JPH059015A - 薬剤を添着した活性炭の製造方法 - Google Patents

薬剤を添着した活性炭の製造方法

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JPH059015A
JPH059015A JP3183227A JP18322791A JPH059015A JP H059015 A JPH059015 A JP H059015A JP 3183227 A JP3183227 A JP 3183227A JP 18322791 A JP18322791 A JP 18322791A JP H059015 A JPH059015 A JP H059015A
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JP
Japan
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activated carbon
impregnated
reduced pressure
chemicals
drug
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Application number
JP3183227A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Onuma
務 大沼
Noriharu Sasaki
典令 佐々木
Tadashi Yamazaki
征 山崎
Ryoji Koshio
良次 小塩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Engineering and Construction Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬剤を添着した活性炭を製造するにあたり、
薬剤添着量を増加しうる方法を提供すること。 【構成】 活性炭を浸漬してある薬剤溶液の入った容器
内を減圧下に保持し、途中で減圧解除を1回以上行うこ
とにより活性炭を薬剤溶液で含浸する第一工程、該活性
炭を脱水する第二工程及び脱水後の活性炭を乾燥する第
三工程から成る薬剤を添着した活性炭の製造方法におい
て、第一工程の減圧解除終了後に薬剤溶液の入った容器
内を大気圧を超える圧力に加圧することを特徴とする薬
剤を添着した活性炭の製造方法である。 【効果】 活性炭の細孔の内部まで効率よく薬剤が浸入
し、添着するので、強制脱水を行っても高い薬品添着量
が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気中の酸性ガスを除
去して空気を清浄化する浄化剤として有用な活性炭の製
造方法に係り、特に、薬剤を添着した活性炭の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】空気中のSO2 、HCl 等の酸性ガス
は、絵画等の美術品の変色、通信設備、電子計算機等の
部品の腐食などの問題を引き起こす。また、半導体の製
造ラインでは、製品の歩留りを向上させるために、これ
ら酸性ガスの気中濃度を極力低下させることが望まれて
いる。これらの空気中の酸性ガスを除去する方法として
は、過マンガン酸カリウムとベントナイトとの混練成形
物(特公昭52−152661号公報)や活性炭を用い
ることが知られている。この活性炭の性能を向上させる
ため、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化カリウム
(KOH)、炭酸ナトリウム(Na2 CO3 )、炭酸カ
リウム(K2 CO3 )等のアルカリを主成分とした薬剤
を添着させる方法も知られている。このようなアルカリ
を添着した活性炭を用いる方法は、酸性ガスを最も効率
よく除去できる有望な方法である。
【0003】上記のような薬剤を添着した活性炭の製造
方法としては、所定量の薬品を溶解した液に活性炭を浸
漬し、引き上げた活性炭を水切りした後、薬液とともに
活性炭を乾燥する方法、あるいは薬品を溶解した液に活
性炭を浸漬し、強制的に遠心脱水した後、乾燥する方法
の二つの方法があるが、前者の方法では、乾燥後の活性
炭の表面に薬品が析出し、あたかも粉をまぶしたような
状態となることから、このような方法で製造した空気浄
化剤を使用した場合、析出した薬品の飛散が危惧される
ため、従来は、後者の方法で製造するのが一般的であっ
た。しかしながら、後者の方法では、強制的に脱水する
ため、薬品の添着量が前者に比べて少なくなり、性能の
低下することが予想される。
【0004】これを改善する方法として、本発明者ら
は、薬剤溶液に活性炭を浸漬する工程を、活性炭を浸漬
してある薬剤溶液の入った容器内を減圧下に保持して行
い、この浸漬工程の間に減圧解除を1回以上行うことに
より、活性炭の細孔内の空気及び減圧中に活性炭表面に
付着した気泡を最大限に取り除いて薬剤の添着量を増加
する方法を提案した。この方法は、常圧浸漬を行う従来
方法に比べてかなり薬剤の添着量を増量できるものであ
るが、薬剤の添着量に限界があり、さらに酸性ガスの除
去性能を向上させるためには、薬剤の添着量をさらに増
加することが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、薬剤を溶解
した溶液に活性炭を減圧下に浸漬し、この浸漬工程の間
に1回以上減圧解除を行い、強制的に脱水した後、該活
性炭を乾燥する工程から成る、薬剤を添着した活性炭の
製造方法において、薬剤の添着量を極力多くしうる方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、活性炭を浸漬
してある薬剤溶液の入った容器内を減圧にし、活性炭の
細孔内の空気を強制的に抜いても、下記の気体の状態方
程式 PV=R・T 〔式中、Pは圧力を示し、Vは気体の体積を示し、Rは
気体定数を示し、Tは絶対温度を示す〕から、減圧中の
空気の体積と減圧解除後の空気の体積の間には、次式 P1・V1 =P2・V2 〔式中、P1 は減圧中の圧力を示し、V1 は減圧中の空
気の体積を示し、P2 は減圧解除後の圧力を示し、V2
は減圧解除後の体積を示す〕の関係が成立し、減圧解除
後においても、V2 =(P1 /P2 )V1 の空気が、活
性炭の細孔の奥に残存し、この部分に薬液が保持されな
いことに着目し、この部分にも薬液を添着するために、
減圧解除後に活性炭を浸漬してある薬剤溶液の入った容
器内を加圧することによって上記目的を達成したもので
ある。
【0007】すなわち、本発明による薬剤を添着した活
性炭の製造方法は、活性炭を浸漬してある薬剤溶液の入
った容器内を減圧下に保持し、途中で減圧解除を1回以
上行うことにより活性炭を薬剤溶液で含浸する第一工
程、該活性炭を脱水する第二工程及び脱水後の活性炭を
乾燥する第三工程から成る薬剤を添着した活性炭の製造
方法において、第一工程の減圧解除終了後に薬剤溶液の
入った容器内を大気圧を超える圧力に加圧することを特
徴とする。
【0008】本発明において活性炭に添着する薬剤とし
ては、特に制限はなく、各種のものを用いることがで
き、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
ナトリウム等のアルカリ、沃化カリウム、ヨウ素酸カリ
ウム等のヨウ化物などが挙げられる。
【0009】本発明の方法を実施する場合、まず、薬剤
を溶解した水溶液中に活性炭を浸漬し、浸漬容器内を減
圧にする。この減圧は、特に制限はないが、通常、5〜
100Torr、好ましくは5〜30Torrの真空度とする。
【0010】本発明の方法においては、上記のような減
圧状態に浸漬中の活性炭をおき、活性炭の細孔内の空気
を抜くとともに細孔内への薬液の浸入を促進する。しか
し、減圧に保持したままでは、活性炭表面に付着した一
部の気泡が抜けきらないまま存在し、この気泡が細孔内
の空気の通り道を塞ぎ、薬剤の添着を妨げることがあ
る。そのため、本発明においては、減圧操作を所定時間
後に一時的に停止し、容器内を大気圧状態に開放して活
性炭表面に付着した気泡を除去する。
【0011】本発明の方法においては、上記の減圧解除
を1回以上行い、最後の減圧解除後に活性炭を浸漬して
ある薬剤溶液の入った容器内を大気圧を超える圧力に加
圧する。加圧条件は、大気圧を超える圧力であれば良い
が、5〜10気圧であるのが好ましい。
【0012】この加圧浸漬を行うことによって、活性炭
の細孔の奥に残存していた気泡は、圧縮されるととも
に、一部は薬剤溶液中に溶け込み、その体積は減少す
る。このようにして、活性炭の細孔の奥にも薬剤を効率
よく添着することができる。
【0013】本発明の方法においては、第一工程である
減圧浸漬工程の間に1回以上の減圧解除を行い、最後の
減圧解除後に加圧浸漬を行うことが必要である。減圧及
び加圧の維持時間は、活性炭の仕込み量、減圧及び加圧
の程度等によって適宜決定することができる。また、合
計の浸漬時間は、従来の単純な浸漬に要する浸漬時間と
同程度であってよく、通常、0.5〜5時間とすればよ
い。
【0014】上記のようにして、活性炭に薬剤溶液を充
分に含浸させた後、脱水及び乾燥を常法で行うことによ
り、薬剤添着量の増加した活性炭が得られる。
【0015】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明を詳述する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0016】実施例1 ハニカム状の活性炭を8規定の炭酸ナトリウム( Na2
CO3 )溶液に表1に示した2通りの条件で浸漬し、そ
れぞれ遠心分離機を用いて700rpm で2分間脱水した
後、恒温槽内で110℃で5時間乾燥し、得られた活性
炭について炭酸ナトリウムの添着量を次式により算出
し、得られた結果を表2に示す。 Na2 CO3 の添着量(%)=(X1 −X0 )/X0 ×
100 〔但し、X0 は浸漬前の活性炭の乾燥重量を示し、X1
は浸漬、脱水、乾燥後の活性炭の重量を示す。〕
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】表2に示したとおり、本発明の方法である
A方法では、薬剤の添着量がB方法に比べて増加できる
ことが実証された。
【0020】なお、上記実施例においては、薬液として
炭酸ナトリウム水溶液を用いたが、ヨウ化物イオン、そ
の他のイオンを溶解した薬液を用いても、上記と同様の
結果が得られた。
【0021】
【発明の効果】本発明の方法によれば、同じ浸漬時間で
薬剤の添着量を著しく増加することができる。また、本
発明の方法によれば、活性炭の細孔の内部まで効率よく
薬剤が浸入し、添着するので、遠心脱水機を用いる強制
脱水を行っても高い薬品添着量が達成される。したがっ
て、本発明の方法によって得られた活性炭は、高性能の
空気浄化剤などとして有用である。
フロントページの続き (72)発明者 小塩 良次 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 活性炭を浸漬してある薬剤溶液の入った
    容器内を減圧下に保持し、途中で減圧解除を1回以上行
    うことにより活性炭を薬剤溶液で含浸する第一工程、該
    活性炭を脱水する第二工程及び脱水後の活性炭を乾燥す
    る第三工程から成る薬剤を添着した活性炭の製造方法に
    おいて、第一工程の減圧解除終了後に薬剤溶液の入った
    容器内を大気圧を超える圧力に加圧することを特徴とす
    る薬剤を添着した活性炭の製造方法。
JP3183227A 1991-06-27 1991-06-27 薬剤を添着した活性炭の製造方法 Pending JPH059015A (ja)

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