JPH058951B2 - - Google Patents
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- JPH058951B2 JPH058951B2 JP60165407A JP16540785A JPH058951B2 JP H058951 B2 JPH058951 B2 JP H058951B2 JP 60165407 A JP60165407 A JP 60165407A JP 16540785 A JP16540785 A JP 16540785A JP H058951 B2 JPH058951 B2 JP H058951B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyanoacrylate
- vinyl acetate
- ethylene
- parts
- adhesive composition
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、増粘ないしグリス化したα−シアノ
アクリレート系接着剤組成物に関するものであ
る。
アクリレート系接着剤組成物に関するものであ
る。
従来の技術
α−シアノアクリレートは速硬化性を有するの
で、工業用、家庭用の接着剤として普及している
が、その粘度は常温で数センチポイズ程度と低い
ため、紙、皮革、木材、布など多孔質の基材を接
着する場合には浸透性過剰で十分な接着力が得ら
れない場合がある。また、垂直面や天井面の接着
を行う場合に垂れを生じ、接着作業が行いにくい
という問題もあり、さらには平滑面であつても接
着部以外へ流出して美観が損なわれることがあ
る。
で、工業用、家庭用の接着剤として普及している
が、その粘度は常温で数センチポイズ程度と低い
ため、紙、皮革、木材、布など多孔質の基材を接
着する場合には浸透性過剰で十分な接着力が得ら
れない場合がある。また、垂直面や天井面の接着
を行う場合に垂れを生じ、接着作業が行いにくい
という問題もあり、さらには平滑面であつても接
着部以外へ流出して美観が損なわれることがあ
る。
そこで、α−シアノアクリレートにポリマー系
の増粘剤を配合してこれを増粘する試みが種々な
されている。
の増粘剤を配合してこれを増粘する試みが種々な
されている。
従来、このような増粘剤として、ポリメチルメ
タクリレート・ポリシアノアクリレート・ポリア
クリレート(米国特許第2794788号)、ポリエチル
α−シアノアクリレート(米国特許第3564078
号)、ポリメチルメタクリレート(米国特許第
3282773号)、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体(米国特許第4102945号)、ポリ酢
酸ビニル(特公昭41−4461号公報)、ゴム状ポリ
マーを幹としてスチレンをグラフト共重合せしめ
た共重合体(特公昭47−51807号公報)、アクリル
酸エステル−アクリロニトリル共重合体(特公昭
48−10379号公報)、スチレン系共重合体(特開昭
50−48040号公報)、ポリアクリル酸エステル(特
公昭51−34863号公報)、ポリカーボネート・ポリ
フツ化ビニリデン・ポリエチレン・飽和エラスト
マーセグメントを含むアクリルブロツク共重合体
(特開昭53−30642号公報)、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン共重合体・メタクリレート
−ブタジエン−スチレン共重合体(特開昭53−
30643号公報)、ポリメチルメタクリレートとそれ
以外のポリメタクリル酸エステルまたはアクリル
酸エステル(特開昭59−66473号公報)、エチレン
−酢酸ビニル共重合体(特開昭59−145271号公
報)、などが提案されている。
タクリレート・ポリシアノアクリレート・ポリア
クリレート(米国特許第2794788号)、ポリエチル
α−シアノアクリレート(米国特許第3564078
号)、ポリメチルメタクリレート(米国特許第
3282773号)、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体(米国特許第4102945号)、ポリ酢
酸ビニル(特公昭41−4461号公報)、ゴム状ポリ
マーを幹としてスチレンをグラフト共重合せしめ
た共重合体(特公昭47−51807号公報)、アクリル
酸エステル−アクリロニトリル共重合体(特公昭
48−10379号公報)、スチレン系共重合体(特開昭
50−48040号公報)、ポリアクリル酸エステル(特
公昭51−34863号公報)、ポリカーボネート・ポリ
フツ化ビニリデン・ポリエチレン・飽和エラスト
マーセグメントを含むアクリルブロツク共重合体
(特開昭53−30642号公報)、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン共重合体・メタクリレート
−ブタジエン−スチレン共重合体(特開昭53−
30643号公報)、ポリメチルメタクリレートとそれ
以外のポリメタクリル酸エステルまたはアクリル
酸エステル(特開昭59−66473号公報)、エチレン
−酢酸ビニル共重合体(特開昭59−145271号公
報)、などが提案されている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上述の増粘剤によつては、溶解
度に限度があるため配合量を多くすることができ
ず、増粘はできてもグリス状にまではすることは
困難であること、配合量を多くすると耐衝撃性を
損なうことがあること、溶解時に発熱があつた
り、長時間保存すると(特に高温条件下にある
と)相分離を起して不溶解物が析出したり、さら
には完全に固化してしまうことがあるなど保存安
定性が劣るという問題点があつた。
度に限度があるため配合量を多くすることができ
ず、増粘はできてもグリス状にまではすることは
困難であること、配合量を多くすると耐衝撃性を
損なうことがあること、溶解時に発熱があつた
り、長時間保存すると(特に高温条件下にある
と)相分離を起して不溶解物が析出したり、さら
には完全に固化してしまうことがあるなど保存安
定性が劣るという問題点があつた。
本発明は、このような問題点を解消すべく鋭意
研究を重ねた結果なされたものである。
研究を重ねた結果なされたものである。
問題点を解決するための手段
本発明のα−シアノアクリレート系接着剤組成
物は、α−シアノアクリレート100重量部に、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル成分
の割合が40〜90重量%でかつエチレン−酢酸ビニ
ル−塩化ビニルグラフト共重合体に占めるエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体の割合が30〜70重量%で
あるエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト
共重合体0.2〜50重量部を配合してなるものであ
る。
物は、α−シアノアクリレート100重量部に、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル成分
の割合が40〜90重量%でかつエチレン−酢酸ビニ
ル−塩化ビニルグラフト共重合体に占めるエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体の割合が30〜70重量%で
あるエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト
共重合体0.2〜50重量部を配合してなるものであ
る。
このようなエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル
グラフト共重合体は各社から市販されているが、
その中でも日本ゼオン株式会社製の「グラフトマ
ーRシリーズ」中、「R−590」、「R−333」が溶
解性、保存安定性などの点で特に好ましい。
グラフト共重合体は各社から市販されているが、
その中でも日本ゼオン株式会社製の「グラフトマ
ーRシリーズ」中、「R−590」、「R−333」が溶
解性、保存安定性などの点で特に好ましい。
α−シアノアクリレートとしては、式
におけるRがアルキル基、アルケニル基、アルキ
ニル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコ
キシアルキル基、テトラヒドロフルフリル基など
であるものがいずれも用いられる。具体例をいく
つかあげると、メチル−α−シアノアクリレー
ト、エチル−α−シアノアクリレート、プロピル
−α−シアノアクリレート、ブチル−α−シアノ
アクリレート、アリル−α−シアノアクリレー
ト、メトキシエチル−α−シアノアクリレート、
エトキシエチル−α−シアノアクリレート、2−
クロロエチル−α−シアノアクリレート、シクロ
ヘキシル−α−シアノアクリレートなどがあげら
れる。
ニル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコ
キシアルキル基、テトラヒドロフルフリル基など
であるものがいずれも用いられる。具体例をいく
つかあげると、メチル−α−シアノアクリレー
ト、エチル−α−シアノアクリレート、プロピル
−α−シアノアクリレート、ブチル−α−シアノ
アクリレート、アリル−α−シアノアクリレー
ト、メトキシエチル−α−シアノアクリレート、
エトキシエチル−α−シアノアクリレート、2−
クロロエチル−α−シアノアクリレート、シクロ
ヘキシル−α−シアノアクリレートなどがあげら
れる。
α−シアノアクリレート100重量部に対するエ
チレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合
体の配合量は、0.2〜50重量部、特に1〜45重量
部の範囲から選択するのが実用的であり、該グラ
フト共重合体の配合量が余りに少ないと増粘ない
しグリス化効果が不足し、一方該グラフト共重合
体の配合量が余りに多いと、瞬間接着性を失うお
それがある。
チレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合
体の配合量は、0.2〜50重量部、特に1〜45重量
部の範囲から選択するのが実用的であり、該グラ
フト共重合体の配合量が余りに少ないと増粘ない
しグリス化効果が不足し、一方該グラフト共重合
体の配合量が余りに多いと、瞬間接着性を失うお
それがある。
α−シアノアクリレートとエチレン−酢酸ビニ
ル−塩化ビニルグラフト共重合体とよりなる本発
明の接着剤組成物には、場合により両者の溶解性
を助ける相溶剤として、たとえば沸点180℃以上
の高沸点溶剤を配合することができる。
ル−塩化ビニルグラフト共重合体とよりなる本発
明の接着剤組成物には、場合により両者の溶解性
を助ける相溶剤として、たとえば沸点180℃以上
の高沸点溶剤を配合することができる。
本発明の接着剤組成物には、そのほか必要に応
じ、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト
共重合体以外のポリマー、重合防止剤ないし安定
剤(亜硫酸ガス、三酸化イオウ、酸化窒素、フツ
化水素、炭酸ガス、芳香族スルホン酸、ハイドロ
キノン、トリメチルジヒドロキノン、t−ブチル
カテコール、p−メトキシフエノール、スルトン
類等)、耐熱性付与剤、可塑剤(ジブチルフタレ
ート、ジオクチルフタレート、トリクレジルホス
フエート、ジブチルアジペート、ジオクチルアジ
ペート、ジブチルセバケート、ブチルオクトエー
ト、エチルステアレート、グリセリントリオクト
エート、クエン酸トリエチルアセテート等)、着
色剤(顔料、染料等)、充填剤(カーボンブラツ
ク、ベンガラ、ケイ酸カルシウム、酸化チタン、
金属粉末、繊維、箔片等)、溶剤(ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、クロルベンゼン、ジクロルベ
ンゼン、ジオクチルエーテル、デシルブチルエー
テル等)を配合してもよい。
じ、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト
共重合体以外のポリマー、重合防止剤ないし安定
剤(亜硫酸ガス、三酸化イオウ、酸化窒素、フツ
化水素、炭酸ガス、芳香族スルホン酸、ハイドロ
キノン、トリメチルジヒドロキノン、t−ブチル
カテコール、p−メトキシフエノール、スルトン
類等)、耐熱性付与剤、可塑剤(ジブチルフタレ
ート、ジオクチルフタレート、トリクレジルホス
フエート、ジブチルアジペート、ジオクチルアジ
ペート、ジブチルセバケート、ブチルオクトエー
ト、エチルステアレート、グリセリントリオクト
エート、クエン酸トリエチルアセテート等)、着
色剤(顔料、染料等)、充填剤(カーボンブラツ
ク、ベンガラ、ケイ酸カルシウム、酸化チタン、
金属粉末、繊維、箔片等)、溶剤(ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、クロルベンゼン、ジクロルベ
ンゼン、ジオクチルエーテル、デシルブチルエー
テル等)を配合してもよい。
本発明の接着剤組成物を用いて接着する基材と
しては、紙、皮革、木材、繊維または繊維製品、
畳表その他の編織製品、フイラメントまたはフイ
ラメント束、金属、無機質材、プラスチツクス
(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセター
ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、
ポリテトラフルオロエチレン、シリコーンなど)、
ゴム、塗装面、生体などがあげられ、ほとんど全
ての物質に適用できる。
しては、紙、皮革、木材、繊維または繊維製品、
畳表その他の編織製品、フイラメントまたはフイ
ラメント束、金属、無機質材、プラスチツクス
(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセター
ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、
ポリテトラフルオロエチレン、シリコーンなど)、
ゴム、塗装面、生体などがあげられ、ほとんど全
ての物質に適用できる。
作 用
本発明に従つてα−シアノアクリレートに特定
のエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共
重合体を特定量配合することにより、系の粘度は
上昇して増粘ないしグリス化が達成でき、しかも
接着力は相当程度向上する。
のエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共
重合体を特定量配合することにより、系の粘度は
上昇して増粘ないしグリス化が達成でき、しかも
接着力は相当程度向上する。
実施例
次に実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明
する。以下「部」、「%」とあるのは重量基準で表
わしたものである。
する。以下「部」、「%」とあるのは重量基準で表
わしたものである。
なお、測定は次の条件で行つた。
粘度:単一円筒型回転粘度計を用い、温度25
℃、回転数60rpmで測定した。
℃、回転数60rpmで測定した。
揺変度:ブルツクフイールド粘度計を用い、回
転数6rpmと60rpmにおける温度25℃の粘度の比
を求めた。
転数6rpmと60rpmにおける温度25℃の粘度の比
を求めた。
セツトタイム:25×100×1.6mmの冷間圧延鋼板
を用い、JIS K 68に準じて測定した。
を用い、JIS K 68に準じて測定した。
引張剪断強度:研磨、脱脂した25×100×1.6mm
の冷間圧延鋼板を用い、接触面積12.5×25mmで重
ね合せ、24時間養生後引張試験機で測定した。
の冷間圧延鋼板を用い、接触面積12.5×25mmで重
ね合せ、24時間養生後引張試験機で測定した。
T型剥離強度:25×200×1.0mmの冷間圧延鋼板
を用い、JIS K 68に準じて測定した。
を用い、JIS K 68に準じて測定した。
安定性:接着剤組成物を容量20mlのポリエチレ
ン製に充填して密封し、70℃に保つて観察した。
ン製に充填して密封し、70℃に保つて観察した。
実施例 1
エチルα−シアノアクリレート 140部
エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共
重合体(日本ゼオン株式会社製グラフトマーR−
590) 40部 芳香族系高沸点(261℃)溶剤(相溶剤) 20部 亜硫酸ガス(安定剤) 少量 の各成分を混合し接着剤組成物を調製した。溶解
性は良好であり、溶解に際し発熱などのトラブル
は認められなかつた。
重合体(日本ゼオン株式会社製グラフトマーR−
590) 40部 芳香族系高沸点(261℃)溶剤(相溶剤) 20部 亜硫酸ガス(安定剤) 少量 の各成分を混合し接着剤組成物を調製した。溶解
性は良好であり、溶解に際し発熱などのトラブル
は認められなかつた。
この接着剤組成物の性状、セツトタイム、接着
強度、安定性は次の通りであつた。
強度、安定性は次の通りであつた。
性状 グリス状
セツトタイム 110〜120sec
引張剪断強度 110Kg/cm2
T型剥離強度 2.7Kg/25mm
安定性 70℃、5日放置で変化なし
実施例 2
エチルα−シアノアクリレート 100部
エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共
重合体(日本ゼオン株式会社製グラフトマーR−
590) 29部 芳香族系高沸点(261℃)溶剤(相溶剤) 14部 亜硫酸ガス(安定剤) 少量 の各成分を混合し接着剤組成物を調製した。溶解
性は良好であり、溶解に際し発熱などのトラブル
は認められなかつた。
重合体(日本ゼオン株式会社製グラフトマーR−
590) 29部 芳香族系高沸点(261℃)溶剤(相溶剤) 14部 亜硫酸ガス(安定剤) 少量 の各成分を混合し接着剤組成物を調製した。溶解
性は良好であり、溶解に際し発熱などのトラブル
は認められなかつた。
この接着剤組成物の性状、セツトタイム、接着
強度、安定性は次の通りであつた。
強度、安定性は次の通りであつた。
性状 グリス状
セツトタイム 120〜130sec
引張剪断強度 136Kg/cm2
T型剥離強度 3.1Kg/25mm
安定性 70℃、5日放置で変化なし
実施例 3
エチルα−シアノアクリレート 100部
エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共
重合体(日本ゼオン株式会社製グラフトマーR−
333) 10部 亜硫酸ガス(安定剤) 少量 の各成分を混合し接着剤組成物を調製した。溶解
性は良好であり、溶解に際し発熱などのトラブル
は認められなかつた。
重合体(日本ゼオン株式会社製グラフトマーR−
333) 10部 亜硫酸ガス(安定剤) 少量 の各成分を混合し接着剤組成物を調製した。溶解
性は良好であり、溶解に際し発熱などのトラブル
は認められなかつた。
この接着剤組成物の性状、セツトタイム、接着
強度、安定性は次の通りであつた。
強度、安定性は次の通りであつた。
性状 グリス状
セツトタイム 30〜40sec
引張剪断強度 130Kg/cm2
T型剥離強度 2.5Kg/25mm
安定性 70℃、5日放置で変化なし
実施例 4
エチルα−シアノアクリレート 100部
エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共
重合体(日本ゼオン株式会社製グラフトマーR−
590) 5部 亜硫酸ガス(安定剤) 少量 の各成分を混合し接着剤組成物を調製した。溶解
性は良好であり、溶解に際し発熱などのトラブル
は認められなかつた。
重合体(日本ゼオン株式会社製グラフトマーR−
590) 5部 亜硫酸ガス(安定剤) 少量 の各成分を混合し接着剤組成物を調製した。溶解
性は良好であり、溶解に際し発熱などのトラブル
は認められなかつた。
この接着剤組成物の粘度、揺変度、セツトタイ
ム、接着強度、安定性は次の通りであつた。
ム、接着強度、安定性は次の通りであつた。
粘度 93cps/25℃
揺変度 3.73
セツトタイム 7〜10sec
引張剪断強度 144Kg/cm2
T型剥離強度 1.8Kg/25mm
安定性 70℃、5日放置で変化なし
実施例 5
エチルα−シアノアクリレート 100部
エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共
重合体(日本ゼオン株式会社製グラフトマーR−
590) 10部 亜硫酸ガス(安定剤) 少量 の各成分を混合し接着剤組成物を調製した。溶解
性は良好であり、溶解に際し発熱などのトラブル
は認められなかつた。
重合体(日本ゼオン株式会社製グラフトマーR−
590) 10部 亜硫酸ガス(安定剤) 少量 の各成分を混合し接着剤組成物を調製した。溶解
性は良好であり、溶解に際し発熱などのトラブル
は認められなかつた。
この接着剤組成物の粘度、揺変度、セツトタイ
ム、接着強度、安定性は次の通りであつた。
ム、接着強度、安定性は次の通りであつた。
粘度 583cps/25℃
揺変度 4.86
セツトタイム 12〜15sec
引張剪断強度 125Kg/cm2
T型剥離強度 2.6Kg/25mm
安定性 70℃、5日放置で変化なし
比較例 1
エチルα−シアノアクリレートにNG社製の次
の2種のエチレン−酢酸ビニル共重合体を溶解し
た。
の2種のエチレン−酢酸ビニル共重合体を溶解し
た。
いずれの場合も溶解は可能であつたが溶解時に
発熱を生じて系か固化し、固化を起こさずに溶解
することは極めて難しかつた。
発熱を生じて系か固化し、固化を起こさずに溶解
することは極めて難しかつた。
(1) 酢酸ビニル含量55重量%、メルトインデツク
ス150〜200g/10minの粉末状のエチレン−酢
酸ビニル共重合体 (2) 酢酸ビニル含量70重量%、メルトインデツク
ス40〜50g/10minの粉末状のエチレン−酢酸
ビニル共重合体 また、エチルα−シアノアクリレート100部に
TS社製のエチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸
ビニル含量42重量%、メルトフローレート75g/
10min)10部を溶解しようとしたが、二層分離を
起こし、均一溶解が不可能であつた。
ス150〜200g/10minの粉末状のエチレン−酢
酸ビニル共重合体 (2) 酢酸ビニル含量70重量%、メルトインデツク
ス40〜50g/10minの粉末状のエチレン−酢酸
ビニル共重合体 また、エチルα−シアノアクリレート100部に
TS社製のエチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸
ビニル含量42重量%、メルトフローレート75g/
10min)10部を溶解しようとしたが、二層分離を
起こし、均一溶解が不可能であつた。
そこで、エチレン−酢酸ビニル共重合体をまず
トルエンに溶解し、これをエチルα−シアノアク
リレートに混合したが、やはり二層分離を起こし
た。
トルエンに溶解し、これをエチルα−シアノアク
リレートに混合したが、やはり二層分離を起こし
た。
比較例 2
エチルα−シアノアクリレート100部にNS社製
のポリ塩化ビニル15部を溶解し接着剤組成物を調
製した。溶解性は良好であり、溶解に際し発熱な
どのトラブルは認められなかつた。
のポリ塩化ビニル15部を溶解し接着剤組成物を調
製した。溶解性は良好であり、溶解に際し発熱な
どのトラブルは認められなかつた。
この接着剤組成物の粘度、揺変度、セツトタイ
ム、接着強度、安定性は次の通りであつた。
ム、接着強度、安定性は次の通りであつた。
た。
粘度 153cps/25℃
揺変度 1.56
セツトタイム 6〜9sec
引張剪断強度 94Kg/cm2
T型剥離強度 0.5Kg/25mm
安定性 70℃、5日放置で変化なし
すなわち、ポリ塩化ビニルを溶解した場合は、
溶解性は良好であり、安定性も良好であるが、本
発明に比すれば、粘度上昇効果が小さく、また揺
変性が不足し、さらには接着強度が小さいことが
わかる。
溶解性は良好であり、安定性も良好であるが、本
発明に比すれば、粘度上昇効果が小さく、また揺
変性が不足し、さらには接着強度が小さいことが
わかる。
発明の効果
本発明に従つてα−シアノアクリレートに特定
のエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共
重合体を特定量配合することにより、増粘ないし
グリス化した接着剤組成物が得られ、しかも、溶
解時に発熱を起こして系が固化するなどのトラブ
ルを生じない。
のエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共
重合体を特定量配合することにより、増粘ないし
グリス化した接着剤組成物が得られ、しかも、溶
解時に発熱を起こして系が固化するなどのトラブ
ルを生じない。
本発明の接着剤組成物は、接着力が相当程度向
上し、また保存安定性が良好である。
上し、また保存安定性が良好である。
本発明の接着剤組成物は、多孔質基材の接着、
垂直面や天井面の接着に適用した場合、作業性が
良好である。また平滑面に適用した場合も、接着
部以外への流出がなく、作業性および接着物の美
観の上から好ましい。さらには保存に際しても、
接着剤組成物の飛散や容器からの流出事故がなく
なるので有利である。
垂直面や天井面の接着に適用した場合、作業性が
良好である。また平滑面に適用した場合も、接着
部以外への流出がなく、作業性および接着物の美
観の上から好ましい。さらには保存に際しても、
接着剤組成物の飛散や容器からの流出事故がなく
なるので有利である。
Claims (1)
- 1 α−シアノアクリレート100重量部に、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル成分の
割合が40〜90重量%でかつエチレン−酢酸ビニル
−塩化ビニルグラフト重合体に占めるエチレン−
酢酸ビニル共重合体の割合が30〜70重量%である
エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重
合体0.2〜50重量部を配合してなるα−シアノア
クリレート系接着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16540785A JPS6225185A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | α−シアノアクリレ−ト系接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16540785A JPS6225185A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | α−シアノアクリレ−ト系接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6225185A JPS6225185A (ja) | 1987-02-03 |
| JPH058951B2 true JPH058951B2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=15811821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16540785A Granted JPS6225185A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | α−シアノアクリレ−ト系接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6225185A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2501235B2 (ja) * | 1989-07-18 | 1996-05-29 | 住友ベークライト株式会社 | 電気絶縁被覆用組成物 |
| ITBS20060071A1 (it) * | 2006-03-27 | 2007-09-28 | Gimatic Spa | Dito di presa spandibile |
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Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS515391A (en) * | 1974-07-04 | 1976-01-17 | Toa Gosei Chem Ind | Kitaihyomenni jugotaisookeiseisaseruhoho |
| JPS59145271A (ja) * | 1983-02-05 | 1984-08-20 | Taoka Chem Co Ltd | 接着剤組成物 |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP16540785A patent/JPS6225185A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6225185A (ja) | 1987-02-03 |
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