JPH058703B2 - - Google Patents
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- JPH058703B2 JPH058703B2 JP60052543A JP5254385A JPH058703B2 JP H058703 B2 JPH058703 B2 JP H058703B2 JP 60052543 A JP60052543 A JP 60052543A JP 5254385 A JP5254385 A JP 5254385A JP H058703 B2 JPH058703 B2 JP H058703B2
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- cyclohexylthio
- organic solvent
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Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は高純度N−(シクロヘキシルチオ)−フ
タルイミドの製法に関する。N−(シクロヘキシ
ルチオ)−フタルイミドは天然ゴムまたは合成ゴ
ムの早期加硫抑制剤として極めて有用な化合物で
ある。
タルイミドの製法に関する。N−(シクロヘキシ
ルチオ)−フタルイミドは天然ゴムまたは合成ゴ
ムの早期加硫抑制剤として極めて有用な化合物で
ある。
<従来の技術>
N−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドはフ
タルイミドとシクロヘキシルスルフエニルクロラ
イドとを有機溶媒中で反応(イミド反応)させて
製造するのが一般的であり、この時生成する塩化
水素をトラツプするために有機アミンを反応系中
に共存させる方法(特公昭47−6499号公報、およ
び特公昭49−22940号公報)がしられている。
タルイミドとシクロヘキシルスルフエニルクロラ
イドとを有機溶媒中で反応(イミド反応)させて
製造するのが一般的であり、この時生成する塩化
水素をトラツプするために有機アミンを反応系中
に共存させる方法(特公昭47−6499号公報、およ
び特公昭49−22940号公報)がしられている。
一方、この反応の原料であるシクロヘキシルス
ルフエニルクロライドの製法としてはいくつかの
方法が報告されているが、シクロヘキシルチオー
ルまたはジシクロヘキシルジスルフイドを有機溶
媒中で塩素と反応させる方法が一般的である。
ルフエニルクロライドの製法としてはいくつかの
方法が報告されているが、シクロヘキシルチオー
ルまたはジシクロヘキシルジスルフイドを有機溶
媒中で塩素と反応させる方法が一般的である。
またシクロヘキシルスルフエニルクロライドは
非常に不安定であり、有機溶媒中で速やかに分解
する。(J.Org.Chem.34.51〜55(1969)に記載のJ.
E.Kerwoodらの研究)。
非常に不安定であり、有機溶媒中で速やかに分解
する。(J.Org.Chem.34.51〜55(1969)に記載のJ.
E.Kerwoodらの研究)。
従つて、上記公知例に従つてシクロヘキシルス
ルフエニルクロライドとフタルイミドからN−
(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドを製造する
場合、有機溶媒中でシクロヘキシルチオールまた
はジシクロヘキシルジスルフイドと塩素を反応さ
せて得た反応液を精製することなくそのままフタ
ルイミドと混合するのが工業的に有利な方法であ
る。
ルフエニルクロライドとフタルイミドからN−
(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドを製造する
場合、有機溶媒中でシクロヘキシルチオールまた
はジシクロヘキシルジスルフイドと塩素を反応さ
せて得た反応液を精製することなくそのままフタ
ルイミドと混合するのが工業的に有利な方法であ
る。
<発明が解決しようとする問題点>
本発明者らは有機溶媒中でジシクロヘキシルジ
スルフイドと塩素とを反応させて得た反応液とフ
タルイミドとを有機アミンの共存下で反応させN
−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの合成を
試みたが、N−(シクロヘキシルチオ)−フタルイ
ミドの品質が悪く製品規格にほど遠い製品しか得
られなかつた。
スルフイドと塩素とを反応させて得た反応液とフ
タルイミドとを有機アミンの共存下で反応させN
−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの合成を
試みたが、N−(シクロヘキシルチオ)−フタルイ
ミドの品質が悪く製品規格にほど遠い製品しか得
られなかつた。
従つて本発明の課題は、高純度のN−(シクロ
ヘキシルチオ)−フタルイミドを工業的に有利に
製造する方法を提供することにある。
ヘキシルチオ)−フタルイミドを工業的に有利に
製造する方法を提供することにある。
<問題点を解決するための手段および作用>
本発明の上記課題は有機アミンと有機溶媒の存
在下にフタルイミドとシクロヘキシルスルフエニ
ルクロライドとを反応させ、次いで生成反応液中
の有機アミンを鉱酸で中和させて鉱酸塩として水
層に移行せしめ、残る有機溶媒層にアルカリ水溶
液を混合させた後有機溶媒層と水層に分液し、次
いで該有機溶媒層からN−(シクロヘキシルチオ)
−フタルイミドを晶析させることを特徴とする高
純度N−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの
製法により達成された。
在下にフタルイミドとシクロヘキシルスルフエニ
ルクロライドとを反応させ、次いで生成反応液中
の有機アミンを鉱酸で中和させて鉱酸塩として水
層に移行せしめ、残る有機溶媒層にアルカリ水溶
液を混合させた後有機溶媒層と水層に分液し、次
いで該有機溶媒層からN−(シクロヘキシルチオ)
−フタルイミドを晶析させることを特徴とする高
純度N−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの
製法により達成された。
本発明に従えば、有機アミンの存在下有機溶媒
中でフタルイミドとシクロヘキシルスルフエニル
クロライドから得られるN−(シクロヘキシルチ
オ)−フタルイミドの反応液中の有機アミンを鉱
酸で中和し、鉱酸塩として水層へ回収し、一方有
機溶媒層にアルカリ水溶液を加えて混合し、未反
応のフタルイミドや不純物をアルカリ水溶液中に
移行せしめ、有機溶媒層から目的物N−(シクロ
ヘキシルチオ)−フタルイミドを晶析することに
より、高純度のN−(シクロヘキシルチオ)−フタ
ルイミドが取得されるのである。
中でフタルイミドとシクロヘキシルスルフエニル
クロライドから得られるN−(シクロヘキシルチ
オ)−フタルイミドの反応液中の有機アミンを鉱
酸で中和し、鉱酸塩として水層へ回収し、一方有
機溶媒層にアルカリ水溶液を加えて混合し、未反
応のフタルイミドや不純物をアルカリ水溶液中に
移行せしめ、有機溶媒層から目的物N−(シクロ
ヘキシルチオ)−フタルイミドを晶析することに
より、高純度のN−(シクロヘキシルチオ)−フタ
ルイミドが取得されるのである。
本発明においてアルカリ水溶液としてはアルカ
リ金属水酸化物の水溶液が好ましく用いられ、そ
の濃度は通常0.1重量%〜40重量%で好ましくは
1重量%〜5重量%である。
リ金属水酸化物の水溶液が好ましく用いられ、そ
の濃度は通常0.1重量%〜40重量%で好ましくは
1重量%〜5重量%である。
アルカリ水溶液の混合量は、アルカリ化合物の
量として、イミド化反応に使用したシクロヘキシ
ルスルフエニルクロライド1モルに対して通常
0.01モルから0.20で好ましくは0.05モルから0.15
モルである。
量として、イミド化反応に使用したシクロヘキシ
ルスルフエニルクロライド1モルに対して通常
0.01モルから0.20で好ましくは0.05モルから0.15
モルである。
本発明においてアルカリ水溶液の混合時の温度
は高温すぎるとアルカリ水溶液により目的物であ
るN−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドが分
解してしまう恐れがあるので室温付近が好まし
い。
は高温すぎるとアルカリ水溶液により目的物であ
るN−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドが分
解してしまう恐れがあるので室温付近が好まし
い。
本発明で使用する有機アミンは特に限定するも
のではないが、反応溶媒に溶ける3級アミンで好
ましくはトリエチルアミンである。有機アミンを
除去するために使用する鉱酸は反応溶媒と反応し
ないものであれば特に限定するものではないが好
ましくは塩酸および硫酸である。
のではないが、反応溶媒に溶ける3級アミンで好
ましくはトリエチルアミンである。有機アミンを
除去するために使用する鉱酸は反応溶媒と反応し
ないものであれば特に限定するものではないが好
ましくは塩酸および硫酸である。
本発明において使用される有機溶媒はN−(シ
クロヘキシルチオ)−フタルイミドをよく溶かし
塩素に対して安定なもので例えば四塩化炭素が好
ましく使用される。
クロヘキシルチオ)−フタルイミドをよく溶かし
塩素に対して安定なもので例えば四塩化炭素が好
ましく使用される。
以下、実施例によつて本発明をさらに具体的に
説明する。
説明する。
<実施例>
実施例 1
かきまぜ機、温度計、滴下ロートを備えたガラ
ス製四つ口フラスコの中に純度98%のフタルイミ
ド30.0g(0.2モル)と純度99%以上の四塩化炭素
200gとそして純度99%以上のトリエチルアミン
26.3gを入れ室温下でかきまぜた。
ス製四つ口フラスコの中に純度98%のフタルイミ
ド30.0g(0.2モル)と純度99%以上の四塩化炭素
200gとそして純度99%以上のトリエチルアミン
26.3gを入れ室温下でかきまぜた。
この中へ四塩化炭素を溶媒としたシクロヘキシ
ルスルフエニルクロライドの溶液200g(0.2モルの
シクロヘキシルスルフエニルクロライドが溶解し
ている)を定量ポンプにより1時間で供給した。
ルスルフエニルクロライドの溶液200g(0.2モルの
シクロヘキシルスルフエニルクロライドが溶解し
ている)を定量ポンプにより1時間で供給した。
供給終了後も30分間、室温下でかきまぜを継続
した。3%の塩酸水溶液72.9gを滴下ロートより
徐々に添加し過剰分のトリエチルアミンを中和し
た。
した。3%の塩酸水溶液72.9gを滴下ロートより
徐々に添加し過剰分のトリエチルアミンを中和し
た。
内液を分液ロートに移液した上層と下層を分離
した。下層を四つ口フラスコに移液し、その中へ
2%苛性ソーダ水溶液50gを入れ室温下で1時間
かきまぜた。内液を分液ロートに移液し上層と下
層を分離した。下層を2等分し一方の液からロー
タリーエバポレータで四塩化炭素を留去させたあ
と室温5Torr.以下の真空乾燥器で一夜乾燥し固
形物25.0gを得た。固形物の融点は89〜90℃でN
−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの純度は
液体クロマトグラフイで分析した結果95.8%であ
つた。
した。下層を四つ口フラスコに移液し、その中へ
2%苛性ソーダ水溶液50gを入れ室温下で1時間
かきまぜた。内液を分液ロートに移液し上層と下
層を分離した。下層を2等分し一方の液からロー
タリーエバポレータで四塩化炭素を留去させたあ
と室温5Torr.以下の真空乾燥器で一夜乾燥し固
形物25.0gを得た。固形物の融点は89〜90℃でN
−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの純度は
液体クロマトグラフイで分析した結果95.8%であ
つた。
もう一方の液をロータリエバポレータで濃縮し
N−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの結晶
を析出させた。
N−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの結晶
を析出させた。
この結晶を過鐘で分離したあと、室温、
5Torr.以下の真空乾燥器で一夜乾燥し結晶14.6g
を得た。結晶の融点は93〜94℃でN−(シクロヘ
キシルチオ)−フタルイミドの液体クロマトグラ
フイによる純度は99.7%であつた。
5Torr.以下の真空乾燥器で一夜乾燥し結晶14.6g
を得た。結晶の融点は93〜94℃でN−(シクロヘ
キシルチオ)−フタルイミドの液体クロマトグラ
フイによる純度は99.7%であつた。
実施例 2
実施例1の苛性ソーダ水溶液を苛性カリ水溶液
に代えた以外は実施例1と同じ方法で行なつた。
に代えた以外は実施例1と同じ方法で行なつた。
その結果、濃縮固形物24.9g、晶析結晶14.6gを
得た。融点は濃縮固形物で89〜90℃、晶析結晶で
93〜94℃であつた。
得た。融点は濃縮固形物で89〜90℃、晶析結晶で
93〜94℃であつた。
N−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの液
体クロマトグラフイによる純度は濃縮固形物で
95.6%、晶析結晶で99.6%であつた。
体クロマトグラフイによる純度は濃縮固形物で
95.6%、晶析結晶で99.6%であつた。
比較例
実施例1の苛性ソーダ水溶液処理を行なわなか
つた以外は実施例1と同じ方法で行なつた。
つた以外は実施例1と同じ方法で行なつた。
その結果、濃縮固形物26.0g、晶析結晶14.7gを
得た。融点は濃縮固形物で88〜89℃、晶析結晶で
91〜92℃であつた。
得た。融点は濃縮固形物で88〜89℃、晶析結晶で
91〜92℃であつた。
N−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの液
体クロマトグラフイによる純度は濃縮固形物で
92.3%、晶析結晶で97.2%であつた。
体クロマトグラフイによる純度は濃縮固形物で
92.3%、晶析結晶で97.2%であつた。
<発明の効果>
本発明によれば、アルカリ水溶液による処理お
よび晶析という極めて簡単な方法により99.5%以
上の高純度のN−(シクロヘキシルチオ)−フタル
イミドの取得が可能となつた。
よび晶析という極めて簡単な方法により99.5%以
上の高純度のN−(シクロヘキシルチオ)−フタル
イミドの取得が可能となつた。
Claims (1)
- 1 有機アミンと有機溶媒の存在下にフタルイミ
ドとシクロヘキシルスルフエニルクロライドとを
反応させ、次いで生成反応液中の有機アミンを鉱
酸で中和させて鉱酸塩として水層に移行せしめ、
残る有機溶媒層にアルカリ水溶液を混合させた後
有機溶媒層と水層に分液し、次いで該有機溶媒層
からN−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドを
晶析させることを特徴とする高純度N−(シクロ
ヘキシルチオ)−フタルイミドの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60052543A JPS61212559A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 高純度n−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60052543A JPS61212559A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 高純度n−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61212559A JPS61212559A (ja) | 1986-09-20 |
| JPH058703B2 true JPH058703B2 (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=12917696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60052543A Granted JPS61212559A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 高純度n−(シクロヘキシルチオ)−フタルイミドの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61212559A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100484384B1 (ko) * | 2002-07-24 | 2005-04-20 | 금호타이어 주식회사 | 공정성이 개선된 고무 조성물 |
-
1985
- 1985-03-18 JP JP60052543A patent/JPS61212559A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61212559A (ja) | 1986-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |