JPH058702B2 - - Google Patents
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- JPH058702B2 JPH058702B2 JP19849184A JP19849184A JPH058702B2 JP H058702 B2 JPH058702 B2 JP H058702B2 JP 19849184 A JP19849184 A JP 19849184A JP 19849184 A JP19849184 A JP 19849184A JP H058702 B2 JPH058702 B2 JP H058702B2
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- sodium
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、アシル−O−トルイジンとナトリウ
ムトルイドから2−アルキルインドールの製造方
法に関する。
ムトルイドから2−アルキルインドールの製造方
法に関する。
2−メチルインドールは感圧染料中間体として
有用な化合物であり、その他2−アルキルインド
ールは種々有機合成中間体原料として有用であ
る。
有用な化合物であり、その他2−アルキルインド
ールは種々有機合成中間体原料として有用であ
る。
従来の技術
従来、提案されている2−アルキルインドール
の製造方法としては、例えば2−メチルインドー
ルの合成法の場合、アセチル−O−トルイジンと
ナトリウムアミドの混合物をエーテル中で加熱し
て得る方法が知られている。(「新実験化学講座」
Vo.14P1964) またUSP2006713明細書には、ジエチルアニリ
ンなどの不活性溶媒の存在下に、アセチル−O−
トルイジンと金属ナトリウム混合物を、好ましく
は銅粉の触媒存在下加熱して得る方法が記載され
ている。
の製造方法としては、例えば2−メチルインドー
ルの合成法の場合、アセチル−O−トルイジンと
ナトリウムアミドの混合物をエーテル中で加熱し
て得る方法が知られている。(「新実験化学講座」
Vo.14P1964) またUSP2006713明細書には、ジエチルアニリ
ンなどの不活性溶媒の存在下に、アセチル−O−
トルイジンと金属ナトリウム混合物を、好ましく
は銅粉の触媒存在下加熱して得る方法が記載され
ている。
発明が解決しようとする問題点
前記、「新実験化学講座」に記載されているよ
うなアセチル−O−トルイジンとナトリウムアミ
ドとの反応による方法では、これらの原料は両者
とも常温では固体であり、原料仕込み時の混合及
び反応時における混合が不充分なため、これの加
熱閉環反応が進むにつれ、たとえエーテルなどの
溶媒を系中に存在させていても不均一系となり固
化して攪拌が困難となつたり、固相反応が随伴す
るため均一な温度が保てず、未反応ナトリウムア
ミドが残存し、反応終了後アルコールなどを加え
て金属ナトリウムを除去する必要があるなど欠点
を有する。
うなアセチル−O−トルイジンとナトリウムアミ
ドとの反応による方法では、これらの原料は両者
とも常温では固体であり、原料仕込み時の混合及
び反応時における混合が不充分なため、これの加
熱閉環反応が進むにつれ、たとえエーテルなどの
溶媒を系中に存在させていても不均一系となり固
化して攪拌が困難となつたり、固相反応が随伴す
るため均一な温度が保てず、未反応ナトリウムア
ミドが残存し、反応終了後アルコールなどを加え
て金属ナトリウムを除去する必要があるなど欠点
を有する。
またUSP記載の方法のように、アセチル−O
−トルイジンを溶解した不活性溶媒中に金属ナト
リウムを直接添加して加熱閉環反応させた場合
は、固相一液相の不均一系反応はまぬがれず、収
率を向上させるためには金属ナトリウムをアセチ
ル−O−トルイジンに対し2〜3倍のモルの過剰
量用いる必要がある。そのため未反応金属ナトリ
ウムが反応生成物に残り、前記の引例と同様にア
ルコールなどを加えて金属ナトリウムを除去せね
ばならない。
−トルイジンを溶解した不活性溶媒中に金属ナト
リウムを直接添加して加熱閉環反応させた場合
は、固相一液相の不均一系反応はまぬがれず、収
率を向上させるためには金属ナトリウムをアセチ
ル−O−トルイジンに対し2〜3倍のモルの過剰
量用いる必要がある。そのため未反応金属ナトリ
ウムが反応生成物に残り、前記の引例と同様にア
ルコールなどを加えて金属ナトリウムを除去せね
ばならない。
問題点を解決するための手段
本発明者らは、加熱閉環反応終了後の反応生成
物中にナトリウムを含まず、また反応を均一系の
温和な条件下での方法による、アシル−O−トル
イジンより2−アルキルインドールの製造方法を
鋭意検討し、公知方法の有する問題を解決するに
至つた。
物中にナトリウムを含まず、また反応を均一系の
温和な条件下での方法による、アシル−O−トル
イジンより2−アルキルインドールの製造方法を
鋭意検討し、公知方法の有する問題を解決するに
至つた。
即ち本発明は、過剰量のO−トルイジンの存在
下に金属ナトリウムを加熱反応させて、ナトリウ
ムトルイドを合成し、これを含むO−トルイジン
溶液中に、固体または溶融されたアシル−O−ト
ルイジンを添加し、さらに加熱して閉環反応を行
うことを特徴とする方法である。
下に金属ナトリウムを加熱反応させて、ナトリウ
ムトルイドを合成し、これを含むO−トルイジン
溶液中に、固体または溶融されたアシル−O−ト
ルイジンを添加し、さらに加熱して閉環反応を行
うことを特徴とする方法である。
本発明方法を反応式で示せば以下のとおりであ
る。
る。
本発明(1)の反応においては、通常金属ナト
リウムに対し、約2倍モル程度の過剰量のO−ト
ルイジン中で行われるので、添加した金属ナトリ
ウムは完全に反応し、また得られたナトリウムト
ルイドはO−トルイジンに完全に溶解されてい
る。これにアシル−O−トルイジンを添加するこ
とにより(2)の反応においては、反応中反応に
より遊離されるO−トルイジンの存在下で閉環反
応が行なわれるので、系内は反応が進むにつれて
粘稠になるものの均一な液相状態を保持しながら
反応が実施でき、温度も容易に一定に保つことが
できる。
リウムに対し、約2倍モル程度の過剰量のO−ト
ルイジン中で行われるので、添加した金属ナトリ
ウムは完全に反応し、また得られたナトリウムト
ルイドはO−トルイジンに完全に溶解されてい
る。これにアシル−O−トルイジンを添加するこ
とにより(2)の反応においては、反応中反応に
より遊離されるO−トルイジンの存在下で閉環反
応が行なわれるので、系内は反応が進むにつれて
粘稠になるものの均一な液相状態を保持しながら
反応が実施でき、温度も容易に一定に保つことが
できる。
本発明方法において用いるアシル−O−トルイ
ジンは公知の方法で容易に入手できる。即ちO−
トルイジンに等モル量の無水酢酸、無水プロピオ
ン酸、無水酪酸など低級脂肪無水物を滴下反応さ
せれば対応のアシル化物が得られる。
ジンは公知の方法で容易に入手できる。即ちO−
トルイジンに等モル量の無水酢酸、無水プロピオ
ン酸、無水酪酸など低級脂肪無水物を滴下反応さ
せれば対応のアシル化物が得られる。
また、本発明のナトリウムトルイドの合成反
応、及びアシル−O−トルイジンを添加して引続
き行う閉環反応は以下のようにして実施する。
応、及びアシル−O−トルイジンを添加して引続
き行う閉環反応は以下のようにして実施する。
金属ナトリウムに対して約1.5〜2モル倍、好
ましくは1.6〜1.8モル倍仕込まれたO−トルイジ
ン及び触媒として微量添加された酸化第二鉄の混
合液を100〜200℃、好ましくは170〜200℃に加熱
し、攪拌下窒素気流中で金属ナトリウムの固体又
は液体を分割添加し数時間反応させる。金属ナト
リウムが溶解したのを確認後、アシル−O−トル
イジンを、溶存しているナトリウムトルイドに対
し約0.5モル倍、好ましくは溶融状態で添加し、
昇温して反応温度240〜350℃、好ましくは240〜
290℃にして0.5〜20時間、通常は1〜5時間閉環
反応を行う。反応時間は原料の種類および反応温
度に依存する。
ましくは1.6〜1.8モル倍仕込まれたO−トルイジ
ン及び触媒として微量添加された酸化第二鉄の混
合液を100〜200℃、好ましくは170〜200℃に加熱
し、攪拌下窒素気流中で金属ナトリウムの固体又
は液体を分割添加し数時間反応させる。金属ナト
リウムが溶解したのを確認後、アシル−O−トル
イジンを、溶存しているナトリウムトルイドに対
し約0.5モル倍、好ましくは溶融状態で添加し、
昇温して反応温度240〜350℃、好ましくは240〜
290℃にして0.5〜20時間、通常は1〜5時間閉環
反応を行う。反応時間は原料の種類および反応温
度に依存する。
O−トルイジンは仕込時の過剰量と閉環反応時
に遊離された反応生成物と合せて閉環反応時には
常に系中に溶媒として存在しているが、反応終了
時には、留分として通常約80%が系外に排出さ
れ、残り約20%が残存した状態となる。
に遊離された反応生成物と合せて閉環反応時には
常に系中に溶媒として存在しているが、反応終了
時には、留分として通常約80%が系外に排出さ
れ、残り約20%が残存した状態となる。
このようにして得られた反応生成物は常法にし
たがい加水分解工程に付す。加水分解は通常、反
応生成物を50〜100℃まで冷却して行われており、
本発明方法では冷却前にO−トルイジンを新たに
加えた後加水分解に付すのが好ましい。得られた
加水分解反応液は分液後、油層を水層より分離
し、油層中より蒸留等の方法でO−トルイジンを
分離すれば、目的生成物の2−アルキルインドー
ルが高収率で得られる。
たがい加水分解工程に付す。加水分解は通常、反
応生成物を50〜100℃まで冷却して行われており、
本発明方法では冷却前にO−トルイジンを新たに
加えた後加水分解に付すのが好ましい。得られた
加水分解反応液は分液後、油層を水層より分離
し、油層中より蒸留等の方法でO−トルイジンを
分離すれば、目的生成物の2−アルキルインドー
ルが高収率で得られる。
また反応工程及び蒸留工程で分解されたO−ト
ルイジンは、回収されそのままナトリウムトルイ
ドの合成反応に使用できる。
ルイジンは、回収されそのままナトリウムトルイ
ドの合成反応に使用できる。
作用、効果
上記したように、アシル−O−トルイジンから
2−アルキルインドールの製造法において閉環助
剤としてナトリウムトルイドのO−トルイジン溶
液を使用することにより、反応が均一な液相状態
を保持でき、目的生成物が高収率で得られるだけ
でなく、反応操作が容易であり、金属ナトリウム
は閉環反応生成物中には全く残存しないので、加
水分解工程で水との反応による発火の危険性もな
く直接水で加水分解できる。
2−アルキルインドールの製造法において閉環助
剤としてナトリウムトルイドのO−トルイジン溶
液を使用することにより、反応が均一な液相状態
を保持でき、目的生成物が高収率で得られるだけ
でなく、反応操作が容易であり、金属ナトリウム
は閉環反応生成物中には全く残存しないので、加
水分解工程で水との反応による発火の危険性もな
く直接水で加水分解できる。
また使用される溶媒は、反応中生成するO−ト
ルイジンのみであるので、回収工程では公知方法
のようにエーテルやジエチルアニリンなどを分離
する必要はなく、蒸留工程が簡略化され工業的実
施において大きな利点を有する。
ルイジンのみであるので、回収工程では公知方法
のようにエーテルやジエチルアニリンなどを分離
する必要はなく、蒸留工程が簡略化され工業的実
施において大きな利点を有する。
温度計、N2ガス導入管、冷却器およびかきま
ぜ機を付した1のフラスコに、O−トルイジン
428g(4.0モル)及び酸化第二鉄0.24g(0.0015モル)
を仕込み、N2ガスを毎分100mlの流速で流しつつ
昇温し、かきまぜた。約100℃で金属ナトリウム
11.75gを添加し、更に昇温を続けた。
ぜ機を付した1のフラスコに、O−トルイジン
428g(4.0モル)及び酸化第二鉄0.24g(0.0015モル)
を仕込み、N2ガスを毎分100mlの流速で流しつつ
昇温し、かきまぜた。約100℃で金属ナトリウム
11.75gを添加し、更に昇温を続けた。
内温が195〜200℃になると水素ガスの発生が見
られ、反応が始まつたことが確認されたので内温
を170〜180℃に下げて、金属ナトリウム40gを
10gづつ、30分間間隔で分割装入し、最終的には
金属ナトリウムは合計51.75g(2.25モル)仕込ん
だ。更に200℃に保温し、還流させながら反応さ
せると約1時間で金属ナトリウムは完全に消失
し、水素発生がなくなつた。
られ、反応が始まつたことが確認されたので内温
を170〜180℃に下げて、金属ナトリウム40gを
10gづつ、30分間間隔で分割装入し、最終的には
金属ナトリウムは合計51.75g(2.25モル)仕込ん
だ。更に200℃に保温し、還流させながら反応さ
せると約1時間で金属ナトリウムは完全に消失
し、水素発生がなくなつた。
続いてこの反応液にアセチル−O−トルイジン
149.2g(1.0モル)を加え、攪拌下昇温をつづけ
た。2時間かけて280℃まで昇温し、この温度で
3時間加熱攪拌を続けて反応を終了した。この
間、系内はO−トルイジンの留出量が多くなるに
従つて粘稠になつたが、反応終了まで充分均一に
攪拌することが出来た。反応中に留出したO−ト
ルイジンの量は、382gであつた。
149.2g(1.0モル)を加え、攪拌下昇温をつづけ
た。2時間かけて280℃まで昇温し、この温度で
3時間加熱攪拌を続けて反応を終了した。この
間、系内はO−トルイジンの留出量が多くなるに
従つて粘稠になつたが、反応終了まで充分均一に
攪拌することが出来た。反応中に留出したO−ト
ルイジンの量は、382gであつた。
続いて、攪拌を続けながら冷却を開始し、200
℃でO−トルイジン200gを加え、100℃になつた
ところで水200gを加えたが、水素ガスの発生は
全く認められなかつた。
℃でO−トルイジン200gを加え、100℃になつた
ところで水200gを加えたが、水素ガスの発生は
全く認められなかつた。
加水分解液は静置後、油層を水層より分離し、
減圧蒸留を行ない、20mmHg、110℃までの留分と
してO−トルイジン241.9gと、20mHg140〜155
℃の主留分105.1gを得た。この主留分はガスクロ
マトグラフイーにより2−メチルインドールであ
ることを確認した。(収率80.0%対アセチール−
O−トルイジン) また反応工程及び蒸留工程より回収したO−ト
ルイジンは、合計623.9g(回収率99.3%)で、こ
れは再使用することが出来た。
減圧蒸留を行ない、20mmHg、110℃までの留分と
してO−トルイジン241.9gと、20mHg140〜155
℃の主留分105.1gを得た。この主留分はガスクロ
マトグラフイーにより2−メチルインドールであ
ることを確認した。(収率80.0%対アセチール−
O−トルイジン) また反応工程及び蒸留工程より回収したO−ト
ルイジンは、合計623.9g(回収率99.3%)で、こ
れは再使用することが出来た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 過剰量のO−トルイジンの存在下に金属ナト
リウムを反応させ、得られたナトリウムトルイド
を含むO−トルイジン溶液に、式() (式中、Rは炭素数4以下の低級アルキル基)
で示されるアシル−O−トルイジンを添加して反
応させることを特徴とする、式() (式中、Rは式()のRと同一) で示される2−アルキルインドールの製造方法。 2 式()で示される2−アルキルインドール
が2−メチルインドールである特許請求の範囲第
1項記載の方法。 3 O−トルイジンと金属ナトリウムとの反応を
170〜200℃で酸化第二鉄の存在下に行う特許請求
の範囲第1項記載の方法。 4 ナトリウムトルイドとアシル−O−トルイジ
ンとの反応を240〜290℃で行う特許請求の範囲第
1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19849184A JPS6176458A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 2−アルキルインド−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19849184A JPS6176458A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 2−アルキルインド−ルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6176458A JPS6176458A (ja) | 1986-04-18 |
| JPH058702B2 true JPH058702B2 (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16392000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19849184A Granted JPS6176458A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 2−アルキルインド−ルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6176458A (ja) |
-
1984
- 1984-09-25 JP JP19849184A patent/JPS6176458A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6176458A (ja) | 1986-04-18 |
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