JPH058906U - 抵抗内蔵サージアブソーバ - Google Patents

抵抗内蔵サージアブソーバ

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JPH058906U
JPH058906U JP6409191U JP6409191U JPH058906U JP H058906 U JPH058906 U JP H058906U JP 6409191 U JP6409191 U JP 6409191U JP 6409191 U JP6409191 U JP 6409191U JP H058906 U JPH058906 U JP H058906U
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electrodes
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清司 坂井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 一つのチップ状積層体にバリスタ素子と抵抗
素子を形成し、実装時の省スペース化と取付けコストの
低減化を図る。 【構成】 両側縁に達する内部電極1を設けたバリスタ
グリーンシート2と、一方の端部に達する内部電極3を
設けたバリスタグリーンシート4を用い、これらシート
2,4の枚数と組合せを選択し、各シート2,4と上下
端部にバリスタグリーンシート4,5を積層した状態で
圧着焼成してチップ状の積層体を形成し、この積層体の
表面に抵抗電極を両端部に達するように設け、積層体の
外面で両端部と中間部に、外部電極を各対応する内部電
極1,3および抵抗電極と導通した状態で設け、積層体
の内部にバリスタ素子と抵抗素子を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ラインに侵入する電圧サージと電流サージを吸収除去する抵抗内 蔵サージアブソーバ、更に詳しくは電圧サージを抑制するバリスタ素子と電流サ ージを抑制する抵抗素子を一つのチップ部品で構成したサージアブソーバに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ICの入力端子等、外来サージにより素子が破壊しやすい個所のサー ジ保護としては、図13に示すように、電圧サージを抑制するバリスタ素子Zと 電流サージを抑制する抵抗素子Rを組合せた回路が採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来の外来サージ対策を行なう回路は、バリスタ素子Zと 抵抗素子Rにそれぞれ別個の部品を用いていたため、プリント基板への実装に手 間と時間がかかり、作業コストが高くつくと共に、スペース的にも広い面積が必 要になるという問題がある。
【0004】 そこで、この考案は、一つのチップ部品でバリスタ素子と抵抗素子を構成する ことができ、取付けが簡単で作業がコスト的に安くなり、スペース的にも有利な 抵抗内蔵サージアブソーバを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この考案は、両側縁に達する内部電極を設 けたバリスタグリーンシートと、一方の端部に達する内部電極を設けたバリスタ グリーンシートを数と組合せを選択して積層し、これを圧着焼成して積層体を形 成し、この積層体の外面で両端部と中間部に、対応する内部電極と接続した外部 電極を設け、前記積層体の両端外部電極間に抵抗電極を設けた構成を採用したも のである。
【0006】
【作用】
両側縁に達する内部電極を設けたバリスタグリーンシートと、一方の端部に達 する内部電極を設けたバリスタグリーンシートの数と組合せを選択して積層し、 これを圧着焼成して形成した積層体の外面に外部電極を設けると共に、上記積層 体に両端の外部電極と導通する抵抗電極を設けると、一つのチップ積層体内にバ リスタ素子と抵抗素子を構成することができ、プリント基板に対する実装時の取 付け作業が簡単に行なえると共に、省スペース化を図ることができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面の図1乃至図12に基づいて説明する。
【0008】 図1乃至図5に示す第1の実施例において、チップ状の抵抗内蔵サージアブソ ーバを構成するため、両側縁に達する内部電極1を設けたバリスタグリーンシー ト2と、一方の端部に達する内部電極3を設けたバリスタシート4と、内部電極 の形成がない上下端用のバリスタグリーンシート5,5とが用意され、これら各 シートの数と組合せが選択される。
【0009】 図示の場合、二枚のバリスタグリーンシート2と一枚のバリスタグリーンシー ト4および上下端用の二枚のバリスタグリーンシート5を用い、図1のような組 合せ状態で各シートを上下に積層し、これを圧着焼成して図2と図3のようなチ ップ状の積層体6を形成する。
【0010】 なお、各バリスタグリーンシートとしては、例えばZnO 系のバリスタ材料を用 いると共に、内部電極1,3はAg−Pd等の材料が用いられる。
【0011】 図4のように、焼成後の積層体6に対して一方の表面に抵抗電極7を両端部に 達するように塗布して焼成する。この抵抗電極7には、カーボン抵抗やサーメッ ト抵抗等の材料が使用される。
【0012】 次に、積層体6の両端部及び中間部の外面にメッキまたは厚膜塗装によって外 部電極8,9,10を図5のように形成する。なお、抵抗電極7は、外部電極8 ,9,10形成後に形成してもよい。
【0013】 両端の外部電極8,9は、抵抗電極7と導通し、一方の外部電極8は更に内部 電極3と導通すると共に、中間の外部電極10は内部電極1と導通することにな り、これによって内部電極1,3の積層部分でバリスタ素子Zが形成され、又、 積層体6上に塗布焼付けた抵抗電極7で抵抗素子Rが形成され、図6の等価回路 で示したように、一つのチップ状積層体6にバリスタ素子Zと抵抗素子Rを備え た抵抗内蔵サージアブソーバ11が得られることになる。
【0014】 次に、図7で示す第2の実施例は、抵抗電極の形状により部品に方向性を持た せたものであり、第1の実施例と同一部分については同一符号を用いて説明する 。
【0015】 第1の実施例と同様の手段により焼成した積層体6に、カーボン抵抗やサーメ ット抵抗等の材料からなる抵抗電極7aを積層体6の両端部に達するように塗布 して焼成する。この抵抗電極7aは、一方端部側では幅が狭く、他方端部側では 幅が広くなるようテーパ状に形成されている。
【0016】 もちろん、この抵抗電極7aを形成するのは、外部電極8,9,10を形成す る前でも後でもよい。このようにして、図6で示す等価回路のサージアブソーバ 11aが得られる。
【0017】 このサージアブソーバ11aは、抵抗電極7aの外部電極8と連なっている部 分の幅が他方外部電極9側の抵抗電極の幅に比べて広がるテーパー状となってい るので、部品に方向性を持たせることができ、一目で、バリスタ素子Z及び抵抗 素子Rの両方に接続している外部電極8と抵抗素子Rのみに接続している外部電 極9とを区別することができ、プリント基板への装着に際し、部品の装着方向を 誤るといったミスをなくすことができる。
【0018】 なお、この第2の実施例における抵抗電極7aの形状は、上記したテーパー状 のものに限られず、抵抗電極の一方の外部電極8側における形状と他方の外部電 極9側における形状とが非対称であればよく、要するにサージアブソーバ部品に 方向性を与えることがきればよい。
【0019】 次に、図8乃至図11に示す第3の実施例は、抵抗素子をチップ状積層体の内 部に組込んで一体焼成することによって形成するようにしたものであり、先に述 べた第1の実施例と同一部分については同一符号を用いて説明する。
【0020】 図8のように、表面にニクロム等の抵抗電極7を両端部に達するように塗布形 成したバリスタグリーンシート12と中間用バリスタグリーンシート13が第1 の実施例に付加され、各シートを図7の配置と組合せ状態で上下に重ね合わせて 積層し、これを圧着焼成することにより、図9と図10に示すチップ状の積層体 6bを形成する。
【0021】 上記積層体6bに対して図11で示すように、両端部及び中間部の外面に外部 電極8,9,10を形成すれば、両端の外部電極8,9が抵抗電極7と導通し、 一方の外部電極8が内部電極3と導通し、更に中間の外部電極10が内部電極1 と導通する。
【0022】 これによって、チップ状積層体6bの内部にバリスタ素子Zと抵抗素子Rを内 蔵した図6で示す等価回路のサージアブソーバ11bが得られることになる。
【0023】 図12は上記したサージアブソーバ11bをプリント基板上に実装した状態の 例を示し、一端側の外部端子8を信号パターン14と、また他端側の外部端子9 をIC15のピン16と接続すると共に、中間の外部電極10をアースパターン 17と接続し、IC15に対する電圧サージをバリスタ素子Zで抑制し、電流サ ージを抵抗素子Rで抑制する。
【0024】 上記のように、サージアブソーバ11bは、三端子構造であるので、図12の ように、IC15のピン16の付根に連続して実装が可能になり、スペース的に 有利となる。
【0025】 なお、第1乃至第3の実施例におけるサージアブソーバ11,11a,11b は積層構造を用いたため、バリスタ素子Z及び抵抗素子Rの特性は、内部電極の パターン面積、積層数、シート厚みおよび抵抗電極のパターン面積をコントロー ルすることにより独立して調整することができる。
【0026】
【効果】
以上のように、この考案によると、一つのチップ状積層体内にバリスタ素子と 抵抗素子を構成することができ、プリント基板に対する実装時の省スペース化と 取付けコストの低減を図ることができる。
【0027】 また、三端子の積層構造を用いたので、バリスタ素子と抵抗素子の特性を、内 部電極と抵抗電極のパターン面積、内部電極の積層数およびシート厚みによって 個々にコントロールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るサージアブソーバのバリスタ素
子を形成する部分の分解斜視図である。
【図2】この考案に係るサージアブソーバのバリスタ素
子を圧着焼成した積層体の斜視図である。
【図3】この考案に係るサージアブソーバのバリスタ素
子を圧着焼成した積層体の縦断面図である。
【図4】積層体に抵抗電極を設けた斜視図である。
【図5】積層体に外部電極を設けたサージアブソーバの
斜視図である。
【図6】積層体に外部電極を設けたサージアブソーバの
等価回路図である。
【図7】この考案に係るサージアブソーバの第2の実施
例を示す斜視図である。
【図8】この考案に係るサージアブソーバの第3の実施
例を示す分解斜視図である。
【図9】この考案に係るサージアブソーバの第3の実施
例の圧着焼成状態を示す斜視図である。
【図10】この考案に係るサージアブソーバの第3の実
施例の縦断面図である。
【図11】この考案に係るサージアブソーバの第3の実
施例における外部電極を設けた斜視図である。
【図12】サージアブソーバの実装状態を示す平面図で
ある。
【図13】従来のサージ保護を行なう回路図である。
【符号の説明】
1,3 内部電極 2,4,5 バリスタグリーンシート 6,6b 積層体 7,7a 抵抗電極 8,9,10 外部電極 11,11a,11b サージアブソーバ 12,13 バリスタグリーンシート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側縁に達する内部電極を設けたバリス
    タグリーンシートと、一方の端部に達する内部電極を設
    けたバリスタグリーンシートを数と組合せを選択して積
    層し、これを圧着焼成して積層体を形成し、この積層体
    の外面で両端部と中間部に、対応する内部電極と接続し
    た外部電極を設け、前記積層体の両端外部電極間に抵抗
    電極を設けた抵抗内蔵サージアブソーバ。
  2. 【請求項2】 抵抗電極の一方の外部電極側における形
    状と他方の外部電極側における形状とが非対称である請
    求項1記載の抵抗内蔵サージアブソーバ。
JP1991064091U 1991-07-18 1991-07-18 抵抗内蔵サージアブソーバ Expired - Lifetime JP2573665Y2 (ja)

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JPS49104652U (ja) * 1972-12-28 1974-09-07
JPH01152704A (ja) * 1987-12-10 1989-06-15 Murata Mfg Co Ltd 複合電子部品
JPH03500470A (ja) * 1987-09-30 1991-01-31 レイケム・コーポレイション 導電性重合体を含む電気的デバイス

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