JPH0592264A - 溶接装置および溶接方法 - Google Patents
溶接装置および溶接方法Info
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- JPH0592264A JPH0592264A JP24911491A JP24911491A JPH0592264A JP H0592264 A JPH0592264 A JP H0592264A JP 24911491 A JP24911491 A JP 24911491A JP 24911491 A JP24911491 A JP 24911491A JP H0592264 A JPH0592264 A JP H0592264A
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- stem
- temperature
- rotary table
- turntable
- baths
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タクトタイム(ステムホルダにステムを取り
付けてから取り外すまでの時間)を短縮でき、生産性を
向上できる溶接装置および溶接方法を提供する。 【構成】 円板状の回転台13と、回転台13の周辺部
に所定の角度毎に放射状に複数取り付けられ、それぞれ
ステム15を回転台13の外側へ向けて保持できるステ
ムホルダ1,…,6を備える。また、回転台13の周囲に
上記角度毎に放射状に複数設けられ、それぞれ所定の温
度を維持できる熱浴8,…,12を備える。ステムホルダ
1,…,6に、予め接合剤と接合されるべき部品17が載
置されたステム15を回転台の外側へ向けて保持させ
る。各熱浴8,…,12に順に高温、適正温度、低温を維
持させた状態で回転台13を上記角度毎に回転させて、
ステム15を各熱浴8,…,12に順次接触させて接合剤
を熔融,凝固させる。
付けてから取り外すまでの時間)を短縮でき、生産性を
向上できる溶接装置および溶接方法を提供する。 【構成】 円板状の回転台13と、回転台13の周辺部
に所定の角度毎に放射状に複数取り付けられ、それぞれ
ステム15を回転台13の外側へ向けて保持できるステ
ムホルダ1,…,6を備える。また、回転台13の周囲に
上記角度毎に放射状に複数設けられ、それぞれ所定の温
度を維持できる熱浴8,…,12を備える。ステムホルダ
1,…,6に、予め接合剤と接合されるべき部品17が載
置されたステム15を回転台の外側へ向けて保持させ
る。各熱浴8,…,12に順に高温、適正温度、低温を維
持させた状態で回転台13を上記角度毎に回転させて、
ステム15を各熱浴8,…,12に順次接触させて接合剤
を熔融,凝固させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、溶接装置および溶接
方法に関し、より詳しくは、半導体チップなどの部品を
接合剤を用いてステムに溶接する溶接装置および溶接方
法に関する。
方法に関し、より詳しくは、半導体チップなどの部品を
接合剤を用いてステムに溶接する溶接装置および溶接方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、温度によって性能に影響を受け
る部品は、金属を含む接合剤を用いてステム(放熱用ベ
ース部材)に接合され、放熱が図られる。例えば、半導
体レーザチップの場合、図4(a),(b)に示すように、ま
ず、ステム105をステムホルダ101にステムチャッ
キング板102によって保持する(なお、溶接装置の全
体構成を図3に示している)。ステム105のヘッダ1
05aには予め接合剤としてインジウム106が張り付
けられている。そして、インジウム106上に半導体レ
ーザチップ107を載置し、ステム105にセラミック
ヒータ104を加圧接触させる。この状態で、セラミッ
クヒータ104の温度を制御して、上記インジウム10
6を熔融させてステム105に半導体レーザチップ10
7を接合する。従来、セラミックヒータ104の温度制
御は、図5に示すように、実際の加熱温度を適正温度に
上昇させるまでの立ち上がり時間と、加熱温度を適正温
度(適正温度範囲内)に保持する適正加熱時間と、エアブ
ローによって加熱温度を強制的に下降させる冷却時間
と、常温になるまで自然放置する放置時間とを設けて行
なわれている。
る部品は、金属を含む接合剤を用いてステム(放熱用ベ
ース部材)に接合され、放熱が図られる。例えば、半導
体レーザチップの場合、図4(a),(b)に示すように、ま
ず、ステム105をステムホルダ101にステムチャッ
キング板102によって保持する(なお、溶接装置の全
体構成を図3に示している)。ステム105のヘッダ1
05aには予め接合剤としてインジウム106が張り付
けられている。そして、インジウム106上に半導体レ
ーザチップ107を載置し、ステム105にセラミック
ヒータ104を加圧接触させる。この状態で、セラミッ
クヒータ104の温度を制御して、上記インジウム10
6を熔融させてステム105に半導体レーザチップ10
7を接合する。従来、セラミックヒータ104の温度制
御は、図5に示すように、実際の加熱温度を適正温度に
上昇させるまでの立ち上がり時間と、加熱温度を適正温
度(適正温度範囲内)に保持する適正加熱時間と、エアブ
ローによって加熱温度を強制的に下降させる冷却時間
と、常温になるまで自然放置する放置時間とを設けて行
なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の溶接方法では、ステムホルダ101にステム105
を取り付けてから取り外すまでの時間(以下「タクトタイ
ム」という。)が長く、生産性が良くないという問題があ
る。セラミックヒータ104の熱容量が大きいため、急
速加熱,急速冷却を行うことができないからである。特
に、急速加熱(立ち上がり時間の温度上昇率を大きくす
ること)は、適正加熱時間に入った直後のオーバーシュ
ート(実際の加熱温度と適正温度との差)を適正温度範囲
内に収めるために規制される。
来の溶接方法では、ステムホルダ101にステム105
を取り付けてから取り外すまでの時間(以下「タクトタイ
ム」という。)が長く、生産性が良くないという問題があ
る。セラミックヒータ104の熱容量が大きいため、急
速加熱,急速冷却を行うことができないからである。特
に、急速加熱(立ち上がり時間の温度上昇率を大きくす
ること)は、適正加熱時間に入った直後のオーバーシュ
ート(実際の加熱温度と適正温度との差)を適正温度範囲
内に収めるために規制される。
【0004】そこで、この発明の目的は、タクトタイム
を短縮でき、生産性を向上できる溶接装置および溶接方
法を提供することにある。
を短縮でき、生産性を向上できる溶接装置および溶接方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の溶接装置は、円板状の回転台と、上記回
転台の周辺部に所定の角度毎に放射状に複数取り付けら
れ、それぞれステムを回転台の外側へ向けて保持できる
ステムホルダと、上記回転台の周囲に上記角度毎に放射
状に複数設けられ、それぞれ所定の温度を維持できる熱
浴を備えたことを特徴としている。
め、この発明の溶接装置は、円板状の回転台と、上記回
転台の周辺部に所定の角度毎に放射状に複数取り付けら
れ、それぞれステムを回転台の外側へ向けて保持できる
ステムホルダと、上記回転台の周囲に上記角度毎に放射
状に複数設けられ、それぞれ所定の温度を維持できる熱
浴を備えたことを特徴としている。
【0006】また、上記回転台の周囲で、上記熱浴が設
けられるべき1つの位置に、ステムを上記ステムホルダ
に搭載するステム搭載部を備えるのが望ましい。
けられるべき1つの位置に、ステムを上記ステムホルダ
に搭載するステム搭載部を備えるのが望ましい。
【0007】また、上記各熱浴の温度は、上記ステム搭
載部に近い側から順に、高温、適正温度、低温に設定さ
れているのが望ましい。
載部に近い側から順に、高温、適正温度、低温に設定さ
れているのが望ましい。
【0008】また、上記各熱浴は、上記回転台に関して
放射方向に移動でき、上記ステムホルダに取り付けられ
たステムに加圧接触されるセラミックヒータを有するの
が望ましい。
放射方向に移動でき、上記ステムホルダに取り付けられ
たステムに加圧接触されるセラミックヒータを有するの
が望ましい。
【0009】また、この発明の溶接方法は、円板状の回
転台と、上記回転台の周辺部に所定の角度毎に放射状に
複数取り付けられたステムホルダと、上記回転台の周囲
に上記角度毎に放射状に複数設けられた熱浴を用いて、
所定の部品を接合剤を介してステムに溶接する溶接方法
であって、上記ステムホルダに、予め接合剤と接合され
るべき部品が載置されたステムを回転台の外側へ向けて
保持させる工程と、上記各熱浴に順に高温、適正温度、
低温を維持させた状態で上記回転台を上記角度毎に回転
させて、上記ステムを上記各熱浴に順次接触させて上記
ステム上の接合剤を熔融,凝固させる工程を有すること
を特徴としている。
転台と、上記回転台の周辺部に所定の角度毎に放射状に
複数取り付けられたステムホルダと、上記回転台の周囲
に上記角度毎に放射状に複数設けられた熱浴を用いて、
所定の部品を接合剤を介してステムに溶接する溶接方法
であって、上記ステムホルダに、予め接合剤と接合され
るべき部品が載置されたステムを回転台の外側へ向けて
保持させる工程と、上記各熱浴に順に高温、適正温度、
低温を維持させた状態で上記回転台を上記角度毎に回転
させて、上記ステムを上記各熱浴に順次接触させて上記
ステム上の接合剤を熔融,凝固させる工程を有すること
を特徴としている。
【0010】
【作用】この発明の溶接装置は次のように駆動される。
まず、ステムホルダに、予め接合剤と接合されるべき部
品が載置されたステムを回転台の外側へ向けて保持させ
る。また、上記回転台の周囲の各熱浴に、例えば順に高
温、適正温度、低温を維持させる。この状態で上記回転
台を上記角度毎に回転させて、上記ステムを上記各熱浴
に順次接触させる。これにより、上記ステム上の接合剤
は、上記高温の熱浴(急速加熱部)で急速に加熱されて熔
融し、上記適正温度の熱浴(適温加熱部)で必要時間が経
過した後、上記低温の熱浴(冷却部)で急速に冷却されて
凝固する(ただし、冷却速度は凝固時の結晶ひずみが問
題にならない範囲とされる)。この後、ステムはステム
ホルダから取り外される。このように、この溶接装置は
複数の熱浴を備えているので、各熱浴を予め互いに異な
る温度に設定することができる。したがって、接合工程
中に熱浴の温度を昇降する時間を設けなくても済み、こ
の結果、従来に比してタクトタイムが短縮される。しか
も、複数のステムホルダを備えているので、例えば1つ
のステム(およびステムホルダ)が急速加熱部から適正温
度加熱部へ移動したとき、次のステムホルダを上記急速
加熱部へ移動させ、上記1つのステムの接合を行ってい
る間に次のステムの接合を開始することができる。すな
わち、接合作業を熱浴の数だけ順次並行して進めること
ができる。したがって、タクトタイムが大幅に短縮さ
れ、生産性が向上する。しかも、各熱浴はそれぞれ一定
温度を維持すれば良いので、温度制御が簡単に行なわれ
る。なお、ステムホルダが各熱浴の間を移動する時、加
熱温度が瞬時低下することが予測されるが、実際には全
く問題にならないレベル(適正温度範囲内)に抑えられ
る。
まず、ステムホルダに、予め接合剤と接合されるべき部
品が載置されたステムを回転台の外側へ向けて保持させ
る。また、上記回転台の周囲の各熱浴に、例えば順に高
温、適正温度、低温を維持させる。この状態で上記回転
台を上記角度毎に回転させて、上記ステムを上記各熱浴
に順次接触させる。これにより、上記ステム上の接合剤
は、上記高温の熱浴(急速加熱部)で急速に加熱されて熔
融し、上記適正温度の熱浴(適温加熱部)で必要時間が経
過した後、上記低温の熱浴(冷却部)で急速に冷却されて
凝固する(ただし、冷却速度は凝固時の結晶ひずみが問
題にならない範囲とされる)。この後、ステムはステム
ホルダから取り外される。このように、この溶接装置は
複数の熱浴を備えているので、各熱浴を予め互いに異な
る温度に設定することができる。したがって、接合工程
中に熱浴の温度を昇降する時間を設けなくても済み、こ
の結果、従来に比してタクトタイムが短縮される。しか
も、複数のステムホルダを備えているので、例えば1つ
のステム(およびステムホルダ)が急速加熱部から適正温
度加熱部へ移動したとき、次のステムホルダを上記急速
加熱部へ移動させ、上記1つのステムの接合を行ってい
る間に次のステムの接合を開始することができる。すな
わち、接合作業を熱浴の数だけ順次並行して進めること
ができる。したがって、タクトタイムが大幅に短縮さ
れ、生産性が向上する。しかも、各熱浴はそれぞれ一定
温度を維持すれば良いので、温度制御が簡単に行なわれ
る。なお、ステムホルダが各熱浴の間を移動する時、加
熱温度が瞬時低下することが予測されるが、実際には全
く問題にならないレベル(適正温度範囲内)に抑えられ
る。
【0011】また、上記回転台の周囲で、上記熱浴が設
けられるべき1つの位置に、ステムを上記ステムホルダ
に搭載するステム搭載部を備える場合、上記回転台が回
転されてステムホルダがステム搭載部の位置にきたとき
に上記ステムを搭載することができる。すなわち、上記
ステムを搭載する作業と各熱浴における加熱,冷却作業
とを、回転台の回転周期に同調させることができる。し
たがって、さらに生産性が向上する。
けられるべき1つの位置に、ステムを上記ステムホルダ
に搭載するステム搭載部を備える場合、上記回転台が回
転されてステムホルダがステム搭載部の位置にきたとき
に上記ステムを搭載することができる。すなわち、上記
ステムを搭載する作業と各熱浴における加熱,冷却作業
とを、回転台の回転周期に同調させることができる。し
たがって、さらに生産性が向上する。
【0012】また、上記各熱浴は、上記回転台に関して
放射方向に移動でき、上記ステムホルダに取り付けられ
たステムに加圧接触されるセラミックヒータを有する場
合、回転台が回転されてステムホルダが各熱浴の位置に
きたときに、ステムはこのセラミックヒータの温度に急
速に到達する。したがって、タクトタイムが短縮され
る。しかも、セラミックヒータは定電流で温度設定でき
ることから、温度制御が簡単に行なわれる。
放射方向に移動でき、上記ステムホルダに取り付けられ
たステムに加圧接触されるセラミックヒータを有する場
合、回転台が回転されてステムホルダが各熱浴の位置に
きたときに、ステムはこのセラミックヒータの温度に急
速に到達する。したがって、タクトタイムが短縮され
る。しかも、セラミックヒータは定電流で温度設定でき
ることから、温度制御が簡単に行なわれる。
【0013】
【実施例】以下、この発明溶接装置および溶接方法を実
施例により詳細に説明する。
施例により詳細に説明する。
【0014】図1はこの発明の一実施例の溶接装置を上
方から見たところを示している。この溶接装置は、円板
状の回転台13と、この回転台13の周辺部に60度毎
に放射状に取り付けられた6つのステムホルダ1,2,
3,4,5,6を備えている。各ステムホルダ1,…,6
は、本体21とステムチャッキング板22とからなり、
それぞれステムを回転台13の外側へ向けて保持するこ
とができる。上記回転台13の周囲には、60度毎に放
射状に5つの熱浴8,9,10,11,12が設けられ、残
りの1つの位置にステム乗せアーム(ステム搭載部)7が
設けられている。ステム乗せアーム7は、ステムホルダ
1,…,6が近接位置にきた時に破線で示す位置7aに移
動して、ステム15をステムホルダ1,…,6に搭載する
ことができる。また、各熱浴8,…,12は、セラミック
ヒータ23とこれを保持するヒータホルダ24とからな
り、それぞれセラミックヒータ23に定電流を通電する
ことにより所定の温度を維持することができる。実際
に、ステム乗せアーム7に近い側から順に、熱浴(急速
加熱部)8は高温、熱浴(適温加熱部)9,10は適正温
度、熱浴(冷却部)11は低温に設定されている。12は
予備の熱浴である。上記各熱浴8,…,12は、回転台1
3に関して放射方向に移動することができる。これによ
り、回転台13が回転されてステムホルダ1,…,6が近
接位置にきた時に、セラミックヒータ23が各ステムホ
ルダに取り付けられたステム17に加圧接触される。そ
して、回転台13が次に回転しようするときは離間する
ようになっている。
方から見たところを示している。この溶接装置は、円板
状の回転台13と、この回転台13の周辺部に60度毎
に放射状に取り付けられた6つのステムホルダ1,2,
3,4,5,6を備えている。各ステムホルダ1,…,6
は、本体21とステムチャッキング板22とからなり、
それぞれステムを回転台13の外側へ向けて保持するこ
とができる。上記回転台13の周囲には、60度毎に放
射状に5つの熱浴8,9,10,11,12が設けられ、残
りの1つの位置にステム乗せアーム(ステム搭載部)7が
設けられている。ステム乗せアーム7は、ステムホルダ
1,…,6が近接位置にきた時に破線で示す位置7aに移
動して、ステム15をステムホルダ1,…,6に搭載する
ことができる。また、各熱浴8,…,12は、セラミック
ヒータ23とこれを保持するヒータホルダ24とからな
り、それぞれセラミックヒータ23に定電流を通電する
ことにより所定の温度を維持することができる。実際
に、ステム乗せアーム7に近い側から順に、熱浴(急速
加熱部)8は高温、熱浴(適温加熱部)9,10は適正温
度、熱浴(冷却部)11は低温に設定されている。12は
予備の熱浴である。上記各熱浴8,…,12は、回転台1
3に関して放射方向に移動することができる。これによ
り、回転台13が回転されてステムホルダ1,…,6が近
接位置にきた時に、セラミックヒータ23が各ステムホ
ルダに取り付けられたステム17に加圧接触される。そ
して、回転台13が次に回転しようするときは離間する
ようになっている。
【0015】この溶接装置は次のように駆動される。ま
ず、ステムホルダ1に、予め接合剤と接合されるべき部
品(例えば半導体レーザチップ)17が載置されたステム
15を保持させる。この状態で回転台13を時計回りに
60度回転させて、上記ステム15を急速加熱部8のセ
ラミックヒータ23に接触させる。これにより、上記ス
テム15上の接合剤は、急速に加熱されて熔融する。図
2に示すように、実際の加熱温度(図中、実線Aで示す)
が適正温度に到達した時点T1で上記セラミックヒータ
23をステム15から離間させる。なお、図中、Tは移
動時間、CTはサイクル時間を示している。また、破線
Bは図5に示した従来の加熱温度を示している。続い
て、図1に示す回転台13を60度回転させて、上記適
温加熱部9のセラミックヒータ23にステム15を接触
させて適正温度に保持する。この適温加熱部9で所定の
時間T2が経過した後、適温加熱部10でも同様に時間
T3だけステム15を適正温度に保持する。続いて、回
転台13を60度回転させて、冷却部11でステム15
にセラミックヒータ23を接触させる。これにより、ス
テム15は急速に冷却され、上記接合剤は凝固する(た
だし、冷却速度は凝固時の結晶ひずみが問題にならない
範囲とする)。この後、ステムホルダ1から上記ステム
15を取り外す。
ず、ステムホルダ1に、予め接合剤と接合されるべき部
品(例えば半導体レーザチップ)17が載置されたステム
15を保持させる。この状態で回転台13を時計回りに
60度回転させて、上記ステム15を急速加熱部8のセ
ラミックヒータ23に接触させる。これにより、上記ス
テム15上の接合剤は、急速に加熱されて熔融する。図
2に示すように、実際の加熱温度(図中、実線Aで示す)
が適正温度に到達した時点T1で上記セラミックヒータ
23をステム15から離間させる。なお、図中、Tは移
動時間、CTはサイクル時間を示している。また、破線
Bは図5に示した従来の加熱温度を示している。続い
て、図1に示す回転台13を60度回転させて、上記適
温加熱部9のセラミックヒータ23にステム15を接触
させて適正温度に保持する。この適温加熱部9で所定の
時間T2が経過した後、適温加熱部10でも同様に時間
T3だけステム15を適正温度に保持する。続いて、回
転台13を60度回転させて、冷却部11でステム15
にセラミックヒータ23を接触させる。これにより、ス
テム15は急速に冷却され、上記接合剤は凝固する(た
だし、冷却速度は凝固時の結晶ひずみが問題にならない
範囲とする)。この後、ステムホルダ1から上記ステム
15を取り外す。
【0016】このように、この溶接装置は複数の熱浴
8,…,12を備えているので、各熱浴8,…,12を予め
互いに異なる温度に設定することができる。したがっ
て、サイクル時間中に熱浴8,…,12の温度を昇降する
時間を設けなくても済み、この結果、従来に比してタク
トタイムを短縮することができる。しかも、複数のステ
ムホルダ1,…,6を備えているので、例えば1つのステ
ム15およびステムホルダ1が急速加熱部8から適正温
度加熱部9へ移動したとき、次のステムホルダを上記急
速加熱部8へ移動させ、上記1つのステム15の接合を
行っている間に次のステムの接合を開始することができ
る。すなわち、接合作業を熱浴の数だけ順次並行して進
めることができる。したがって、図2に実線Aと破線B
との差として示すように、タクトタイムを大幅に短縮す
ることができ、生産性を向上させることができる。しか
も、各熱浴8,…,12はそれぞれ一定温度を維持すれば
良いので、簡単に温度制御することができる。なお、ス
テムホルダが各熱浴の間を移動する時間Tに、ステムの
温度が瞬時低下することが予測されるが、実際には全く
問題にならないレベル(適正温度範囲内)に抑えることが
できる。
8,…,12を備えているので、各熱浴8,…,12を予め
互いに異なる温度に設定することができる。したがっ
て、サイクル時間中に熱浴8,…,12の温度を昇降する
時間を設けなくても済み、この結果、従来に比してタク
トタイムを短縮することができる。しかも、複数のステ
ムホルダ1,…,6を備えているので、例えば1つのステ
ム15およびステムホルダ1が急速加熱部8から適正温
度加熱部9へ移動したとき、次のステムホルダを上記急
速加熱部8へ移動させ、上記1つのステム15の接合を
行っている間に次のステムの接合を開始することができ
る。すなわち、接合作業を熱浴の数だけ順次並行して進
めることができる。したがって、図2に実線Aと破線B
との差として示すように、タクトタイムを大幅に短縮す
ることができ、生産性を向上させることができる。しか
も、各熱浴8,…,12はそれぞれ一定温度を維持すれば
良いので、簡単に温度制御することができる。なお、ス
テムホルダが各熱浴の間を移動する時間Tに、ステムの
温度が瞬時低下することが予測されるが、実際には全く
問題にならないレベル(適正温度範囲内)に抑えることが
できる。
【0017】また、回転台13の周囲の熱浴が設けられ
るべき位置にステム乗せアーム7を設けているので、回
転台13が回転されてステムホルダが近接位置にきたと
きにステムを搭載することができる。すなわち、ステム
を搭載する作業と各熱浴における加熱,冷却作業とを、
回転台13の回転周期に同調させることができる。した
がって、生産性を向上させることができる。
るべき位置にステム乗せアーム7を設けているので、回
転台13が回転されてステムホルダが近接位置にきたと
きにステムを搭載することができる。すなわち、ステム
を搭載する作業と各熱浴における加熱,冷却作業とを、
回転台13の回転周期に同調させることができる。した
がって、生産性を向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の溶
接装置は、円板状の回転台と、上記回転台の周辺部に所
定の角度毎に放射状に複数取り付けられ、それぞれステ
ムを回転台の外側へ向けて保持できるステムホルダと、
上記回転台の周囲に上記角度毎に放射状に複数設けら
れ、それぞれ所定の温度を維持できる熱浴を備えている
ので、各熱浴を予め互いに異なる温度に設定することに
より、接合工程中に熱浴の温度を昇降する時間を設けな
くても済む。しかも、接合作業を熱浴の数だけ順次並行
して進めることができる。したがって、タクトタイムを
大幅に短縮することができ、生産性を向上させることが
できる。
接装置は、円板状の回転台と、上記回転台の周辺部に所
定の角度毎に放射状に複数取り付けられ、それぞれステ
ムを回転台の外側へ向けて保持できるステムホルダと、
上記回転台の周囲に上記角度毎に放射状に複数設けら
れ、それぞれ所定の温度を維持できる熱浴を備えている
ので、各熱浴を予め互いに異なる温度に設定することに
より、接合工程中に熱浴の温度を昇降する時間を設けな
くても済む。しかも、接合作業を熱浴の数だけ順次並行
して進めることができる。したがって、タクトタイムを
大幅に短縮することができ、生産性を向上させることが
できる。
【0019】また、上記回転台の周囲で、上記熱浴が設
けられるべき1つの位置に、ステムを上記ステムホルダ
に搭載するステム搭載部を備える場合、ステムを搭載す
る作業と各熱浴における加熱,冷却作業とを、回転台の
回転周期に同調させることができ、生産性を向上させる
ことができる。
けられるべき1つの位置に、ステムを上記ステムホルダ
に搭載するステム搭載部を備える場合、ステムを搭載す
る作業と各熱浴における加熱,冷却作業とを、回転台の
回転周期に同調させることができ、生産性を向上させる
ことができる。
【0020】また、上記各熱浴は、上記回転台に関して
放射方向に移動でき、上記ステムホルダに取り付けられ
たステムに加圧接触されるセラミックヒータを有する場
合、ステムを急速に加熱または冷却することができ、し
たがって、タクトタイムを短縮することができる。しか
も、セラミックヒータは定電流で温度設定できることか
ら、簡単に温度制御を行うことができる。
放射方向に移動でき、上記ステムホルダに取り付けられ
たステムに加圧接触されるセラミックヒータを有する場
合、ステムを急速に加熱または冷却することができ、し
たがって、タクトタイムを短縮することができる。しか
も、セラミックヒータは定電流で温度設定できることか
ら、簡単に温度制御を行うことができる。
【0021】また、この発明の溶接方法は、円板状の回
転台と、上記回転台の周辺部に所定の角度毎に放射状に
複数取り付けられたステムホルダと、上記回転台の周囲
に上記角度毎に放射状に複数設けられた熱浴を用いて、
所定の部品を接合剤を介してステムに溶接する溶接方法
であって、上記ステムホルダに、予め接合剤と接合され
るべき部品が載置されたステムを回転台の外側へ向けて
保持させる工程と、上記各熱浴に順に高温、適正温度、
低温を維持させた状態で上記回転台を上記角度毎に回転
させて、上記ステムを上記各熱浴に順次接触させて上記
ステム上の接合剤を熔融,凝固させる工程を有している
ので、タクトタイムを大幅に短縮することができ、生産
性を向上させることができる。
転台と、上記回転台の周辺部に所定の角度毎に放射状に
複数取り付けられたステムホルダと、上記回転台の周囲
に上記角度毎に放射状に複数設けられた熱浴を用いて、
所定の部品を接合剤を介してステムに溶接する溶接方法
であって、上記ステムホルダに、予め接合剤と接合され
るべき部品が載置されたステムを回転台の外側へ向けて
保持させる工程と、上記各熱浴に順に高温、適正温度、
低温を維持させた状態で上記回転台を上記角度毎に回転
させて、上記ステムを上記各熱浴に順次接触させて上記
ステム上の接合剤を熔融,凝固させる工程を有している
ので、タクトタイムを大幅に短縮することができ、生産
性を向上させることができる。
【図1】 この発明の一実施例の溶接装置の構成を示す
図である。
図である。
【図2】 上記溶接装置を用いてステムに部品を搭載す
るときの加熱温度の経過を示す図である。
るときの加熱温度の経過を示す図である。
【図3】 従来の溶接装置の全体構成を示す図である。
【図4】 上記従来の溶接装置の要部を示す図である。
【図5】 上記従来の溶接装置を用いてステムに部品を
搭載するときの加熱温度の経過を示す図である。
搭載するときの加熱温度の経過を示す図である。
1,2,3,4,5,6 ステムホルダ 7 ステム乗せアーム 8,9,10,11,12 熱浴 15 ステム 17 部品 21 ステムホルダ本体 22 ステムチャッキング板 23 セラミックヒータ 24 ヒータホルダ
Claims (5)
- 【請求項1】 円板状の回転台と、 上記回転台の周辺部に所定の角度毎に放射状に複数取り
付けられ、それぞれステムを回転台の外側へ向けて保持
できるステムホルダと、 上記回転台の周囲に上記角度毎に放射状に複数設けら
れ、それぞれ所定の温度を維持できる熱浴を備えたこと
を特徴とする溶接装置。 - 【請求項2】 上記回転台の周囲で、上記熱浴が設けら
れるべき1つの位置に、ステムを上記ステムホルダに搭
載するステム搭載部を備えたことを特徴とする請求項1
に記載の溶接装置。 - 【請求項3】 上記各熱浴の温度は、上記ステム搭載部
に近い側から順に、高温、適正温度、低温に設定されて
いることを特徴とする請求項2に記載の溶接装置。 - 【請求項4】 上記各熱浴は、上記回転台に関して放射
方向に移動でき、上記ステムホルダに取り付けられたス
テムに加圧接触されるセラミックヒータを有することを
特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の溶
接装置。 - 【請求項5】 円板状の回転台と、上記回転台の周辺部
に所定の角度毎に放射状に複数取り付けられたステムホ
ルダと、上記回転台の周囲に上記角度毎に放射状に複数
設けられた熱浴を用いて、所定の部品を接合剤を介して
ステムに溶接する溶接方法であって、 上記ステムホルダに、予め接合剤と接合されるべき部品
が載置されたステムを回転台の外側へ向けて保持させる
工程と、 上記各熱浴に順に高温、適正温度、低温を維持させた状
態で上記回転台を上記角度毎に回転させて、上記ステム
を上記各熱浴に順次接触させて上記ステム上の接合剤を
熔融,凝固させる工程を有することを特徴とする溶接方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24911491A JP2624586B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 溶接装置および溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24911491A JP2624586B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 溶接装置および溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592264A true JPH0592264A (ja) | 1993-04-16 |
| JP2624586B2 JP2624586B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=17188163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24911491A Expired - Fee Related JP2624586B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 溶接装置および溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2624586B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116493864A (zh) * | 2023-05-18 | 2023-07-28 | 中国化学工程第七建设有限公司 | 一种裂解炉炉管焊接装置及方法 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP24911491A patent/JP2624586B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116493864A (zh) * | 2023-05-18 | 2023-07-28 | 中国化学工程第七建设有限公司 | 一种裂解炉炉管焊接装置及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2624586B2 (ja) | 1997-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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