JPH0586096A - ジデオキシヌクレオシドのペプチド誘導体及びこれを含有する抗hiv剤 - Google Patents
ジデオキシヌクレオシドのペプチド誘導体及びこれを含有する抗hiv剤Info
- Publication number
- JPH0586096A JPH0586096A JP3320125A JP32012591A JPH0586096A JP H0586096 A JPH0586096 A JP H0586096A JP 3320125 A JP3320125 A JP 3320125A JP 32012591 A JP32012591 A JP 32012591A JP H0586096 A JPH0586096 A JP H0586096A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tert
- butyl
- added
- mixture
- prolyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ジデオキシヌクレオシドのペプチド誘導体を
合成し、抗HIV剤として使用する。 【構成】 式〔1〕又は式〔2〕で表わされるジデオキ
シヌクレオシドのペプチド誘導体、および該ジデオキシ
ヌクレオシドのペプチド誘導体を有効成分として含有す
る抗HIV剤。なお、これらのペプチド誘導体は、ジデ
オキシヌクレオシドとオキザリルジクロリド又はオキザ
リルクロリドモノエステルとを反応後、アミノ酸2〜1
0個よりなるペプチドエステルと反応させることにより
合成される。 〔式中、R1は水素原子、R2はアルキル基、ヒドロキ
シメチル基、R3は置換基を有していてもよいベンジル
基、Xは低級アルコキシ、ベンジルオキシあるいは、ア
ミノ酸又はペプチド誘導体、Yは水素原子又はN3、B
は核酸塩基を表わす〕
合成し、抗HIV剤として使用する。 【構成】 式〔1〕又は式〔2〕で表わされるジデオキ
シヌクレオシドのペプチド誘導体、および該ジデオキシ
ヌクレオシドのペプチド誘導体を有効成分として含有す
る抗HIV剤。なお、これらのペプチド誘導体は、ジデ
オキシヌクレオシドとオキザリルジクロリド又はオキザ
リルクロリドモノエステルとを反応後、アミノ酸2〜1
0個よりなるペプチドエステルと反応させることにより
合成される。 〔式中、R1は水素原子、R2はアルキル基、ヒドロキ
シメチル基、R3は置換基を有していてもよいベンジル
基、Xは低級アルコキシ、ベンジルオキシあるいは、ア
ミノ酸又はペプチド誘導体、Yは水素原子又はN3、B
は核酸塩基を表わす〕
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジデオキシヌクレオシド
のペプチド誘導体及びこれを有効成分とする抗ヒト免疫
不全症ウイルス剤に関する。
のペプチド誘導体及びこれを有効成分とする抗ヒト免疫
不全症ウイルス剤に関する。
【0002】
【従来の技術】後天性免疫不全症候群[Acquire
d Immune Deficiency Syndr
ome;以下AIDSと略す]は抗ヒト免疫不全症ウイ
ルス[Human Immunodeficiency
Virus;以下HIVと略す]の感染によって引き
起こされる重篤な免疫不全症であり、その死亡率が非常
に高いことから、かかるHIV感染及びAIDSに対す
る対策は大きな社会的課題とさえなっている。現在、臨
床的に効果があると認められている抗HIV剤として
は、逆転写酵素の阻害作用を有するアジドチミジン[以
下AZTと略す]が知られているが、その臨床効果は尚
不十分であり、更にこれによる副作用、例えば骨髄(造
血組織)の傷害や頭痛、けいれん等の神経症状等の副作
用が強いという問題がある。殊にHIVはその遺伝子が
潜り込み遺伝病のような状態になっていることから、必
然的に薬剤の長期投与が要求されており、AZTの有す
るかかる副作用はこれを抗HIV剤として用いる場合大
きな傷害となっている。
d Immune Deficiency Syndr
ome;以下AIDSと略す]は抗ヒト免疫不全症ウイ
ルス[Human Immunodeficiency
Virus;以下HIVと略す]の感染によって引き
起こされる重篤な免疫不全症であり、その死亡率が非常
に高いことから、かかるHIV感染及びAIDSに対す
る対策は大きな社会的課題とさえなっている。現在、臨
床的に効果があると認められている抗HIV剤として
は、逆転写酵素の阻害作用を有するアジドチミジン[以
下AZTと略す]が知られているが、その臨床効果は尚
不十分であり、更にこれによる副作用、例えば骨髄(造
血組織)の傷害や頭痛、けいれん等の神経症状等の副作
用が強いという問題がある。殊にHIVはその遺伝子が
潜り込み遺伝病のような状態になっていることから、必
然的に薬剤の長期投与が要求されており、AZTの有す
るかかる副作用はこれを抗HIV剤として用いる場合大
きな傷害となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】HIV感染者がAID
Sを発症するまでには通常極めて長い臨床的潜伏期があ
り、その為感染予防対策を立てることが非常に困難とさ
れている。かかる現状からHIV感染及びAIDSにた
いして奏功する新しい医薬製剤の開発が待ち望まれてい
る。
Sを発症するまでには通常極めて長い臨床的潜伏期があ
り、その為感染予防対策を立てることが非常に困難とさ
れている。かかる現状からHIV感染及びAIDSにた
いして奏功する新しい医薬製剤の開発が待ち望まれてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意研究を行った結果、AZT等の逆転写酵
素阻害物質にCD4のgp120への結合活性部位ペプ
チドである例えばL−セリル−L−フェニルアラニル−
L−ロイシル−L−スレオニル−L−リジル−グリシル
−L−プロリル−L−セリン(Ser−Phe−Leu
−Thr−Lys−Gly−Pro−Ser−OH)、
D−プロリル−L−フェニルアラニンベンジルエステル
(D−Pro−L−Phe−OCH2Ph)やL−プロ
リル−L−フェニルアラニン ベンジルエステル(L−
Pro−L−Phe−OCH2Ph)をオキザリル基で
結合させた化合物が優れた抗HIV作用を有し、且つ安
全性も高いことを見いだし本発明を完成した。
解決すべく鋭意研究を行った結果、AZT等の逆転写酵
素阻害物質にCD4のgp120への結合活性部位ペプ
チドである例えばL−セリル−L−フェニルアラニル−
L−ロイシル−L−スレオニル−L−リジル−グリシル
−L−プロリル−L−セリン(Ser−Phe−Leu
−Thr−Lys−Gly−Pro−Ser−OH)、
D−プロリル−L−フェニルアラニンベンジルエステル
(D−Pro−L−Phe−OCH2Ph)やL−プロ
リル−L−フェニルアラニン ベンジルエステル(L−
Pro−L−Phe−OCH2Ph)をオキザリル基で
結合させた化合物が優れた抗HIV作用を有し、且つ安
全性も高いことを見いだし本発明を完成した。
【0005】すなわち、一般式[1]
【0006】
【化5】
【0007】(式中、R1は水素原子、R2はアルキル
基、ヒドロキシメチル基、又はR1とR2がつながった
−(CH)n−でnは3または4であり、R3は置換基
を有していてもよいベンジル基、Xは低級アルコキシ、
ベンジルオキシ基、アミノ酸又はペプチド誘導体、Yは
水素原子又はアジド基、Bは核酸塩基を表わす)で表わ
されるジデオキシヌクレオシドのペプチド誘導体及びこ
れを有効成分として含有することを特徴とする抗HIV
剤を提供するものである。
基、ヒドロキシメチル基、又はR1とR2がつながった
−(CH)n−でnは3または4であり、R3は置換基
を有していてもよいベンジル基、Xは低級アルコキシ、
ベンジルオキシ基、アミノ酸又はペプチド誘導体、Yは
水素原子又はアジド基、Bは核酸塩基を表わす)で表わ
されるジデオキシヌクレオシドのペプチド誘導体及びこ
れを有効成分として含有することを特徴とする抗HIV
剤を提供するものである。
【0008】前記一般式[1]において、R1は水素原
子、R2はアルキル基、ヒドロキシメチル基、又はR1
とR2がつながった−(CH)n−でnは3又は4であ
り、5員環又は6員環を形成していても良い。R2の結
合した不斉炭素原子は(L)体でも(D)体でも良い。
R1が水素原子の場合はR2は通常のアミノ酸残基であ
り、好ましくはセリンに対応するヒドロキシメチル基で
ある。R3は置換基を有していてもよいベンジル基、す
なわち芳香性アミノ酸残基であるが、フェニルアラニン
に対応するベンジル基が好ましい。Xは低級アルコキ
シ、ベンジルオキシ基、アミノ酸又はペプチド誘導体、
Yは水素原子又はアジド基、Bは核酸塩基を表わす。
子、R2はアルキル基、ヒドロキシメチル基、又はR1
とR2がつながった−(CH)n−でnは3又は4であ
り、5員環又は6員環を形成していても良い。R2の結
合した不斉炭素原子は(L)体でも(D)体でも良い。
R1が水素原子の場合はR2は通常のアミノ酸残基であ
り、好ましくはセリンに対応するヒドロキシメチル基で
ある。R3は置換基を有していてもよいベンジル基、す
なわち芳香性アミノ酸残基であるが、フェニルアラニン
に対応するベンジル基が好ましい。Xは低級アルコキ
シ、ベンジルオキシ基、アミノ酸又はペプチド誘導体、
Yは水素原子又はアジド基、Bは核酸塩基を表わす。
【0009】本発明のジデオキシヌクレオシドのペプチ
ド誘導体[1]は、3’位がアジド基又は水素原子であ
る核酸塩基とオキザリルクロリド又はp−ニトロフェニ
ルオキザリルクロリドとを塩基の存在下反応後、ペプチ
ドエステルと反応し、必要ならエステル基やペプチド保
護基を外すことにより得ることが出来る。核酸塩基とし
ては、例えば3’−アジド−3’−デオキシチミジン
[以下AZTと略す]、2’,3’−ジデオキシウリジ
ン[以下ddUと略す]、2’,3’−ジデオキシシチ
ジン[以下ddCと略す]、2’,3’−ジデオキシイ
ノシン[以下ddIと略す]、2’,3’−ジデオキシ
アデノシン[以下ddAと略す]を挙げることが出来
る。塩基としてはトリエチルアミンを挙げることが出
来、必要なら4−ジメチルアミノピリジンも使用する。
ペプチドエステルは(L)体又は(D)体のアミノ酸の
2〜10個よりなるペプチドのベンジルまたはC1〜4
よりなる低級アルキルエステルである。
ド誘導体[1]は、3’位がアジド基又は水素原子であ
る核酸塩基とオキザリルクロリド又はp−ニトロフェニ
ルオキザリルクロリドとを塩基の存在下反応後、ペプチ
ドエステルと反応し、必要ならエステル基やペプチド保
護基を外すことにより得ることが出来る。核酸塩基とし
ては、例えば3’−アジド−3’−デオキシチミジン
[以下AZTと略す]、2’,3’−ジデオキシウリジ
ン[以下ddUと略す]、2’,3’−ジデオキシシチ
ジン[以下ddCと略す]、2’,3’−ジデオキシイ
ノシン[以下ddIと略す]、2’,3’−ジデオキシ
アデノシン[以下ddAと略す]を挙げることが出来
る。塩基としてはトリエチルアミンを挙げることが出
来、必要なら4−ジメチルアミノピリジンも使用する。
ペプチドエステルは(L)体又は(D)体のアミノ酸の
2〜10個よりなるペプチドのベンジルまたはC1〜4
よりなる低級アルキルエステルである。
【0010】本発明の一般式[1]で表されるジデオキ
シヌクレオシドのペプチド誘導体を必須成分とし、通常
その薬理有効量と共に、適当な医薬製剤担体を配合する
ことにより薬剤として調製される。製剤担体としては、
使用形態に応じた製剤を調製するのに通常慣用される充
填剤、増量剤、保湿剤、崩壊剤、表面活性剤等の賦形剤
ないし希釈剤等のいずれもが使用出来る。製剤組成物の
形態はこれが前記有効成分を効果的に含有する状態であ
れば特に限定はなく、例えば錠剤、粉剤、顆粒剤、丸剤
等の固剤や通常液剤、懸濁剤、乳剤等の液剤であること
が出来る。又、これを使用前に適当な担体の添加によっ
て液状となし得る乾燥品とすることも出来る。前記製剤
組成物には必要に応じて通常の各種添加物、例えば溶解
補助剤、緩衝剤、無痛化剤、保存剤、着色剤等を添加す
ることも出来、更に他の医薬品を組合せ配合することも
できる。本発明の抗HIV剤は該製剤組成物の形態に応
じた適切な投与経路で投与される。投与方法も特に限定
はなく、内用、外用及び注射によることが出来る。
シヌクレオシドのペプチド誘導体を必須成分とし、通常
その薬理有効量と共に、適当な医薬製剤担体を配合する
ことにより薬剤として調製される。製剤担体としては、
使用形態に応じた製剤を調製するのに通常慣用される充
填剤、増量剤、保湿剤、崩壊剤、表面活性剤等の賦形剤
ないし希釈剤等のいずれもが使用出来る。製剤組成物の
形態はこれが前記有効成分を効果的に含有する状態であ
れば特に限定はなく、例えば錠剤、粉剤、顆粒剤、丸剤
等の固剤や通常液剤、懸濁剤、乳剤等の液剤であること
が出来る。又、これを使用前に適当な担体の添加によっ
て液状となし得る乾燥品とすることも出来る。前記製剤
組成物には必要に応じて通常の各種添加物、例えば溶解
補助剤、緩衝剤、無痛化剤、保存剤、着色剤等を添加す
ることも出来、更に他の医薬品を組合せ配合することも
できる。本発明の抗HIV剤は該製剤組成物の形態に応
じた適切な投与経路で投与される。投与方法も特に限定
はなく、内用、外用及び注射によることが出来る。
【0011】抗HIV剤として一般式[1]で表される
ジデオキシヌクレオシドのペプチド誘導体を有効成分と
する薬剤の投与量は、その製剤形態、投与方法、使用目
的及びこれを適用される患者の年齢、体重、病状等に応
じて適宜設定され一定ではないが、一般には製剤中に含
有される有効成分の量は一成人当り経口投与の場合0.
1g〜10g程度、非経口投与の場合0.1g〜5g程
度とすることが好ましい。なお、投与は必要に応じて1
日数回に分けて行うことも可能である。
ジデオキシヌクレオシドのペプチド誘導体を有効成分と
する薬剤の投与量は、その製剤形態、投与方法、使用目
的及びこれを適用される患者の年齢、体重、病状等に応
じて適宜設定され一定ではないが、一般には製剤中に含
有される有効成分の量は一成人当り経口投与の場合0.
1g〜10g程度、非経口投与の場合0.1g〜5g程
度とすることが好ましい。なお、投与は必要に応じて1
日数回に分けて行うことも可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明のジデオキシヌクレオシドのペプ
チド誘導体[1]はHIV感染の予防及びAIDSの発
症予防や治療に有効であり、又、その細胞毒性が低いこ
とから、長期の投与にも好適に使用し得るものである。
従って、これを有効成分として含有する本発明の抗HI
V剤は健常人のかかるHIV感染の予防並びに治療及び
発症したAIDSの患者の治療に極めて有用である。
チド誘導体[1]はHIV感染の予防及びAIDSの発
症予防や治療に有効であり、又、その細胞毒性が低いこ
とから、長期の投与にも好適に使用し得るものである。
従って、これを有効成分として含有する本発明の抗HI
V剤は健常人のかかるHIV感染の予防並びに治療及び
発症したAIDSの患者の治療に極めて有用である。
【0013】
【実施例】以下、参考例、実施例、試験例により本発明
をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
【0014】
【参考例1】p−ニトロフェノール(750mg)にオ
キザリルクロリド(6ml)を加え、アルゴン雰囲気下
16時間加熱還流煮沸した。反応液を減圧濃縮後、エー
テルを加え濾過した。濾液を濃縮乾固し、p−ニトロフ
ェニルオキザリルクロリド(350mg)を得た。融点
85〜90℃.IR(KBr)ν:1785,170
6.
キザリルクロリド(6ml)を加え、アルゴン雰囲気下
16時間加熱還流煮沸した。反応液を減圧濃縮後、エー
テルを加え濾過した。濾液を濃縮乾固し、p−ニトロフ
ェニルオキザリルクロリド(350mg)を得た。融点
85〜90℃.IR(KBr)ν:1785,170
6.
【0015】
【参考例2】N−tert−ブトキシカルボニル−L−
プロリン(215mg)及びL−フェニルアラニンベン
ジルエステル p−トルエンスルホン酸塩(428m
g)をアルゴン雰囲気下N,N−ジメチルホルムアミド
[以下DMFと略す](5ml)に溶解し、氷冷下ジエ
チル ホスホノシアニデート[以下DEPCと略す]
(179mg)を加えた。次いでトリエチルアミン(2
12mg)を滴下して加え氷冷下4時間攪拌、さらに室
温で18時間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレン(1
00ml)を加え重曹水、10%クエン酸水、水、食塩
水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し
た。これをシリカゲルクロマトグラフィ(n−hexa
ne/AcOEt=2/1)により精製し、N−ter
t−ブトキシカルボニル−L−プロリル−L−フェニル
アラニン ベンジルエステル(420mg)を無色の油
状物として得た。 [α]D−52.8°(c1.41,CHCl3,22
℃).FABMS(m/z):453(M+H)+.I
R(KBr)ν:3450(NH),1745(est
er),1632,1540(amide).1H−N
MR(CDCl3)δ:7.38〜7.05(10H,
m,Ar),5.15(2H,br s,COOCH2
Ph),4.28,4.18(1H,each br
s,Pro;NCHCO),4.14〜4.09(1
H,m,Phe;NHCHCO),3.43〜3.27
(2H,m,Pro;CH2 NCH),3.18,3.
02(2H,m,Phe;CHCH2Phe),2.6
2〜1.70(4H,m,Pro;CH2 CH2 CHC
O),1.41(9H,br s,OC(C
H3 )3).
プロリン(215mg)及びL−フェニルアラニンベン
ジルエステル p−トルエンスルホン酸塩(428m
g)をアルゴン雰囲気下N,N−ジメチルホルムアミド
[以下DMFと略す](5ml)に溶解し、氷冷下ジエ
チル ホスホノシアニデート[以下DEPCと略す]
(179mg)を加えた。次いでトリエチルアミン(2
12mg)を滴下して加え氷冷下4時間攪拌、さらに室
温で18時間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレン(1
00ml)を加え重曹水、10%クエン酸水、水、食塩
水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し
た。これをシリカゲルクロマトグラフィ(n−hexa
ne/AcOEt=2/1)により精製し、N−ter
t−ブトキシカルボニル−L−プロリル−L−フェニル
アラニン ベンジルエステル(420mg)を無色の油
状物として得た。 [α]D−52.8°(c1.41,CHCl3,22
℃).FABMS(m/z):453(M+H)+.I
R(KBr)ν:3450(NH),1745(est
er),1632,1540(amide).1H−N
MR(CDCl3)δ:7.38〜7.05(10H,
m,Ar),5.15(2H,br s,COOCH2
Ph),4.28,4.18(1H,each br
s,Pro;NCHCO),4.14〜4.09(1
H,m,Phe;NHCHCO),3.43〜3.27
(2H,m,Pro;CH2 NCH),3.18,3.
02(2H,m,Phe;CHCH2Phe),2.6
2〜1.70(4H,m,Pro;CH2 CH2 CHC
O),1.41(9H,br s,OC(C
H3 )3).
【0016】
【参考例3】N−tert−ブトキシカルボニル−L−
プロリル−L−フェニルアラニンベンジルエステル(8
5mg)を4N−塩化水素−酢酸エチル溶液に溶解し
た。室温で30分間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレ
ン(10ml)に溶解後、アンバーライトIRA 94
0(700mg)を加え室温で20分間攪拌した。不溶
物を濾去後、減圧濃縮しL−プロリル−L−フェニルア
ラニン ベンジルエステル(65mg)を無色の油状物
として得た。
プロリル−L−フェニルアラニンベンジルエステル(8
5mg)を4N−塩化水素−酢酸エチル溶液に溶解し
た。室温で30分間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレ
ン(10ml)に溶解後、アンバーライトIRA 94
0(700mg)を加え室温で20分間攪拌した。不溶
物を濾去後、減圧濃縮しL−プロリル−L−フェニルア
ラニン ベンジルエステル(65mg)を無色の油状物
として得た。
【0017】
【参考例4】N−tert−ブトキシカルボニル−L−
プロリン(215mg)及びD−フェニルアラニン ベ
ンジルエステル p−トルエンスルホン酸塩(428m
g)をアルゴン雰囲気下DMF(5ml)に溶解し、氷
冷下DEPC(179mg)を加えた。次いでトリエチ
ルアミン(212mg)を滴下して加え氷冷下4時間攪
拌、さらに室温で18時間攪拌した。減圧濃縮後、塩化
メチレン(100ml)を加え重曹水、10%クエン酸
水、水、食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥、濃縮した。これをシリカゲルクロマトグラフィ
(n−hexane/AcOEt=2/1)により精製
し、N−tert−ブトキシカルボニル−L−プロリル
−D−フェニルアラニン ベンジルエステル(420m
g)を油状物として得た。[α]D−45.7゜(c
1.22,CHCl3,22℃).FABMS(m/
z):453(M+H)+.IR(KBr)ν:344
0(NH),1746(ester),1635,15
37(amide).1H−NMR(CDCl3)δ:
7.38〜7.05(10H,m,Ar),5.15
(2H,br s,COOCH2 Ph),4.28,
4.18(1H,each br s,Pro;NCH
CO),4.14〜4.09(1H,m,Phe;NH
CHCO),3.43〜3.27(2H,m,Pro;
CH2 NCH),3.18,3.02(2H,m,Ph
e;CHCH2Phe),2.62〜1.70(4H,
m,Pro;CH2 CH2 CHCO),1.41(9
H,br s,OC(CH3 )3).
プロリン(215mg)及びD−フェニルアラニン ベ
ンジルエステル p−トルエンスルホン酸塩(428m
g)をアルゴン雰囲気下DMF(5ml)に溶解し、氷
冷下DEPC(179mg)を加えた。次いでトリエチ
ルアミン(212mg)を滴下して加え氷冷下4時間攪
拌、さらに室温で18時間攪拌した。減圧濃縮後、塩化
メチレン(100ml)を加え重曹水、10%クエン酸
水、水、食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥、濃縮した。これをシリカゲルクロマトグラフィ
(n−hexane/AcOEt=2/1)により精製
し、N−tert−ブトキシカルボニル−L−プロリル
−D−フェニルアラニン ベンジルエステル(420m
g)を油状物として得た。[α]D−45.7゜(c
1.22,CHCl3,22℃).FABMS(m/
z):453(M+H)+.IR(KBr)ν:344
0(NH),1746(ester),1635,15
37(amide).1H−NMR(CDCl3)δ:
7.38〜7.05(10H,m,Ar),5.15
(2H,br s,COOCH2 Ph),4.28,
4.18(1H,each br s,Pro;NCH
CO),4.14〜4.09(1H,m,Phe;NH
CHCO),3.43〜3.27(2H,m,Pro;
CH2 NCH),3.18,3.02(2H,m,Ph
e;CHCH2Phe),2.62〜1.70(4H,
m,Pro;CH2 CH2 CHCO),1.41(9
H,br s,OC(CH3 )3).
【0018】
【参考例5】N−tert−ブトキシカルボニル−L−
プロリル−D−フェニルアラニンベンジルエステル(8
5mg)を4N−塩化水素−酢酸エチル溶液に溶解し
た。室温で30分間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレ
ン(10ml)に溶解後、アンバーライトIRA 94
0(700mg)を加え室温で20分間攪拌した。不溶
物を濾去後、減圧濃縮しL−プロリル−D−フェニルア
ラニン ベンジルエステル(65mg)を無色の油状物
として得た。
プロリル−D−フェニルアラニンベンジルエステル(8
5mg)を4N−塩化水素−酢酸エチル溶液に溶解し
た。室温で30分間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレ
ン(10ml)に溶解後、アンバーライトIRA 94
0(700mg)を加え室温で20分間攪拌した。不溶
物を濾去後、減圧濃縮しL−プロリル−D−フェニルア
ラニン ベンジルエステル(65mg)を無色の油状物
として得た。
【0019】
【参考例6】N−カルボベンゾキシ−L−セリン(3.
0g)を塩化メチレン(150ml)に懸濁し、濃硫酸
(4滴)を加えた後、イソブチレンを20分間吹き込ん
だ。室温で3時間攪拌し後、重曹水で中和洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥、減圧濃縮した。これをシリカ
ゲルクロマトグラフィ(n−hexane/AcOEt
=10/1)により精製し、N−カルボベンゾキシ−O
−tert−ブチル−L−セリン tert−ブチルエ
ステル(2.83g)を油状物として得た。[α]
D8.5°(c1.72,CHCl3).FABMS
(m/z):352(M+H)+.IR(KBr)ν:
3450(NH),1740(ester),168
0,1510(amide).
0g)を塩化メチレン(150ml)に懸濁し、濃硫酸
(4滴)を加えた後、イソブチレンを20分間吹き込ん
だ。室温で3時間攪拌し後、重曹水で中和洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥、減圧濃縮した。これをシリカ
ゲルクロマトグラフィ(n−hexane/AcOEt
=10/1)により精製し、N−カルボベンゾキシ−O
−tert−ブチル−L−セリン tert−ブチルエ
ステル(2.83g)を油状物として得た。[α]
D8.5°(c1.72,CHCl3).FABMS
(m/z):352(M+H)+.IR(KBr)ν:
3450(NH),1740(ester),168
0,1510(amide).
【0020】
【参考例7】N−カルボベンゾキシ−O−tert−ブ
チル−L−セリン tert−ブチルエステル(2.8
3g)をメタノール(150ml)に溶解し、5%−パ
ラジウム−炭素(50%含水、1.0g)を加え、水素
雰囲気下6時間攪拌、接触還元を行った。触媒を濾去
後、室温で減圧濃縮しO−tert−ブチル−L−セリ
ン tert−ブチルエステル(1.74g)を得た。
チル−L−セリン tert−ブチルエステル(2.8
3g)をメタノール(150ml)に溶解し、5%−パ
ラジウム−炭素(50%含水、1.0g)を加え、水素
雰囲気下6時間攪拌、接触還元を行った。触媒を濾去
後、室温で減圧濃縮しO−tert−ブチル−L−セリ
ン tert−ブチルエステル(1.74g)を得た。
【0021】
【参考例8】O−tert−ブチル−L−セリン te
rt−ブチルエステル(1.74g)及びN−カルボベ
ンゾキシ−L−プロリン(2.0g)をアルゴン雰囲気
下DMF(10ml)溶解し、氷冷下DEPC(1.4
4g)を加え、トリエチルアミン(891mg)を滴下
後、室温で18時間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレ
ン(250ml)を加え重曹水、10%クエン酸水、
水、食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。これをシリカゲルクロマトグラフィ(n
−hexane/AcOEt=2/1)により精製し、
N−カルボベンゾキシ−L−プロリル−O−tert−
ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル(3.
11g)を油状物として得た。[α]D−29.7°
(c0.97,CHCl3).FABMS(m/z):
449(M+H)+.IR(KBr)ν:3340(N
H),1735(ester),1650,1525
(amide).
rt−ブチルエステル(1.74g)及びN−カルボベ
ンゾキシ−L−プロリン(2.0g)をアルゴン雰囲気
下DMF(10ml)溶解し、氷冷下DEPC(1.4
4g)を加え、トリエチルアミン(891mg)を滴下
後、室温で18時間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレ
ン(250ml)を加え重曹水、10%クエン酸水、
水、食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。これをシリカゲルクロマトグラフィ(n
−hexane/AcOEt=2/1)により精製し、
N−カルボベンゾキシ−L−プロリル−O−tert−
ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル(3.
11g)を油状物として得た。[α]D−29.7°
(c0.97,CHCl3).FABMS(m/z):
449(M+H)+.IR(KBr)ν:3340(N
H),1735(ester),1650,1525
(amide).
【0022】
【参考例9】N−カルボベンゾキシ−L−プロリル−O
−tert−ブチル−L−セリンtert−ブチルエス
テル(3.11g)をメタノール(150ml)に溶解
し、5%−パラジウム−炭素(50%含水、1.0g)
を加え、水素雰囲気下6時間攪拌、接触還元を行った。
触媒を濾去後、室温で減圧濃縮しL−プロリル−O−t
ert−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステ
ル(2.15g)を得た。
−tert−ブチル−L−セリンtert−ブチルエス
テル(3.11g)をメタノール(150ml)に溶解
し、5%−パラジウム−炭素(50%含水、1.0g)
を加え、水素雰囲気下6時間攪拌、接触還元を行った。
触媒を濾去後、室温で減圧濃縮しL−プロリル−O−t
ert−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステ
ル(2.15g)を得た。
【0023】
【参考例10】L−プロリル−O−tert−ブチル−
L−セリン tert−ブチルエステル(2.15g)
及びN−カルボベンゾキシグリシン(1.43g)をア
ルゴン雰囲気下DMF(25ml)溶解し、氷冷下DE
PC(1.23g)を加え、トリエチルアミン(762
mg)を滴下後、4時間、次いで室温で18時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(250ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(n−hexane/AcOEt=
1/10)により精製し、N−カルボベンゾキシグリシ
ル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリン
tert−ブチルエステル(3.35g)を油状物と
して得た。[α]D−43.7°(c1.08,CHC
l3).FABMS(m/z):506(M+H)+.
IR(KBr)ν:3320(NH),1735(es
ter),1659,1525(amide).
L−セリン tert−ブチルエステル(2.15g)
及びN−カルボベンゾキシグリシン(1.43g)をア
ルゴン雰囲気下DMF(25ml)溶解し、氷冷下DE
PC(1.23g)を加え、トリエチルアミン(762
mg)を滴下後、4時間、次いで室温で18時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(250ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(n−hexane/AcOEt=
1/10)により精製し、N−カルボベンゾキシグリシ
ル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリン
tert−ブチルエステル(3.35g)を油状物と
して得た。[α]D−43.7°(c1.08,CHC
l3).FABMS(m/z):506(M+H)+.
IR(KBr)ν:3320(NH),1735(es
ter),1659,1525(amide).
【0024】
【参考例11】N−カルボベンゾキシグリシル−L−プ
ロリル−O−tert−ブチル−L−セリン tert
−ブチルエステル(3.35g)をメタノール(150
ml)に溶解し、5%−パラジウム−炭素(50%含
水、1.0g)を加え、水素雰囲気下6時間攪拌、接触
還元を行った。触媒を濾去後、室温で減圧濃縮しグリシ
ル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリン
tert−ブチルエステル(2.41g)を得た。
ロリル−O−tert−ブチル−L−セリン tert
−ブチルエステル(3.35g)をメタノール(150
ml)に溶解し、5%−パラジウム−炭素(50%含
水、1.0g)を加え、水素雰囲気下6時間攪拌、接触
還元を行った。触媒を濾去後、室温で減圧濃縮しグリシ
ル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリン
tert−ブチルエステル(2.41g)を得た。
【0025】
【参考例12】グリシル−L−プロリル−O−tert
−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル
(2.41g)及びN(α)−カルボベンゾキシ−N
(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リジン
(2.47g)をアルゴン雰囲気下DMF(20ml)
溶解し、氷冷下DEPC(1.17g)を加え、トリエ
チルアミン(722mg)を滴下後、4時間、次いで室
温で18時間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレン(2
50ml)を加え重曹水、10%クエン酸水、水、食塩
水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し
た。これをシリカゲルクロマトグラフィ(CHCl3/
MeOH=30/1)により精製し、N(α)−カルボ
ベンゾキシ−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル
−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−tert
−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル
(3.0g)を得た。 [α]D−35.3°(c1.39,CHCl3).F
ABMS(m/z):734(M+H)+.IR(KB
r)ν:3342(NH),1733(ester),
1663,1525(amide).
−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル
(2.41g)及びN(α)−カルボベンゾキシ−N
(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リジン
(2.47g)をアルゴン雰囲気下DMF(20ml)
溶解し、氷冷下DEPC(1.17g)を加え、トリエ
チルアミン(722mg)を滴下後、4時間、次いで室
温で18時間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレン(2
50ml)を加え重曹水、10%クエン酸水、水、食塩
水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し
た。これをシリカゲルクロマトグラフィ(CHCl3/
MeOH=30/1)により精製し、N(α)−カルボ
ベンゾキシ−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル
−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−tert
−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル
(3.0g)を得た。 [α]D−35.3°(c1.39,CHCl3).F
ABMS(m/z):734(M+H)+.IR(KB
r)ν:3342(NH),1733(ester),
1663,1525(amide).
【0026】
【参考例13】N(α)−カルボベンゾキシ−N(ε)
−tert−ブトキシカルボニル−L−リジル−グリシ
ル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリン
tert−ブチルエステル(3.00g)をメタノー
ル(150ml)に溶解し、5%−パラジウム−炭素
(50%含水、1.0g)を加え、水素雰囲気下6時間
攪拌、接触還元を行った。触媒を濾去後、室温で減圧濃
縮しN(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リ
ジル−グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル
−L−セリン tert−ブチルエステル(2.43
g)を得た。
−tert−ブトキシカルボニル−L−リジル−グリシ
ル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリン
tert−ブチルエステル(3.00g)をメタノー
ル(150ml)に溶解し、5%−パラジウム−炭素
(50%含水、1.0g)を加え、水素雰囲気下6時間
攪拌、接触還元を行った。触媒を濾去後、室温で減圧濃
縮しN(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リ
ジル−グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル
−L−セリン tert−ブチルエステル(2.43
g)を得た。
【0027】
【参考例14】N(ε)−tert−ブトキシカルボニ
ル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−ter
t−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル
(2.43g)及びN−カルボベンゾキシ−O−ter
t−ブチル−L−スレオニン(1.25g)をアルゴン
雰囲気下DMF(20ml)溶解し、氷冷下DEPC
(728mg)を加え、トリエチルアミン(451m
g)を滴下後、4時間、次いで室温で18時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(250ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=30/
1)により精製し、N−カルボベンゾキシ−O−ter
t−ブチル−L−スレオニル−N(ε)−tert−ブ
トキシカルボニル−L−リジル−グリシル−L−プロリ
ル−O−tert−ブチル−L−セリン tert−ブ
チルエステル(3.06g)を得た。融点66〜73
℃.[α]D−15.5゜(c0.99,CHC
l3).FABMS(m/z):892(M+H)+.
IR(KBr)ν:3400(NH),1735(es
ter),1642,1525(amide).
ル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−ter
t−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル
(2.43g)及びN−カルボベンゾキシ−O−ter
t−ブチル−L−スレオニン(1.25g)をアルゴン
雰囲気下DMF(20ml)溶解し、氷冷下DEPC
(728mg)を加え、トリエチルアミン(451m
g)を滴下後、4時間、次いで室温で18時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(250ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=30/
1)により精製し、N−カルボベンゾキシ−O−ter
t−ブチル−L−スレオニル−N(ε)−tert−ブ
トキシカルボニル−L−リジル−グリシル−L−プロリ
ル−O−tert−ブチル−L−セリン tert−ブ
チルエステル(3.06g)を得た。融点66〜73
℃.[α]D−15.5゜(c0.99,CHC
l3).FABMS(m/z):892(M+H)+.
IR(KBr)ν:3400(NH),1735(es
ter),1642,1525(amide).
【0028】
【参考例15】N−カルボベンゾキシ−O−tert−
ブチル−L−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキ
シカルボニル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−
O−tert−ブチル−L−セリン tert−ブチル
エステル(3.06g)をメタノール(150ml)に
溶解し、5%−パラジウム−炭素(50%含水、1.0
g)を加え、水素雰囲気下6時間攪拌、接触還元を行っ
た。触媒を濾去後、室温で減圧濃縮しO−tert−ブ
チル−L−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキシ
カルボニル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O
−tert−ブチル−L−セリン tert−ブチルエ
ステル(2.57g)を得た。
ブチル−L−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキ
シカルボニル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−
O−tert−ブチル−L−セリン tert−ブチル
エステル(3.06g)をメタノール(150ml)に
溶解し、5%−パラジウム−炭素(50%含水、1.0
g)を加え、水素雰囲気下6時間攪拌、接触還元を行っ
た。触媒を濾去後、室温で減圧濃縮しO−tert−ブ
チル−L−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキシ
カルボニル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O
−tert−ブチル−L−セリン tert−ブチルエ
ステル(2.57g)を得た。
【0029】
【参考例16】O−tert−ブチル−L−スレオニル
−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リジ
ル−グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル−
L−セリン tert−ブチルエステル(2.57g)
及びN−カルボベンゾキシ−L−ロイシン(0.90
g)をアルゴン雰囲気下DMF(20ml)溶解し、氷
冷下DEPC(611mg)を加え、トリエチルアミン
(378mg)を滴下後、4時間、次いで室温で18時
間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレン(250ml)
を加え重曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これを
シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=
30/1)により精製し、N−カルボベンゾキシ−L−
ロイシル−O−tert−ブチル−L−スレオニル−N
(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リジル−
グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−
セリンtert−ブチルエステル(2.95g)を得
た。融点94〜96℃.[α]D−26.9°(c1.
04,CHCl3).FABMS(m/z):1005
(M+H)+.IR(KBr)ν:3320(NH),
1737(ester),1653,1520(ami
de).
−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リジ
ル−グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル−
L−セリン tert−ブチルエステル(2.57g)
及びN−カルボベンゾキシ−L−ロイシン(0.90
g)をアルゴン雰囲気下DMF(20ml)溶解し、氷
冷下DEPC(611mg)を加え、トリエチルアミン
(378mg)を滴下後、4時間、次いで室温で18時
間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレン(250ml)
を加え重曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これを
シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=
30/1)により精製し、N−カルボベンゾキシ−L−
ロイシル−O−tert−ブチル−L−スレオニル−N
(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リジル−
グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−
セリンtert−ブチルエステル(2.95g)を得
た。融点94〜96℃.[α]D−26.9°(c1.
04,CHCl3).FABMS(m/z):1005
(M+H)+.IR(KBr)ν:3320(NH),
1737(ester),1653,1520(ami
de).
【0030】
【参考例17】N−カルボベンゾキシ−L−ロイシル−
O−tert−ブチル−L−スレオニル−N(ε)−t
ert−ブトキシカルボニル−L−リジル−グリシル−
L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリン t
ert−ブチルエステル(2.95g)をメタノール
(150ml)に溶解し、5%−パラジウム−炭素(5
0%含水、1.0g)を加え、水素雰囲気下6時間攪
拌、接触還元を行った。触媒を濾去後、室温で減圧濃縮
しL−ロイシル−O−tert−ブチル−L−スレオニ
ル−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リ
ジル−グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル
−L−セリン tert−ブチルエステル(2.50
g)を得た。
O−tert−ブチル−L−スレオニル−N(ε)−t
ert−ブトキシカルボニル−L−リジル−グリシル−
L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリン t
ert−ブチルエステル(2.95g)をメタノール
(150ml)に溶解し、5%−パラジウム−炭素(5
0%含水、1.0g)を加え、水素雰囲気下6時間攪
拌、接触還元を行った。触媒を濾去後、室温で減圧濃縮
しL−ロイシル−O−tert−ブチル−L−スレオニ
ル−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リ
ジル−グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル
−L−セリン tert−ブチルエステル(2.50
g)を得た。
【0031】
【参考例18】L−ロイシル−O−tert−ブチル−
L−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキシカルボ
ニル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−te
rt−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル
(2.50g)及びN−カルボベンゾキシ−L−フェニ
ルアラニン(0.811g)をアルゴン雰囲気下DMF
(20ml)溶解し、氷冷下DEPC(528mg)を
加え、トリエチルアミン(378mg)を滴下後、4時
間、次いで室温で18時間攪拌した。減圧濃縮後、飽和
重曹水を加え析出した結晶を濾取した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=25/
1)により精製し、N−カルボベンゾキシ−L−フェニ
ルアラニル−L−ロイシル−O−tert−ブチル−L
−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキシカルボニ
ル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−ter
t−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル
(2.85g)を得た。融点182〜185℃. [α]D−37.81°(c1.18,CHCl3/M
eOH=1/1).FABMS(m/z):1152
(M+H)+.IR(KBr)ν:3300(NH),
1734(ester),1642,1540(ami
de).
L−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキシカルボ
ニル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−te
rt−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル
(2.50g)及びN−カルボベンゾキシ−L−フェニ
ルアラニン(0.811g)をアルゴン雰囲気下DMF
(20ml)溶解し、氷冷下DEPC(528mg)を
加え、トリエチルアミン(378mg)を滴下後、4時
間、次いで室温で18時間攪拌した。減圧濃縮後、飽和
重曹水を加え析出した結晶を濾取した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=25/
1)により精製し、N−カルボベンゾキシ−L−フェニ
ルアラニル−L−ロイシル−O−tert−ブチル−L
−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキシカルボニ
ル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−ter
t−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル
(2.85g)を得た。融点182〜185℃. [α]D−37.81°(c1.18,CHCl3/M
eOH=1/1).FABMS(m/z):1152
(M+H)+.IR(KBr)ν:3300(NH),
1734(ester),1642,1540(ami
de).
【0032】
【参考例19】N−カルボベンゾキシ−L−フェニルア
ラニル−L−ロイシル−O−tert−ブチル−L−ス
レオニル−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル−
L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−tert−
ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル(2.
85g)をメタノール(200ml)に溶解し、5%−
パラジウム−炭素(50%含水、1.0g)を加え、水
素雰囲気下12時間攪拌、接触還元を行った。触媒を濾
去後、室温で減圧濃縮しL−フェニルアラニル−L−ロ
イシル−O−tert−ブチル−L−スレオニル−N
(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リジル−
グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−
セリン tert−ブチルエステル(2.49g)を得
た。
ラニル−L−ロイシル−O−tert−ブチル−L−ス
レオニル−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル−
L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−tert−
ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル(2.
85g)をメタノール(200ml)に溶解し、5%−
パラジウム−炭素(50%含水、1.0g)を加え、水
素雰囲気下12時間攪拌、接触還元を行った。触媒を濾
去後、室温で減圧濃縮しL−フェニルアラニル−L−ロ
イシル−O−tert−ブチル−L−スレオニル−N
(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リジル−
グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−
セリン tert−ブチルエステル(2.49g)を得
た。
【0033】
【参考例20】L−フェニルアラニル−L−ロイシル−
O−tert−ブチル−L−スレオニル−N(ε)−t
ert−ブトキシカルボニル−L−リジル−グリシル−
L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリン t
ert−ブチルエステル(2.49g)及びN−カルボ
ベンゾキシ−O−tert−ブチル−L−セリン(0.
724g)をアルゴン雰囲気下DMF(20ml)溶解
し、氷冷下DEPC(440mg)を加え、トリエチル
アミン(273mg)を滴下後、4時間、次いで室温で
18時間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレン(250
ml)を加え重曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で
順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。
これをシリカゲルクロマトグラフィ(CHCl3/Me
OH=25/1)により精製し、N−カルボベンゾキシ
−O−tert−ブチル−L−セリル−L−フェニルア
ラニル−L−ロイシル−O−tert−ブチル−L−ス
レオニル−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル−
L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−tert−
ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル(2.
41g)を得た。融点198〜201℃.[α]D−2
6.6°(c1.07,CHCl3).FABMS(m
/z):1295(M+H)+.IR(KBr)ν:3
400(NH),1735(ester),1634,
1521(amide).元素分析:Found.C6
0.95;H8.26;N9.67.Calcd.C6
0.89;H8.39;N9.54.
O−tert−ブチル−L−スレオニル−N(ε)−t
ert−ブトキシカルボニル−L−リジル−グリシル−
L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリン t
ert−ブチルエステル(2.49g)及びN−カルボ
ベンゾキシ−O−tert−ブチル−L−セリン(0.
724g)をアルゴン雰囲気下DMF(20ml)溶解
し、氷冷下DEPC(440mg)を加え、トリエチル
アミン(273mg)を滴下後、4時間、次いで室温で
18時間攪拌した。減圧濃縮後、塩化メチレン(250
ml)を加え重曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で
順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。
これをシリカゲルクロマトグラフィ(CHCl3/Me
OH=25/1)により精製し、N−カルボベンゾキシ
−O−tert−ブチル−L−セリル−L−フェニルア
ラニル−L−ロイシル−O−tert−ブチル−L−ス
レオニル−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル−
L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−tert−
ブチル−L−セリン tert−ブチルエステル(2.
41g)を得た。融点198〜201℃.[α]D−2
6.6°(c1.07,CHCl3).FABMS(m
/z):1295(M+H)+.IR(KBr)ν:3
400(NH),1735(ester),1634,
1521(amide).元素分析:Found.C6
0.95;H8.26;N9.67.Calcd.C6
0.89;H8.39;N9.54.
【0034】
【参考例21】N−カルボベンゾキシ−O−tert−
ブチル−L−セリル−L−フェニルアラニル−L−ロイ
シル−O−tert−ブチル−L−スレオニル−N
(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リジル−
グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−
セリン tert−ブチルエステル(500mg)をメ
タノール(150ml)に溶解し、5%−パラジウム−
炭素(50%含水、0.3g)を加え、水素雰囲気下1
2時間攪拌、接触還元を行った。触媒を濾去後、室温で
減圧濃縮しO−tert−ブチル−L−セリル−L−フ
ェニルアラニル−L−ロイシル−O−tert−ブチル
−L−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキシカル
ボニル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−t
ert−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステ
ル(444mg)を得た。
ブチル−L−セリル−L−フェニルアラニル−L−ロイ
シル−O−tert−ブチル−L−スレオニル−N
(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−リジル−
グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−
セリン tert−ブチルエステル(500mg)をメ
タノール(150ml)に溶解し、5%−パラジウム−
炭素(50%含水、0.3g)を加え、水素雰囲気下1
2時間攪拌、接触還元を行った。触媒を濾去後、室温で
減圧濃縮しO−tert−ブチル−L−セリル−L−フ
ェニルアラニル−L−ロイシル−O−tert−ブチル
−L−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキシカル
ボニル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−O−t
ert−ブチル−L−セリン tert−ブチルエステ
ル(444mg)を得た。
【0035】
【参考例22】AZT(50mg)をTHF(1ml)
に溶解し、氷冷下O−tert−ブチル−L−セリル−
L−フェニルアラニル−L−ロイシル−O−tert−
ブチル−L−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキ
シカルボニル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−
O−tert−ブチル−L−セリン tert−ブチル
エステル(326mg)及びDMAP(12mg)を加
え、アルゴン雰囲気下室温で24時間攪拌した。減圧濃
縮後、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl3/Me
OH=8/1)により精製し、N−カルボ−(3’−ア
ジド−3’−デオキシチミジルオキシカルボニル)−O
−tert−ブチル−L−セリル−L−フェニルアラニ
ル−L−ロイシル−O−tert−ブチル−L−スレオ
ニル−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−
リジル−グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチ
ル−L−セリン tert−ブチルエステル(40m
g)を得た。融点169〜174℃.[α]D−28.
3°(c0.28,CHCl3).FABMS(m/
z):1482(M+H)+.IR(KBr)ν:34
00(NH),2100(azide),1740(e
ster),1653,1524(amide).元素
分析:Found.C57.54;H7.55;N1
3.01.Calcd.C57.55;H7.62;N
13.23.
に溶解し、氷冷下O−tert−ブチル−L−セリル−
L−フェニルアラニル−L−ロイシル−O−tert−
ブチル−L−スレオニル−N(ε)−tert−ブトキ
シカルボニル−L−リジル−グリシル−L−プロリル−
O−tert−ブチル−L−セリン tert−ブチル
エステル(326mg)及びDMAP(12mg)を加
え、アルゴン雰囲気下室温で24時間攪拌した。減圧濃
縮後、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl3/Me
OH=8/1)により精製し、N−カルボ−(3’−ア
ジド−3’−デオキシチミジルオキシカルボニル)−O
−tert−ブチル−L−セリル−L−フェニルアラニ
ル−L−ロイシル−O−tert−ブチル−L−スレオ
ニル−N(ε)−tert−ブトキシカルボニル−L−
リジル−グリシル−L−プロリル−O−tert−ブチ
ル−L−セリン tert−ブチルエステル(40m
g)を得た。融点169〜174℃.[α]D−28.
3°(c0.28,CHCl3).FABMS(m/
z):1482(M+H)+.IR(KBr)ν:34
00(NH),2100(azide),1740(e
ster),1653,1524(amide).元素
分析:Found.C57.54;H7.55;N1
3.01.Calcd.C57.55;H7.62;N
13.23.
【0036】
【実施例1】AZT(50mg)をTHF(1ml)に
溶解し、氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド
(108mg)とトリエチルアミン(48mg)を加え
アルゴン雰囲気下18時間攪拌した。この反応液に、D
MF(4ml)に溶解したL−プロリル−L−フェニル
アラニンベンジルエステル(100mg)及び4−ジメ
チルアミノピリジン[以下DMAPと略す](12m
g)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌した。減圧濃
縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重曹水、10
%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲルクロマト
グラフィ(CHCl3/MeOH=10/1)により精
製し、N−カルボ−(3’−アジド−3’−デオキシチ
ミジルオキシカルボニル)−L−プロリル−L−フェニ
ルアラニン ベンジルエステル[1a](40mg)を
得た。融点63〜65℃.[α]D−24.6゜(c
0.99,CHCl3,22℃).FABMS(m/
z):674(M+H)+.IR(KBr)ν:342
0(NH),2100(azide),1744(es
ter),1680,1654(amide).1H−
NMR(CDCl3)δ=9.27,9.12(1H,
eachbr s,NH),7.73,7.51(1
H,each s,H−6),7.39〜7.01(1
0H,m,Ar),6.40〜6.28(1H,m,H
−1’),5.20〜5.08(2H,m,COOCH
2 Ph),4.94〜4.85(1H,m,Pro;N
CHCO),4.56〜4.21(1H,m,Phe;
NHCHCO,H−3’,5’),4.15〜4.11
(1H,m,H−4’),3.84〜3.60(2H,
m,Pro;CH2 NCH),3.17〜3.05(2
H,m,Phe;CHCH2Phe),2.57〜2.
31(2H,m,H−2’),2.29〜1.76(4
H,m,Pro;CH2 CH2 CHCO),1.92,
1.89(3H,each br s,CH3 ).
溶解し、氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド
(108mg)とトリエチルアミン(48mg)を加え
アルゴン雰囲気下18時間攪拌した。この反応液に、D
MF(4ml)に溶解したL−プロリル−L−フェニル
アラニンベンジルエステル(100mg)及び4−ジメ
チルアミノピリジン[以下DMAPと略す](12m
g)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌した。減圧濃
縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重曹水、10
%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲルクロマト
グラフィ(CHCl3/MeOH=10/1)により精
製し、N−カルボ−(3’−アジド−3’−デオキシチ
ミジルオキシカルボニル)−L−プロリル−L−フェニ
ルアラニン ベンジルエステル[1a](40mg)を
得た。融点63〜65℃.[α]D−24.6゜(c
0.99,CHCl3,22℃).FABMS(m/
z):674(M+H)+.IR(KBr)ν:342
0(NH),2100(azide),1744(es
ter),1680,1654(amide).1H−
NMR(CDCl3)δ=9.27,9.12(1H,
eachbr s,NH),7.73,7.51(1
H,each s,H−6),7.39〜7.01(1
0H,m,Ar),6.40〜6.28(1H,m,H
−1’),5.20〜5.08(2H,m,COOCH
2 Ph),4.94〜4.85(1H,m,Pro;N
CHCO),4.56〜4.21(1H,m,Phe;
NHCHCO,H−3’,5’),4.15〜4.11
(1H,m,H−4’),3.84〜3.60(2H,
m,Pro;CH2 NCH),3.17〜3.05(2
H,m,Phe;CHCH2Phe),2.57〜2.
31(2H,m,H−2’),2.29〜1.76(4
H,m,Pro;CH2 CH2 CHCO),1.92,
1.89(3H,each br s,CH3 ).
【0037】
【実施例2】AZT(50mg)をTHF(1ml)溶
解し、氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド
(108mg)とトリエチルアミン(48mg)を加え
アルゴン雰囲気下18時間攪拌した。この反応液に、D
MF(4ml)に溶解したL−プロリル−D−フェニル
アラニン ベンジルエステル(100mg)及びDMA
P(12mg)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=10/
1)により精製し、N−カルボ−(3’−アジド−3’
−デオキシチミジルオキシカルボニル)−L−プロリル
−D−フェニルアラニン ベンジルエステル[1b]
(40mg)を得た。融点66〜68℃.[α]D−3
8.2゜(c0.99,CHCl3,22℃).FAB
MS(m/z):674(M+H)+.IR(KBr)
ν:3460(NH),2100(azide),17
43(ester),1683,1655(amid
e).1H−NMR(CDCl3)δ:9.14,8.
99(1H,each brs,NH),7.67,
7.49(1H,each s,H−6),7.38〜
6.97(10H,m,Ar),6.38〜6.28
(1H,m,H−1’),5.21〜5.08(2H,
m,COOCH2 Ph),4.92〜4.80(1H,
m,Pro;NCHCO),4.58〜4.21(1
H,m,Phe;NHCHCO,H−3’,5’),
4.13〜4.10(1H,m,H−4’),3.82
〜3.56(2H,m,Pro;CH2 NCH),3.
18〜3.02(2H,m,Phe;CHCH2 Ph
e),2.55〜2.27(2H,m,H−2’),
2.22〜1.79(4H,m,Pro;CH2 CH2
CHCO),1.92,1.88(3H,each b
r s,CH3 ).
解し、氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド
(108mg)とトリエチルアミン(48mg)を加え
アルゴン雰囲気下18時間攪拌した。この反応液に、D
MF(4ml)に溶解したL−プロリル−D−フェニル
アラニン ベンジルエステル(100mg)及びDMA
P(12mg)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=10/
1)により精製し、N−カルボ−(3’−アジド−3’
−デオキシチミジルオキシカルボニル)−L−プロリル
−D−フェニルアラニン ベンジルエステル[1b]
(40mg)を得た。融点66〜68℃.[α]D−3
8.2゜(c0.99,CHCl3,22℃).FAB
MS(m/z):674(M+H)+.IR(KBr)
ν:3460(NH),2100(azide),17
43(ester),1683,1655(amid
e).1H−NMR(CDCl3)δ:9.14,8.
99(1H,each brs,NH),7.67,
7.49(1H,each s,H−6),7.38〜
6.97(10H,m,Ar),6.38〜6.28
(1H,m,H−1’),5.21〜5.08(2H,
m,COOCH2 Ph),4.92〜4.80(1H,
m,Pro;NCHCO),4.58〜4.21(1
H,m,Phe;NHCHCO,H−3’,5’),
4.13〜4.10(1H,m,H−4’),3.82
〜3.56(2H,m,Pro;CH2 NCH),3.
18〜3.02(2H,m,Phe;CHCH2 Ph
e),2.55〜2.27(2H,m,H−2’),
2.22〜1.79(4H,m,Pro;CH2 CH2
CHCO),1.92,1.88(3H,each b
r s,CH3 ).
【0038】
【実施例3】ddU(50mg)をTHF(1ml)溶
解し、氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド
(108mg)とトリエチルアミン(48mg)を加え
アルゴン雰囲気下18時間攪拌した。この反応液に、D
MF(4ml)に溶解したL−プロリル−D−フェニル
アラニン ベンジルエステル(127mg)及びDMA
P(14mg)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=10/
1)により精製し、N−カルボ−(2’,3’−ジデオ
キシウリジルオキシカルボニル)−L−プロリル−D−
フェニルアラニン ベンジルエステル[1c](36m
g)を得た。融点71〜74℃. [α]D−42.8
°(c0.31,CHCl3).FABMS(m/
z):619(M+H)+.IR(KBr)ν:348
6(NH),1743(ester),1666(am
ide).1H−NMR(CDCl3)δ:8.88,
8.82(1H,each brs,NH),7.9
8,7.87(1H,each d,J=4.6Hz,
H−6),7.36〜6.98(10H,m,Ar),
6.18〜6.11(1H,m,H−1’),5.86
〜5.76(1H,each d,J=4.6Hz,H
−5),5.20〜5.07(2H,m,COOCH2
Ph),4.92〜4.72(1H,m,Pro;NC
HCO),4.56〜4.19(5H,m,Phe;N
CHCO,H−4’,5’),3.79〜3.57(2
H,m,Pro;CH2 NCH),3.19〜3.02
(2H,m,Phe;CHCH2 Phe),2.46〜
1.80(8H,m,Pro;CH2 CH2 CHCO,
H−2’,3’).
解し、氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド
(108mg)とトリエチルアミン(48mg)を加え
アルゴン雰囲気下18時間攪拌した。この反応液に、D
MF(4ml)に溶解したL−プロリル−D−フェニル
アラニン ベンジルエステル(127mg)及びDMA
P(14mg)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=10/
1)により精製し、N−カルボ−(2’,3’−ジデオ
キシウリジルオキシカルボニル)−L−プロリル−D−
フェニルアラニン ベンジルエステル[1c](36m
g)を得た。融点71〜74℃. [α]D−42.8
°(c0.31,CHCl3).FABMS(m/
z):619(M+H)+.IR(KBr)ν:348
6(NH),1743(ester),1666(am
ide).1H−NMR(CDCl3)δ:8.88,
8.82(1H,each brs,NH),7.9
8,7.87(1H,each d,J=4.6Hz,
H−6),7.36〜6.98(10H,m,Ar),
6.18〜6.11(1H,m,H−1’),5.86
〜5.76(1H,each d,J=4.6Hz,H
−5),5.20〜5.07(2H,m,COOCH2
Ph),4.92〜4.72(1H,m,Pro;NC
HCO),4.56〜4.19(5H,m,Phe;N
CHCO,H−4’,5’),3.79〜3.57(2
H,m,Pro;CH2 NCH),3.19〜3.02
(2H,m,Phe;CHCH2 Phe),2.46〜
1.80(8H,m,Pro;CH2 CH2 CHCO,
H−2’,3’).
【0039】
【実施例4】THF(1ml)にddU(50mg)、
ピリジン(23mg)及びDMAP(5mg)を溶解
し、アルゴン雰囲気、氷冷下オキザリルクロリド(0.
15ml)に滴下して加え4時間攪拌した。反応液を減
圧濃縮後、L−プロリル−D−フェニルアラニン ベン
ジルエステル(127mg)及びピリジン(23mg)
のTHF(1ml)溶液を加えアルゴン雰囲気、氷冷下
1時間攪拌した。減圧濃縮後、シリカゲルクロマトグラ
フィ(CHCl3/MeOH=10/1)により精製
し、N−カルボ−(5−クロロ−2’,3’−ジデオキ
シウリジルオキシカルボニル)−L−プロリル−D−フ
ェニルアラニン ベンジルエステル[1d](18m
g)を得た。融点55〜58℃.[α]D−42.3°
(c0.20,CHCl3).FABMS(m/z):
619(M+H)+.IR(KBr)ν:3456(N
H),1738(ester),1689(amid
e).1H−NMR(CDCl3)δ:8.56,8.
48(1H,each br s,NH),8.09,
7.96(1H,each s,H−6),7.37〜
7.05(10H,m,Ar),6.11〜6.06
(1H,m,H−1’),5.19〜5.09(2H,
m,COOCH2 Ph),4.96〜4.81(1H,
m,Pro;NCHCO),4.57〜4.20(5
H,m,Phe;NCHCO,H−4’,5’),3.
83〜3.61(2H,m,Pro;CH2 NCH),
3.16〜3.03(2H,m,Phe;CHCH2 P
he),2.44〜1.79(8H,m,Pro;CH
2 CH2 CHCO,H−2’,3’).
ピリジン(23mg)及びDMAP(5mg)を溶解
し、アルゴン雰囲気、氷冷下オキザリルクロリド(0.
15ml)に滴下して加え4時間攪拌した。反応液を減
圧濃縮後、L−プロリル−D−フェニルアラニン ベン
ジルエステル(127mg)及びピリジン(23mg)
のTHF(1ml)溶液を加えアルゴン雰囲気、氷冷下
1時間攪拌した。減圧濃縮後、シリカゲルクロマトグラ
フィ(CHCl3/MeOH=10/1)により精製
し、N−カルボ−(5−クロロ−2’,3’−ジデオキ
シウリジルオキシカルボニル)−L−プロリル−D−フ
ェニルアラニン ベンジルエステル[1d](18m
g)を得た。融点55〜58℃.[α]D−42.3°
(c0.20,CHCl3).FABMS(m/z):
619(M+H)+.IR(KBr)ν:3456(N
H),1738(ester),1689(amid
e).1H−NMR(CDCl3)δ:8.56,8.
48(1H,each br s,NH),8.09,
7.96(1H,each s,H−6),7.37〜
7.05(10H,m,Ar),6.11〜6.06
(1H,m,H−1’),5.19〜5.09(2H,
m,COOCH2 Ph),4.96〜4.81(1H,
m,Pro;NCHCO),4.57〜4.20(5
H,m,Phe;NCHCO,H−4’,5’),3.
83〜3.61(2H,m,Pro;CH2 NCH),
3.16〜3.03(2H,m,Phe;CHCH2 P
he),2.44〜1.79(8H,m,Pro;CH
2 CH2 CHCO,H−2’,3’).
【0040】
【実施例5】ddC(50mg)をDMF(1ml)溶
解し、氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド
(108mg)とトリエチルアミン(48mg)を加え
アルゴン雰囲気下18時間攪拌した。この反応液に、D
MF(4ml)に溶解したL−プロリル−D−フェニル
アラニン ベンジルエステル(127mg)及びDMA
P(14mg)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=6/1)
により精製し、N−カルボ−(2’,3’−ジデオキシ
シチジルオキシカルボニル)−L−プロリル−D−フェ
ニルアラニン ベンジルエステル[1e](18mg)
を得た。融点72〜76℃.[α]D−9.3°(c
0.20,CHCl3).FABMS(m/z):61
8(M+H)+.IR(KBr)ν:3452(N
H),1738(ester),1653(amid
e).1H−NMR(CDCl3)δ:8.01(1
H,br t,J=7.6Hz,H−6),7.36〜
6.98(10H,m,Ar),6.61(2H,br
d,J=7.6Hz,NH2),6.18〜6.11
(1H,m,H−1’),5.88(1H,br t,
J=7.6Hz,H−5),5.18〜5.04(2
H,m,COOCH2 Ph),4.89〜4.75(1
H,m,Pro;NCHCO),4.57〜4.28
(5H,m,Phe;NCHCO,H−3’,4’,
5’),3.77〜3.56(2H,m,Pro;CH
2 NCH),3.18〜3.04(2H,m,Phe;
CHCH2 Phe),2.44〜2.06(4H,m,
H−2’,3’),2.01〜1.58(4H,m,P
ro;CH2 CH2 CHCO).
解し、氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド
(108mg)とトリエチルアミン(48mg)を加え
アルゴン雰囲気下18時間攪拌した。この反応液に、D
MF(4ml)に溶解したL−プロリル−D−フェニル
アラニン ベンジルエステル(127mg)及びDMA
P(14mg)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=6/1)
により精製し、N−カルボ−(2’,3’−ジデオキシ
シチジルオキシカルボニル)−L−プロリル−D−フェ
ニルアラニン ベンジルエステル[1e](18mg)
を得た。融点72〜76℃.[α]D−9.3°(c
0.20,CHCl3).FABMS(m/z):61
8(M+H)+.IR(KBr)ν:3452(N
H),1738(ester),1653(amid
e).1H−NMR(CDCl3)δ:8.01(1
H,br t,J=7.6Hz,H−6),7.36〜
6.98(10H,m,Ar),6.61(2H,br
d,J=7.6Hz,NH2),6.18〜6.11
(1H,m,H−1’),5.88(1H,br t,
J=7.6Hz,H−5),5.18〜5.04(2
H,m,COOCH2 Ph),4.89〜4.75(1
H,m,Pro;NCHCO),4.57〜4.28
(5H,m,Phe;NCHCO,H−3’,4’,
5’),3.77〜3.56(2H,m,Pro;CH
2 NCH),3.18〜3.04(2H,m,Phe;
CHCH2 Phe),2.44〜2.06(4H,m,
H−2’,3’),2.01〜1.58(4H,m,P
ro;CH2 CH2 CHCO).
【0041】
【実施例6】2’,3’−ジデオキシイノシン[以下d
dIと略す](50mg)をDMF(1ml)溶解し、
氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド(97m
g)とトリエチルアミン(43mg)を加えアルゴン雰
囲気下18時間攪拌した。この反応液に、DMF(4m
l)に溶解したL−プロリル−D−フェニルアラニンベ
ンジルエステル(113mg)及びDMAP(13m
g)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌した。減圧濃
縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重曹水、10
%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲルクロマト
グラフィ(CHCl3/MeOH=8/1)により精製
し、N−カルボ−(2’,3’−ジデオキシイノシルオ
キシカルボニル)−L−プロリル−D−フェニルアラニ
ン ベンジルエステル[1f](28mg)を得た。融
点75〜77℃.[α]D−35.2°(c0.20,
CHCl3).FABMS(m/z):643(M+
H)+.IR(KBr)ν:3428(NH),173
9(ester),1685(amide).1H−N
MR(CDCl3)δ:8.19(1H,s,H−
2),8.07(1H,s,H−8),7.35〜7.
02(10H,m,Ar),6.82(2H,brs,
NH2),6.28〜6.25(1H,m,H−
1’),5.18〜5.06(2H,m,COOCH2
Ph),4.89〜4.83(1H,m,Pro;NC
HCO),4.68〜4.28(3H,m,Phe;N
CHCO,H−5’),4.14〜4.08(1H,
m,H−4’),3.72〜3.51(2H,m,Pr
o;CH2 NCH),3.18〜3.04(2H,m,
Phe;CHCH2 Phe),2.64〜1.60(8
H,m,Pro;CH2 CH2 CHCO,H−2’,
3’).
dIと略す](50mg)をDMF(1ml)溶解し、
氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド(97m
g)とトリエチルアミン(43mg)を加えアルゴン雰
囲気下18時間攪拌した。この反応液に、DMF(4m
l)に溶解したL−プロリル−D−フェニルアラニンベ
ンジルエステル(113mg)及びDMAP(13m
g)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌した。減圧濃
縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重曹水、10
%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲルクロマト
グラフィ(CHCl3/MeOH=8/1)により精製
し、N−カルボ−(2’,3’−ジデオキシイノシルオ
キシカルボニル)−L−プロリル−D−フェニルアラニ
ン ベンジルエステル[1f](28mg)を得た。融
点75〜77℃.[α]D−35.2°(c0.20,
CHCl3).FABMS(m/z):643(M+
H)+.IR(KBr)ν:3428(NH),173
9(ester),1685(amide).1H−N
MR(CDCl3)δ:8.19(1H,s,H−
2),8.07(1H,s,H−8),7.35〜7.
02(10H,m,Ar),6.82(2H,brs,
NH2),6.28〜6.25(1H,m,H−
1’),5.18〜5.06(2H,m,COOCH2
Ph),4.89〜4.83(1H,m,Pro;NC
HCO),4.68〜4.28(3H,m,Phe;N
CHCO,H−5’),4.14〜4.08(1H,
m,H−4’),3.72〜3.51(2H,m,Pr
o;CH2 NCH),3.18〜3.04(2H,m,
Phe;CHCH2 Phe),2.64〜1.60(8
H,m,Pro;CH2 CH2 CHCO,H−2’,
3’).
【0042】
【実施例7】ddA(50mg)をDMF(1ml)溶
解し、氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド
(97mg)とトリエチルアミン(43mg)を加えア
ルゴン雰囲気下18時間攪拌した。この反応液に、DM
F(4ml)に溶解したL−プロリル−D−フェニルア
ラニン ベンジルエステル(113mg)及びDMAP
(13mg)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=8/1)
により精製し、N−カルボ−(2’,3’−ジデオキシ
アデノシルオキシカルボニル)−L−プロリル−D−フ
ェニルアラニン ベンジルエステル[1g](32m
g)を得た。融点72〜75℃.[α]D−2.4°
(c0.20,CHCl3).FABMS(m/z):
642(M+H)+.IR(KBr)ν:3460(N
H),1736(ester),1653(amid
e).1H−NMR(CDCl3)δ:8.82(1
H,s,H−2),7.99(1H,s,H−8),
7.33〜7.14(10H,m,Ar),6.51〜
6.48(1H,m,H−1’),5.15〜5.01
(2H,m,COOCH2 Ph),4.74〜4.67
(1H,m,Pro;NCHCO),4.55〜4.2
8(3H,m,Phe;NCHCO,H−5’),4.
06〜3.83(1H,m,H−4’),3.66〜
3.35(2H,m,Pro;CH2 NCH),3.2
7〜2.95(2H,m,Phe;CHCH2 Ph),
2.63〜1.59(8H,m,Pro;CH2 CH2
CHCO,H−2’,3’).
解し、氷冷下p−ニトロフェニルオキザリルクロリド
(97mg)とトリエチルアミン(43mg)を加えア
ルゴン雰囲気下18時間攪拌した。この反応液に、DM
F(4ml)に溶解したL−プロリル−D−フェニルア
ラニン ベンジルエステル(113mg)及びDMAP
(13mg)を加えアルゴン雰囲気下24時間攪拌し
た。減圧濃縮後、塩化メチレン(100ml)を加え重
曹水、10%クエン酸水、水、食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィ(CHCl3/MeOH=8/1)
により精製し、N−カルボ−(2’,3’−ジデオキシ
アデノシルオキシカルボニル)−L−プロリル−D−フ
ェニルアラニン ベンジルエステル[1g](32m
g)を得た。融点72〜75℃.[α]D−2.4°
(c0.20,CHCl3).FABMS(m/z):
642(M+H)+.IR(KBr)ν:3460(N
H),1736(ester),1653(amid
e).1H−NMR(CDCl3)δ:8.82(1
H,s,H−2),7.99(1H,s,H−8),
7.33〜7.14(10H,m,Ar),6.51〜
6.48(1H,m,H−1’),5.15〜5.01
(2H,m,COOCH2 Ph),4.74〜4.67
(1H,m,Pro;NCHCO),4.55〜4.2
8(3H,m,Phe;NCHCO,H−5’),4.
06〜3.83(1H,m,H−4’),3.66〜
3.35(2H,m,Pro;CH2 NCH),3.2
7〜2.95(2H,m,Phe;CHCH2 Ph),
2.63〜1.59(8H,m,Pro;CH2 CH2
CHCO,H−2’,3’).
【0043】
【実施例8】N−カルボ−(3’−アジド−3’−デオ
キシチミジルオキシカルボニル)−O−tert−ブチ
ル−L−セリル−L−フェニルアラニル−L−ロイシル
−O−tert−ブチル−L−スレオニル−N(ε)−
tert−ブトキシカルボニル−L−リジル−グリシル
−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリンt
ert−ブチルエステル(20mg)をトリフロロ酢酸
(1ml)に溶解し、アルゴン雰囲気下1時間攪拌し
た。室温で減圧濃縮乾固し、エーテルを加え結晶を析出
させた。これを濾取し、真空乾燥してN−カルボ−
(3’−アジド−3’−デオキシチミジルオキシカルボ
ニル)−L−セリル−L−フェニルアラニル−L−ロイ
シル−L−スレオニル−L−リジル−グリシル−L−プ
ロリル−L−セリン[1h](30mg)を得た。融点
127〜132℃.[α]D−38.5°(c0.2
8,CHCl3/MeOH=1/1).FABMS(m
/z):1158(M+H)+.IR(KBr)ν:3
388(NH,OH),2100(azide),17
40(ester),1662,1534(amid
e).元素分析:Found.C52.05;H6.5
0;N17.20.Calcd.C51.90;H6.
27;N16.95.
キシチミジルオキシカルボニル)−O−tert−ブチ
ル−L−セリル−L−フェニルアラニル−L−ロイシル
−O−tert−ブチル−L−スレオニル−N(ε)−
tert−ブトキシカルボニル−L−リジル−グリシル
−L−プロリル−O−tert−ブチル−L−セリンt
ert−ブチルエステル(20mg)をトリフロロ酢酸
(1ml)に溶解し、アルゴン雰囲気下1時間攪拌し
た。室温で減圧濃縮乾固し、エーテルを加え結晶を析出
させた。これを濾取し、真空乾燥してN−カルボ−
(3’−アジド−3’−デオキシチミジルオキシカルボ
ニル)−L−セリル−L−フェニルアラニル−L−ロイ
シル−L−スレオニル−L−リジル−グリシル−L−プ
ロリル−L−セリン[1h](30mg)を得た。融点
127〜132℃.[α]D−38.5°(c0.2
8,CHCl3/MeOH=1/1).FABMS(m
/z):1158(M+H)+.IR(KBr)ν:3
388(NH,OH),2100(azide),17
40(ester),1662,1534(amid
e).元素分析:Found.C52.05;H6.5
0;N17.20.Calcd.C51.90;H6.
27;N16.95.
【0044】
【試験例1】 抗HIV作用の検討 製造例で得られた化合物の抗HIV活性を、MT−4細
胞を用いた感染実験系(T.Nagumo,H.Hos
hino,Jpn.J.Cancer Res.,7
9,9(1988))で検討した。すなわち、被検物質
にHIVを加え、これを1×105個のMT−4細胞に
感染させた。5%炭酸ガス下37℃で4日間インキュベ
ートした後、MT−4細胞のスメアーを作り、HIV感
染成立を間接蛍光抗体法で判定した。その結果を被検物
質を添加しなかった場合をコントロールとし、該コント
ロールとの比較として表1に示した。
胞を用いた感染実験系(T.Nagumo,H.Hos
hino,Jpn.J.Cancer Res.,7
9,9(1988))で検討した。すなわち、被検物質
にHIVを加え、これを1×105個のMT−4細胞に
感染させた。5%炭酸ガス下37℃で4日間インキュベ
ートした後、MT−4細胞のスメアーを作り、HIV感
染成立を間接蛍光抗体法で判定した。その結果を被検物
質を添加しなかった場合をコントロールとし、該コント
ロールとの比較として表1に示した。
【0045】
【表1】
【0046】表内の値はHIVの感染が成立し、ウィル
ス抗原陽性となった細胞の%を示す。表1の結果より、
本発明の化合物には明かな抗HIV作用が認められた。
ス抗原陽性となった細胞の%を示す。表1の結果より、
本発明の化合物には明かな抗HIV作用が認められた。
Claims (5)
- 【請求項1】 下記一般式[1] 【化1】 (式中、R1は水素原子、R2はアルキル基、ヒドロキ
シメチル基、又はR1とR2がつながった−(CH)n
−でnは3または4であり、R3は置換基を有していて
もよいベンジル基、Xは低級アルコキシ、ベンジルオキ
シ基、アミノ酸又はペプチド誘導体、Yは水素原子又は
アジド基、Bは核酸塩基を表わす)で表わされるジデオ
キシヌクレオシドのペプチド誘導体。 - 【請求項2】 下記一般式[2] 【化2】 (式中のX、Y、Bは前記の意味を表わす)である特許
請求の範囲第1項記載のジデオキシヌクレオシドのペプ
チド誘導体。 - 【請求項3】 下記一般式[3] 【化3】 (式中のX、Y、Bは前記の意味を表わす)である特許
請求の範囲第1項記載のジデオキシヌクレオシドのペプ
チド誘導体。 - 【請求項4】 下記一般式[4] 【化4】 (式中のY、Bは前記の意味を表わす)である特許請求
の範囲第1項記載のジデオキシヌクレオシドのペプチド
誘導体。 - 【請求項5】 特許請求の範囲第1項記載のジデオキシ
ヌクレオシドのペプチド誘導体を有効成分として含有す
ることを特徴とする抗HIV剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3320125A JPH0586096A (ja) | 1991-09-28 | 1991-09-28 | ジデオキシヌクレオシドのペプチド誘導体及びこれを含有する抗hiv剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3320125A JPH0586096A (ja) | 1991-09-28 | 1991-09-28 | ジデオキシヌクレオシドのペプチド誘導体及びこれを含有する抗hiv剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0586096A true JPH0586096A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=18117982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3320125A Pending JPH0586096A (ja) | 1991-09-28 | 1991-09-28 | ジデオキシヌクレオシドのペプチド誘導体及びこれを含有する抗hiv剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0586096A (ja) |
-
1991
- 1991-09-28 JP JP3320125A patent/JPH0586096A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0046953B1 (de) | Aminosäurederivate, Verfahren zu ihrer Herstellung, diese enthaltende Mittel und deren Verwendung | |
| CA2046874C (en) | Derivatives of n-phenylbenzamide with anti-ulcer and anti-allergy activity and a method for their preparation | |
| DE69832268T2 (de) | Peptidyl2-amino-1hydroxyalkansulfonsäuren als zysteinprotease-inhibitoren | |
| JPH0825977B2 (ja) | N−(2▲’▼−アミノフエニル)−ベンズアミド誘導体,その製法及びそれを含有する薬剤組成物 | |
| EP0173441B1 (en) | Amino acid derivatives having anti-tumor activity and compositions containing them | |
| SU1604158A3 (ru) | Способ получени производных гризеоловой кислоты | |
| JPWO1993015057A1 (ja) | ピリジンカルボキシイミダミド化合物およびその使用 | |
| DE69213794T2 (de) | Aminoacyl und Oligopeptidylderivate von Allopurinol mit immunostimulierender Wirkung und diese enthaltende pharmazeutische Zubereitungen | |
| JPH03112933A (ja) | 抗腫瘍剤 | |
| WO1998011083A1 (en) | 4-substituted-2,7-dideoxy-7-fluoro-2,3-didehydrosialic acids | |
| HU213208B (en) | Process for preparing 3-deoxy-mannosamine derivatives and pharmaceutical compns. contg. them | |
| DE68926418T2 (de) | S'-adenosyl-methionin-decarboxylase-Inhibitoren | |
| DE3215676C2 (de) | Amidinderivate, Verfahren zu deren Herstellung und pharmazeutische Mittel, die diese Verbindungen enthalten | |
| JPH0586096A (ja) | ジデオキシヌクレオシドのペプチド誘導体及びこれを含有する抗hiv剤 | |
| KR20250111317A (ko) | 중추 신경계 손상 질환을 처치 또는 예방하기 위한 고리형 펩티드 유도체 조성물 | |
| JPH0560478B2 (ja) | ||
| DE3222779C2 (ja) | ||
| JP2004505899A (ja) | 5’−デオキシ−n−(置換されたオキシカルボニル)−5−フルオロシトシン及びその誘導体、その製造方法、並びに、これを有効性分として含む抗癌剤組成物 | |
| JPH0920792A (ja) | ヌクレオチドダイマー | |
| JPS59148745A (ja) | 新規アシルグルタミルリジン誘導体 | |
| DE69426574T2 (de) | Makrocyclische difluorostatonderivate als antivirale mittel | |
| WO1992006080A1 (en) | Antiarrhythmic agents | |
| JPS62149652A (ja) | 免疫刺激ペプチド | |
| KR100437670B1 (ko) | (s)-이성체형태의인돌린설포닐우레아유도체 | |
| JP2802778B2 (ja) | ホモピペラジン誘導体及びこれを含有する脳保護剤 |