JPH0581950A - ガス絶縁コンデンサ形ブツシング - Google Patents
ガス絶縁コンデンサ形ブツシングInfo
- Publication number
- JPH0581950A JPH0581950A JP3240825A JP24082591A JPH0581950A JP H0581950 A JPH0581950 A JP H0581950A JP 3240825 A JP3240825 A JP 3240825A JP 24082591 A JP24082591 A JP 24082591A JP H0581950 A JPH0581950 A JP H0581950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating layer
- gas
- capacitor core
- capacitor type
- bushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B17/00—Insulators or insulating bodies characterised by their form
- H01B17/26—Lead-in insulators; Lead-through insulators
- H01B17/28—Capacitor type
Landscapes
- Insulators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コンデンサコアの絶縁層内部の水分を確実に除
去し、外力、振動等の機械力に対してずれを防止する。 【構成】コンデンサコアの絶縁層を形成する薄い絶縁物
として片面に深さ5μm以上、幅0.5mm以上の複数
条の凹部溝を持ち、他面は同じ位置に同寸法の凸部山を
設けたプラスチックフィルムを用い、凹部溝と凸部山と
を嵌合させ合って巻回するようにする。
去し、外力、振動等の機械力に対してずれを防止する。 【構成】コンデンサコアの絶縁層を形成する薄い絶縁物
として片面に深さ5μm以上、幅0.5mm以上の複数
条の凹部溝を持ち、他面は同じ位置に同寸法の凸部山を
設けたプラスチックフィルムを用い、凹部溝と凸部山と
を嵌合させ合って巻回するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変圧器やガス絶縁密閉形
開閉装置等の比較的電圧の高い電気機器の口出しに用い
られるガス絶縁コンデンサ形ブッシングに関するもので
ある。
開閉装置等の比較的電圧の高い電気機器の口出しに用い
られるガス絶縁コンデンサ形ブッシングに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電力用の変圧器やガス絶縁密閉形開閉装
置等の高電圧電気機器の口出しには中心導体の周囲にコ
ンデンサコアを形成したガス絶縁コンデンサ形ブッシン
グが用いられる場合がある。このガス絶縁コンデンサ形
ブッシングの一般的な構成としては通電々流を流す中心
導体と、この中心導体の周囲に被覆され、中心導体を大
地に対して絶縁する絶縁層、およびこれらを絶縁ガス等
の絶縁媒体と共に収納する碍管等の容器から成ってい
る。
置等の高電圧電気機器の口出しには中心導体の周囲にコ
ンデンサコアを形成したガス絶縁コンデンサ形ブッシン
グが用いられる場合がある。このガス絶縁コンデンサ形
ブッシングの一般的な構成としては通電々流を流す中心
導体と、この中心導体の周囲に被覆され、中心導体を大
地に対して絶縁する絶縁層、およびこれらを絶縁ガス等
の絶縁媒体と共に収納する碍管等の容器から成ってい
る。
【0003】このガス絶縁コンデンサ形ブッシングの具
体的な構造を図3に示す。中心導体1の周囲に絶縁紙、
またプラスチックフィルム等の比較的薄い絶縁物を巻回
して絶縁層2を形成し、この絶縁層2内にはアルミ箔等
の薄い金属箔を同時に巻き込み、イコライザ電極として
コンデンサコア4を構成する。このコンデンサコア4の
軸方向中間部の外周にはフランジ5aを備えた支持金具
5が嵌装される。この支持金具5の上部側には中心導体
1及びコンデンサコア4を覆うように上部碍管6が固定
され、この上部碍管6に上端部には蓋板7が固定されて
いる。同時に支持金具5の下端部側にも中心導体1及び
コンデンサコア4を覆うように下部碍管8が固定され、
この下部碍管8の下端部には下部クランプが取り付けら
れ、この下部クランプ9に中心導体1の一端が固定され
る。中心導体1の他端部はガスケット(図示せず)を介
して蓋板7を貫通し大気に引き出されている。これら支
持金具5、上部、下部碍管6,8の構成部品の接合部に
はガスケット(図示せず)が介在されていて密閉容器1
1を構成しており、この容器11の内部にSF6ガス等
の絶縁媒体10が充てんされる。
体的な構造を図3に示す。中心導体1の周囲に絶縁紙、
またプラスチックフィルム等の比較的薄い絶縁物を巻回
して絶縁層2を形成し、この絶縁層2内にはアルミ箔等
の薄い金属箔を同時に巻き込み、イコライザ電極として
コンデンサコア4を構成する。このコンデンサコア4の
軸方向中間部の外周にはフランジ5aを備えた支持金具
5が嵌装される。この支持金具5の上部側には中心導体
1及びコンデンサコア4を覆うように上部碍管6が固定
され、この上部碍管6に上端部には蓋板7が固定されて
いる。同時に支持金具5の下端部側にも中心導体1及び
コンデンサコア4を覆うように下部碍管8が固定され、
この下部碍管8の下端部には下部クランプが取り付けら
れ、この下部クランプ9に中心導体1の一端が固定され
る。中心導体1の他端部はガスケット(図示せず)を介
して蓋板7を貫通し大気に引き出されている。これら支
持金具5、上部、下部碍管6,8の構成部品の接合部に
はガスケット(図示せず)が介在されていて密閉容器1
1を構成しており、この容器11の内部にSF6ガス等
の絶縁媒体10が充てんされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成のガス絶縁コンデンサ形ブッシングは、絶縁耐力を
長期的に保持させるためには十分に乾燥させ、絶縁層2
内部の水分を完全に除去させる必要がある。このことか
ら例えば特開昭60−138808号公報に示されるよ
うに、このようなブッシングを完全に組み立てた後にブ
ッシング全体を乾燥タンク内に入れて、真空引きにより
絶縁層2内部の水分を除去した後絶縁ガスを封入し、絶
縁層2内部に絶縁ガス10を含浸させる手段がとられて
いる。しかしながら、このようなブッシングが更に高電
圧化、大形化するに伴い絶縁層2の巻厚が厚く、巻幅も
長くなるため絶縁層中の水分を完全に除去するには長時
間を要し、製造が面倒で、かつ高価に成る欠点があっ
た。
構成のガス絶縁コンデンサ形ブッシングは、絶縁耐力を
長期的に保持させるためには十分に乾燥させ、絶縁層2
内部の水分を完全に除去させる必要がある。このことか
ら例えば特開昭60−138808号公報に示されるよ
うに、このようなブッシングを完全に組み立てた後にブ
ッシング全体を乾燥タンク内に入れて、真空引きにより
絶縁層2内部の水分を除去した後絶縁ガスを封入し、絶
縁層2内部に絶縁ガス10を含浸させる手段がとられて
いる。しかしながら、このようなブッシングが更に高電
圧化、大形化するに伴い絶縁層2の巻厚が厚く、巻幅も
長くなるため絶縁層中の水分を完全に除去するには長時
間を要し、製造が面倒で、かつ高価に成る欠点があっ
た。
【0005】一方、コンデンサコア4の絶縁層2を構成
する薄い絶縁物としてはそれ自体の含有水分が少ない方
が望ましいことから、例えば特開昭59−23410号
公報に示されるようにプラスチックフィルムを用いてい
る。しかしながら、ブッシングに加わる外力や振動等の
機械力に対し絶縁層2が中心導体1の軸方向にずれるの
を防ぐためには摩擦抵抗の少ないプラスチックフィルム
では過大な張力を加えて巻く必要があるため、過大な張
力装置を備えた設備が必要であり、かつ過大な張力を加
えるためフィルム表面に付着した水分の除去が充分に行
われないという欠点があった。
する薄い絶縁物としてはそれ自体の含有水分が少ない方
が望ましいことから、例えば特開昭59−23410号
公報に示されるようにプラスチックフィルムを用いてい
る。しかしながら、ブッシングに加わる外力や振動等の
機械力に対し絶縁層2が中心導体1の軸方向にずれるの
を防ぐためには摩擦抵抗の少ないプラスチックフィルム
では過大な張力を加えて巻く必要があるため、過大な張
力装置を備えた設備が必要であり、かつ過大な張力を加
えるためフィルム表面に付着した水分の除去が充分に行
われないという欠点があった。
【0006】本発明は上記の点を考慮して成されたもの
で、その目的とするところは絶縁層内部の水分が確実に
除去でき、かつ過大な張力を加えて絶縁物を巻回しなく
ても絶縁層のずれを防ぎ、外力、振動等の機械力に十分
耐え得る信頼性の高いガス絶縁コンデンサ形ブッシング
を提供することにある。
で、その目的とするところは絶縁層内部の水分が確実に
除去でき、かつ過大な張力を加えて絶縁物を巻回しなく
ても絶縁層のずれを防ぎ、外力、振動等の機械力に十分
耐え得る信頼性の高いガス絶縁コンデンサ形ブッシング
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は絶縁層を構成する薄い絶縁物として、片
面に深さ5μm以上、幅0.5mm以上の複数条の凹部
溝を持ち、他面は同じ位置に同寸法の凸部山を設けたプ
ラスチックフィルムを用いる。
めに、本発明は絶縁層を構成する薄い絶縁物として、片
面に深さ5μm以上、幅0.5mm以上の複数条の凹部
溝を持ち、他面は同じ位置に同寸法の凸部山を設けたプ
ラスチックフィルムを用いる。
【0008】
【作用】このようにするとプラスチックフィルムの凹部
溝と凸部山とが互いに嵌合し合って大きな摩擦力を発生
し、絶縁層内部の水分を簡単に除去した上機械力に対し
ても安定した品質を得ることができる。
溝と凸部山とが互いに嵌合し合って大きな摩擦力を発生
し、絶縁層内部の水分を簡単に除去した上機械力に対し
ても安定した品質を得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。ガス絶縁コンデンサ形ブッシングのコンデンサ
コアを形成する絶縁層の巻回状態を図1に、巻回後の部
分拡大断面を図2に示す。図1において、中心導体1の
外周に片面に深さ5μm以上、幅0.5mm以上の複数
条の凹部溝を持ち、他面は同じ位置に同寸法の凸部山を
設けたプラスチックフィルム(例えばポリエチレンテレ
フタレートフィルム等)12を凹部溝、凸部山が中心導
体1の軸方向(長手方向)と一致するように連結して巻
回し、規定の寸法ごとにイコライザ電極3を挿入しなが
らコンデンサコア4を構成する。
明する。ガス絶縁コンデンサ形ブッシングのコンデンサ
コアを形成する絶縁層の巻回状態を図1に、巻回後の部
分拡大断面を図2に示す。図1において、中心導体1の
外周に片面に深さ5μm以上、幅0.5mm以上の複数
条の凹部溝を持ち、他面は同じ位置に同寸法の凸部山を
設けたプラスチックフィルム(例えばポリエチレンテレ
フタレートフィルム等)12を凹部溝、凸部山が中心導
体1の軸方向(長手方向)と一致するように連結して巻
回し、規定の寸法ごとにイコライザ電極3を挿入しなが
らコンデンサコア4を構成する。
【0010】このように構成されたコンテンサコア4は
図2に示すごとく、例えばn−1層目のプラスチックフ
ィルム12の表面を形成している凹部溝13と凸部山1
4がn層目のプラスチックフィルム12の表面を形成し
ている凹部溝13aや、n−2層目の凸部山14aと重
なりあったり、嵌合し合ったりしながら最終の巻回まで
行われる。
図2に示すごとく、例えばn−1層目のプラスチックフ
ィルム12の表面を形成している凹部溝13と凸部山1
4がn層目のプラスチックフィルム12の表面を形成し
ている凹部溝13aや、n−2層目の凸部山14aと重
なりあったり、嵌合し合ったりしながら最終の巻回まで
行われる。
【0011】上述のような構成のコンデンサコア4であ
ると、ブッシングが高電圧化、大型化してプラスチック
フィルム12の巻幅が長くなっても、もともと含有水分
の少ないプラスチックフィルムであるためフィルム表面
に付着した分子の大きさ数十オングストローム程度の水
分は多重に巻回されたフィルム層間にできる数μmの隙
間を通り、簡単にコンデンサコア4から外部に除去する
ことができ、かつ絶縁ガス媒体の含浸も短時間でコンデ
ンサコア4内部に浸透するため乾燥、含浸工程が確実に
行え、かつその作業時間も大幅に短縮できるブッシング
製造が容易に行え、信頼性が向上する。一方、ブッシン
グに加わる外力や振動等の機械力に対してはプラスチッ
クフィルム12の表面を形成している凹部溝13と凸部
溝14の嵌合し合った部分で大きな摩擦力を保つことが
できるためずれを防止でき、コンデンサコア4成形時に
過大な張力装置の必要もなくなる。
ると、ブッシングが高電圧化、大型化してプラスチック
フィルム12の巻幅が長くなっても、もともと含有水分
の少ないプラスチックフィルムであるためフィルム表面
に付着した分子の大きさ数十オングストローム程度の水
分は多重に巻回されたフィルム層間にできる数μmの隙
間を通り、簡単にコンデンサコア4から外部に除去する
ことができ、かつ絶縁ガス媒体の含浸も短時間でコンデ
ンサコア4内部に浸透するため乾燥、含浸工程が確実に
行え、かつその作業時間も大幅に短縮できるブッシング
製造が容易に行え、信頼性が向上する。一方、ブッシン
グに加わる外力や振動等の機械力に対してはプラスチッ
クフィルム12の表面を形成している凹部溝13と凸部
溝14の嵌合し合った部分で大きな摩擦力を保つことが
できるためずれを防止でき、コンデンサコア4成形時に
過大な張力装置の必要もなくなる。
【0012】なお、本実施例ではプラスチックフィルム
の凹部溝、凸部山が中心導体の長手方向と一致させて巻
回する例を示したが、凹部溝、凸部山が中心導体の径方
向と一致させたり、または凹2部溝、凸部山が中心導体
の長手方向に対し、一定の角度を保つような巻回を行っ
ても同様の効果が得られることは言うまでもない。
の凹部溝、凸部山が中心導体の長手方向と一致させて巻
回する例を示したが、凹部溝、凸部山が中心導体の径方
向と一致させたり、または凹2部溝、凸部山が中心導体
の長手方向に対し、一定の角度を保つような巻回を行っ
ても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ンデンサコアの絶縁層を構成する薄い絶縁物として片面
の深さ5μm以上、幅0.5mm以上の複数条の凹部溝
をもち、他面は同じ位置に同寸法の凸部山を設けたプラ
スチックを用いることにより、ブッシングの高電圧化、
大形化に伴い巻幅が長くなっても乾燥、真空含浸が完全
に、かつ短時間に行えるため製造が容易となる。さら
に、機械力に安定した性能を発揮できるため安価で品質
の安定したガス絶縁コンデンサ形ブッシングを提供する
ことができる。
ンデンサコアの絶縁層を構成する薄い絶縁物として片面
の深さ5μm以上、幅0.5mm以上の複数条の凹部溝
をもち、他面は同じ位置に同寸法の凸部山を設けたプラ
スチックを用いることにより、ブッシングの高電圧化、
大形化に伴い巻幅が長くなっても乾燥、真空含浸が完全
に、かつ短時間に行えるため製造が容易となる。さら
に、機械力に安定した性能を発揮できるため安価で品質
の安定したガス絶縁コンデンサ形ブッシングを提供する
ことができる。
【図1】本発明によるガス絶縁コンデンサ形ブッシング
のコンデンサコアの絶縁層の巻回状態を示す斜視図。
のコンデンサコアの絶縁層の巻回状態を示す斜視図。
【図2】その巻回後の部分拡大断面図。
【図3】従来の一般的なガス絶縁コンデンサ形ブッシン
グの要部断面図。
グの要部断面図。
1…中心導体 2…絶縁層 3…イコライザ電極 4…コンデンサコア 6…上部保管 7…下部碍管 10…絶縁媒体 11…容器 12…プラスチックフィルム 13…凹部溝 14…凸部山
Claims (1)
- 【請求項1】 中心導体の外周に薄い絶縁物と金属箔を
巻回してコンデンサコアを形成し、このコンデンサコア
を絶縁媒体と共に容器内に収容して成るガス絶縁コンデ
ンサ形ブッシングにおいて、前記コンデンサコアを形成
する薄い絶縁物として片面に深さ5μm以上、幅0.5
mm以上の複数条の凹部溝を持ち、他面は同じ位置に同
寸法の凸部山を設けたプラスチックフィルムを使用した
ことを特徴とするガス絶縁コンデンサ形ブッシング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3240825A JPH0581950A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ガス絶縁コンデンサ形ブツシング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3240825A JPH0581950A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ガス絶縁コンデンサ形ブツシング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0581950A true JPH0581950A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17065263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3240825A Pending JPH0581950A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ガス絶縁コンデンサ形ブツシング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0581950A (ja) |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3240825A patent/JPH0581950A/ja active Pending
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