JPH0582380B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0582380B2
JPH0582380B2 JP6633984A JP6633984A JPH0582380B2 JP H0582380 B2 JPH0582380 B2 JP H0582380B2 JP 6633984 A JP6633984 A JP 6633984A JP 6633984 A JP6633984 A JP 6633984A JP H0582380 B2 JPH0582380 B2 JP H0582380B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
methanol
sodium
liquid
crystals
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6633984A
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English (en)
Other versions
JPS60209552A (ja
Inventor
Masayoshi Hinenoya
Mamoru Endo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP6633984A priority Critical patent/JPS60209552A/ja
Publication of JPS60209552A publication Critical patent/JPS60209552A/ja
Publication of JPH0582380B2 publication Critical patent/JPH0582380B2/ja
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は塗料分野に利用され、ユニークな機能
を有する耐熱用樹脂等の重要な合成原料である
4,4′−ビス(カルボアルコキシメチレンアミ
ノ)ジフエニルメタンの製造法に関するものであ
る。 従来、アリーレン−N,N′−ジグリシンエス
テル類の合成法としては、特公昭44−20115公報
に記載されるところに依れば、芳香族ジアミンと
モノクロル酢酸エステルと酢酸ナトリウムのよう
な塩化水素受容体の存在で反応させて得られるこ
とが知られている。 しかしながら、本発明者等が上記実施例に従つ
て追試した結果、次の欠点を有し、必らずしも満
し得ない方法であることが判つた。(比較例2) 水洗浄(後処理)の際、反応物が固化し、粘
度が高い(アメ状態)ため、副生した塩化ナト
リウムを充分に溶解除去できない。また、移液
及び結晶の取出しが困難である。 別(後処理)して得られた湿結晶は原料芳
香族ジアミン及び副生物をかなり含有してお
り、再結晶する必要がある。また、結晶は着色
しているため、活性炭処理等により脱色しなけ
ればならない。 上記等のため、後処理工程が複雑且つ長い。 収率が20.1%と極めて悪い。 そこで、本発明者等は問題点を熟慮した上で、
種々検討を重さね、これ等欠点を完全に解決し、
且つ工業的に優れた改良技術を見い出し、本発明
に到達した。 即ち、本発明は、 1 メタノール溶媒中で、脱塩化水素剤としてア
ルカリ金属の弱塩基性化合物を使用して、メチ
レンジアニリンとモノクロル酢酸エステルとを
反応させることを特徴とする4,4′−ビス(カ
ルボアルコキシメチレンアミン)ジフエニルメ
タンの製造法。 2 脱塩化水素剤が炭酸ナトリウム若しくは炭酸
水素ナトリウムである特許請求の範囲第1項記
載の方法。 である。 本発明の方法は次の反応式によつて進行され
る。
【化】
【化】 ここで、RはC1〜C3の低級アルキル基である。 本発明における反応溶媒としてはメタノールが
適用される。メタノールを使用した場合、水洗浄
の際、内容物が固化することがなくなり、移液及
び結晶の取出しが容易になる。 さらに、メタノールが良好な溶媒であるのは原
料()および副生物がメタノールに溶解し易
く、目的物()が溶解し難いので、過操作で
固化の原因となる不純物が除去できるからであ
る。他方、水及びトルエン等の芳香族炭化水素は
上記利点がなく、適当でない。(比較例3) 溶媒メタノールの使用量は原料()に対し、
通常少くとも2重量倍以上、好ましくは3〜4重
量倍用いられる。殊に原料()及び目的物
()が固体であり、工業上該移液や反応等を含
んだ固液操作を円滑に進めるため、適切なスラリ
ー濃度を維持できる範囲から選ばれる。 本発明における脱塩化水素剤としてはアルカリ
金属の弱塩基性化合物、即ちアルカリ金属と弱酸
とからなる弱塩基性化合物が適用される。例えば
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム;炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム;酢酸ナトリウム、酢酸
カリウム等が挙げられる。この中で炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウムが特に有効である。炭酸
ナトリウム若しくは炭酸水素ナトリウムを使用し
た場合、湿結晶を直接乾燥して得られた目的物
()は純度も高く、全く着色していないので、
従来法のように、再結晶や活性炭処理等の複雑、
且つ高度な精製工程を全て省略することが可能で
ある。他方、ウロトロピン及び水酸化ナトリウム
等の単なる塩基性化合物は目的物()を得るこ
とができず、適当でない。(比較例1) 脱塩化水素剤の使用量は原料()に対し、少
くとも1当量倍以上、好ましくは1〜2当量倍用
いられる。なお、過剰に使用された脱塩化水素剤
は後処理工程での水洗浄で除去される。 通常、原料()/原料()の仕込割合は少
くとも1当量倍程度、好ましくは1〜2当量倍用
いられる。また、反応温度は50〜70℃(還流温
度)が選ばれ、これが低温の場合には反応速度が
遅い。反応は不活性ガス雰囲気下、約5時間程度
で実施される。 かくして、該反応で得られた粗液(スラリー
液)は簡単な後処理工程を経て、容易に精製され
る。次にその一例を示す。 先ず、粗液を室温まで冷却後過し、液(溶
媒)は別途回収され、反応へリサイクルされる。
別された粗結晶に、この約2〜4容量倍の水を
加えて(水洗浄)、室温で約30分間攪拌後、過
し、液は取去される。ここでは反応で副生した
アルカリ金属との塩等が溶解除去される。 続いて該湿結晶は常法に従つて乾燥して、目的
物()の精製品(白色固体)を得ることができ
る。 さらに、必要に応じてメタノール再結晶や同リ
ンスを行えば、より高度に精製することもでき
る。 次に、実施例及び比較例を挙げて本発明の方法
をさらに詳細に説明する。なお、目的物()
は、IR,NBR、融点及び元素分析を利用して同
定した。 実施例 1 窒素ガス雰囲気下に維持したフラスコ中に、メ
チレンジアニリン()29.7g(0.15モル)、モ
ノクロル酢酸メチル()65.2g(0.60モル)、
炭酸ナトリウム26.2g(0.25モル)及びメタノー
ル109.4gを供給した。混合物を攪拌しながら65
〜70℃で5時間還流加熱した。 次に、得られた反応粗液を冷却後過し、溶媒
を取去した。粗結晶に水400mlを加えて室温で30
分間攪拌後、過し、液を取去した。続いて湿
結晶を真空乾燥して純白色4,4′−ビス(カルボ
アルコキシメチレンアミノ)ジフエニルメタン
()33.5g(0.096モル)を得た。(純度98.9%、
収率64.0%) 実施例 2 脱塩化水素剤として炭酸ナトリウムに変えて炭
酸水素ナトリウム41.6g(0.50モル)を使用した
以外、実施例1と同様に処理したところ、純白色
の目的物()31.5g(0.091モル)を得た。(純
度98.5%、収率60.4%) 比較例 1 脱塩化水素剤として炭酸ナトリウムに変えてウ
ロトロピン34.7g(0.25モル)及び水酸化ナトリ
ウム16.0g(0.40モル)を使用した以外、実施例
1と同様に処理したところ、目的物()を得る
ことが出来なかつた。 実施例 3,4 反応工程で酢酸ナトリウム40.6g(0.50モル)
を使用した。さらに、後処理工程で洗浄水250ml
を使用し、メタノール再結晶を追加採用した以
外、実施例1と同様に処理した。結果は第1表に
示す。
【表】
【表】 比較例 2 溶媒、メタノールを使用しなかつた以外、実施
例4と同様に処理したところ、反応工程で反応物
がフラスコ内で固化したが、無理矢理、後処理工
程を続行した。結果は第2表に示す。
【表】 比較例 3 溶媒としてメタノールに変えて水及びトルエン
を使用した以外、実施例4と同様に処理したとこ
ろ、前者の場合、反応工程で反応物が攪拌機に付
着し、又、後者の場合、後処理工程(水洗浄)で
反応物が固化した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 メタノール溶媒中で、脱塩化水素剤の存在下
    でメチレンジアニリンとモノクロル酢酸エステル
    との反応による、4,4′−ビス(カルボアルコキ
    シメチレンアミノ)ジフエニルメタンの製造法に
    於て、脱塩化水素剤がアルカリ金属の炭酸塩、炭
    酸水素塩、及び/又は酢酸塩であることを特徴と
    する4,4′−ビス(カルボアルコキシメチレンア
    ミノ)ジフエニルメタンの製造法。
JP6633984A 1984-04-03 1984-04-03 4,4’−ビス(カルボアルコキシメチレンアミノ)ジフエニルメタンの製造法 Granted JPS60209552A (ja)

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JP6633984A JPS60209552A (ja) 1984-04-03 1984-04-03 4,4’−ビス(カルボアルコキシメチレンアミノ)ジフエニルメタンの製造法

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JPS60209552A JPS60209552A (ja) 1985-10-22
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ID=13312995

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JP6633984A Granted JPS60209552A (ja) 1984-04-03 1984-04-03 4,4’−ビス(カルボアルコキシメチレンアミノ)ジフエニルメタンの製造法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH093442A (ja) * 1995-06-20 1997-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表面処理剤とその使用方法

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JPS60209552A (ja) 1985-10-22

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