JPH0583128U - 複合耐火パネル - Google Patents
複合耐火パネルInfo
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複合耐火パネルにおける金属パネルと耐火パ
ネルの結合の確実容易化と、外観の向上をはかる。 【構成】 裏面側にモルタル充填阻止部材14および1
5をそれぞれ配設した外周部取付材11および目地部取
付材13を、耐火パネル2に埋設する。主板部4に折曲
片部5を連設したほうろうパネル3の主板部裏面に、断
熱ボ−ド7を裏打材として接着し、このほうろうパネル
3を耐火パネル2の表面2a側に被せて、折曲片部5に
固設した取付金具6を、タツピンねじ20により連結材
18を介して外周部取付材11に止着連結し、目地部1
3においてはタツピンねじ20により目地部取付材13
に止着連結する。
ネルの結合の確実容易化と、外観の向上をはかる。 【構成】 裏面側にモルタル充填阻止部材14および1
5をそれぞれ配設した外周部取付材11および目地部取
付材13を、耐火パネル2に埋設する。主板部4に折曲
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に止着連結する。
Description
【0001】
この考案は耐火材製の耐火パネルの表面側に、金属パネルを被着した複合耐火 パネルに関する。
【0002】
最近建物の外壁用の複合耐火パネルとしては、表板パネルとして外観および耐 久性がすぐれたほうろうパネルを用いたものが、多く採用されるようになつた。 ところがほうろうパネルは、ほうろうの施釉焼成用設備の点から、パネルサイズ に限界があり、大型のパネルの製作はできない。このためほうろうパネルを表板 とする複合耐火パネルにより建物壁面を構成する場合、パネルサイズに近い格子 状の下地材を建物躯体に固設して、多数枚のほうろうパネルの折曲片部に固設し た多数個のクリツプを前記下地材にねじ止めする必要があり、足場組みを要する うえ多くの人手と工期を要した。
【0003】 そこでこの点を改良するものとして、大型のコンクリ−ト板上に複数枚のほう ろうパネルを並べて主として接着剤により両者を結合したもの、および複数枚の ほうろうパネルを裏面側を上にして並べて周囲を型枠で包囲し、モルタルを流し 込んで固化させ一体化させる構造のものが提案されている。
【0004】 ところがほうろうパネルとコンクリ−ト板の結合に接着剤を用いるものは、接 着剤の劣化による剥離脱落の危険性が大きく、コンクリ−ト釘を併用しようとし ても、コンクリ−ト釘の打込みは特別の装置を必要とし作業も手間がかかる。
【0005】 またモルタル流し込み式の場合は、ほうろう処理後のパネルをコンクリ−ト板 製造工場に供給して、流し込み、乾燥、養生などをおこなうため、工程が複雑で 生産性が劣るうえ、ほうろうパネルに傷を付け外観を損うおそれが大きく、また コンクリ−ト固化後に一部のパネルが損傷してもそのパネルだけを取替えること は不可能であつた。
【0006】
この考案は上記従来の問題点を解決するもので、金属パネルと耐火パネルの結 合を容易にかつ確実におこなうことができ、外観のすぐれた複合耐火パネルを提 供しようとするものである。
【0007】
この考案の複合耐火パネルは、裏面側にモルタル充填阻止部材を配設した取付 材を、耐火パネルに埋設し、主板部に折曲片部を連設した金属パネルの前記折曲 片部に取付金具を固設し、前記金属パネルを前記耐火パネルの表面側に被せて、 前記取付金具を前記取付材に連結したことを特徴とする。
【0008】 この考案において耐火パネルとしては、コンクリ−ト板、石綿セメント板、軽 量気泡コンクリ−ト板、グラスフアイバ−補強コンクリ−ト板、押出し成形セメ ント板などを用いることができる。
【0009】 この考案において金属パネルとしては、鋼板、ステンレス板、アルミニウムめ つき鋼板、アルミニウムめつきステンレス板、アルミニウム板などの各種金属板 を基材とし、少なくともその表面側にほうろう層を設けたほうろうパネルや、少 なくともその表面側に焼付塗装を施した焼付塗装パネルの他、各種金属材料板製 の金属パネルを用いることができる。
【0010】 そして金属パネルの主板部の裏面には、裏打材を接着することが好ましく、こ の裏打材としては、たとえば珪酸カルシウム板、石膏ボ−ド、フレキシブルボ− ドなどの断熱性を有する各種断熱ボ−ドや、アルミハニカムなどのハニカムシ− トを用いることができるが、特に断熱ボ−ドを用いるのが好ましい。また裏打材 と金属パネルの主板部との接着は、面圧0.5〜5Kg/cm2 の加圧接着によるの がよい。
【0011】
この考案の複合耐火パネルにおいては、金属パネルは取付金具と取付材の連結 により耐火パネルに確実容易に結合される。耐火パネルに埋設した取付材の裏面 側に配設したモルタル充填阻止部材は、耐火パネル製造時におけるモルタルの充 填を阻止するので、該裏面側には耐火材層未形成部が設けられ、取付金具を取付 材に連結するためのタツピンねじ等の締結具の先端部を上記裏面側に支障なく突 出させることができ、該連結作業を確実容易におこなうことができる。
【0012】 さらに金属パネルと耐火パネルは個々に製造して組合わせることにより複合耐 火パネルを得ることができ、金属パネル裏面にモルタルを流し込んで耐火パネル を形成するのに比べ、工程が簡潔で製造が容易であり、金属パネル表面の損傷も 少なくてすみ、金属パネル部の外観が良好に維持される。
【0013】 また主板部の裏面に裏打材を接着した金属パネルを用いると、この裏打材が、 ほうろうパネルや焼付塗装パネルなどに発生しやすい主板部の反りや凹凸を修正 し、金属パネル部の外観を向上させる。また裏打材として断熱ボ−ドを用いると 、さらに複合耐火パネルの断熱性が向上する。
【0014】
以下図1乃至図3によりこの考案の第1実施例を説明する。図中、1は複合耐 火パネルで、1枚の大型のコンクリ−ト板から成る耐火パネル2上に、複数枚( この実施例では4枚)の金属パネルであるほうろうパネル3を並べて取付けて成 る。
【0015】 ほうろうパネル3は、アルミニウムめつき鋼板から成り、主板部4の四周に折 曲片部5を連設した浅い箱状を呈し、表面側にほうろう加工を施してある。6は 折曲片部5に溶接により固設した断面L字形の鋼片製の取付金具(クリツプ)で ある。
【0016】 7は裏打材である珪酸カルシウム板から成る断熱ボ−ドで、主板部4の裏面に 接着されている。この接着は、複数組のほうろうパネル3と断熱ボ−ド7の組合 せ品を積重ね、プレスにより1〜3Kg/cm2 の面圧で加圧しつつ接着剤を固化さ せた加圧接着によるものであり、これによつて主板部4の反りや凹凸が修正され 、主板部4の表面は平滑で良好な外観を呈している。
【0017】 一方耐火パネル2内には、その表面2a側に、取付材10を埋込んである。取 付材10は、外周部取付材11および12を溶接して角枠状体とし、中間部に目 地部取付材13を装架溶接して成る。外周部取付材11,12および目地部取付 材13は、いずれも図示の断面形状を有する鋼板折曲材から成り、その裏面には 発泡スチロ−ルから成るモルタル充填阻止部材14,15が接着され、後述のタ ツピンねじ20の施工を容易にする耐火材層未形成部16,17を設けてある。
【0018】 耐火パネル(コンクリ−ト板)2の製造時には、図示しない型枠内に取付材1 0をセツトし、必要に応じて鉄筋を配筋してモルタルを流し込み、固化養生させ るのであるが、このときモルタル充填阻止部材14,15内にはモルタルが充填 されず、これら両阻止部材14,15の占有する空間部は、耐火材(コンクリ− ト)層未形成部16,17となる。
【0019】 また18および19は、コンクリ−ト板製造後に、外周部取付材11および1 2にタツピンねじ20により止着される連結材で、この実施例では外周部取付材 11および12とほぼ同長のL形折曲鋼板から成る。このタツピンねじ20の施 工は、外周部取付材11,12の裏面側に耐火材層未形成部16があるので、コ ンクリ−ト層が支障とならず、きわめて容易におこなうことができる。
【0020】 上記構成のほうろうパネル3と耐火パネル2により複合耐火パネル1を組立て るには、先ず4枚のほうろうパネル3を目地間隔Gをおいて耐火パネル2の表面 2a上に並べ、各断熱ボ−ド7と耐火パネル2とを重ね合せる。この実施例では 断熱ボ−ド7と耐火パネル2の間に接着剤を介在させ、両者の接着をおこない、 パネル結合強度の一層の向上をはかつている。
【0021】 一方耐火パネル外周部においては、折曲片部に固設した取付金具6をタツピン ねじ20により連結材18,19に止着し、また目地部21においては、取付金 具6をタツピンねじ20により目地部取付材13に止着する。目地部21にはシ −リング材22を充填すればよい。目地部21におけるタツピンねじ20の施工 も、目地部取付材13の裏面に耐火材層未形成部17が設けられているので、き わめて容易におこなうことができる。
【0022】 このようにほうろうパネル3と耐火パネル2の結合は、タツピンねじ20によ り取付金具6を取付材10に、直接あるいは連結材18,19を介して、止着す ることにより、確実容易におこなうことができ、壁面構成後に断熱ボ−ド7と耐 火パネル2間の接着剤が劣化しても、ほうろうパネル3の脱落を確実に防止でき る。
【0023】 次に図4および図5はこの考案の他の実施例を示し、耐火パネル2の外周部に 位置する折曲片部5を、パネル内方に向つて折曲げた内曲片部5aを具備する断 面L字形の折曲片部としたものであり、この内曲片部5aに固設した取付金具6 を、前記第1実施例の連結材18,19を介することなく、タツピンねじ20に より、直接外周部取付材11,12に止着するようにしてある。
【0024】 また耐火パネル2においては、目地部取付材13の裏面側開口部に、鋼板製の モルタル充填阻止部材25を溶接して該開口部を閉鎖し、空間から成る耐火材層 未形成部26を構成したものである。その他の構成は前記実施例と同じであるの で、図2および3と同一部分には同一符号を付して、その詳細な説明を省略する 。
【0025】 この実施例では、耐火材層未形成部26が空間であるので、タツピンねじ20 等の締結具の施工が一層容易である。
【0026】 この考案は上記実施例に限定されるものではなく、たとえば第1実施例におけ るモルタル充填阻止部材14,15としては、上記以外の発泡材や木材などの軟 質材を用いてもよい。また取付金具6や連結材18,19の止着は、タツピンね じ20のかわりに、リベツトや小ねじ等の、他形式の締結具によつておこなうこ ともできる。さらに接着剤による耐火パネルと金属パネル(上記実施例では断熱 ボ−ド7部)との接着は省略してもよい。
【0027】 また上記実施例では、主板部4の裏面に断熱ボ−ド7を裏打材として接着した ほうろうパネル3(金属パネル)を用いたが、この断熱ボ−ド7等の裏打材は省 略してもよく、この場合はたとえば図2や図4における断熱ボ−ド7の部分まで モルタルを充填した厚い耐火パネル表面に、金属パネルの主板部を直接被せて取 付ければよい。
【0028】 さらに上記実施例では、主板部4の四周に折曲片部5を連設したほうろうパネ ル3(金属パネル)を用いたが、この考案における金属パネルは、主板部の二辺 あるいは三辺に折曲片部を連設したものであつてもよい。
【0029】 また上記実施例では高強度のコンクリ−ト板から成る耐火パネル2に複数枚の ほうろうパネル3を被着する構成としたので、カ−テンウオ−ル用の大型の複合 耐火パネルが得られ、建物躯体へのパネル取付の迅速容易化に寄与するものであ るが、この考案は1枚の金属パネルを1枚の耐火パネルに被着する複合耐火パネ ルにも適用できるものである。
【0030】 また上記実施例では取付材10を連続した枠組体としたので、この取付材10 がパネル全体の強度向上に寄与するものであるが、耐火パネルの所要部に、個々 に独立した取付材を設けてもよい。
【0031】
以上説明したようにこの考案によれば、金属パネルに固設した取付金具と、耐 火パネルに埋設され裏面側にモルタル充填阻止部材を配設した取付材との連結に より、金属パネルと耐火パネルを確実容易に結合でき、金属パネルの脱落を防止 できる。また金属パネルの裏面にモルタルを流し込んで耐火パネルを形成するの に比べ、工程が簡潔で複合耐火パネルの製造が容易であるとともに、製造時にお ける金属パネル表面の損傷が少なく、外観のすぐれた複合耐火パネルが得られる 。
【図1】この考案の第1実施例を示す複合耐火パネルの
正面図である。
正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】この考案の第2実施例を示す図2相当図であ
る。
る。
【図5】この考案の第3実施例を示す図3相当図であ
る。
る。
1…複合耐火パネル、2…耐火パネル、3…ほうろうパ
ネル(金属パネル)、4…主板部、5…折曲片部、5a
…内曲片部、6…取付金具、7…断熱ボ−ド(裏打
材)、10…取付材、11…外周部取付材、12…外周
部取付材、13…目地部取付材、14…モルタル充填阻
止部材、15…モルタル充填阻止部材、16…耐火材層
未形成部、17…耐火材層未形成部、18…連結材、1
9…連結材、20…タツピンねじ、25…モルタル充填
阻止部材、26…耐火材層未形成部。
ネル(金属パネル)、4…主板部、5…折曲片部、5a
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部取付材、13…目地部取付材、14…モルタル充填阻
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9…連結材、20…タツピンねじ、25…モルタル充填
阻止部材、26…耐火材層未形成部。
Claims (3)
- 【請求項1】 裏面側にモルタル充填阻止部材を配設し
た取付材を、耐火パネルに埋設し、主板部に折曲片部を
連設した金属パネルの前記折曲片部に取付金具を固設
し、前記金属パネルを前記耐火パネルの表面側に被せ
て、前記取付金具を前記取付材に連結したことを特徴と
する複合耐火パネル。 - 【請求項2】 金属パネルの主板部裏面に、裏打材を接
着して成る請求項1記載の複合耐火パネル。 - 【請求項3】 裏打材が断熱ボ−ドから成る請求項2記
載の複合耐火パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3077592U JP2549266Y2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 複合耐火パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3077592U JP2549266Y2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 複合耐火パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0583128U true JPH0583128U (ja) | 1993-11-09 |
| JP2549266Y2 JP2549266Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=12313064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3077592U Expired - Fee Related JP2549266Y2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 複合耐火パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2549266Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP3077592U patent/JP2549266Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2549266Y2 (ja) | 1997-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |