JPH058737B2 - - Google Patents
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- JPH058737B2 JPH058737B2 JP59217223A JP21722384A JPH058737B2 JP H058737 B2 JPH058737 B2 JP H058737B2 JP 59217223 A JP59217223 A JP 59217223A JP 21722384 A JP21722384 A JP 21722384A JP H058737 B2 JPH058737 B2 JP H058737B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/02—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/02—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques
- C08J3/03—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in aqueous media
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2383/00—Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
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- Cosmetics (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明はポリオルガノシロキサンの微細なエマ
ルジヨンであつて、その微細エマルジヨン中のポ
リオルガノシロキサンの平均粒径が0.3ミクロン
より小さい微細エマルジヨンに関する。本発明は
またミクロエマルジヨン中のポリオルガノシロキ
サンの平均粒径が0.14ミクロンよりも小さいポリ
オルガノシロキサンのミクロエマルジヨンにも関
する。本発明はまた水中油型のかかる微細エマル
ジヨンならびにミクロエマルジヨンを造る方法に
も関する。小粒径液滴または集合体を有するかか
る本発明のエマルジヨンは外観上一般にややにご
りのある透明であつて、好ましくはほとんど透明
である。 従来技術 一般に半透明または透明のエマルジヨンを造る
ことは難かしい。水中油型のミクロエマルジヨン
は油中水型のミクロエマルジヨンよりも一般には
造るのが難かしい。かかる半透明または透明なエ
マルジヨン中の油相としてポリオルガノシロキサ
ンの僅かな限られた例のみが知られている。米国
特許第4146499(1979年3月27日発行)においてロ
サノ(Rosano)は水中油型のミクロエマルジヨ
ンの製造方法を教示している。ロサノは前述のよ
うなミクロエマルジヨンを4工程方法で造つた
が、それは(1)ほんのわずかに油相に溶解性である
第1の界面活性剤の選択、(2)この選択された第1
の界面活性剤を、水性相中に乳化された油の牛乳
状もしくは乳白色のエマルジヨンを生成するのに
有効な量で乳化さるべき油中に溶解すること、(3)
この溶解された第1の界面活性剤を有する油を水
相に添加して撹拌すること、そして(4)最後に、第
1の界面活性剤よりも若干一層水に溶解性である
第2の界面活性剤を前記水相中に供給して水中油
型の実質上清澄なミクロエマルジヨンを形成する
ことを包含する。この第2の界面活性剤は溶解さ
れた第1の界面活性剤含有油の添加に先立つて水
性相中に添加されるか、あるいは第3工程で造ら
れた乳白色のエマルジヨンに、所望の実質上清澄
なミクロエマルジヨンが得られるまで滴下するよ
うに使用するかいずれでもよい。水性媒質中に容
易には分散しない疎水性の油がロサノの方法に使
用される場合には、該水性媒質に分散されうる溶
媒中にまず前記疎水性油を溶解することが必要で
ある。この溶媒中に溶解された疎水性油はついで
ロサノ方法における油相として処理される。ロサ
ノ(例5)はポリオキシエチレン(20)ソルビタンモ
ノラウレートを第1の界面活性剤として、そして
ノニルフエノールポリエチレングリコールエーテ
ルを第2の界面活性剤として使用して、トリクロ
ロトリフルオロエタン中に溶解された疎水性油で
あるジメチルポリシロキサンのミクロエマルジヨ
ンの調製を記述した。他のポリオルガノシロキサ
ンを含有するミクロエマルジヨンはロサノにより
記述も教示もされていない。またポリオルガノシ
ロキサン ミクロエマルジヨンが、水性媒質に分
散されうる溶媒にまずポリオルガノシロキサンを
溶解しなくとも調製できることも教示されていな
い。 米国特許第3975294号(1976年8月17日発行)
および第4052331号(1977年10月4日発行)にお
いてデユモウリン(Dumoulin)は次の表面活性
組成物を使用するポリオルガノシロキサン ミク
ロエマルジヨン調製を教示しているが、それは(a)
4〜9−CH2CH2O−単位を含有するポリエチレ
ングリコールの少くとも1種のn−アルキル モ
ノエーテルの45〜90重量%(該n−アルキル ラ
ジカルは5〜15炭素原子を含有する)、(b)ナトリ
ウム ジアルキルスルホサクシネートの5〜35重
量%(線状または分枝状アルキル ラジカルは6
〜12炭素原子を含有する)、(c)オレイン酸、リノ
レイン酸、リノレニン酸およびリシノレイン酸か
ら選択される少くとも1種の酸の2〜17重量%、
および(d)トリエタノールアミンおよびn−ヒドロ
キシエチルモルフオリンから選択される少くとも
1種のアミンの1.5〜12重量%を含む。ここに述
べた表面活性組成物以外の界面活性剤を以てポリ
オルガノシロキサンからミクロエマルジヨンを造
ろうとする企ては失敗した。デユモウリンのこの
方法はポリオルガノシロキサン最高15重量%を含
有するミクロエマルジヨンを造ることができる。
またデユモウリンのこの方法は満足なミクロエマ
ルジヨンを調製するために前記の表面活性組成物
の大量を一般に必要とする。典型的には、必要と
される表面活性組成物の量はミクロエマルジヨン
化さるべきポリオルガノシロキサンの100重量部
当り約200〜1000重量部の範囲であつた。 米国特許第3433780号(1969年3月18日発行)
においてセカダ(Cekada)およびウエイエンベ
ルグ(Weyenberg)は単位式RSiO3/2(式中、R
は1〜7炭素原子を含有する炭化水素または置換
炭化水素である)のシルセスキオキサンのコロイ
ド サスペンジヨン(0.1ミクロンより小さい粒
径)の調製を教示している。これらのサスペンジ
ヨンまたはミクロエマルジヨンは適当なシランを
水−界面活性剤混合物に撹拌下添加することによ
つて造られたが、その際シランの量は(1)10重量%
より小、または(2)シランは時間当り、リツトル当
りシランの10モルより小の速度で添加された。こ
のセカダらの方法は一般式RSiO3/2のみのシロキ
サンの調製に限定される。セカダらの手法はエマ
ルジヨン重合の一例である。 本発明の目的および構成 本発明は、 (A) 一般式 RaQbSiO(4-a-b)/2 および場合により RcSiO(4-c)/2 (式中、aは0〜2であり、bは1〜3であ
り、cは1〜3であり、そして和(a+b)は
1〜3であり、 また式中、Rは1価の炭化水素または置換炭
化水素基であり、そしてQはSi−C結合を通じ
て珪素に結合する極性基であつて、その場合Q
は −CH2CH2SCH2COOH、 −CH2CH(CH3)CH2NHCH2CH2NH2、 −(CH2)3NH(CH2)2NH2、 −CH2CH2SCH2COOLi、 −(CH2)3O(CH2CH(CH3)O)2.5Hまたは を表わす)のシロキサン単位を含有するポリオ
ルガノシロキサン、 (B) 該ポリオルガノシロキサンに不溶性である少
なくとも1種の界面活性剤および (C) 水 から本質的になる水中油型のポリオルガノシロキ
サンのエマルジヨンであつて、 前記ポリオルガノシロキサンは分散相であり、
そして水は連続相であり、かつ前記ポリオルガノ
シロキサンエマルジヨンはほとんど透明であるこ
とを特徴とする、前記水中油型のポリオルガノシ
ロキサンエマルジヨンに関する。 本発明はまた、前記ポリオルガノシロキサンエ
マルジヨンが0.14ミクロンより小さい平均粒径を
有するミクロエマルジヨンに関する。 本発明はさらにまた前記水中油型のポリオルガ
ノシロキサンは混合温度において液状であり、か
つその場合前記界面活性剤の少くとも一種は混合
の温度においてポリオルガノシロキサンに不溶性
であること;そして (2) 工程(1)のポリオルガノシロキサンと界面活
性剤との混合物に水を添加すること、その場
合水はややにごりのある透明の油濃厚物
(Oil concentrate)を生成するのに十分な量
で添加すること、 によつてややにごりのある透明の油濃厚物を形
成すること;そして (B) 該油濃厚物を水中に迅速に分散させることに
より水中油型のポリオルガノシロキサン エマ
ルジヨンを形成すること、その場合該エマルジ
ヨン中の前記ポリオルガノシロキサンの平均粒
径は0.3ミクロンよりも小であることを包含す
る。 本発明はさらに前記水中油型のポリオルガノシ
ロキサン エマルジヨンを製造する別の方法にも
関し、その方法は (A) ポリオルガノシロキサン、少くとも一種の界
面活性剤および水を混合することによつてやや
にごりのある透明の油濃厚物を形成すること、
その場合前記ポリオルガノシロキサンは一般式 RaQbSiO(4−a−b)/2 および場合により RcSiO(4−c)/2 (式中、aは0〜2であり、bは1〜3であ
り、cは1〜3であり、そして和(a+b)は
1〜3であり、 また式中、Rは1価の炭化水素または置換炭
化水素基であり、そしてQはSi−C結合を通じ
て珪素に結合する極性基であつて、その場合Q
は −CH2CH2SCH2COOH、 −CH2CH(CH3)CH2NHCH2NH2 −(CH2)3NH(CH2)2NH2 −CH2CH2SH2COOLi −(CH2)3O(CH2CH(CH3)O)2.5Hまたは を表わす)のシロキサン単位を含有しているこ
と、その場合前記ポリオルガノシロキサンは混
合の温度において液状であり、またその場合前
記界面活性剤中の少くとも一種は混合の温度に
おいてポリオルガノシロキサンに不溶性であ
り、そしてその場合水はややにごりのある透明
の油濃厚物を生成するのに十分な量で存在する
こと;そして (B) 該ややにごりのある透明の油濃厚物を水中に
迅速に分散させることによつて水中油型のポリ
オルガノシロキサン エマルジヨンを形成する
こと、その場合該エマルジヨン中の前記ポリオ
ルガノシロキサンの平均粒径は0.3ミクロンよ
り小であること を包含する。 本発明の方法はややにごりのある透明そして好
ましくはほとんど透明の油濃厚物を先ず調製する
ことによつて実施される。このややにごりのある
透明油濃厚物は少くとも一つの特定の極性基を有
するポリオルガノシロキサン、ポリオルガノシロ
キサンに不溶性である界面活性剤および混合物を
ややにごりのある透明にするのに十分な水を含有
する。一般にこのややにごりのある透明油濃厚物
を形成するための成分の添加順序は限界的ではな
い。一つの方法はポリオルガノシロキサンと不溶
性界面活性剤との不透明混合物を造り、次いで所
望のややにごりのある透明であつて、好ましくは
ほとんど透明の油濃厚物を得るのに十分な水を添
加することである。一旦所定のポリオルガノシロ
キサン/界面活性剤の組合せに必要な水の量が知
られれば、三成分の所望量を一緒に単に混合する
ことによつて油濃厚物を造ることが好ましい。本
発明者は理論に拘束されるのを好まないけれど
も、油濃厚物は小平均粒径を有する油中水型のエ
マルジヨンであると信じられている。透明な油濃
厚物は油中水型のミクロエマルジヨンでありう
る。 この油濃厚物はその調製後まもなく、あるいは
多くの場合その調製数ケ月後または数年後でさ
え、いずれでも水中油型のポリオルガノシロキサ
ンを含有する微細エマルジヨン製造のために使用
できる。一般に、水と容易に反応するポリオルガ
ノシロキサンを含有する油濃厚物は長期間の安定
性を保たない。かかる油濃厚物はその調製直後に
使用さるべきである。本発明の方法により微細エ
マルジヨンないしミクロエマルジヨンを調製する
ために、ややにごりのある透明であつて、好まし
くはほとんど透明な油濃厚物は水中に迅速に分散
される。一般に、油濃厚物の水中での分散が速か
であればある程、得られるエマルジヨンの平均粒
径は一層小さい。一般に、かすんで見えるややに
ごりのある透明の油濃厚物は、急速に水に分散さ
れると、0.3ミクロンよりも小さい平均粒径を有
する微細エマルジヨンを与える。より好ましくは
ほとんど透明または清澄であるややにごりのある
透明の油濃厚物は水に迅速に分散される時に平均
粒径が0.14ミクロンよりも小さいミクロエマルジ
ヨンを一般に生成する。油濃厚物はほとんど透明
または清澄であつて、そのような油濃厚物から得
られるエマルジヨンが0.14ミクロンまたはより小
さい平均粒径を有することが望ましい。このよう
なエマルジヨンは一般に「ミクロエマルジヨン」
と呼ばれる。 ややにごりのある透明であって、好ましくはほ
とんど透明な油濃厚物は迅速に水に分散されて所
望の微細エマルジヨンまたはミクロエマルジヨン
を形成することができる。この油濃厚物は当業界
に知られている多数の方法で水に急速に分散させ
ることができる。たとえば、小規模には、油濃厚
物は単に水中に注いで混合物を手で迅速に振盪す
るだけでよい。大規模の生産のために、特に商業
規模では、油濃厚物を水中に急速分散させる機械
的手段が望ましい。かゝる機械的手段には各種の
動力駆動撹拌機による撹拌、超音波ミキサー、ブ
レンダー、コロイドミル、ホモジナイザー、イン
ラインミキサーおよびポンプがある。本発明の微
細エマルジヨンおよびミクロエマルジヨンはバツ
チ法、半連続法または連続法によつて造ることが
できる。 油濃厚物および油濃厚物から得られるエマルジ
ヨンのいずれも室温でもしくはその近くで造られ
ることが一般に好ましい。液状水と一致するより
高いおよびより低い温度も使用でき、そしてある
種のポリオルガノシロキサン/界面活性剤の組合
せでは事実好ましいことである。 本発明においてポリオルガノシロキサンは一般
式 RaQbSiO(4−a−b)/2 (式中、R、Q、aおよびbは前に定義したとお
りである)のシロキサン単位を含有することを必
須とし、場合により 一般式 RcSiO(4−c)/2 (式中、Rおよびcは前に定義したとおりであ
る)の追加のシロキサン単位を含有することがで
きる。存在できるR基の例としてはメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、オク
チル、デシル、ドデシル、オクタデシル、および
ミリシル基のようなアルキル基;ビニル、アルリ
ルおよびヘキセニル基のようなアルケニル基;シ
クロブチルおよびシクロヘキシルラジカルのよう
なシクロアルキル基;フエニル、キセニルおよび
ナフチル基のようなアリール基;ベンジルおよび
2−フエニルエチル基のようなアルアルキル基;
トリル、キシリルおよびメジチル基のようなアル
カリール基;3−クロロプロピル、4−ブロモブ
チル、3,3,3−トリフルオロプロピル、クロ
ロシクロヘキシル、ブロモフエニル、クロロフエ
ニル、α,α,α−トリフルオロトリルおよびジ
クロロキセル基のような対応するハロ炭化水素
基;2−シアノエチル、3−シアノプロピルおよ
びアノフエニル基のような対応するシアノ炭化水
素基;およびメルカプトエチル、メルカプトプロ
ピル、メルカプトヘキシルおよびメルカプトフエ
ニルのような対応するメルカプト炭化水素基があ
る。Rは1〜18炭素原子を含有する炭化水素基で
あることが好ましい。特に好ましいR基はメチ
ル、フエニル、およびビニル基である。 好適なポリオルガノシロキサンは次の一般式に
よつて説明できる: R(3−d)QdSi(R2SiO)x(RQSiO)ySiR
(3−d′)Q′d′ 式中、RおよびQは前に定義したとおりであり、
そしてdおよびd′は独立に0、1、2または3で
ある。xおよびyの値は(y+d+d′)が少くと
も1であり、かつ合計(x+y)が、油濃厚物が
0.3ミクロンより小さい平均粒径を得るのに十分
に迅速に水中に分散され得ない程大きくない限
り、特に限定されない。しかしながら合計(x+
y)は油濃厚物を水中に分散し易い約500よりも
小さいことが好ましい。0.3ミクロンよりも小さ
い平均粒径を有するエマルジヨンを得るために、
粘稠な油濃厚物が急速に水中に分散できる程十分
な機械的手段による撹拌をもし与えることができ
るならば、(x+y)のより大きな値を有するポ
リオルガノシロキサンでも本発明において使用で
きる。dおよびd′のいずれもが0でそれ故ポリオ
ルガノシロキサンがトリオルガノシロキサン単位
を以て末端封鎖されていることもまた好ましい。
再言するが、特に好ましいRラジカルはメチル、
フエニルおよびビニルラジカルである。 本発明における使用に適するポリオルガノシロ
キサンは分子中に一つより多いタイプの前記Qの
極性基を有しうることも当業者により理解されよ
う。当業者はまた単一の置換基中に一つより多い
タイプの前記Qの極性基を有するポリオルガノシ
ロキサンもまた本発明における使用に適するであ
らうことも理解すべきである。 さきに示されるように、ポリオルガノシロキサ
ンは少くとも一つの前記Qの極性基を有しなけれ
ばならない。ポリオルガノシロキサンは好ましく
は約1〜15モル%の前述の極性基を有すること、
そして約2〜10モル%の前述の極性基を有するこ
とが最も好ましい。15モル%より多くの前記Qの
極性基を含有するポリオルガノシロキサンのエマ
ルジヨンは本発明の方法によつて造ることができ
るが、しかしかゝるエマルジヨンの価格はその商
業上の使用を大いに低下させるであろう。 本発明において有用な前記Qの極性基含有ポリ
オルガノシロキサンは当業界に周知の手法で製造
できる。これらのポリオルガノシロキサンは商業
的に入手できる。それ故ここではその製造につい
ては述べない。 前記Qの極性基を含有しないポリオルガノシロ
キサンもまた本発明の手法により極性基含有ポリ
オルガノシロキサンの存在下にエマルジヨン化で
きる。エマルジヨン化できる非極性基含有ポリオ
ルガノシロキサンの量は存在する全ポリオルガノ
シロキサン基準で最高30重量%に通常限定され
る。もしかかる非極性基含有ポリオルガノシロキ
サンが本発明のエマルジヨン中に混入さるべきな
らば、それらは極性基含有ポリオルガノシロキサ
ンと共にかつ同時に油濃厚物中に添加されるべき
である。 油濃厚物は所望の前記Qの極性基含有ポリオル
ガノシロキサン、この極性基含有ポリオルガノシ
ロキサンに不溶性である少くとも一つの界面活性
剤、およびややにごりのある透明であつて、好ま
しくはほとんど透明な混合物を得るのに十分な水
を混合することによつて造られる。この不溶性の
界面活性剤はアニオン性、カチオン性、ノニオン
性または両性の性状であることができる。一般に
ノニオン性界面活性剤が好ましい。溶解性は簡単
なテストにより測定できる。界面活性剤の少量
(1グラムの数分の一)がポリオルガノシロキサ
ン油の数mlに添加される。もし界面活性剤が不溶
性であれば、曇つたサスペンジヨンが生じる;も
し界面活性剤が溶解性であれば、溶液は清澄にな
る。一般に、大抵の極性基含有ポリオルガノシロ
キサン油に界面活性剤が不溶性であるためには、
その界面活性剤の親水性−親油性バランス
(HLB)は約8よりも大きくあるべきである。こ
のHLBは適当な界面活性剤の最初の選択の指針
としてのみ与えられるので、本発明の限定として
ではない。ある種の極性基含有ポリオルガノシロ
キサンに対して8より小さいHLB値を有する界
面活性剤はそれに不溶性であることもあつて、本
発明の手法によつて0.3ミクロンよりも小さい平
均粒径を有するエマルジヨンを生成する。換言す
れば、ポリオルガノシロキサン油中の界面活性剤
の不溶解性はHLB値よりむしろ臨界的因子であ
る。 本発明において有用な不溶性界面活性剤は一般
に良く知られており、かつ商業的に入手可能であ
る。これら周知の界面活性剤には10〜22炭素原子
を有する脂肪酸のソルビタンエステル;95%まで
のエチレンオキサイドを有するC10〜C22脂肪酸の
ポリオキシエチレンソルビタンエステル;C10〜
C22脂肪酸のポリオキシエチレンソルビトールエ
ステル、6〜20炭素原子および95%までのエチレ
ンオキサイドを有する脂肪族フエノールのポリオ
キシエチレン誘導体;10〜22炭素原子を有する脂
肪族アミノおよびアミドベタイン;95%までのエ
チレンオキサイドを有するC10〜C22脂肪酸または
脂肪族アルコールのポリオキシエチレン縮合物;
イオン性界面活性剤たとえばアルキル基中6〜20
炭素のアルキルアリールスルホネート;C10〜C22
脂肪酸石鹸;C10〜C22脂肪族スルフエート;C10
〜C22アルキルスルホネート;ジアルキルスルホ
サクシネートのアルカリ金属塩;C10〜C22脂肪族
アミンオキサイド;C6〜C20炭素原子の脂肪族イ
ミダゾリン;10〜22炭素原子を有する脂肪族アミ
ドスルホベタイン;第4級界面活性剤たとえば10
〜22炭素原子を有する脂肪族アンモニウム化合
物;C10〜C22脂肪族モルホリンオキサイド;95%
までのエチレンオキサイドを有するカルボキシル
化エトキシル化C10〜C22アルコールのアルカリ金
属塩;95%までのエチレンオキサイドを有するグ
リセリンのC10〜C22脂肪酸モノエステルのエチレ
ンオキサイド縮合物;C10〜C22脂肪酸のモノ−ま
たはジエタノールアミド;およびエチレンオキサ
イド単位および(または)プロピレンオキサイド
単位を含有するアルコキシル化シロキサン界面活
性剤;およびフオスフエートエステルなどがあ
る。界面活性剤の分野で良く知られているよう
に、アニオン性界面活性剤の場合のカウンターイ
オンはアルカリ金属、アンモニア、または置換ア
ンモニアたとえばトリメチルアミンまたはトリエ
タノールアミンのいずれでもよい。通常アンモニ
ウム、ナトリウムおよびカリウムが好ましい。カ
チオン性界面活性剤の場合に、カウンターイオン
は通常ハライド、スルフエートまたはメソスルフ
エートであり、クロライドは最も普通に工業的に
入手可能な化合物である。上述の化合物は脂肪族
誘導体に特に関して記述された。それは親指性部
分を通常形成する脂肪族部分である。通常の脂肪
族基は天然または合成源のアルキル基である。大
抵の場合、アルキル基は性質上普通起るよう一つ
またはそれ以上のエチレン結合を有する対応する
エチレン系飽和基によつておきかえられることが
できる。通常の不飽和はオレイル、リノレイル、
デセニル、ヘキサデセニル、ドデセニルなどであ
る。当業界に知られているように、適当な場合
に、アルキル基は環式、即ちシクロアルキである
こともでき、あるいは直鎖または分枝鎖であるこ
ともできる。単一のノニオン性界面活性剤が不溶
性界面活性剤として使用される場合に、この界面
活性剤の曇り点エマルジヨン調製温度よりも高く
あるべきである。そのような界面活性剤(即ち、
低い曇り点を有する)は、もし不溶性でもありか
つ高い曇り点を有する他の界面活性剤も存在する
ならば使用できる。他の適当な界面活性剤の例と
してはソルビトールモノラウレート−エチレンオ
キサイド縮合物;ソルビトールモノミリステート
−エチレンオキサイド縮合物;ソルビトールモノ
ステアレート−エチレンオキサイド縮合物;ドテ
シルフエノール−エチレンオキサイド縮合物;ミ
リスチルフエノール−エチレンオキサイド縮合
物;オクチルフエニル−エチレンオキサイド縮合
物;ノニルフエニル−エチレンオキサイド縮合
物;ステアリルフエノール−エチレンオキサイド
縮合物;ラウリルアルコール−エチレンオキサイ
ド縮合物;ステアリルアルコール−エチレンオキ
サイド縮合物;第2級アルコール−エチレンオキ
サイド縮合物たとえばエチレンオキサイドと縮合
したC14〜C15第2級アルコール;ドデシルアミノ
ベタイン;ココアミドスルホベタイン;オレイル
アミドベタイン;ココイミダゾリン;ココスルホ
イミダゾリン;セチルイミダゾリン;1−ヒドロ
キシエチル−2−ヘプタデセニルイミダゾリン;
1−ヒドロキシエチル−2−混合ヘプタデセニル
ヘプタデカジエニルイミダゾリン;n−ココモル
ホリンオキサイド;デシルジメチルアミンオキサ
イド;エチレンオキサイドと縮合したソルビタン
トリステアレート;エチレンオキサイドと縮合し
たソルビタントリオレエート;ソルビタントリオ
レエート;ナトリウムまたはカリウムドデシルス
ルフエート;ナトリウムまたはカリウムステアリ
ルスルフエート;ナトリウムまたはカリウムドデ
シルベンゼンスルフエート;ナトリウムまたはカ
リウムステアリルスルホネート;ドデシルスルフ
エートのトリエタノールアミン塩;トリメチルド
デシルアンモニウムクロライド;トリメチルステ
アリルアンモニウムメソスルフエート;ナトリウ
ムラウレート;ナトリウムまたはカリウムミリス
テート;およびナトリウムまたはカリウムステア
レートがある。 本発明の実施に好適な界面活性剤としてはオク
チルフエノキシポリエトキシエタノール(エチレ
ンオキサイド単位の色々の量を有するノニオン性
界面活性剤で米国ペンシルバニア州フイラデルフ
イア所在のローム・アンド・ハースカンパニーか
ら一般商品名「トリトン」(Triton)で入手でき
る);トリメチルノニルポリエチレングリコール
エーテルおよび線状11−15炭素原子含有アルコー
ルのポリエチレングリコールエーテル(米国ニユ
ーヨーク州ニユーヨーク所在のユニオン・カーバ
イド・コーポレーシヨンから一般商品名「テルジ
トール」(Tergitol)で入手できる);ノニオン性
エトキシル化トリデシルエーテル(米国サウスカ
ロライナ州、モウルジン所在エメリー・インダス
トリーズ(Emery Industries)から一般商品名
「トリコール」(Trycol)で入手できる);ジアル
キルスルホサクシネートのアルカリ金属塩(米国
ニユジヤージー州ウエイン所在「アメリカン・サ
イアナミド・カンパニーから一般商品名「エアロ
ゾル」(Aerosol)で入手できる);ポリエトキシ
ル化第4級アンモニウム塩および第1級脂肪族ア
ミンのエチレンオキサイド縮合生成物(米国、イ
リノイ州シカゴ所在アルマク・カンパニー
(Armak Co.)からそれぞれ一般商品名「エトク
ワド」(Ethoquad)および「エトミーン」
(Ethomeen)で入手できる);およびエチレンオ
キサイドおよび(または)プロピレンオキサイド
基を含有するアルコキシル化シロキサン界面活性
剤がある。これらの好ましい界面活性剤はまた他
の供給会社から異る商品名で得ることができる。 当業者が分るであろうように、上述の一定種類
の界面活性剤のすべてが本発明の実施における第
1の界面活性剤として適するのではない。一定系
列の界面活性剤の若干が関心のあるシロキサン油
中に溶解性でありうる、そしてそれ故、本発明の
エマルジヨン中の唯一の界面活性剤もしくは第1
の界面活性剤として使用し適しないであろう。他
の界面活性剤は低過ぎる曇り点を持ちあるいは半
透明の油濃縮物の生成のために許せないその他の
性質を有することがある。「トリトン」系列のノ
ニオン性界面活性剤はこの点を例証するために使
用できる。「トリトンX15」および「X35」は本
発明のポリオルガノシロキサン油の大部分に、全
部ではないとしても、溶解性であつて、それ故油
濃厚物中の唯一の界面活性剤として適当ではな
い。「トリトンX100」はこの系列の他の物と共に
本発明の大抵のポリオルガノシロキサン油に不溶
解であり、それで本発明の実施における使用に非
常に満足なものである。 ポリオルガノシロキサン油中に不溶解性である
一つの必要とされた界面活性剤に加えて、他の界
面活性剤もまた本発明の油濃厚物または微細エマ
ルジヨンないしミクロエマルジヨン中に存在しう
る。必要な不溶解性界面活性剤は“プライマリ
ー・サーフアクタント”、第1の界面活性剤と呼
ばれ、一方他の界面活性剤はセカンダリー・サー
フアクタント、第2の界面活性剤と呼ばれる。こ
れらの第2の界面活性剤は、なかんずつ油濃厚物
の安定性を改良するために、微細エマルジヨンな
いしミクロエマルジヨンの安定性を改良するため
に、あるいは最終エマルジヨンのより小さい平均
粒径を可能にするために使用できる。この第2の
界面活性剤は第1の界面活性剤が油濃厚物を形成
するために添加されると同時に添加されてよく、
あるいは油濃厚物が造られた後にそれに添加され
てもよく、または油濃厚物が稀釈水中に迅速に分
散される前にそれに添加してもよく、さらにある
いは最終の微細エマルジヨンないしミクロエマル
ジヨンに添加されてもよい。もし第2の界面活性
剤がややにごりのある透明な油濃厚物に添加され
て得られた油濃厚物がくもりになるならば、その
時には追加の水がややにごりのある透明な油濃厚
物をもう一度形成するために添加されるべきであ
る。第2の界面活性剤はアニオン性、カチオン
性、ノニオン性あるいは両性であつてよい。第2
の界面活性剤(単数または複数)はポリオルガノ
シロキサン油に溶解性または不溶解性のいずれで
もよい。一般に第2の界面活性剤は第1の界面活
性剤の前述のかなり広汎なリスト中に与えられた
界面活性剤の同じ一般タイプのものである。もし
不溶解性の界面活性剤が油濃厚物中の第2の界面
活性剤として使用されるならば、第1のまたは第
2の界面活性剤として界面活性剤にレツテルを貼
るかは重要ではない。必要なのは少くとも一つの
不溶解性の界面活性剤が清澄な油濃厚物中に存在
することだけである。 油濃厚物中の第1の界面活性剤の量は分散相中
のポリオルガノシロキサンに対して界面活性剤の
少くとも単分子相を与える量で通常あるべきであ
る。第1の界面活性剤の低水準、単分子相の約80
%への落込みは使用できるけれども、そのような
油濃厚物から造られたエマルジヨンは満足な程度
が低い。当然のことながら、一つの単分子相より
過剰の第1の界面活性剤の水準は使用してもよ
く、また事実好ましい。当業者が理解するよう
に、単分子相カバーのために十分な第1の界面活
性剤の量はポリオルガノシロキサンの粒径、粒径
分布、および水性相と分散相との界面で界面活性
剤分子により占められる表面積によつて決まる。
一般に、エマルジヨン中のポリオルガノシロキサ
ンの平均粒径が小であればある程、単分子相を形
成するために必要とする界面活性剤は多い。一般
に、第1の界面活性剤はポリオルガノシロキサン
の100重量部当り、好ましくは約10ないし200重量
部の範囲にあるべきである。最も好ましくは、第
1の界面活性剤の量はポリオルガノシロキサン
100重量部当り約20ないし40重量部の範囲である
べきである。 油濃厚物中に使用される水の量はややにごりの
ある透明の油濃厚物を生成するのに十分な量であ
る。清澄な油濃厚物を形成するのに必要な水の量
は使用される特定のシロキサンおよび界面活性剤
ならびにそれらの相対的な量によつて決まる。代
表的には、ややにごりのある透明の油濃厚物を形
成するために必要な水の量はポリオルガノシロキ
サン100重量部当り4ないし30重量部の範囲にな
る。特定のポリオルガノシロキサンと界面活性剤
との組合せはこれらの一般的指針が示唆するより
もややにごりのある透明の油濃厚物を形成するた
めに多少水を必要とする。 ややにごりのある透明であつて、好ましくはほ
とんど透明な油濃厚物は水に迅速に分散されて
0.3ミクロンよりも小さい平均粒径を有する微細
エマルジヨン、あるいは0.14ミクロンより小さい
平均粒径を有するミクロエマルジヨンを生成す
る。油濃厚物が急速に中に分散される稀釈水の量
は、(1)得られるエマルジヨンが水中油型であるよ
うに十分な稀釈水があり、かつ(2)得られるエマル
ジヨンがその意図する用途のため十分な安定性を
有する限り臨界的なものではない。エマルジヨン
は、エマルジヨンの全重量に基づき、ポリオルガ
ノシロキサン約5ないし55重量%を含有する本発
明の方法によつて造ることができる。好ましくは
本発明のエマルジヨンは全エマルジヨンの重量に
基づきポリオルガノシロキサン約10ないし40重量
%を含有する。エマルジヨンはポリオルガノシロ
キサンのより少ないものでも造れるが、そのよう
なエマルジヨンは経済的に魅力がないものとなろ
う。 本発明の方法により造られる微細エマルジヨン
は本来一般的にややにごりのある透明で0.3ミク
ロンより小さい平均粒径を有する。本発明の方法
により造られるミクロエマルジヨンは外観上一般
にほとんど透明であつて0.14ミクロンより小さい
平均粒径を有する。非常に小さい粒径のため、こ
れらのエマルジヨンは清澄なシリコーン含有製品
の製造において清澄な水溶液に対する添加剤とし
て、またすぐれたエマルジヨン安定性が望まれる
場合に利点があるはずである。本発明のエマルジ
ヨンは化粧品および身廻り手入れ品、たとえば手
や顔用のローシヨン、クリーム、シヤンプー、ヘ
アリンスおよびコンデイシヨナー、ひげ剃り用ロ
ーシヨンおよびクリームなどに、つや出し剤およ
びワツクスに、また床みがき剤や消毒剤に使用で
きる。このようなエマルジヨンは皮革および繊維
商品の手入れにも使用できる。その他の用途は当
業者にとつて明らかであろう。 実施例 以下の実施例は例証のため記載されるのであつ
て、限定のつもりではない。実施例中、「部」は
特に断りない限り「重量部」を意味する。%は特
に断りない限り重量%である。粒径の測定は
M2000コーリレーター(相関計)および632.8nm
レーザー光源を備えたマルバーン(Malvern)
RR102スペクトロメーターで、準弾性光分散の
原理およびD.E.コツペル(Koppel)の累積方法
〔J.Chem.Phys.57 4814(1972)〕を用いておこな
われた。油濃厚物およびエマルジヨンの両方共視
覚による観察のため一オンス硝子びん中で試験さ
れた。 例 1 本例は数種の異るやり方によるアミノ−官能性
シリコーンのミクロエマルジヨンの調製を示す。
このアミノ−官能性シリコーンは次の一般式によ
り記述することができる: (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕96 〔CH3QSi〕2Si(CH3)3 式中、Qは1価の極性基 −CH2CH(CH3)CH2NHCH2CH2NH2であ
る。 第1の方法において、水18部とノニオン性界面
活性剤トリトンX405〔オクチルフエノキシポリエ
トキシ(40)エタノール、水中70%、米国ペンシ
ルバニア州フイラデルフイア所在ローム・アン
ド・ハース カンパー製〕1.4部との混合物を空
気撹拌機で350rpmで撹拌した。この撹拌された
混合物にアミノ官能性シリコーン100部を4分間
にわたつて添加し不透明の混合物を生成した。こ
の不透明の混合物にノニオン性界面活性剤タージ
トールTMN−6(トリメチルノニル ポリエチ
レン グリコール エーテル 米国ニユーヨーク
所在ユニオン・カーバイト コーポレーシヨン
製)を注射器ポンプにより0.4ml/分の速度で添
加した。撹拌は添加の過程を通じて続けられた。
TMN−6約20部の追加後、溶液はややにごりの
ある透明となつた。TMN−6の29部が添加され
るまで添加をつづけた。最後溶液(油濃厚物)は
ややにごりのある透明に留まり、そして約67%シ
リコーン油を含有した。 この油濃厚物は多量の水(約2000部)に、油濃
厚物を硝子びん中の水に添加しかつ手でびんを振
盪することにより、急速に分散された。約0.09ミ
クロンの平均粒径を有する約5%のシロキサン油
を含有するややにごりのある透明の青色ミクロエ
マルジヨンが得られた。 第2の方法は同一のシリコーン油および界面活
性剤を使用して同様なミクロエマルジヨンを造る
ために使用された。アミノ官能シリコーンの100
部を350rpmで運転する空気撹拌機を備えたビー
カー中に入れた。タージトールTMN−6界面活
性剤(29部)を1分間にわたつて添加した。得ら
れた混合物は不透明であつた。トリトンX405界
面活性剤(1.4部)を不透明となつている混合物
に添加した。油濃厚物はこのシリコーン油/界面
活性剤混合物に18部の水を2分間にわたり添加す
ることにより造られた。水の約半分が添加された
後、混合物は清澄になり始め、水を約1/2ないし
1/3追加した後、油濃厚物は清澄であり、全部の
水が添加された後も清澄のまゝであつた。この清
澄な油濃厚物は上述の第1の方法で造られた油濃
厚物と視覚的には同一であつた。15分間油濃厚物
を撹した後、この油濃厚物数滴を硝子びん中の水
に(シリコーン油100部当り2000部の水に等しい)
添加してから手で混合した。半透明なミクロエマ
ルジヨンが得られた。 この第2の方法によつて造られた油濃厚物は清
澄で、少くとも2ケ月間の室温での貯蔵後ミクロ
エマルジヨンを形成することができた。約4ケ月
貯蔵後、この油濃厚物は三層に分離して、もはや
ミクロエマルジヨンを形成することができなかつ
た。 例 2 例1に記載したシリコーン油の100部、タージ
トールTMN−6の29部およびトリトンX405の
1.4部を混合して不透明混合物を造つた。水を18
部の水が添加されるまでゆつくり撹拌しながら添
加したが混合物は清澄であつた。この油濃厚物の
数滴を硝子びん中の水にゆつくり添加して約5%
シリコーン油エマルジヨンを得た。この油濃厚物
の添加後、時間の遅延を変えた後に硝子びんを手
により振盪した。シリコーン油滴の平均粒径は、
油濃厚物の水への添加と油濃厚物の水中の分散と
の間時間のおくれの函数として測定された。 時間遅延(秒) 粒径(ミクロン) 5 0.075 10 0.102 45 0.181 10秒より短かいか等しい時間のおくれでミクロ
エマルジヨンが得られた。45秒の時間のおくれで
さえ微細エマルジヨンが得られた。即ち、油濃厚
物の水への添加と油濃厚物の水中の分散との間の
おくれが最小に保たれる場合に最小平均粒径が得
られると思われる。 例 3 例2の油濃厚物(2.2g)を、23℃および31℃
の両方とで、水の27.8g中に迅速に分散した。23
℃の平均粒径0.079ミクロンのミクロエマルジヨ
ンが得られた。31℃でもミクロエマルジヨンが得
られたが、しかし23℃で形成されたもの程は清澄
ではなかつた。 例 4 例1のアミノ官能性シリコーン油の100部およ
びタージトールTMN−6界面活性剤の28.6部で
不透明の混合物を得た。この不透明混合物に種種
の量の水を添加することにより油濃厚物を調製し
た。得られた油濃厚物の外観が記録された。次い
でこの油濃厚物を撹拌下水の2000部に添加し、エ
マルジヨンを調製した。この得られたエマルジヨ
ンの平均粒径が測定された。
ルジヨンであつて、その微細エマルジヨン中のポ
リオルガノシロキサンの平均粒径が0.3ミクロン
より小さい微細エマルジヨンに関する。本発明は
またミクロエマルジヨン中のポリオルガノシロキ
サンの平均粒径が0.14ミクロンよりも小さいポリ
オルガノシロキサンのミクロエマルジヨンにも関
する。本発明はまた水中油型のかかる微細エマル
ジヨンならびにミクロエマルジヨンを造る方法に
も関する。小粒径液滴または集合体を有するかか
る本発明のエマルジヨンは外観上一般にややにご
りのある透明であつて、好ましくはほとんど透明
である。 従来技術 一般に半透明または透明のエマルジヨンを造る
ことは難かしい。水中油型のミクロエマルジヨン
は油中水型のミクロエマルジヨンよりも一般には
造るのが難かしい。かかる半透明または透明なエ
マルジヨン中の油相としてポリオルガノシロキサ
ンの僅かな限られた例のみが知られている。米国
特許第4146499(1979年3月27日発行)においてロ
サノ(Rosano)は水中油型のミクロエマルジヨ
ンの製造方法を教示している。ロサノは前述のよ
うなミクロエマルジヨンを4工程方法で造つた
が、それは(1)ほんのわずかに油相に溶解性である
第1の界面活性剤の選択、(2)この選択された第1
の界面活性剤を、水性相中に乳化された油の牛乳
状もしくは乳白色のエマルジヨンを生成するのに
有効な量で乳化さるべき油中に溶解すること、(3)
この溶解された第1の界面活性剤を有する油を水
相に添加して撹拌すること、そして(4)最後に、第
1の界面活性剤よりも若干一層水に溶解性である
第2の界面活性剤を前記水相中に供給して水中油
型の実質上清澄なミクロエマルジヨンを形成する
ことを包含する。この第2の界面活性剤は溶解さ
れた第1の界面活性剤含有油の添加に先立つて水
性相中に添加されるか、あるいは第3工程で造ら
れた乳白色のエマルジヨンに、所望の実質上清澄
なミクロエマルジヨンが得られるまで滴下するよ
うに使用するかいずれでもよい。水性媒質中に容
易には分散しない疎水性の油がロサノの方法に使
用される場合には、該水性媒質に分散されうる溶
媒中にまず前記疎水性油を溶解することが必要で
ある。この溶媒中に溶解された疎水性油はついで
ロサノ方法における油相として処理される。ロサ
ノ(例5)はポリオキシエチレン(20)ソルビタンモ
ノラウレートを第1の界面活性剤として、そして
ノニルフエノールポリエチレングリコールエーテ
ルを第2の界面活性剤として使用して、トリクロ
ロトリフルオロエタン中に溶解された疎水性油で
あるジメチルポリシロキサンのミクロエマルジヨ
ンの調製を記述した。他のポリオルガノシロキサ
ンを含有するミクロエマルジヨンはロサノにより
記述も教示もされていない。またポリオルガノシ
ロキサン ミクロエマルジヨンが、水性媒質に分
散されうる溶媒にまずポリオルガノシロキサンを
溶解しなくとも調製できることも教示されていな
い。 米国特許第3975294号(1976年8月17日発行)
および第4052331号(1977年10月4日発行)にお
いてデユモウリン(Dumoulin)は次の表面活性
組成物を使用するポリオルガノシロキサン ミク
ロエマルジヨン調製を教示しているが、それは(a)
4〜9−CH2CH2O−単位を含有するポリエチレ
ングリコールの少くとも1種のn−アルキル モ
ノエーテルの45〜90重量%(該n−アルキル ラ
ジカルは5〜15炭素原子を含有する)、(b)ナトリ
ウム ジアルキルスルホサクシネートの5〜35重
量%(線状または分枝状アルキル ラジカルは6
〜12炭素原子を含有する)、(c)オレイン酸、リノ
レイン酸、リノレニン酸およびリシノレイン酸か
ら選択される少くとも1種の酸の2〜17重量%、
および(d)トリエタノールアミンおよびn−ヒドロ
キシエチルモルフオリンから選択される少くとも
1種のアミンの1.5〜12重量%を含む。ここに述
べた表面活性組成物以外の界面活性剤を以てポリ
オルガノシロキサンからミクロエマルジヨンを造
ろうとする企ては失敗した。デユモウリンのこの
方法はポリオルガノシロキサン最高15重量%を含
有するミクロエマルジヨンを造ることができる。
またデユモウリンのこの方法は満足なミクロエマ
ルジヨンを調製するために前記の表面活性組成物
の大量を一般に必要とする。典型的には、必要と
される表面活性組成物の量はミクロエマルジヨン
化さるべきポリオルガノシロキサンの100重量部
当り約200〜1000重量部の範囲であつた。 米国特許第3433780号(1969年3月18日発行)
においてセカダ(Cekada)およびウエイエンベ
ルグ(Weyenberg)は単位式RSiO3/2(式中、R
は1〜7炭素原子を含有する炭化水素または置換
炭化水素である)のシルセスキオキサンのコロイ
ド サスペンジヨン(0.1ミクロンより小さい粒
径)の調製を教示している。これらのサスペンジ
ヨンまたはミクロエマルジヨンは適当なシランを
水−界面活性剤混合物に撹拌下添加することによ
つて造られたが、その際シランの量は(1)10重量%
より小、または(2)シランは時間当り、リツトル当
りシランの10モルより小の速度で添加された。こ
のセカダらの方法は一般式RSiO3/2のみのシロキ
サンの調製に限定される。セカダらの手法はエマ
ルジヨン重合の一例である。 本発明の目的および構成 本発明は、 (A) 一般式 RaQbSiO(4-a-b)/2 および場合により RcSiO(4-c)/2 (式中、aは0〜2であり、bは1〜3であ
り、cは1〜3であり、そして和(a+b)は
1〜3であり、 また式中、Rは1価の炭化水素または置換炭
化水素基であり、そしてQはSi−C結合を通じ
て珪素に結合する極性基であつて、その場合Q
は −CH2CH2SCH2COOH、 −CH2CH(CH3)CH2NHCH2CH2NH2、 −(CH2)3NH(CH2)2NH2、 −CH2CH2SCH2COOLi、 −(CH2)3O(CH2CH(CH3)O)2.5Hまたは を表わす)のシロキサン単位を含有するポリオ
ルガノシロキサン、 (B) 該ポリオルガノシロキサンに不溶性である少
なくとも1種の界面活性剤および (C) 水 から本質的になる水中油型のポリオルガノシロキ
サンのエマルジヨンであつて、 前記ポリオルガノシロキサンは分散相であり、
そして水は連続相であり、かつ前記ポリオルガノ
シロキサンエマルジヨンはほとんど透明であるこ
とを特徴とする、前記水中油型のポリオルガノシ
ロキサンエマルジヨンに関する。 本発明はまた、前記ポリオルガノシロキサンエ
マルジヨンが0.14ミクロンより小さい平均粒径を
有するミクロエマルジヨンに関する。 本発明はさらにまた前記水中油型のポリオルガ
ノシロキサンは混合温度において液状であり、か
つその場合前記界面活性剤の少くとも一種は混合
の温度においてポリオルガノシロキサンに不溶性
であること;そして (2) 工程(1)のポリオルガノシロキサンと界面活
性剤との混合物に水を添加すること、その場
合水はややにごりのある透明の油濃厚物
(Oil concentrate)を生成するのに十分な量
で添加すること、 によつてややにごりのある透明の油濃厚物を形
成すること;そして (B) 該油濃厚物を水中に迅速に分散させることに
より水中油型のポリオルガノシロキサン エマ
ルジヨンを形成すること、その場合該エマルジ
ヨン中の前記ポリオルガノシロキサンの平均粒
径は0.3ミクロンよりも小であることを包含す
る。 本発明はさらに前記水中油型のポリオルガノシ
ロキサン エマルジヨンを製造する別の方法にも
関し、その方法は (A) ポリオルガノシロキサン、少くとも一種の界
面活性剤および水を混合することによつてやや
にごりのある透明の油濃厚物を形成すること、
その場合前記ポリオルガノシロキサンは一般式 RaQbSiO(4−a−b)/2 および場合により RcSiO(4−c)/2 (式中、aは0〜2であり、bは1〜3であ
り、cは1〜3であり、そして和(a+b)は
1〜3であり、 また式中、Rは1価の炭化水素または置換炭
化水素基であり、そしてQはSi−C結合を通じ
て珪素に結合する極性基であつて、その場合Q
は −CH2CH2SCH2COOH、 −CH2CH(CH3)CH2NHCH2NH2 −(CH2)3NH(CH2)2NH2 −CH2CH2SH2COOLi −(CH2)3O(CH2CH(CH3)O)2.5Hまたは を表わす)のシロキサン単位を含有しているこ
と、その場合前記ポリオルガノシロキサンは混
合の温度において液状であり、またその場合前
記界面活性剤中の少くとも一種は混合の温度に
おいてポリオルガノシロキサンに不溶性であ
り、そしてその場合水はややにごりのある透明
の油濃厚物を生成するのに十分な量で存在する
こと;そして (B) 該ややにごりのある透明の油濃厚物を水中に
迅速に分散させることによつて水中油型のポリ
オルガノシロキサン エマルジヨンを形成する
こと、その場合該エマルジヨン中の前記ポリオ
ルガノシロキサンの平均粒径は0.3ミクロンよ
り小であること を包含する。 本発明の方法はややにごりのある透明そして好
ましくはほとんど透明の油濃厚物を先ず調製する
ことによつて実施される。このややにごりのある
透明油濃厚物は少くとも一つの特定の極性基を有
するポリオルガノシロキサン、ポリオルガノシロ
キサンに不溶性である界面活性剤および混合物を
ややにごりのある透明にするのに十分な水を含有
する。一般にこのややにごりのある透明油濃厚物
を形成するための成分の添加順序は限界的ではな
い。一つの方法はポリオルガノシロキサンと不溶
性界面活性剤との不透明混合物を造り、次いで所
望のややにごりのある透明であつて、好ましくは
ほとんど透明の油濃厚物を得るのに十分な水を添
加することである。一旦所定のポリオルガノシロ
キサン/界面活性剤の組合せに必要な水の量が知
られれば、三成分の所望量を一緒に単に混合する
ことによつて油濃厚物を造ることが好ましい。本
発明者は理論に拘束されるのを好まないけれど
も、油濃厚物は小平均粒径を有する油中水型のエ
マルジヨンであると信じられている。透明な油濃
厚物は油中水型のミクロエマルジヨンでありう
る。 この油濃厚物はその調製後まもなく、あるいは
多くの場合その調製数ケ月後または数年後でさ
え、いずれでも水中油型のポリオルガノシロキサ
ンを含有する微細エマルジヨン製造のために使用
できる。一般に、水と容易に反応するポリオルガ
ノシロキサンを含有する油濃厚物は長期間の安定
性を保たない。かかる油濃厚物はその調製直後に
使用さるべきである。本発明の方法により微細エ
マルジヨンないしミクロエマルジヨンを調製する
ために、ややにごりのある透明であつて、好まし
くはほとんど透明な油濃厚物は水中に迅速に分散
される。一般に、油濃厚物の水中での分散が速か
であればある程、得られるエマルジヨンの平均粒
径は一層小さい。一般に、かすんで見えるややに
ごりのある透明の油濃厚物は、急速に水に分散さ
れると、0.3ミクロンよりも小さい平均粒径を有
する微細エマルジヨンを与える。より好ましくは
ほとんど透明または清澄であるややにごりのある
透明の油濃厚物は水に迅速に分散される時に平均
粒径が0.14ミクロンよりも小さいミクロエマルジ
ヨンを一般に生成する。油濃厚物はほとんど透明
または清澄であつて、そのような油濃厚物から得
られるエマルジヨンが0.14ミクロンまたはより小
さい平均粒径を有することが望ましい。このよう
なエマルジヨンは一般に「ミクロエマルジヨン」
と呼ばれる。 ややにごりのある透明であって、好ましくはほ
とんど透明な油濃厚物は迅速に水に分散されて所
望の微細エマルジヨンまたはミクロエマルジヨン
を形成することができる。この油濃厚物は当業界
に知られている多数の方法で水に急速に分散させ
ることができる。たとえば、小規模には、油濃厚
物は単に水中に注いで混合物を手で迅速に振盪す
るだけでよい。大規模の生産のために、特に商業
規模では、油濃厚物を水中に急速分散させる機械
的手段が望ましい。かゝる機械的手段には各種の
動力駆動撹拌機による撹拌、超音波ミキサー、ブ
レンダー、コロイドミル、ホモジナイザー、イン
ラインミキサーおよびポンプがある。本発明の微
細エマルジヨンおよびミクロエマルジヨンはバツ
チ法、半連続法または連続法によつて造ることが
できる。 油濃厚物および油濃厚物から得られるエマルジ
ヨンのいずれも室温でもしくはその近くで造られ
ることが一般に好ましい。液状水と一致するより
高いおよびより低い温度も使用でき、そしてある
種のポリオルガノシロキサン/界面活性剤の組合
せでは事実好ましいことである。 本発明においてポリオルガノシロキサンは一般
式 RaQbSiO(4−a−b)/2 (式中、R、Q、aおよびbは前に定義したとお
りである)のシロキサン単位を含有することを必
須とし、場合により 一般式 RcSiO(4−c)/2 (式中、Rおよびcは前に定義したとおりであ
る)の追加のシロキサン単位を含有することがで
きる。存在できるR基の例としてはメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、オク
チル、デシル、ドデシル、オクタデシル、および
ミリシル基のようなアルキル基;ビニル、アルリ
ルおよびヘキセニル基のようなアルケニル基;シ
クロブチルおよびシクロヘキシルラジカルのよう
なシクロアルキル基;フエニル、キセニルおよび
ナフチル基のようなアリール基;ベンジルおよび
2−フエニルエチル基のようなアルアルキル基;
トリル、キシリルおよびメジチル基のようなアル
カリール基;3−クロロプロピル、4−ブロモブ
チル、3,3,3−トリフルオロプロピル、クロ
ロシクロヘキシル、ブロモフエニル、クロロフエ
ニル、α,α,α−トリフルオロトリルおよびジ
クロロキセル基のような対応するハロ炭化水素
基;2−シアノエチル、3−シアノプロピルおよ
びアノフエニル基のような対応するシアノ炭化水
素基;およびメルカプトエチル、メルカプトプロ
ピル、メルカプトヘキシルおよびメルカプトフエ
ニルのような対応するメルカプト炭化水素基があ
る。Rは1〜18炭素原子を含有する炭化水素基で
あることが好ましい。特に好ましいR基はメチ
ル、フエニル、およびビニル基である。 好適なポリオルガノシロキサンは次の一般式に
よつて説明できる: R(3−d)QdSi(R2SiO)x(RQSiO)ySiR
(3−d′)Q′d′ 式中、RおよびQは前に定義したとおりであり、
そしてdおよびd′は独立に0、1、2または3で
ある。xおよびyの値は(y+d+d′)が少くと
も1であり、かつ合計(x+y)が、油濃厚物が
0.3ミクロンより小さい平均粒径を得るのに十分
に迅速に水中に分散され得ない程大きくない限
り、特に限定されない。しかしながら合計(x+
y)は油濃厚物を水中に分散し易い約500よりも
小さいことが好ましい。0.3ミクロンよりも小さ
い平均粒径を有するエマルジヨンを得るために、
粘稠な油濃厚物が急速に水中に分散できる程十分
な機械的手段による撹拌をもし与えることができ
るならば、(x+y)のより大きな値を有するポ
リオルガノシロキサンでも本発明において使用で
きる。dおよびd′のいずれもが0でそれ故ポリオ
ルガノシロキサンがトリオルガノシロキサン単位
を以て末端封鎖されていることもまた好ましい。
再言するが、特に好ましいRラジカルはメチル、
フエニルおよびビニルラジカルである。 本発明における使用に適するポリオルガノシロ
キサンは分子中に一つより多いタイプの前記Qの
極性基を有しうることも当業者により理解されよ
う。当業者はまた単一の置換基中に一つより多い
タイプの前記Qの極性基を有するポリオルガノシ
ロキサンもまた本発明における使用に適するであ
らうことも理解すべきである。 さきに示されるように、ポリオルガノシロキサ
ンは少くとも一つの前記Qの極性基を有しなけれ
ばならない。ポリオルガノシロキサンは好ましく
は約1〜15モル%の前述の極性基を有すること、
そして約2〜10モル%の前述の極性基を有するこ
とが最も好ましい。15モル%より多くの前記Qの
極性基を含有するポリオルガノシロキサンのエマ
ルジヨンは本発明の方法によつて造ることができ
るが、しかしかゝるエマルジヨンの価格はその商
業上の使用を大いに低下させるであろう。 本発明において有用な前記Qの極性基含有ポリ
オルガノシロキサンは当業界に周知の手法で製造
できる。これらのポリオルガノシロキサンは商業
的に入手できる。それ故ここではその製造につい
ては述べない。 前記Qの極性基を含有しないポリオルガノシロ
キサンもまた本発明の手法により極性基含有ポリ
オルガノシロキサンの存在下にエマルジヨン化で
きる。エマルジヨン化できる非極性基含有ポリオ
ルガノシロキサンの量は存在する全ポリオルガノ
シロキサン基準で最高30重量%に通常限定され
る。もしかかる非極性基含有ポリオルガノシロキ
サンが本発明のエマルジヨン中に混入さるべきな
らば、それらは極性基含有ポリオルガノシロキサ
ンと共にかつ同時に油濃厚物中に添加されるべき
である。 油濃厚物は所望の前記Qの極性基含有ポリオル
ガノシロキサン、この極性基含有ポリオルガノシ
ロキサンに不溶性である少くとも一つの界面活性
剤、およびややにごりのある透明であつて、好ま
しくはほとんど透明な混合物を得るのに十分な水
を混合することによつて造られる。この不溶性の
界面活性剤はアニオン性、カチオン性、ノニオン
性または両性の性状であることができる。一般に
ノニオン性界面活性剤が好ましい。溶解性は簡単
なテストにより測定できる。界面活性剤の少量
(1グラムの数分の一)がポリオルガノシロキサ
ン油の数mlに添加される。もし界面活性剤が不溶
性であれば、曇つたサスペンジヨンが生じる;も
し界面活性剤が溶解性であれば、溶液は清澄にな
る。一般に、大抵の極性基含有ポリオルガノシロ
キサン油に界面活性剤が不溶性であるためには、
その界面活性剤の親水性−親油性バランス
(HLB)は約8よりも大きくあるべきである。こ
のHLBは適当な界面活性剤の最初の選択の指針
としてのみ与えられるので、本発明の限定として
ではない。ある種の極性基含有ポリオルガノシロ
キサンに対して8より小さいHLB値を有する界
面活性剤はそれに不溶性であることもあつて、本
発明の手法によつて0.3ミクロンよりも小さい平
均粒径を有するエマルジヨンを生成する。換言す
れば、ポリオルガノシロキサン油中の界面活性剤
の不溶解性はHLB値よりむしろ臨界的因子であ
る。 本発明において有用な不溶性界面活性剤は一般
に良く知られており、かつ商業的に入手可能であ
る。これら周知の界面活性剤には10〜22炭素原子
を有する脂肪酸のソルビタンエステル;95%まで
のエチレンオキサイドを有するC10〜C22脂肪酸の
ポリオキシエチレンソルビタンエステル;C10〜
C22脂肪酸のポリオキシエチレンソルビトールエ
ステル、6〜20炭素原子および95%までのエチレ
ンオキサイドを有する脂肪族フエノールのポリオ
キシエチレン誘導体;10〜22炭素原子を有する脂
肪族アミノおよびアミドベタイン;95%までのエ
チレンオキサイドを有するC10〜C22脂肪酸または
脂肪族アルコールのポリオキシエチレン縮合物;
イオン性界面活性剤たとえばアルキル基中6〜20
炭素のアルキルアリールスルホネート;C10〜C22
脂肪酸石鹸;C10〜C22脂肪族スルフエート;C10
〜C22アルキルスルホネート;ジアルキルスルホ
サクシネートのアルカリ金属塩;C10〜C22脂肪族
アミンオキサイド;C6〜C20炭素原子の脂肪族イ
ミダゾリン;10〜22炭素原子を有する脂肪族アミ
ドスルホベタイン;第4級界面活性剤たとえば10
〜22炭素原子を有する脂肪族アンモニウム化合
物;C10〜C22脂肪族モルホリンオキサイド;95%
までのエチレンオキサイドを有するカルボキシル
化エトキシル化C10〜C22アルコールのアルカリ金
属塩;95%までのエチレンオキサイドを有するグ
リセリンのC10〜C22脂肪酸モノエステルのエチレ
ンオキサイド縮合物;C10〜C22脂肪酸のモノ−ま
たはジエタノールアミド;およびエチレンオキサ
イド単位および(または)プロピレンオキサイド
単位を含有するアルコキシル化シロキサン界面活
性剤;およびフオスフエートエステルなどがあ
る。界面活性剤の分野で良く知られているよう
に、アニオン性界面活性剤の場合のカウンターイ
オンはアルカリ金属、アンモニア、または置換ア
ンモニアたとえばトリメチルアミンまたはトリエ
タノールアミンのいずれでもよい。通常アンモニ
ウム、ナトリウムおよびカリウムが好ましい。カ
チオン性界面活性剤の場合に、カウンターイオン
は通常ハライド、スルフエートまたはメソスルフ
エートであり、クロライドは最も普通に工業的に
入手可能な化合物である。上述の化合物は脂肪族
誘導体に特に関して記述された。それは親指性部
分を通常形成する脂肪族部分である。通常の脂肪
族基は天然または合成源のアルキル基である。大
抵の場合、アルキル基は性質上普通起るよう一つ
またはそれ以上のエチレン結合を有する対応する
エチレン系飽和基によつておきかえられることが
できる。通常の不飽和はオレイル、リノレイル、
デセニル、ヘキサデセニル、ドデセニルなどであ
る。当業界に知られているように、適当な場合
に、アルキル基は環式、即ちシクロアルキである
こともでき、あるいは直鎖または分枝鎖であるこ
ともできる。単一のノニオン性界面活性剤が不溶
性界面活性剤として使用される場合に、この界面
活性剤の曇り点エマルジヨン調製温度よりも高く
あるべきである。そのような界面活性剤(即ち、
低い曇り点を有する)は、もし不溶性でもありか
つ高い曇り点を有する他の界面活性剤も存在する
ならば使用できる。他の適当な界面活性剤の例と
してはソルビトールモノラウレート−エチレンオ
キサイド縮合物;ソルビトールモノミリステート
−エチレンオキサイド縮合物;ソルビトールモノ
ステアレート−エチレンオキサイド縮合物;ドテ
シルフエノール−エチレンオキサイド縮合物;ミ
リスチルフエノール−エチレンオキサイド縮合
物;オクチルフエニル−エチレンオキサイド縮合
物;ノニルフエニル−エチレンオキサイド縮合
物;ステアリルフエノール−エチレンオキサイド
縮合物;ラウリルアルコール−エチレンオキサイ
ド縮合物;ステアリルアルコール−エチレンオキ
サイド縮合物;第2級アルコール−エチレンオキ
サイド縮合物たとえばエチレンオキサイドと縮合
したC14〜C15第2級アルコール;ドデシルアミノ
ベタイン;ココアミドスルホベタイン;オレイル
アミドベタイン;ココイミダゾリン;ココスルホ
イミダゾリン;セチルイミダゾリン;1−ヒドロ
キシエチル−2−ヘプタデセニルイミダゾリン;
1−ヒドロキシエチル−2−混合ヘプタデセニル
ヘプタデカジエニルイミダゾリン;n−ココモル
ホリンオキサイド;デシルジメチルアミンオキサ
イド;エチレンオキサイドと縮合したソルビタン
トリステアレート;エチレンオキサイドと縮合し
たソルビタントリオレエート;ソルビタントリオ
レエート;ナトリウムまたはカリウムドデシルス
ルフエート;ナトリウムまたはカリウムステアリ
ルスルフエート;ナトリウムまたはカリウムドデ
シルベンゼンスルフエート;ナトリウムまたはカ
リウムステアリルスルホネート;ドデシルスルフ
エートのトリエタノールアミン塩;トリメチルド
デシルアンモニウムクロライド;トリメチルステ
アリルアンモニウムメソスルフエート;ナトリウ
ムラウレート;ナトリウムまたはカリウムミリス
テート;およびナトリウムまたはカリウムステア
レートがある。 本発明の実施に好適な界面活性剤としてはオク
チルフエノキシポリエトキシエタノール(エチレ
ンオキサイド単位の色々の量を有するノニオン性
界面活性剤で米国ペンシルバニア州フイラデルフ
イア所在のローム・アンド・ハースカンパニーか
ら一般商品名「トリトン」(Triton)で入手でき
る);トリメチルノニルポリエチレングリコール
エーテルおよび線状11−15炭素原子含有アルコー
ルのポリエチレングリコールエーテル(米国ニユ
ーヨーク州ニユーヨーク所在のユニオン・カーバ
イド・コーポレーシヨンから一般商品名「テルジ
トール」(Tergitol)で入手できる);ノニオン性
エトキシル化トリデシルエーテル(米国サウスカ
ロライナ州、モウルジン所在エメリー・インダス
トリーズ(Emery Industries)から一般商品名
「トリコール」(Trycol)で入手できる);ジアル
キルスルホサクシネートのアルカリ金属塩(米国
ニユジヤージー州ウエイン所在「アメリカン・サ
イアナミド・カンパニーから一般商品名「エアロ
ゾル」(Aerosol)で入手できる);ポリエトキシ
ル化第4級アンモニウム塩および第1級脂肪族ア
ミンのエチレンオキサイド縮合生成物(米国、イ
リノイ州シカゴ所在アルマク・カンパニー
(Armak Co.)からそれぞれ一般商品名「エトク
ワド」(Ethoquad)および「エトミーン」
(Ethomeen)で入手できる);およびエチレンオ
キサイドおよび(または)プロピレンオキサイド
基を含有するアルコキシル化シロキサン界面活性
剤がある。これらの好ましい界面活性剤はまた他
の供給会社から異る商品名で得ることができる。 当業者が分るであろうように、上述の一定種類
の界面活性剤のすべてが本発明の実施における第
1の界面活性剤として適するのではない。一定系
列の界面活性剤の若干が関心のあるシロキサン油
中に溶解性でありうる、そしてそれ故、本発明の
エマルジヨン中の唯一の界面活性剤もしくは第1
の界面活性剤として使用し適しないであろう。他
の界面活性剤は低過ぎる曇り点を持ちあるいは半
透明の油濃縮物の生成のために許せないその他の
性質を有することがある。「トリトン」系列のノ
ニオン性界面活性剤はこの点を例証するために使
用できる。「トリトンX15」および「X35」は本
発明のポリオルガノシロキサン油の大部分に、全
部ではないとしても、溶解性であつて、それ故油
濃厚物中の唯一の界面活性剤として適当ではな
い。「トリトンX100」はこの系列の他の物と共に
本発明の大抵のポリオルガノシロキサン油に不溶
解であり、それで本発明の実施における使用に非
常に満足なものである。 ポリオルガノシロキサン油中に不溶解性である
一つの必要とされた界面活性剤に加えて、他の界
面活性剤もまた本発明の油濃厚物または微細エマ
ルジヨンないしミクロエマルジヨン中に存在しう
る。必要な不溶解性界面活性剤は“プライマリ
ー・サーフアクタント”、第1の界面活性剤と呼
ばれ、一方他の界面活性剤はセカンダリー・サー
フアクタント、第2の界面活性剤と呼ばれる。こ
れらの第2の界面活性剤は、なかんずつ油濃厚物
の安定性を改良するために、微細エマルジヨンな
いしミクロエマルジヨンの安定性を改良するため
に、あるいは最終エマルジヨンのより小さい平均
粒径を可能にするために使用できる。この第2の
界面活性剤は第1の界面活性剤が油濃厚物を形成
するために添加されると同時に添加されてよく、
あるいは油濃厚物が造られた後にそれに添加され
てもよく、または油濃厚物が稀釈水中に迅速に分
散される前にそれに添加してもよく、さらにある
いは最終の微細エマルジヨンないしミクロエマル
ジヨンに添加されてもよい。もし第2の界面活性
剤がややにごりのある透明な油濃厚物に添加され
て得られた油濃厚物がくもりになるならば、その
時には追加の水がややにごりのある透明な油濃厚
物をもう一度形成するために添加されるべきであ
る。第2の界面活性剤はアニオン性、カチオン
性、ノニオン性あるいは両性であつてよい。第2
の界面活性剤(単数または複数)はポリオルガノ
シロキサン油に溶解性または不溶解性のいずれで
もよい。一般に第2の界面活性剤は第1の界面活
性剤の前述のかなり広汎なリスト中に与えられた
界面活性剤の同じ一般タイプのものである。もし
不溶解性の界面活性剤が油濃厚物中の第2の界面
活性剤として使用されるならば、第1のまたは第
2の界面活性剤として界面活性剤にレツテルを貼
るかは重要ではない。必要なのは少くとも一つの
不溶解性の界面活性剤が清澄な油濃厚物中に存在
することだけである。 油濃厚物中の第1の界面活性剤の量は分散相中
のポリオルガノシロキサンに対して界面活性剤の
少くとも単分子相を与える量で通常あるべきであ
る。第1の界面活性剤の低水準、単分子相の約80
%への落込みは使用できるけれども、そのような
油濃厚物から造られたエマルジヨンは満足な程度
が低い。当然のことながら、一つの単分子相より
過剰の第1の界面活性剤の水準は使用してもよ
く、また事実好ましい。当業者が理解するよう
に、単分子相カバーのために十分な第1の界面活
性剤の量はポリオルガノシロキサンの粒径、粒径
分布、および水性相と分散相との界面で界面活性
剤分子により占められる表面積によつて決まる。
一般に、エマルジヨン中のポリオルガノシロキサ
ンの平均粒径が小であればある程、単分子相を形
成するために必要とする界面活性剤は多い。一般
に、第1の界面活性剤はポリオルガノシロキサン
の100重量部当り、好ましくは約10ないし200重量
部の範囲にあるべきである。最も好ましくは、第
1の界面活性剤の量はポリオルガノシロキサン
100重量部当り約20ないし40重量部の範囲である
べきである。 油濃厚物中に使用される水の量はややにごりの
ある透明の油濃厚物を生成するのに十分な量であ
る。清澄な油濃厚物を形成するのに必要な水の量
は使用される特定のシロキサンおよび界面活性剤
ならびにそれらの相対的な量によつて決まる。代
表的には、ややにごりのある透明の油濃厚物を形
成するために必要な水の量はポリオルガノシロキ
サン100重量部当り4ないし30重量部の範囲にな
る。特定のポリオルガノシロキサンと界面活性剤
との組合せはこれらの一般的指針が示唆するより
もややにごりのある透明の油濃厚物を形成するた
めに多少水を必要とする。 ややにごりのある透明であつて、好ましくはほ
とんど透明な油濃厚物は水に迅速に分散されて
0.3ミクロンよりも小さい平均粒径を有する微細
エマルジヨン、あるいは0.14ミクロンより小さい
平均粒径を有するミクロエマルジヨンを生成す
る。油濃厚物が急速に中に分散される稀釈水の量
は、(1)得られるエマルジヨンが水中油型であるよ
うに十分な稀釈水があり、かつ(2)得られるエマル
ジヨンがその意図する用途のため十分な安定性を
有する限り臨界的なものではない。エマルジヨン
は、エマルジヨンの全重量に基づき、ポリオルガ
ノシロキサン約5ないし55重量%を含有する本発
明の方法によつて造ることができる。好ましくは
本発明のエマルジヨンは全エマルジヨンの重量に
基づきポリオルガノシロキサン約10ないし40重量
%を含有する。エマルジヨンはポリオルガノシロ
キサンのより少ないものでも造れるが、そのよう
なエマルジヨンは経済的に魅力がないものとなろ
う。 本発明の方法により造られる微細エマルジヨン
は本来一般的にややにごりのある透明で0.3ミク
ロンより小さい平均粒径を有する。本発明の方法
により造られるミクロエマルジヨンは外観上一般
にほとんど透明であつて0.14ミクロンより小さい
平均粒径を有する。非常に小さい粒径のため、こ
れらのエマルジヨンは清澄なシリコーン含有製品
の製造において清澄な水溶液に対する添加剤とし
て、またすぐれたエマルジヨン安定性が望まれる
場合に利点があるはずである。本発明のエマルジ
ヨンは化粧品および身廻り手入れ品、たとえば手
や顔用のローシヨン、クリーム、シヤンプー、ヘ
アリンスおよびコンデイシヨナー、ひげ剃り用ロ
ーシヨンおよびクリームなどに、つや出し剤およ
びワツクスに、また床みがき剤や消毒剤に使用で
きる。このようなエマルジヨンは皮革および繊維
商品の手入れにも使用できる。その他の用途は当
業者にとつて明らかであろう。 実施例 以下の実施例は例証のため記載されるのであつ
て、限定のつもりではない。実施例中、「部」は
特に断りない限り「重量部」を意味する。%は特
に断りない限り重量%である。粒径の測定は
M2000コーリレーター(相関計)および632.8nm
レーザー光源を備えたマルバーン(Malvern)
RR102スペクトロメーターで、準弾性光分散の
原理およびD.E.コツペル(Koppel)の累積方法
〔J.Chem.Phys.57 4814(1972)〕を用いておこな
われた。油濃厚物およびエマルジヨンの両方共視
覚による観察のため一オンス硝子びん中で試験さ
れた。 例 1 本例は数種の異るやり方によるアミノ−官能性
シリコーンのミクロエマルジヨンの調製を示す。
このアミノ−官能性シリコーンは次の一般式によ
り記述することができる: (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕96 〔CH3QSi〕2Si(CH3)3 式中、Qは1価の極性基 −CH2CH(CH3)CH2NHCH2CH2NH2であ
る。 第1の方法において、水18部とノニオン性界面
活性剤トリトンX405〔オクチルフエノキシポリエ
トキシ(40)エタノール、水中70%、米国ペンシ
ルバニア州フイラデルフイア所在ローム・アン
ド・ハース カンパー製〕1.4部との混合物を空
気撹拌機で350rpmで撹拌した。この撹拌された
混合物にアミノ官能性シリコーン100部を4分間
にわたつて添加し不透明の混合物を生成した。こ
の不透明の混合物にノニオン性界面活性剤タージ
トールTMN−6(トリメチルノニル ポリエチ
レン グリコール エーテル 米国ニユーヨーク
所在ユニオン・カーバイト コーポレーシヨン
製)を注射器ポンプにより0.4ml/分の速度で添
加した。撹拌は添加の過程を通じて続けられた。
TMN−6約20部の追加後、溶液はややにごりの
ある透明となつた。TMN−6の29部が添加され
るまで添加をつづけた。最後溶液(油濃厚物)は
ややにごりのある透明に留まり、そして約67%シ
リコーン油を含有した。 この油濃厚物は多量の水(約2000部)に、油濃
厚物を硝子びん中の水に添加しかつ手でびんを振
盪することにより、急速に分散された。約0.09ミ
クロンの平均粒径を有する約5%のシロキサン油
を含有するややにごりのある透明の青色ミクロエ
マルジヨンが得られた。 第2の方法は同一のシリコーン油および界面活
性剤を使用して同様なミクロエマルジヨンを造る
ために使用された。アミノ官能シリコーンの100
部を350rpmで運転する空気撹拌機を備えたビー
カー中に入れた。タージトールTMN−6界面活
性剤(29部)を1分間にわたつて添加した。得ら
れた混合物は不透明であつた。トリトンX405界
面活性剤(1.4部)を不透明となつている混合物
に添加した。油濃厚物はこのシリコーン油/界面
活性剤混合物に18部の水を2分間にわたり添加す
ることにより造られた。水の約半分が添加された
後、混合物は清澄になり始め、水を約1/2ないし
1/3追加した後、油濃厚物は清澄であり、全部の
水が添加された後も清澄のまゝであつた。この清
澄な油濃厚物は上述の第1の方法で造られた油濃
厚物と視覚的には同一であつた。15分間油濃厚物
を撹した後、この油濃厚物数滴を硝子びん中の水
に(シリコーン油100部当り2000部の水に等しい)
添加してから手で混合した。半透明なミクロエマ
ルジヨンが得られた。 この第2の方法によつて造られた油濃厚物は清
澄で、少くとも2ケ月間の室温での貯蔵後ミクロ
エマルジヨンを形成することができた。約4ケ月
貯蔵後、この油濃厚物は三層に分離して、もはや
ミクロエマルジヨンを形成することができなかつ
た。 例 2 例1に記載したシリコーン油の100部、タージ
トールTMN−6の29部およびトリトンX405の
1.4部を混合して不透明混合物を造つた。水を18
部の水が添加されるまでゆつくり撹拌しながら添
加したが混合物は清澄であつた。この油濃厚物の
数滴を硝子びん中の水にゆつくり添加して約5%
シリコーン油エマルジヨンを得た。この油濃厚物
の添加後、時間の遅延を変えた後に硝子びんを手
により振盪した。シリコーン油滴の平均粒径は、
油濃厚物の水への添加と油濃厚物の水中の分散と
の間時間のおくれの函数として測定された。 時間遅延(秒) 粒径(ミクロン) 5 0.075 10 0.102 45 0.181 10秒より短かいか等しい時間のおくれでミクロ
エマルジヨンが得られた。45秒の時間のおくれで
さえ微細エマルジヨンが得られた。即ち、油濃厚
物の水への添加と油濃厚物の水中の分散との間の
おくれが最小に保たれる場合に最小平均粒径が得
られると思われる。 例 3 例2の油濃厚物(2.2g)を、23℃および31℃
の両方とで、水の27.8g中に迅速に分散した。23
℃の平均粒径0.079ミクロンのミクロエマルジヨ
ンが得られた。31℃でもミクロエマルジヨンが得
られたが、しかし23℃で形成されたもの程は清澄
ではなかつた。 例 4 例1のアミノ官能性シリコーン油の100部およ
びタージトールTMN−6界面活性剤の28.6部で
不透明の混合物を得た。この不透明混合物に種種
の量の水を添加することにより油濃厚物を調製し
た。得られた油濃厚物の外観が記録された。次い
でこの油濃厚物を撹拌下水の2000部に添加し、エ
マルジヨンを調製した。この得られたエマルジヨ
ンの平均粒径が測定された。
【表】
んだ青色
【表】
実験No.11において5%シリコーンエマルジヨン
形成に必要な水のすべてを油濃厚物に連続的に添
加した。それ故実験No.11では、最終5%シリコー
ンエマルジヨンを形成するように油濃厚物は水中
に迅速に分散しなかつた。 例 5 清澄(無色)油濃厚物が例1のアミノ官能性シ
リコーンの100部およびタージトールTMN−6
の25部を含有する不透明混合物を水の15部を以て
処理することにより調製された。油濃厚物の分割
分を種々の量の水に急速な分散を伴つて添加して
種々の量のシリコーンを含有するエマルジヨンを
造つた。 最終エマルジヨン中 平均粒径 のシリコーン油 % (ミクロン) 5 0.088 10 0.082 20 0.082 30 0.080 40 0.087 全試料がミクロエマルジヨンを形成したが、そ
の場合粒径は系中のシリコーンの量と事実上無関
係であるように思われた。 例 6 例5に記載されたものと同様な数種のエマルジ
ヨンが、ただし界面活性剤量が著しく減らされた
ことを除いて、調製された。例のアミノ官能シリ
コーンの100部およびタージトールTMN−6界
面活性剤の13部を含有する不透明混合物に水の23
部を添加することにより清澄な油濃厚物を調製し
た。この油濃厚物は水の2000部に迅速な分散を伴
つて添加された。得られた清澄な青色エマルジヨ
ン(約5%シリコーン)は0.110ミクロンの平均
粒径を有した。例1のアミノ官能性シリコーンの
100部、タージトールTMN−6の10部および水
22部からややにごりのある透明の油濃厚物を調製
した。このややにごりのある透明の油濃厚物を約
2000部の水中に急速に分散させると、平均粒径
0.19ミクロンを有するややにごりのある透明の微
細エマルジヨンが得られた。 例 7 例1のアミノ官能性シリコーン油の100部およ
びノニオン性界面活性剤 トリコールTDA−6
(エトキシル化 トリデシル エーテル、米国サ
ウス・カロライナ州モウデリン所在、エメリー・
インダストリーズ製)の29部の不透明混合物に
種々の量の水を添加することにより数種の油濃厚
物が調製された。この油濃厚物の外観が記録され
た後、この油濃厚物の数滴を水に迅速に分散させ
て5%シリコーン油エマルジヨンを造つた。
形成に必要な水のすべてを油濃厚物に連続的に添
加した。それ故実験No.11では、最終5%シリコー
ンエマルジヨンを形成するように油濃厚物は水中
に迅速に分散しなかつた。 例 5 清澄(無色)油濃厚物が例1のアミノ官能性シ
リコーンの100部およびタージトールTMN−6
の25部を含有する不透明混合物を水の15部を以て
処理することにより調製された。油濃厚物の分割
分を種々の量の水に急速な分散を伴つて添加して
種々の量のシリコーンを含有するエマルジヨンを
造つた。 最終エマルジヨン中 平均粒径 のシリコーン油 % (ミクロン) 5 0.088 10 0.082 20 0.082 30 0.080 40 0.087 全試料がミクロエマルジヨンを形成したが、そ
の場合粒径は系中のシリコーンの量と事実上無関
係であるように思われた。 例 6 例5に記載されたものと同様な数種のエマルジ
ヨンが、ただし界面活性剤量が著しく減らされた
ことを除いて、調製された。例のアミノ官能シリ
コーンの100部およびタージトールTMN−6界
面活性剤の13部を含有する不透明混合物に水の23
部を添加することにより清澄な油濃厚物を調製し
た。この油濃厚物は水の2000部に迅速な分散を伴
つて添加された。得られた清澄な青色エマルジヨ
ン(約5%シリコーン)は0.110ミクロンの平均
粒径を有した。例1のアミノ官能性シリコーンの
100部、タージトールTMN−6の10部および水
22部からややにごりのある透明の油濃厚物を調製
した。このややにごりのある透明の油濃厚物を約
2000部の水中に急速に分散させると、平均粒径
0.19ミクロンを有するややにごりのある透明の微
細エマルジヨンが得られた。 例 7 例1のアミノ官能性シリコーン油の100部およ
びノニオン性界面活性剤 トリコールTDA−6
(エトキシル化 トリデシル エーテル、米国サ
ウス・カロライナ州モウデリン所在、エメリー・
インダストリーズ製)の29部の不透明混合物に
種々の量の水を添加することにより数種の油濃厚
物が調製された。この油濃厚物の外観が記録され
た後、この油濃厚物の数滴を水に迅速に分散させ
て5%シリコーン油エマルジヨンを造つた。
【表】
清澄な油濃厚物のみが水に稀釈された時に満足
すべき微細エマルジヨンまたはミクロエマルジヨ
ンを与えた。 比較例 1 例1のアミノ官能性シリコーン(100部)、トリ
トンX100〔ノニオン性界面活性剤、オクチルフエ
ノキシ ポリエトキシ(9−10)エタノール、ロ
ーム・アンド・ハース・カンパニー製〕およびト
リトンX405の1.4部を使用して、小粒径エマルジ
ヨンを調製する試みがなされた。シリコーン油お
よび界面活性剤は不透明混合物を形成したが、こ
れは水の添加時に清澄にならなかつた。前述の諸
例と同じやり方で不透明油濃厚物の(5%シリコ
ーンエマルジヨンを形成するための稀釈はただ粗
い乳状ジスパージヨンを与えるに過ぎなかつた。
トリトンX100の代りにトリトンX45(ノニオン性
界面活性剤、オクチルフエノキシ ポリエトキシ
(5)エタノール、ローム・アンド・ハースカンパニ
ー製)を使用したが同様な粗いジスパージヨンを
与えた。 本発明において記述されたような適当なエマル
ジヨンを形成するためには、界面活性剤は水の添
加に際して清澄な油濃厚物の形成を可能とするこ
とが必要である。 比較例 2 例1に記載されたシリコーン油とタージトール
TMN−3(ノニオン性界面活性剤、トリメチル
ノニル ポリエチレン グリコール エーテ
ル、ユニオン・カーバイト製)とを使用して小粒
径エマルジヨンを調製しようとする企てがなされ
た。タージトールTMN−3は前記シリコーン油
に溶解性である。このシリコーン油の100部とこ
の界面活性剤の29部との混合物は水の添加なしに
清澄な混合物を与えた。約2000部の水で稀釈する
と、白色の粗エマルジヨンが得られた。このシリ
コーン油/界面活性剤混合物に添加される水の2
部および5部の場合でも約2000部の水における稀
釈の際に乳状エマルジヨンが得られた。適当な微
細エマルジヨンまたはミクロエマルジヨンを形成
するためには、界面活性剤はシリコーン油に不溶
解性でなければならない。 例 8 本例はカルボン酸官能性ポリオルガノシリコー
ンを用いるミクロエマルジヨンの調製を説明す
る。使用されたポリオルガノシロキサンは平均式 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕95 〔CH3QSiO〕3Si(CH3)3 (式中、Qは式−CH2CH2SCH2COOHの1価の
極性基である)によつて記述できる。清澄な油濃
厚物はポリオルガノシロキサンの100部とノニオ
ン性界面活性剤トリトンX100の29部との白色不
透明混合物に水の5部を添加することにより調製
された。この清澄な油濃厚物は種々の量の水に迅
速に分散された。水の2000部中に分散された時に
0.063ミクロンの平均粒径の約5%シリコーン油
を含有する清澄な青色のミクロエマルジヨンが得
られた。水のわずか66部中に分散された時に約50
%シリコーン油を含有する清澄な青色ミクロエマ
ルジヨンが得られた。50%ミクロエマルジヨンは
5%シリコーン油を含有したミクロエマルジヨン
よりもほんのわずか粘稠であつた。12ケ月の貯蔵
後、この油濃厚物は依然清澄で、2000部の水中に
迅速に分散した時0.053ミクロンの平均粒径を有
する清澄な青色のミクロエマルジヨンを形成し
た。 例 9 本例は例8の同一ポリオルガノシロキサンをト
リトン系列からのノニオン性界面活性剤と共に使
用するエマルジヨンの調製を示す。使用された界
面活性剤はすべて、ポリエトキシ(EO)基の数
が変るオクチルフエノキシ ポリエトキシ エタ
ノールであつた。使用された界面活性剤はEO単
位の平均数およびそれらの曇り点と共に以下に与
えられている。
すべき微細エマルジヨンまたはミクロエマルジヨ
ンを与えた。 比較例 1 例1のアミノ官能性シリコーン(100部)、トリ
トンX100〔ノニオン性界面活性剤、オクチルフエ
ノキシ ポリエトキシ(9−10)エタノール、ロ
ーム・アンド・ハース・カンパニー製〕およびト
リトンX405の1.4部を使用して、小粒径エマルジ
ヨンを調製する試みがなされた。シリコーン油お
よび界面活性剤は不透明混合物を形成したが、こ
れは水の添加時に清澄にならなかつた。前述の諸
例と同じやり方で不透明油濃厚物の(5%シリコ
ーンエマルジヨンを形成するための稀釈はただ粗
い乳状ジスパージヨンを与えるに過ぎなかつた。
トリトンX100の代りにトリトンX45(ノニオン性
界面活性剤、オクチルフエノキシ ポリエトキシ
(5)エタノール、ローム・アンド・ハースカンパニ
ー製)を使用したが同様な粗いジスパージヨンを
与えた。 本発明において記述されたような適当なエマル
ジヨンを形成するためには、界面活性剤は水の添
加に際して清澄な油濃厚物の形成を可能とするこ
とが必要である。 比較例 2 例1に記載されたシリコーン油とタージトール
TMN−3(ノニオン性界面活性剤、トリメチル
ノニル ポリエチレン グリコール エーテ
ル、ユニオン・カーバイト製)とを使用して小粒
径エマルジヨンを調製しようとする企てがなされ
た。タージトールTMN−3は前記シリコーン油
に溶解性である。このシリコーン油の100部とこ
の界面活性剤の29部との混合物は水の添加なしに
清澄な混合物を与えた。約2000部の水で稀釈する
と、白色の粗エマルジヨンが得られた。このシリ
コーン油/界面活性剤混合物に添加される水の2
部および5部の場合でも約2000部の水における稀
釈の際に乳状エマルジヨンが得られた。適当な微
細エマルジヨンまたはミクロエマルジヨンを形成
するためには、界面活性剤はシリコーン油に不溶
解性でなければならない。 例 8 本例はカルボン酸官能性ポリオルガノシリコー
ンを用いるミクロエマルジヨンの調製を説明す
る。使用されたポリオルガノシロキサンは平均式 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕95 〔CH3QSiO〕3Si(CH3)3 (式中、Qは式−CH2CH2SCH2COOHの1価の
極性基である)によつて記述できる。清澄な油濃
厚物はポリオルガノシロキサンの100部とノニオ
ン性界面活性剤トリトンX100の29部との白色不
透明混合物に水の5部を添加することにより調製
された。この清澄な油濃厚物は種々の量の水に迅
速に分散された。水の2000部中に分散された時に
0.063ミクロンの平均粒径の約5%シリコーン油
を含有する清澄な青色のミクロエマルジヨンが得
られた。水のわずか66部中に分散された時に約50
%シリコーン油を含有する清澄な青色ミクロエマ
ルジヨンが得られた。50%ミクロエマルジヨンは
5%シリコーン油を含有したミクロエマルジヨン
よりもほんのわずか粘稠であつた。12ケ月の貯蔵
後、この油濃厚物は依然清澄で、2000部の水中に
迅速に分散した時0.053ミクロンの平均粒径を有
する清澄な青色のミクロエマルジヨンを形成し
た。 例 9 本例は例8の同一ポリオルガノシロキサンをト
リトン系列からのノニオン性界面活性剤と共に使
用するエマルジヨンの調製を示す。使用された界
面活性剤はすべて、ポリエトキシ(EO)基の数
が変るオクチルフエノキシ ポリエトキシ エタ
ノールであつた。使用された界面活性剤はEO単
位の平均数およびそれらの曇り点と共に以下に与
えられている。
【表】
カルボン酸シリコーン油の100部と各界面活性
剤(X35を除く)の30部との混合物を造つたがす
べての場合に不透明混合物を生成した。添加した
界面活性剤の量は不透明混合物を生成する溶解度
の限度を越えた。清澄な油濃厚物を得ようとする
試みで水を添加し、次いで5%シリコーン油エマ
ルジヨンを造るために2000部の水中にそれを迅速
に分散させた。以下の結果が得られた。
剤(X35を除く)の30部との混合物を造つたがす
べての場合に不透明混合物を生成した。添加した
界面活性剤の量は不透明混合物を生成する溶解度
の限度を越えた。清澄な油濃厚物を得ようとする
試みで水を添加し、次いで5%シリコーン油エマ
ルジヨンを造るために2000部の水中にそれを迅速
に分散させた。以下の結果が得られた。
【表】
僅かに青 のある透明
色)
* トリトンX165は70%水溶液である。
油濃厚物中のすべての水は界面活性剤
から来た。
界面活性剤X15は、(1)この界面活性剤がシリコ
ーン油に溶解性であつたこと、そして(2)清澄な油
濃厚物が得られなかつたので、適当な微細エマル
ジヨンを生成しなかつた。高水準の水を有するこ
の油濃厚物(X15を含有する)は清澄さが少なく
かつ満足すべきものではなかつた。界面活性剤
X45は清澄な油濃厚物を形成したけれども、その
曇り点(0℃)がエマルジヨンが造られる温度よ
りも低いので適当なエマルジヨンを生成しなかつ
た。界面活性剤X114、X100およびX102を含有す
る油濃厚物はすべて本発明の方法を使用してミク
ロエマルジヨンを生成した。X165を有する油濃
厚物は本発明の方法を使用して微細エマルジヨン
を与えた。しかしながら、もし油濃厚物中の水含
有量を減らすならば、ミクロエマルジヨンを造る
ためにX165は使用できるであろう。 数種の油濃厚物が上述のトリトン界面活性剤の
数種とカルボン酸シリコーン油との組合せを使用
して造られた。シリコーン油の100部、トリトン
X45の15部およびトリトンX165の21.5部(界面活
性剤15部と水6.5部)から清澄な油濃厚物を調製
した。この油濃厚物を約2000部の水の中に急速に
分散させると、平均粒径0.051ミクロンを有する
清澄な青色のミクロエマルジヨンが得られた。カ
ルボン酸シリコーン油の100部、トリトンX35(油
に溶解性である)の15部およびトリトンX165(油
に不溶解性である)の21.5部を混合することによ
り別の清澄な油濃厚物を調製した。トリトン
X165の21.5部は界面活性剤15部と水6.5部とを含
有した。この清澄な油濃厚物を水の2000部中に急
速に分散させると、清澄な青色ミクロエマルジヨ
ン(平均粒径0.072ミクロン)が得られた。 例 10 本例はアニオン性界面活性剤によるミクロエマ
ルジヨンの調製を示す。アニオン性界面活性剤は
エアロゾルMA−80(ナトリウム スルホこはく
酸のジヘキシル エステルの水中80%、米国ニユ
ージヤージー州ウエイン所在、アメリカン・サイ
アナミツド・カンパニー製)であつた。例8のカ
ルボン酸含有ポリオルガノシロキサンの100部お
よびエアロゾルMA−80溶液の36部を組合せて清
澄な油濃厚物を形成した。この油濃厚物は実際の
界面活性剤の28.8部およびこの界面活性剤溶液か
らの水の7.2を含有した。急速な分散を保証する
条件下に水の2000部中に稀釈された時に、約5%
シリコーンを含有するすぐれたミクロエマルジヨ
ンが得られた。 室温貯蔵の11ケ月後、この油濃厚物はなお清澄
であつた。そしてこの油濃厚物を約2000部の水の
中に稀釈すると、清澄な青色のミクロエマルジヨ
ンが得られた(0.088ミクロンの平均粒径)。 例 11 本例は本発明のエマルジヨン調製のためのアニ
オン性フオスヘート エステル界面活性剤の使用
を示す。ポリオルガノシロキサンは例8に述べた
ようなカルボン酸官能性シロキサンを使用した。
上記フオスヘート エステルはGAFAC LO−
529(米国ニユーヨーク州ニユーヨーク所在の
GAFコーポレーシヨン製)であつた。このフオ
スヘートエステルは一般式 RO(CH2CH2O)n−PO(ONa)2 および 〔RO(CH2CH2O)n〕2−PO(ONa) (式中、Rはアルキルアリール基である)の複雑
な有機フオスヘート エステルのナトリウム塩で
ある。このGAFAC LO−529界面活性剤は約12
%の水を含有する。ポリオルガノシロキサン油の
100部およびGAFAC LO−529の40部(35.2部の
界面活性剤と4.8部の水)から清澄な油濃厚物を
調製した。この油濃厚物を約2000部の水の中に急
速に分散させると、清澄な青色のミクロエマルジ
ヨンが得られた。 例 12 本例は広汎に異る重合度を有するシリコーン油
を使用して、03ミクロンより小な平均粒径を有す
るエマルジヨンの調製を説明する。使用されたシ
リコーン油は一般式 (CH)3SiO〔(CH3)2SiO〕x 〔CH3QSiO〕ySi(CH3)3 (式中、Qはアミノ官能性基−CH2CH(CH3)
CH2NHCH2CH2NH2である)を有した。このシ
リコーン油の100部をトリトンX100ノニオン性界
面活性剤の30部と混合して不透明混合物を与え
た。十分な水をこのシリコーン油と界面活性剤と
の混合物に添加して清澄な油濃厚物を与えた。こ
の油濃厚物を水2000部中に手による振盪によつて
急速に分散させて、約5%のシリコーン油含量を
有するエマルジヨンを形成した。 第1のシリコーン油は重合度50、即ち(x+
y)=48、そしてアミノ官能性基約4.5モル%を有
した。第2のシリコーン油は重合度200およびア
ミノ官能性基約5モル%を有した。第3のシリコ
ーン油は重合度300、アミノ官能性基約5モル%
および25℃における粘度32000を有した。重合度
300のシロキサンから造られた油濃厚物は非常に
粘稠でゲル様であつた。以下の結果を有するエマ
ルジヨンが得られた。
色)
* トリトンX165は70%水溶液である。
油濃厚物中のすべての水は界面活性剤
から来た。
界面活性剤X15は、(1)この界面活性剤がシリコ
ーン油に溶解性であつたこと、そして(2)清澄な油
濃厚物が得られなかつたので、適当な微細エマル
ジヨンを生成しなかつた。高水準の水を有するこ
の油濃厚物(X15を含有する)は清澄さが少なく
かつ満足すべきものではなかつた。界面活性剤
X45は清澄な油濃厚物を形成したけれども、その
曇り点(0℃)がエマルジヨンが造られる温度よ
りも低いので適当なエマルジヨンを生成しなかつ
た。界面活性剤X114、X100およびX102を含有す
る油濃厚物はすべて本発明の方法を使用してミク
ロエマルジヨンを生成した。X165を有する油濃
厚物は本発明の方法を使用して微細エマルジヨン
を与えた。しかしながら、もし油濃厚物中の水含
有量を減らすならば、ミクロエマルジヨンを造る
ためにX165は使用できるであろう。 数種の油濃厚物が上述のトリトン界面活性剤の
数種とカルボン酸シリコーン油との組合せを使用
して造られた。シリコーン油の100部、トリトン
X45の15部およびトリトンX165の21.5部(界面活
性剤15部と水6.5部)から清澄な油濃厚物を調製
した。この油濃厚物を約2000部の水の中に急速に
分散させると、平均粒径0.051ミクロンを有する
清澄な青色のミクロエマルジヨンが得られた。カ
ルボン酸シリコーン油の100部、トリトンX35(油
に溶解性である)の15部およびトリトンX165(油
に不溶解性である)の21.5部を混合することによ
り別の清澄な油濃厚物を調製した。トリトン
X165の21.5部は界面活性剤15部と水6.5部とを含
有した。この清澄な油濃厚物を水の2000部中に急
速に分散させると、清澄な青色ミクロエマルジヨ
ン(平均粒径0.072ミクロン)が得られた。 例 10 本例はアニオン性界面活性剤によるミクロエマ
ルジヨンの調製を示す。アニオン性界面活性剤は
エアロゾルMA−80(ナトリウム スルホこはく
酸のジヘキシル エステルの水中80%、米国ニユ
ージヤージー州ウエイン所在、アメリカン・サイ
アナミツド・カンパニー製)であつた。例8のカ
ルボン酸含有ポリオルガノシロキサンの100部お
よびエアロゾルMA−80溶液の36部を組合せて清
澄な油濃厚物を形成した。この油濃厚物は実際の
界面活性剤の28.8部およびこの界面活性剤溶液か
らの水の7.2を含有した。急速な分散を保証する
条件下に水の2000部中に稀釈された時に、約5%
シリコーンを含有するすぐれたミクロエマルジヨ
ンが得られた。 室温貯蔵の11ケ月後、この油濃厚物はなお清澄
であつた。そしてこの油濃厚物を約2000部の水の
中に稀釈すると、清澄な青色のミクロエマルジヨ
ンが得られた(0.088ミクロンの平均粒径)。 例 11 本例は本発明のエマルジヨン調製のためのアニ
オン性フオスヘート エステル界面活性剤の使用
を示す。ポリオルガノシロキサンは例8に述べた
ようなカルボン酸官能性シロキサンを使用した。
上記フオスヘート エステルはGAFAC LO−
529(米国ニユーヨーク州ニユーヨーク所在の
GAFコーポレーシヨン製)であつた。このフオ
スヘートエステルは一般式 RO(CH2CH2O)n−PO(ONa)2 および 〔RO(CH2CH2O)n〕2−PO(ONa) (式中、Rはアルキルアリール基である)の複雑
な有機フオスヘート エステルのナトリウム塩で
ある。このGAFAC LO−529界面活性剤は約12
%の水を含有する。ポリオルガノシロキサン油の
100部およびGAFAC LO−529の40部(35.2部の
界面活性剤と4.8部の水)から清澄な油濃厚物を
調製した。この油濃厚物を約2000部の水の中に急
速に分散させると、清澄な青色のミクロエマルジ
ヨンが得られた。 例 12 本例は広汎に異る重合度を有するシリコーン油
を使用して、03ミクロンより小な平均粒径を有す
るエマルジヨンの調製を説明する。使用されたシ
リコーン油は一般式 (CH)3SiO〔(CH3)2SiO〕x 〔CH3QSiO〕ySi(CH3)3 (式中、Qはアミノ官能性基−CH2CH(CH3)
CH2NHCH2CH2NH2である)を有した。このシ
リコーン油の100部をトリトンX100ノニオン性界
面活性剤の30部と混合して不透明混合物を与え
た。十分な水をこのシリコーン油と界面活性剤と
の混合物に添加して清澄な油濃厚物を与えた。こ
の油濃厚物を水2000部中に手による振盪によつて
急速に分散させて、約5%のシリコーン油含量を
有するエマルジヨンを形成した。 第1のシリコーン油は重合度50、即ち(x+
y)=48、そしてアミノ官能性基約4.5モル%を有
した。第2のシリコーン油は重合度200およびア
ミノ官能性基約5モル%を有した。第3のシリコ
ーン油は重合度300、アミノ官能性基約5モル%
および25℃における粘度32000を有した。重合度
300のシロキサンから造られた油濃厚物は非常に
粘稠でゲル様であつた。以下の結果を有するエマ
ルジヨンが得られた。
【表】
のある透明
50および200の重合度を有するシリコーン油は
両方共優秀なミクロエマルジヨンを形成した。重
合度300のシリコーン油のみが微細エマルジヨン
を形成した。300の重合度のシロキサン油濃厚物
の粘稠性のために、混合物の手による振盪によつ
て、それを水中に急速に分散させるのは非常に困
難であつた。この300の重合度のシリコーン油濃
厚物の別の試料を水に添加してから、直ちに超音
波浴中に5分間置いた。得られたエマルジヨンは
平均粒径0.145ミクロンを有した。この同じ油濃
厚物(300重合度のシロキサン)の試料室温で6
時間保つたが、その時には油濃厚物はなお清澄で
著しく減少した粘度を有した。この経時した油濃
厚物を水中に急速に稀釈しかつ手で振盪すると、
ミクロエマルジヨン(0.038ミクロンの平均粒径)
が得られた。 例 13 まず、平均式 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕47.5 〔CH3QSiO〕0.5Si(CH3)3 (式中、Qは一般構造−CH2CH(CH3)
CH2NHCH2CH2NH2のアミノ官能性1価の基で
ある)のアミノ官能性ポリオルガノシロキサンの
100部とノニオン性界面活性剤タージトール15−
S−5〔線状アルコール(11−15炭素原子)のポ
リエチレン グリコール エーテル、ユニオン・
カーバイト・コーポレーシヨン製〕の25部とを混
合して不透明混合物を形成し、それに水17部を加
えることにより清澄な油濃厚物を調製した。
(CH3QSiO)の僅か1/2単位を含有する上述の平
均式から当業者が理解するように、本例はまた極
性基を含有するポリオルガノシロキサンをそのよ
うな極性基を含有しないポリオルガノシロキサン
と組合せて含有するミクロエマルジヨンの調製を
説明もする。清澄な油濃厚物の一部分を約2000部
の水の中に急速に分散させてややにごりのある透
明のエマルジヨンを形成した。清澄な油濃厚物の
別の部分を、トリトンX405界面活性剤の93部を
含有する水1765部に急速に分散させた。0.106ミ
クロンの平均粒径で約5%シリコーンを含有する
ミクロエマルジヨンが形成した。 別のミクロエマルジヨンは一般式 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕40.5 〔CH3QSiO〕7.5Si(CH3)3 (式中、Qはアミノ官能性基−CH2CH(CH3)
CH2NHCH2CH2NH2である)のポリオルガノシ
ロキサンを使用して造られた。このシリコーン油
の100部をトリトンX305ノニオン界面活性剤(オ
クチルフエノキシ ポリエトキシ エタノールの
70%水溶液、ローム・アンド・ハース・カンパニ
ー製)と混合して白色の不透明混合物を形成し
た。次いで水(10.6部)を添加して清澄な油濃厚
物を形成した。この油濃厚物は全部で23.4部の水
を含有した。この油濃厚物を水の約2000部中に急
速に分散させて、0.085ミクロンの平均粒径を有
する清澄で青色のミクロエマルジヨンを形成し
た。 例 14 本例は数種の反応性シリコーンまたはシランを
冷間配合することにより得られた反応生成物のミ
クロエマルジヨンの調製を示す。このシリコーン
油は25℃で粘度約35csの75%ヒドロキシル末端封
鎖ポリジメチルシロキサン流体(約4%SiOH基
を含有する)、(CH3O)3Si(CH2)3NH
(CH2)2NH2の15%およびCH3Si(OCH3)3の10%
の反応生成物である。このシリコーン油の100部
をトリトンX100ノニオン性界面活性剤の29部と
混合して白色不透明の混合物を形成した。水の12
部を添加すると、この白色不透明混合物は清澄な
油濃厚物を生成した。この油濃厚物を水の種々の
量(ある場合にはトリトンX405界面活性剤も含
んだ)の中に迅速に分散させた。
50および200の重合度を有するシリコーン油は
両方共優秀なミクロエマルジヨンを形成した。重
合度300のシリコーン油のみが微細エマルジヨン
を形成した。300の重合度のシロキサン油濃厚物
の粘稠性のために、混合物の手による振盪によつ
て、それを水中に急速に分散させるのは非常に困
難であつた。この300の重合度のシリコーン油濃
厚物の別の試料を水に添加してから、直ちに超音
波浴中に5分間置いた。得られたエマルジヨンは
平均粒径0.145ミクロンを有した。この同じ油濃
厚物(300重合度のシロキサン)の試料室温で6
時間保つたが、その時には油濃厚物はなお清澄で
著しく減少した粘度を有した。この経時した油濃
厚物を水中に急速に稀釈しかつ手で振盪すると、
ミクロエマルジヨン(0.038ミクロンの平均粒径)
が得られた。 例 13 まず、平均式 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕47.5 〔CH3QSiO〕0.5Si(CH3)3 (式中、Qは一般構造−CH2CH(CH3)
CH2NHCH2CH2NH2のアミノ官能性1価の基で
ある)のアミノ官能性ポリオルガノシロキサンの
100部とノニオン性界面活性剤タージトール15−
S−5〔線状アルコール(11−15炭素原子)のポ
リエチレン グリコール エーテル、ユニオン・
カーバイト・コーポレーシヨン製〕の25部とを混
合して不透明混合物を形成し、それに水17部を加
えることにより清澄な油濃厚物を調製した。
(CH3QSiO)の僅か1/2単位を含有する上述の平
均式から当業者が理解するように、本例はまた極
性基を含有するポリオルガノシロキサンをそのよ
うな極性基を含有しないポリオルガノシロキサン
と組合せて含有するミクロエマルジヨンの調製を
説明もする。清澄な油濃厚物の一部分を約2000部
の水の中に急速に分散させてややにごりのある透
明のエマルジヨンを形成した。清澄な油濃厚物の
別の部分を、トリトンX405界面活性剤の93部を
含有する水1765部に急速に分散させた。0.106ミ
クロンの平均粒径で約5%シリコーンを含有する
ミクロエマルジヨンが形成した。 別のミクロエマルジヨンは一般式 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕40.5 〔CH3QSiO〕7.5Si(CH3)3 (式中、Qはアミノ官能性基−CH2CH(CH3)
CH2NHCH2CH2NH2である)のポリオルガノシ
ロキサンを使用して造られた。このシリコーン油
の100部をトリトンX305ノニオン界面活性剤(オ
クチルフエノキシ ポリエトキシ エタノールの
70%水溶液、ローム・アンド・ハース・カンパニ
ー製)と混合して白色の不透明混合物を形成し
た。次いで水(10.6部)を添加して清澄な油濃厚
物を形成した。この油濃厚物は全部で23.4部の水
を含有した。この油濃厚物を水の約2000部中に急
速に分散させて、0.085ミクロンの平均粒径を有
する清澄で青色のミクロエマルジヨンを形成し
た。 例 14 本例は数種の反応性シリコーンまたはシランを
冷間配合することにより得られた反応生成物のミ
クロエマルジヨンの調製を示す。このシリコーン
油は25℃で粘度約35csの75%ヒドロキシル末端封
鎖ポリジメチルシロキサン流体(約4%SiOH基
を含有する)、(CH3O)3Si(CH2)3NH
(CH2)2NH2の15%およびCH3Si(OCH3)3の10%
の反応生成物である。このシリコーン油の100部
をトリトンX100ノニオン性界面活性剤の29部と
混合して白色不透明の混合物を形成した。水の12
部を添加すると、この白色不透明混合物は清澄な
油濃厚物を生成した。この油濃厚物を水の種々の
量(ある場合にはトリトンX405界面活性剤も含
んだ)の中に迅速に分散させた。
【表】
【表】
330部の水および30部のトリトンX405を以て造
られた20%シリコーン ミクロエマルジヨンは更
に試験された。このミクロエマルジヨンを7日間
55℃に保つたが、0.053ミクロンの最終平均粒径
で外見上何の変化もなかつた。エチレン グリコ
ール(1%)の添加時に、このミクロエマルジヨ
ンは最小の5氷結/融解サイクルを通じて安定で
あつた。5氷結/融解サイクル後、平均粒径は
0.052ミクロンであつた。エチレングリコールの
存在なしでは、ミクロエマルジヨンは僅か1氷
結/融解サイクル後に破壊した。1氷結/融解サ
イクルは−20℃で約18時間エマルジヨンを氷ら
せ、次いでそれを約6時間室温で融解させること
からなる。 同様な5%シリコーン ミクロエマルジヨンは
シリコーン油の100部、トリトンX100の57部およ
び水の26部からなる油濃厚物を水の1721部および
トリトンX405の96部を含有する混合物に添加す
ることにより造られたが、それは0.031ミクロン
の平均粒径を有した。 例 15 本例はアミノ官能性シロキサンからミクロエマ
ルジヨンを調製するためのカチオン性界面活性剤
の使用を示す。使用されたポリオルガノ シロキ
サンは次の平均一般式 (CH3)3Si〔(CH3)2SiO〕45.75 〔CH3QSiO〕2.25Si(CH3)3 (式中、Qは−CH2CH(CH3)
CH2NHCH2CH2NH2である)のものであつた。
このアミノ官能性シロキサン(100部)とカチオ
ン性界面活性剤エソクアドC/12(30部)との混
合物は若干のフロキユレーシヨンを伴つて不透明
であつた。エソクワドC/12(Ethoquad C/12)
は米国イリノイ州シカゴ所在のアルマク・カンパ
ニー(Armak Co.)製のポリエトキシル化第4
級アンモニウム塩である。水の4部を添加すると
清澄な油濃厚物が得られた。この油濃厚物を約
2000部の水の中に急速に稀釈すると、ややにごり
のある透明青色のミクロエマルジヨンが得られ
た。同じ油濃厚物をトリトンX405の100部を含有
する水の約2000部中に稀釈した時に、0.057ミク
ロンの平均粒径を有する清澄な青色のミクロエマ
ルジヨンが得られた。この清澄青色の油濃厚物は
室温で少くとも5ケ月清澄のまゝであつた。この
経時した清澄の油濃厚物は約2000部の水の中に急
速に分散させた時に、平均粒径0.061ミクロンを
有する清澄青色のミクロエマルジヨンを生成し
た。 アミノ官能性シロキサンの100部とカチオン性
界面活性剤エソミーンC/15(Ethomeen C/
15、第1級脂肪族アミンのエチレンオキサイド縮
合生成物として得られる第3級アミン、アルマ
ク・カンパニー製)の30部との不透明混合物に水
の3部を添加することにより別の清澄な油濃厚物
を調製した。この油濃厚物は約100部のトリトン
X405を含有する水の約2000部中に急速に分散さ
せた時に清澄な青色のミクロエマルジヨンを生成
した。 例 16 本例はアミド基を含有するポリオルガノシロキ
サンによるミクロエマルジヨンの調製を説明す
る。使用された第1のポリオルガノシロキサンは
平均式 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕96 〔CH3QSiO〕2Si(CH3)3 〔式中、Qは である〕を有した。清澄な油濃厚物は24部の水
を、アミド官能基シロキサン(100部)およびト
リトンX100(30部)を含有する粘稠な不透明(白
味がかつた)の混合物に添加することにより得ら
れた。この油濃厚物は水の約2000部中に急速に分
散された時に、0.084ミクロンの平均粒径を有す
る約5%シロキサンを含有するミクロエマルジヨ
ンを与えた。この油濃厚物を845部の水の中に急
速に分散させると、得られた10%シロキサン ミ
クロエマルジヨンは0.076ミクロンの平均粒径を
有した。 第2のポリオルガノシロキサンは次の一般式を
有した。 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕95 〔CH3QSiO〕3Si(CH3)3 (式中、Qは であつた。このポリオルガノシロキサンの100部
とタージトール15−S−7(線状アルコールのポ
リエチレン グリコール エーテル、ユニオン・
カーバイド・コーポレーシヨン製)の30部との混
合物は不透明混合物を形成した。13部の水を添加
すると、清澄な油濃厚物が得られた。この油濃厚
物の7.2gを1.6gのトリトンX405界面活性剤含有
水の16.2g中へ稀釈すると、清澄な黄青色ミクロ
エマルジヨンが得られた。このミクロエマルジヨ
ンは0.042ミクロンの平均粒径を有した。 例 17 本例はカルボン酸のリチウム塩を含有するポリ
オルガノシロキサンのミクロエマルジヨンの形成
を説明する。本例はまた油濃厚物中のシリコーン
グリコール界面活性剤の使用も説明する。前記ポ
リオルガノシロキサンは次の平均式により記述で
きる。 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕97 〔CH3QSiO〕1Si(CH3)3 ここに、Qは1価の基−CH2CH2SCH2COOLi
である。またシリコーン グリコール界面活性剤
はポリエチレン(7)ビス(トリメチルシロキシ)メ
チルシリル プロピル エーテルである。清澄な
油濃厚物はポリオルガノシロキサンの100部とシ
リコーン グリコール界面活性剤の30部との不透
明混合物に水の8部を添加することにより造られ
た。この油濃厚物を約2000部の水の中に急速に分
散させると、清澄な青色のミクロエマルジヨンが
得られた。 例 18 本例はポリカルビノール基を含有するポリオル
ガノシロキサンからのミクロエマルジヨンの調製
を説明する。このポリオルガノシロキサンは次の
平均式によつて表わすことができる。 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕67 〔CH3QSiO〕3Si(CH3)3 ここに、Qは−(CH2)3O〔CH2CH(CH3)O〕2.5
Hである。このポリオルガノシロキサンの100部
と例17に記載したシリコーン グリコール界面活
性剤の43部を混合することにより白色不透明の混
合物が得られた。この不透明混合物に水の10部を
添加することにより清澄な油濃厚物が得られた。
1799部の水と48部のトリトンX405とを含有する
混合物中にこの油濃厚物を急速分散させると、や
やにごりのある透明のミクロエマルジヨンが得ら
れた。 例 19 本例において、ヒドロキシル末端封鎖ポリジメ
チルシロキサン含有ミクロエマルジヨンが調製さ
れる。このポリジメチルシロキサンは式−Si
(CH3)2OHのシラノール基で末端封鎖された。ヒ
ドロキシル末端封鎖ポリジメチルシロキサン(25
℃における粘度約65cs)の100部と例17に記載し
たシリコーングリコール界面活性剤の40部とを混
合してかすんだ混合物が得られた。水の20部を添
加すると清澄な油濃厚物が得られた。この油濃厚
物を、トリトンX405の約80部含有する水約1500
部中に迅速に分散させると平均粒径0.095ミクロ
ンを有するミクロエマルジヨンが得られた。また
油濃厚物をトリトンX405の約80部含有する水約
65部中に急速に分散させると、0.090ミクロンの
平均粒径を有する約10%シリコーンを含有するミ
クロエマルジヨンが得られた。 例 20 本例は二つの異る極性置換基を有する極性基を
含有するポリオルガノシロキサンの使用を説明す
る。このポリオルガノシロキサンは次の平均式に
より表わされる。 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕96 〔CH3QSiO〕2Si(CH3)3 ここに、Qは である。このポリオルガノシロキサンの100部お
よびタージトール15−S−7ノニオン性界面活性
剤を含有する混合物は不透明であつた。18部の水
を添加すると、清澄な油濃厚物が得られた。この
油濃厚物を320部の水および31部のトリトンX405
中に迅速に分散させた。約20%のポリオルガノシ
ロキサンを含有した清澄な黄青色のミクロエマル
ジヨン(0.041ミクロンの平均粒径)が得られた。 例 21 本例はモノ−オルガノシロキサン単位を含有す
るポリオルガノシロキサンからのミクロエマルジ
ヨンの調製を説明する。このポリオルガノシロキ
サンは15部の(CH3O)3Si(CH2)3NH
(CH2)2NH2と、22%CH3SiO3/2単位、77%
(CH3)2SiO単位および1.5%SiOH基を含有したシ
ロキサン(粘度:120cs)の85部とを配合するこ
とにより調製された。この配合混合物は約2時間
エージ(age)された。得られた反応生成物は平
均して、約10%NH2CH2CH2NH(CH2)3SiO3/2単
位、20%CH3SiO3/2単位および70%(CH3)2SiO
単位を含有した。このポリオルガノシロキサン反
応生成物の100部およびトリトンX100の30部は不
透明白色混合物を形成した。14部の水を添加する
と清澄な油濃厚物が得られた。この油濃厚物を約
2000部の水の中に急速に分散させた時に、清澄な
青色のミクロエマルジヨンが形成した。 例 22 本例はアミノ官能性ビニルメチルポリシロキサ
ンからのミクロエマルジヨンの調製を示す。ビニ
ルメチルシロキサン流体HO〔CH3(CH2=CH)
SiO〕xH(式中、xは平均約8である)の85部
(25℃で約30csの粘度のもの)と(CH3O)3Si
(CH2)3NH(CH2)2NH2の15部とを混合すること
によりポリシロキサンが調製された。得られたア
ミノ官能性ビニルメチルポリシロキサン(100部)
をトリトンX102界面活性剤の30部と混合して不
透明混合物を形成した。5部の水を添加すると清
澄な無色の油濃厚物が得られた。この清澄な油濃
厚物を2000部の水に迅速に分散させた時に、
0.032ミクロンの平均粒径を有する清澄な青色の
ミクロエマルジヨンが得られた。 例 23 本例は極性基を含有しないポリオルガノシロキ
サンを以て稀釈されている極性基含有ポリオルガ
ノシロキサンを使用する微細エマルジヨンおよび
ミクロエマルジヨンの調製を示す。極性基含有ポ
リオルガノシロキサンは次の平均式により記述で
きる。 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕96 〔CH3QSi〕2Si(CH3)3 ここに、Qは−CH2CH(CH3)
CH2NHCH2CH2NH2である。 実験の最初の系列において、極性基なしのポリ
オルガノシロキサン稀釈剤は主として環状四量体
〔(CH3)2SiO〕4からなつたジメチルシロキサン環
状体であつた。アミノ官能性シロキサンの90部、
ジメチルシロキサン環状体の10部およびタージト
ールTMN−6の30部の混合物は不透明な混合物
を与えたが、それは18部の水の添加すると清澄な
油濃厚物を与えた。この油濃厚物を水の約2000部
中に急速に分散させると、清澄な青色のミクロエ
マルジヨンが得られた。 別の清澄な油濃厚物はアミノ官能性シロキサン
の80部、ジメチルシロキサン環状体の20部および
タージトールTMN−6の30部を含有する白色不
透明混合物に水の18部を添加することによつて調
製された。この油濃厚物を水中に急速分散させる
と微細エマルジヨンが得られた。 極性基のない別のポリオルガノシロキサン稀釈
剤は約60%(CH3)3SiO1/2単位および約40%
C6H5SiO1/2単位を含有したフエニル含有シロキサ
ンであつた。アミノ官能性シロキサンの80部、フ
エニル含有シロキサンの20部およびタージトール
TMN−6の30部は不透明白色混合物を生成し
た。12部の水を添加すると、清澄な油濃厚物が得
られた。この清澄な油濃厚物を約2000部の水およ
び100部のトリトンX405に添加すると約0.1ミク
ロンの平均粒径(見積り)を有する半透明のミク
ロエマルジヨンが得られた。 例 24 本例はシヤープのベース中に混入されまたは諸
種の処理を受けた場合の本発明の種々のミクロエ
マルジヨンの安定性を説明する。使用したシヤン
プー ベースは「スタンダポールES−3」
(Standapol)、米国ニユージヤージー州ホボケン
所在ヘンケルインコーポレーテツド製のナトリウ
ム ラウリル エーテル スルフエートの28%水
溶液であつた。数種のミクロエマルジヨンをシヤ
ンプーベースと容積比1:1で混合し、次いで延
長された長さの時間環境温度で貯蔵した。例5
(20%シロキサン)、例8(5%シロキサン)およ
び例14(10%シロキサン)のミクロエマルジヨン
を使用して造られた混合物は最小7ケ月間安定で
あつた。例3のミクロエマルジヨン(23℃で調
製)とスタンダポールES−3とで造られた混合
物は最小4ケ月間安定であつた。 例14のミクロエマルジヨン(5%シロキサン、
平均粒径0.031ミクロン)を「メトセルE4M」
(Methocel)〔米国ミシガン州ミドランド所在、
ダウ・ケミカル・カンパニー製ヒドロキシプロピ
ル メチルセルロース 粘稠化剤〕の2%水溶液
と混合(1:1容量比)した。このミクロエマル
ジヨンはなるほどより粘稠性であつたが、しかし
清澄のまゝであつた。この粘稠化されたミクロエ
マルジヨンは最小限7ケ月間変化せずかつ安定で
あつた。 濃塩酸の数滴を例14のミクロエマルジヨン(平
均粒径0.031ミクロンを有する5%シロキサン)
の少量に添加した。数日後でさえ、このミクロエ
マルジヨンに変化がなかつた。 例1のアミノ官能性シリコーンおよびタージト
ールTMN−6から電解質Mgcl2の存在下でもま
たミクロエマルジヨンが調製された。清澄な油濃
厚物はこのアミノ官能性シリコーンの100部、タ
ージトールTMN−6の30部および17部の水から
調製された。この清澄な油濃厚物が約1900部の水
または2%Mgcl2を含有する約1900部の水のいず
れかに急速に分散される時に、清澄な青色のミク
ロエマルジヨンが得られた。別の清澄な油濃厚物
は同じアミノ官能性のシリコーンの100部、30部
のタージトールTMN−6、16.7部の水および0.3
部のMgcl2から造られた。このMgcl2含有油濃厚
物を約1900部の水の中に迅速に稀釈すると、清澄
な青色のミクロエマルジヨンが得られた。
られた20%シリコーン ミクロエマルジヨンは更
に試験された。このミクロエマルジヨンを7日間
55℃に保つたが、0.053ミクロンの最終平均粒径
で外見上何の変化もなかつた。エチレン グリコ
ール(1%)の添加時に、このミクロエマルジヨ
ンは最小の5氷結/融解サイクルを通じて安定で
あつた。5氷結/融解サイクル後、平均粒径は
0.052ミクロンであつた。エチレングリコールの
存在なしでは、ミクロエマルジヨンは僅か1氷
結/融解サイクル後に破壊した。1氷結/融解サ
イクルは−20℃で約18時間エマルジヨンを氷ら
せ、次いでそれを約6時間室温で融解させること
からなる。 同様な5%シリコーン ミクロエマルジヨンは
シリコーン油の100部、トリトンX100の57部およ
び水の26部からなる油濃厚物を水の1721部および
トリトンX405の96部を含有する混合物に添加す
ることにより造られたが、それは0.031ミクロン
の平均粒径を有した。 例 15 本例はアミノ官能性シロキサンからミクロエマ
ルジヨンを調製するためのカチオン性界面活性剤
の使用を示す。使用されたポリオルガノ シロキ
サンは次の平均一般式 (CH3)3Si〔(CH3)2SiO〕45.75 〔CH3QSiO〕2.25Si(CH3)3 (式中、Qは−CH2CH(CH3)
CH2NHCH2CH2NH2である)のものであつた。
このアミノ官能性シロキサン(100部)とカチオ
ン性界面活性剤エソクアドC/12(30部)との混
合物は若干のフロキユレーシヨンを伴つて不透明
であつた。エソクワドC/12(Ethoquad C/12)
は米国イリノイ州シカゴ所在のアルマク・カンパ
ニー(Armak Co.)製のポリエトキシル化第4
級アンモニウム塩である。水の4部を添加すると
清澄な油濃厚物が得られた。この油濃厚物を約
2000部の水の中に急速に稀釈すると、ややにごり
のある透明青色のミクロエマルジヨンが得られ
た。同じ油濃厚物をトリトンX405の100部を含有
する水の約2000部中に稀釈した時に、0.057ミク
ロンの平均粒径を有する清澄な青色のミクロエマ
ルジヨンが得られた。この清澄青色の油濃厚物は
室温で少くとも5ケ月清澄のまゝであつた。この
経時した清澄の油濃厚物は約2000部の水の中に急
速に分散させた時に、平均粒径0.061ミクロンを
有する清澄青色のミクロエマルジヨンを生成し
た。 アミノ官能性シロキサンの100部とカチオン性
界面活性剤エソミーンC/15(Ethomeen C/
15、第1級脂肪族アミンのエチレンオキサイド縮
合生成物として得られる第3級アミン、アルマ
ク・カンパニー製)の30部との不透明混合物に水
の3部を添加することにより別の清澄な油濃厚物
を調製した。この油濃厚物は約100部のトリトン
X405を含有する水の約2000部中に急速に分散さ
せた時に清澄な青色のミクロエマルジヨンを生成
した。 例 16 本例はアミド基を含有するポリオルガノシロキ
サンによるミクロエマルジヨンの調製を説明す
る。使用された第1のポリオルガノシロキサンは
平均式 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕96 〔CH3QSiO〕2Si(CH3)3 〔式中、Qは である〕を有した。清澄な油濃厚物は24部の水
を、アミド官能基シロキサン(100部)およびト
リトンX100(30部)を含有する粘稠な不透明(白
味がかつた)の混合物に添加することにより得ら
れた。この油濃厚物は水の約2000部中に急速に分
散された時に、0.084ミクロンの平均粒径を有す
る約5%シロキサンを含有するミクロエマルジヨ
ンを与えた。この油濃厚物を845部の水の中に急
速に分散させると、得られた10%シロキサン ミ
クロエマルジヨンは0.076ミクロンの平均粒径を
有した。 第2のポリオルガノシロキサンは次の一般式を
有した。 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕95 〔CH3QSiO〕3Si(CH3)3 (式中、Qは であつた。このポリオルガノシロキサンの100部
とタージトール15−S−7(線状アルコールのポ
リエチレン グリコール エーテル、ユニオン・
カーバイド・コーポレーシヨン製)の30部との混
合物は不透明混合物を形成した。13部の水を添加
すると、清澄な油濃厚物が得られた。この油濃厚
物の7.2gを1.6gのトリトンX405界面活性剤含有
水の16.2g中へ稀釈すると、清澄な黄青色ミクロ
エマルジヨンが得られた。このミクロエマルジヨ
ンは0.042ミクロンの平均粒径を有した。 例 17 本例はカルボン酸のリチウム塩を含有するポリ
オルガノシロキサンのミクロエマルジヨンの形成
を説明する。本例はまた油濃厚物中のシリコーン
グリコール界面活性剤の使用も説明する。前記ポ
リオルガノシロキサンは次の平均式により記述で
きる。 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕97 〔CH3QSiO〕1Si(CH3)3 ここに、Qは1価の基−CH2CH2SCH2COOLi
である。またシリコーン グリコール界面活性剤
はポリエチレン(7)ビス(トリメチルシロキシ)メ
チルシリル プロピル エーテルである。清澄な
油濃厚物はポリオルガノシロキサンの100部とシ
リコーン グリコール界面活性剤の30部との不透
明混合物に水の8部を添加することにより造られ
た。この油濃厚物を約2000部の水の中に急速に分
散させると、清澄な青色のミクロエマルジヨンが
得られた。 例 18 本例はポリカルビノール基を含有するポリオル
ガノシロキサンからのミクロエマルジヨンの調製
を説明する。このポリオルガノシロキサンは次の
平均式によつて表わすことができる。 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕67 〔CH3QSiO〕3Si(CH3)3 ここに、Qは−(CH2)3O〔CH2CH(CH3)O〕2.5
Hである。このポリオルガノシロキサンの100部
と例17に記載したシリコーン グリコール界面活
性剤の43部を混合することにより白色不透明の混
合物が得られた。この不透明混合物に水の10部を
添加することにより清澄な油濃厚物が得られた。
1799部の水と48部のトリトンX405とを含有する
混合物中にこの油濃厚物を急速分散させると、や
やにごりのある透明のミクロエマルジヨンが得ら
れた。 例 19 本例において、ヒドロキシル末端封鎖ポリジメ
チルシロキサン含有ミクロエマルジヨンが調製さ
れる。このポリジメチルシロキサンは式−Si
(CH3)2OHのシラノール基で末端封鎖された。ヒ
ドロキシル末端封鎖ポリジメチルシロキサン(25
℃における粘度約65cs)の100部と例17に記載し
たシリコーングリコール界面活性剤の40部とを混
合してかすんだ混合物が得られた。水の20部を添
加すると清澄な油濃厚物が得られた。この油濃厚
物を、トリトンX405の約80部含有する水約1500
部中に迅速に分散させると平均粒径0.095ミクロ
ンを有するミクロエマルジヨンが得られた。また
油濃厚物をトリトンX405の約80部含有する水約
65部中に急速に分散させると、0.090ミクロンの
平均粒径を有する約10%シリコーンを含有するミ
クロエマルジヨンが得られた。 例 20 本例は二つの異る極性置換基を有する極性基を
含有するポリオルガノシロキサンの使用を説明す
る。このポリオルガノシロキサンは次の平均式に
より表わされる。 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕96 〔CH3QSiO〕2Si(CH3)3 ここに、Qは である。このポリオルガノシロキサンの100部お
よびタージトール15−S−7ノニオン性界面活性
剤を含有する混合物は不透明であつた。18部の水
を添加すると、清澄な油濃厚物が得られた。この
油濃厚物を320部の水および31部のトリトンX405
中に迅速に分散させた。約20%のポリオルガノシ
ロキサンを含有した清澄な黄青色のミクロエマル
ジヨン(0.041ミクロンの平均粒径)が得られた。 例 21 本例はモノ−オルガノシロキサン単位を含有す
るポリオルガノシロキサンからのミクロエマルジ
ヨンの調製を説明する。このポリオルガノシロキ
サンは15部の(CH3O)3Si(CH2)3NH
(CH2)2NH2と、22%CH3SiO3/2単位、77%
(CH3)2SiO単位および1.5%SiOH基を含有したシ
ロキサン(粘度:120cs)の85部とを配合するこ
とにより調製された。この配合混合物は約2時間
エージ(age)された。得られた反応生成物は平
均して、約10%NH2CH2CH2NH(CH2)3SiO3/2単
位、20%CH3SiO3/2単位および70%(CH3)2SiO
単位を含有した。このポリオルガノシロキサン反
応生成物の100部およびトリトンX100の30部は不
透明白色混合物を形成した。14部の水を添加する
と清澄な油濃厚物が得られた。この油濃厚物を約
2000部の水の中に急速に分散させた時に、清澄な
青色のミクロエマルジヨンが形成した。 例 22 本例はアミノ官能性ビニルメチルポリシロキサ
ンからのミクロエマルジヨンの調製を示す。ビニ
ルメチルシロキサン流体HO〔CH3(CH2=CH)
SiO〕xH(式中、xは平均約8である)の85部
(25℃で約30csの粘度のもの)と(CH3O)3Si
(CH2)3NH(CH2)2NH2の15部とを混合すること
によりポリシロキサンが調製された。得られたア
ミノ官能性ビニルメチルポリシロキサン(100部)
をトリトンX102界面活性剤の30部と混合して不
透明混合物を形成した。5部の水を添加すると清
澄な無色の油濃厚物が得られた。この清澄な油濃
厚物を2000部の水に迅速に分散させた時に、
0.032ミクロンの平均粒径を有する清澄な青色の
ミクロエマルジヨンが得られた。 例 23 本例は極性基を含有しないポリオルガノシロキ
サンを以て稀釈されている極性基含有ポリオルガ
ノシロキサンを使用する微細エマルジヨンおよび
ミクロエマルジヨンの調製を示す。極性基含有ポ
リオルガノシロキサンは次の平均式により記述で
きる。 (CH3)3SiO〔(CH3)2SiO〕96 〔CH3QSi〕2Si(CH3)3 ここに、Qは−CH2CH(CH3)
CH2NHCH2CH2NH2である。 実験の最初の系列において、極性基なしのポリ
オルガノシロキサン稀釈剤は主として環状四量体
〔(CH3)2SiO〕4からなつたジメチルシロキサン環
状体であつた。アミノ官能性シロキサンの90部、
ジメチルシロキサン環状体の10部およびタージト
ールTMN−6の30部の混合物は不透明な混合物
を与えたが、それは18部の水の添加すると清澄な
油濃厚物を与えた。この油濃厚物を水の約2000部
中に急速に分散させると、清澄な青色のミクロエ
マルジヨンが得られた。 別の清澄な油濃厚物はアミノ官能性シロキサン
の80部、ジメチルシロキサン環状体の20部および
タージトールTMN−6の30部を含有する白色不
透明混合物に水の18部を添加することによつて調
製された。この油濃厚物を水中に急速分散させる
と微細エマルジヨンが得られた。 極性基のない別のポリオルガノシロキサン稀釈
剤は約60%(CH3)3SiO1/2単位および約40%
C6H5SiO1/2単位を含有したフエニル含有シロキサ
ンであつた。アミノ官能性シロキサンの80部、フ
エニル含有シロキサンの20部およびタージトール
TMN−6の30部は不透明白色混合物を生成し
た。12部の水を添加すると、清澄な油濃厚物が得
られた。この清澄な油濃厚物を約2000部の水およ
び100部のトリトンX405に添加すると約0.1ミク
ロンの平均粒径(見積り)を有する半透明のミク
ロエマルジヨンが得られた。 例 24 本例はシヤープのベース中に混入されまたは諸
種の処理を受けた場合の本発明の種々のミクロエ
マルジヨンの安定性を説明する。使用したシヤン
プー ベースは「スタンダポールES−3」
(Standapol)、米国ニユージヤージー州ホボケン
所在ヘンケルインコーポレーテツド製のナトリウ
ム ラウリル エーテル スルフエートの28%水
溶液であつた。数種のミクロエマルジヨンをシヤ
ンプーベースと容積比1:1で混合し、次いで延
長された長さの時間環境温度で貯蔵した。例5
(20%シロキサン)、例8(5%シロキサン)およ
び例14(10%シロキサン)のミクロエマルジヨン
を使用して造られた混合物は最小7ケ月間安定で
あつた。例3のミクロエマルジヨン(23℃で調
製)とスタンダポールES−3とで造られた混合
物は最小4ケ月間安定であつた。 例14のミクロエマルジヨン(5%シロキサン、
平均粒径0.031ミクロン)を「メトセルE4M」
(Methocel)〔米国ミシガン州ミドランド所在、
ダウ・ケミカル・カンパニー製ヒドロキシプロピ
ル メチルセルロース 粘稠化剤〕の2%水溶液
と混合(1:1容量比)した。このミクロエマル
ジヨンはなるほどより粘稠性であつたが、しかし
清澄のまゝであつた。この粘稠化されたミクロエ
マルジヨンは最小限7ケ月間変化せずかつ安定で
あつた。 濃塩酸の数滴を例14のミクロエマルジヨン(平
均粒径0.031ミクロンを有する5%シロキサン)
の少量に添加した。数日後でさえ、このミクロエ
マルジヨンに変化がなかつた。 例1のアミノ官能性シリコーンおよびタージト
ールTMN−6から電解質Mgcl2の存在下でもま
たミクロエマルジヨンが調製された。清澄な油濃
厚物はこのアミノ官能性シリコーンの100部、タ
ージトールTMN−6の30部および17部の水から
調製された。この清澄な油濃厚物が約1900部の水
または2%Mgcl2を含有する約1900部の水のいず
れかに急速に分散される時に、清澄な青色のミク
ロエマルジヨンが得られた。別の清澄な油濃厚物
は同じアミノ官能性のシリコーンの100部、30部
のタージトールTMN−6、16.7部の水および0.3
部のMgcl2から造られた。このMgcl2含有油濃厚
物を約1900部の水の中に迅速に稀釈すると、清澄
な青色のミクロエマルジヨンが得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 一般式 RaQbSiO(4-a-b)/2 および場合により RcSiO(4-c)/2 (式中、aは0〜2であり、bは1〜3であ
り、cは1〜3であり、そして和(a+b)は
1〜3であり、 また式中、Rは1価の炭化水素または置換炭
化水素基であり、そしてQはSi−C結合を通じ
て珪素に結合する極性基であつて、その場合Q
は −CH2CH2SCH2COOH、 −CH2CH(CH3)CH2NHCH2CH2NH2、 −(CH2)3NH(CH2)2NH2、 −CH2CH2SCH2COOLi、 −(CH2)3O(CH2CH(CH3)O)2.5Hまたは を表わす)のシロキサン単位を含有するポリオ
ルガノシロキサン、 (B) 該ポリオルガノシロキサンに不溶性である少
なくとも1種の界面活性剤および (C) 水 から本質的になる水中油型のポリオルガノシロキ
サンのエマルジヨンにおいて、 前記ポリオルガノシロキサンは分散相であり、
そして水は連続相であり、かつ前記ポリオルガノ
シロキサンエマルジヨンはほとんど透明であるこ
とを特徴とする、前記水中油型のポリオルガノシ
ロキサンエマルジヨン。 2 前記ポリオルガノシロキサンエマルジヨンが
0.14ミクロンより小さい平均粒径を有するミクロ
エマルジヨンである上記第1項に記載のエマルジ
ヨン。 3 (A) 一般式 RaQbSiO(4-a-b)/2 および場合により RcSiO(4-c)/2 (式中、aは0〜2であり、bは1〜3であ
り、cは1〜3であり、そして和(a+b)は
1〜3であり、 また式中、Rは1価の炭化水素または置換炭
化水素基であり、そしてQはSi−C結合を通じ
て珪素に結合する極性基であつて、その場合Q
は −CH2CH2SCH2COOH、 −CH2CH(CH3)CH2NHCH2CH2NH2、 −(CH2)3NH(CH2)2NH2、 −CH2CH2SCH2COOLi、 −(CH2)3O(CH2CH(CH3)O)2.5Hまたは を表わす)のシロキサン単位を含有するポリオ
ルガノシロキサン、 (B) 該ポリオルガノシロキサンに不溶性である少
なくとも1種の界面活性剤および (C) 水 から本質的になる水中油型のポリオルガノシロキ
サンのエマルジヨンであつて、 前記ポリオルガノシロキサンは分散相であり、
そして水は連続相であり、かつ前記ポリオルガノ
シロキサンエマルジヨンはほとんど透明である、
前記水中油型のポリオルガノシロキサンエマルジ
ヨンの製造方法において、 ()(i) 前記ポリオルガノシロキサンを前記少な
くとも一種の界面活性剤と混合すること、そ
の場合前記ポリオルガノシロキサンは混合温
度において液状であり、かつその場合前記界
面活性剤の少なくとも一種は混合の温度にお
いて前記ポリオルガノシロキサンに不溶性で
あること;そして次に (ii) 工程(i)のポリオルガノシロキサンと界面活
性剤との混合物に水を添加すること、その場
合水はややにごりのある透明の油濃厚物を生
成するのに十分な量で添加すること、 によつてややにごりのある透明の油濃厚物を形
成すること;そして次に () 該ややにごりのある透明油濃厚物を水中に
迅速に分散させることにより水中油型のポリオ
ルガノシロキサンエマルジヨンを形成するこ
と、その場合該エマルジヨン中の前記ポリオル
ガノシロキサンの平均粒径は0.3ミクロンより
も小であること、を特徴とする水中油型のポリ
オルガノシロキサンエマルジヨンの製造方法。 4 前記ややにごりのある透明の油濃厚物がほと
んど透明であり、かつ前記ポリオルガノシロキサ
ンエマルジヨンが0.14ミクロンより小さい平均粒
径を有するミクロエマルジヨンである上記第3項
に記載の方法。 5 前記ポリオルガノシロキサンが一般式 RaQbSiO(4-a-b)/2 および RcSiO(4-c)/2 (式中、R、Q、a、bおよびcは特許請求の範
囲第3項において定義したとおりである)のシロ
キサン単位を含有し、また前記不溶性界面活性剤
は工程()において形成された前記エマルジヨ
ン中の前記ポリオルガノシロキサンのために前記
不溶性界面活性剤の少なくとも一つの単分子層を
提供するのに十分な量で存在する、上記第3項に
記載の方法。 6 前記ポリオルガノシロキサンが一般式 RaQbSiO(4-a-b)/2 および RcSiO(4-c)/2 (式中、R、Q、a、bおよびcは特許請求の範
囲第3項において定義したとおりである)のシロ
キサン単位を含有し、また前記不溶性界面活性剤
は工程()において形成された前記エマルジヨ
ン中の前記ポリオルガノシロキサンのために前記
不溶性界面活性剤の少なくとも一つの単分子層を
提供するのに十分な量で存在する、上記第4項に
記載の方法。 7 (A) 一般式 RaQbSiO(4-a-b)/2 および場合により RcSiO(4-c)/2 (式中、aは0〜2であり、bは1〜3であ
り、cは1〜3であり、そして和(a+b)は
1〜3であり、 また式中、Rは1価の炭化水素または置換炭
化水素基であり、そしてQはSi−C結合を通じ
て珪素に結合する極性基であつて、その場合Q
は −CH2CH2SCH2COOH、 −CH2CH(CH3)CH2NHCH2CH2NH2、 −(CH2)3NH(CH2)2NH2、 −CH2CH2SCH2COOLi、 −(CH2)3O(CH2CH(CH3)O)2.5Hまたは を表わす)のシロキサン単位を含有するポリオ
ルガノシロキサン、 (B) 該ポリオルガノシロキサンに不溶性である少
なくとも1種の界面活性剤および (C) 水 から本質的になる水中油型のポリオルガノシロキ
サンエマルジヨンであつて、 前記ポリオルガノシロキサンは分散相であり、
そして水は連続相であり、かつ前記ポリオルガノ
シロキサンエマルジヨンはほとんど透明である、
前記水中油型のポリオルガノシロキサンエマルジ
ヨンの製造方法において、 () 前記ポリオルガノシロキサン、前記少なく
とも一種の界面活性剤、および水を混合するこ
とによつてややにごりのある透明の油濃厚物を
形成すること、その場合前記ポリオルガノシロ
キサンは混合温度において液状であり、またそ
の場合前記界面活性剤の少なくとも一種は混合
温度においてポリオルガノシロキサンに不溶性
であり、そしてその場合水はややにごりのある
透明の油濃厚物を生成するのに十分な量で存在
すること;そして次に () 該ややにごりのある透明の油濃厚物を水中
に迅速に分散させることによつて水中油型のポ
リオルガノシロキサンエマルジヨンを形成する
こと、その場合該エマルジヨン中の前記ポリオ
ルガノシロキサンの平均粒径は0.3ミクロンよ
りも小であること、を特徴とする水中油型のポ
リオルガノシロキサンエマルジヨンの製造方
法。 8 前記ややにごりのある透明の油濃厚物がほと
んど透明であり、そして前記ポリオルガノシロキ
サンエマルジヨンが0.14ミクロンより小さい平均
粒径を有するミクロエマルジヨンである上記第7
項に記載の方法。 9 前記ポリオルガノシロキサンが一般式 RaQbSiO(4-a-b)/2 および RcSiO(4-c)/2 (式中、R、Q、a、bおよびcは特許請求の範
囲第7項において定義したとおりである)のシロ
キサン単位を含有し、また前記不溶性界面活性剤
は工程()において形成された前記エマルジヨ
ン中の前記ポリオルガノシロキサンのために前記
不溶性界面活性剤の少なくとも一つの単分子層を
提供するのに十分な量で存在する、上記第7項に
記載の方法。 10 前記ポリオルガノシロキサンが一般式 RaQbSiO(4-a-b)/2 および RcSiO(4-c)/2 (式中、R、Q、a、bおよびcは特許請求の範
囲第7項において定義したとおりである)のシロ
キサン単位を含有し、また前記不溶性界面活性剤
は工程()において形成された前記エマルジヨ
ン中の前記ポリオルガノシロキサンのために前記
不溶性界面活性剤の少なくとも一つの単分子層を
提供するのに十分な量で存在する、上記第8項に
記載の方法。
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