JPH0587228B2 - - Google Patents
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- JPH0587228B2 JPH0587228B2 JP61062727A JP6272786A JPH0587228B2 JP H0587228 B2 JPH0587228 B2 JP H0587228B2 JP 61062727 A JP61062727 A JP 61062727A JP 6272786 A JP6272786 A JP 6272786A JP H0587228 B2 JPH0587228 B2 JP H0587228B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thawing
- temperature
- medium
- food
- frozen
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
一般に大型凍結食品の解凍処理においては、媒
体の温度、流速および搬送温度または時間等解凍
条件を固定不変状にして行うと、媒体を高温にし
た場合は、外周部は急速に昇温解凍し、中心部は
該昇温が急速に及ばず、外周部と中心部との間に
温度差を生じ、該食品の外面にヒビ割れ状の亀裂
や高温による熱傷または変質、変性等を生じる。
一方、高温にしない場合は該食品の昇温解凍時間
に甚だしく長時間を要し、該食品の外面に酸化、
変色等の変質、変性を生じるなど、食品の鮮度品
質を低下する欠点がある。本発明は大型凍結食品
の物性、形状および凍結の状態に応じた解凍条件
を凍結品に与えることによつて、各部位が均質で
ある高品質の解凍食品を得る方法を提供するもの
である。
体の温度、流速および搬送温度または時間等解凍
条件を固定不変状にして行うと、媒体を高温にし
た場合は、外周部は急速に昇温解凍し、中心部は
該昇温が急速に及ばず、外周部と中心部との間に
温度差を生じ、該食品の外面にヒビ割れ状の亀裂
や高温による熱傷または変質、変性等を生じる。
一方、高温にしない場合は該食品の昇温解凍時間
に甚だしく長時間を要し、該食品の外面に酸化、
変色等の変質、変性を生じるなど、食品の鮮度品
質を低下する欠点がある。本発明は大型凍結食品
の物性、形状および凍結の状態に応じた解凍条件
を凍結品に与えることによつて、各部位が均質で
ある高品質の解凍食品を得る方法を提供するもの
である。
「従来の技術」
従来凍結食品の解凍処理法としては、一般に空
気解凍法、水解凍法、接触解凍法、電気解凍法お
よびそれらの組み合わせ解凍法などがあるが、こ
れらは解凍条件を固定不変状にして行うので、食
品の内外部の解凍状態に適応したデリケートな解
凍条件が選択できず、該食品の物性、形状および
凍結の状態によつては該品の各部位が不均質で外
面にヒビ割れ状の亀裂や高温による熱傷または変
質、変性を生ずる。また該ヒビ割れ状の亀裂等を
生じない温度条件で解凍する場合は、解凍に長時
間を要するため該食品の外面が酸化、変色等の変
質、変性を生ずるなど食品の鮮度品質を低下する
欠点があつた。
気解凍法、水解凍法、接触解凍法、電気解凍法お
よびそれらの組み合わせ解凍法などがあるが、こ
れらは解凍条件を固定不変状にして行うので、食
品の内外部の解凍状態に適応したデリケートな解
凍条件が選択できず、該食品の物性、形状および
凍結の状態によつては該品の各部位が不均質で外
面にヒビ割れ状の亀裂や高温による熱傷または変
質、変性を生ずる。また該ヒビ割れ状の亀裂等を
生じない温度条件で解凍する場合は、解凍に長時
間を要するため該食品の外面が酸化、変色等の変
質、変性を生ずるなど食品の鮮度品質を低下する
欠点があつた。
「発明が解決しようとする問題点」
本発明は、物性、形状および凍結状態等の異な
る大型凍結食品の解凍処理にあたり、凍結品の外
面にヒビ割れ状の亀裂、高温による熱傷または変
質、変性等を生じないようにし、かつ該食品の各
部が均質であり、凍結前の性状に復元できる解凍
手段を開発しようとするものである。
る大型凍結食品の解凍処理にあたり、凍結品の外
面にヒビ割れ状の亀裂、高温による熱傷または変
質、変性等を生じないようにし、かつ該食品の各
部が均質であり、凍結前の性状に復元できる解凍
手段を開発しようとするものである。
「問題点を解決するための手段」
前記目的を達成するために本発明においては、
大型凍結食品の物性、形状、凍結状態に応じて、
予備解凍、本解凍、均温処理、後解凍の段階的解
凍工程および解凍用媒体の温度、流速、搬送速
度、時間等の解凍条件を予めプログラム化し、該
食品の実際の物性、形状、解凍状態を入力し、入
力に応じたこの回路からの出力により前記解凍工
程および解凍条件を制御するにあたり、前記解凍
工程中に凍結食品外部を一時的に−5〜−15℃の
凍結温度にして均温処理するようにしたものであ
り、また上記方法にさらに圧力センサーを併用し
て微調整を行うようにしたものである。
大型凍結食品の物性、形状、凍結状態に応じて、
予備解凍、本解凍、均温処理、後解凍の段階的解
凍工程および解凍用媒体の温度、流速、搬送速
度、時間等の解凍条件を予めプログラム化し、該
食品の実際の物性、形状、解凍状態を入力し、入
力に応じたこの回路からの出力により前記解凍工
程および解凍条件を制御するにあたり、前記解凍
工程中に凍結食品外部を一時的に−5〜−15℃の
凍結温度にして均温処理するようにしたものであ
り、また上記方法にさらに圧力センサーを併用し
て微調整を行うようにしたものである。
本発明方法は、大型凍結食品の物性、形状、凍
結状態に応じた段階的解凍工程および解凍用媒体
の温度、流速、搬送速度、時間等の解凍条件を予
めプログラム化した装置、実際の凍結食品の入力
信号を記憶回路に伝送する装置、前記回路からの
出力により作動され、最適の解凍要件を制御する
装置において、予備解凍、本解凍、均温処理、後
解凍を連続して実施する解凍装置およびさらに微
調整用として凍結食品内部に装着される圧力セン
サー、圧力センサーによる検出値を解凍条件等の
制御装置に伝送する装置を設けた解凍装置によつ
て実施することが出来る。
結状態に応じた段階的解凍工程および解凍用媒体
の温度、流速、搬送速度、時間等の解凍条件を予
めプログラム化した装置、実際の凍結食品の入力
信号を記憶回路に伝送する装置、前記回路からの
出力により作動され、最適の解凍要件を制御する
装置において、予備解凍、本解凍、均温処理、後
解凍を連続して実施する解凍装置およびさらに微
調整用として凍結食品内部に装着される圧力セン
サー、圧力センサーによる検出値を解凍条件等の
制御装置に伝送する装置を設けた解凍装置によつ
て実施することが出来る。
凍結食品の物性、形状および凍結状態に応じて
内部圧は種々の値を示すが、いずれの場合も解凍
開始と共に内圧が一旦降下を始め、その後表面の
昇温と共に再び上昇に転じるから、内圧上昇開始
後約1.0Kg/cm2までの間で均温処理を開始すれば、
食品の表面の過解凍の防止が可能となる。
内部圧は種々の値を示すが、いずれの場合も解凍
開始と共に内圧が一旦降下を始め、その後表面の
昇温と共に再び上昇に転じるから、内圧上昇開始
後約1.0Kg/cm2までの間で均温処理を開始すれば、
食品の表面の過解凍の防止が可能となる。
凍結食品の物性、形状および凍結状態に応じ
て、解凍処理に加熱と冷却の併用をする本願の均
温解凍は、本発明者の多年の研究による独自の
「均温処理」の理論に基づく新技術である。
て、解凍処理に加熱と冷却の併用をする本願の均
温解凍は、本発明者の多年の研究による独自の
「均温処理」の理論に基づく新技術である。
「作用」
凍結食品を解凍用媒体に接すると、該食品の解
凍過程において、外周部が先ず昇温解凍し、中心
部に向かつて解凍が進行するが、凍結品の温度が
−20℃以下で、解凍用媒体の温度が常温(約20
℃)より高い場合は、解凍前の昇温に伴う膨張圧
に寄り外周部にヒビ割れ状の亀裂を生じ、さらに
高温を持続すれば外周部は解凍しても中心部は該
昇温が急速に及ばないため、外周部が必要以上に
昇温解凍し、高温障害を生ずる。一方、解凍用媒
体の温度が常温(約20℃)より低い場合は昇温解
凍時間に甚だしく長時間を要し、該食品の外面の
酸化、変色または変質、変性等を生ずることにな
る。
凍過程において、外周部が先ず昇温解凍し、中心
部に向かつて解凍が進行するが、凍結品の温度が
−20℃以下で、解凍用媒体の温度が常温(約20
℃)より高い場合は、解凍前の昇温に伴う膨張圧
に寄り外周部にヒビ割れ状の亀裂を生じ、さらに
高温を持続すれば外周部は解凍しても中心部は該
昇温が急速に及ばないため、外周部が必要以上に
昇温解凍し、高温障害を生ずる。一方、解凍用媒
体の温度が常温(約20℃)より低い場合は昇温解
凍時間に甚だしく長時間を要し、該食品の外面の
酸化、変色または変質、変性等を生ずることにな
る。
この様な現象に対し凍結食品の解凍工程(予備
解凍、本解凍、均温処理および後解凍等)および
解凍条件(解凍用媒体の温度、流速および搬送速
度または時間等)を予めプログラム化し、場合に
よつてはさらに該食品の表面および内部に装着し
た解凍分野では新規の圧力センサー等を併用する
ことによつて刻々に変化する内部圧、解凍の状態
等を監視し、その検出値を解凍条件にフイードバ
ツクさせ、該食品に均温処理を施すことによつて
食品の外周部と中心部の温度差をなくし、各部位
の状態を均質化させ、これらの作用によつて亀裂
や高温障害または変質、変性等のない高品質の解
凍食品を得る解凍処理が可能になつた。
解凍、本解凍、均温処理および後解凍等)および
解凍条件(解凍用媒体の温度、流速および搬送速
度または時間等)を予めプログラム化し、場合に
よつてはさらに該食品の表面および内部に装着し
た解凍分野では新規の圧力センサー等を併用する
ことによつて刻々に変化する内部圧、解凍の状態
等を監視し、その検出値を解凍条件にフイードバ
ツクさせ、該食品に均温処理を施すことによつて
食品の外周部と中心部の温度差をなくし、各部位
の状態を均質化させ、これらの作用によつて亀裂
や高温障害または変質、変性等のない高品質の解
凍食品を得る解凍処理が可能になつた。
「実施例」
本発明実施の一例を示した添付図面について大
型冷凍魚など大型凍結食品の解凍処理の状態を述
べる。
型冷凍魚など大型凍結食品の解凍処理の状態を述
べる。
第1図は縦軸を温度、横軸を時間とした解凍曲
線図で、図中(1),(2),(3),(4)は解凍工程の区分を
示し、食品の凍結状態に応じて、その品温が−20
℃以下として(1)は媒体の温度帯を0〜20℃とす
る予備解凍を行う区間、(2)は媒体温度帯を20〜
40℃とする本解凍区間、(3)は媒体の温度帯を−
5〜−15℃とする均温処理区間、(4)は媒体の温度
帯を0〜20℃とする後解凍区間である。1は凍
結食品の解凍初温で、予備解凍開始前の品温であ
る。2は予備解凍終了(本解凍開始)時の表面品
温で、2′は同時点の中心品温である。3は本解
凍終了(均温処理開始)時の表面品温で、3′は
同時点の中心品温である。4は均温処理終了(後
解凍開始)時の表面品温で、4′は同時点の中心
品温である。5は解凍終温で、解凍終了後の品温
である。第2図は前記各解凍工程の区分(1),(2),
(3),(4)における解凍装置の機構側面図で、aは解
凍を行う凍結食品、bはコンベアより成る解凍搬
送装置で、コンベア速度を1.2〜6m/minの可変
とし、予備解凍、本解凍、均温処理および後解凍
区間(1),(2),(3),(4)を所要の時間で通過するよう
長さをそれぞれ変化させたものである。cは各解
凍搬送装置bの上方および下方に設けた解凍用媒
体散布管で、解凍搬送装置b上の凍結食品aに解
凍用媒体を散布するものである。dは解凍媒体受
け皿で、各解凍搬送装置b下方に設けたもので、
該散布された媒体を受けるものである。eは解凍
用媒体循環ポンプで、吐出側に前記解凍用媒体散
布管cを連結したものである。fは予備解凍区間
(1)および後解凍区間(4)に設けた、hは本解凍区間
(2)に設けたそれぞれの解凍用媒体加熱器で、それ
ぞれ解凍媒体受け皿dよりの媒体を該加熱器f,
h中に通してそれぞれ0〜20℃,20〜40℃の所定
温度に加熱して各解凍用媒体循環ポンプeの吸入
側に連結したものである。iは解凍用媒体冷却器
で、均温処理区間(3)の解凍媒体受け皿dよりの媒
体を該冷却器i中に通し、−5〜−15℃の所定温
度に冷却して解凍用媒体循環ポンプeの吸入側に
連結したものである。Jは圧縮器Kよりの高温高
圧の冷媒ガスを凝縮して高圧の冷媒液とする凝縮
器である。該凝縮器Jより高圧の冷却液を膨張弁
Lにより低圧の冷媒液とし、解凍用媒体冷却器i
中を通過させ、前記該冷却器i中を流れる均温処
理区間(3)の解凍媒体受け皿dよりの媒体を−5〜
−15℃の所定温度に冷却するもので、圧縮機K、
凝縮機J,膨張弁Lおよび解凍用媒体冷却器iに
より冷凍サイクルを構成したものである。また該
凝縮器Jの中を凝縮媒体循環ポンプMにより凝縮
媒体を循環させ、分配器を介して前記各解凍用媒
体加熱器f,h中を流し、それぞれの解凍媒体受
け皿dよりの解凍用媒体を前記所定温度に加熱す
るようにし、各解凍用媒体加熱器f,hからの凝
縮媒体をヘツダーにより凝縮器Jに戻すようにし
たものである。該予備解凍、本解凍、均温処理お
よび後解凍の解凍工程とそれぞれの媒体温度と各
区間を通過する時間等の解凍条件を予めプログラ
ム化し、かつ微調整用として凍結食品aの表面お
よび内部に温度および圧力センサーを装着併用さ
せ、該食品の解凍状態によつて変化する温度また
は圧力等を検出監視し、それらをコンピユータ等
の制御装置(図示せず)のプログラム化された解
凍条件にフイードバツクさせることにより、該プ
ログラム化された解凍条件を常に保つように解凍
用媒体温度,流速、搬送速度または時間等を制御
する。前記解凍工程中に凍結食品外部を一時的に
−5〜−15℃の凍結温度にして均温処理すること
によつて、凍結食品aの解凍処理中における亀裂
や高温障害の防止および該食品の表面と中心の温
度差の解消に伴う各部位の均質化が可能となり、
食品固有の物性を損なわない高品質の解凍食品が
連続的に生産できるものである。
線図で、図中(1),(2),(3),(4)は解凍工程の区分を
示し、食品の凍結状態に応じて、その品温が−20
℃以下として(1)は媒体の温度帯を0〜20℃とす
る予備解凍を行う区間、(2)は媒体温度帯を20〜
40℃とする本解凍区間、(3)は媒体の温度帯を−
5〜−15℃とする均温処理区間、(4)は媒体の温度
帯を0〜20℃とする後解凍区間である。1は凍
結食品の解凍初温で、予備解凍開始前の品温であ
る。2は予備解凍終了(本解凍開始)時の表面品
温で、2′は同時点の中心品温である。3は本解
凍終了(均温処理開始)時の表面品温で、3′は
同時点の中心品温である。4は均温処理終了(後
解凍開始)時の表面品温で、4′は同時点の中心
品温である。5は解凍終温で、解凍終了後の品温
である。第2図は前記各解凍工程の区分(1),(2),
(3),(4)における解凍装置の機構側面図で、aは解
凍を行う凍結食品、bはコンベアより成る解凍搬
送装置で、コンベア速度を1.2〜6m/minの可変
とし、予備解凍、本解凍、均温処理および後解凍
区間(1),(2),(3),(4)を所要の時間で通過するよう
長さをそれぞれ変化させたものである。cは各解
凍搬送装置bの上方および下方に設けた解凍用媒
体散布管で、解凍搬送装置b上の凍結食品aに解
凍用媒体を散布するものである。dは解凍媒体受
け皿で、各解凍搬送装置b下方に設けたもので、
該散布された媒体を受けるものである。eは解凍
用媒体循環ポンプで、吐出側に前記解凍用媒体散
布管cを連結したものである。fは予備解凍区間
(1)および後解凍区間(4)に設けた、hは本解凍区間
(2)に設けたそれぞれの解凍用媒体加熱器で、それ
ぞれ解凍媒体受け皿dよりの媒体を該加熱器f,
h中に通してそれぞれ0〜20℃,20〜40℃の所定
温度に加熱して各解凍用媒体循環ポンプeの吸入
側に連結したものである。iは解凍用媒体冷却器
で、均温処理区間(3)の解凍媒体受け皿dよりの媒
体を該冷却器i中に通し、−5〜−15℃の所定温
度に冷却して解凍用媒体循環ポンプeの吸入側に
連結したものである。Jは圧縮器Kよりの高温高
圧の冷媒ガスを凝縮して高圧の冷媒液とする凝縮
器である。該凝縮器Jより高圧の冷却液を膨張弁
Lにより低圧の冷媒液とし、解凍用媒体冷却器i
中を通過させ、前記該冷却器i中を流れる均温処
理区間(3)の解凍媒体受け皿dよりの媒体を−5〜
−15℃の所定温度に冷却するもので、圧縮機K、
凝縮機J,膨張弁Lおよび解凍用媒体冷却器iに
より冷凍サイクルを構成したものである。また該
凝縮器Jの中を凝縮媒体循環ポンプMにより凝縮
媒体を循環させ、分配器を介して前記各解凍用媒
体加熱器f,h中を流し、それぞれの解凍媒体受
け皿dよりの解凍用媒体を前記所定温度に加熱す
るようにし、各解凍用媒体加熱器f,hからの凝
縮媒体をヘツダーにより凝縮器Jに戻すようにし
たものである。該予備解凍、本解凍、均温処理お
よび後解凍の解凍工程とそれぞれの媒体温度と各
区間を通過する時間等の解凍条件を予めプログラ
ム化し、かつ微調整用として凍結食品aの表面お
よび内部に温度および圧力センサーを装着併用さ
せ、該食品の解凍状態によつて変化する温度また
は圧力等を検出監視し、それらをコンピユータ等
の制御装置(図示せず)のプログラム化された解
凍条件にフイードバツクさせることにより、該プ
ログラム化された解凍条件を常に保つように解凍
用媒体温度,流速、搬送速度または時間等を制御
する。前記解凍工程中に凍結食品外部を一時的に
−5〜−15℃の凍結温度にして均温処理すること
によつて、凍結食品aの解凍処理中における亀裂
や高温障害の防止および該食品の表面と中心の温
度差の解消に伴う各部位の均質化が可能となり、
食品固有の物性を損なわない高品質の解凍食品が
連続的に生産できるものである。
なお、本発明においては、凍結食品の物性、形
状および凍結の状態に応じて施す段階的または連
続的な解凍条件の変化に、解凍用媒体冷却器i、
凝縮器J、圧縮器Kおよび膨張弁Lで一連の冷凍
サイクルを構成し、予備および後解凍区間(1),(4)
並びに本解凍区間(2)の解凍用媒体加熱器f,hと
して凝縮器J中を循環する凝縮媒体により解凍用
媒体冷却器i内を循環する冷媒より熱を奪い加熱
するようにし、均温処理区間(3)の解凍用媒体冷却
器iとして該冷媒が膨張弁Lにより低圧冷媒液と
なり該冷却器i内で蒸発する際に解凍用媒体より
帰化熱を奪い冷却するようにして対応したもので
ある。
状および凍結の状態に応じて施す段階的または連
続的な解凍条件の変化に、解凍用媒体冷却器i、
凝縮器J、圧縮器Kおよび膨張弁Lで一連の冷凍
サイクルを構成し、予備および後解凍区間(1),(4)
並びに本解凍区間(2)の解凍用媒体加熱器f,hと
して凝縮器J中を循環する凝縮媒体により解凍用
媒体冷却器i内を循環する冷媒より熱を奪い加熱
するようにし、均温処理区間(3)の解凍用媒体冷却
器iとして該冷媒が膨張弁Lにより低圧冷媒液と
なり該冷却器i内で蒸発する際に解凍用媒体より
帰化熱を奪い冷却するようにして対応したもので
ある。
「発明の効果」
本発明によると、解凍工程および解凍条件等を
凍結食品の物性、形状および凍結の状態に応じて
制御でき、しかも均温処理を施すことによつて、
大型凍結食品の解凍処理過程に生ずるおそれのあ
る亀裂や高温障害または変質、変性が防止され、
一定の高品質の解凍食品が短時間かつ連続的に得
られる。
凍結食品の物性、形状および凍結の状態に応じて
制御でき、しかも均温処理を施すことによつて、
大型凍結食品の解凍処理過程に生ずるおそれのあ
る亀裂や高温障害または変質、変性が防止され、
一定の高品質の解凍食品が短時間かつ連続的に得
られる。
添付図面は、本発明実施の一例を示すもので、
第1図は本発明による解凍曲線図、第2図は本装
置の機構側面図を示す。 1……凍結食品の解凍初温、2……予備解凍終
了(本解凍開始)時の表面品温、2′……同中心
品温、3……本解凍終了(均品処理開始)時の表
面品温、3′……同中心品温、4……均温処理終
了(後解凍開始)時の表面品温、4′……同中心
品温、5……解凍終温、(1)……予備解凍区間、(2)
……本解凍区間、(3)……均温処理区間、(4)……後
解凍区間、……予備解凍媒体温度帯、……本
解凍媒体温度帯、……均温処理媒体温度帯、
……後解凍媒体温度帯、a……凍結食品、b……
解凍搬送装置、c……解凍用媒体散布管、d……
解凍媒体受け皿、e……解凍用媒体循環ポンプ、
f,h……解凍用媒体加熱器、i……解凍用媒体
冷却器、J……凝縮器、K……圧縮機、L……膨
張弁、M……凝縮媒体循環ポンプ。
第1図は本発明による解凍曲線図、第2図は本装
置の機構側面図を示す。 1……凍結食品の解凍初温、2……予備解凍終
了(本解凍開始)時の表面品温、2′……同中心
品温、3……本解凍終了(均品処理開始)時の表
面品温、3′……同中心品温、4……均温処理終
了(後解凍開始)時の表面品温、4′……同中心
品温、5……解凍終温、(1)……予備解凍区間、(2)
……本解凍区間、(3)……均温処理区間、(4)……後
解凍区間、……予備解凍媒体温度帯、……本
解凍媒体温度帯、……均温処理媒体温度帯、
……後解凍媒体温度帯、a……凍結食品、b……
解凍搬送装置、c……解凍用媒体散布管、d……
解凍媒体受け皿、e……解凍用媒体循環ポンプ、
f,h……解凍用媒体加熱器、i……解凍用媒体
冷却器、J……凝縮器、K……圧縮機、L……膨
張弁、M……凝縮媒体循環ポンプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 大型凍結食品の物性、形状、凍結状態に応じ
て、予備解凍、本解凍、均温処理、後解凍の段階
的解凍工程および解凍用媒体の温度、流速、搬送
速度、時間等の解凍条件を予めプログラム化し、
該食品の実際の物性、形状、解凍状態を入力し、
入力に応じたこの回路からの出力により前記解凍
工程および解凍条件を制御するにあたり、前記解
凍工程中に凍結食品外部を一時的に−5〜−15℃
の凍結温度にして均温処理することを特徴とする
大型凍結食品の解凍方法。 2 大型凍結食品の物性、形状、凍結状態に応じ
て、予備解凍、本解凍、均温処理、後解凍の段階
的解凍工程および解凍用媒体の温度、流速、搬送
速度、時間等の解凍条件を予めプログラム化し、
該食品の実際の物性、形状、凍結状態を入力し、
入力に応じたこの回路からの出力により前記解凍
工程および解凍条件を制御するにあたり、前記解
凍工程中に凍結食品外部を一時的に−5〜−15℃
の凍結温度にして均温処理し、さらに圧力センサ
ーを併用して微調整を行うことを特徴とする大型
凍結食品の解凍方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6272786A JPS62220180A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 凍結食品の解凍方法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6272786A JPS62220180A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 凍結食品の解凍方法並びにその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62220180A JPS62220180A (ja) | 1987-09-28 |
| JPH0587228B2 true JPH0587228B2 (ja) | 1993-12-15 |
Family
ID=13208683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6272786A Granted JPS62220180A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 凍結食品の解凍方法並びにその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62220180A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01228450A (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-12 | Nisshin Kogyo Kk | 食品の凍結及び解凍方法並びにその装置 |
| JPH01247031A (ja) * | 1988-03-28 | 1989-10-02 | Nissin Kogyo Kk | 液体散布式懸垂凍結及び解凍装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5015156A (ja) * | 1973-06-12 | 1975-02-18 | ||
| JPS5615679A (en) * | 1979-07-12 | 1981-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Heating cooker |
-
1986
- 1986-03-19 JP JP6272786A patent/JPS62220180A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62220180A (ja) | 1987-09-28 |
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