JPH0584841U - 光学式トルク検出器 - Google Patents
光学式トルク検出器Info
- Publication number
- JPH0584841U JPH0584841U JP4927591U JP4927591U JPH0584841U JP H0584841 U JPH0584841 U JP H0584841U JP 4927591 U JP4927591 U JP 4927591U JP 4927591 U JP4927591 U JP 4927591U JP H0584841 U JPH0584841 U JP H0584841U
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- light
- light receiving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が簡単であり、高精度で軸トルクを検出
可能な非接触型のトルク検出器を実現すること。 【構成】 回転軸6の小径部分6aの両側には、第1お
よび第2のスリット円板2、3が固着されている。これ
らを挟み、発光ダイオード4および半導体位置検出素子
5が対向配置されている。第1および第2のスリット円
板にそれぞれ形成されている第1および第2のスリット
の形状および配置関係は、これらにより規定される光通
過路の半径方向の位置がこれらの相対回転量に応じて一
義的に変化するように設定されている。
可能な非接触型のトルク検出器を実現すること。 【構成】 回転軸6の小径部分6aの両側には、第1お
よび第2のスリット円板2、3が固着されている。これ
らを挟み、発光ダイオード4および半導体位置検出素子
5が対向配置されている。第1および第2のスリット円
板にそれぞれ形成されている第1および第2のスリット
の形状および配置関係は、これらにより規定される光通
過路の半径方向の位置がこれらの相対回転量に応じて一
義的に変化するように設定されている。
Description
【0001】
本考案は回転軸などに発生するトルクを検出する非接触型の光学式トルク検出 器に関するものである。
【0002】
回転軸等に発生するトルクを測定するためには、スリップリングあるいは回転 トランス等を用いたトルク検出器が利用されている。
【0003】
しかしながら、このような従来のトルク検出器はその測定部分の構造が複雑で あり廉価に製造することが困難である。また、検出精度を高めることも困難であ る。
【0004】 本考案の課題は、この点に鑑みて、高精度で軸トルクを検出可能な非接触型の トルク検出器を実現することにある。
【0005】
本考案のトルク検出器は、検出対象である軸の外周に第1および第2のスリッ ト付き板を固着し、これらを挟み、発光素子および受光素子を対向配置した構成 を採用している。第1のスリット板に形成した第1のスリットと、第2のスリッ ト付き板に形成した第2のスリットの形状および配置関係を次にように設定して ある。すなわち、これらのスリットが相対回転した場合に、その回転量に応じて 、これらのスリットにより規定される光通過部分の半径方向の位置が一義的に定 まるように設定してある。また、受光素子としては、この光通過部分の移動範囲 を含む受光面を備え、この受光面での受光位置を検出可能な受光位置検出素子を 用いている。
【0006】 検出対象となる軸が回転軸である場合には、第1および第2のスリット付き板 を円板として、周方向に向けて一定の間隔でそれぞれ第1および第2のスリット を形成することが好ましい。また、第1および第2のスリット付き板を近接した 位置に配置できない場合には、これらの間に光ファイバなどから光案内通路を形 成して、第1のスリットを通過した光をそのまま第2のスリットの側まで案内す ることが好ましい。
【0007】
軸にトルクが発生すると、その大きさに応じて軸が捩じれる。この結果、第1 および第2のスリットの間には僅かな相対回転が生ずる。この相対回転量に応じ て、第1および第2のスリットにより規定される光通過部分が半径方向に移動す る。発光素子の側からこの光通過部分を通る光は、受光素子の側において半径方 向に僅かに移動した位置で受光される。受光素子ではこの受光位置に応じて異な った電気的出力を発生する。この出力に基づき発生トルクが検出される。
【0008】
以下に図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0009】 図1には本考案の一実施例である光学式トルク検出器の概略構成を示してある 。本例の光学式トルク検出器1は、第1および第2のスリット円板2、3と、こ られを挟み、対向配置した発光ダイオード4および半導体位置検出素子5から基 本的に構成されている。トルク測定の対象となる回転軸6は断面を絞った小径部 分6aが形成されている。この小径部分6aを覆う状態に中空軸7が同心状態に 配置され、中空軸7の一方の端が回転軸6の外周面6bに固着されている。中空 軸7の他方の端はボールベアリング8を介して回転自在の状態で回転軸6の外周 面6bに支持されている。この回転自在となっている中空軸7の端部7aの外周 面には、同心状態に第1のスリット円板2が固着されている。これに対して、第 2のスリット円板3は、回転軸の小径部分を外れた位置に固着したボス9の外周 面に固着されている。
【0010】 半導体位置検出素子5は、回転軸6の半径方向に延びる光電変換素子からなる 受光面5aを備えている。この素子5は、受光面での受光位置に応じて、半径方 向の内側端5bおよび外側端5cから出力される電流値i1およびi2が変化す る。これらの電流値の和が常に一定に保持されるように、図に示すようなフィー トバック制御回路10を用いて発光ダイオード4の発光量を制御している。本例 では、内側端5bの電流値i1を検出出力Sとして取り出している。発光ダイオ ードの発光量が一定に保持されるので、この検出出力Sは軸トルクに比例したも のになる。半導体位置検出素子5としては、例えば、浜松ホトニクス株式会社製 の一次元位置検出用PSDを採用することができる。
【0011】 図2には、第1および第2のスリット円板2、3に形成された第1および第2 のスリット21、31の形状および相対位置関係を示してある。この図において は、円周方向に向けて一定の間隔Pで配列されている第1および第2のスリット 21、31を横方向に開いた状態で示してある。図においては実線で第1のスリ ット21を示してあり、垂直方向(実際には半径方向)に対して一定の角度だけ 傾斜している。これに対して、破線で示す第2のスリット31は垂直方向(半径 方向)に延びている。従って、これらを重ねることによって規定される光通過部 分41は、これらの相対移動に応じて垂直方向(半径方向)に移動する。図に示 す状態ではこれらのスリットの長さ方向の中央位置にある。この状態から矢印A で示す方向に第1のスリット21の側のみが僅かに移動すると、光通過部分41 は図において下方向に移動する。このように、第1および第2のスリットの相対 移動量(相対回転量)に応じて光通過位置41が変動する。ここで、図の実線で 示す枠42は、上述した半導体位置検出素子5の受光面5aを表している。
【0012】 この構成のトルク検出器1において、回転軸6にトルクが発生すると、それに よって小径部分6aを挟み両側の回転軸部分には相対捩じれが発生する。この捩 じれが原因となって第1および第2のスリット21、31にも相対回転が発生す る。この結果、これらによって規定される光通過部分41の位置が原位置である 図2に示す半径方向の中央位置から移動する。この移動に伴って、受光素子の受 光面5aにおける受光位置が変化する。すなわち、受光量の中心位置あるいは受 光強度の中心位置が移動する。この移動は、検出出力Sの変化として得られる。
【0013】 従って、この検出出力の値に基づき発生した軸トルクが検出できる。図3には、 回転に対する検出出力Sの変化を示してある。
【0014】 本例のトルク検出器は、従来構成の検出器に較べて次にような利点がある。
【0015】 (1)検出対象である軸の静止、回転を問わずトルク検出を行うことができる。
【0016】 (2)非接触型であるので、検出器の回転部分の構造は、スリップリング、回転 トランス等が不要なために簡単となる。
【0017】 (3)検出出力のダイナミックレンジを大きくとれる。換言するとS/N比を大 きくとれる。
【0018】 (4)従来の検出器に較べて廉価に製造できる。
【0019】 (5)検出精度が高い。
【0020】 (6)温度変化あるいはノイズによる影響が少なく、安定度が高い。
【0021】 (7)応答性がよい。
【0022】 ここで、本例の検出器1においては、軸の小径部分を覆う中空軸7を用いて、 第1のスリット円板2を第2のスリット円板3の近接位置に配置してある。この ようにせずに、第1および第2のスリット円板2、3を離して配置し、これらの 間を光ファイバなどから構成した光通路で繋ぐようにしてもよい。
【0023】 図4にはこの構成を示してある。図に示す例では、回転軸6の小径部分6aの 両側の回転軸外周部分に第1および第2のスリット円板2、3が固着されている 。これらのスリット円板の間には、光案内路としての光ファイバアレイ12が配 置されている。第1のスリット円板2の側においては、これを挟み、発光ダイオ ード4と光ファイバアレイの光入口側12aが対峙している。また、第2のスリ ット円板3の側においては、これを挟み、光ファイバアレイの光出口側12bと 受光素子の受光面5aが対峙している。各スリット円板に形成したスリットは図 2に示すものと同一である。
【0024】 この構成の検出器においては、発光ダイオード4から出射した光は、第1のス リット21を通過して、光ファイバアレイ12によって第2のスリット31まで 案内される。そして、第2のスリット31を通過して受光素子の受光面5aに到 る。この検出器においても上述した実施例と同様な効果が得られると共に、スリ ット円板を近接配置できない場合に特に有効である。
【0025】 なお、回転しない軸に発生するトルクを検出する場合には、第1および第2の スリットは、軸の外周の一部分のみに形成すればよい。また、第1および第2の スリットの形状および相互の配置関係は、これらによって規定される光通過部分 の半径方向の位置が、これらの相対回転量に応じて一義的に変化するような構成 であれば良く、図2に示すものに限定されない。さらには、発光源として発光ダ イオード以外のものを使用してもよく、また受光素子も半導体位置検出素子以外 のものを使用してもよい。
【0026】
以上説明したように、本考案の光学式トルク検出器は、トルク検出対象である 軸に第1および第2のスリット付き板を固着し、これらを挟み発光素子および受 光素子を配置した構成を採用し、さらに、スリット板に形成した第1および第2 のスリットを、これらによって規定される光通過部分の半径方向の位置がこれら の相対回転量に応じて一義的に変化するように設定してある。従って、本考案に よれば、スリップリング、回転トランスなどの回転部品を使用することなく、簡 単な構成で、精度の良いトルク検出を行うことができる。
【図1】本考案の一実施例である光学式トルク検出器を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図2】図1の検出器における第1および第2のスリッ
ト円板に形成された第1および第2のスリットの形状お
よび配置関係を示す説明図である。
ト円板に形成された第1および第2のスリットの形状お
よび配置関係を示す説明図である。
【図3】図1の検出器の回転に対する検出出力の変化を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図4】図1の検出器の変形例を示す部分構成図であ
る。
る。
1・・・光学式トルク検出器 2・・・第1のスリット円板 21・・・第1のスリット 3・・・第2のスリット円板 31・・・第2のスリット 4・・・発光ダイオード 5・・・半導体位置検出素子 5a・・・受光面 6・・・回転軸 6a・・・小径部分 12・・・光ファイバアレイ
Claims (3)
- 【請求項1】 検出対象である軸の外周に固着した第1
のスリット付き板と、この第1のスリット付き板から所
定の間隔を離して同じく前記軸の外周に固着した第2の
スリット付き板と、これら第1および第2のスリット付
き板を挟み、対向配置した発光素子および受光素子とを
有し、前記第1のスリット付き板に形成された第1のス
リットおよび前記第2のスリット付き板に形成された第
2のスリットの形状および配置関係は、これらによって
規定される前記発光素子から前記受光素子に到る光通過
部分の半径方向の位置が、これらスリット板の相対回転
量に応じて一義的に変化するように設定されており、前
記受光素子は、前記光通過部分の移動範囲を含む受光面
を備え、この受光面での受光位置に応じて異なる電気的
出力を発生する受光位置検出素子であることを特徴とす
る光学式トルク検出器。 - 【請求項2】 請求項1において、前記軸は回転軸であ
り、前記第1および第2のスリット付き板は円板であ
り、これらの第1および第2のスリット付き円板には、
周方向に向けて同一の間隔でそれぞれ複数本の第1およ
び第2のスリットが形成されていることを特徴とする光
学式トルク検出器。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記第1お
よび第2のスリット付き板の間には、前記第1のスリッ
トを通過した光を前記第2のスリットの側に案内する光
案内通路が形成されていることを特徴とする光学式トル
ク検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4927591U JPH0584841U (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 光学式トルク検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4927591U JPH0584841U (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 光学式トルク検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584841U true JPH0584841U (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=12826302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4927591U Pending JPH0584841U (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 光学式トルク検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0584841U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999031517A1 (en) * | 1997-12-18 | 1999-06-24 | Harmonic Drive Systems Inc. | Optical rotational information detecting device |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5965737A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-14 | Ono Sokki Co Ltd | トルク検出装置 |
| JPS607041B2 (ja) * | 1975-07-28 | 1985-02-22 | 繁 籏野 | ポンチヨ |
| JPS63284442A (ja) * | 1987-05-15 | 1988-11-21 | Koyo Denshi Kogyo Kk | 電動パワ−ステアリング装置のトルク検出器 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP4927591U patent/JPH0584841U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS607041B2 (ja) * | 1975-07-28 | 1985-02-22 | 繁 籏野 | ポンチヨ |
| JPS5965737A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-14 | Ono Sokki Co Ltd | トルク検出装置 |
| JPS63284442A (ja) * | 1987-05-15 | 1988-11-21 | Koyo Denshi Kogyo Kk | 電動パワ−ステアリング装置のトルク検出器 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999031517A1 (en) * | 1997-12-18 | 1999-06-24 | Harmonic Drive Systems Inc. | Optical rotational information detecting device |
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