JPH058382Y2 - - Google Patents

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JPH058382Y2
JPH058382Y2 JP1984129383U JP12938384U JPH058382Y2 JP H058382 Y2 JPH058382 Y2 JP H058382Y2 JP 1984129383 U JP1984129383 U JP 1984129383U JP 12938384 U JP12938384 U JP 12938384U JP H058382 Y2 JPH058382 Y2 JP H058382Y2
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JP
Japan
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piston
connecting rod
cylindrical
combustion
support structure
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JP1984129383U
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JPS6144064U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ピストンの支持構造に係わり、更
に詳しくはピストンに加えられた燃焼爆発力の高
周波成分を減衰させてコネクテイング・ロツドに
伝達しないように構成したピストンの支持構造に
関するものである。
〔従来技術〕
一般に、デイーゼルエンジン等の内燃機関のピ
ストン支持構造としては、例えばコネクテイン
グ・ロツドの小端部に形成された嵌合穴に、ピス
トンピンを介してピストンを連結支持する構造と
なつている。
ところで、上記のようなデイーゼルエンジンに
あつては、エンジンの燃焼による燃焼(爆発)圧
力の振動成分は、殆ど減衰されずにピストン→ピ
ストンピン→コネクテイング・ロツドに伝達さ
れ、そして更にコネクテイング・ロツドからクラ
ンクシヤフトを経由してシリンダブロツク、シリ
ンダヘツド及び補機類等に伝達して振動を発生
し、デイーゼルエンジン特有のノイズを発生する
と言う問題があつた。
そこで、従来ではエンジンの燃焼圧力による振
動成分が、上記のようにピストン→ピストンピン
→コネクテイング・ロツドに伝達して発生する高
周波成分を減衰させるために、例えは実開昭58−
12656号公報に開示されているように、ピストン
ピンが嵌合するコネクテイング・ロツドの小端部
に形成された嵌合穴に、四弗化エチレン(テフロ
ン)などの有機材や耐油、耐熱性の硬質ゴムでで
きた弾性部材を設け、その弾性部材の弾性力によ
つて上記高周波振動を減衰させるものが提案され
ている。
然し乍ら、このような従来のものにあつてはエ
ンジンの燃焼圧力によりピストンの変位が多い時
には、弾性部材に弾性力によつて、ピストンとシ
リンダヘツドまたは給排弁が干渉するのでデイー
ゼルエンジンでは成立しないものであつた。
即ち、ピストンとシリンダヘツドとのクリアラ
ンスは、0.1mm変ると性能が大巾に変化すること
は周知である。
また、従来のものでは潤滑油を使用できず、焼
付き等の問題が生じるおそれがある。
一方、金属円筒の外周にナイロン、ポリエステ
ル等の有機弾性材を浸透させた焼結合金の層を一
体的に形成し、これをピストンの嵌合穴に固定し
たものが実開昭57−164229号公報において提案さ
れている。しかし、エンジン運転時には、このピ
ストンは燃焼室の熱を受けて高温になり、熱膨張
によつてピストンの嵌合穴とピストンピンの嵌合
部との間隙が広がるので、この部位の弾性部材を
設けても高周波振動を減衰することができず、エ
ンジンの振動騒音を低減することはできない。
また、この公知技術においては、燃焼圧力によ
る弾性部材の大きな変形によつてピストンとシリ
ンダヘツドまたは給排弁が干渉する傾向があり、
高温高圧で作動するデイーゼルエンジンには適用
することができないものである。
〔考案の目的〕
この考案は、係る従来の問題点に着目して案出
されたもので、その目的とするところはピストン
に加えられた燃焼爆発力の高周波成分を減衰させ
てコネクテイング・ロツドに伝達しないように構
成し、似てエンジンの燃焼時に於ける振動騒音を
著しく低減させたピストンの支持構造を提供する
ものである。
〔考案の構成〕
この考案は上記目的を達成するため、コネクテ
イング・ロツドの小端部に形成された嵌合穴に円
筒状積層体を嵌合し、この円筒状積層体の穴に挿
通したピストンピンをピストンに固定したピスト
ンの支持構造において、前記円筒状積層体は内層
に位置するコンロツドメタルと、同心状に相互に
摺動運動可能な複数層の薄肉円筒部材から構成さ
れていることを要旨とするものである。
〔考案の実施例〕
以下添付図面に基いて、この考案の実施例を説
明する。
添付図面は、この考案の実施したピストン1の
断面図を示し、2はコネクテイング・ロツド、3
はピストンピンを示し、ピストン1はコネクテイ
ング・ロツド2の小端部2aに形成された嵌合孔
4に前記ピストンピン3を介して連結支持されて
いる。
前記小端部2aに形成された嵌合孔4の内壁面
には、内層に位置するコンロツドメタル7と、同
心状に相互に摺動運動可能な複数層の薄肉円筒部
材(この実施例では6a,6b,6cの3層)か
ら構成される円筒状積層体が嵌合され、この円筒
状積層体の穴のピストンピン3を挿通し、このピ
ストンピン3をピストン1に固定している。
なお、8はスナツプリングであつて、ピストン
ピン3がピストン1のボス部1aから抜けださな
いようにボス部1aの両端部に形成された溝1b
に嵌め込まれている。
次に、作用について説明する いまピストン1の頂部に、矢印方向からエンジ
ンの燃焼爆発圧力Fが作用すると、この圧力は、
コネクテイング・ロツド2の小端部2aに形成さ
れた嵌合孔4の内壁面に作用する。
この時、嵌合孔4に圧入されている多層構造の
各薄肉円筒部材6a,6b,6cの表裏面には微
少のクリアランスがあるため、薄肉円筒部材6
a,6b,6cは燃焼爆発圧力Fが作用する方向
に若干変形する。この時、各薄肉円筒部材6a,
6b,6cの表裏面には、クーロン摩擦が作用
し、そして燃焼爆発力による比較的高周波の振動
を減衰させる。
この結果、ピストン1に作用する燃焼爆発圧力
Fは、コネクテイング・ロツド2に伝達されず、
従つて、コネクテイング・ロツド2から図示しな
いクランクシヤフトを経由してシリンダブロツク
やシリンダヘツド及び補機類等に伝達して発生す
る振動も減衰され、デイーゼルエンジン特有のノ
イズを有効に防止することが出来るものである。
〔考案の効果〕
この考案は、コネクテイング・ロツドの小端部
に形成された嵌合穴に円筒状積層体を嵌合し、こ
の円筒状積層体の穴に挿通したピストンピンをピ
ストンに固定したピストンの支持構造において、
前記円筒状積層体は内層に位置するコンロツドメ
タルと、同心状に相互に摺動運動可能な複数層の
薄肉円筒部材から構成されているピストンの支持
構造であり、次の効果を奏することができる。即
ち、この円筒状積層体の相互の摺動運動によつ
て、ピストンに加えられた燃焼爆発力がこの円筒
状積層体の間の微妙な動きと摩擦によつて減衰さ
れて、その燃焼爆発力の高周波振動はコネクテイ
ング・ロツドの小端部には殆ど伝達されない。そ
の結果、エンジンの運転時の高周波振動によつて
発生する振動騒音を著しく低減させることがで
き、静粛なエンジンを提供することができる。
更に、ピストンとシリンダヘツドまたは給排気
弁が干渉することがなく、特にデイーゼルエンジ
ンのピストンの支持構造として有効に利用するこ
とができる。また、複数層の薄肉円筒部材を常に
エンジンオイルによつて冷却されていて、温度の
低いコネクテイング・ロツドの嵌合穴とピストン
ピンの嵌合部との間に設けているので、ピストン
の温度に影響されることなく高周波振動を減衰す
ることができ、エンジンの振動振動を低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案を実施した断面図である。 2……コネクテイング・ロツド、2a……小端
部、3……ピストンピン、3a……嵌合部、4…
…嵌合穴、6a,6b,6c……薄肉円筒部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コネクテイング・ロツドの小端部に形成された
    嵌合穴に円筒状積層体を嵌合し、この円筒状積層
    体の穴に挿通したピストンピンをピストンに固定
    したピストンの支持構造において、前記円筒状積
    層体は内層に位置するコンロツドメタルと、同心
    状に相互に摺動運動可能な複数層の薄肉円筒部材
    から構成されているピストンの支持構造。
JP12938384U 1984-08-28 1984-08-28 ピストンの支持構造 Granted JPS6144064U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12938384U JPS6144064U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 ピストンの支持構造

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JP12938384U JPS6144064U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 ピストンの支持構造

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Publication Number Publication Date
JPS6144064U JPS6144064U (ja) 1986-03-24
JPH058382Y2 true JPH058382Y2 (ja) 1993-03-02

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ID=30687999

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JP12938384U Granted JPS6144064U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 ピストンの支持構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6020057B2 (ja) * 2012-11-07 2016-11-02 マツダ株式会社 エンジンのピストン構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57164229U (ja) * 1981-04-13 1982-10-16

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Publication number Publication date
JPS6144064U (ja) 1986-03-24

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