JPH0583487B2 - - Google Patents
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- JPH0583487B2 JPH0583487B2 JP62238774A JP23877487A JPH0583487B2 JP H0583487 B2 JPH0583487 B2 JP H0583487B2 JP 62238774 A JP62238774 A JP 62238774A JP 23877487 A JP23877487 A JP 23877487A JP H0583487 B2 JPH0583487 B2 JP H0583487B2
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- aqueous solution
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Description
【発明の詳細な説明】
イ 発明の目的
〔産業上の利用分野〕
本発明は誘電性、強誘電性、圧電性、焦電性な
どの電気特性を有するセラミツク材の成形原料と
なるチタン酸金属の結晶性扁平繊維状物の製造法
に関する。
どの電気特性を有するセラミツク材の成形原料と
なるチタン酸金属の結晶性扁平繊維状物の製造法
に関する。
チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、
チタン酸鉛などの一般式MTiO3(但しMは二価金
属)で表されるチタン酸金属化合物は誘電、強誘
電、圧電、焦電などの電気的特性を有するセラミ
ツク体成形材料として公知である。
チタン酸鉛などの一般式MTiO3(但しMは二価金
属)で表されるチタン酸金属化合物は誘電、強誘
電、圧電、焦電などの電気的特性を有するセラミ
ツク体成形材料として公知である。
上記のチタン酸金属化合物は酸化チタン粉末と
所望金属の酸化物、炭酸化物などの金属化合物粉
末との混合物を焼成又は融解する方法によつて一
般に製造され、その他金属アルコキシドを用いる
方法、金属塩からの共沈法、熱分解法などの製造
法も提案されている。
所望金属の酸化物、炭酸化物などの金属化合物粉
末との混合物を焼成又は融解する方法によつて一
般に製造され、その他金属アルコキシドを用いる
方法、金属塩からの共沈法、熱分解法などの製造
法も提案されている。
ロ 発明の構成
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記の従来法によつて得られるチタン酸金属化
合物は一般に粉末状を成し、これをセラミツク体
とした場合、各粒子の結晶方向がランダム方位と
なり易く、セラミツク体としての電気的特性が単
結晶の本来の特性を十分に発揮できなかつた。
合物は一般に粉末状を成し、これをセラミツク体
とした場合、各粒子の結晶方向がランダム方位と
なり易く、セラミツク体としての電気的特性が単
結晶の本来の特性を十分に発揮できなかつた。
この点を解決するするため、チタン酸カリウム
系繊維状物を出発原料とし、これを二価金属塩水
溶液中に混合反応せしめてチタン酸金属繊維状物
の製造法が開示されている(特開昭55−113623号
公報参照)。
系繊維状物を出発原料とし、これを二価金属塩水
溶液中に混合反応せしめてチタン酸金属繊維状物
の製造法が開示されている(特開昭55−113623号
公報参照)。
本発明は前記のチタン酸金属繊維状物の製造法
の前発明におけるチタン酸カリウムと二価金属塩
水溶液との反応系中に積極的に水酸化アルカリを
溶存せしめることによつて、所望反応を効果的に
進行せしめることに成功したものである。
の前発明におけるチタン酸カリウムと二価金属塩
水溶液との反応系中に積極的に水酸化アルカリを
溶存せしめることによつて、所望反応を効果的に
進行せしめることに成功したものである。
すなわち、本発明は一般式K2-lHlTi2O5・mH2
O(但しlは0〜2、mは0又は通常2以下)で
表される2チタン酸カリウム又はその誘導体の結
晶性扁平繊維状物と下記二価金属(M)の酸化
物、水酸化物、炭素酸化物、無機酸塩、有機酸塩
の群から選ばれた一種又は二種以上の金属化合物
の水溶液とを、該水溶液中に0.5〜30規定濃度で
溶存せしめたKOH,NaOH,LiOH,RbOH,
CsOH,NH3OHの群から選ばれた一種又は二種
以上の水酸化アルカリの存在下に接触反応せしめ
ることを特徴とする一般式MTiO3を有するチタ
ン酸金属扁平繊維状物の製造法 M;Ba,Sr,Pb,Ca,Mg,Zn,Ni,Cd,
Mn,Fe,Cu を要旨とし、該製造法における接触反応を100℃
以上の水熱反応によつて行うこと、金属化合物水
溶液中に溶存せしめる水酸化アルカリとして、
KOH,NaOH,LiOH,RbOH,CsOH,NH4
OHの群から選ばれた一種又は二種以上とし、該
水酸化アルカリの濃度範囲を0.5〜30規定とする
ことをその実施の態様とするものである。
O(但しlは0〜2、mは0又は通常2以下)で
表される2チタン酸カリウム又はその誘導体の結
晶性扁平繊維状物と下記二価金属(M)の酸化
物、水酸化物、炭素酸化物、無機酸塩、有機酸塩
の群から選ばれた一種又は二種以上の金属化合物
の水溶液とを、該水溶液中に0.5〜30規定濃度で
溶存せしめたKOH,NaOH,LiOH,RbOH,
CsOH,NH3OHの群から選ばれた一種又は二種
以上の水酸化アルカリの存在下に接触反応せしめ
ることを特徴とする一般式MTiO3を有するチタ
ン酸金属扁平繊維状物の製造法 M;Ba,Sr,Pb,Ca,Mg,Zn,Ni,Cd,
Mn,Fe,Cu を要旨とし、該製造法における接触反応を100℃
以上の水熱反応によつて行うこと、金属化合物水
溶液中に溶存せしめる水酸化アルカリとして、
KOH,NaOH,LiOH,RbOH,CsOH,NH4
OHの群から選ばれた一種又は二種以上とし、該
水酸化アルカリの濃度範囲を0.5〜30規定とする
ことをその実施の態様とするものである。
出発原料である2チタン酸カリウムよりなる結
晶性扁平繊維状物は従来公知の手段例えば酸化チ
タン粉末と炭酸カリウム粉末をメルト法、徐冷焼
成法などによつて比較的容易に製造でき、その製
造条件によつて通常長さが略1.0μm〜10mm、その
断面が厚さ0.05μm〜0.1mm、巾0.2μm〜0.15mm程
度の寸法範囲の略矩形をなす層状結晶構造の扁平
繊維状物が得られる。
晶性扁平繊維状物は従来公知の手段例えば酸化チ
タン粉末と炭酸カリウム粉末をメルト法、徐冷焼
成法などによつて比較的容易に製造でき、その製
造条件によつて通常長さが略1.0μm〜10mm、その
断面が厚さ0.05μm〜0.1mm、巾0.2μm〜0.15mm程
度の寸法範囲の略矩形をなす層状結晶構造の扁平
繊維状物が得られる。
上記の2チタン酸カリウムの繊維状物を冷水、
温水、酸添加水に浸漬放置することにより容易に
その水和物を得られる。
温水、酸添加水に浸漬放置することにより容易に
その水和物を得られる。
二価金属の化合物としては例えばBa系を代表
して示せば、BaO,Ba(OH)2,Ba(NO3)2,
(CH3CO2)2Ba,BaCl2等であり、他の二価金属
の場合も略これに対応した化合物であり、これら
は水溶液として用いる。
して示せば、BaO,Ba(OH)2,Ba(NO3)2,
(CH3CO2)2Ba,BaCl2等であり、他の二価金属
の場合も略これに対応した化合物であり、これら
は水溶液として用いる。
又、従来の製造法において2チタン酸カリウム
原料繊維を水中に入れたさいに、原料繊維中のカ
リウムが溶出して水相中に水酸化カリウムが存在
するが、その量は僅かであり、しかも高純度の
MTiO3を得るためには原料繊維を水処理、酸処
理してカリウムを抽出除去して反応系のカリウム
濃度を低減することが望ましいものと考えてい
た。しかし、本発明では逆に水溶液中の水酸化ア
ルカリ濃度を高めることによつて良好な結晶の成
長による配向性の向上とともに不純物であるアル
カリ分が結晶から除去されるなどの極めて好まし
い反応結果が得られることを認めたものである。
原料繊維を水中に入れたさいに、原料繊維中のカ
リウムが溶出して水相中に水酸化カリウムが存在
するが、その量は僅かであり、しかも高純度の
MTiO3を得るためには原料繊維を水処理、酸処
理してカリウムを抽出除去して反応系のカリウム
濃度を低減することが望ましいものと考えてい
た。しかし、本発明では逆に水溶液中の水酸化ア
ルカリ濃度を高めることによつて良好な結晶の成
長による配向性の向上とともに不純物であるアル
カリ分が結晶から除去されるなどの極めて好まし
い反応結果が得られることを認めたものである。
2チタン酸カリウム及びその水和誘導体よりな
る結晶性扁平繊維状物は前記の二価金属化合物の
水溶液に接触すると、例えば下記反応式のように
MTiO3が得られる。
る結晶性扁平繊維状物は前記の二価金属化合物の
水溶液に接触すると、例えば下記反応式のように
MTiO3が得られる。
K2-lHlTi2O5・mH2+2MO
→2MTiO3+mH2O+K2-lHlO
従つて両者をMTiO3に対応するモル比で混合
反応すれば、略100%の収率で、原料繊維の結晶
に対し一定方位関係の結晶構造のMTiO3扁平繊
維状物を得ることができる。
反応すれば、略100%の収率で、原料繊維の結晶
に対し一定方位関係の結晶構造のMTiO3扁平繊
維状物を得ることができる。
前記二価金属化合物が異種金属よりなる二種以
上の場合は、それぞれのモル比に応じた割合の混
合した結晶又はその一部が固溶体となつたものが
得られ、金属化合物の合計モル比が過剰の割合に
は、それぞれの金属の反応の優先順位に従つた組
成比のものが得られる。
上の場合は、それぞれのモル比に応じた割合の混
合した結晶又はその一部が固溶体となつたものが
得られ、金属化合物の合計モル比が過剰の割合に
は、それぞれの金属の反応の優先順位に従つた組
成比のものが得られる。
さらに、生成物であるチタン酸金属塩の電気的
特性の改質剤として例えばNb,Y,Zrなどの含
有物質を反応系内に適宜添加することができる。
特性の改質剤として例えばNb,Y,Zrなどの含
有物質を反応系内に適宜添加することができる。
上記の反応は二価金属化合物水溶液中に前記の
水酸化アルカリを0.5〜30規定濃度の範囲で存在
せしめることにより著しく促進することができし
かも反応生成物の結晶粒子の配向性を高めること
ができる。
水酸化アルカリを0.5〜30規定濃度の範囲で存在
せしめることにより著しく促進することができし
かも反応生成物の結晶粒子の配向性を高めること
ができる。
例えば、チタン酸鉛を得る場合、水に対する濃
度が2チタン酸カリウム0.5重量モル、硝酸鉛1
重量モルとして、180℃、48時間の反応条件にお
いて、水酸化アルカリ無添加の場合は生成不能で
あつたが、水酸化アルカリを2重量モル濃度(2
規定)添加した場合に生成を始め、5重量モル濃
度(5規定)で生成が最大に促進され、生成物の
結晶配向も向上した。
度が2チタン酸カリウム0.5重量モル、硝酸鉛1
重量モルとして、180℃、48時間の反応条件にお
いて、水酸化アルカリ無添加の場合は生成不能で
あつたが、水酸化アルカリを2重量モル濃度(2
規定)添加した場合に生成を始め、5重量モル濃
度(5規定)で生成が最大に促進され、生成物の
結晶配向も向上した。
なお、一般に、水酸化アルカリの添加量が0.5
規定以下ではその効果は僅かであり、また30規定
以上としても効果の向上は得られなく、その最適
濃度は二価金属の種類により反応温度に関連して
実験的に決定しなければならない。
規定以下ではその効果は僅かであり、また30規定
以上としても効果の向上は得られなく、その最適
濃度は二価金属の種類により反応温度に関連して
実験的に決定しなければならない。
反応温度は、通常60℃以上が適当であり、特に
好ましくは100℃以上の水熱反応であり、反応時
間は30分以上10日位の範囲で十分であり、反応系
に撹拌、超音波分散などの手段を適用すれば、均
一な反応を行わせることができ好ましい。
好ましくは100℃以上の水熱反応であり、反応時
間は30分以上10日位の範囲で十分であり、反応系
に撹拌、超音波分散などの手段を適用すれば、均
一な反応を行わせることができ好ましい。
実施例 1
酸化チタン粉末と炭酸カリウム粉末を混合熔融
し、徐冷却して作成した2チタン酸カリウムを主
成分とする外観が扁平で板状の繊維状物を出発原
料として、これを下記条件の水酸化バリウムと水
酸化アルカリが溶解した水溶液中で反応させた。
し、徐冷却して作成した2チタン酸カリウムを主
成分とする外観が扁平で板状の繊維状物を出発原
料として、これを下記条件の水酸化バリウムと水
酸化アルカリが溶解した水溶液中で反応させた。
(1) 反応条件
反応温度 室温,60,120,140,180,250,
300,400℃ 反応時間 1,3,6,12時間,1,2,3,
6,10日間 溶液濃度 BaTiO3の生成量で0.2,0.5,1.3,
5重量モル濃度となる濃度 Ba(OH)2 2チタン酸カリウムのTiO3に対
し、BaTiO3当量相当のモル数もしくは10,
20,50%過剰 KOH濃度 0.5,1,3,5,7,8,9,
10,11,12,15,20,30,40重量モル濃度 反応方法 100℃以下はウオーターバス中もし
くは室内温度で、撹拌した。100℃以上はオ
ートクレーブ中で反応させた。
300,400℃ 反応時間 1,3,6,12時間,1,2,3,
6,10日間 溶液濃度 BaTiO3の生成量で0.2,0.5,1.3,
5重量モル濃度となる濃度 Ba(OH)2 2チタン酸カリウムのTiO3に対
し、BaTiO3当量相当のモル数もしくは10,
20,50%過剰 KOH濃度 0.5,1,3,5,7,8,9,
10,11,12,15,20,30,40重量モル濃度 反応方法 100℃以下はウオーターバス中もし
くは室内温度で、撹拌した。100℃以上はオ
ートクレーブ中で反応させた。
(2) 反応結果
(i) x線粉末回折法による生成物の同定
a BaTiO3は室温から400℃まで広い温度範囲
で容易に生成する。
で容易に生成する。
b 100℃、1時間でもBaTiO3の生成は良好で、
比較的低温且つ短時間でも生成率が向上する。
比較的低温且つ短時間でも生成率が向上する。
c 180℃以上の温度でKOH濃度が20モル以上で
は、BaTiO3以外の結晶相も生成する傾向にあ
る。
は、BaTiO3以外の結晶相も生成する傾向にあ
る。
d BaTiO3は溶液濃度の広い範囲で生成する。
(ii) x線粉末回折法による配向度の測定
反応生成物を粉砕せずに、2トン/cm2で加圧成
形し、x線粉末回折を行い、そのデータより、加
圧成形体中の結晶粒子の配向性を調べた。
形し、x線粉末回折を行い、そのデータより、加
圧成形体中の結晶粒子の配向性を調べた。
BaTiO3を立方晶系とみなした場合、焼成法な
どで得た通常の粉末成形体に比べ、(100)面、
(200)面の回折強度が著しく強く、(110)面、
(111)面の回折強度は顕著に低下する。これは加
圧成形面に沿つてa面(立方晶の)が配向してい
ることを示す。
どで得た通常の粉末成形体に比べ、(100)面、
(200)面の回折強度が著しく強く、(110)面、
(111)面の回折強度は顕著に低下する。これは加
圧成形面に沿つてa面(立方晶の)が配向してい
ることを示す。
配向度の評価は次の式のfによる。
f=(P−P0)/(1−P0) (1式)
但しP=ΣI(h00)/ΣI(hkl) (2式)
Iはx線回折強度で回折線は(100)(110)
(111)(200)を用いた。
(111)(200)を用いた。
P0は従来の粉末焼成法によつて得られた配向
していない試料から得られるPの値 fの値が0.6以上に達する場合もあり、極めて
配向度の高い成形体が得られる。
していない試料から得られるPの値 fの値が0.6以上に達する場合もあり、極めて
配向度の高い成形体が得られる。
(iii) 表面積
BET比表面積を測定した結果、合成温度が100
℃では20m2/g以上に及び、高温になるに従つて
漸減する傾向にはあるか、10m2/gi近い大きな表
面積が得られ、焼結性に優れていることを示して
いる。
℃では20m2/g以上に及び、高温になるに従つて
漸減する傾向にはあるか、10m2/gi近い大きな表
面積が得られ、焼結性に優れていることを示して
いる。
(iv) 化学成分
合成後良く水洗いして、化学分析した結果、
Ba/Ti比が1に近いBaTiO3が容易に得られる。
生成物のK2Oは合成温度と合成時のKOH重量モ
ル濃度の適切な条件を選択することにより、数十
ppm以下に低減することができる。このK2O濃
度の低い合成条件は配向度が優れ、BaTiO3の生
成状態が良い合成条件と一致している。
Ba/Ti比が1に近いBaTiO3が容易に得られる。
生成物のK2Oは合成温度と合成時のKOH重量モ
ル濃度の適切な条件を選択することにより、数十
ppm以下に低減することができる。このK2O濃
度の低い合成条件は配向度が優れ、BaTiO3の生
成状態が良い合成条件と一致している。
例えば、140℃,24時間,BaTiO3生成重量モ
ル濃度1モル,KOH10重量モル濃度の合成条件
のBa/Tiは1.001,K2Oの分析値は35ppm,配向
度は0.7であつた。
ル濃度1モル,KOH10重量モル濃度の合成条件
のBa/Tiは1.001,K2Oの分析値は35ppm,配向
度は0.7であつた。
KOH添加量を0とした場合、140℃,24時間の
反応条件で配向度fは0.5以上のものは得られな
かつた。
反応条件で配向度fは0.5以上のものは得られな
かつた。
実施例 2
実施例1と同様にして作成した2チタン酸カリ
ウムを主成分とする結晶性扁平繊維状物と硝酸鉛
を、水酸化アルカリの存在下で水溶液中で反応さ
せた。
ウムを主成分とする結晶性扁平繊維状物と硝酸鉛
を、水酸化アルカリの存在下で水溶液中で反応さ
せた。
(1) 反応条件
反応温度 100,120,140,180,250,300,
350,400℃ 反応時間 6,12時間,1,2,3,5,7,
10日間 溶液濃度 PbTiO3の生成量で0.2,0.5,1,
3,5重量モル濃度となるとなる濃度 Pb(NO3)2 2チタン酸カリウムのTiO3に対
し、PbTiO3当量相当のモル数もしくは10,
20,50%過剰 KOH濃度 1,2,3,5,7,10,15,20,
30,40,50重量モル濃度 反応方法 100℃以下はウオーターバス中で100
℃以上はオートクレーブ中で反応させた。
350,400℃ 反応時間 6,12時間,1,2,3,5,7,
10日間 溶液濃度 PbTiO3の生成量で0.2,0.5,1,
3,5重量モル濃度となるとなる濃度 Pb(NO3)2 2チタン酸カリウムのTiO3に対
し、PbTiO3当量相当のモル数もしくは10,
20,50%過剰 KOH濃度 1,2,3,5,7,10,15,20,
30,40,50重量モル濃度 反応方法 100℃以下はウオーターバス中で100
℃以上はオートクレーブ中で反応させた。
(2) 反応結果
(i) x線粉末回折法による生成物の同定
a PbTiO3は室温から400℃まで広い温度範囲
で生成した。
で生成した。
b KOHの添加量はPbTiO3の生成に影響が大き
く、少なくても多すぎても生成状態は良くな
い。2〜20重量モル濃度が適量である。
く、少なくても多すぎても生成状態は良くな
い。2〜20重量モル濃度が適量である。
(ii) 配向度
実施例1で用いたのと同じ方法で配向度を測定
した。
した。
PbTiO3は立方晶系に属する。配向度の無い標
準に比べ、(001),(100),(002),(200)面の合
計のx線の強度は、(110),(111)面の合計に比
べ非常に強く、大きな配向性を示す。
準に比べ、(001),(100),(002),(200)面の合
計のx線の強度は、(110),(111)面の合計に比
べ非常に強く、大きな配向性を示す。
一方(001),(002)面はそれぞれ(100)(200)
面に比べx線回折強度が強く、加圧成形体のプレ
ス面は、PbTiO3の分極軸と垂直方向に強い配向
を示す。配向度の評価は実施例1と同様のfによ
つた。
面に比べx線回折強度が強く、加圧成形体のプレ
ス面は、PbTiO3の分極軸と垂直方向に強い配向
を示す。配向度の評価は実施例1と同様のfによ
つた。
a面とc面の合計の配向を計算にいれ、Pの計
算は(3式)を用いた。
算は(3式)を用いた。
P=ΣI((h00)+(00l))/ΣI(hkl) (3式)
回折線は(001),(100),(110),(111),
(002),(200)を用いた。
(002),(200)を用いた。
fの値は0.7以上に及ぶ場合もあり、非常に優
れた配向性を示す。(iii) 化学成分及び表面積 合成後、良く水洗いして化学分析した結果、
Pb/Ti比が1に近いPbTiO3が容易に得られる。
例えば合成条件が180℃,3日間、水溶液中の
KOH濃度5モル、水溶液中のPbTiO3生成濃度が
1重量モル濃度の場合Pb/Tiは1.002,K2Oは
0.003%であり、このときのBET比表面積は3.7
m2/g、配向度fは0.7であつた。
れた配向性を示す。(iii) 化学成分及び表面積 合成後、良く水洗いして化学分析した結果、
Pb/Ti比が1に近いPbTiO3が容易に得られる。
例えば合成条件が180℃,3日間、水溶液中の
KOH濃度5モル、水溶液中のPbTiO3生成濃度が
1重量モル濃度の場合Pb/Tiは1.002,K2Oは
0.003%であり、このときのBET比表面積は3.7
m2/g、配向度fは0.7であつた。
実施例 3
実施例1と同様にして作成した2チタン酸カリ
ウムを主成分とする繊維状物及びそれを冷水中に
放置してカリウム分の一部を除去した水和誘導体
と水酸化ストロンチウムを水酸化アルカリの存在
下で水溶液中で反応させた。
ウムを主成分とする繊維状物及びそれを冷水中に
放置してカリウム分の一部を除去した水和誘導体
と水酸化ストロンチウムを水酸化アルカリの存在
下で水溶液中で反応させた。
(1) 反応条件
反応温度 室温,60,120,140,180℃
反応時間 1,3,6,12時間、1,2,3,
6日間 溶液濃度 SrTiO3の生成量で0.5,1,3,5
重量モル濃度となる濃度 Sr(OH)2 2チタン酸カリウムのTiO3に対し、
SrTiO3当量相当のモル数もしくは10,20%
過剰 KOH濃度 0.5,1,3,5,10重量モル濃度 (2) 反応結果 (i) x線粉末回折法による生成物の同定 a SrTiO3は室温以上で容易に生成する。
6日間 溶液濃度 SrTiO3の生成量で0.5,1,3,5
重量モル濃度となる濃度 Sr(OH)2 2チタン酸カリウムのTiO3に対し、
SrTiO3当量相当のモル数もしくは10,20%
過剰 KOH濃度 0.5,1,3,5,10重量モル濃度 (2) 反応結果 (i) x線粉末回折法による生成物の同定 a SrTiO3は室温以上で容易に生成する。
b KOH濃度か小さい方が、生成率及び配向度
共に良い傾向にある。
共に良い傾向にある。
(ii) 配向度の測定
SrTiO3は立方晶系なので実施例1と同じ方法
で配向度fを測定した。加圧成形面に沿つてa面
が著しく配向していることを示し、fの値は0.7
以上に及んだ。
で配向度fを測定した。加圧成形面に沿つてa面
が著しく配向していることを示し、fの値は0.7
以上に及んだ。
(iii) 化学成分
合成後良く水洗いして、化学分析した結果、生
成率及び配向率が良い場合Sr/Tiは1に近く、
K2O濃度も低い。
成率及び配向率が良い場合Sr/Tiは1に近く、
K2O濃度も低い。
例えばSrTiO3生成重量モル濃度が3モル、水
溶液のK2OH重量モル濃度が3モル、 180℃,12時間の反応条件では、Sr/Tiは
1.001、K2Oは0.004%であり、配向度fは0.7であ
つた。
溶液のK2OH重量モル濃度が3モル、 180℃,12時間の反応条件では、Sr/Tiは
1.001、K2Oは0.004%であり、配向度fは0.7であ
つた。
実施例 4
2チタン酸カリウムを主成分とする繊維状物と
水酸化バリウムを水酸化ナトリウムの存在下で水
溶液中で反応させた。水酸化カリウム添加の場合
と同様に広い温度、濃度範囲で容易にBaTiO3が
生成した。
水酸化バリウムを水酸化ナトリウムの存在下で水
溶液中で反応させた。水酸化カリウム添加の場合
と同様に広い温度、濃度範囲で容易にBaTiO3が
生成した。
反応温度140℃、反応時間24時間、BaTiO3の
生成重量モル濃度1モル、Ba(OH)210%過剰、
NaOH10重量モル濃度の場合、KOH添加の場合
と同様に、BaTiO3の収率が100%、(1式)(2
式)による配向度fは0.6でプレス面が(100)面
の方向に高度に配向する。
生成重量モル濃度1モル、Ba(OH)210%過剰、
NaOH10重量モル濃度の場合、KOH添加の場合
と同様に、BaTiO3の収率が100%、(1式)(2
式)による配向度fは0.6でプレス面が(100)面
の方向に高度に配向する。
実施例 5
2チタン酸カリウムを主成分とする繊維状物と
硝酸塩を水酸化ナトリウム存在下で水溶液反応さ
せた。KOH添加の場合と同様に、温度、濃度な
どの広い反応条件下でPbTiO3が生成した。
硝酸塩を水酸化ナトリウム存在下で水溶液反応さ
せた。KOH添加の場合と同様に、温度、濃度な
どの広い反応条件下でPbTiO3が生成した。
反応温度180℃、反応時間48時間、PbTiO3生
成重量モル濃度1モル、NaOH6重量モル濃度の
場合、収率100%、配向方向はKOHの場合と同じ
で、(1式)(3式)による配向度fは0.7であつ
た。
成重量モル濃度1モル、NaOH6重量モル濃度の
場合、収率100%、配向方向はKOHの場合と同じ
で、(1式)(3式)による配向度fは0.7であつ
た。
実施例 6
2チタン酸カリウムを主成分とする繊維状物と
水酸化ストロンチウムを水酸化ナトリウムの存在
下で反応させた。KOH添加の場合と同様に、温
度、濃度などの広い反応条件下でSrTiO3が生成
した。
水酸化ストロンチウムを水酸化ナトリウムの存在
下で反応させた。KOH添加の場合と同様に、温
度、濃度などの広い反応条件下でSrTiO3が生成
した。
反応温度は140℃、反応時間12時間、SrTiO3生
成重量モル濃度3モル、NaOH1重量モル濃度の
場合、収率100%、配向方向はKOHの場合と同じ
で、(1式)(2式)による配向度fは0.6であつ
た。
成重量モル濃度3モル、NaOH1重量モル濃度の
場合、収率100%、配向方向はKOHの場合と同じ
で、(1式)(2式)による配向度fは0.6であつ
た。
ハ 発明の効果
本発明の製造法によれば、2チタン酸カリウム
又はその水和誘導体の結晶性扁平繊維状物を出発
原料とし、これに所望の二価金属化合物を反応せ
しめるさいに、水酸化アルカリの有効量を水系反
応系に存在せしめることによつて、緩和な反応条
件下に優れた結晶配向性のチタン酸金属扁平繊維
状物を容易に得ることができ、従つてこれをセラ
ミツク体成形原料とすれば、結晶配向の揃つた優
れた性能の電気的素子製品を製造できる。
又はその水和誘導体の結晶性扁平繊維状物を出発
原料とし、これに所望の二価金属化合物を反応せ
しめるさいに、水酸化アルカリの有効量を水系反
応系に存在せしめることによつて、緩和な反応条
件下に優れた結晶配向性のチタン酸金属扁平繊維
状物を容易に得ることができ、従つてこれをセラ
ミツク体成形原料とすれば、結晶配向の揃つた優
れた性能の電気的素子製品を製造できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 K2-lHlTi2O5・mH2O (但しlは0〜2、mは0又は通常2以下)で
表される2チタン酸カリウム又はその誘導体の結
晶性扁平繊維状物と、下記二価金属(M)の酸化
物、水酸化物、無機酸塩、有機酸塩の群から選ば
れた一種又は二種以上の金属化合物の水溶液と
を、該水溶液中に0.5〜30規定濃度で溶存せしめ
た KOH,NaOH,LiOH,RbOH, CsOH,NH4OH の群から選ばれた一種又は二種以上の水酸化アル
カリの存在下に接触反応せしめることを特徴とす
る一般式 MTiO3を有するチタン酸金属扁平繊
維状物の製造法。 M;Ba,Sr,Pb,Ca,Mg,Zn,Ni,Cd,
Mn,Fe,Cu 2 接触反応が100℃以上の水熱反応である特許
請求の範囲第1項記載のチタン酸金属扁平繊維状
物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23877487A JPS6483515A (en) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | Production of flat fibrous material of metal titanate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23877487A JPS6483515A (en) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | Production of flat fibrous material of metal titanate |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6483515A JPS6483515A (en) | 1989-03-29 |
| JPH0583487B2 true JPH0583487B2 (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=17035074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23877487A Granted JPS6483515A (en) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | Production of flat fibrous material of metal titanate |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6483515A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0742112B2 (ja) * | 1991-01-11 | 1995-05-10 | 株式会社大真空 | 酸素欠損型チタン酸金属塩繊維とその製造方法 |
| JP4674927B2 (ja) * | 1999-03-26 | 2011-04-20 | 神島化学工業株式会社 | 板状BaTiO3粒子とその合成方法 |
| JP4534531B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2010-09-01 | 株式会社豊田中央研究所 | 異方形状粉末の製造方法 |
| JP4756312B2 (ja) * | 2004-11-15 | 2011-08-24 | 株式会社豊田中央研究所 | 異方形状粉末及びその製造方法、並びに、結晶配向セラミックスの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55113623A (en) * | 1979-02-26 | 1980-09-02 | Kyushu Refract Co Ltd | Fibrous titanic acid metal salt and manufacture thereof |
-
1987
- 1987-09-25 JP JP23877487A patent/JPS6483515A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6483515A (en) | 1989-03-29 |
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