JPH0583497U - 制振装置 - Google Patents
制振装置Info
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- JPH0583497U JPH0583497U JP3101391U JP3101391U JPH0583497U JP H0583497 U JPH0583497 U JP H0583497U JP 3101391 U JP3101391 U JP 3101391U JP 3101391 U JP3101391 U JP 3101391U JP H0583497 U JPH0583497 U JP H0583497U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流体移送機器から流体移送管への伝播振動を
吸収できるようにし、この振動よって発生する騒音を低
下させる。 【構成】 水ポンプ7に接続されたホ−ス10に、ホ−
ス10の軸心を中心とする振動に対し位相が遅れて振動
し、且つホ−ス10の長さ方向の振動の進行波に対して
位相の遅れた反射波を発生する振動吸収子20を取付
け、振動騒音を吸収する。
吸収できるようにし、この振動よって発生する騒音を低
下させる。 【構成】 水ポンプ7に接続されたホ−ス10に、ホ−
ス10の軸心を中心とする振動に対し位相が遅れて振動
し、且つホ−ス10の長さ方向の振動の進行波に対して
位相の遅れた反射波を発生する振動吸収子20を取付
け、振動騒音を吸収する。
Description
【0001】
本考案はポンプ等から振動騒音を発生する床暖房装置等に設けられた制振装置 に関するものである。
【0002】
従来、図6乃至図8に示した床暖房装置が知られている。
【0003】 この床暖房装置は、開放型の暖房機本体1と、内部に温水を流通する床暖房パ ネル2とからなり、暖房機本体1と床暖房パネル2はホ−ス3によって接続され ている。暖房機本体1の前面開口部の奥には反射板2が取付けられ、反射板2の 前方には燃焼筒3が配置されている。また、暖房機本体1の下部は機械室4にな っており、その内部には燃焼筒3の下部に配置されたバ−ナ5、バ−ナ5に燃料 を供給する油量調節器6、床暖房パネル2に温水を循環する流体移送機器として の水ポンプ7等が収容され、機械室4の前面パネルには操作部8が設けられてい る。更に、反射板2の裏側には貯湯タンク9が設置されている。この貯湯タンク 9は流体移送管としてのゴム製ホ−ス10を介して水ポンプ7の吸入口に接続さ れ、ホ−ス10の両端はホ−スバンド11によってそれぞれ固定されている。図 示を省略したが、床暖房パネル2に接続するホ−ス3は送り管と戻り管とからな り、送り管を水ポンプ7の吐出口に、戻り管を貯湯タンク9にそれぞれ接続して いる。また、水ポンプ7はその脚部7aを固定金具12を介して機械室4の底板 13に固定されるとともに、脚部7aと底板13との間には防振ゴム14が介装 されている。
【0004】
従来では、防振ゴム14によって水ポンプ7の振動が底板13に伝わるのを防 止することはできるが、水ポンプ7の振動はホ−ス10にも伝播し、更には貯湯 タンク9をも振動させる。このため、ホ−ス10や貯湯タンク9から低周波の振 動騒音が発生し、周囲の人員に不快感を与えるという問題点があった。
【0005】 本考案は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、 流体移送機器の発生する振動騒音を低下させることのできる制振装置を提供する ことにある。
【0006】
本考案は前記目的を達成するために、請求項1では、振動による騒音を発生す る流体移送機器に接続された流体移送管の所定部位に、該流体移送管の振動に対 し位相が遅れて振動する振動吸収子を取付けている。
【0007】 また、請求項2では、振動による騒音を発生する流体移送機器に接続された流 体移送管の所定部位に、該流体移送管に伝播する振動の進行波に対し位相の遅れ た反射波を発生する振動吸収子を取付けている。
【0008】 また、請求項3また、振動による騒音を発生する流体移送機器に接続された流 体移送管の所定部位に、該流体移送管の振動に対し位相が遅れて振動し、且つ流 体移送管に伝播する振動の進行波に対し位相の遅れた反射波を発生する振動吸収 子を取付けている。
【0009】 また、請求項4では、前記振動吸収子に固有振動数の可変構造を設けている。
【0010】
請求項1の制振装置によれば、流体移送機器の振動によって流体移送管が振動 すると、振動吸収子が流体移送管の振動に対し位相が遅れて振動する。これによ り、流体移送管の振動と振動吸収子の振動とが互いに打消し合い、振動の吸収が 図られる。
【0011】 また、請求項2の制振装置によれば、流体移送機器の振動が流体移送管に伝播 すると、振動吸収子がこの伝播振動の進行波に対し位相が遅れた反射波を発生す る。これにより、流体移送管において進行波と反射波とが互いに打消し合い、振 動の吸収が図られる。
【0012】 また、請求項3の制振装置によれば、請求項1及び2の作用を有する。
【0013】 また、請求項4の制振装置によれば、請求項1または3の作用を有するととも に、振動吸収子の固有振動数を変えることにより、その位相の遅れ量を調整する ことが可能となる。
【0014】
図1乃至図5は本考案の一実施例を示すもので、従来例と同一の構成部分には 同一符号を付して示す。即ち、7は水ポンプ、9は貯湯タンク、10はホ−スで ある。
【0015】 同図において、20はホ−ス10の略中間に取付けられた振動吸収子で、ホ− ス10に巻着するワイヤ21と、ワイヤ21に支持されたボルト22とからなる 。ボルト22は、ねじ部22aと、ねじ部22aの一端に形成された頭部22b と、ねじ部22aの他端側に形成された細軸部22cとからなり、ねじ部22a にはナット板23が螺合され、細軸部22cにはワッシャ24が挿入されている 。一方、ワイヤ21はその長さ方向の中央部にて同一方向に折曲するとともに、 この折曲部22bでボルト22の細軸部22bを挟持しワッシャ24に係止して いる。また、ワイヤ21の両端側はそれぞれホ−ス10の外周を一周巻回すると ともに、その先端側が該巻回方向の反対方向に湾曲し、ナット板23の一端側に 差し込まれている。この振動吸収子20においては、ボルト22を回動すること により、ボルト22がワッシャ24に対して螺進退してナット板23とワッシャ 24との距離が変わるようになっている。即ち、ボルト22を回動してナット板 23とワッシャ24との距離を広げることにより、ワイヤ21のホ−ス巻回部分 の内径が小さくなり、ホ−ス10が締め付けられる。
【0016】 ここで、図2を参照し本実施例の第1の制振動作を説明する。
【0017】 まず、水ポンプ7の振動によってホ−ス10が振動し、ホ−ス10はその軸心 方向(図中実線矢印)に振動するものと仮定する。この場合、振動吸収子20は ホ−ス10の軸心を中心として振動するが、振動吸収子20の振動はホ−ス10 の弾性によってホ−ス10の振動に対して位相が遅れる。これにより、ホ−ス1 0の振動と振動吸収子20の振動とが互いに振幅を打消し合い、振動が吸収され 騒音が減少する。尚、位相の遅れ量は振動吸収子20の固有振動数によって決ま るので、固有振動数を変えられるようにした振動吸収子30を図3に示した。こ の振動吸収子30は、前述と同様のワイヤ31と、ねじ部32a及び頭部32b からなるボルト32と、前述と同様のナット板23とを有し、前記ワッシャ24 の代りに六角ナット34を設けている。この振動吸収子30においては、ボルト 32を固定した状態で六角ナット34を回動することにより、ナット板33のみ が螺進退してナット板33と六角ナット34との距離が変わり、前述と同様にホ −ス10を締め付けられるようになっている。また、ナット板33及び六角ナッ ト34の両者を固定した状態でボルト32を回動すると、ナット板33及び六角 ナット34間の距離は変わらずに、ナット板33とボルト22の頭部32bとの 距離みが変化する。これにより、振動吸収子30の重心の位置が変化し、その固 有振動数を変えられるようになっている。従って、振動吸収子30の固有振動数 を変えて位相の遅れ量を調整することにより、制振効果の最も高い状態を得るこ とができる。
【0018】 次に、図4を参照し本実施例の第2の制振動作を説明する。
【0019】 まず、水ポンプ7で発生した振動がホ−ス10の長さ方向に伝播するものと仮 定する。図4に示すように、ホ−ス10は振動吸収子20のワイヤ21によって 締め付けられているため、ホ−ス10にワイヤ21が食い込んだ分、ホ−ス10 が絞られて内部の断面積が小さくなる。この絞り部分にホ−ス10に伝播する振 動の進行波を当て、ホ−ス10内の水の表面に進行波に対して位相の遅れた反射 波を発生させることにより、これら進行波と反射波とが互いに振幅を打消し合い 、振動が吸収され騒音が減少する。尚、ホ−ス10の内径Aと絞り部分の内径B との比を1:0.8程度とするのが最も効果的である。
【0020】 また、本実施例の制振効果は考案者の実験によって実証されており、その実験 デ−タを図5のグラフに示す。このデ−タによると、振動吸収子20を取付けて いないもの(図中実線)の最大騒音値は周波数300Hzで34.4dBを示し 、取付けたもの(図中破線)は31.7dBを示した。一般に、騒音値が3dB 下がると音のエネルギ−は約半分になり、前記実験結果では騒音値が2.7dB 減少したので、音のエネルギ−に換算すると約半分強の騒音低下が図られたこと になる。
【0021】 このように、本実施例の制振装置によれば、水ポンプ7に接続されたホ−ス1 0に、ホ−ス10の軸心を中心とする振動に対し位相が遅れて振動し、且つホ− ス10の長さ方向の振動の進行波に対して位相の遅れた反射波を発生する振動吸 収子20を取付けたので、ホ−ス10への伝播振動によって発生する騒音を約半 分強まで低下させることができ、静かで快適な暖房空間を提供することができる 。
【0022】 尚、前記実施例では制振装置の取付例として床暖房装置を示したが、圧縮機に 冷媒管を接続した各種冷凍装置等にも有効である。
【0023】
以上説明したように、請求項1、2及び3の制振装置によれば、流体移送機器 から流体移送管への伝播振動によって発生する騒音を大幅に低下させることがで きるので、流体移送機器を備えた各種装置の騒音対策に有効である。
【0024】 また、請求項4の制振装置によれば、請求項1または3の効果を有するととも に、位相の遅れ量を調整することができるので、制振効果の最も高い状態を得る ことができる。
【図1】本考案の一実施例を示す床暖房装置の要部側面
図である。
図である。
【図2】本考案の一実施例を示す制振装置の正面図であ
る。
る。
【図3】振動吸収子の変形例を示す側面図である。
【図4】本考案の一実施例を示すホ−スの要部断面図で
ある。
ある。
【図5】本考案の一実施例を示す制振装置の制振効果を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図6】従来例を示す床暖房装置の全体斜視図である。
【図7】従来例を示す床暖房装置の要部側面図である。
【図8】水ポンプの部分拡大図
7…水ポンプ、10…ホ−ス、20,30…振動吸収子
Claims (4)
- 【請求項1】 振動による騒音を発生する流体移送機器
に接続された流体移送管の所定部位に、該流体移送管の
振動に対し位相が遅れて振動する振動吸収子を取付けた
ことを特徴とする制振装置。 - 【請求項2】 振動による騒音を発生する流体移送機器
に接続された流体移送管の所定部位に、該流体移送管に
伝播する振動の進行波に対し位相の遅れた反射波を発生
する振動吸収子を取付けたことを特徴とする制振装置。 - 【請求項3】 振動による騒音を発生する流体移送機器
に接続された流体移送管の所定部位に、該流体移送管の
振動に対し位相が遅れて振動し、且つ流体移送管に伝播
する振動の進行波に対し位相の遅れた反射波を発生する
振動吸収子を取付けたことを特徴とする制振装置。 - 【請求項4】 前記振動吸収子に固有振動数の可変構造
を設けたことを特徴とする請求項1または3記載の制振
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3101391U JPH0583497U (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3101391U JPH0583497U (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 制振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0583497U true JPH0583497U (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=12319664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3101391U Pending JPH0583497U (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 制振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0583497U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010212121A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池車両 |
| CN111005974A (zh) * | 2019-02-28 | 2020-04-14 | 厦门嘉达声学技术有限公司 | 稳压泵组隔振台座 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5135533U (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-17 | ||
| JPH0567895B2 (ja) * | 1988-06-15 | 1993-09-27 | Tlv Co Ltd |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP3101391U patent/JPH0583497U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5135533U (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-17 | ||
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|---|---|---|---|---|
| JP2010212121A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池車両 |
| CN111005974A (zh) * | 2019-02-28 | 2020-04-14 | 厦门嘉达声学技术有限公司 | 稳压泵组隔振台座 |
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