JPH0587503A - 傾斜軸測定装置の基台 - Google Patents

傾斜軸測定装置の基台

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JPH0587503A
JPH0587503A JP24898291A JP24898291A JPH0587503A JP H0587503 A JPH0587503 A JP H0587503A JP 24898291 A JP24898291 A JP 24898291A JP 24898291 A JP24898291 A JP 24898291A JP H0587503 A JPH0587503 A JP H0587503A
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Shigeo Nakayama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被測定物たる傾斜軸を備えたワークを取付けた
際、ワークの種類により異なる傾斜軸の角度に対応させ
てこれが常に垂直になるよう上面を形成させて形成した
傾斜ブロックを移動台上に着脱可能に構成することによ
り、基台を汎用化して各種ワークへの転用を可能とし、
ワークの取付けおよび基台の測定位置への移動動作を同
時に実施してサイクルタイムの短縮化を図る。 【構成】測定位置48に対し進退移動可能に設けられた
基台10を、被測定物たる傾斜軸22を備えたワーク1
8を取付けた際、これが垂直になるよう傾斜ブロック1
6を形成してこれを移動台11上に着脱可能に固定し、
ワーク18の種類により異なる傾斜軸22の角度に対応
させてこれが常に垂直になるように形成した傾斜ブロッ
ク16に交換して使用するよう構成することにより、基
台の汎用化を図り製造原価を低減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、傾斜軸測定装置の基
台に係り、特に測定位置に対し所定領域内で進退移動可
能に設けた基台を、被測定物たる傾斜軸を備えたワーク
を取付けた際、ワークの傾斜軸が垂直になるよう上面を
傾斜させて形成した傾斜ブロックを移動台上に着脱可能
に固定し、ワークの種類により異る傾斜軸の角度に対応
させて形成した傾斜ブロックを適宜交換して使用するよ
うに構成した傾斜軸測定装置の基台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基板に対して軸を傾斜させて固定
したワークの傾斜軸の角度を測定する場合は、このワー
クを被測定物である傾斜軸が垂直になるよう基台上に傾
斜させて取付けた後これを搬入位置から測定位置まで移
動し、この傾斜軸を測定位置に位置決め停止させてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このように
構成された基台では、測定対象となる傾斜軸を備えたワ
ークの種類により異る傾斜軸の角度に対応させて基台を
構成していた。従って、測定装置の基台が専用機化され
るため対象ワークの製造が中止された場合や設計変更が
生じた場合にこの基台を他のワークへ転用することが困
難なため、基台を各種ワークに対応させてその都度設計
製作する必要があるため、これに係る製造原価を上昇さ
せる大きな要因となり、またワークの基台への取付け動
作および基台の測定位置への移動動作がシリーズに行わ
れるため、サイクルタイムが長くなる難点を有してい
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、被測定物たる傾
斜軸を備えたワークを取付けた際、ワークの種類により
異る傾斜軸の角度に対応させてこれが常に垂直になるよ
う上面を傾斜させて形成した傾斜ブロックを移動台上に
着脱可能に構成することにより、基台が汎用化されて各
種ワークへの転用が可能となり製造原価が低下すると共
に、ワークの取付け動作と測定位置への基台の移動動作
が同時に行われるためサイクルタイムの短縮化を実現す
ることのできる傾斜軸測定装置の基台を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、ワークを載置して所定範囲内で往復移動する移動台
を一方の移動端に位置決めする傾斜軸測定装置の基台に
おいて、前記基台は、ベース上に前記移動端に対し進退
移動可能に案内支持される移動台と、この移動台上に着
脱可能に固定され傾斜した上面にワークをクランプする
クランプ装置を備えた傾斜ブロックと、この傾斜ブロッ
クにワークを取付けた際このワークの傾斜軸が垂直にな
るよう前記傾斜ブロックの傾斜角度を設定し、前記移動
台を一方の移動端に移動したときワークの傾斜軸を所定
位置に位置決めする位置決め手段とで構成することを特
徴とする。
【0006】この場合、前記位置決め手段は、前記ベー
ス上に固定されたアクチュエータと、前記移動台の一部
がベース上のストッパに当接して前記傾斜軸を位置決め
した後、前記移動台を前記ストッパに対して押圧保持す
べく前記アクチュエータに接続されかつ前記移動台の端
部に位置決め側と反対方向に弾力付勢するよう摺動可能
に案内支持されるアダプタとで構成すれば好適である。
【0007】
【作用】本発明に係る傾斜軸測定装置の基台によれば、
被測定物たる傾斜軸を備えたワークを取付けた際、ワー
クの種類により異る傾斜軸の角度に対応させてこれが常
に垂直になるよう上面を傾斜させて形成した傾斜ブロッ
クを移動台上に着脱可能に構成することにより、基台が
汎用化されて各種ワークへの転用が可能となり製造原価
が低下すると共に、ワークの取付け動作と測定位置への
基台の移動動作が同時に行われるためサイクルタイムの
短縮化を実現することができる。
【0008】
【実施例】次に本発明に係る傾斜軸測定装置の基台の実
施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。図1は測定ワークを取付けた移動台が測定位置に位
置決めされた状態を示す基台の平面図、図2は図1のA
−A矢視図、図3は図2のB矢視図であり、図4は移動
台位置決め手段の動作説明図、図5は傾斜軸の測定状態
を示す測定装置の平面図であり、図6は図5のC矢視図
である。
【0009】図1および図3において、参照符号10は
基台を示し、この基台10は、ベース15上に移動端で
ある測定位置48(図5参照)に対し3本のレール12
上にリニアスライド13を介してアクチュエータ14に
より所定範囲内で進退移動可能に案内支持される移動台
11と、この移動台11上に着脱可能に固定され傾斜し
た上面にワーク18をクランプするクランプ装置24を
備えた傾斜ブロック16と、この傾斜ブロック16にワ
ーク18を取付けた際このワーク18の傾斜軸22が垂
直になるよう傾斜ブロック16の傾斜角度を設定し、前
記移動台11を測定位置48に移動したときワーク18
の傾斜軸22を適正な状態で所定位置に位置決めする位
置決め手段50とで構成される。
【0010】この場合、傾斜ブロック16の上面に取付
けられるワーク18を構成する基板20の上面にはこの
面に対し所定角度傾斜した被測定物たる傾斜軸22が植
設され、このワーク18が傾斜ブロック16上のクラン
プ装置24によりクランプされた際ワーク18の傾斜軸
22が垂直になるよう傾斜ブロック16の傾斜角度が決
定される。
【0011】このようにワーク18を取付けた基台10
を移動させてこの傾斜軸22を測定位置48に正確に位
置決めする位置決め手段は次のように構成される。すな
わち、移動台11の傾斜軸測定位置側に面した一側面に
は一対の板状のブラケット26が取付けられ、これらブ
ラケット26には一対のガイドバー28が同方向に平行
に突設してその一端が固定され、これらガイドバー28
間にはアダプタ30が横架され軸受を介して摺動自在に
案内支持されている。さらに、アダプタ30の中央には
ベース15上に固定された空圧シリンダ14のピストン
ロッド34が接続され、アダプタ30は一対のガイドバ
ー28の端部に固定された座金29とアダプタ30との
間に介挿された圧縮ばね32により、アダプタ30を常
時移動台10側に押圧付勢している。一方、図2および
図3に示すように、ベース15上に固定されたストッパ
38にはオイルダンパ40が移動台11に向けて突設し
て螺着され、その先端には移動台11の当接板36に対
接して作動子41が押圧付勢された状態で突出してい
る。
【0012】このように構成された位置決め手段は次の
ように動作する。すなわち、図4に示す説明図におい
て、図4の(a)は移動台11がワーク18の取付け取
外しを行う搬入位置にある状態を示し、参照符号Sは空
圧シリンダ14の全ストロークを示すと共に参照符号L
は移動台11の移動距離を示す。この場合、移動台11
の搬入位置となる移動端は空圧シリンダ14のストロー
ク端により位置決めされる。
【0013】また図4の(b)は移動台11が測定位置
に位置決めされた状態を示し、移動台11が空圧シリン
ダ14の作用により所定距離Lだけ移動すると、移動台
11端面に取付けられた当接板36にストッパ38に締
着されたオイルダンパ40の作動子41が当接し、オイ
ルダンパ40を締着しているナット42の端部と移動台
11の当接板36との当接による衝撃を緩和させてい
る。さらに移動台11はストッパ38との当接状態にお
いてエアーレギュレータにより設定された空気圧による
空圧シリンダ14の推力によりストッパ38に押付けら
れて停止するが、アダプタ30はさらに空圧シリンダ1
4の推力により引込まれて圧縮ばね32の撓量がaにな
るまで移動し、この空圧シリンダ14後退時のストロー
クはL+aとなる。
【0014】このように、移動台のストッパに対する当
接時の押圧力は圧縮ばね32の応力を適正に選定するこ
とにより、エアーレギュレータによる空気圧が比較的広
範囲に設定され空圧シリンダ14に供給される空圧にバ
ラツキが生じてもストッパ38に対する押圧力は常に一
定になり、移動台11の繰返し精度を向上させることが
できる。
【0015】次に、図5乃至図6に示すように、測定位
置に位置決めされた傾斜軸を測定する測定装置は次の通
り構成される。先ず、図5に示すように、ワーク18の
傾斜軸22にはその外周に、この根元と先端のそれぞれ
上下2箇所の測定点ならびにこれら2点の測定点に対し
傾斜軸軸線を中心にこの軸線に対し直交する水平面内上
でそれぞれ90°回転した上下2箇所の測定点の合計4
箇所の測定点が予め設定される。
【0016】図5に示す傾斜軸22の測定位置48に
は、傾斜軸22外周の図中左側の接点(上下2箇所)を
それぞれ測定すべくベース44上に立設した支持軸46
aの上下には第1、第2の回動腕52a,52bが回動
可能に軸支されている。また同ベース44上に立設した
支持軸46bの上下には傾斜軸22外周の図中上部の接
点(上下2箇所)をそれぞれ測定すべく第3、第4の回
動腕52c,52dが回動可能に支持されている(図5
参照)。
【0017】一方の第1,第2の回動腕52a,52b
は逆L字形に形成されると共に、他方の第3,第4の回
動腕52b,52cはL次形に形成され、その略中心は
それぞれ支持軸46a,46bにより回動可能に支持さ
れている。また、第1,第2の回動腕52a,52bの
一端にはそれぞれ傾斜軸22外周の上下測定点を触圧す
る部分を備え、その他端には後述する各検出器の測定子
によりそれぞれ押圧付勢される部分を備えている。同様
に、他方の上下に配設された第3,第4の回動腕52
c,52dの一端にも傾斜軸22外周の上下測定点を触
圧する部分を備え、その他端には後述する各検出器の測
定子によりそれぞれ押圧付勢される部分が備えられてい
る。
【0018】そして、図5に示すように各回動腕の押圧
部にそれぞれ対応して上下に検出器(電気マイクロ)5
4a,54bおよび54c,54dが配設され、各押圧
部にはこれら電気マイクロの測定子としてのゲージヘッ
ド56a,56bおよび56c,56dが傾斜軸22の
各測定点に対応する各触圧部の触圧が適正となるよう押
圧付勢されている。さらに、各回動腕の中間角部に突設
した突起部58にはこれに対接して退避手段としてのア
クチュエータ(例えば空圧シリンダ)60a,60bお
よび60c,60dが配設され、このアクチュエータに
より各突起部58を押圧して各回動腕を電気マイクロの
ゲージヘッド56a,56b,56c,56dの押圧力
に抗する方向に付勢し、各回動腕の触圧部を傾斜軸の外
周から僅か離反して退避させることができる。これによ
り、ワーク18の傾斜軸22が測定位置48に侵入し位
置決めされる際、傾斜軸22と各回動腕の触圧部との干
渉を回避している。
【0019】このように構成された傾斜軸の角度測定装
置は、次のように動作する。先ず、傾斜軸の測定に際し
予め検具により正確な角度に傾斜軸を設定して製作され
たマスターワークを移動台11により測定位置48に位
置決めしてこのマスターワークに設定された傾斜軸の各
測定点4点をそれぞれ各回動腕52a,52b,52
c,52dを介して各電気マイクロ54a,54b,5
4c,54dで計測し、この測定データを制御装置とし
てのシーケンサ(図示せず)に送信しこれを基準値とし
て記憶する。
【0020】次に、量産ワークの傾斜軸を測定するに際
し図1に示すように移動台11が搬入位置にあるとき被
測定物である傾斜軸22を備えたワーク18は傾斜ブロ
ック16上面のクランプ位置に載置されると、基台10
は移動を開始しこの移動中にワーク18のクランプ動作
が実行され、傾斜軸22の傾斜角度を垂直にした状態で
確実にクランプされる。
【0021】続いて、傾斜軸22が測定位置48に正確
に位置決めされると各アクチュエータ60a,60b,
60c,60dによる各回動腕の退避が解除され、各回
動腕の触圧部は各電気マイクロ54a,54b,54
c,54dのゲージヘッド56a,56b,56c,5
6dの押圧力により傾斜軸22外周の各測定点4点を同
時に触圧測定する。
【0022】このように、ワークに備えられた被測定物
たる傾斜軸の角度はワークの種類毎に異なるが、これら
傾斜軸が垂直になるよう各種ワークに対応して準備され
た傾斜ブロックを交換することにより、基台を他のワー
クへ転用することができ、各種ワークへの対応が可能と
なり基台の汎用化を実現させることができる。
【0023】
【発明の効果】前述した実施例から明らかなように、本
発明の傾斜軸測定装置の基台によれば、基台は、ベース
上に前記移動端に対し進退移動可能に案内支持される移
動台と、この移動台上に着脱可能に固定され傾斜した上
面にワークをクランプするクランプ装置を備えた傾斜ブ
ロックと、この傾斜ブロックにワークを取付けた際この
ワークの傾斜軸が垂直になるよう前記傾斜ブロックの傾
斜角度を設定し、前記移動台を一方の移動端に移動した
ときワークの傾斜軸を所定位置に位置決めする位置決め
手段とで構成することにより、基台が汎用化されて各種
ワークへの転用が可能となり製造原価を大幅に低減させ
ると共に、ワークの基台への取付け動作と基台の測定位
置への移動動作が同時に行われるためサイクルタイムの
短縮を図り測定能率を向上させることができる等の優れ
た効果を有する。以上、本発明の好適な実施例について
説明したが、本発明は前記実施例に限定されることな
く、本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設
計変更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る傾斜軸測定装置の基台の一実施例
を示し、測定ワークを取付けた移動台が測定位置に位置
決めされた状態を示す基台の平面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図2のB矢視図である。
【図4】移動台位置決め手段の動作説明図である。
【図5】傾斜軸の測定状態を示す測定装置の平面図であ
る。
【図6】図5のC矢視図である。
【符号の説明】
10 基台 11 移動台 12 レール 13 リニアスラ
イド 14 アクチュエータ(空圧シリンダ) 15、44 ベース 16 傾斜ブロッ
ク 18 ワーク 20 基板 22 傾斜軸 24 クランプ装
置 26 ブラケット 28 ガイドバー 30 アダプタ 32 圧縮ばね 36 当接板 38 ストッパ 40 オイルダンパ 41 作動子 46a,46b 支持軸 48 測定位置 50 位置決め手段 52a 第1の回動腕 52b 第2の回
動腕 52c 第3の回動腕 52d 第4の回
動腕 54a,54b,54c,54d 検出器(電気マイク
ロ) 56a,56b,56c,56d 検出子(ゲージヘッ
ド) 58 突起部 60a,60b,60c,60d 押圧手段(アクチュ
エータ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを載置して所定範囲内で往復移動す
    る移動台を一方の移動端に位置決めする傾斜軸測定装置
    の基台において、 前記基台は、ベース上に前記移動端に対し進退移動可能
    に案内支持される移動台と、この移動台上に着脱可能に
    固定され傾斜した上面にワークをクランプするクランプ
    装置を備えた傾斜ブロックと、この傾斜ブロックにワー
    クを取付けた際このワークの傾斜軸が垂直になるよう前
    記傾斜ブロックの傾斜角度を設定し、前記移動台を一方
    の移動端に移動したときワークの傾斜軸を所定位置に位
    置決めする位置決め手段とで構成することを特徴とする
    傾斜軸測定装置の基台。
  2. 【請求項2】前記位置決め手段は、前記ベース上に固定
    されたアクチュエータと、前記移動台の一部がベース上
    のストッパに当接して前記傾斜軸を位置決めした後、前
    記移動台を前記ストッパに対して押圧保持すべく前記ア
    クチュエータに接続されかつ前記移動台の端部に位置決
    め側と反対方向に弾力付勢するよう摺動可能に案内支持
    されるアダプタとで構成してなる請求項1記載の傾斜軸
    測定装置の基台。
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