p.112〜113 実施例7 粉剤 化合物番号9の化合物5部(重量部、以下同
じ)、タルク50部、カオリン45部を均一に混合し
て粉剤を得た。 実施例8 水和剤 化合物番号2の化合物69部、硅藻土10部、ホワ
イトカーボン15部、リグニンスルホン酸ナトリウ
ム3部、ニユーコール1106(日本乳化剤社商品名)
2部およびポリビニルアルコール1部を混合機中
で均一に混合し、ハンマーミルで3回粉砕して水
和剤を得た。 実施例9 水和剤 化合物番号9の化合物25部、クレー48部、ホワ
イトカーボン20部、ナフタレンスルホン酸ソーダ
ホルマリン縮合物5部およびポリオキシエチレン
ノニルフエノールエーテル2部を混合機中で均一
に混合し、ハンマーミルで3回粉砕して水和剤を
得た。 実施例10 乳剤 本発明の化合物9を20部とりソルポール・SM
−200(東邦化学登録商標名)10部とキシロール70
部とを加え、これらをよく攪拌混合すると乳剤を
得る。 このようにして調製された本発明の組成物の生
物試験例を次にあげる。なお、試験例における供
試薬剤は前記実施例に準じて製造した本発明の有
効成分を25%含有する水和剤を用いた。 実施例11ミカンハダニ防除試験(成虫) 本発明の化合物を30ppm含有し、これに展着剤
0.01%を加用した薬液を用いた。この薬液をミカ
ンハダニ成虫を接種したクワ葉に散布し、風乾後
25℃の定温室に放置し、72時間後の殺ダニ率が
100%のものを5、99〜80%のものを4として表
示した。供試ハダニ成虫数は各処理区とも平均50
頭である。結果を第1表に示す。
【表】
【表】
【表】
実施例12ミカンハダニ防除試験(卵)
実施例11と同じく30ppmの薬液をつくり、これ
をあらかじめクワ葉に産卵させておいたミカンハ
ダニ卵に散布し、風乾後25℃の定温室に放置し、
2週間後の殺卵率が100%のものを5、99〜80%
のものを4として表示した。結果を第2表に示
す。
をあらかじめクワ葉に産卵させておいたミカンハ
ダニ卵に散布し、風乾後25℃の定温室に放置し、
2週間後の殺卵率が100%のものを5、99〜80%
のものを4として表示した。結果を第2表に示
す。
【表】
【表】
【表】
実施例13 ナミハダニ防除試験(成虫)
本発明の化合物を30ppm含有し、これに展着剤
0.01%を加用した薬液を用いた。この薬液にナミ
ハダニ成虫の寄生したササゲ葉を10秒間浸漬し、
風乾後25℃の定温室に放置し、72時間後の殺ダニ
率が100%のものを5、99〜80%のものを4とし
て表示した。供試ハダニ成虫数は各処理区とも平
均50頭である。結果を第3表に示す。
0.01%を加用した薬液を用いた。この薬液にナミ
ハダニ成虫の寄生したササゲ葉を10秒間浸漬し、
風乾後25℃の定温室に放置し、72時間後の殺ダニ
率が100%のものを5、99〜80%のものを4とし
て表示した。供試ハダニ成虫数は各処理区とも平
均50頭である。結果を第3表に示す。
【表】
【表】
実施例14 ナミハダニ防除試験(卵)
実施例13と同じく30ppmの薬液をつくり、これ
にあらかじめササゲ葉に産卵させておいたナミハ
ダニ卵をササゲ葉のまま10秒間浸漬し、風乾後25
℃の定温室に放置し、2週間後の殺卵率が100%
のものを5、99〜80%のものを4として表示し
た。結果を第4表に示す。
にあらかじめササゲ葉に産卵させておいたナミハ
ダニ卵をササゲ葉のまま10秒間浸漬し、風乾後25
℃の定温室に放置し、2週間後の殺卵率が100%
のものを5、99〜80%のものを4として表示し
た。結果を第4表に示す。
【表】
【表】
実施例15 コナガ終令幼虫に対する殺虫試験
キヤベツ葉片を本発明の化合物100ppmを含有
する薬液中に30秒間浸漬し、風乾後、直径9cmの
プラスチツク製アイスクリームカツプに入れ、そ
の中にコナガ(Plutella xylostella)終令幼虫を
10頭接種し、120時間後の羽化阻止率を調べた。
1区2連制とし、その結果を第5表に示す。
する薬液中に30秒間浸漬し、風乾後、直径9cmの
プラスチツク製アイスクリームカツプに入れ、そ
の中にコナガ(Plutella xylostella)終令幼虫を
10頭接種し、120時間後の羽化阻止率を調べた。
1区2連制とし、その結果を第5表に示す。
【表】
【表】
実施例16 モモアカアブラムシ防除試験
モモアカアブラムシの寄生したキヤベツ苗から
葉をとり、一葉当り50ppmの薬液10mlをスプレー
ヤーで散布した。この葉を葉柄を通して、水の入
つた30mlのビンに差し込み、ビンの口を脱脂棉で
ふさぎ、25℃、72時間後の死虫率を調べた。その
結果を第6表に示す。
葉をとり、一葉当り50ppmの薬液10mlをスプレー
ヤーで散布した。この葉を葉柄を通して、水の入
つた30mlのビンに差し込み、ビンの口を脱脂棉で
ふさぎ、25℃、72時間後の死虫率を調べた。その
結果を第6表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式であらわされる化合物: 【化】 (式中、R1は水素原子またはC1-4アルキル基
を示す。R2およびR3は、一方がC1-4アルキル基
を示し、他方がハロゲン原子を示すか、または、
R2とR3とはそれらが結合している炭素原子とと
もにピリミジン環に融合するベンゼン環またはチ
オフエン環を形成する。R4はC1-4アルキル基を
示す。Wは、基−CH=N−OR5(R5はC1-4アル
キル基、C3-4アルケニル基またはC7-9アラルキル
基を示す。)、基【式】または、 酸素もしくは硫黄原子から選ばれたヘテロ原子を
2個もしくは3個環原子として有し、そして1個
の不飽和結合を環内に有してもよく、かつ、1個
もしくは2個のC1-4アルキル、C1-4ハロアルキ
ル、フエニルもしくはオキソ置換分を有してもよ
い5ないし8員環の複素環基を示す。)またはそ
の酸付加塩。 2 R1が水素原子またはメチル基である特許請
求の範囲第1項に記載の化合物。 3 R2およびR3の一方がメチル基を示し、他方
が塩素原子または臭素原子を示すか、またはR2
とR3とはそれらが結合している炭素原子ととも
にピリミジン環に融合するベンゼン環またはチオ
フエン環を形成する特許請求の範囲第1項に記載
の化合物。 4 R4がメチル基である特許請求の範囲第1項
に記載の化合物。 5 R5がC1-4アルキル基、アリル基またはベン
ジル基である特許請求の範囲第1項に記載の化合
物。 6 Wが基【式】(XおよびYは 互いに同一または異なり、酸素原子または硫黄色
原子を示す。AはC2-5アルキレンもしくはアルケ
ニレン基を示す。R6は水素原子またはC1-4アル
キル基を示す。R7はC1-4アルキル基、C1-4ハロ
アルキル基またはフエニル基を示す。mは0,1
または2である。)または、基 【式】(式中、X,YおよびR7お よびmは前記したものと同意義を示す。Zは−
OH2−または【式】を示し、nは0,1または 2を示す。)である特許請求の範囲第1項に記載
の化合物。 7 R1が水素原子またはメチル基であり、R2お
よびR3の一方がメチル基であり、他方が塩素原
子もしくは臭素原子であるか、またはR2とR3と
がそれらが結合している炭素原子とともにピリミ
ジン環に融合するベンゼン環もしくはチオフエン
環を形成し、R4がメチル基であり、R5がエチル
基またはアリル基であるか、またはR6が水素原
子またはメチル基であり、R7がメチル基、エチ
ル基またはクロルメチル基であり、nが0,1ま
たは2である特許請求の範囲第5項または第6項
に記載の化合物。 8 下記一般式であらわされる化合物またはその
酸付加塩を有効成分とする殺虫殺ダニ剤: 【化】 (式中、R1は水素原子またはC1-4アルキル基
を示す。R2およびR3は、一方がC1-4アルキル基
を示し、他方がハロゲン原子を示すか、または、
R2とR3とはそれらが結合している炭素原子とと
もにピリミジン環に融合するベンゼン環またはチ
オフエン環を形成する。R4はC1-4アルキル基を
示す。Wは、基−CH=N−OR5(R5はC1-4アル
キル基、C3-4アルケニル基またはC7-9アラルキル
基を示す。)、基【式】または、 酸素もしくは硫黄原子から選ばれたヘテロ原子を
2個もしくは3個環原子として有し、そして1個
の不飽和結合を環内に有してもよく、かつ、1個
もしくは2個のC1-4アルキル、C1-4ハロアルキ
ル、フエニルもしくはオキソ置換分を有してもよ
い5ないし8員環の複素環基を示す。)。
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60128344A JPS61286373A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | フエノキシアルキルアミン誘導体、その製法および殺虫殺ダニ剤 |
| PH33528A PH23495A (en) | 1985-03-14 | 1986-03-14 | Phenoxyalkylaminopyrimidine derivatives and the composition and method of use thereof |
| CA000504097A CA1272483A (en) | 1985-03-14 | 1986-03-14 | Phenoxyalkylaminopyrimidine derivatives, their preparation and insecticidal and acaricidal compositions containing them |
| US06/839,777 US4845097A (en) | 1985-03-14 | 1986-03-14 | Phenoxyalkylaminopyrimidine derivatives and insecticidal and acaricidal compositions containing them |
| NZ215481A NZ215481A (en) | 1985-03-14 | 1986-03-14 | Phenoxyalkylaminopyrimidine derivatives and pesticidal compositions |
| ES553044A ES8705400A1 (es) | 1985-03-14 | 1986-03-14 | Un procedimiento para la preparacion de nuevos derivados de fenoxialquilaminopirimidina. |
| EP86103482A EP0196524B1 (en) | 1985-03-14 | 1986-03-14 | Phenoxyalkylaminopyrimidine derivatives, their preparation and insecticidal and acaricidal compositions containing them |
| HU861075A HU200330B (en) | 1985-03-14 | 1986-03-14 | Acaricides, ovicides, larvicides and aphicides and process for producing the new phenoxyalkyl-aminopyrimidine derivative active ingredients |
| AU54908/86A AU589409B2 (en) | 1985-03-14 | 1986-03-14 | Phenoxyalkylaminopyrimidine derivatives, their preparation and insecticidal and acaricidal compositions containing them |
| DE8686103482T DE3669315D1 (de) | 1985-03-14 | 1986-03-14 | Phenoxyalkylaminopyrimidinderivate, deren herstellung und diese enthaltende insektizide und akarizide zusammensetzungen. |
| KR1019860001862A KR930009443B1 (ko) | 1985-03-14 | 1986-03-14 | 페녹시알킬아미노 피리미딘 유도체의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60128344A JPS61286373A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | フエノキシアルキルアミン誘導体、その製法および殺虫殺ダニ剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61286373A JPS61286373A (ja) | 1986-12-16 |
| JPH0580471B2 true JPH0580471B2 (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14982483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60128344A Granted JPS61286373A (ja) | 1985-03-14 | 1985-06-14 | フエノキシアルキルアミン誘導体、その製法および殺虫殺ダニ剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61286373A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5124333A (en) * | 1989-08-02 | 1992-06-23 | Ube Industries, Ltd. | Aminopyrimidine derivatives and harmful organisms preventive agent |
| DE602005024274D1 (de) * | 2004-07-16 | 2010-12-02 | Sunesis Pharmaceuticals Inc | Als aurora-kinase-inhibitoren nutzbare thienopyrimidine |
-
1985
- 1985-06-14 JP JP60128344A patent/JPS61286373A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61286373A (ja) | 1986-12-16 |
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