JPH0586165B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0586165B2
JPH0586165B2 JP61146108A JP14610886A JPH0586165B2 JP H0586165 B2 JPH0586165 B2 JP H0586165B2 JP 61146108 A JP61146108 A JP 61146108A JP 14610886 A JP14610886 A JP 14610886A JP H0586165 B2 JPH0586165 B2 JP H0586165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
seedling
sheet
raising
synthetic fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61146108A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS633732A (ja
Inventor
Sohei Nakamura
Hiroshi Matsuki
Takayuki Nagano
Noboru Kawase
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP61146108A priority Critical patent/JPS633732A/ja
Publication of JPS633732A publication Critical patent/JPS633732A/ja
Publication of JPH0586165B2 publication Critical patent/JPH0586165B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は植物の根の伸長し易い新規な育苗用紙
の製造方法に関するものである。 〔従来の技術及びその問題点〕 従来、育苗用として、紙筒集合体の如き育苗用
無底鉢体が使用されてきた。これに使用される紙
は、木材バルブに合成繊維や防腐剤等を混抄した
強靭な紙が用いられ、育苗に必要な湿潤強度と、
耐腐蝕性を付与することが行われていた。 しかしながら合成繊維を混抄したクラフト紙に
おいては、例えば育苗終了時まで鉢体として必要
な湿潤強度を得るためには、クラフト紙に対して
15〜25%程度の合成繊維の混抄が必要であるが、
育苗終了後、鉢体のまま本圃に定植したあと植物
の根は、合成繊維の網目状の孔隙の中に残存する
木質パルブ繊維が障碍となりその伸長が阻害され
る。このため発根力の弱いハクサイ、カンラン等
においては、特に本圃定植後の生育が遅延して育
苗移植の効果が低減するなどの支障を来たしてい
た。従つて、本圃定植時に紙鉢体を除去して裸の
ブロツク苗とし、移植するのが不可避となる様な
例も多く、労力面の損失ばかりか苗の土ブロツク
が紙鉢の除去操作により崩壊して折角の育苗鉢に
よる育苗の効果を失うことも多いなどの不都合が
あつた。 これらの改良法として、クラフト紙の片面或い
は両面に予め多孔性で耐腐蝕性の湿潤強度を有す
る合成繊維不織布を貼着したシート(例えば特開
昭58−60919号公報、特公昭59−22489号公報)、
クラフト紙上層に耐腐蝕性の合成繊維の少量を均
一に分散散布せしめたのち接着剤もしくは加熱に
より一体化したシート(例えば特開昭56−109524
号公報)、あるいは抄紙機のワイヤー上又は毛布
上にて、天然繊維の湿紙シートと耐腐蝕性の合成
繊維が均一分散した多孔性シートを抄合せたシー
トが開発されている。 しかしながら、このような改良シートでも発根
性が良好でしかも移植時の湿潤強度が極めて良好
なシートは得られなかつた。 〔発明の目的〕 本発明は、育苗用鉢体として使用する場合移植
時の強度を損なうことなく、しかも発根性の尚一
層改善された育苗用紙の製造方法を提供すること
にある。又、他の目的は、セルロース繊維と合成
繊維の複数層からなる新規な育苗用紙ならびにそ
の製造方法を提供することにある。 〔問題点を解決するための具体的手段〕 本発明の育苗用紙の製造方法は、主としてセル
ロース繊維からなる湿紙シートの少なくとも片面
に、網目が任意の形状の多数の微小閉塞部を有す
るすき網で形成された坪量3〜20g/m2で開孔を
有する合成繊維シートを湿式抄き合わせ方式によ
り抄紙するものである。 即ち、本発明の方法により得られる育苗用紙
は、クラフト紙等の紙シートと合成繊維シートか
らなる複合シートであり、合成繊維シートが任意
の形状をした多数の微小開孔を有する点に特徴が
ある。 本発明の育苗紙製造用湿式抄紙機としては、通
常の紙を製造するのに使用される抄紙機であれば
何れでもよいが、湿紙の抄合わせを行うための抄
紙機のすき網部(ワイヤーパート)を二つ以上組
み合わせ、一方のすき網の網目を目つぶしした型
式のものを使用する。例えば円網−長網、円網−
円網、円網−傾斜ワイヤー等の組合わせ抄紙機を
利用して抄合わせを行なうのが一般的であるか、
抄紙機の組合わせ型式についてはこれらに限定さ
れることなく適宜組合わせて使用することができ
る。 本発明の育苗紙の製造に使用する抄紙機のすき
網の網目閉塞部の微小形状については特に限定は
ないが、閉塞部の配列についてはすき網に均等に
配置されているのが好ましい。基本的には埋設強
度を低下せしめることなく、可能な限り開孔率を
高くすることが望ましい。 実際には、閉塞部の大きさとピツチを変化さ
せ、埋設強度と発根性のバランスした最適なパタ
ーンを検討した結果、微小閉塞部の大きさ7mm2
100mm2、ピツチ5〜15mm、すき網の開孔率20〜70
%の範囲が好ましく、これらの範囲内の場合、埋
設強度が維持され発根性が改善されることが判明
した。 本発明の育苗用紙は、成形加工及び育苗への使
用時に必要な主として強度特性を主としてセルロ
ース繊維からなるセルロース繊維シートに保持せ
しめ、育苗開始以后の段階における土に対する耐
腐蝕性を合成繊維シートに保持せしめる如く、2
つの機能を巧みに組合わせてなる抄合わせ紙であ
る。 上記抄合わせシートの一方のシートであるセル
ロース繊維からなるシートは、主として木材バル
ブからなる通常の紙であれば何れでもよく特に限
定はない。木材パルブの他に、強度を補強する目
的で、セルロース繊維以外の合成繊維あるいは各
種の紙力増強剤通常抄紙で使用する薬品を少量混
抄してもよい。ただし、土中で育苗中の一定期間
経過後には腐蝕分解する程度に配合するのが好ま
しい。 又、合成繊維シートは、坪量が3〜20g/m2
合成繊維からなるシートである。抄紙適性を改善
するため、合成繊維と同量以下、好ましくは10%
以下の木材バルプを混抄してもよい。10%以上配
合する場合、合成繊維層の網目構造が少なくな
り、発根性が悪化するので好ましくない。使用す
る合成繊維としては耐腐蝕性のポリビニルアルコ
ール系、ポリオレフイン系、ポリエステル系、ポ
リアミド系、ポリアクリロニトリル系、ポリ塩化
ビニル系等の合成繊維を使用できる。 なお、これらの合成繊維は水への分散性及び親
水性を良くするために、界面活性剤処理及びポリ
エチレンオキサイド、ポリアクリル酸ソーダ、ト
リポリ隣酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリエ
チレンイミン等の増粘剤、分散剤と併用すること
ができる。 また、合成繊維としては自己接着性の合成繊維
の単独のほかに湿熱接着型のポリビニルアルコー
ル系、乾熱接着型のポリオレフイン系、ポリエス
テル系、エチレン酢ビ共重合系等の繊維状バイン
ダーと混合して使用することができる。これらの
繊維は、ドライヤの熱で接着性を発揮するが、ヒ
ートロールの高圧高熱下の加圧処理で接着性を付
与させることもできる。更には、上記バインダー
の粉体、又はPVA、アクリル樹脂、ラテツクス、
酢ビ等の耐水性液状バインダーをオンマシン上で
又はオフコーターでスプレー、含浸又は塗工する
ことにより合成繊維を接着させることもできる。 なお、上記本発明の育苗用紙には、育苗する植
物の種類によつては、防腐剤、殺菌剤、殺虫剤、
肥料、除草剤、生長ホルモン、染料その他植物の
生長促進に効果を有する物質等を、抄紙・抄合せ
工程等のオンマシンで混抄、含浸、噴霧、塗布等
適当な手段を用いて含ませることもできる。 以下、本発明の育苗用紙の製造方法について説
明する。第1図は本発明の育苗用紙の製造工程概
略図で円網と傾斜ワイヤーを使用して2層に抄合
せる一例を示すものである。 紙料導入管1よりバツト2に供給された水に分
散した主としてセルロース繊維から成る紙料は円
網3で抄き上げられ毛布4でピツクアツプされて
湿紙シート5となる。 一方、導入管6より供給された水に分散した合
成繊維紙料は任意のパターンにワイヤーパートを
閉塞した傾斜ワイヤー7上でワイヤーパートのパ
ターンにほぼ同一に開孔した合成繊維シート8を
形成し、先に形成された毛布上の天然繊維湿紙シ
ート5にピツクアツプされ抄合わせシート9を形
成する。この抄合せシート9はドライヤー10で
乾燥され抄合わせ紙11となりポーブリール12
で巻取紙13となる。 上記の場合、合成繊維層は片面に抄合わされて
いるが、合成繊維を湿紙の両面に抄合わせた3層
構造の育苗用紙としてもよい。 上記本発明により得られた育苗用紙を用いて育
苗容器を製造するに際しては、合成繊維層自体も
繊維同志が融着するか或いは糊料により接着され
ているので、育苗用紙を所定の巾に裁断し、合成
繊維層が互に内側になるよう裁断片を重ね合せ両
側を加熱融着するか或いは耐水性糊で接着して第
2図に示すような六角形或いは四角形の鉢体とす
る。このような鉢体は単独で使用してもよく、或
いは互に糊で貼合して第3図に示すように集合鉢
体14として使用してもよい。集合鉢体を製造す
る際に各鉢体の外側に防腐処理を施すとか根絡み
防止処置を施す等のことは適宜行つてもよい。 以下、本発明の実施例を記載する。 実施例 1 第1図に示す抄紙機で育苗用紙を製造した。は
じめに円網で木材バルブ(NUKP)から50g/m2
(固形分)の湿紙シートを抄造し、次いで、ビニ
ロン繊維(クラレ(株)製VPB203×15mm)と繊維状
ビニロンバインダー(クラレ(株)製VPB101×7
mm)を50:50に配合し、分散剤(ポリエチレンオ
キサイド)を対繊維0.5重量%添加し、0.02重量
%のスラリー濃度で、第4図に示す円を千鳥模様
に配列し、孔径5mm、ピツチ7mm、開孔率46.3%
に目づめしたワイヤーを設置した傾斜ワイヤーを
使用して抄造した8g/m2の合成繊維シートを抄
合せ、脱水後、ドライヤーで120℃で乾燥し巻取
つた。その時の抄紙速度は500m/分であつた。 得られた抄合わせ紙の埋設強度及び第3図に示
す如き、無蓋、無底の集合鉢体を作成して育苗を
行ないその発根性の評価を第1表に示した。比較
のため、上記ビニロン繊維(クラレ(株)製VPB203
×15mm)、繊維状ビニロンバインダー(クラレ(株)
製VPB101×7mm)を50:50に配合し、通常のワ
イヤーで均一分散の状態で8g/m2の合成繊維シ
ートを抄造し、50g/m2の天然繊維(NUKP)
シートに抄合わせた紙(比較例1)及び天然繊維
(NUKP)に繊維状ビニロンバインダー(クラレ
(株)製VPB103×7mm)を18%混抄した58g/m2
合成繊維混抄紙(比較例2)も同様に評価した。
本実施例のシートは比較例1及び2に比較して埋
設強度は殆んど差はなく発根性は大巾に改善され
た。
【表】 実施例 2 実施例1で、ワイヤーの目づめの円の径及び開
孔率は同じで、目づめの円の径及び開孔率は同じ
で、目づめの円の模様を第5図のように配列した
ワイヤーを使用した他は、実施例1と同一条件で
抄造した育苗用紙について、実施例1と同じ育苗
試験を行なつた。その結果、埋設強度、発根性、
取扱い適性の何れも実施例1の育苗用紙と同じで
あつた。 実施例 3 実施例1で、合成繊維シート層の原料として、
ビニロン繊維(クラレ(株)製VPB103×10mm)、繊
維状バインダー(クラレ(株)製VPB101×7mm)を
使用し、傾斜ワイヤー部のワイヤーの目づまり程
度を第2表のごとく変化させて、坪量6g/m2
合成繊維シート層を形成し、抄合せて、育苗用紙
を得た。得られた育苗用紙について、実施例1と
同様に評価を行なつた。その結果を第2表に示
す。すき網の開孔率を増加させると共に埋設強度
は低下するが、本発明の開孔率の範囲では、充分
な強度を保持しており、又発根数は増大した。 実施例 4 実施例1で、合成繊維シート層の原料として、
ビニロン繊維(クラレ(株)製、VPB103×10mm)、
バインダー(クラレ(株)製、VPB101×7mm)を使
用した以外は同一条件で育苗用紙を得た。ただ
し、合成繊維シート層の坪量を第3表のように変
化させ、得られた育苗用紙について、実施例1と
同様に評価を行なつた。
【表】
【表】 (発明の効果) 本発明によつて通常の不織布製造技術では不可
能であつた10g/m2以下の超薄シートの合成繊維
層を有する育苗用紙を抄合わせ抄造により製造す
ることが可能となつた。 抄き合わせた合成繊維層が大きな空隙を有する
構造のため発根性は極めて良好であり、移植時の
省力のみならず植物体の成育が改善された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の育苗紙の製造工程の概略図、
第2図は本発明の育苗紙を用いて製造した六角形
の鉢体の斜視図、第3図は第2図に示す鉢体を接
着した集合鉢体の斜視図、第4図及び第5図はワ
イヤーの目つぶしパターンを示す図である。 1…紙料導入管、2…バツト、3…円網、4…
毛布、5…湿紙シート、6…導入管、7…傾斜ワ
イヤー、8…合成繊維シート、9…抄合せシー
ト、10…ドライヤー、11…抄合わせ紙、12
…ポープリール、13…巻取紙、14…集合鉢
体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主としてセルロース繊維からなる湿紙シート
    の少なくとも片面に、網目が任意の形状の多数の
    微小閉塞部を有するすき網で形成された坪量3〜
    20g/m2で開孔を有する合成繊維シートを湿式抄
    き合わせ方式により抄紙することを特徴とする育
    苗用紙の製造方法。
JP61146108A 1986-06-24 1986-06-24 育苗用紙の製造方法 Granted JPS633732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61146108A JPS633732A (ja) 1986-06-24 1986-06-24 育苗用紙の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61146108A JPS633732A (ja) 1986-06-24 1986-06-24 育苗用紙の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS633732A JPS633732A (ja) 1988-01-08
JPH0586165B2 true JPH0586165B2 (ja) 1993-12-10

Family

ID=15400330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61146108A Granted JPS633732A (ja) 1986-06-24 1986-06-24 育苗用紙の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS633732A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0239912A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Teijin Ltd アラミド組成物の成形方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5615624A (en) * 1979-07-16 1981-02-14 Toyo Pulp Co Ltd Seedling pot
JPS56109524A (en) * 1980-01-17 1981-08-31 Nippon Beet Sugar Mfg Growing paper and growing pot using same
JPS5860919A (ja) * 1981-10-05 1983-04-11 日本甜菜製糖株式会社 作物育苗移植用複合紙の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS633732A (ja) 1988-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1306131C (en) Agricultural paper and process for producing the same
US3467609A (en) Plant growth medium
JP7782918B2 (ja) 紙製マルチシート
US6218184B1 (en) Media for the tissue culture of plants and method of culture with the same
US9433154B2 (en) Biodegradable landscape fabric
GB2245555A (en) Horticultural material
JPH0586165B2 (ja)
JPH03234889A (ja) ガラス繊維シート
JP2574846B2 (ja) 育苗用不織布下敷シート
CZ297039B6 (cs) Zpusob výroby kvetináce
JPH03130019A (ja) 植物育成用の不織布シート
JPH03130013A (ja) 植物育苗用紙
JPS6336718A (ja) 農業用紙及びその製造方法
JP2514891B2 (ja) 植物育生用シ―ト及びその製造法
KR100346089B1 (ko) 식물 생육용 혼초지의 제조방법 및 그 방법에 의해 제조된식물 생육용 혼초지
JPH1160402A (ja) 抗菌防黴機能を有する切り花鮮度保持剤および切り花鮮度保持シート
WO2025120081A1 (en) Air pruning container
CN117904891B (zh) 一种能够缓释养分的竹基农用纸地膜及其制备方法
JPH022303A (ja) 農業用シートの製造方法
JP2024106108A (ja) 苗床および無芯巻回体
JPH0223640B2 (ja)
JP3903272B2 (ja) 育苗方法
JPH0414925B2 (ja)
JPH10102369A (ja) 育苗ポット基材
JP2024177137A (ja) ハイドロカルチャー用防カビ又は防藻材