JPH058875A - 給紙装置 - Google Patents
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- JPH058875A JPH058875A JP18941491A JP18941491A JPH058875A JP H058875 A JPH058875 A JP H058875A JP 18941491 A JP18941491 A JP 18941491A JP 18941491 A JP18941491 A JP 18941491A JP H058875 A JPH058875 A JP H058875A
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- sheet
- sheet feeding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】給紙ローラによる分離爪付近の給紙力を高める
ことにより、給紙装置からのシート材の分離給送を円滑
に行う。 【構成】給紙カセット1に配設した中板5を、その左右
両端の加圧ばね6によって上方に付勢する。中板5に積
載したシート材Pは、上方の複数の給紙ローラ3a、3
bによって押圧される。中板5の上面の各給紙ローラ3
a、3bに対応する位置には、摩擦パッド7a、7bを
取り付ける。この際シート材Pの隅部P1に係合する分
離爪2に直近の給紙ローラ3aに対応する摩擦パッド7
aの厚さを他の摩擦パッド7bの厚さよりも厚くして、
上面の摩擦面9aの高さH1が他の摩擦面9bの高さH
2よりも高くなるようにする。これにより、分離爪2に
直近の給紙ローラ3aとシート材Pとの圧接力が高くな
り、給紙ローラ3aによるシート材Pに対する給紙力が
大きくなって、シート材Pの隅部P1が、分離爪2から
スムーズに外れ、シート材Pの分離給送が確実なものと
なる。
ことにより、給紙装置からのシート材の分離給送を円滑
に行う。 【構成】給紙カセット1に配設した中板5を、その左右
両端の加圧ばね6によって上方に付勢する。中板5に積
載したシート材Pは、上方の複数の給紙ローラ3a、3
bによって押圧される。中板5の上面の各給紙ローラ3
a、3bに対応する位置には、摩擦パッド7a、7bを
取り付ける。この際シート材Pの隅部P1に係合する分
離爪2に直近の給紙ローラ3aに対応する摩擦パッド7
aの厚さを他の摩擦パッド7bの厚さよりも厚くして、
上面の摩擦面9aの高さH1が他の摩擦面9bの高さH
2よりも高くなるようにする。これにより、分離爪2に
直近の給紙ローラ3aとシート材Pとの圧接力が高くな
り、給紙ローラ3aによるシート材Pに対する給紙力が
大きくなって、シート材Pの隅部P1が、分離爪2から
スムーズに外れ、シート材Pの分離給送が確実なものと
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分離爪と給紙ローラと
を組み合わせてシート材を分離給送する給紙装置に係
り、詳しくは、シート材を積載する中板とシート材との
間に介装する摩擦パッドの構造に関する。
を組み合わせてシート材を分離給送する給紙装置に係
り、詳しくは、シート材を積載する中板とシート材との
間に介装する摩擦パッドの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機やレーザビームプリンタ(L
BP)等の画像形成装置の給紙装置として、分離爪を備
えた給紙カセット方式のものがよく知られている。
BP)等の画像形成装置の給紙装置として、分離爪を備
えた給紙カセット方式のものがよく知られている。
【0003】図3は、給紙カセット1に収納したシート
材Pを、分離爪2と給紙ローラ3a,3bとによって分
離給送するようすを図示している。シート材Pの先端隅
部(以下、単に隅部という)P1には、分離爪2が係合
してあり、また、最上位のシートP上には給紙ローラ3
a,3bが当接している。給紙ローラ3a,3bを矢印
A1方向に回転させると、最上位のシート材Pには、給
紙ローラ3a,3bの外周面3cとの摩擦によって矢印
B1方向に搬送力が付与される。これにより、シート材
Pの中央寄りは、矢印B1方向に移動するものの、シー
ト材Pの隅部P1は分離爪2によって矢印B1方向の進
行が阻止されるから、隅部P1の少し内側に波状のルー
プLが形成される。そして、更にシート材Pの搬送が続
行されるとループLが成長して、隅部P1が矢印B2方
向に横移動し、遂にはこの隅部P1が分離爪2から外
れ、最上位のシート材Pのみが分離されて給送されるも
のである。
材Pを、分離爪2と給紙ローラ3a,3bとによって分
離給送するようすを図示している。シート材Pの先端隅
部(以下、単に隅部という)P1には、分離爪2が係合
してあり、また、最上位のシートP上には給紙ローラ3
a,3bが当接している。給紙ローラ3a,3bを矢印
A1方向に回転させると、最上位のシート材Pには、給
紙ローラ3a,3bの外周面3cとの摩擦によって矢印
B1方向に搬送力が付与される。これにより、シート材
Pの中央寄りは、矢印B1方向に移動するものの、シー
ト材Pの隅部P1は分離爪2によって矢印B1方向の進
行が阻止されるから、隅部P1の少し内側に波状のルー
プLが形成される。そして、更にシート材Pの搬送が続
行されるとループLが成長して、隅部P1が矢印B2方
向に横移動し、遂にはこの隅部P1が分離爪2から外
れ、最上位のシート材Pのみが分離されて給送されるも
のである。
【0004】このような分離方式によると、特に分離爪
2に直近の給紙ローラ3aの、シート材Pに対するグリ
ップ(摩擦力)が不十分なときには、ループLが正しく
形成されず、従って、シート材Pの隅部P1が分離爪2
からスムーズに外れなくなり、シート材Pの給送不良が
発生する。
2に直近の給紙ローラ3aの、シート材Pに対するグリ
ップ(摩擦力)が不十分なときには、ループLが正しく
形成されず、従って、シート材Pの隅部P1が分離爪2
からスムーズに外れなくなり、シート材Pの給送不良が
発生する。
【0005】図4に示すのは、給紙カセット1と給紙ロ
ーラ3a,3bの正面図である。給紙カセット1内に
は、シート材Pを積載する中板5と、この中板5の左右
両端付近を上方に付勢する左右一対の加圧ばね6とが配
設されている。また、中板5の上面には各給紙ローラ3
a,3bと対応する位置に複数の同一厚さの摩擦パッド
7が取り付けられている。この際、例えば中板5が図示
のように中央が高く変形していると、シート材Pと主に
接するのは中央の給紙ローラ3bということになり、他
の給紙ローラ3a,3bはシート材Pに接しなくなる。
これによって、加圧ばね6の付勢力は中央の給紙ローラ
3bに集中してしまう。なお、給紙ローラ3a,3bが
分離爪2のこのように複数個あるのは、大きさの異なる
種々のシート材Pの各サイズに対して給紙ローラ3a,
3bが分離爪2の近くに配置されるよう考慮したためで
あり、シート材Pは左右の一方の側端縁Mを基準にして
中板5上に配置されるために、このように複数個必要と
なる。
ーラ3a,3bの正面図である。給紙カセット1内に
は、シート材Pを積載する中板5と、この中板5の左右
両端付近を上方に付勢する左右一対の加圧ばね6とが配
設されている。また、中板5の上面には各給紙ローラ3
a,3bと対応する位置に複数の同一厚さの摩擦パッド
7が取り付けられている。この際、例えば中板5が図示
のように中央が高く変形していると、シート材Pと主に
接するのは中央の給紙ローラ3bということになり、他
の給紙ローラ3a,3bはシート材Pに接しなくなる。
これによって、加圧ばね6の付勢力は中央の給紙ローラ
3bに集中してしまう。なお、給紙ローラ3a,3bが
分離爪2のこのように複数個あるのは、大きさの異なる
種々のシート材Pの各サイズに対して給紙ローラ3a,
3bが分離爪2の近くに配置されるよう考慮したためで
あり、シート材Pは左右の一方の側端縁Mを基準にして
中板5上に配置されるために、このように複数個必要と
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術によ
ると、例えばシート材Pの中央にある給紙ローラ3bの
みに給紙圧が集中してしまうと、図5に示すように分離
爪2と接している隅部P1を中心としてシート材Pは矢
印B1方向に回転してしまい、分離爪2の前でループL
を形成することができないので、シート材Pは爪離れが
悪くなり、紙詰りを起こしてしまうトラブルを発生す
る。このように、片側基準(側端縁M)でシート材Pを
給紙カセット1内に配置させる方式の給紙カセット1で
は給紙ローラ3a,3bが複数個必要となり、このため
本来は分離爪2の前でシート材PのループLを作るため
に、分離爪2に直近の給紙ローラ3aに対して給紙圧を
高めておかなければならないのに対して、中板5に変形
等があると、どの給紙ローラ3a,3bに給紙圧が集中
するのか、規定できない状態になり、前述のような給紙
不良が発生してしまうのである。
ると、例えばシート材Pの中央にある給紙ローラ3bの
みに給紙圧が集中してしまうと、図5に示すように分離
爪2と接している隅部P1を中心としてシート材Pは矢
印B1方向に回転してしまい、分離爪2の前でループL
を形成することができないので、シート材Pは爪離れが
悪くなり、紙詰りを起こしてしまうトラブルを発生す
る。このように、片側基準(側端縁M)でシート材Pを
給紙カセット1内に配置させる方式の給紙カセット1で
は給紙ローラ3a,3bが複数個必要となり、このため
本来は分離爪2の前でシート材PのループLを作るため
に、分離爪2に直近の給紙ローラ3aに対して給紙圧を
高めておかなければならないのに対して、中板5に変形
等があると、どの給紙ローラ3a,3bに給紙圧が集中
するのか、規定できない状態になり、前述のような給紙
不良が発生してしまうのである。
【0007】そこで、本発明は中板とシート材との間に
介装する摩擦パッドについて、分離爪に直近の給紙ロー
ラと対応する摩擦パッドの摩擦面を他の摩擦パッドの摩
擦面よりも高く設定してこの給紙ローラの給紙圧を高め
ることにより、シート材の円滑な給送が行えるようにし
た給紙装置を提供することを目的とするものである。
介装する摩擦パッドについて、分離爪に直近の給紙ロー
ラと対応する摩擦パッドの摩擦面を他の摩擦パッドの摩
擦面よりも高く設定してこの給紙ローラの給紙圧を高め
ることにより、シート材の円滑な給送が行えるようにし
た給紙装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、例えば図1を参照して示す
と、中板(5)上に積載した複数のシート材(P)の先
端隅部(P1)に分離爪(2)を係合させると共に、シ
ート材(P)の上方に複数の給紙ローラ(3a,3b)
を当接させ、該給紙ローラ(3a,3b)の回転摩擦に
てシート材(P)を給送しつつ、前記分離爪(2)にて
最上位のシート材(P)を分離してなる給紙装置におい
て、前記中板(5)と最下位のシート材(P)との間に
複数の摩擦パッド(7a,7b)を介装すると共に、前
記分離爪(2)に直近の前記給紙ローラ(3a)に対応
する前記摩擦パッド(7a)のシート材(P)との摩擦
面(9a)の高さ(H1)を、他の摩擦パッド(7b)
の摩擦面(9b)の高さ(H2)よりも高く設定する、
ことを特徴とする。
みてなされたものであって、例えば図1を参照して示す
と、中板(5)上に積載した複数のシート材(P)の先
端隅部(P1)に分離爪(2)を係合させると共に、シ
ート材(P)の上方に複数の給紙ローラ(3a,3b)
を当接させ、該給紙ローラ(3a,3b)の回転摩擦に
てシート材(P)を給送しつつ、前記分離爪(2)にて
最上位のシート材(P)を分離してなる給紙装置におい
て、前記中板(5)と最下位のシート材(P)との間に
複数の摩擦パッド(7a,7b)を介装すると共に、前
記分離爪(2)に直近の前記給紙ローラ(3a)に対応
する前記摩擦パッド(7a)のシート材(P)との摩擦
面(9a)の高さ(H1)を、他の摩擦パッド(7b)
の摩擦面(9b)の高さ(H2)よりも高く設定する、
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】以上構成に基づき、分離爪(2)に直近の給紙
ローラ(3a)に対応する摩擦パッド(7a)の摩擦面
(9a)の高さ(H1)は、他の摩擦パッド(7b)の
摩擦面(9b)の高さ(H2)よりも高い(H1>H
2)から、シート材(P)を中板(5)上に積載する
と、シート材(P)は、摩擦面(9a,9b)の高さに
応じた形状、即ち、摩擦パッド(7a)の部分は高く、
また、摩擦パッド(7b)の部分は低くなる(図1の場
合は、シート材Pの左右両端側が高く、中央部が低くな
る)。従って、シート材(P)の上方から複数の給紙ロ
ーラ(3a,3b)を当接させると、両端の摩擦パッド
(7a)に対応する給紙ローラ(3a)とシート材
(P)との圧接力は、他の給紙ローラ(3b)とシート
材(P)との圧接力よりも大きくなる。この圧接力はそ
のままシート材(P)の給紙力に比例するから、シート
材(P)に付与される給紙力は、給紙ローラ(3a)に
よるものが大きくなる。
ローラ(3a)に対応する摩擦パッド(7a)の摩擦面
(9a)の高さ(H1)は、他の摩擦パッド(7b)の
摩擦面(9b)の高さ(H2)よりも高い(H1>H
2)から、シート材(P)を中板(5)上に積載する
と、シート材(P)は、摩擦面(9a,9b)の高さに
応じた形状、即ち、摩擦パッド(7a)の部分は高く、
また、摩擦パッド(7b)の部分は低くなる(図1の場
合は、シート材Pの左右両端側が高く、中央部が低くな
る)。従って、シート材(P)の上方から複数の給紙ロ
ーラ(3a,3b)を当接させると、両端の摩擦パッド
(7a)に対応する給紙ローラ(3a)とシート材
(P)との圧接力は、他の給紙ローラ(3b)とシート
材(P)との圧接力よりも大きくなる。この圧接力はそ
のままシート材(P)の給紙力に比例するから、シート
材(P)に付与される給紙力は、給紙ローラ(3a)に
よるものが大きくなる。
【0010】ところで、給紙ローラ(3a)は、分離爪
(2)の直近の給紙ローラ(3a)である。従って、シ
ート材(P)には、分離爪(2)に直近の給紙ローラ
(3a)から付与される給紙力が大きく、これにより、
シート材(P)の隅部(P1)は分離爪(2)からスム
ーズに外れ、即ち最上位のシート材(P)1枚だけが給
紙ローラ(3a,3b)によって円滑に給送される。
(2)の直近の給紙ローラ(3a)である。従って、シ
ート材(P)には、分離爪(2)に直近の給紙ローラ
(3a)から付与される給紙力が大きく、これにより、
シート材(P)の隅部(P1)は分離爪(2)からスム
ーズに外れ、即ち最上位のシート材(P)1枚だけが給
紙ローラ(3a,3b)によって円滑に給送される。
【0011】なお、図1に図示するものにおいては、摩
擦パッド(7a,7b)の摩擦面(9a,9b)の高さ
(H1,H2)を給紙カセット(1)の底面を基準に設
定しているが、中板(5)が湾曲することなく平坦で、
かつ、左右の加圧ばね6の動作が等しいことを条件に、
中板(5)の上面を基準面としてもよい。このときの摩
擦面(9a,9b)の高さは、摩擦パッド(7a,7
b)の厚さと等しいものとなる。
擦パッド(7a,7b)の摩擦面(9a,9b)の高さ
(H1,H2)を給紙カセット(1)の底面を基準に設
定しているが、中板(5)が湾曲することなく平坦で、
かつ、左右の加圧ばね6の動作が等しいことを条件に、
中板(5)の上面を基準面としてもよい。このときの摩
擦面(9a,9b)の高さは、摩擦パッド(7a,7
b)の厚さと等しいものとなる。
【0012】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するものであって、本発明の構成を何等限定するもので
はない。
するものであって、本発明の構成を何等限定するもので
はない。
【0013】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0014】本発明に係る給紙装置は、図1に図示する
ようにシート材Pを収納する給紙カセット1と、給紙カ
セット1内のシート材Pを給送する複数の給紙ローラ3
a,3bを主要構成部材としてなる。給紙カセット1
は、箱状のカセット本体1aの内側に中板5を配設して
いる。中板5は、シート材Pの少なくとも前端側を下方
から支持する板状部材であって、左右両端に取り付けた
加圧ばね6によって上方に向けて付勢されている。中板
5の上面には、シート材Pの左右横方向に沿って複数の
摩擦パッド7a,7bが取り付けられている。
ようにシート材Pを収納する給紙カセット1と、給紙カ
セット1内のシート材Pを給送する複数の給紙ローラ3
a,3bを主要構成部材としてなる。給紙カセット1
は、箱状のカセット本体1aの内側に中板5を配設して
いる。中板5は、シート材Pの少なくとも前端側を下方
から支持する板状部材であって、左右両端に取り付けた
加圧ばね6によって上方に向けて付勢されている。中板
5の上面には、シート材Pの左右横方向に沿って複数の
摩擦パッド7a,7bが取り付けられている。
【0015】摩擦パッド7a,7bは、中板5が例えば
鉄板等の滑り易い部材で形成されているのに反し、シー
ト材Pとの間に適当に大きい摩擦力が発生するような部
材によって形成されている。各摩擦パッド7a,7bの
上面の摩擦面9a,9b、即ち、各摩擦パッド7a,7
bの最下位のシート材Pの下面に接触する面について
は、左右両端の摩擦パッド7aの摩擦面9aは高い位置
に、また、それ以外の摩擦パッド7bの摩擦面9bは低
い位置に位置するようにしている。カセット本体1aの
底面1bを基準としたときの摩擦パッド7aの摩擦面9
aの高さをH1、また同様に摩擦パッド7bの摩擦面9
bの高さをH2に設定(ただし、H1>H2)するもの
である。なお、両摩擦面9a,9bの高さH1,H2の
高さの差(H1−H2>0)は、給紙カセット1内に収
納するシート材Pの大きさや厚さ、また、摩擦パッド7
a,7bの隣接するもの相互の配設距離等によって適宜
なものに設定するものとする。シート材Pをこのような
中板5に積載して収納すると、シート材Pは、厚さの厚
い摩擦パッド7aに支持された左右両端付近が高くな
り、厚さの薄い摩擦パッド7bに支持された中央部が低
くなる。
鉄板等の滑り易い部材で形成されているのに反し、シー
ト材Pとの間に適当に大きい摩擦力が発生するような部
材によって形成されている。各摩擦パッド7a,7bの
上面の摩擦面9a,9b、即ち、各摩擦パッド7a,7
bの最下位のシート材Pの下面に接触する面について
は、左右両端の摩擦パッド7aの摩擦面9aは高い位置
に、また、それ以外の摩擦パッド7bの摩擦面9bは低
い位置に位置するようにしている。カセット本体1aの
底面1bを基準としたときの摩擦パッド7aの摩擦面9
aの高さをH1、また同様に摩擦パッド7bの摩擦面9
bの高さをH2に設定(ただし、H1>H2)するもの
である。なお、両摩擦面9a,9bの高さH1,H2の
高さの差(H1−H2>0)は、給紙カセット1内に収
納するシート材Pの大きさや厚さ、また、摩擦パッド7
a,7bの隣接するもの相互の配設距離等によって適宜
なものに設定するものとする。シート材Pをこのような
中板5に積載して収納すると、シート材Pは、厚さの厚
い摩擦パッド7aに支持された左右両端付近が高くな
り、厚さの薄い摩擦パッド7bに支持された中央部が低
くなる。
【0016】シート材Pの先端側の左右の隅部P1に
は、それぞれ分離爪2が係合されている。分離爪2は図
3のようにその後端側を、カセット本体1aから突出す
る軸1bによって回動自在に支持され、先端側は上下方
向に揺動可能となっている。分離爪2の先端側にはほぼ
3角形状の押圧部2aが形成されており、自重によって
シート材Pを上方から軽く押さえ付けている。
は、それぞれ分離爪2が係合されている。分離爪2は図
3のようにその後端側を、カセット本体1aから突出す
る軸1bによって回動自在に支持され、先端側は上下方
向に揺動可能となっている。分離爪2の先端側にはほぼ
3角形状の押圧部2aが形成されており、自重によって
シート材Pを上方から軽く押さえ付けている。
【0017】シート材Pの上方に当接する給紙ローラ3
a,3bは、複数のものが、回転軸11に固着されてい
る。回転軸11は、給紙カセット1の装着先となる不図
示の装置本体、例えば電子複写機やレーザビームプリン
タ等の画像形成装置の装置本体に、取り付けられてい
て、図3の矢印A1方向に回転可能となっている。
a,3bは、複数のものが、回転軸11に固着されてい
る。回転軸11は、給紙カセット1の装着先となる不図
示の装置本体、例えば電子複写機やレーザビームプリン
タ等の画像形成装置の装置本体に、取り付けられてい
て、図3の矢印A1方向に回転可能となっている。
【0018】給紙ローラ3a,3bは、例えばゴム部材
等によってほぼ半月形に形成され、その外周面3cはシ
ート材Pとの間に十分な摩擦力が発生するようになって
いる。各給紙ローラ3a,3bは、それぞれ各摩擦パッ
ド7a,7bに対応して配置されており、従って、左右
の分離爪2に直近の給紙ローラ3aには、厚い方の摩擦
パッド7aが対応している。
等によってほぼ半月形に形成され、その外周面3cはシ
ート材Pとの間に十分な摩擦力が発生するようになって
いる。各給紙ローラ3a,3bは、それぞれ各摩擦パッ
ド7a,7bに対応して配置されており、従って、左右
の分離爪2に直近の給紙ローラ3aには、厚い方の摩擦
パッド7aが対応している。
【0019】なお、摩擦パッド7a,7bは、中板5に
対して固定的に取り付けることができるのは勿論、例え
ば両面テープ等を介して着脱自在に取り付けてもよいも
のとする。
対して固定的に取り付けることができるのは勿論、例え
ば両面テープ等を介して着脱自在に取り付けてもよいも
のとする。
【0020】ついで、上述実施例による作用について説
明する。
明する。
【0021】まず、給紙カセット1内に、シート材Pを
収納する。ただし、シート材Pの幅Wについては、その
左右両端縁が左右の摩擦パッド7aの外側に位置するも
のとする。シート材Pは、摩擦パッド7a,7bの高さ
H1,H2の差に応じて、中央部が低く、左右両端部が
高い僅かに湾曲した姿勢をとる。この状態で、給紙カセ
ット1を給紙ローラ3a,3bのある装置本体に装着す
ると、シート材Pは、加圧ばね6を介して中板5によっ
て上方に付勢され、これにより、分離爪2に直近の給紙
ローラ3aが最上位のシート材Pの左右両端部付近に十
分な力で押圧される。
収納する。ただし、シート材Pの幅Wについては、その
左右両端縁が左右の摩擦パッド7aの外側に位置するも
のとする。シート材Pは、摩擦パッド7a,7bの高さ
H1,H2の差に応じて、中央部が低く、左右両端部が
高い僅かに湾曲した姿勢をとる。この状態で、給紙カセ
ット1を給紙ローラ3a,3bのある装置本体に装着す
ると、シート材Pは、加圧ばね6を介して中板5によっ
て上方に付勢され、これにより、分離爪2に直近の給紙
ローラ3aが最上位のシート材Pの左右両端部付近に十
分な力で押圧される。
【0022】続いて、回転軸11を介して給紙ローラ3
a,3bを回転させる。これにより、最上位のシート材
Pの左右両端部付近は、押圧力が十分な給紙ローラ3a
によって十分な給紙力が付与される。一方、最上位のシ
ート材Pの隅部P1は、分離爪2によってその進行が阻
止されるが、直近の給紙ローラ3aによる十分な給紙力
に基づき、分離のための正常なループLが形成されて、
隅部P1が分離爪2からスムーズに外れる。隅部P1が
分離爪2から外れた最上位のシート材Pは、給紙ローラ
3a,3bのさらなる回転によって円滑に給送される。
この際、摩擦パッド7a,7bの高さH1,H2の差
(H1−H2)の寸法設定の相違や、シート材Pの紙質
の違い等によって、内側の給紙ローラ3bが最上位のシ
ート材Pに当接したり、しなかったりすることになる
が、この当接の有無によるシート材Pに対する給紙力の
違いは、給紙ローラ3aによる給紙力が十分であること
に基づき、シート材Pの給紙性能にはほとんど影響を与
えない。即ち、分離爪2の直近の給紙ローラ3aの給紙
力が十分でありさえすれば、最上位のシート材Pのみ1
枚を分離爪2によって確実に分離して円滑に給送するこ
とができる。
a,3bを回転させる。これにより、最上位のシート材
Pの左右両端部付近は、押圧力が十分な給紙ローラ3a
によって十分な給紙力が付与される。一方、最上位のシ
ート材Pの隅部P1は、分離爪2によってその進行が阻
止されるが、直近の給紙ローラ3aによる十分な給紙力
に基づき、分離のための正常なループLが形成されて、
隅部P1が分離爪2からスムーズに外れる。隅部P1が
分離爪2から外れた最上位のシート材Pは、給紙ローラ
3a,3bのさらなる回転によって円滑に給送される。
この際、摩擦パッド7a,7bの高さH1,H2の差
(H1−H2)の寸法設定の相違や、シート材Pの紙質
の違い等によって、内側の給紙ローラ3bが最上位のシ
ート材Pに当接したり、しなかったりすることになる
が、この当接の有無によるシート材Pに対する給紙力の
違いは、給紙ローラ3aによる給紙力が十分であること
に基づき、シート材Pの給紙性能にはほとんど影響を与
えない。即ち、分離爪2の直近の給紙ローラ3aの給紙
力が十分でありさえすれば、最上位のシート材Pのみ1
枚を分離爪2によって確実に分離して円滑に給送するこ
とができる。
【0023】従って、図2に示すような他の実施例を実
現することが可能となる。
現することが可能となる。
【0024】このものは、分離爪2に直近の給紙ローラ
3aに対応する摩擦パッド7aのみを中板5上に設け、
他の給紙ローラ3bに対応する前実施例における摩擦パ
ッド7bを積極的に割愛するものである。この実施例に
おいては、前実施例のものとほぼ同等の効果を期待する
ことができる。
3aに対応する摩擦パッド7aのみを中板5上に設け、
他の給紙ローラ3bに対応する前実施例における摩擦パ
ッド7bを積極的に割愛するものである。この実施例に
おいては、前実施例のものとほぼ同等の効果を期待する
ことができる。
【0025】図1に図示するシート材Pの幅Wが小さい
ものについては、次のようにして容易に対処することが
できる。
ものについては、次のようにして容易に対処することが
できる。
【0026】シート材Pの幅寸法W0(ただし、W0<
W)とするとこれに応じて、給紙カセット1の左右の分
離爪2間の距離も小さくなる(図1の左側の分離爪2と
右側の破線の分離爪2)。そこで、分離爪2に直近の給
紙ローラとは、左側のものについては従前の給紙ローラ
3aであるのに対し、右側のものについては、給紙ロー
ラ3aの1つ内側の給紙ローラ3bがこれに該当するこ
とになる。従って、この給紙ローラ3bに対応する摩擦
パッドの高さ位置をH1にする。このような給紙カセッ
ト1を別に準備しておくことにより、シート材Pの大き
さが変わっても容易に対処することができる。即ち、左
側の給紙ローラ3aを基準とし、他の給紙ローラ3a,
3bをそれぞれ給紙対象となるシート材Pの幅Wに対応
させて配設する。そして、シート材Pを給送するとき
に、基準の給紙ローラ3aと、他の1つの給紙ローラ3
b又は3aを使用して給紙するものである。このとき、
これら2つの給紙ローラ3a,3bは、分離爪2に直近
の給紙ローラ3a,3bとなり、これらの位置に対応す
る摩擦パッド7aをそれぞれ厚手のものとする給紙カセ
ット1を準備すればよい。
W)とするとこれに応じて、給紙カセット1の左右の分
離爪2間の距離も小さくなる(図1の左側の分離爪2と
右側の破線の分離爪2)。そこで、分離爪2に直近の給
紙ローラとは、左側のものについては従前の給紙ローラ
3aであるのに対し、右側のものについては、給紙ロー
ラ3aの1つ内側の給紙ローラ3bがこれに該当するこ
とになる。従って、この給紙ローラ3bに対応する摩擦
パッドの高さ位置をH1にする。このような給紙カセッ
ト1を別に準備しておくことにより、シート材Pの大き
さが変わっても容易に対処することができる。即ち、左
側の給紙ローラ3aを基準とし、他の給紙ローラ3a,
3bをそれぞれ給紙対象となるシート材Pの幅Wに対応
させて配設する。そして、シート材Pを給送するとき
に、基準の給紙ローラ3aと、他の1つの給紙ローラ3
b又は3aを使用して給紙するものである。このとき、
これら2つの給紙ローラ3a,3bは、分離爪2に直近
の給紙ローラ3a,3bとなり、これらの位置に対応す
る摩擦パッド7aをそれぞれ厚手のものとする給紙カセ
ット1を準備すればよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
分離爪に直近の給紙ローラに対応する摩擦パッドの摩擦
面を高くすることにより、シート材に対する分離爪付近
の給紙力を大きくすることができるので、シート材の分
離・給送を円滑にすることができる。
分離爪に直近の給紙ローラに対応する摩擦パッドの摩擦
面を高くすることにより、シート材に対する分離爪付近
の給紙力を大きくすることができるので、シート材の分
離・給送を円滑にすることができる。
【図1】給紙装置の縦断正面図。
【図2】他の給紙装置の縦断正面図。
【図3】シート材の給紙を示す動作説明図。
【図4】従来の給紙装置の縦断正面図。
【図5】従来のシート材の給紙を示す動作説明図。
2 分離爪 3a,3b 給紙ローラ 5 中板 7a,7b 摩擦パッド 9a,9b 摩擦面 P シート材 P1 先端隅部 H1,H2 摩擦面の高さ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 中板上に積載した複数のシート材の先端
隅部に分離爪を係合させると共に、シート材の上方に複
数の給紙ローラを当接させ、該給紙ローラの回転摩擦に
てシート材を給送しつつ、前記分離爪にて最上位のシー
ト材を分離してなる給紙装置において、 前記中板と最下位のシート材との間に複数の摩擦パッド
を介装すると共に、前記分離爪に直近の前記給紙ローラ
に対応する前記摩擦パッドのシート材との摩擦面の高さ
を、他の摩擦パッドの摩擦面の高さよりも高く設定す
る、 ことを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18941491A JPH058875A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18941491A JPH058875A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 給紙装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058875A true JPH058875A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16240872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18941491A Pending JPH058875A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058875A (ja) |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP18941491A patent/JPH058875A/ja active Pending
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