JPH059266A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JPH059266A
JPH059266A JP13826591A JP13826591A JPH059266A JP H059266 A JPH059266 A JP H059266A JP 13826591 A JP13826591 A JP 13826591A JP 13826591 A JP13826591 A JP 13826591A JP H059266 A JPH059266 A JP H059266A
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epoxy resin
aluminum
polysulfide
iron
manufactured
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JP13826591A
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Katsumi Ono
勝巳 大野
Hiroyoshi Kuramoto
博義 蔵本
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Toray Thiokol Co Ltd
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Toray Thiokol Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可撓性に富み、強靱で耐薬品性が良好である
とともに、油を含んだ錆びた鉄板等にも良好に接着し、
さらに水中でも硬化可能なエポキシ樹脂組成物を提供す
る。 【構成】 特定のポリサルファイド骨格部、及びビスフ
ェノール骨格部を有するポリサルファイド変性エポキシ
樹脂と、ポリアミノアミドと、鉄、アルミニウム、また
はこれらの金属の化合物とを含有するエポキシ樹脂組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエポキシ樹脂組成物に関
し、特に可撓性に富み、強靱で耐薬品性が良好であると
ともに、油を含んだ錆びた鉄板等にも良好に接着し、水
中でも硬化可能なエポキシ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】エポキ
シ樹脂は、接着性、耐薬品性、耐久性などに優れ、しか
も各種の被接着体との濡れ性が良いことから、自動車用
塗料、船舶用塗料、重防食塗料、工業用接着剤、土木用
接着剤などとして広く用いられている。
【0003】しかし、通常、エポキシ樹脂を塗料または
接着剤として油の付着した鉄板や錆びた鉄板に塗布する
場合には、表面の脱脂や表面研磨などの前処理が不可欠
であり、前処理なしに塗料または接着剤を塗布した場
合、鉄板に塗料または接着剤を密着させることは極めて
困難であった。
【0004】上記被着体の表面の脱脂の前処理として
は、シンナー、トリクロロエチレン、パークロルエチレ
ンなどを使用した溶剤による洗浄や、高温長時間での界
面活性剤と水酸化ナトリウムなどのアルカリとの併用に
よる洗浄等が行われている。また被着体の表面を研磨す
る前処理としては、砂を圧縮空気の力で金属に吹きつけ
衝撃により錆をとるサンドブラスト法、塩酸、硫酸など
を金属と反応させて錆をとる酸洗い法などが行われてい
る。
【0005】しかし、これらの方法は、いずれも作業が
繁雑であり、危険な薬品を使用するケースが多いという
問題がある。
【0006】特開昭55-15624号は、油分、錆にて汚損さ
れた鋼表面を油分洗浄処理、動力工具による除錆処理し
た後、磁性酸化鉄を含むエポキシ塗料からなる下塗り剤
を塗布し、更に防食塗料を上塗りすることからなる、粗
悪素地に対する塗装方法を開示している。
【0007】しかしながら、上記方法においては、サン
ドブラスト処理のような工数のかかる下地処理を行う必
要はないものの、デスクサンダー、ワイヤーブラシ等の
下地処理は必要である。
【0008】このように、油分を含んだ錆びた鉄板に前
処理をしなくとも塗料や接着剤を良好に接着させること
ができれば、作業効率が大幅に向上するが、かかる方法
は未だ提案されていない。
【0009】したがって本発明の目的は、可撓性に富
み、強靱で耐薬品性が良好であるとともに、油を含んだ
錆びた鉄板等にも良好に接着し、さらに水中でも硬化可
能なエポキシ樹脂組成物を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者らは、特定のポリサルファイド変性エ
ポキシ樹脂と、ポリアミノアミドと、鉄、アルミニウ
ム、またはこれらの金属の化合物とを含有するエポキシ
樹脂組成物は、可撓性に富み、強靱で耐薬品性が良好で
あるとともに、油を含んだ錆びた鉄板等にも良好に接着
し、水中でも硬化可能なことを見出し、本発明に想到し
た。
【0011】すなわち、本発明のエポキシ樹脂組成物
は、(a) 一般式
【化2】 (ただし、R1 及びR3 はビスフェノール骨格を含む有
機基であり、R2 は(−CH2 CH2 OCH2 OCH2
CH2 Sm)n−で示されるポリサルファイド骨格(た
だし、mは1〜3で、ポリサルファイド骨格中のSの平
均含有量を表し、nは1〜50で、一分子中におけるポリ
サルファイド骨格の平均含有量を表す。)である。) で
示されるポリサルファイド変性エポキシ樹脂と、(b) ポ
リアミノアミドと、(c) 鉄、鉄系化合物、アルミニウム
及びアルミニウム系化合物から選ばれた1種又は2種以
上とを含有することを特徴とする。
【0012】本発明を以下詳細に説明する。本発明にお
いて使用する(a) ポリサルファイド変性エポキシ樹脂
は、下記一般式(1) により表されるものである。
【化3】
【0013】上記一般式(1) 中のR1 及びR3 はビスフ
ェノール骨格を含む有機基である。上記ビスフェノール
骨格を含む有機基としては、例えばビスフェノールA型
エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂、ハ
ロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノ
ールF型エポキシ樹脂、ハロゲン化ビスフェノールF型
エポキシ樹脂などと同様または類似の分子構造を含むも
のを挙げることができる。
【0014】また、上記一般式(1) 中のR2 は下記一般
式(2) により示されるポリサルファイド骨格である。
【化4】 上記一般式(2) 中における、Sの平均含有量mの範囲は
1〜3であり、好ましくは1.5 〜2.5 である。
【0015】さらにポリサルファイド骨格の平均含有量
nの範囲は1〜50であり、好ましくは2〜30である。ポ
リサルファイド骨格の平均含有量nが1未満であると通
常のビスフェノール型エポキシ樹脂と同等になり、また
nが50を超えると粘度が高くなり、使用しづらくなる。
【0016】このようなポリサルファイド変性エポキシ
樹脂としては、25℃における粘度が3000ポイズ以下のも
のが好ましく、例えば、東レチオコール(株)製「FLEP
-10」、「FLEP-50 」、「FLEP-60 」、「FLEP-80 」等
を挙げることができる。
【0017】なお、本発明においては上述したようなポ
リサルファイド変性エポキシ樹脂に、必要に応じて少量
のビスフェノール型エポキシ樹脂を混合して使用するこ
ともできる。
【0018】本発明では、上述してきたような(a) ポリ
サルファイド変性エポキシ樹脂に(b) ポリアミノアミド
を配合する。
【0019】本発明で使用されるポリアミノアミドは、
ダイマー酸とポリアミンとの縮合により製造されるもの
であり、ポリアミンの種類、ダイマー酸とポリアミンの
反応比、各種改質成分の有無などにより、数多くのもの
が市販されている。
【0020】上記ポリアミノアミドは、アミン価が50〜
1000のものが好ましく、特に100 〜600 のものが好まし
い。
【0021】このようなポリアミノアミドとしては、例
えば、旭電化工業(株)製「アデカハードナーEH-20
3」、エイ・シー・アイ・ジャパン・リミテッド製「ア
ンカマイド500 」、エイ・シー・アイ・ジャパン・リミ
テッド製「アンカマイド501 」、エイ・シー・アイ・ジ
ャパン・リミテッド製「アンカマイド503 」、大都産業
(株)製「ダイトクラールP-4250」、大都産業(株)製
「ダイトクラールP-4355」、大都産業(株)製「ダイト
クラールP-4730」、富士化成工業(株)製「トーマイド
#225ND」、富士化成工業(株)製「トーマイド#245」、
富士化成工業(株)製「トーマイド#2400 」、富士化成
工業(株)製「トーマイド#2500 」、ヘンケル白水
(株)製「バーサミド#125」、ヘンケル白水(株)製
「バーサミド#140」、ヘンケル白水(株)製「ゼナミド
#2000 」、大日本インキ工業(株)製「ラッカマイドTD
-966」、大日本インキ工業(株)製「ラッカマイドTD-9
84」、三洋化成工業(株)製「ポリマイドL-45-3」、三
洋化成工業(株)製「ポリマイドL-55-3」、三和化学
(株)製「サンマイド315 」、三和化学(株)製「サン
マイド330 」、三和化学(株)製「サンマイド75」、三
和化学(株)製「サンマイドX-2000」等が挙げられる。
【0022】本発明において、ポリアミノアミドの配合
量は、使用するポリアミノアミドの種類により変化す
る。一般に、ポリアミノアミドは分子構造が複雑なた
め、ポリアミノアミドのアミン価とポリサルファイド変
性エポキシ樹脂のエポキシ当量から計算される化学当量
により規定するのは実際的でない。また、ポリアミノア
ミドはその使用量の許容範囲が広いので、同一のポリア
ミノアミドを使用する場合、ある程度その使用量が増減
しても問題ない。したがって、ポリアミノアミドは、通
常、ポリサルファイド変性エポキシ樹脂100 重量部に対
して5〜300 重量部用いられることが多い。特に好まし
いポリアミノアミドの使用量は10〜100 重量部である。
【0023】ポリアミノアミドの使用量が5重量部未
満、あるいは300 重量部を超えると、ポリサルファイド
変性エポキシ樹脂とポリアミノアミドとの反応が不完全
となり、接着性、耐薬品性等が悪化するので好ましくな
い。
【0024】本発明では、上述してきたような(a) ポリ
サルファイド変性エポキシ樹脂と、(b) ポリアミノアミ
ドとに、(c) 鉄、鉄系化合物、アルミニウム及びアルミ
ニウム系化合物から選ばれた1種又は2種以上を配合す
る。
【0025】本発明において、鉄及び鉄系化合物として
は、鉄粉、フェライト、ベンガラ、硫化鉄、硫酸鉄、雲
母状酸化鉄等を用いることができる。
【0026】また、アルミニウム及びアルミニウム系化
合物としては、燐片状アルミフレーク、アルミニウムパ
ウダー、アルミ箔、酸化アルミニウム、アルミナホワイ
ト、ケイ酸アルミニウム、硫酸アルミニウム等を用いる
ことができる。
【0027】上記(c) 鉄、鉄系化合物、アルミニウム及
びアルミニウム系化合物から選ばれた1種又は2種以上
の配合量は、ポリサルファイド変性エポキシ樹脂100 重
量部に対して、通常3〜500 重量部、好ましくは5〜40
0 重量部である。その配合量が3重量部未満では、油を
含んだ錆びた鉄板に対する接着性が低下し、一方500重
量部を超えると、塗料あるいは接着剤としての作業性が
悪化するので好ましくない。
【0028】本発明のエポキシ樹脂組成物は、基本的に
は(a) ポリサルファイド変性エポキシ樹脂と、(b) ポリ
アミノアミドと、(c) 鉄、鉄系化合物、アルミニウム及
びアルミニウム系化合物から選ばれた1種又は2種以上
とにより構成されるが、さらに必要に応じて、反応性稀
釈剤などの相溶性あるいは親和性のある高分子物質を添
加することができる。
【0029】また本発明のエポキシ樹脂組成物は、さら
に必要に応じて、珪砂、カーボンブラック、ウォラスト
ナイト、群青、フタロシアニングリーン、フタロシアニ
ンブルー、クレー、酸化チタン、シリカ、シアニンブル
ー、コールタール、タルク、炭酸カルシウム、ベントナ
イト、ポリエチレン粉末、マイカ、カオリン、アミノシ
ラン、エポキシシラン、ミネラルスピリット、キシレ
ン、トリクロロエチレン、トルエン、メチルイソブチル
ケトン、脂肪酸アマイド、水添ヒマシ油、石英粉、パラ
イト粉、ベンゾトリアゾール、ポリエチレンワックスな
どの充填材、増量材、補強剤、顔料、難燃材、接着性付
与剤、溶剤、色別れ防止剤、かわ張り防止剤、乾燥剤、
分散剤、紫外線吸収剤、消泡剤、増粘剤、たれ止め剤、
沈殿防止剤、乳化剤、粘度安定剤、劣化防止剤等を添加
することができる。
【0030】
【作 用】上述したように、本発明のエポキシ樹脂組成
物は、ポリサルファイド変性エポキシ樹脂と,ポリアミ
ノアミドと、鉄、アルミニウム、あるいはこれらの金属
の化合物とを含有している。
【0031】このためポリサルファイド変性エポキシ樹
脂のもつ、良好な耐薬品性、接着性、及び濡れ性を有す
るとともに、鉄、アルミニウム、あるいはこれらの金属
の化合物の働きにより、油を含んだ錆びた鉄板等に対す
る接着性がより一層増すと言う効果が得られる。
【0032】また、ポリサルファイド変性エポキシ樹脂
は、コンクリート等の無機材料に対する接着性が極めて
良好であるので、本発明のエポキシ樹脂組成物は、油を
含んだ錆びた鉄板等の金属のみならず、油を含んだコン
クリートとの接着性も良好である。
【0033】さらに、ポリサルファイド変性エポキシ樹
脂は、水分の存在下でも硬化するので、本発明のエポキ
シ樹脂組成物は、水中での硬化性、接着性も良好であ
る。
【0034】
【実施例】次に、本発明を以下の実施例によりさらに詳
細に説明する。
【0035】実施例1 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂(東レチオコール
(株)製“FLEP-10 ”)100 重量部と、ポリアミノアミ
ド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#225ND")37重量
部と、アルミフレーク(東洋アルミニウム(株)製 "ア
ルペースト0100M")20 重量部とを混合してエポキシ樹脂
組成物とした。
【0036】実施例2 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂(東レチオコール
(株)製“FLEP-10 ”)100 重量部と、ポリアミノアミ
ド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#245")26重量部
と、鉄粉 (純正化学(株)製 "鉄粉")10重量部とを混合
してエポキシ樹脂組成物とした。
【0037】実施例3 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂(東レチオコール
(株)製“FLEP-50 ”)100 重量部と、ポリアミノアミ
ド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#225ND")37重量
部と、アルミフレーク(東洋アルミニウム(株)製 "ア
ルペースト0100M")20 重量部とを混合してエポキシ樹脂
組成物とした。
【0038】実施例4 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂(東レチオコール
(株)製“FLEP-60 ”)100 重量部と、ポリアミノアミ
ド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#225ND")45重量
部と、アルミフレーク(東洋アルミニウム(株)製 "ア
ルペースト0100M")20 重量部とを混合してエポキシ樹脂
組成物とした。
【0039】実施例5 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂(東レチオコール
(株)製“FLEP-50 ”)100 重量部と、ポリアミノアミ
ド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#225ND")37重量
部と、アルミフレーク(東洋アルミニウム(株)製 "ア
ルペースト0100M")100重量部とを混合してエポキシ樹脂
組成物とした。
【0040】実施例6 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂(東レチオコール
(株)製“FLEP-50 ”)100 重量部と、ポリアミノアミ
ド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#245")26重量部
と、アルミフレーク(東洋アルミニウム(株)製 "アル
ペースト0100M")20重量部とを混合してエポキシ樹脂組
成物とした。
【0041】実施例7 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂(東レチオコール
(株)製“FLEP-50 ”)100 重量部と、ポリアミノアミ
ド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#225ND")37重量
部と、酸化アルミニウム (純正化学(株)製 "酸化アル
ミニウム (活性)")110重量部と、雲母状酸化鉄 (日本無
機化学工業(株)製"MIO-NM") 10重量部とを混合してエ
ポキシ樹脂組成物とした。
【0042】実施例8 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂(東レチオコール
(株)製“FLEP-50 ”)100 重量部と、ポリアミノアミ
ド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#225ND")37重量
部と、酸化アルミニウム (純正化学(株)製 "酸化アル
ミニウム (活性)") 10重量部と、雲母状酸化鉄 (日本無
機化学工業(株)製"MIO-NM") 110 重量部とを混合して
エポキシ樹脂組成物とした。
【0043】実施例9 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂(東レチオコール
(株)製“FLEP-10 ”)100 重量部と、ポリアミノアミ
ド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#225ND")37重量
部と、アルミフレーク (東洋アルミニウム(株)製 "ア
ルベースト0100M") 5重量部と、雲母状酸化鉄 (日本無
機化学工業(株)製"MIO-NM") 240 重量部とを混合して
エポキシ樹脂組成物とした。
【0044】実施例10 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂(東レチオコール
(株)製“FLEP-50 ”)100 重量部と、ポリアミノアミ
ド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#225ND")37重量
部と、アルミフレーク (東洋アルミニウム(株)製 "ア
ルベースト0100M") 10重量部と、雲母状酸化鉄 (日本無
機化学工業(株)製"MIO-NM") 110 重量部とを混合して
エポキシ樹脂組成物とした。
【0045】比較例1 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ
(株)製 "エピコート828")100 重量部と、ポリアミノ
アミド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#225ND") 6
4 重量部と、アルミフレーク (東洋アルミニウム(株)
製 "アルペースト0100M") 20重量部とを混合してエポキ
シ樹脂組成物とした。
【0046】比較例2 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂(東レチオコール
(株)製“FLEP-50 ”)100 重量部と、ポリアミノアミ
ド (富士化成工業(株)製 "トーマイド#225ND")37重量
部とを混合してエポキシ樹脂組成物とした。
【0047】付着力の測定 上記各例のエポキシ樹脂組成物の付着力を評価するため
に、被着体として、10年以上使用された後、廃棄された
船舶から切り落とされた十分に錆の発生した厚さ約15mm
の鉄板を用意した。この鉄板をバーナーであぶり、表面
を十分荒らして油を染みこみやすくした後、C重油をし
みこませた。
【0048】このようにして得られたC重油が十分にし
みこんだ錆びた鉄板に、エポキシ樹脂組成物を塗布し
た。20℃で7日間硬化させた後に、エポキシ樹脂組成物
の付着力をアドヒージョンテスター(エフレコメーター
社製)で測定した。
【0049】測定結果を配合物及び割合とともに表1に
示す。
【0050】 表1配合(重量部) 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂 FLEP−10 100 100 − − FLEP−50 − − 100 − FLEP−60 − − − 100ビスフェノール型エポキシ樹脂 エピコート828 − − − −ポリアミノアミド トーマイド225ND 37 − 37 45 トーマイド245 − 26 − − アルミフレーク 20 − 20 20 鉄粉 − 10 − − 酸化アルミニウム − − − − 雲母状酸化鉄 − − − − 油を含んだ錆びた鉄板に対する 付着力(kg/cm2 ) 31 24 26 25
【0051】 表1(続き)配合(重量部) 実施例5 実施例6 実施例7 実施例8 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂 FLEP−10 − − − − FLEP−50 100 100 100 100 FLEP−60 − − − −ビスフェノール型エポキシ樹脂 エピコート828 − − − −ポリアミノアミド トーマイド225ND 37 − 37 37 トーマイド245 − 26 − − アルミフレーク 100 20 − − 鉄粉 − − − − 酸化アルミニウム − − 110 10 雲母状酸化鉄 − − 10 110 油を含んだ錆びた鉄板に対する 付着力(kg/cm2 ) 29 36 33 30
【0052】 表1(続き)配合(重量部) 比較例1 比較例2 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂 FLEP−10 − − FLEP−50 − 100 FLEP−60 − −ビスフェノール型エポキシ樹脂 エピコート828 100 −ポリアミノアミド トーマイド225ND 64 37 トーマイド245 − − アルミフレーク 20 − 鉄粉 − − 酸化アルミニウム − − 雲母状酸化鉄 − − 油を含んだ錆びた鉄板に対する 付着力(kg/cm2 ) 8 15
【0053】表1より、本発明のエポキシ樹脂組成物
は、C重油が十分にしみこんだ錆びた鉄板に対して十分
に接着するが、比較例1、2のエポキシ樹脂組成物はC
重油が十分にしみこんだ錆びた鉄板に対する接着力が弱
いのがわかる。
【0054】水中で硬化させた時のコンクリートに対す
る接着強さの測定 上記実施例1、9、10のエポキシ樹脂組成物の水中で
硬化させた時のコンクリートに対する接着強さを評価す
るために、被着体として、40×40×100mmのモル
タルを用意した。このモルタルを水中に1日放置した。
【0055】このようにして得られた水を十分含んだモ
ルタルどうしをエポキシ樹脂組成物で接着し、水に浸漬
した。20℃の水中で7日間硬化させた後に、エポキシ
樹脂組成物の曲げ接着力を測定した。
【0056】測定結果を配合物及び割合とともに表2に
示す。
【0057】 表2配合(重量部) 実施例1 実施例9 実施例10 比較例1 ポリサルファイド変性エポキシ樹脂 FLEP−10 100 100 − − FLEP−50 − − 100 − ビスフェノール型エポキシ樹脂 エピコート828 − − − 100 ポリアミノアミド トーマイド225ND 37 37 37 64 アルミフレーク 20 5 10 20 雲母状酸化鉄 − 240 110 − 水中で硬化させた時のコンクリートに 対する接着強さ(kg/cm2 ) 4 10 6 1
【0058】表2より、本発明のエポキシ樹脂組成物
は、水中でもコンクリートに十分に接着するが、比較例
1のエポキシ樹脂組成物は水中での接着力が弱いのがわ
かる。
【0059】
【発明の効果】以上に詳述した通り、本発明のエポキシ
樹脂組成物は、ポリサルファイド変性エポキシ樹脂を主
成分としているため、耐薬品性、耐久性、強靱性水密
性、気密性等に優れている。
【0060】しかも、本発明のエポキシ樹脂組成物は、
ポリアミノアミドと、鉄、アルミニウム、あるいはこれ
らの金属の化合物とを含有しているので、油を含んだ錆
びた鉄板等に対しても強力に接着する。
【0061】また、本発明のエポキシ樹脂組成物は、油
を含んだ錆びた鉄板のみならず、油を含んだアルミニウ
ム、ステンレス、硫酸アルマイト、電解着色アルミニウ
ム、コンクリートなどにも良好に接着する。
【0062】さらに、本発明のエポキシ樹脂組成物は、
コンクリート湿潤面、あるいは水中といった水分の存在
下でも硬化し、コンクリートや鉄板などの各種被接着体
に対して接着力を発揮する。
【0063】このような本発明のエポキシ樹脂組成物
は、海洋構造物用塗料、海洋構造物用接着剤、大型プラ
ント用塗料、大型プラント用接着剤、橋梁用塗料、橋梁
用接着剤、船舶用塗料、船舶用接着剤、自動車用塗料、
工業用接着剤、土木用接着剤などに有効である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】追加
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】(ただし、R及びRはビスフェノール骨格
を含む有機基であり、Rは(−CHCHOCH
OCHCHSm)n−で示されるポリサルファイド
骨格(ただし、mは1〜3で、ポリサルファイド骨格中
のSの平均含有量を表し、nは1〜50で、一分子中に
おけるポリサルファイド骨格の平均含有量を表す。)で
ある。)で示されるポリサルファイド変性エポキシ樹脂
と、 (b)ポリアミノアミドと、 (c)鉄、鉄系化合物、アルミニウム及びアルミニウム
系化合物から選ばれた1種又は2種以上と を含有することを特徴とするエポキシ樹脂組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 (a) 一般式 【化1】 (ただし、R1 及びR3 はビスフェノール骨格を含む有
    機基であり、R2 は(−CH2 CH2 OCH2 OCH2
    CH2 Sm)n−で示されるポリサルファイド骨格(た
    だし、mは1〜3で、ポリサルファイド骨格中のSの平
    均含有量を表し、 nは1〜50で、一分子中におけるポリサルファイド骨格
    の平均含有量を表す。)である。) で示されるポリサル
    ファイド変性エポキシ樹脂と、 (b) ポリアミノアミドと、 (c) 鉄、鉄系化合物、アルミニウム及びアルミニウム系
    化合物から選ばれた1種又は2種以上と を含有することを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
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