JPH0586871U - 高粘度物質取出装置 - Google Patents
高粘度物質取出装置Info
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- JPH0586871U JPH0586871U JP2758592U JP2758592U JPH0586871U JP H0586871 U JPH0586871 U JP H0586871U JP 2758592 U JP2758592 U JP 2758592U JP 2758592 U JP2758592 U JP 2758592U JP H0586871 U JPH0586871 U JP H0586871U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 押圧板を容器の底面真近までしか接近できな
い場合でも、容器内の高粘度物質を完全に取出すことの
できる高粘度物質取出装置を提供する。 【構成】 押圧板8の材料加圧面に空気圧で膨張する押
圧補助部10を設け、押圧補助部10を容器1の底面に
向かって膨出させることにより、押圧板8と容器1の底
面との間の材料Aが押圧板8の吸入口8aに寄せ集めら
れる。
い場合でも、容器内の高粘度物質を完全に取出すことの
できる高粘度物質取出装置を提供する。 【構成】 押圧板8の材料加圧面に空気圧で膨張する押
圧補助部10を設け、押圧補助部10を容器1の底面に
向かって膨出させることにより、押圧板8と容器1の底
面との間の材料Aが押圧板8の吸入口8aに寄せ集めら
れる。
Description
【0001】
本考案は運搬用または混合撹拌用容器等に収納された高粘度物質、例えば接着 剤やシ−リング材等を容器外部に取出すための高粘度物質取出装置に関するもの である。
【0002】
一般に、接着剤やシ−リング材のような高粘度を有する材料の移送ハンドリン グにおいては、材料を収納した運搬用または混合撹拌用の容器を専用の材料取出 装置にセットし、この材料取出装置で容器の中味を加圧しながら外部に吸い出す ことにより必要な量の材料を取出している。
【0003】 図9は従来の材料取出装置を示すもので、材料収納用の容器1を間にして左右 に配置された二本のシリンダ2と、容器1内に挿入される押圧板3と、容器1内 の材料Aを吸引するポンプ4と、ポンプ4を駆動する駆動部5とから構成され、 ポンプ4は吸引パイプ4aを介して押圧板3の吸入口3aに接続されている。押 圧板3、吸引パイプ4a、ポンプ4及び駆動部5は各シリンダ2の駆動ロッド2 a上に架設された基板6に支持され、基板6と共に上下動するようになっている 。また、容器1は上面を開口した有底筒状に形成されている。
【0004】 上記材料取出装置においては、装置にセットされた容器1に押圧板3を挿入し 、各シリンダ2を作動して押圧板3を下降させながらポンプ4を作動することよ り、容器1内の材料Aが押圧板3で加圧されつつポンプ4によって吸入され、ポ ンプ4に接続されたチューブ4bを通じて容器1の外部に取出される。また、押 圧板3には容器1の内側面との接触を密にするためのパッキン7が取付けられて いる。このパッキンには、図10(a) に示す平帯型のパッキン7a、図10(b) に示す中空丸型のパッキン7b、図10(c) に示す中実丸型のパッキン7c、図 10(d)(e)に示す中空D型のパッキン7d,7e、図10(f)(g)に示すように中 空または中実丸型のものを上下2,3段に設けたパッキン7f,7g等がある。 これらパッキン形状に種々の形があるのは、材料押出時に洩れがあっては充分な 押出性能(押出力)が得られなくなるからであり、また容器1の内側面に材料A の付着残りをなくすための工夫でもある。
【0005】
従来の材料取出装置では、容器1の内側面においてはパッキン7によって材料 Aの付着残りを生ずることはないが、容器1は図9に示すように底面側の周縁部 が内側に湾曲した形状であるため、押圧板3を容器底面の真近までしか接近させ ることができない。従って、容器1の底面と押圧板3との間に材料Aが残り、材 料Aを完全に取出すことができないという問題点があった。
【0006】 本考案は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、 押圧板を容器の底面真近までしか接近できない場合でも、容器内の高粘度物質を 完全に取出すことのできる高粘度物質取出装置を提供することにある。
【0007】
本考案は前記目的を達成するために、請求項1では、有底筒状の容器に収納さ れた高粘度物質を該容器内に挿入した押圧板で加圧しながら該押圧板の吸入口か ら外部に吸い出す高粘度物質取出装置において、前記押圧板の加圧面に前記容器 の底面側に向かって弾性的に膨出する押圧補助部を設けている。
【0008】 また、請求項2では、前記押圧補助部の表面に前記押圧板の吸入口に向かって 延びる多数の案内溝を設けている。
【0009】 また、請求項3では、前記押圧板の周端に該押圧板の径方向に収縮可能なパッ キンを設けている。
【0010】
【作用】 請求項1の高粘度物質取出装置によれば、容器内の高粘度物質は押圧板で加圧 されながら押圧板の吸入口から吸い出される。また、押圧板が容器底面の真近ま でしか接近できない場合は、押圧板の押圧補助部を容器の底面に向かって膨出さ せることにより、押圧板と容器底面との間の高粘度物質が押圧板の吸入口へ寄せ 集められる。その際、押圧補助部は容器の形状に応じて弾性的に膨出することか ら、押圧板の加圧面と容器内面との間に押圧補助部が隙間なく充満する。
【0011】 また、請求項2の高粘度物質取出装置によれば、請求項1の作用を有するとと もに、前記押圧補助部が膨出する際、押圧補助部の表面に設けた多数の案内溝に より高粘度物質が押圧板の吸入口に向かって案内される。
【0012】 また、請求項3の高粘度物質取出装置によれば、請求項1または2の作用を有 するとともに、押圧板を容器に挿入する際、パッキンを押圧板の径方向に収縮さ せることにより、押圧板がスムーズに挿入される。
【0013】
図1乃至図8は本考案の実施例であり、高粘度物質取出装置の要部を示すもの である。また、装置本体の構成は従来例と変わらないので全体の図示は省略する とともに、従来例と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。即ち、1は容 器、4aは吸入パイプである。
【0014】 同図において、8は容器1内に挿入される押圧板で、従来例と同様、中央に材 料Aの吸入口8aが設けられ、この吸入口8aには吸入パイプ4aが接続されて いる。押圧板8の周縁部は中央部よりも高く形成されており、この周縁部の外周 面には中実丸型パッキン9が装着されている。
【0015】 10は押圧板8の材料加圧面に設けられた押圧補助部で、押圧板8の下面を被 覆するゴムシート11を空気圧によって膨張させるようにしたものである。即ち 、押圧板8にはゴムシート11に連通する空気注入口8bが設けられ、空気注入 口8bには開閉バルブ12が取付けられている。ゴムシート11の中央には押圧 板8の吸入口8aに対応する孔が形成され、図5に示すようにゴムシート11の 表面にはこの孔から周縁に向かって放射線状に延びる多数の案内溝11aが形成 されている。
【0016】 従って、押圧板8が容器1の垂直な内側面に沿って降下するときは、材料Aが 押圧板8によって加圧されるとともに、押圧板8の吸入口8aから吸引パイプ4 aを通じて吸い出される。また、押圧板8が容器1の湾曲部1cに達し、それ以 上の容器底面への接近ができなくなったときは、図示しない空気供給手段によっ て押圧板8の空気注入口8bに空気を供給し、押圧板8とゴムシート11の間に 圧縮空気を送り込む。これにより、図2に示すように押圧補助部10が容器1の 底面に向かって膨出し、押圧板8の加圧面と容器底面との間の材料Aが押圧板8 の吸入口8aに寄せ集められる。その際、押圧補助部10は容器1の形状に応じ て弾性的に膨出することから、押圧板8と容器内面との間には吸入口8aに通ず る通路を残して押圧補助部10が隙間なく充満し、材料Aが完全に排出される。 また、押圧補助部10が膨出する際、ゴムシート11の表面に設けた多数の案内 溝11aによって材料Aが押圧板8の吸入口8aに向かって案内される。
【0017】 このように、本実施例によれば、押圧板8の材料加圧面に空気圧で膨張する押 圧補助部10を設け、押圧補助部10を容器1の底面に向かって膨出させること により、押圧板8と容器1の底面との間の材料Aを押圧板8の吸入口8aに寄せ 集めるようにしたので、押圧板8が容器1の底面真近までしか接近できなくても 容器1内の材料Aを完全に取出すことができる。尚、押圧補助部10の膨張手段 に水や油等の液体を用いてもよい。
【0018】 図3及び図4は本考案の変形例を示すもので、押圧板8をその周端から中央に 向かって上り傾斜をなす押圧板8′を設けた点で前記実施例と異なる。これによ り、押圧補助部10が押圧板8′の周端から中央に方向性を持って膨出するため 、材料Aが吸入口8aに集まり易くなる。
【0019】 ところで、容器1に押圧板8を挿入する際、押圧板8がパッキン9によって容 器1の内側面に密接するため、押圧板8と材料Aとの間に空気が溜まり易い。そ こで、図6に示すように押圧板8にエア抜き口8cを設けるとよい。この場合、 ゴムシート11の周端は押圧板8の下面周縁部のやや手前に止着され、エア抜き 口8cはゴムシート11の存在しない部分に設けられている。尚、13はエア抜 き口8cに取付けられた開閉バルブ、14は押圧板8の外周面に装着された上下 2段の中空D型パッキンである。
【0020】 従って、バルブ13を開いてエア抜き口8cを開放することにより、押圧板8 の下面側の空気がエア抜き口8cを通って上面側に排出されることから、押圧板 8の挿入はもとより、抜き取りもスムーズに行うことができる。
【0021】 また、図7及び図8は押圧板8のパッキンを押圧板8の径方向に収縮できるよ うにしたものである。即ち、15は内部を連通した上下2段の中空D型パッキン であり、膨張及び収縮に対して充分な弾性を有する部材によって形成されている 。また、押圧板8にはパッキン15の内部に連通する空気注入口8dが設けられ 、空気注入口8dには開閉バルブ16が取付けられている。
【0022】 従って、図示しない空気供給手段によって押圧板8の空気注入口8dに空気を 供給してパッキン15の内部に圧縮空気を送り込むことにより、パッキン15が 膨張し、パッキン15を含む押圧板8の外径が大きくなる。また、パッキン15 内の圧縮空気を抜けば、パッキン15を含む押圧板8の外径が小さくなる。即ち 、図7に示すようにパッキン15を収縮させることにより、押圧板8を容器1内 にスムーズに挿入することができ、押圧板8が材料Aに達した時点でパッキン1 5を膨張させれば容器1との密接状態が達成される。
【0023】
以上説明したように、請求項1の高粘度物質取出装置によれば、押圧板が容器 の底面真近までしか接近できなくても容器内の高粘度物質を完全に排出すること ができるので、接着剤やシ−リング材の材料取出装置として用いた場合、材料の 無駄を解消できるのは勿論のこと、容器に付着した材料が少なくなるので、容器 の洗浄作業が楽になるほか、産業廃棄物の量も減少し、その処理費用が安価にな るという利点もある。
【0024】 また、請求項2の高粘度物質取出装置によれば、請求項1の効果を達成し得る とともに、押圧補助部が膨出する際、容器内の高粘度物質が押圧板の吸入口に向 かって案内されるので、高粘度物質の排出をより確実に行うことができる。
【0025】 また、請求項3の高粘度物質取出装置によれば、請求項1または2の効果を達 成し得るとともに、押圧板を容器にスムーズに出し入れすることができるので、 作業性の向上を図ることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す高粘度物質取出装置の
要部側面断面図
要部側面断面図
【図2】押圧補助部の膨出状態を示す側面断面図
【図3】押圧板を斜めに形成した例を示す要部側面断面
図
図
【図4】図3における押圧補助部の膨出状態を示す側面
断面図
断面図
【図5】押圧補助部の底面図
【図6】押圧板にエア抜き口を設けた例を示す要部側面
断面図
断面図
【図7】パッキンの収縮状態を示す要部側面断面図
【図8】パッキンの膨張状態を示す要部側面断面図
【図9】従来例を示す材料取出装置の全体側面図
【図10】パッキンの側面断面図
1…容器、8,8′…押圧板、8a…吸入口、10…押
圧補助部、11a…案内溝、15…パッキン、A…材
料。
圧補助部、11a…案内溝、15…パッキン、A…材
料。
Claims (3)
- 【請求項1】 有底筒状の容器に収納された高粘度物質
を該容器内に挿入した押圧板で加圧しながら該押圧板の
吸入口から外部に吸い出す高粘度物質取出装置におい
て、 前記押圧板の加圧面に前記容器の底面側に向かって弾性
的に膨出する押圧補助部を設けたことを特徴とする高粘
度物質取出装置。 - 【請求項2】 前記押圧補助部の表面に前記押圧板の吸
入口に向かって延びる多数の案内溝を設けたことを特徴
とする請求項1記載の高粘度物質取出装置。 - 【請求項3】 前記押圧板の周端に該押圧板の径方向に
収縮可能なパッキンを設けたことを特徴とする請求項1
または2記載の高粘度物質取出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2758592U JPH0586871U (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 高粘度物質取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2758592U JPH0586871U (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 高粘度物質取出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0586871U true JPH0586871U (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=12225037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2758592U Pending JPH0586871U (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 高粘度物質取出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0586871U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200013313A (ko) * | 2018-07-30 | 2020-02-07 | 김보경 | 드럼에 수용된 유동성 물질을 펌핑하는 펌핑장치 |
| CN114878235A (zh) * | 2022-06-14 | 2022-08-09 | 长沙海纳光电科技有限公司 | 一种水泥净浆取样器 |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP2758592U patent/JPH0586871U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200013313A (ko) * | 2018-07-30 | 2020-02-07 | 김보경 | 드럼에 수용된 유동성 물질을 펌핑하는 펌핑장치 |
| CN114878235A (zh) * | 2022-06-14 | 2022-08-09 | 长沙海纳光电科技有限公司 | 一种水泥净浆取样器 |
| CN114878235B (zh) * | 2022-06-14 | 2023-08-22 | 长沙海纳光电科技有限公司 | 一种水泥净浆取样器 |
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