JPH0581720U - 半導体センサの故障検出装置 - Google Patents

半導体センサの故障検出装置

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JPH0581720U JP1877092U JP1877092U JPH0581720U JP H0581720 U JPH0581720 U JP H0581720U JP 1877092 U JP1877092 U JP 1877092U JP 1877092 U JP1877092 U JP 1877092U JP H0581720 U JPH0581720 U JP H0581720U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 故障内容によらず、歪ゲージの短絡や断線を
確実に検出する。 【構成】 ブリッジ接続された歪ゲージR1〜R4から
なる半導体センサ1に、故障検出用抵抗rを並列接続
し、故障検出用抵抗rと半導体センサ1の並列接続回路
12を定電流駆動して故障検出用抵抗rの両端にかかる
電圧(v1−v2)を検出し、この電圧があらかじめ設
定した一定範囲を外れたときに、半導体センサ1の故障
を報知することにより、1又は2以上の歪ゲージR1〜
R4が断線又は短絡したときに生ずる半導体センサ1の
合成抵抗の変化を、故障内容によらず故障検出用抵抗r
の両端にかかる電圧(v1−v2)の変化をもって確実
に検出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、故障内容によらず、歪ゲージの短絡や断線が確実に検出できるよ うにした半導体センサの故障検出装置。
【0002】
【従来の技術】
車両衝突時にエアバッグを展開して乗員を保護するエアバッグ装置は、車両に 加わる衝撃の大きさを検出するため、図2に示したように、衝撃に比例する加速 度の変化を検出する半導体センサを用いている。半導体センサ1は、ピエゾ抵抗 効果により外力の大きさに応じて抵抗値が変化する4個の歪ゲージR1,R2, R3,R4を、互いに直列の歪ゲージR1とR2及びR3とR4を並列接続した もので、ブリッジ接続された歪ゲージR1〜R4に定電圧源2から一定電圧Vc を印加し、歪ゲージR1とR2の接続点P12と歪ゲージR3とR4の接続点P 34の電位差ΔVから、加速度の大きさを検出する構成とされている。外力の作 用していないときの歪ゲージR1〜R4の抵抗値はいずれもRであるが、加速度 を受けて対角位置の歪ゲージR1,R3の抵抗値が仮にR+ΔRに変化したとき に、残る対角位置の歪ゲージR2,R4の抵抗値はR−ΔRに変化する。このた め、半導体センサ1自体の合成抵抗はRに保たれたまま、接続点P12,P34 に抵抗変化ΔRすなわち加速度の大きさに応じたΔRVc/Rなる電位差が生じ 、衝撃の大きさが判明する。
【0003】 ところで、こうした4個の歪ゲージR1〜R4をブリッジ接続した半導体セン サ1は、歪ゲージR1,R2,R3,R4が1個でも短絡したり或いは断線した りした場合に、加速度センサとしての役目がまったく果たせなくなるため、この 種の故障は特に厳重に監視する必要がある。そこで、従来は歪ゲージR1とR2 の接続点P12及び歪ゲージR3とR4の接続点P34にそれぞれ電圧監視用の ウインドウコンパレータ3,4を接続し、各接続点P12,P34の電圧をウイ ンドウコンパレータ3,4にそれぞれ設定した上下の基準電圧Va,Vbと比較 し、仮に接続点P12,P34のいずれか一方でも上下の基準電圧Va,Vbに 挟まれる一定の電圧範囲Vb〜Vaから逸脱したときに、故障報知回路5がラン プ或いはブザー等を動作させて故障発生を報知するよう構成してあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の半導体センサの故障検出装置6は、仮に歪ゲージR1だけが短絡し た場合は、接続点P12の電圧がVcに跳ね上がることで、また歪ゲージR1だ けが断線した場合には、接続点P12の電位が零に落ち込むことで、いずれもウ インドウコンパレータ3による異常検知が行われる。同様にまた、歪ゲージR2 だけが短絡した場合は、接続点P12の電圧が零に落ち込むことで、また歪ゲー ジR2だけが断線した場合には、接続点P12の電圧がVcに跳ね上がることで 、いずれもウインドウコンパレータ3による異常検知が可能である。さらにまた 、対角位置にある歪ゲージR1とR4或いはR2とR3が同時に短絡或いは断線 した場合も、同様にウインドウコンパレータ3と4による異常検知が行われる。 しかし、互いに直列の歪ゲージR1とR2又はR3とR4が同時に断線した場合 は、接続点P12又はP34の電位が不定と化すため、ウインドウコンパレータ 3,4による異常検知ができないことがあり、従って故障監視に万全を期すこと ができず、さらにまた互いに直列の歪ゲージR1とR2又はR3とR4が同時に 短絡した場合には、定電圧源2が短絡した歪ゲージR1とR2又はR3とR4を 介して直接接地されてしまうため、無負荷に近い状態で定電圧源2から電流が流 れ続ける結果、定電圧源2自体にも悪影響が及ぶといった課題を抱えていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記課題を解決したものであり、ブリッジ接続された歪ゲージか らなる半導体センサと、この半導体センサに並列接続した故障検出用抵抗と、こ の故障検出用抵抗と前記半導体センサの並列接続回路を定電流駆動する定電流源 と、前記故障検出用抵抗の両端にかかる電圧を検出し、該電圧があらかじめ設定 した一定範囲を外れたときに、前記半導体センサの故障を報知する故障検出手段 とを具備することを第1の特徴とするものである。
【0006】 また、この考案は、前記定電流源を、前記並列接続回路を接地する接地抵抗と 、この接地抵抗と前記並列接続回路の接続点に反転入力端子が接続され、定電圧 源が非反転入力端子に接続され、出力端子に前記並列接続回路が接続された演算 増幅器から構成したことを第2の特徴としており、さらに前記故障検出手段を、 前記故障検出用抵抗の両端に接続した一対のボルテージフォロワと、これら一対 のボルテージフォロワの出力を差動増幅する差動増幅器と、この差動増幅器の出 力を前記一定の範囲を規定する上下の閾値を基準に比較分別するウインドウコン パレータと、このウインドウコンパレータの出力を受けて前記半導体センサの故 障を報知する警報回路から構成したことを第3の特徴とするものである。
【0007】
【作用】
この考案は、ブリッジ接続された歪ゲージからなる半導体センサに、故障検出 用抵抗を並列接続し、故障検出用抵抗と半導体センサの並列接続回路を定電流駆 動して故障検出用抵抗の両端にかかる電圧を検出し、この電圧があらかじめ設定 した一定範囲を外れたときに、半導体センサの故障を報知することにより、故障 内容によらず歪ゲージの短絡或いは断線を確実に検出する。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例について、図1を参照して説明する。図1は、この考 案の半導体センサの故障検出装置の一実施例を示す回路構成図である。
【0009】 図1に示す半導体センサの故障検出装置11は、ブリッジ接続された歪ゲージ R1,R2,R3,R4からなる半導体センサ1に故障検出用抵抗rを並列接続 し、故障検出用抵抗rと半導体センサ1の並列接続回路12を定電流駆動して故 障検出用抵抗rの両端にかかる電圧rIを検出し、この電圧があらかじめ設定し た一定範囲を外れたときに、半導体センサ1の故障を報知する構成としてある。 故障検出用抵抗rと半導体センサ1の並列接続回路12に定電流Iを供給する定 電流源13は、並列接続回路12を接地する接地抵抗R5と演算増幅器14から 構成してある。演算増幅器14は、反転入力端子に接地抵抗R5と並列接続回路 12の接続点が接続され、非反転入力端子に定電圧源15が接続される。さらに 、出力端子には並列接続回路12が接続され、並列接続回路12と接地抵抗R5 の接続点の電位は定電圧源15の出力電圧Vcに固定される。また、故障検出用 抵抗rの両端には、高入力インピーダンスバッファである一対のボルテージフォ ロワ16,17が接続してあり、これら一対のボルテージフォロワ16,17と 、その出力を差動増幅する差動増幅器18、そして差動増幅器18の出力を前記 一定の範囲を規定する上下の閾値を基準に比較分別するウインドウコンパレータ 19及びウインドウコンパレータ19の出力を受けて半導体センサ1の故障を報 知する警報回路20をもって、故障検出手段を構成してある。
【0010】 ところで、ブリッジ接続された4個の歪ゲージR1〜R4からなる半導体セン サ1は、従来のように定電圧駆動せず、定電流により駆動される。すなわち、演 算増幅器14の非反転入力端子には、抵抗Ra,Rbにより分割された一定電圧 VcがコンデンサCによりバックアップされた形で印加されており、反転入力端 子が非反転入力端子に仮想短絡されるため、並列接続回路12と接地抵抗R5の 接続点は、電圧Vcに固定される。このため、接地抵抗R5に流れ込む電流Iは Vc/R5(=一定)であり、この電流Iが半導体センサ1と故障検出用抵抗r によって分流されることになる。また、個々の歪ゲージR1〜R4の抵抗値Rを 合成して得られる半導体センサ1の合成抵抗値はRであるが、ここでは故障検出 用抵抗rの抵抗値もRに設定してあるため、半導体センサ1と故障検出用抵抗r を流れる電流は、ともにI/2となる。
【0011】 一方、故障検出用抵抗rの両端は、ボルテージフォロワ16,17を介して差 動増幅器18に接続してあるが、ボルテージフォロワ16,17は、核となる演 算増幅器16a,17aの出力端子を反転入力端子に直結してあるため、非反転 入力端子に印加された入力電圧は増幅度1で増幅され、そのまま出力電圧として 取り出される。演算増幅器16a,17aの入力インピーダンスは非常に大きい ため、その非反転入力端子に電流Iの一部がリークすることはなく、従ってボル テージフォロワ16,17を接続したことで前述の定電流駆動の前提が崩れるこ とはない。一方のボルテージフォロワ16の出力端子は、入力抵抗r1を介して 差動増幅器18の非反転入力端子に接続してあり、非反転入力端子は抵抗r2を 介して接地してある。また、他方のボルテージフォロワ17の出力端子は、入力 抵抗r3を介して差動増幅器18の反転入力端子に接続してあり、反転入力端子 には帰還抵抗r4を介して出力端子が接続してある。差動増幅器18の非反転入 力端子と反転入力端子は仮想短絡されているため、両入力端子の印加電圧は等し く、このため r2v1/(r1+r2)=(r3v3+r4v2)/(r3+r4) が成立する。そこで、r1=r3=Rs,r2=r4=Rfなる条件を設定する ことで、 v3=(v1−v2)Rs/Rf となる。すなわち、故障検出用抵抗rの両端にかかる電圧rI(=v1−v2) は、差動増幅器18においてゲインRs/Rfで増幅されることになる。
【0012】 差動増幅器18の出力電圧v3は、一対の電圧比較器19a,19bを並列接 続したウインドウコンパレータ19に供給され、上下の閾値Ea,Ebに挟まれ た領域にあるかどうかが判定される。上限検知用の電圧比較器19aが比較基準 とする閾値Eaは、抵抗r5,r6により電源電圧を分割して与えられ、また下 限検知用の電圧比較器19bが比較基準とする閾値Ebは、電源電圧を抵抗r7 ,r8により分割して与えられる。ただし、閾値Ea,Ebについては、 Eb( 0.45rIRs/Rf)<Ea( 0.55rIRs/Rf) なる関係が設定される。このため、差動増幅器18の出力v3が上下の閾値Ea とEbの間に挟まれている場合、すなわち Eb<v3<Ea であれば、電圧比較器の出力19a,19bの出力はともにハイレベルである。 ウインドウコンパレータ19に続く警報回路20は、プルアップ抵抗r9とシュ ミットトリガ回路20a及び警報ランプ20bから構成され、電圧比較器19a ,19bの出力端子はプルアップ抵抗r9により直流電源に吊り上げられた状態 でシュミットトリガ回路20aの入力端子に接続される。このため、電圧比較器 19a,19bの出力がともにハイレベルであるときは、シュミットトリガ回路 20aの出力もハイレベルとなり、シュミットトリガ回路20aと直流電源の間 に接続された警報ランプ20aは、消灯して異常がないことを示している。
【0013】 ここで、仮に歪ゲージR1〜R2のいずれか1個が短絡した場合、半導体セン サ1の合成抵抗は2R/3に低下し、故障検出用抵抗rに流れる電流は正常時の I/2から2I/5に低下する。このため、ウインドウコンパレータ19内の下 限検知用の電圧比較器19bの出力がロウレベルに反転し、シュミットトリガ回 路20aの出力端子もロウレベルに切り替わる。その結果、警報ランプ20bに 電源電流が流れ、警報ランプ20bが点灯することで故障発生が警告される。ま た、歪ゲージR1〜R4のいずれか1個が断線した場合は、半導体センサ1の合 成抵抗は2Rに増大し、故障検出用抵抗rに流れる電流は正常時のI/2から2 I/3に増大する。このため、ウインドウコンパレータ19内の上限検知用の電 圧比較器19aの出力がロウレベルに反転し、シュミットトリガ回路20aの出 力端子もロウレベルに切り替わる。その結果、警報ランプ20bに電源電流が流 れ、点灯した警報ランプ20bにより故障発生が警告される。
【0014】 さらに、仮に歪ゲージR1とR2或いはR2とR3がともに短絡した場合、半 導体センサ1の合成抵抗は零となるため、故障検出用抵抗rには電流が流れず、 ウインドウコンパレータ19内の下限検知用の電圧比較器19bの出力がロウレ ベルに反転する。その結果、シュミットトリガ回路20aの出力端子もロウレベ ルに切り替わり、警報ランプ20bが点灯して故障発生が警告される。また、歪 ゲージR1とR2又はR3とR4がともに断線した場合、半導体センサ1の合成 抵抗は2Rに増大する。その結果、故障検出用抵抗rに流れる電流は、正常時の I/2から2I/3に増大し、前記と同様、点灯した警報ランプ20aにより故 障発生が警告される。
【0015】 さらにまた、対角位置の歪ゲージR1とR4(又はR2とR3)がともに短絡 した場合は、半導体センサ1の合成抵抗はR/2に低下する。このため、故障検 出用抵抗rに流れる電流は、正常時のI/2からI/3に低下する。その結果、 ウインドウコンパレータ19内の下限検知用の電圧比較器19aの出力がロウレ ベルに反転し、点灯した警報ランプ20aにより故障発生が警告される。また、 対角位置の歪ゲージR1とR4又はR2とR3がともに断線した場合は、半導体 センサ1の合成抵抗は無限大となり、そこに電流は流れなくなる。このため、故 障検出用抵抗rに流れる電流は正常時のI/2からIに増大し、ウインドウコン パレータ19内の上限検知用の電圧比較器19aの出力がロウレベルに反転する ことで、警報ランプ20aが点灯する。
【0016】 このように、半導体センサの故障検出装置11は、ブリッジ接続された歪ゲー ジR1〜R4からなる半導体センサ1の合成抵抗がセンサ入力に拘わらず一定で あり、しかも故障検出用抵抗rと半導体センサ1の並列接続回路12には常に一 定の電流Iが供給されるため、1又は2以上の歪ゲージR1〜R4が断線又は短 絡したときに生ずる半導体センサ1の合成抵抗の変化を、故障検出用抵抗rを流 れる電流の変化、すなわち故障検出用抵抗rの両端にかかる電圧(v1−v2) の変化をもって確実に検出することができ、故障内容によって診断に迷いが生ず る従来の定電圧駆動方式と異なり、歪ゲージR1〜R4の短絡も断線も、故障箇 所の数に無関係に常に確実に検出することができ、これにより半導体センサ1の 故障が重大な事故に結び付きかねないエアバッグ装置等に適用することで、事故 発生に至る危険な芽を早期に排除することができる。
【0017】 また、定電流源13に用いた演算増幅器14は、反転入力端子と非反転入力端 子が仮想短絡状態にあるため、並列接続回路12とその接地抵抗R5の接続点を 、非反転入力端子に接続した定電圧源15と同電圧Vcに保つことができ、これ により故障検出用抵抗rと半導体センサ1の並列接続回路12に流れる電流Iを 、定電圧源15の電圧Vcを接地抵抗R5の抵抗値で除して得られる電流値Vc /R5に固定することができ、並列接続回路12を安定した電流で定電流駆動す ることができる。
【0018】 さらにまた、故障検出用抵抗rの両端に高入力インピーダンスバッファとして ボルテージフォロワ16,17が接続してあるため、電流漏洩はほぼ完全に無視 することができ、定電流駆動方式を採用する上で重要な鍵となる故障検出用抵抗 rと半導体センサ1の並列接続回路12からの漏洩電流は一切案ずる必要がなく 、さらに一対のボルテージフォロワ16,17の出力を差動増幅器18により差 動増幅した上でウインドウコンパレータ19にて比較分別するため、ウインドウ コンパレータ19における分別精度はきわめて高く、従って故障検出用抵抗rを 流れる電流の変化を、故障検出用抵抗rの両端にかかる電圧の変化として、正確 かつ確実に検出することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は、ブリッジ接続された歪ゲージからなる半導 体センサに、故障検出用抵抗を並列接続し、故障検出用抵抗と半導体センサの並 列接続回路を定電流駆動して故障検出用抵抗の両端にかかる電圧を検出し、この 電圧があらかじめ設定した一定範囲を外れたときに、半導体センサの故障を報知 する構成としたから、ブリッジ接続された歪ゲージからなる半導体センサの合成 抵抗がセンサ入力に拘わらず一定であり、しかも故障検出用抵抗と半導体センサ の並列接続回路には常に一定の電流が供給されるため、1又は2以上の歪ゲージ が断線又は短絡したときに生ずる半導体センサの合成抵抗の変化を、故障検出用 抵抗を流れる電流の変化、すなわち故障検出用抵抗の両端にかかる電圧の変化を もって確実に検出することができ、故障内容によって診断に迷いが生ずる従来の 定電圧駆動方式と異なり、歪ゲージの短絡であろうが断線であろうが、また故障 箇所が1箇所であろうが複数であろうが、常に確実に検出することができ、これ により半導体センサの故障が重大な事故に結び付きかねない装置類に適用するこ とで、事故発生に至る危険な芽を早期に排除することができる等の優れた効果を 奏する。
【0020】 また、この考案は、定電流源を、並列接続回路を接地する接地抵抗と、この接 地抵抗と前記並列接続回路の接続点に反転入力端子が接続され、定電圧源が非反 転入力端子に接続され、出力端子に前記並列接続回路が接続された演算増幅器か ら構成したことにより、ゲインの大きな演算増幅器では反転入力端子と非反転入 力端子が仮想短絡状態にあるため、並列接続抵抗とその接地抵抗の接続点を、非 反転入力端子に接続した定電圧源と同電圧に保つことができ、これにより故障検 出用抵抗と半導体センサの並列接続回路を流れる電流を、定電圧源の電圧を接地 抵抗の抵抗値で除算して得られる電流値に固定することができ、並列接続回路を 安定した電流で定電流駆動することができる等の効果を奏する。
【0021】 さらにまた、この考案は、故障検出手段を、故障検出用抵抗の両端に接続した 一対のボルテージフォロワと、これら一対のボルテージフォロワの出力を差動増 幅する差動増幅器と、この差動増幅器の出力を前記一定の範囲を規定する上下の 閾値を基準に比較分別するウインドウコンパレータと、このウインドウコンパレ ータの出力を受けて半導体センサの故障を報知する警報回路から構成したので、 定電流駆動方式を採用する上で重要な鍵となる故障検出用抵抗と半導体センサの 並列接続回路からの漏洩電流が故障検出精度に与える影響に懸念が及ぶとも、故 障検出用抵抗の両端に高入力インピーダンスバッファとしてボルテージフォロワ が接続してあるため、電流漏洩はほぼ完全に無視することができ、故障検出精度 にはなんらの障害ともならず、さらに一対のボルテージフォロワの出力を差動増 幅器により差動増幅した上でウインドウコンパレータにて比較分別するため、ウ インドウコンパレータにおける分別精度はきわめて高く、従って故障検出用抵抗 を流れる電流の変化を、故障検出用抵抗の両端にかかる電圧の変化として、正確 かつ確実に検出することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の半導体センサの故障検出装置の一実
施例を示す回路構成図である。
【図2】従来の半導体センサの故障検出装置の一例を示
す回路構成図である。
【符号の説明】
R1〜R4 歪ゲージ r 故障検出用抵抗 11 半導体センサの故障検出装置 12 並列接続回路 13 定電流源 16,17 故障検出手段(ボルテージフォロワ) 18 故障検出手段(差動増幅器) 19 故障検出手段(ウインドウコンパレータ) 20 故障検出手段(警報回路)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブリッジ接続された歪ゲージからなる半
    導体センサと、この半導体センサに並列接続した故障検
    出用抵抗と、この故障検出用抵抗と前記半導体センサの
    並列接続回路を定電流駆動する定電流源と、前記故障検
    出用抵抗の両端にかかる電圧を検出し、該電圧があらか
    じめ設定した一定範囲を外れたときに、前記半導体セン
    サの故障を報知する故障検出手段とを具備することを特
    徴とする半導体センサの故障検出装置。
  2. 【請求項2】 前記定電流源は、前記並列接続回路を接
    地する接地抵抗と、この接地抵抗と前記並列接続回路の
    接続点に反転入力端子が接続され、定電圧源が非反転入
    力端子に接続され、出力端子に前記並列接続回路が接続
    された演算増幅器からなることを特徴とする請求項1記
    載の半導体センサの故障検出装置。
  3. 【請求項3】 前記故障検出手段は、前記故障検出用抵
    抗の両端に接続した一対のボルテージフォロワと、これ
    ら一対のボルテージフォロワの出力を差動増幅する差動
    増幅器と、この差動増幅器の出力を前記一定の範囲を規
    定する上下の閾値を基準に比較分別するウインドウコン
    パレータと、このウインドウコンパレータの出力を受け
    て前記半導体センサの故障を報知する警報回路からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体センサの故障検
    出装置。
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