JPH0581542U - 摩擦式ダンパー - Google Patents
摩擦式ダンパーInfo
- Publication number
- JPH0581542U JPH0581542U JP2818392U JP2818392U JPH0581542U JP H0581542 U JPH0581542 U JP H0581542U JP 2818392 U JP2818392 U JP 2818392U JP 2818392 U JP2818392 U JP 2818392U JP H0581542 U JPH0581542 U JP H0581542U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- gear
- space area
- play space
- leaf spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 36
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- NLYAJNPCOHFWQQ-UHFFFAOYSA-N kaolin Chemical compound O.O.O=[Al]O[Si](=O)O[Si](=O)O[Al]=O NLYAJNPCOHFWQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 動摩擦による定常の回転トルクを制動力とし
て効果的に利用できる摩擦式ダンパーの提供。 【構成】 ハウジング1と、該ハウジング内に回転可能
に配される回転子3と、該回転子の先端部に連結される
歯車4と、回転子に止着されて摺動するリング状板ばね
材5を備える摩擦式ダンパーにおいて、歯車の連結孔4
aと回転子の先端部3a間に遊び空間域Sを画成して、
歯車をこの遊び空間域の範囲分だけ空転させるか、或い
は、回転子側に切欠状遊び空間域Sを画成し、該遊び空
間域内に少なくともリング状板ばね材の一端部を自由状
態に臨ましめて、歯車を回転子と一緒にこの遊び空間域
の範囲分だけ空転させる構成となし、遊び空間域分の空
転で、プッシュオープン型部材の開放方向へのフリー初
動を許容して、この初動を開始した部材の慣性力で起動
トルクに打ち勝たせることにより、常に、動摩擦による
定常の回転トルクを制動力として利用できる。
て効果的に利用できる摩擦式ダンパーの提供。 【構成】 ハウジング1と、該ハウジング内に回転可能
に配される回転子3と、該回転子の先端部に連結される
歯車4と、回転子に止着されて摺動するリング状板ばね
材5を備える摩擦式ダンパーにおいて、歯車の連結孔4
aと回転子の先端部3a間に遊び空間域Sを画成して、
歯車をこの遊び空間域の範囲分だけ空転させるか、或い
は、回転子側に切欠状遊び空間域Sを画成し、該遊び空
間域内に少なくともリング状板ばね材の一端部を自由状
態に臨ましめて、歯車を回転子と一緒にこの遊び空間域
の範囲分だけ空転させる構成となし、遊び空間域分の空
転で、プッシュオープン型部材の開放方向へのフリー初
動を許容して、この初動を開始した部材の慣性力で起動
トルクに打ち勝たせることにより、常に、動摩擦による
定常の回転トルクを制動力として利用できる。
Description
【0001】
本考案は、例えば、自動車用の灰皿や家電製品の開閉蓋の如く、常時、付勢ば ね圧により開放方向に付勢されているプッシュオープン型部材に対して、そのオ ープン時の開放速度に制動力を加えるために使用される摩擦式ダンパーの改良に 関するものである。
【0002】
従来のこの種摩擦式ダンパーの一例を挙げれば、実公昭57−49216号公 報に示すものが存する。 該従来の摩擦式ダンパーは、具体的には図示しないが、収納室を有するハウジ ングと、該ハウジングの収納室内に回転可能に配される回転子と、該回転子の先 端部に連結される歯車と、基端部が上記回転子に止着されるJ字状を呈する複数 の金属製板ばね材とを備えて、該各板ばね材の湾曲先端面をハウジングの収納室 の内壁面に沿って摺動させることにより、この各板ばね材の湾曲先端面と収納室 の内壁面間に生じる摩擦抵抗を利用して、上記プッシュオープン型部材の開放速 度に制動力を加えることのできる構成となっている。
【0003】 依って、従来の摩擦式ダンパーを用いて、今仮に、プッシュオープン型の自動 車用灰皿を制御する場合には、灰皿ケースと該灰皿ケースを出没可能に保持する 枠体の一方に当該ダンパーのハウジングを固定し、他方にラックを設けて、該ラ ックとダンパーの歯車を咬合させれば、後は、灰皿ケースの閉塞位置でのロック 状態を解除して、該灰皿ケースが付勢ばね圧で開放方向への移動を開始しようと すると、この灰皿ケースの移動に応じて歯車が回転するので、これにより、回転 子が各J字状の板ばね材と一緒に同方向に回転して、該各板ばね材の湾曲先端面 とハウジングの内壁面間に摩擦抵抗を生じさせる結果、灰皿ケースの開放速度に 制動力が加えられて、該灰皿ケースはゆっくりと開放方向に移動することが保障 される訳である。
【0004】
然し乍ら、斯る従来の摩擦式ダンパーは、オイル式ダンパーと比較すると、温 度変化の影響を受けにくく、且つ、オイル漏れの心配が全くない等の利点を有す るものではあるが、反面、図10に示す如く、特に、上記した板ばね材の静摩擦 が動摩擦よりも大きいので、起動時と定常時の制動抵抗が変化してしまう問題点 を有していた。 この為、動摩擦に合わせて、プッシュオープン型部材に対する制動力を設定す ると、上記静摩擦による大きな起動トルクが禍して、灰皿ケース等のプッシュオ ープン型部材が開放方向へ移動できなくなってしまう恐れが十分にあり、逆に、 この静摩擦に合わせて制動力を設定すると、今度は、動摩擦の値が小さくなりす ぎて、プッシュオープン型部材に対する制動力が不足してしまう恐れが十分にあ った。
【0005】
本考案は、上記従来の摩擦式ダンパーの課題を有効に解決するために開発され たもので、その第一の考案は、収納室を有するハウジングと、該ハウジングの収 納室内に回転可能に配される回転子と、該回転子の先端部に連結される歯車と、 回転子に止着されて摺動する板ばね材とを備える摩擦式ダンパーを前提として、 歯車に形成された連結孔と回転子の先端部間に遊び空間域を画成して、この遊び 空間域の範囲分だけ、歯車を空転させる構成を採用した。 又、第二の考案は、上記第一の考案と同様な摩擦式ダンパーを前提として、板 ばね材を両端部が分離するリング状に成形する一方、回転子側に切欠状遊び空間 域を画成し、該切欠状遊び空間域内に少なくとも上記リング状板ばね材の一端部 を自由状態に臨ましめて、この切欠状遊び空間域の範囲分だけ、歯車を回転子と 一緒に空転させる構成を採用した。
【0006】
依って、第一の考案にあっては、歯車の連結孔と回転子の先端部間に遊び空間 域を画成している関係で、プッシュオープン型部材が付勢ばね圧で開放方向への 移動を開始しようとすると、これと連動した回転子の回転に先立って、歯車のみ が当該遊び空間域の範囲分だけ空転して、プッシュオープン型部材の開放方向へ のフリー初動を許容した後、該歯車の連結孔の縁が回転子の先端部に当接して初 めて、歯車からの入力で、回転子が板ばね材を伴って所定方向に回転することと なるので、この時に、例え、静摩擦による大きな起動トルクが働いていても、既 に初動を開始したプッシュオープン型部材の慣性力でこの大きなトルクに打ち勝 て円滑に回転することが可能となる。 従って、その後は、動摩擦による定常の回転トルクを効果的に利用して、プッ シュオープン型部材の開放速度に対して確実な制動力が加えられることとなる。
【0007】 又、第二の考案にあっては、回転子とリング状板ばね材間に遊び空間域を画成 している関係で、プッシュオープン型部材が付勢ばね圧で開放方向への移動を開 始しようとすると、今度は、歯車が回転子と一緒に当該遊び空間域の範囲分だけ 空転して、プッシュオープン型部材の開放方向へのフリー初動を許容した後、該 回転子側に画成された遊び空間域の側縁が板ばね材の端部に当接して初めて、歯 車からの入力で、回転子がリング状板ばね材を伴って所定方向に回転することと なるので、この時に、例え、静摩擦により大きな起動トルクが働いても、やはり 、初動を開始したプッシュオープン型部材の慣性力でこの大きな起動トルクに打 ち勝てる。 従って、第二の考案も、常に、動摩擦による定常の回転トルクを効果的に利用 して、プッシュオープン型部材の開放速度に対して確実な制動力を加えることが 可能となる。
【0008】
以下、本考案を図示する各実施例に基づいて詳述する。 第一実施例に係る摩擦式ダンパーは、図1に示す如く、一面側が開口した収納 室1aを有するハウジング1と、該ハウジング1の収納室1aの開口を閉塞する キャップ2と、ハウジング1の収納室1a内に回転可能に配される回転子3と、 該回転子3のキャップ孔2aから外方に突出する先端部3aに連結される歯車4 と、一端部5aが上記回転子3の円盤状基部3bに形成された止着溝6に止着さ れる1個のリング状金属製板ばね材5とを備えて、該板ばね材5の他端部5b側 を含めた外周面をハウジング1の収納室1aの内壁面に沿って摺動させることに より、板ばね材5の外周面と収納室1aの内壁面間に摩擦抵抗を生じさせて、プ ッシュオープン型部材の開放速度に制動力を加え得る構成となっている。
【0009】 そして、第一実施例にあっては、斯る構成に加えて、図2にも示す如く、上記 回転子3の先端部3aを角形となし、該角形先端部3aを連結する歯車4の連結 孔4aも相似の角形となした上で、この角形連結孔4aの大きさを角形先端部3 aの大きさよりも一回り大きく設定して、当該角形連結孔4aと角形先端部3a の全周囲間に矩形状の遊び空間域Sを一様に画成することにより、この遊び空間 域Sの範囲分だけ、歯車4を回転子3と全く無関係に空転させるように構成した ものである。
【0010】 依って、第一実施例の摩擦式ダンパーにあっては、図3に示す如く、リング状 板ばね材5の一端部5aを回転子3の円盤状基部3bに形成された止着溝6内に 嵌入し、該板ばね材5の一端部5aを回転子3側に止着した状態を得て、回転子 3を板ばね材5を伴ってハウジング1の収納室1a内に収納すると、回転子3は 、収納室1aの底面に突設されている支持部7に回転可能に支持され、他方、リ ング状の板ばね材5は、その外周面が収納室1aの内壁面に圧接する状態をもっ て、当該収納室1a内に摺動可能に配されることとなるので、後は、収納室1a の開口をキャップ2で閉塞して、該キャップ2の孔2aから外方に突出する回転 子3の角形先端部3aに歯車4をその角形連結孔4aを介して連結すれば、ダン パー自体が簡単に組み付けられることとなる。尚、この場合には、具体的には図 示しないが、上記遊び空間域Sの存在により、回転子3の先端部3aから歯車4 が脱落することを防止する手段を施すことは言うまでもない。
【0011】 又、この摩擦式ダンパーをプッシュオープン型の自動車用灰皿に応用する場合 には、従来と同様に、灰皿ケースと該灰皿ケースを出没可能に保持する枠体の一 方に、当該ダンパーのハウジング1をそのフランジ部を介して固定し、他方にラ ックを設けて、該ラックと上記歯車4を咬合させれば良い訳であるが、この場合 において、灰皿ケースが開放される時には、回転子3が図2のX方向(板ばね材 5の全体を拡径する方向)に回転するように設定し、灰皿ケースが枠体内に押し 込まれる時には、回転子3が同Y方向(板ばね材5の全体を縮径させる方向)に 回転するように設定する。
【0012】 そして、斯る状態において、閉塞位置でのロック状態が解除されて、灰皿ケー スが付勢ばね圧で開放方向への移動を開始しようすると、従来ならば、この移動 力を歯車4から入力して、回転子3もリング状板ばね材5を伴って上記のX方向 に直ちに回転することとなるが、第一実施例にあっては、既述した如く、歯車4 の角形連結孔4aと回転子3の角形先端部3a間に遊び空間域Sを画成している 関係で、灰皿ケースと連動した回転子3の回転に先立って、歯車4のみが当該遊 び空間域S分の角度αだけ空転して、灰皿ケース自体の開放方向へのフリー初動 を許容する。 すると、この歯車4の遊び空間域Sによる空転に伴い、図4に示す如く、該歯 車4の角形連結孔4aの縁が回転子3の角形先端部3aに当接して初めて、歯車 4からの入力で、回転子3がリング状板ばね材5を伴ってX方向に回転すること となるが、この時に、例え、静摩擦による大きな起動トルクが働いても、既に初 動を開始した上記灰皿ケースの慣性力でこの大きな起動トルクに打ち勝って円滑 に回転できることとなる。 従って、この結果、第一実施例にあっては、動摩擦による定常の回転トルクを 効果的に利用して、灰皿ケースの開放速度に対して確実且つ安定した制動力を加 えることが可能となる訳である。
【0013】 又、開放された灰皿ケースを枠体内に押し込もうとすると、この押込力で、今 度は、回転子3はリング状板ばね材5を伴って前記のY方向に回転することとな るが、この場合も、歯車4が上記遊び空間域S分の角度αだけ空転した後、図5 に示す如く、該歯車4の角形連結孔4aの縁が回転子3の角形先端部3aに当接 して初めて、回転子3がリング状板ばね材5を伴ってY方向に回転することとな る。しかも、この時には、リング状板ばね材5が、自身の一端部5aを他端部5 b側に接近させながら、恰も、全体を縮径するが如き状態をもって摺動すること となるので、これにより、板ばね材5の外周面と収納室1aの内壁面間の摩擦抵 抗が減少されて、灰皿ケースを枠体内に小さな力でスムーズに押し込むことが可 能となる。
【0014】 尚、上記の第一実施例にあっては、歯車4の空転を一定の範囲に亘って許容す る遊び空間域Sを、角形連結孔4aと角形先端部3aの全周囲に矩形状に画成し たものであるが、図6に示す如く、回転子3の先端部3aと歯車4の連結孔4a とをいずれも丸形となして、該丸形先端部3a又は丸形連結孔4aの一方に突起 8を形成し、他方に切欠状の遊び空間域Sを画成して、この切欠状遊び空間域S 内に突起8を臨ましめて、当該切欠状遊び空間域Sの範囲分だけ、歯車4を空転 させるように構成しても、上記と同様な原理の下で、同一の作用効果が期待でき ることとなる。
【0015】 次ぎに、第二実施例に係る摩擦式ダンパーを説明すると、上記第一実施例のも のが、歯車4の連結孔4aと回転子3の先端部3aとの関係で、歯車4の空転を 許容する遊び空間域Sを画成したのに対し、この第二実施例のものは、回転子3 と両端部5a・5bが分離するリング状板ばね材5の関係において、歯車4の空 転を許容する遊び空間域Sを画成したものであり、その他の基本構成は、第一実 施例のものと同様である。 即ち、第二実施例にあっては、第一実施例とは異なり、歯車4の連結孔4aと 回転子3の先端部3aとを固定的に連結するが、特徴とするところは、図7に示 す如く、回転子3の円盤状基部3bに遊び空間域Sを画成する切欠9を一定の範 囲に亘って形成して、該切欠9で画成された遊び空間域S内にリング状板ばね材 5の折曲された一端部5aを自由状態をもって臨ましめる構成となしたものであ る。従って、当該第二実施例においては、リング状板ばね材5の一端部5aを固 定的に止着する止着溝6を回転子3の基部3b側に形成する必要はない。
【0016】 依って、この第二実施例の下で、閉塞位置でのロック状態が解除されて、灰皿 ケースが付勢ばね圧で開放方向への移動を開始しようとすると、第一実施例であ れば、これと連動した回転子3の回転に先立って、歯車4のみが空転することと なるが、当該第二実施例にあっては、既述した如く、回転子3とリング状板ばね 材5間に遊び空間域Sを画成している関係で、歯車4が回転子3と一緒にこの切 欠状遊び空間域Sの範囲分だけ空転して、灰皿ケースの開放方向へのフリー初動 を許容した後、図8に示す如く、該回転子3側に画成された遊び空間域Sの側縁 が板ばね材5の一端部5aに当接して初めて、歯車4からの入力で、回転子3が リング状板ばね材5を伴ってX方向に回転することとなるが、この時に、例え、 静摩擦による大きな起動トルクが働いても、既に初動を開始した灰皿ケースの慣 性力がこの大きな起動トルクに打ち勝って円滑に回転できるので、やはり、第二 実施例にあっても、動摩擦による定常の回転トルクを効果的に利用して、灰皿ケ ースの開放速度に対して確実且つ安定した制動力を加えることが可能となる訳で ある。
【0017】 又、開放された灰皿ケースを枠体内に押し込もうとすると、この場合も、歯車 4が回転子3と一緒に上記遊び空間域Sの分だけ空転して、図7の状態となった 後、回転子3がリング状板ばね材5を伴ってY方向に回転することとなるが、こ の時にあっても、リング状板ばね材5は、自身の一端部5aを他端部5b側に接 近させながら、恰も、全体を縮径するが如き状態をもって摺動することとなるの で、第一実施例と同様に、板ばね材5の外周面と収納室1aの内壁面間の摩擦抵 抗を効果的に減少させて、灰皿ケースを枠体内に小さな力でスムーズに押し込む ことが可能となる。
【0018】 尚、上記の第二実施例にあっては、回転子3の円盤状基部3bに画成された遊 び空間域S内にリング状板ばね材5の一端部5aのみを自由状態をもって臨まし めたものであるが、図9に示す如く、当該板ばね材5の折曲された他端部5bを も上記遊び空間域S内に自由状態をもって臨ましめて、歯車4が回転子3と一緒 にX方向に回転した場合には、遊び空間域Sの側縁を該板ばね材5の他端部5b に当接させ、逆に、Y方向に回転した場合には、遊び空間域Sの側縁を板ばね材 5の一端部5aに当接させるように構成しても、上記と同様な原理の下で、同一 の作用効果が期待できることとなる。
【0019】 又、上記した各実施例にあっては、既述した構成のままで、灰皿ケース等のプ ッシュオープン型部材の安定した速度制御が可能となることは言うまでもないが 、例えば、リング状板ばね材5の外周面とハウジング1の収納室1aの内壁面間 にシリコンオイル等の粘性オイル層を別に介在させて、この粘性オイル層を補助 的に制動作用に関与させるように構成することも実施に応じ任意である。
【0020】
以上の如く、本考案にあっては、上記構成の採用により、第一の考案であって も、第二の考案であっても、静摩擦による大きな起動トルクの影響を受けること なく、動摩擦による定常の回転トルクを制動力として効果的に利用することが可 能となるので、例え、動摩擦に合わせて制動力を設定しても、灰皿ケース等のプ ッシュオープン型部材が開放方向へ移動できなくなってしまう恐れが全くなくな るばかりか、常に、安定した確実な速度制動が保障できることとなった。
【図1】本考案の第一実施例に係る摩擦式ダンパーを分
解して示す斜視図である。
解して示す斜視図である。
【図2】歯車と回転子の間に画成された遊び空間域を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】同ダンパーの組み付け状態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図4】歯車が遊び空間域の範囲分だけX方向に空転し
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図5】歯車が遊び空間域の範囲分だけY方向に空転し
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図6】第一実施例の他例を示す説明図である。
【図7】第二実施例に係る摩擦式ダンパーを一部部品を
取り除いて示す平面図である。
取り除いて示す平面図である。
【図8】回転子が歯車と一緒に遊び空間域の範囲分だけ
X方向に空転した状態を示す平面図である。
X方向に空転した状態を示す平面図である。
【図9】第二実施例の他例を一部部品を取り除いて示す
平面図である。
平面図である。
【図10】板ばね材における静摩擦と動摩擦の値を示す図
表である。
表である。
1 ハウジング 1a 同収納室 3 回転子 3a 同先端部 4 歯車 4a 同連結孔 5 リング状板ばね材 5a 同一端部 5b 同他端部 6 止着溝 S 遊び空間域
Claims (2)
- 【請求項1】 収納室を有するハウジングと、該ハウジ
ングの収納室内に回転可能に配される回転子と、該回転
子の先端部に連結される歯車と、回転子に止着されて摺
動する板ばね材とを備える摩擦式ダンパーにおいて、上
記歯車に形成された連結孔と回転子の先端部間に遊び空
間域を画成して、この遊び空間域の範囲分だけ、歯車を
空転させるように構成したことを特徴とする摩擦式ダン
パー。 - 【請求項2】 収納室を有するハウジングと、該ハウジ
ングの収納室内に回転可能に配される回転子と、該回転
子の先端部に連結される歯車と、回転子に止着されて摺
動する板ばね材とを備える摩擦式ダンパーにおいて、上
記板ばね材を両端部が分離するリング状に成形する一
方、回転子側に切欠状の遊び空間域を画成し、該切欠状
遊び空間域内に少なくと上記リング状板ばね材の一端部
を自由状態に臨ましめて、この切欠状遊び空間域の範囲
分だけ、歯車を回転子と一緒に空転させるように構成し
たことを特徴とする摩擦式ダンパー。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992028183U JP2580386Y2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 摩擦式ダンパー |
| EP95111810A EP0684405B1 (en) | 1992-04-03 | 1993-04-01 | Friction damper |
| EP19930105443 EP0563968B1 (en) | 1992-04-03 | 1993-04-01 | Friction damper |
| DE69319746T DE69319746D1 (de) | 1992-04-03 | 1993-04-01 | Reibungsdämpfer |
| DE1993608344 DE69308344T2 (de) | 1992-04-03 | 1993-04-01 | Reibungsdämpfer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992028183U JP2580386Y2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 摩擦式ダンパー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0581542U true JPH0581542U (ja) | 1993-11-05 |
| JP2580386Y2 JP2580386Y2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=12241601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992028183U Expired - Fee Related JP2580386Y2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 摩擦式ダンパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580386Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017110735A (ja) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 日本電産サンキョー株式会社 | ブレーキ付きワンウエイクラッチ装置および駆動装置 |
| JP2022554251A (ja) * | 2019-10-31 | 2022-12-28 | ▲がい▼博座椅机械部件有限公司 | 一方向減衰構造および当該一方向減衰構造を含む調整アセンブリ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6016684A (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-28 | 本田技研工業株式会社 | 逆転防止用メカニカルブレ−キ |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP1992028183U patent/JP2580386Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6016684A (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-28 | 本田技研工業株式会社 | 逆転防止用メカニカルブレ−キ |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017110735A (ja) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 日本電産サンキョー株式会社 | ブレーキ付きワンウエイクラッチ装置および駆動装置 |
| JP2022554251A (ja) * | 2019-10-31 | 2022-12-28 | ▲がい▼博座椅机械部件有限公司 | 一方向減衰構造および当該一方向減衰構造を含む調整アセンブリ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2580386Y2 (ja) | 1998-09-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5277282A (en) | Rotary oil damper | |
| US4893522A (en) | Rotary damper | |
| JP4772836B2 (ja) | 回転式ダンパー | |
| US4574423A (en) | Rotary damper having a clutch spring and viscous fluid | |
| JPH0783263A (ja) | 回転ダンパー | |
| JPH0336389B2 (ja) | ||
| JP2844531B2 (ja) | 回転制御ダンパー | |
| JPH01266331A (ja) | ダンパー | |
| JP2580386Y2 (ja) | 摩擦式ダンパー | |
| EP0684405A1 (en) | Friction damper | |
| JP2564589Y2 (ja) | 摩擦式ダンパー | |
| JPH058075U (ja) | 回転式オイルダンパー | |
| JP2519463B2 (ja) | 回転ダンパ− | |
| JP2592256B2 (ja) | 回転ダンパー | |
| JP2528481Y2 (ja) | 回転ダンパー装置 | |
| JPH0798035A (ja) | 回転ダンパー | |
| JP2002340076A (ja) | メカ式調速装置 | |
| JPH0650055A (ja) | 車室内収納箱の開放速度の調速装置 | |
| JPH0678705B2 (ja) | 扉等用ダンパー | |
| JP4326665B2 (ja) | ダンパーユニット | |
| JPH0450390Y2 (ja) | ||
| JPH0124293Y2 (ja) | ||
| JPH0517462Y2 (ja) | ||
| JPH01247833A (ja) | オイルダンパ | |
| JPH0510837U (ja) | 回転ダンパ−装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |