JPH058158U - 熱動エレメント - Google Patents

熱動エレメント

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JPH058158U
JPH058158U JP6167191U JP6167191U JPH058158U JP H058158 U JPH058158 U JP H058158U JP 6167191 U JP6167191 U JP 6167191U JP 6167191 U JP6167191 U JP 6167191U JP H058158 U JPH058158 U JP H058158U
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JP
Japan
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heater
temperature coefficient
case
positive temperature
thermoelement
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JP6167191U
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English (en)
Inventor
長嶋  勲
Original Assignee
エヌテーシー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーモエレメントとそれの感熱部に当接する
正特性サーミスタよりなるヒーターとで構成する熱動エ
レメントにおいて、正特性サーミスタと通電電極との間
の導通状態を安定にして特性を安定させ、かつ、正特性
サーミスタと通電電極との間に結露が生ずるのを防止す
る。 【構成】 サーモエレメント3の感熱部3bのケース3
0の底面側に、ヒーター保持部aを前記ケース30と一
体または一体的に連続させて装設し、そのヒーター保持
部a内に、正特性サーミスタ40と一対の電極板41a
・41bとを組合わせたヒーターHを、それら一対の電
極板41a・41bにそれぞれ接続するコード43・4
4が該ヒーター保持部aの開放口から引き出される状態
に装入して、そのヒーターHの外面側にゴム材などの弾
性材7を当接し、その弾性材7を介してのかしめ付けに
よりヒーター保持部a内にヒーターHを包持せしめ、コ
ード43・44が引き出されたヒーター保持部aの開放
口を充填材8によりシールする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電動弁に、それの開閉弁を、通電により開閉作動させるように組付 けて用いる熱動エレメントについての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述の電動弁Aは、通常、図1に示している如く、弁軸20の作動で開閉する 開閉弁2を収蔵する弁箱1に、温度変化により駆動部3aが出入作動するサーモ エレメント3とそれの感熱部3bに当接して組付けておくヒーターHとで構成す る熱動エレメントBを組付けて、それの駆動部3aを開閉弁2の弁軸20に連繋 することで構成してあって、熱動エレメントBのヒーターHに対する通電のオン ・オフの制御で、サーモエレメント3の駆動部3aを作動させ、その駆動部3a の作動により開閉弁2の開閉制御を行なうようにしてある。
【0003】 そして、このように電動弁Aに組付ける熱動エレメントBは、図2にあるよう に、サーモエレメント3の感熱部3bのケース30の底面側の外面に、ケース3 0と一体または一体的に連続する筒状のヒーター保持部aを装設しておいて、そ れの内腔に、正特性サーミスタ40と電極板41とを組み合わせたヒーターHを 挿入し、そのヒーター保持部aの開放口に組付ける絶縁材よりなるヒーター支持 板42を、ヒーター保持部aの開口縁によるかしめ付けで、ヒーター保持部a内 に保持せしめ、これによりそのヒーターHに対する通電のオン・オフによって駆 動部3aの作動が行なわれるように構成している。
【0004】 そして、ヒーター保持部aに装入する正特性サーミスタ40と電極板41とで 構成するヒーターHは、それの正特性サーミスタ40の表裏の二面のうちの一方 の面だけに通電電極となる電極板41を当接し、他方の面は、図2にあるよう、 熱伝導の良い金属材で形成されて、通電性が良好になっているサーモエレメント 3の感熱部3bのケース30の外面に直接当接して、このサーモエレメント3の 感熱部3bのケース30が他方の電極となるようにしておいて、2本のコード4 3・44の一方を、このケース30に接続し、他方のコード43を電極板41に 接続して、これらコード43・44介し正特性サーミスタ40に対する通電が行 なわれるようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従前の電動弁に用いる熱動エレメントBは、ヒーターHを構成する正 特性サーミスタ40が、一方の電極となるサーモエレメント3の感熱部3bのケ ース30の外面に直接接触することから、正特性サーミスタ40から感熱部3b への熱伝導は良くなるが、湿度の高い結露が生じ易い場所に電動弁を配設したと きに、正特性サーミスタ40の一面と感熱部3bのケース30との接触面に結露 が生じてくることで、正特性サーミスタ40に対する通電のオン・オフによって 行なう開閉弁2の開閉作動に不調を来すようになることから、使用する場所を制 約する問題がある。
【0006】 また、正特性サーミスタ40とサーモエレメント3の感熱部3bのケース30 の外面との接触による電気的な導通状態を確実なものとするために、ヒーター保 持部aに保持せしめるヒーターHの正特性サーミスタ40を、ヒーター支持板4 2を介しヒーター保持部aに対しかしめ付けるようにしているが、正特性サーミ スタ40が通電のオンによる昇温と通電のオフによる放冷との温度サイクルによ って膨張収縮を繰返すこと、およびヒーター支持板42が膨張収縮を繰返すこと で、かしめ部のかしめに劣化が生じて、正特性サーミスタ40とサーモエレメン ト本体3の感熱部3aのケース30との接触による電気的な導通状態を不良にす る問題がある。
【0007】 本考案は、従前手段に生じているこれらの問題を解消せしめるためになされた ものであって、使用により昇温と放冷との温度サイクルによる膨張収縮が繰返さ れても、また、結露し易い場所に使用しても、電気的な導通状態に変化を生ぜし めず、特性を安定に保持し続けるようになる新たな手段を提供することを目的と する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そして、本考案においては、上述の目的を達成するための手段として、サーモ エレメントの感熱部のケースの底面側に、ヒーター保持部を前記ケースと一体ま たは一体的に連続させて装設し、そのヒーター保持部内に、正特性サーミスタと 一対の電極板とを組合わせたヒーターを、それら一対の電極板にそれぞれ接続す るコードが該ヒーター保持部の開放口から引き出される状態に装入して、そのヒ ーターの外面側にゴム材などの弾性材を当接し、その弾性材を介してのかしめ付 けによりヒーター保持部内にヒーターを包持せしめ、コードが引き出されたヒー ター保持部の開放口を充填材によりシールしたことを特徴とする熱動エレメント を提起するものである。
【0009】
【実施例】
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は、従前手段のものと同効 の構成部材については同一の符号を用いるものとする。
【0010】 図3は本考案を実施せる電動弁における熱動エレメントBの縦断した正面図で 、同図において、3はサーモエレメント、3aは駆動部、3bは感熱部、30は 感熱部3bのケース、aはケース30の底面側に装設したヒーター保持部、Hは ヒーターを示す。
【0011】 サーモエレメント3は、熱伝導性の良い金属材で形成したケース30内に、ワ ックス類等の温度変化に応じて体積変化する感温物質31を填め、そのケース3 0の開放口をダイヤフラム32でシールするとともに、それの外側にガイド筒3 3の基端の拡径部を嵌挿して、ケース30の開放口の口縁部により一体にかしめ 付け、ガイド筒33の内腔には、それの基端側の拡径部分に流体34を装填し、 その外側に、ラバーピストン35およびテフロン板36をその順に積層して嵌挿 し、さらに、前記テフロン板36の外側にピストン37の下半側を摺動自在に嵌 挿することで構成してあって、これにより、前述のケース30の外周面を感熱部 3bとして外部の温度を感知して、ケース30内の感温物質31の温度変化によ る体積変化に応じてピストン37の上端側で形成される駆動部3aが出入作動す るようになることについては、従前の、いわゆるワックスサーモエレメントと変 わりないものである。
【0012】 そして、このサーモエレメント3の感熱部3bとなるケース30の底面側には 、該ケース30を形成している金属材により、筒状のヒーター保持部aを該ケー ス30と一体に連続させて形設し、このヒーター保持部aの内腔に、裸の正特性 サーミスタ40と電極板とを接合して組み合わせたヒーターHを装入して組付け 、そのヒーターHを、接続したコード43・44を介して行なう通電により昇温 作動させて、そのヒーターHの熱量により感熱部3bのケース30内の感温物質 を熱膨張させることにより、駆動部3aたるピストン37を押し出し、通電のオ フによる放冷で感温物質を収縮させることで駆動部3aたるピストン37が没入 していくようにして熱動エレメントBを構成してあることについては、従前の熱 動エレメントと変わりがない。
【0013】 しかし、サーモエレメント3の感熱部3bのケース30の底面側に、そのケー ス30と一体(または一体的)に装設する筒状のヒーター保持部a内に組付ける 正特性サーミスタ40と電極板41とを組合わせたヒーターHは、それをヒータ ー保持部a内に装入する前に、図3にあるよう、盤状に形成した正特性サーミス タ40の表裏の両面に、それぞれ電極板41a・41bを当接して、正特性サー ミスタ40を二枚の電極板41a・41bでサンドイッチ状に挟み込み、それの 一方の電極板41aの一部に透孔410を開設するとともに、正特性サーミスタ 40には、その透孔410を接合する部位に表裏に透通するコード挿通孔400 を設けて、二本のコード43・44のうちの一方のコード43を前記透孔410 を設けた電極板41aの外面に接続し、他方のコード44は前記透孔410およ びコード挿通孔400に挿通して他方の電極板41bの内面に接続し、これによ りヒーターHに組立て、これの外周側を絶縁材5で被覆するか絶縁塗料6を外周 面に塗布することにより外部に対し絶縁した状態とし、この状態において、筒状 に形成してあるヒーター保持部a内に装入する。
【0014】 そして、それの下面側の周縁部位に、ゴム材等の弾性材7を装入し、ヒーター 保持部aの開放口の口縁部位をこの弾性材7を介してヒーターHの周縁部位にか しめ付け、それにより絞られたヒーター保持部aの開放口に、そこから引き出さ れたコード43・44のまわりを気密にシールするように充填材8を装填するこ とで、ヒーターHを組付けるようにしてある。
【0015】 次に図4は別の実施例を示している。この実施例は、サーモエレメント3の感 熱部3aのケース30の底面側にそのケース30と一体または一体的に連続させ て形成する筒状のヒーター保持部a内に、正特性サーミスタ40と一対の電極板 41a・41bとを組合わせて組付けるヒーターHの構成を変更した例である。
【0016】 この実施例は、サーモエレメント3およびヒーター保持部aの構成については 、前述の図3に示した実施例と変わりがなく、また、正特性サーミスタ40と一 対の電極板41a・41bとを組合わせたヒーターHを、それの外周を絶縁材5 または絶縁塗料6により外部と電気的に絶縁した状態としてヒーター保持部a内 に装入し、そのヒーターHの外面側の周縁部位にゴム材等の弾性材7を装入して 、この弾性材7を介してヒーター保持部aの開放口の口縁をヒーターHの周縁部 に向けかしめ付けていき、それにより絞られたヒーター保持部aの開放口から、 そのヒーター保持部aの内腔に充填材8を装填して、ヒーター保持部aの開放口 およびその開放口より引き出される2本のコード43・44のまわりを水密およ び気密にシールするようにして、熱動エレメントBに構成することについても前 述の図3に示した実施例のものと変わりがない。
【0017】 しかし、ヒーターHは、正特性サーミスタ40とそれに接合する一対の電極板 41a・41bとで構成する際に、それの盤状に形成した正特性サーミスタ40 の表裏の二面のうちの一方の面に、直径方向に横切る分離溝90を設けて、その 分離溝90により2分された一方の面の一半側と他半側とに、それぞれ電極板4 1a・41bを当接して、これらにそれぞれコード43・44を接続することで 、一方のコード43から一半側に接合した電極板41aに流す電流が正特性サー ミスタ40を経て他半側に接合した電極板41bに流れ、その電極板41bから 他方のコード44に流れていくようにすることで、正特性サーミスタ40への通 電が、それの表裏のうちの一方の面から行なえるように構成してある。
【0018】 そして、このように構成したヒーターHを、それの正特性サーミスた40の表 裏の2面のうちの、電極板41a・41bを組付けない側の面が、内側となるよ うに、絶縁材5または絶縁塗料6で被覆し、一対に並ぶ電極板41a・41bに それぞれ接続して引き出したコード43・44が外側に向う状態として、ヒータ ー保持部a内に装入し、外面側の周縁部に当接したゴム材等でリング状に成形し た弾性材7を介して、ヒーター保持部aの開放口の口縁部分のかしめ付けで、ヒ ーター保持部a内に組付けてあり、その開放口に充填材8を装填することでシー ルしてある。
【0019】 なお、サーモエレメント3の感熱部3aのケース30の底面側に設けるヒータ ー保持部aは、ケース30と別体に形成してケース30に対し締付ボルトまたは 螺子嵌合により一体的に連続する状態に装設する場合がある。また、このヒータ ー保持部a内に対するヒーターHの組付けは、例えば、ヒーター保持部aの開放 口にリング状のねじ蓋を螺合するようにして、そのねじ蓋のねじ込みによって介 装したゴム材等の弾性材7をヒーターHの外面に押圧していくように行なう場合 がある。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による熱動エレメントは、サーモエレメント3の 感熱部3bのケース30の底面側に、ヒーター保持部aを前記ケース30と一体 または一体的に連続させて装設し、そのヒーター保持部a内に、正特性サーミス タ40と一対の電極板41a・41bとを組合わせたヒーターHを、それら一対 の電極板41a・41bにそれぞれ接続するコード43・44が該ヒーター保持 部aの開放口から引き出される状態に装入して、そのヒーターHの外面側にゴム 材などの弾性材7を当接し、その弾性材7を介してのかしめ付けによりヒーター 保持部a内にヒーターHを包持せしめ、コード43・44が引き出されたヒータ ー保持部aの開放口を充填材8によりシールした構成としてあるのだから、正特 性サーミスタ40よりなるヒーターHが、弾性材7の弾力で正特性サーミスタ4 0に一対の電極板41a・41bが密に当接した状態となり、かつ、それら電極 板41a・41bにそれぞれ接続したコード43・44の接続部位が閉じ込まれ た状態となって、ヒーター保持部a内に包持されるので、正特性サーミスタ40 の熱変化による膨張収縮の繰返しが弾性材7の弾力で吸収され、かつ、正特性サ ーミスタ40と電極板41a・41bとの接触面への結露が防止されるようにな って、特性が安定し、また、結露し易い場所へ使用した場合も、安定して作動す るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱動エレメントを用いた電動弁の一部破断した
正面図である。
【図2】同上の熱動エレメントの一部破断した正面図で
ある。
【図3】本考案による熱動エレメントの縦断正面図であ
る。
【図4】本考案による熱動エレメントの別の実施例の縦
断正面図である。
【符号の説明】
A…電動弁、B…熱動エレメント、H…ヒーター、a…
ヒーター保持部、1…弁箱、2…開閉弁、20…弁軸、
3…サーモエレメント、3a…駆動部、3b…感熱部、
30…ケース、31…感温物質、32…ダイヤフラム、
33…ガイド筒、34…流体、35…ラバーピストン、
36…テフロン板、37…ピストン、40…正特性サー
ミスタ、400…コード挿通孔、41…電極板、410
…透孔、41a・41b…電極板、42…ヒーター支持
板、43・44…コード、5…絶縁材、6…絶縁塗料、
7…弾性材、8…充填材、90…分離溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 サーモエレメント3の感熱部3bのケー
    ス30の底面側に、ヒーター保持部aを前記ケース30
    と一体または一体的に連続させて装設し、そのヒーター
    保持部a内に、正特性サーミスタ40と一対の電極板4
    1a・41bとを組合わせたヒーターHを、それら一対
    の電極板41a・41bにそれぞれ接続するコード43
    ・44が該ヒーター保持部aの開放口から引き出される
    状態に装入して、そのヒーターHの外面側にゴム材など
    の弾性材7を当接し、その弾性材7を介してのかしめ付
    けによりヒーター保持部a内にヒーターHを包持せし
    め、コード43・44が引き出されたヒーター保持部a
    の開放口を充填材8によりシールしたことを特徴とする
    熱動エレメント。
JP6167191U 1991-07-10 1991-07-10 熱動エレメント Pending JPH058158U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137395A1 (ja) 2009-05-28 2010-12-02 日本サーモスタット株式会社 感温アクチュエータ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983877A (ja) * 1982-10-29 1984-05-15 エルテク・エツセ・エルレ・エルレ 1または複数の流路を備える熱電作動弁
JPS6056877B2 (ja) * 1980-06-23 1985-12-12 日本電信電話株式会社 地中穿孔機

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