JPH0592995A - 〔Nle8 ,Nle18, Tyr34〕−h−PTH(1−34)NH2 の125 I標識放射活性体 - Google Patents

〔Nle8 ,Nle18, Tyr34〕−h−PTH(1−34)NH2 の125 I標識放射活性体

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JPH0592995A
JPH0592995A JP3013849A JP1384991A JPH0592995A JP H0592995 A JPH0592995 A JP H0592995A JP 3013849 A JP3013849 A JP 3013849A JP 1384991 A JP1384991 A JP 1384991A JP H0592995 A JPH0592995 A JP H0592995A
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Ko Morita
香 森田
Shigeo Kuzuki
茂夫 葛木
Toshiharu Noda
俊治 野田
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この化合物は副甲状腺機能検査のための標識化
合物として有用である。 【構成】 式 H−配列番号:1−NH2 で表されるペプチドの34番目のTyrが1〜2個の
125 Iで標識された放射活性体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なヒト副甲状腺ホ
ルモン(h−PTH)誘導体に関する。さらに詳しく
は、本発明は、副甲状腺機能検査のための標識化合物と
して有用な〔Nle8 ,Nle18,Tyr34〕−h−P
TH(1−34)NH2 、即ち式 H−配列番号:1−NH2 〔I〕 (式中、SerはL−セリン、ValはL−バリン、G
luはL−グルタミン酸、IleはL−イソロイシン、
GlnはL−グルタミン、LeuはL−ロイシン、NI
eはL−ノルロイシン、HisはL−ヒスチジン、As
nはL−アスパラギン、Glyはグリシン、LysはL
−リジン、ArgはL−アルギニン、TrpはL−トリ
プトフアン、AspはL−アスパラギン酸、TyrはL
−チロシンを示す〕で表されるペプチドの34番目のT
yrが1〜2個の125 Iで標識された放射活性体(以
下、単に125 I標識放射活性体と称することがある)で
ある。
【0002】
【従来の技術】h−PTHは84個のアミノ酸よりなる
ペプチドホルモンで、その生物学的活性はアミノ酸順位
1−34のN末端フラグメント、即ちh−PTH(1−
34)に有ると報告されている〔Proc.Nat.A
cad.Sci.U.S.A.,68,63〜67)
(1971)〕。しかしながら、h−PTHはL−メチ
オニン(Met)が存在するため不安定であり、125
で標識するとホルモン活性が失われる〔Recent
Prog.Hormone Res.,18,269〜
295(1962)〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のh−PTHの定
量法では、h−PTH活性を有する部分のみを定量する
ために、h−PTH(1−34)を抗原とした特異抗体
が調製されるようになった。しかしながら、h−PTH
(1−34)は、L−メチオニン(Met)が存在する
ため不安定であり、125 Iで標識化する際、8位および
18位に存在するMetが酸化されてホルモン活性が失
活するという欠点があった。
【0004】そこで、PTH活性を有し、PTHの抗体
に対して免疫活性を有するのみならず、125 Iで標識化
してもホルモン活性が安定であり、且つ安定な放射活性
を有するh−PTH誘導体として、8位および18位の
MetをL−ノルロイシンに換え、34位のL−フエニ
ルアラニンをL−チロシンに換えた〔Nle8 ,Nle
18,Tyr34〕−h−PTH(1−34)が見出された
〔特開昭55−113753号〕。
【0005】しかしながら、この〔N1e8 ,Nl
18,Tyr34〕−h−PTH(1−34)は、その分
子内にMetが存在しないため、125 Iで標識しても失
活しないが、そのホルモン活性は高々天然型h−PTH
(1−34)と同程度の活性を有するに過ぎなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本目的化合物〔I〕はP
THのレセプターに対し公知のh−PTH(1−34)
および〔Nle8 ,Nle18,Tyr34〕−h−PTH
(1−34)よりも強い親和力を有し、約1.5〜2倍
のh−PTH活性を有するのみならず、PTHの抗体に
対しても免疫活性を有し、125 Iで標識してもホルモン
活性は低下せず、〔Nle8 ,Nle18,Tyr34〕−
h−PTH(1−34)より約2倍の放射活性を有して
おり、長期の保存においても生物活性が低下しないた
め、公知のh−PTH(1−34)、〔Nle8 ,Nl
18,Tyr34〕−h−PTH(1−34)より極めて
優れた効果を発揮する。このため、本目的化合物〔I〕
は副甲状腺機能検査のための標識化合物として極めて有
用なペプチドである。
【0007】本発明のペプチド〔I〕は、C末端チロシ
ル基のカルボキシル基をアミド基に転化し、式〔I〕で
示されるアミノ酸順序に個々の保護されたアミノ酸およ
び(または)保護された低級ペプチドを液相合成法によ
り縮合し、縮合反応の最終段階でN末端のアミノ基の保
護基および側鎖の官能基の保護基を酸分解により脱離す
ることにより得られる。縮合反応自体はペプチド合成の
ための常法手段に従って、保護基の着脱、縮合反応を繰
り返すことにより行われる。即ち、本ペプチド〔I〕の
原料ならびにすべての中間体の製造において使用される
各種保護基はペプチド合成で既知なもの、従って加水分
解、酸水解、還元、アミノリシスまたはヒドラジノリシ
スの既知手段によって容易に脱離することのできる保護
基が用いられる。このような保護基はペプチド合成化学
の分野の文献ならびに参考書に記載されている。
【0008】例えば、アミノ基に使用する保護基として
は、ホルミル基、トリフルオロアセチル基、フタロイル
基、p−トルエンスルホニル基、o−ニトロフエニルス
ルフェニル基などのアシル基、ベンジルオキシカルボニ
ル基、o(またはp)−ブロモベンジルオキシカルボニ
ル基、o(またはp)−クロロベンジルオキシカルボニ
ル基、p−ニトロベンジルオキシカルボニル基、p−メ
トキシベンジルオキシカルボニル基などのベンジルオキ
シカルボニル基、トリクロロエチルオキシカルボニル
基、t−ブチルオキシカルボニル基、t−アミルオキシ
カルボニル基、ジイソプロピルメチルオキシカルボニル
基などの脂肪族オキシカルボニル基、2−フエニル−イ
ソプロポキシカルボニル基、2−トリル−イソプロポキ
シカルボニル基、2−p−ジフエニル−イソプロポキシ
カルボニル基などのアラルキルオキシカルボニル基など
がある。また、これらアミノ基をベンゾイルアセトン、
アセチルアセトンなどの1,3−ジケトンと反応させる
ことによって得られるエナミンの形成により保護するこ
とができる。
【0009】カルボキシル基は、アミド形成、ヒドラチ
ド形成またはエステル化によって保護される。即ちアミ
ド基は、3,4−ジメトキシベンジル基、ビス−(p−
メトキシフエニル)メチル基などによって置換される。
ヒドラチド基はベンジルオキシカルボニル基、トリクロ
ロエチルオキシカルボニル基、トリフルオロアセチル
基、t−ブチルオキシカルボニル基、トリチル基、2−
p−ジフエニル−イソプロポキシカルボニル基などによ
って置換される。エステル基はメタノール、エタノー
ル、t−ブタノール、シアノメチルアルコールなどのア
ルカノール、ベンジルアルコール、p−ブロモベンジル
アルコール、p−クロロベンジルアルコール、2,6−
ジクロロベンジルアルコール、p−メトキシベンジルア
ルコール、p−ニトロベンジルアルコール、ベンズヒド
リルアルコール、ベンゾイルメチルアルコール、p−ブ
ロモベンゾイルメチルアルコール、p−クロロベンゾイ
ルメチルアルコールなどのアラルカノール、2,4,6
−トリクロロフエノール、2,4,5−トリクロロフエ
ノール、ペンタクロロフエノール、p−ニトロフエノー
ル、2,4−ジニトロフエノールなどのフエノール、チ
オフエノール、p−ニトロチオフエノールなどのチオフ
エノールなどによって置換される。
【0010】前記セリンおよびチロシンの水酸基は、例
えばエステル化またはエーテル化によって保護すること
ができる。このエステル化に適する基としては、例えば
アセチル基、ベンゾイル基、ベンジルオキシカルボニル
基、エチルオキシカルボニル基などである。またエーテ
ル化に適する基としては、例えばベンジル基、2,6−
ジクロロベンジル基、テトラヒドロピラニル基、t−ブ
チル基である。これらの水酸基の保護には2,2,2−
トリフルオロ−1−t−ブチルオキシカルボニルアミノ
エチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−ベンジルオ
キシカルボニルアミノ基も適する。しかしながら、これ
らの水酸基を必ずしも保護する必要はない。
【0011】前記アルギニンのグアニジン基中のアミノ
基を保護するのに使用する基としては、例えばニトロ
基、トシル基、ベンジルオキシカルボニル基、メシチレ
ン−2−スルホニル基などであるが、このグアニジノ基
を必ずしも保護する必要はない。前記ヒスチジンのイミ
ノ基を保護するのに使用する基としては、例えばベンジ
ル基、トリチル基、ベンジルオキシカルボニル基、トシ
ル基、2,2,2−トリフルオロ−1−t−ブチルオキ
シカルボニルアミノエチル基、2,2,2−トリフルオ
ロ−1−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル基など
であるが、このイミノ基を必ずしも保護する必要はな
い。
【0012】本発明においては、α−アミノ基の保護に
t−ブチルオキシカルボニル基、t−アミルオキシカル
ボニル基を用い、側鎖のアミノ基、即ちリジンのε−ア
ミノ基の保護にo−クロロベンジルオキシカルボニル基
を用い、α−カルボキシル基の保護にベンジルエステル
基、エチルエステル基、フエナシルエステル基を用い、
側鎖のカルボキシル基、即ちグルタミン酸、アスパラギ
ン酸の側鎖カルボキシシル基の保護にベンジルエステル
基を用い、セリンの水酸基の保護にベンジル基を用い、
チロシンの水酸基の保護に2,6−ジクロロベンジル基
を用い、アルギニンのグアニジン基中のアミノ基の保護
にトシル基またはメシチレン−2−スルホニル基を用い
るのが好ましい。
【0013】本目的化合物〔I〕の合成においては、個
々のアミノ酸および(または)低級ペプチドの縮合は、
例えば保護されたα−アミノ基および活性化末端カルボ
キシル基をもつアミノ酸またはペプチドと遊離のα−ア
ミノ基および保護された末端カルボキシル基をもつアミ
ノ酸またはペプチドとを反応させるか、あるいは活性化
α−アミノ基および保護された末端カルボキシル基をも
つアミノ酸またはペプチドと遊離の末端カルボキシル基
および保護されたα−アミノ基をもつアミノ酸またはペ
プチドを反応させることにより、実施することができ
る。
【0014】この場合、カルボキシル基は、例えば酸ア
ジド、酸無水物、酸イミダゾリドまたは活性エステル、
例えばシアノメチルエステル、チオフエニルエステル、
p−ニトロチオフエニルエステル、p−ニトロフエニル
エステル、2,4−ジニトロフエニルエステル、2,
4,5−トリクロロフエニルエステル、2,4,6−ト
リクロロフエニルエステル、ペンタクロロフエニルエス
テル、N−ヒドロキシコハク酸イミドエステル、N−ヒ
ドロキシフタル酸イミドエステルなどに変換することに
よって活性化することができる。またカルボジイミド、
例えばN,N’−ジシクロヘキシル−カルボジイミド、
N−エチル−N’−3−ジメチルアミノプロピル−カル
ボジイミド、N,N’−カルボニル−ジイミダゾールま
たはイソオキゾリウム塩、例えばウッドワード反応剤な
どの縮合剤を使用して反応させることによって活性化す
ることができる。
【0015】本発明において好ましい縮合方法は、アジ
ド法、活性エステル法およびカルボジイミド法である。
縮合の各段階ではラセミ化が起こらない方法またはラセ
ミ化が最少になる方法を用いるのが望ましく、好ましく
はアジド法、活性エステル法、ビュンシュ法〔Z.Na
turforsch.,21b,426(1966)〕
またはガイガー法〔Chem Ber.,103,78
8(1970)〕とりわけ縮合剤としてN−エチル−
N’−3−ジメチルアミノプロピル−カルボジイミド
(WSC)を用いる変法などを用いるのが適する。
【0016】縮合順序は式〔I〕で示されるアミノ酸順
序であれば、如何なる順序からも合成し得るが、C−末
端側から順次アミノ酸および(または)ペプチドを連結
せるのが好ましい。
【0017】例えば、29〜34番目のアミノ酸順序か
らなるC末端フラグメントと23〜28番目のアミノ酸
からなるペプチドフラグメントを縮合させるのがよい。
このC−末端フラグメントとヘキサペプチド23−28
を縮合させるにはWSCを用いるガイガー変法によって
行うのが適する。得られたC−末端フラグメント23−
34の前に18〜22番のアミノ酸順序からならなるペ
プチドフラグメントを連結させるのであるが、WSCを
用いるガイガー変法により行うのが適する。得られたC
−末端フラグメント18−34の前に順次13〜17番
のアミノ酸順序からならなるペプチドフラグメント、8
〜12番のアミノ酸順序からならなるペプチドフラグメ
ント、1〜7番のアミノ酸順序からならなるペプチドフ
ラグメントを連結させるのが好ましい。
【0018】上記の縮合反応におけるα−アミノ基の保
護基、例えばt−ブチルオキシカルボニル基、t−アミ
ルオキシカルボニル基はトリフルオロ酢酸で脱離され
る。α−カルボキシル基の保護基、例えばエチルエスエ
ルはこれを希薄な水酸化ナトリウム溶液で分解し、また
はヒドラチドあるいはトリクロロエトキシカルボニルヒ
ドラチドのような保護ヒドラチドに変え、フエナシルエ
ステル基は酢酸中Zn粉末で分解し、またベンジルエス
テル基は無水弗化水素分解、水素添加分解によって分解
し、またはヒドラチドに変えることができる。
【0019】こうして保護されたN末端α−アミノ基、
ε−アミノ基、側鎖カルボキシル基、グアニジノ基およ
び(または)水酸基を有するテトラトリアコンタペプチ
ドが得られる。これらの保護基は、好ましくは酸分解、
例えば無水弗化水素またはトリフルオロメタンスルホン
酸による方法によって一段階で脱離され、式〔I〕の目
的化合物が得られる。
【0020】このようにして得られたペプチド〔I〕
は、ペプチドまたは蛋白質を精製する公知の手段によっ
て分離精製することできる。例えば、セファデックスG
−25、セファデックスG−50、セファデックスLH
−20などのゲル濾過剤を用いるゲル濾過、カルボキシ
メチルセルロース、イオン交換樹脂などを用いるカラム
クロマトグラフイー、高速液体クロマトグラフイー等に
より行うことができる。
【0021】本発明のペプチド〔I〕は、その方法の条
件により塩基またはその塩の形で得られる。塩として
は、無機酸塩、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、グリコール
酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸などの有機
酸との塩である。
【0022】さらに本発明のペプチド〔I〕の125 I標
識放射活性体は、例えば、一定量の放射活性を有する
125 I含有リン酸緩衝液(pH7.1)に前記ペプチド
〔I〕およびクロラミンTを加えて攪拌し、次いで重亜
硫酸ナトリウムを加え、さらに少量のヨウ化カリウムお
よび血清アルブミンを加えてクロマトグラフイーを行
い、125 Iで標識された分画を集めることにより、125
Iで標識された放射活性体が得られる。
【0023】上記125 I標識放射活性体は、高速液体ク
ロマトグラフイー(HPLC)などの精製手段により精
製できる。得られた精製体は、34番目のTyrの側鎖
のベンゼン環の水素が125 Iでモノまたはジ置換された
標識放射活性体である。本発明の125 標識放射活性体を
副甲状腺機能検査のための標識化合物として使用する場
合には、上記の125 Iモノ置換体およびジ置換体は個々
に分離して使用してもよく、また分離せずに使用しても
よい。
【0024】次に、本発明のペプチド〔I〕の125 I標
識放射活性体の副甲状腺ホルモン(PTH)活性につい
て述べる。 <125 I標識体の調製>2mCiの放射活性を有する
125 I−NaIを含有する0.5Mリン酸緩衝液(pH
7.1)50μlに各々h−PTH(1−34)、h−
PTH(1−34)NH2 、〔Nle8 ,Nle18,T
yr34〕−h−PTH(1−34)および〔Nle8
Nle18,Tyr34〕−h−PTH(1−34)NH2
の2μg含有液10μlおよびクロラミンT(3.5mg
/ml)含有液20μlを加えて30秒間攪拌した後、こ
れに重亜硫酸ナトリウム(4.5mg/ml)含有液50μ
lを加えて反応を停止した。これに5%ヒト血清アルブ
ミン含有0.1N酢酸溶液0.5mlを加えた後、セファ
デックスG−10のカラム(1×50cm)にチャージ
し、上記酢酸溶液で溶出して125 Iで標識した各被検品
の含有分画を得た。
【0025】<PTH活性測定法> PTHレセプターの調製 SD系雄ラット(体重200〜250g)を断頭、放血
し、開腹の後、腎を摘出し、その表面皮膜を取り除き、
腎皮質部分を切り取り、氷冷する。以下の操作はできる
だけ低温(0〜4℃)下で行う。上記の腎皮質部分を
0.25Mシュクロースおよび1mMEDTA含有10
mMトリス塩酸塩緩衝液(pH7.5)(以下A液と称
す)中に浸し、テフロンペツスルを用いたガラス外套管
で腎皮質をその湿重量(g)の3倍容量(ml)のA液を
加えてホモゲナイズする。このホモジネートを150X
g、10分間遠心分離し、その上清をさらに2200X
g、15分間遠心分離する。上清を捨て、沈澱物の上層
の浮濁色の部分をA液に懸濁し、この懸濁液を2200
Xg、15分間遠心分離により洗浄し、再び懸濁して容
器に分注し、−70℃で凍結して−20℃で保存する。
【0026】PTHとPTHレセプターの反応 被検品を2μg/mlと10μg/mlの濃度になるように
ATPMg2mM、MgCl2 10mM、KCl60m
M、GTP20μM、イソブチルメチルキサンチン1m
M、クレアチンホスフエート8mMおよび牛血清アルブ
ミン(BSA)0.2%含有100mMトリス塩酸塩緩
衝液(pH7.5)(以下B液と称す)に溶かし、これ
を標準品牛PTH(1−84)について行う。
【0027】これら4つの溶液を50μlづつガラス試
験管に分注し、各々8本づつ用意する。試料は氷水中に
保ち、ATPなど他の物質の分解を抑える。−20℃に
保存したPTHレセプター調製品を室温で解凍し、A液
に予め溶かしておいたクレアチンキナーゼを加え、さら
にA液でクレアチンキナーゼ0.1mg/ml、PTHレセ
プター調製品蛋白量1.4mg/mlになるように調製し、
氷冷中で保つ。上記の分注された試料溶液を37℃の恒
温槽に数分間つけた後に、上記のPTHレセプター−ク
レアチンキナーゼ液を50μlづつ加え、37℃で10
分間インキュベートする。次いで、0.1M酢酸緩衝液
(pH4.0)100μlを加え、直ちに氷水中につけ
た後、速やかに試験管を沸騰水で1分間熱し、反応を停
止する。
【0028】生成C−AMPの測定 上記の反応停止試料を蒸留水で10〜30倍に希釈し、
2000XG、15分間の遠心分離により除蛋白を行
う。その上清のc−AMP量をRIAキット(ヤマサ醤
油社製)で測定する。
【0029】PTH力価の測定 C−AMPの測定値をPM/mgPTHレセプター蛋白/
分の単位に換算し、これを反応の値とし、標準品によっ
て得られた値に対して被検品を平行線検定2×2点法を
用いて検定する。
【0030】PTH活性結果(U/mg)は表1の通り
である。
【表1】
【0031】本明細書中に記載の略記号は次の意味を有
する。 Ser;L−セリン Val;L−バリン Glu;L−グルタミン酸 Ile;L−イソロイシン Gln;L−グルタミン Leu;L−ロイシン Nle;L−ノルロイシン His;L−ヒスチジン Asn;L−アスパラギン Gly;グリシン Lys;L−リジン Arg;L−アルギニン Trp;L−トリプトフアン Asp;L−アスパラギン酸 Tyr;L−チロシン Boc;t−ブチルオキシカルボニル Aoc;t−アミルオキシカルボニル Z−Cl;o−クロロベンジルオキシカルボニル Bzl;ベンジル Bzl−Cl2 ;2,6−ジクロロベンジル Tos;トシル OEt;エチルエステル OBzl;ベンジルエステル ONP;p−ニトロフエニルエステル OPAC;フエナシルエステル TFA;トリフルオロ酢酸 TosOH;p−トルエンスルホン酸 Et3 N;トリエチルアミン NMM;N−メチルモルホリン TBA;t−ブチルアミン DCHA;ジシクロヘキシルアミン NaOH;水酸化ナトリウム THF;テトラヒドロフラン DMF;ジメチルホルムアミド DMSO;ジメチルスルホキシド エーテル;ジエチルエーテル DCC;N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド WSC;N−エチル,N’−3−ジメチルアミノプロピ
ル−カルボジイミド HOBt;1−ヒドロキシベンゾトリアゾール PF( );PFは保護されたアミノ酸またはペプチド
フラグメントを意味し、( )内の数字は式〔I〕のア
ミノ酸の順序を示す。
【0032】
【参考例】次に参考例および実施例を挙げて本発明の製
造例を具体的に説明する。尚、実施例で使用した薄層ク
ロマトグラフイー(TLC)の担体および展開溶媒系な
らびにアミノ酸の分析の条件は次の通りである。 <TLC> 担体;シリカゲルG 展開溶媒系; 1.クロロホルム−メタノール−酢酸(95:5:
3)、 2.クロロホルム−メタノール−酢酸(85:15:
5)、 3.クロロホルム−メタノール−酢酸(80:25:
2)、 4.クロロホルム−エタノール−酢酸エチル(5:2:
5)、 5.ヘキサン−酢酸エチル(1:1) 担体;セルロース(メルク社製,DC−Alufoli
en) 展開溶媒系; 6.ブタノール−ピリジン−酢酸−水(5:3:0.
1:11)の上層 <アミノ酸分析>特記しない限り、試料は6N塩酸で1
10℃、24〜48時間封管中で加水分解した。
【0033】参考例1 〔Nle8 ,Nle18,Tyr34〕−h−PTH(1−
34)NH2 の製造 1)PF(34);Boc−Tyr(Bzl−Cl2
−NH2〔1〕 Boc−Tyr(Bzl−Cl2 )−OH52.84g
(0.12M)とp−ニトロフエノール16.69g
(0.12M)を乾燥THFに溶かし、これに−5℃で
冷却下DCC24.76g(0.12M)の乾燥THF
溶液を滴下した後、一夜攪拌した。反応後、析出物を濾
去し、濾液にNH3 ガスを飽和し、5時間攪拌した。沈
澱物が生じるが、DMFを加えて溶解した後、減圧濃縮
した。残渣をエーテルから結晶化した後、濾取、乾燥し
て目的物〔1〕を得た。 収量;44.77g(収率84.9%)、融点;214
〜216℃ TLC;Rf1 =0.62 〔α〕25D−5.54°(C=1,DMF)
【0034】2)PF(33−34);Boc−Asn
−Tyr(Bzl−Cl2 )−NH2 〔2〕 化合物〔1〕26.36g(60mM)を塩化メチレン
に溶かし、これに氷冷下TFA100mlを加えた後、室
温で30分間攪拌した。反応後、塩化メチレンとTFA
を減圧留去し、残渣をエーテルで結晶化した後、濾取
し、乾燥した。得られた結晶、Boc−Asn−OH1
3.93g(60mM)およびHOBt8.1g(60
mM)をDMFに溶かし、これに−15℃で冷却下WS
C10.98ml(60mM)を加えた後、一夜攪拌し
た。反応後、沈澱物を濾取し、5%重曹水(1回)、水
(2回)、メタノール(1回)の順で洗浄し、乾燥して
目的物〔2〕の結晶を得た。母液は減圧下DMFを留去
し、得られた結晶を水、メタノールの順で洗浄し、乾燥
して化合物〔2〕を得、先の目的物〔2〕と合わせた。 収量;28.64g(収率86.25%)、融点;24
0〜242℃ 〔α〕25D−24.06°(C=1,DMF)
【0035】3)PF(32−34);Boc−His
(Tos)−Asn−Tyr(Bzl−Cl2 )−NH
2 〔3〕 化合物〔2〕22.14g(40mM)を少量の塩化メ
チレンに溶かし、これに氷冷下TFA100mlを加え、
室温で30分間攪拌した。TFAを減圧下留去して脱B
oc化物を得た。一方、Boc−His(Tos)−O
H・DCHA28.36g(48mM)を酢酸エチル5
00mlに懸濁し、1N硫酸で2回、水で2回の順に洗浄
し、無水芒硝で乾燥した後、減圧下酢酸エチルを留去し
た。残渣を乾燥DMFに溶かし、これに前記の脱Boc
化物の乾燥DMF溶液およびHOBt6.48g(48
mM)を加え、次いで−15℃で冷却下WSC8.78
ml(48mM)を加えた後、室温で一夜攪拌した。反応
後、減圧下DMFを留去し、残渣を5%重曹水で1回、
水で2回の順に洗浄した後、乾燥して粗生成物を得た。
これをメタノール−エーテルから結晶化して目的物
〔3〕を得た。結晶母液を減圧濃縮し、残渣をメタノー
ル−ヘキサンから結晶化して化合物〔3〕を得、先の目
的物〔3〕と合わせた。 収量;28.81g(収率85.1%)、融点;170
〜175℃ TLC;Rf3 =0.68、0.42 一部Tosが脱離したものが得られた。
【0036】4)PF(31−34);Boc−配列番
号:2−NH2 〔4〕 化合物〔3〕28.81g(34.06mM)を少量の
塩化メチレンに溶かし、これに氷冷下TFA120mlを
加え、室温で30分間攪拌した後、TFAを減圧下留去
した。残渣にエーテルを加え、析出した結晶を濾取、乾
燥後、DMF140mlに溶解した。この溶液をNMMで
中和し、これにBoc−Val−OH8.14g(3
7.47mM)およびHOBt5.06g(37.47
mM)を、乾燥DMF60mlに溶解した溶液を加え、次
いで−15℃で冷却下WSC6.86ml(37.47m
M)を加え、室温で一夜攪拌した。反応後、減圧下DM
Fを留去し、残渣を5%重曹水で1回、水で3回洗浄
し、乾燥して目的物〔4〕を得た。 収量;27.76g(収率103.2%)、融点;16
4〜166℃ TLC;Rf3 =0.65 〔α〕25D−28.38°(C=1,DMF)
【0037】5)PF(30−34);Boc−配列番
号:3−NH2 〔5〕 化合物〔4〕27.76g(35.15mM)を少量の
塩化メチレンに懸濁し、これに氷冷下TFA110mlを
加え、室温で30分間攪拌した後、TFAを減圧下留去
した。残渣にエーテルを加え、析出した結晶を濾取、乾
燥後、DMF120mlに溶解した。この溶液にNMM1
0mlを加えて中和し、これにBoc−Asp(OBz
l)−OH12.5g(38.67mM)およびHOB
t5.22g(38.67mM)を、乾燥DMF80ml
に溶解した溶液を加え、次いで−15℃で冷却下WSC
7.08ml(38.67mM)を加えた後、室温で一夜
攪拌した。反応後、減圧下DMFを留去し、残渣を5%
重曹水で1回、水で2回洗浄した後、メタノールに懸濁
してエーテルを加えて再結晶化して目的物〔5〕を得
た。 収量;31.42g(収率89.8%)、融点;214
〜215℃ TLC;Rf3 =0.6 〔α〕25D−23.28°(C=1,DMF)
【0038】6)PF(29−34);Boc−配列番
号:4−NH2 〔6〕 化合物〔5〕31.11g(31.27mM)を塩化メ
チレンに懸濁し、これに氷冷下TFA120mlを加え、
室温で30分間攪拌した後、TFA、塩化メチレンを減
圧下留去した。残渣にエーテルを加え、析出した結晶を
濾取、乾燥後、乾燥DMF100mlに溶解した。この溶
液をNMM8mlで中和し、これにBoc−Gln−ON
P12.64g(34.4mM)およびHOBt0.4
2g(3.13mM)を、乾燥DMF100mlに溶解し
た溶液を加え、次いで氷冷下NMM3.78mlを加えた
後、一夜攪拌した。反応後、減圧下DMFを留去し、残
渣を5%重曹水で1回、水で2回洗浄した後、メタノー
ルに懸濁し、エーテルで再結晶化して目的物〔6〕を得
た。 収量;33.19g(収率94.5%)、融点;81〜
83℃ TLC;Rf3 =0.47 〔α〕24D−23.98°(C=1,DMF) アミノ酸分析;Asp2.19(2)、Glu1.05
(1)、Val1(1)、Tyr0.73(1)、Hi
s0.85(1)
【0039】7)PF(27−28);Boc−Lys
(Z−Cl)−Leu−OEt〔7〕 Boc−Lys(Z−Cl)−OH・TBA97.6g
(0.2M)を酢酸エチル500mlに懸濁し、これを1
N塩酸、水の順で洗浄し、無水芒硝で乾燥した後、減圧
濃縮して油状物を得た。これを乾燥THF500mlに溶
かし、これにH−Leu−OEt・HCl39.14g
(0.2M)およびHOBt27.0g(0.2M)を
加え、次いで−15℃に冷却下WSC36.6ml(0.
2M)を加えた後、室温で一夜攪拌した。反応後、減圧
下THFを留去した。残渣を酢酸エチル600mlに溶か
し、5%重曹水、水、1N塩酸、水の順で洗浄し、無水
芒硝で乾燥後、減圧濃縮した。残渣を冷所で放置して結
晶化させた。ヘキサンを加えて濾取して目的物〔7〕を
得た。 収量;110.62g(収率99.5%)、融点;77
〜80℃ TLC;Rf3 =0.48 〔α〕24D−19.08°(C=1,DMF)
【0040】8)PF(26−28);Boc−Lys
(Z−Cl)−Lys(Z−Cl)−Leu−OEt
〔8〕 化合物〔7〕110.62g(0.199M)を塩化メ
チレン50mlに加え、これに氷冷下TFA250mlを加
えた後、室温で1時間攪拌した。反応後、減圧下TF
A、塩化メチレンを留去して油状の脱Boc化物を得
た。
【0041】一方、Boc−Lys(Z−Cl)−OH
・TBA97.1g(0.199M)を酢酸エチル50
0mlに懸濁し、1N塩酸300ml、水の順で洗浄し、無
水芒硝で乾燥後、減圧濃縮して油状物を得る。これを乾
燥THF150mlに溶かし、これに前記の脱Boc化物
およびHOBt26.9g(0.199M)を乾燥TH
F250mlに溶解した溶液を加え、次いで−15℃に冷
却下WSC36.4ml(0.199M)を滴下した後、
室温で一夜攪拌した。反応後、THFを減圧留去すると
寒天状結晶が析出した。これを酢酸エチルに溶かし、5
%重曹水、水、1N塩酸、水の順に洗浄し、無水芒硝で
乾燥後、減圧濃縮した。生じた沈澱物をヘキサンで処理
した後、濾取した。これを酢酸エチル、エーテル、ヘキ
サンから再結晶して目的物〔8〕を得た。 収量;156.52g(収率92.2%)、融点;11
4〜116℃ TLC;Rf2 =0.78 〔α〕29D−20.72°(C=1,DMF)
【0042】9)PF(25−28);Aoc−配列番
号:5−OEt
〔9〕 化合物〔8〕156.5g(184mM)を塩化メチレ
ン50mlに加え、これに氷冷下TFA250mlを加えた
後、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣
を乾燥DMF300mlに溶かした後、NMMで中和し
た、これにAoc−Arg(Tos)−OH86.0g
(202mM)を乾燥DMF100mlに溶解した溶液お
よびHOBt27.3g(202mM)を加え、次いで
−15℃に冷却下WSC37.0ml(202mM)を滴
下した後、室温で一夜攪拌した。反応後、DMFを減圧
留去し、残渣を酢酸エチル1lに溶解した。この溶液を
5%重曹水で2回、飽和食塩水、1N塩酸で2回、飽和
食塩水の順で洗浄し、無水芒硝で乾燥後、減圧濃縮し
た。残渣にエーテルを加え、濾取して目的物
〔9〕を得
た。 収量;217.91g(収率100.6%)、融点;7
5〜78℃ TLC;Rf1 =0.09、Rf2 =0.67 〔α〕28D−14.02°(C=1,DMF)
【0043】10)PF(24−28);Boc−配列
番号:6−OEt〔10〕 化合物
〔9〕217.9g(0.185M)に塩化メチ
レン100mlおよびTFA250mlを加え、室温で80
分間攪拌した後、減圧下塩化メチレンおよびTFAを留
去した。得られた油状物を乾燥DMF300mlに溶か
し、NMMを加えて中和した。この溶液にBoc−Le
u−OH・H2 O50.9g(0.204M)およびH
OBt27.6g(0.204M)を乾燥DMF100
mlに溶解した溶液を加え、次いで−15℃で冷却下WS
C37.3ml(0.204M)を滴下した後、室温で一
夜攪拌した。反応後、減圧下DMFを留去し、残渣を水
に加え、析出した生成物を濾取した。メタノール−エー
テル−ヘキサンから2回再結晶化して目的物〔10〕を
得た。 収量;213.63g(収率90.5%)、融点;15
7〜160℃ TLC;Rf1 =0.28、Rf2 =0.77 〔α〕27D−18.68°(C=1,DMF)
【0044】11)PF(23−28);Boc−配列
番号:7−OEt〔11〕 化合物〔10〕153.17g(0.12M)に塩化メ
チレン100mlおよびTFA250mlを加え、室温で8
0分間攪拌した後、減圧下塩化メチレンおよびTFAを
留去した。残渣を乾燥DMF250mlに溶かし、NMM
でpHに中和した。この溶液にHOBt17.84g
(0.132M)とBoc−Trp−OH40.17g
(0.132M)を加え、次いで−15℃で冷却下、W
SC24.2ml(0.132M)を滴下した後、室温で
一夜攪拌した。反応後、減圧下DMFを留去し、残渣を
5%重曹水5lに注ぎ、析出した生成物を濾取した。こ
れを水に懸濁して濾取した後、メタノール−エーテルか
ら2回再結晶化して目的物〔11〕を得た。 収量;142.57g(収率81.2%)、融点;16
8〜170℃ TLC;Rf1 =0.31、Rf2 =0.82 〔α〕28D−18.64°(C=1,DMF)
【0045】12)PF(23−28);Boc−配列
番号:7−OH〔12〕 化合物〔11〕140.64g(96.16mM)を熱
エタノール1200mlに溶解し、冷却後、少量の析出物
を濾別した後、1N−NaOH水溶液288ml(3倍
M)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液に1N−T
osOH水溶液192ml(2倍M)を加えた後、濾別
し、エタノールを減圧留去した。濃縮液に1N−Tos
OH96ml(等M)を加え、次いで水2lを加えた後、
生じた沈澱物を濾取した。水で2回洗浄した後、乾燥し
て目的物〔12〕を得た。 収量;142.98g(収率101.1%) 融点;125〜130℃ TLC;Rf2 =0.71 〔α〕27D−37.24°(C=1,DMF) アミノ酸分析;Leu2(2)、Lys2.08
(2)、Arg1.10(1)、Trp0.83(1)
【0046】13)PF(23−34);Boc−配列
番号:8−NH2 〔13〕 化合物〔6〕1.68g(1.5mM)を少量の塩化メ
チレンに懸濁し、次いで氷冷下TFA7mlを加えた後、
室温で30分間攪拌した。反応後、減圧下TFAを留去
し、残渣にエーテルを加え、析出した結晶を濾取、乾燥
した。この結晶を乾燥DMF30mlに溶かし、少量のN
MMで中和した。この溶液に化合物〔12〕2.43g
(1.65mM)、HOBt0.22g(1.65m
M)および乾燥DMF20mlを加え、次いで−15℃で
冷却下WSC0.3ml(1.1倍M)を加えた後、室温
で一夜攪拌した。反応後、減圧下DMFを留去し、残渣
を5%重曹水で1回、水で2回洗浄した後、メタノール
に懸濁し、エーテルを加え、濾取、乾燥して目的物〔1
3〕を得た。 収量;3.62g(収率99.1%)、融点;260〜
270℃ 〔α〕25D−4.66°(C=0.3,DMF) アミノ酸分析;Asp1.94(2)、Glu0.96
(1)、Val0.71(1)、Leu2.00
(2)、Tyr0.98(1)、Lys2.09
(2)、His0.58(1)、Arg0.91
(1)、Trp0.78(1)
【0047】14)PF(22);Boc−Glu(O
Bzl)−OPAC〔14〕 Boc−Glu(OBzl)−OH128.2g(0.
38M)をDMF600mlに溶かし、これに氷冷下フエ
ナシルブロマイド113.5g(0.57M)を加えた
後、Et3 N79.3ml(0.57M)を滴下した。滴
下後、30℃で4時間攪拌し、次いで酢酸カリウム30
gを加え、45分間攪拌した後、減圧下DMFを留去し
た。残渣に酢酸エチル600mlを加え、5%重曹水で2
回、水で2回洗浄し、酢酸エチル層を無水芒硝で乾燥
後、減圧下溶媒を留去すると、結晶が析出した。これに
ヘキサンを加え、濾取して目的物〔14〕を得た。 収量;156.19g(収率90.2%) TLC;Rf5 =0.73
【0048】15)PF(21−22);Boc−Va
l−Glu(OBzl)−OPAC〔15〕 化合物〔14〕147.88g(0.325M)に塩化
メチレン50mlを加え、これに氷冷下TFA300mlを
加え、室温で1時間攪拌した後、減圧下で塩化メチレン
およびTFAを留去した。残渣にエーテルを加え、析出
した結晶を濾取、乾燥した。この結晶を乾燥DMF30
0mlに溶解し、NMMでpH7に中和した。この溶液に
HOBt35.14g(0.26M)およびBoc−V
al−OH56.49g(0.26M)を加え、−15
℃で冷却下WSC47.6ml(0.26M)を滴下した
後、室温で2日間攪拌した。反応後、減圧下でDMFを
留去し、残渣をクロロホルム500mlに溶かし、5%重
曹水、水、1N塩酸、水の順で洗浄した。クロロホルム
層を無水芒硝で乾燥し、減圧下溶媒を留去し、得られた
結晶にヘキサンを加えて濾取した後、酢酸エチル−エー
テルより再結晶化して目的物〔15〕を得た。 収量;106.97g(収率74.2%)、融点;13
9〜141℃ TLC;Rf3 =0.63 〔α〕29D−18.92°(C=1,DMF)
【0049】16)PF(20−22);Aoc−Ar
g(Tos)−Val−Glu(OBzl)−OPAC
〔16〕 化合物〔15〕99.83g(0.18M)に塩化メチ
レン50mlを加え、これに氷冷下TFA200mlを加
え、室温で1時間攪拌した後、減圧下で塩化メチレンお
よびTFAを留去した。残渣にヘキサンを加えて処理
し、傾斜法によりヘキサンを除去した後、エーテルを加
えて処理した後、減圧下でエーテルを留去した。得られ
た油状物を乾燥DMF200mlに溶かし、NMMで中和
した。この溶液にHOBt24.33g(0.18
M)、Aoc−Arg(Tos)−OH76.60g
(0.18M)および乾燥DMF200mlを加え、これ
に−15℃で冷却下WSC32.94ml(0.18M)
を滴下した後、室温で一夜攪拌した。反応後、減圧下で
DMFを留去し、残渣を酢酸エチル1lに溶解した。こ
の溶液を5%重曹水、水、1N塩酸、水の順で洗浄し、
無水芒硝で乾燥後、減圧下酢酸エチルを留去した。得ら
れた油状物を酢酸エチル−エーテルにより結晶化し、得
られた結晶をエーテルに懸濁して濾取する工程を3回行
って目的物〔16〕を得た。 収量;149.75g(収率94.6%)、融点;11
0〜114℃ TLC;Rf1 =0.74、Rf4 =0.81 〔α〕29D−11.5°(C=1,DMF)
【0050】17)PF(19−22);Boc−配列
番号:9−OPAC〔17〕 化合物〔16〕149.40g(0.17M)に塩化メ
チレン50mlを加え、これに氷冷下TFA300mlを加
え、室温で1時間攪拌した後、減圧下で塩化メチレンお
よびTFAを留去した。残渣にエーテルを加えて処理
し、減圧下でエーテルを留去した後、得られた油状物を
乾燥DMF200mlに溶かした。これにHOBt25.
27g(0.187M)およびBoc−Glu(OBz
l)−OH63.09g(0.187M)を加え、乾燥
DMF100mlを追加し、−15℃で冷却下WSC3
4.22ml(0.187M)を加え、室温で一夜攪拌し
た。反応後、溶媒を留去し、残渣を水6lに注ぎ込み、
析出した結晶を濾取した。この結晶にメタノール−エー
テルを加えて懸濁して濾取し、熱メタノールに溶かし
て、冷時に析出化して濾取し、さらにメタノールに懸濁
して濾取する工程を3回行って化合物〔17〕を得た。
結晶母液から溶媒を留去し、メタノール−エーテルから
結晶化して目的物25.02gを得た。 収量;141.44g(収率76.7%)、融点;11
9〜121℃ TLC;Rf1 =0.56、Rf4 =0.82 〔α〕29D−12.9°(C=1,DMF)
【0051】18)PF(18−22);Boc−配列
番号:10−OPAC〔18〕 化合物〔17〕6.51g(6mM)に氷冷下塩化メチ
レンおよびTFA24mlを加え、室温で40分間攪拌し
た後、減圧下塩化メチレンおよびTFAを留去した。残
渣にエーテルを加えて結晶化し、乾燥した。この結晶を
乾燥DMFに溶かし、氷冷下NMMでpH7に中和し
た。この溶液にBoc−Nle−OH1.67g(7.
2mM)およびHOBt0.97g(7.2mM)を乾
燥DMF40mlに溶解した溶液を加え、−15℃に冷却
下WSC1.3ml(7.2mM)を加えた後、一夜攪拌
した。反応後、減圧下DMFを留去し、残渣に水を加
え、生じた沈澱物を濾取し、5%重曹水、水(3回)、
1N塩酸水(3回)、メタノールの順で洗浄した。次い
で、メタノール−エーテルから再沈澱を行い、目的物
〔18〕を得た。 収量;5.61g(収率78%)、TLC;Rf1
0.56
【0052】19)PF(18−22);Boc−配列
番号:10−OH〔19〕 化合物〔18〕5.03g(4.2mM)を酢酸30ml
に溶かし、これに亜鉛末8gを加え、室温で5.5時間
攪拌した。反応後、亜鉛末を濾去し、減圧下酢酸を留去
した。析出した結晶にエーテルを加え濾取して目的物
〔19〕を得た。 収量;4.42g、融点;210℃(分解) TLC;Rf1 =0.18、Rf2 =0.67 〔α〕27D−4.66°(C=0.3,DMF) アミノ酸分析;Nle1.01(1)、Glu2.05
(2)、Arg0.98(1)、Val1(1)
【0053】20)PF(18−34);Boc−配列
番号:11−NH2〔20〕 化合物〔13〕8.9g(3.5mM)にスカトール
0.5g(3.5mM)、ジメチルスフイド25ml、エ
タンジチオール2.5mlおよびTFA25mlを加え、0
℃で10分間、室温で45分間攪拌した後、反応液を減
圧濃縮した。残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾
取、乾燥した後、乾燥DMF100mlに溶かし、NMM
でpH7に中和した。この溶液にHOBt0.54g
(4mM)および化合物〔19〕4.3g(4mM)を
加え、−15℃に冷却下WSC0.73mlを加えた後、
室温で2日間攪拌した。反応後、減圧下DMFを留去
し、残渣に5%重曹水を加え、生じた沈澱物を濾取した
後、水で充分に洗浄した。この生成物をエタノールに溶
かし、エーテルを加えて沈澱化させる工程を2回行って
目的物〔20〕を得た。 収量;11.12g(収率94%)、融点;250℃
(分解) TLC;Rf3 =0.72 〔α〕28D−4.73°(C=0.53、DMF) アミノ酸分析;Asp1.98(2)、Glu3.04
(3)、Val1.69(2)、Leu2(2)、Ty
r1.07(1)、Lys1.93(2)、His0.
59(1)、Arg1.97(2)、Trp0.35
(1)、Nle1.07(1)
【0054】21)PF(17);Boc−Ser(B
zl)−OPAC〔21〕 Boc−Ser(Bzl)−OH88.6g(0.3
M)をDMF400mlに溶かし、これにフエナシルブロ
マイド89.6g(0.45M)を加え、これに氷冷下
Et3 N62.6ml(0.45M)を滴下した後、30
℃で3.5時間攪拌した。次いでこの反応液に酢酸カリ
ウム22.1g(0.225M)を加え、室温で1時間
攪拌した。反応後、減圧下DMFを留去し、残渣を酢酸
エチル500mlに溶かし、5%重量水、水の順で洗浄し
た。酢酸エチル層を無水芒硝で乾燥した後、減圧下溶媒
を留去した。残渣を冷蔵庫に放置して結晶化させ、ヘキ
サンを加え濾取して目的物〔21〕を得た。 収量;122.97g(収率99.1%)、融点;45
〜47℃ TLC;Rf5 =0.82 〔α〕29.5D−11.88°(C=1.0,DMF)
【0055】22)PF(16−17);Boc−As
n−Ser(Bzl)−OPAC〔22〕 化合物〔21〕119.9g(0.29M)に塩化メチ
レン50mlを加え、これに氷冷下TFA250mlを加え
た後、室温で1時間攪拌した。反応後、減圧濃縮し、残
渣にエーテルを加え、析出した結晶を濾取、乾燥した。
この結晶を乾燥DMF400mlに溶かし、NMMでpH
7に中和した。この溶液にHOBt31.35g(0.
232M)およびBoc−Asn−OH53.88g
(0.232M)を加え、これに−15℃に冷却下WS
C42.46ml(0.232M)を滴下した後、室温で
一夜攪拌した。反応後、減圧下DMFを留去し、残渣を
酢酸エチル500mlに溶かし、5%重曹水で洗浄した。
分液の際、結晶が析出したので、その結晶を濾取して水
洗し、次いでエーテルで洗浄して目的物〔22〕の結晶
I41.79gを得た。濾液の酢酸エチル層は、これを
減圧濃縮し、残渣の油状物を酢酸エチル−エーテルより
結晶化して目的物〔22〕の結晶II6.22gを得
た。 収量;48.01g(収率39.2%)、融点;174
〜176℃ TLC;Rf2 =0.61、Rf4 =0.62 〔α〕29.5D−5.54°(C=1.0,DMF) アミノ酸分析;Asp1.22(1)、Ser1.00
(1)
【0056】23)PF(15−17);Boc−Le
u−Asn−Ser(Bzl)−OPAC〔23〕 化合物〔22〕80.91g(0.153M)に塩化メ
チレン50mlを加え、次いで氷冷下TFA150mlを加
えた後、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、
残渣にエーテルを加え、生じた油状物を傾斜法により分
離した後、乾燥DMF150mlに溶かし、NMMでpH
7に中和した。この溶液にHOBt22.7g(0.1
68M)、Boc−Leu−OH・H2 O41.9g
(0.168M)およびDMF100mlを加え、−15
℃に冷却下WSC30.7ml(0.168M)を滴下し
た後、室温で攪拌した反応液がゲル化したので、氷室に
3日間静置した後、水を加え、生じた沈澱物を濾取し、
5%重曹水、水の順で洗浄、乾燥して目的物〔23〕を
得た。 収量;88.52g(収率90.3%)、融点;192
〜193℃ TLC;Rf2 =0.80、Rf3 =0.88
【0057】24)PF(14−17);Boc−配列
番号:12−OPAC〔24〕 化合物〔23〕87.55g(0.137M)に塩化メ
チレン150mlを加え、次いで氷冷下TFA200mlを
加えた後、室温で70分間攪拌した。反応液を減圧濃縮
し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾燥
した後、乾燥DMF200mlに溶かし、NMMでpH7
に中和して脱Boc溶液を得た。
【0058】一方、Boc−His(Tos)−OH・
DCHA89.2g(0.151M)を酢酸エチル1l
に懸濁し、1N硫酸500mlで洗浄し、析出した結晶を
濾別した。酢酸エチル層を水洗し、無水芒硝で乾燥した
後、減圧下溶媒を留去した。得られた油状物を乾燥DM
F150mlに溶解した溶液とHOBt20.4g(0.
151M)を前記の脱Boc溶液に加え、これに−15
℃に冷却下WSC27.6ml(0.151M)を滴下し
た後、室温で3日間攪拌した。反応後、減圧下溶媒を留
去し、残渣を水に加え、生じた沈澱物を濾取した後、5
%重曹水、水の順で洗浄し、乾燥して目的物〔24〕を
得た。 収量;108.63g(収率85.1%)、融点;15
4〜156℃ TLC;Rf2 =0.20、0.79、Rf3 =0.5
5、0.87 一部Tosが脱離したものが得られた。 〔α〕29.5D−18.58°(C=1.0,DMF)
【0059】25)PF(13−17);Boc−配列
番号:13−OPAC〔25〕 化合物〔24〕107.96g(0.116M)に塩化
メチレン100mlを加え、次いで氷冷下TFA200ml
を加えた後、室温で70分間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾
燥した後、乾燥DMF200mlに溶かし、NMMでpH
7に中和して脱Boc溶液を得た。
【0060】一方、Boc−Lys(Z−Cl)−OH
・TBA62.46g(0.128M)を酢酸エチル6
00mlに懸濁し、1N塩酸、水の順に洗浄し、酢酸エチ
ル層を無水芒硝で乾燥後、減圧下溶媒を留去した。得ら
れた油状物とHOBt17.30g(0.128M)を
乾燥DMF100mlに溶かした溶液を前記の脱Boc溶
液に加え、これに−15℃に冷却下WSC24.42ml
(0.128M)を滴下した後、室温で一夜攪拌した。
反応後、減圧下溶媒を留去し、残渣を3%重曹水5l中
に加え、析出した結晶を充分に水洗した後、乾燥した。
この結晶をメタノールに溶かし、エーテルを加えて沈澱
化させた。得られた沈澱物を酢酸エチルに懸濁し、濾取
する工程を3回行って目的物〔25〕を得た。 収量;114.42g(収率91.8%)、融点;20
0〜202℃ TLC;Rf2 =0.34、Rf3 =0.68 〔α〕28D−26.94°(C=1.0,DMF)
【0061】26)PF(13−17);Boc−配列
番号:13−OH〔25〕 化合物〔25〕86.0g(80mM)を酢酸500ml
に溶かし、これに亜鉛末150gを加え、室温で5時間
攪拌した後、反応液を濾過して亜鉛末を除去した。反応
濾液を減圧濃縮し、残渣にエーテルを加え、析出した結
晶を濾取して目的物〔26〕を得た。 収量;84.70g(収率95.2%)、融点;240
〜250℃ TLC;Rf2 =0.47 〔α〕30D−19.16°(C=1.0,DMF) 元素分析〔C4552129 Cl・2CH3 COOH・
2H2 Oとして〕 アミノ酸分析;Asp1.01(1)、Ser0.83
(1)、Leu1(1)、Lys0.93(1)、Hi
s0.97(1)
【0062】27)PF(13−34);Boc−配列
番号:14−NH2〔27〕 化合物〔20〕10.77g(3.2mM)にスカトー
ル0.46g(3.2mM)、ジメチルスルフイド25
ml、エタンジチオール2.5mlおよびTFA25mlを加
え、0℃で10分間、室温で60分間攪拌した後、反応
液を減圧濃縮した。残渣にエーテルを加え、生じた沈澱
物を濾取、乾燥した後、乾燥DMF200mlに溶かし、
NMMでpH7に中和した。次いで、これにHOBt
0.51g(3.8mM)および化合物〔26〕4.2
3g(3.8mM)を加え、−15℃に冷却下WSC
0.70mlを加えた後、室温で一夜攪拌した。反応後、
減圧下DMFを留去し、残渣に水を加え、生じた沈澱物
を濾取し、水洗、乾燥して目的物〔27〕を得た。 収量;13.60g(収率100%)、融点;138〜
160.5℃ 〔α〕28D−1.96°(C=0.56,DMF) アミノ酸分析;Asp2.96(3)、Ser0.62
(1)、Glu3.02(3)、Val1.72
(2)、Leu3(3)、Tyr1.06(1)、Ly
s3.01(3)、His1.43(2)、Arg1.
98(2)、Trp0.60(1)、NIe1.06
(1)
【0063】28)PF(11−12);Boc−Le
u−Gly−OBzl〔28〕 Boc−Leu−OH・H2 O4.99g(20mM)
を乾燥THF30mlに溶かし、これに乾燥ベンゼン50
mlを加え、溶媒を共沸により留去した。得られた油状物
を乾燥THF70mlに溶かし、これにH−Gly−OB
zl・TosOH(20mM)およびHOBt2.7g
(20mM)を加え、次いで−15℃に冷却下WSC5
mlを加えた後、室温で一夜攪拌した。反応後、減圧下溶
媒を留去し、残渣を酢酸エチル100mlに溶かした後、
1N塩酸で2回、5%重曹水で2回、水で2回の順で洗
浄した。酢酸エチル層を無水芒硝で乾燥した後、減圧濃
縮して油状の目的物〔28〕を得た。
【0064】29)PF(10−12);Boc−As
n−Leu−Gly−OBzl〔29〕 前記で得た油状物〔28〕に−15℃に冷却下4.39
N塩化水素/ジオキサン溶液40mlを加え、90分間攪
拌した後、減圧濃縮した。残渣にエーテルを加え、生じ
た沈澱物を濾取、乾燥した後、乾燥DMF30mlに溶か
した。これに−5℃に冷却下Et3 Nを加えてpH7に
調節し、次いでHOBt0.3g(2.2mM)および
Boc−Asn−ONP7.77g(2.2mM)およ
びBoc−Asn−ONP7.77g(22mM)を加
え、室温で3日間攪拌した。反応に水を加え、析出した
沈澱物をクロロホルム200mlで抽出した。クロロホル
ム層を1N塩酸、5%重曹水、水の順で洗浄し、無水芒
硝で乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル
−ヘキサンから結晶化して目的物〔29〕を得た。 収量;8.0g(収率73.8%)、融点;152〜1
56℃ 〔α〕24D−36.1°(C=1.0,DMF)
【0065】30)PF(9−12);Boc−配列番
号:15−OBzl〔30〕 化合物〔29〕7.36g(15.5mM〕に塩化メチ
レン5mlを加え、次いで氷冷下にTFA32mlを加えた
後、室温で60分間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残
渣にエーテルを加え、析出した沈澱物を濾取、乾燥した
後、乾燥DMF40mlに溶かし、NMMでpH7に調節
して脱Boc溶液を得た。
【0066】一方、Boc−His(Tos)−OH・
DCHA10.99g(18.6mM)に酢酸エチル1
50mlおよび0.5N硫酸90mlを加えて振とうし、酢
酸エチル層を水で3回洗浄し、無水芒硝で乾燥後、酢酸
エチルを減圧下留去して油状物を得た。この油状物とH
OBt2.5g(18.6mM)を乾燥DMF60mlに
溶かし、その溶液を前記の脱Boc溶液に加え、次いで
−15℃に冷却下WSC3.4ml(18.6mM)を加
えた後、室温で一夜攪拌した。反応後、減圧下溶媒を留
去し、残渣を酢酸エチルに溶かし、5%重曹水で3回、
水で2回洗浄し、無水芒硝で乾燥後、減圧下溶媒を留去
した。残渣にエーテルを加え、析出した結晶を濾取し
た。この結晶はHisのTosが一部脱離されている
が、完全に脱離するために、この結晶をDMF100ml
に溶解し、これにHOBt7.05gを加え、室温で3
日間攪拌した。反応後、減圧下DMFを留去し、残渣を
酢酸エチルに溶かし、5%重曹水で2回、水の順に洗浄
し、無水芒硝で乾燥後、減圧下溶媒を留去した。析出し
た結晶にエーテルを加えて濾取して目的物〔30〕を得
た。 収量;7.32g(収率74.8%)、TLC;Rf2
=0.1
【0067】31)PF(8−12);Boc−配列番
号:16−OBzl〔31〕 化合物〔30〕7.32g(11.6mM〕に塩化メチ
レン5mlを加え、次いで氷冷下TFA30mlを加えた
後、室温で40分間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残
渣にエーテルを加え、析出した沈澱物を濾取、乾燥した
後、乾燥DMF40mlに溶かし、NMMでpH7に調節
した。これにHOBt1.9g(13.92mM)およ
びBoc−Nle−OH3.23g(13.92mM)
を乾燥DMFに溶かした溶液を加え、−15℃に冷却下
WSC2.5ml(13.92mM)を加えた後、室温で
一夜攪拌した。反応後、減圧下溶媒を留去し、残渣に水
を加え、析出した沈澱物を濾取し、5%重曹水で2回、
1N塩酸で2回、水で3回の順で洗浄し、乾燥して目的
物〔31〕を得た。 収量;3.70g(収率42.9%)、TLC;Rf2
=0.20
【0068】32)PF(8−12);Boc−配列番
号:16−OH〔32〕 化合物〔31〕2.8g(3.8mM〕をエタノール1
00mlに溶かし、これに10%Pd/C300mgを加
え、室温で水素ガスを3時間通じた。反応液中に不純物
が析出したので、濾過し、DMFで洗浄した後、濾液を
減圧濃縮した。残渣にエタノール−エーテルを加えて沈
澱物を濾取、乾燥して目的物〔32〕を得た。 収量;1.76g(収率71.1%)、融点;112.
5℃ TLC;Rf2 =0.05 アミノ酸分析;Asp0.96(1)、Gly0.98
(1)、Leu1(1)、His0.95(1)、Nl
e0.94(1)
【0069】33)PF(8−34);Boc−配列番
号:17−NH2 〔33〕 化合物〔27〕10.60g(2.5mM〕にスカトー
ル0.33g(2.5mM)、ジメチルスルフイド25
ml、エタンジチオール2.5mlおよびTFA25mlを加
え、0℃で10分、室温で50分間それぞれ攪拌した
後、反応液を減圧濃縮した。残渣にエーテルを加え、生
じた沈澱物を濾取、乾燥した後、乾燥DMF100mlに
溶かし、これに氷冷下NMMを加えてpH7に調節し
た。この溶液にHOBt0.36g(2.7mM)およ
び化合物〔32〕1.76g(2.7mM)を加え、−
15℃に冷却下WSC0.5mlを加えた後、室温で一夜
攪拌した。析出した沈澱物を濾取し、水で洗浄、乾燥し
た後、エタノール−エーテルから再沈澱して目的物〔3
3〕を得た。 収量;10.94g(収率91.7%)、融点;14
0.5〜162℃ 〔α〕28D−1.94°(C=0.52,DMF) アミノ酸分析;Asp3.87(4)、Ser0.76
(1)、Glu3.34(3)、Gly0.77
(1)、Val1.84(2)、Leu4(4)、Ty
r1.04(1)、Lys3.28(3)、His2.
37(3)、Arg2.14(2)、Trp0.73
(1)、Nle2.07(2)
【0070】34)PF(7);Boc−Leu−OP
AC〔34〕 Boc−Leu−OH・H2 O15.0g(60mM)
とフエナシルブロマイド17.9g(90mM)をDM
F100mlに溶かし、これに氷冷下Et3 N12.5ml
(90mM)を滴下した後、30℃で2時間攪拌した。
次いで酢酸カリウム4.42g(45mM)を加え、室
温で45分間攪拌した後、減圧下DMFを留去した。残
渣を酢酸エチルに溶かし、5%重曹水で2回、水で2回
洗浄し、酢酸エチル層を無水芒硝で乾燥後、減圧下溶媒
を留去した。残渣を氷室に放置し、析出した結晶を乾燥
して目的物〔34〕を得た。 収量;21.23g(収率100%)、TLC;Rf1
=0.89
【0071】35)PF(6−7);Boc−Glu−
Leu−OPAC〔35〕 化合物〔34〕20.96g(60mM)に塩化メチレ
ン20mlを加え、次いで氷冷下TFA80mlを加え、室
温で40分間攪拌した後、反応液を減圧濃縮した。残渣
にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾燥した後、
乾燥DMF70mlに溶かし、氷冷下NMMを加えてpH
7に調節した。この溶液にHOBt8.1g(60m
M)およびBoc−Gln−OH14.78g(60m
M)を乾燥DMF90mlに溶かした溶液を加え、−15
℃に冷却下WSC10.9ml(60mM)を滴下した
後、室温で一夜攪拌した。反応後、DMFを減圧留去
し、残渣を酢酸エチルに溶かした後、5%重曹水で2
回、1N塩酸で2回、水で3回の順で洗浄した。酢酸エ
チル層を無水芒硝で乾燥後、減圧下溶媒を留去した後、
析出した結晶にヘキサンを加えて濾取、乾燥して目的物
〔35〕を得た。 収量;17.25g(収率60.2%)、TLC;Rf
1 =0.38
【0072】36)PF(5−7);Boc−Ile−
Gln−Leu−OPAC〔36〕 化合物〔35〕17.19g(36mM)に塩化メチレ
ン10mlを加え、次いで氷冷下TFA70mlを加え、室
温で60分間攪拌した後、反応液を減圧濃縮した。残渣
を減圧乾燥後、乾燥DMF130mlに溶かし、氷冷下N
MMでpH7に調節した。この溶液にHOBt5.3g
(39.6mM)およびBoc−Ile−OH・1/2
2 O9.5g(39.6mM)を乾燥DMF70mlに
溶かした溶液を加え、−15℃に冷却下WSC7.2ml
(39.6mM)を滴下した後、室温で一夜攪拌した。
反応後、DMFを減圧留去し、残渣に5%重曹水を加
え、生じた沈澱物を濾取した後、5%重曹水、1N塩酸
で2回、水で3回の順で洗浄し、乾燥した。この沈澱物
をエタノール−エーテルから再沈澱して目的物〔36〕
を得た。 収量;16.35g(収率76.9%) TLC;Rf1 =0.41、Rf2 =0.68
【0073】37)PF(4−7);Boc−配列番
号:18−OPAC〔37〕 化合物〔37〕16.24g(27.5mM)に塩化メ
チレン10mlを加え、次いで氷冷下TFA70mlを加
え、室温で60分間攪拌した後、反応液を減圧濃縮し
た。残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾燥
した後、乾燥DMF100mlに溶かし、次いで氷冷下N
MMを加えてpH7に調節した。この溶液にHOBt
4.09g(30.25mM)およびBoc−Glu
(OBzl)−OH10.2g(30.25mM)を乾
燥DMF50mlに溶かした溶液を加え、−15℃に冷却
下WSC5.5mlを滴下した後、室温で一夜攪拌した。
反応後、DMFを減圧留去し、残渣に5%重曹水を加
え、生じた沈澱物を濾取した後、5%重曹水、1N塩酸
で2回、水で4回の順で洗浄し、乾燥した。エタノール
−エーテルから再沈澱して目的物〔37〕を得た。 収量;21.68g(収率97.1%) TLC;Rf1 =0.52
【0074】38)PF(3−7);Boc−配列番
号:19−OPAC〔38〕 化合物〔37〕21.46g(26.5mM)に塩化メ
チレン10mlを加え、次いで氷冷下TFA90mlを加
え、室温で1時間攪拌した後、反応液を減圧濃縮した。
残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾燥した
後、乾燥DMF150mlに溶かし、次いで氷冷下NMM
を加えてpH7に調節した。この溶液にHOBt3.9
g(29.15mM)およびBoc−Ser(Bzl)
−OH8.6g(29.15mM)を乾燥DMF50ml
に溶かした溶液を加え、−15℃に冷却下WSC5.3
ml(29.15mM)を加えた後、室温で一夜攪拌し
た。反応後、DMFを減圧留去し、残渣に5%重曹水を
加え、析出した沈澱物を濾取した。これを5%重曹水、
1N塩酸で2回、水で4回の順で洗浄した後、エーテル
に懸濁、濾取して目的物〔38〕を得た。 収量;24.8g(収率94.7%)、TLC;Rf1
=0.53
【0075】39)PF(2−7);Boc−配列番
号:20−OPAC〔39〕 化合物〔38〕24.68g(25mM)に塩化メチレ
ン20mlを加え、次いで氷冷下TFA100mlを加えた
後、室温で50分間攪拌した後、反応液を減圧濃縮し、
残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾燥した
後、乾燥DMF120mlに溶かし、次いで氷冷下NMM
を加えてpH7に調節した。この溶液にHOBt4.0
5g(30mM)およびBoc−Val−OH6.5g
(30mM)を乾燥DMF80mlに溶かした溶液を加
え、−15℃に冷却下WSC5.5ml(30mM)を滴
下した後、室温で一夜攪拌した。反応液に沈澱物が析出
したので、水を加えて濾取し、5%重曹水で2回、1N
塩酸で2回、水で4回の順で洗浄した後、エーテルに懸
濁、濾取して目的物〔39〕を得た。 収量;26.32g(収率96.8%)、TLC;Rf
1 =0.49
【0076】40)PF(1−7);Boc−配列番
号:21−OPAC〔40〕 化合物〔39〕26.07g(24mM)に塩化メチレ
ン20mlを加え、次いで氷冷下TFA100mlを加えた
後、室温で40分間攪拌した後、反応液を減圧濃縮し、
残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾燥した
後、乾燥DMF100mlに溶かし、次いで氷冷下NMM
を加えてpH7に調節した。この溶液にHOBt3.9
g(28.8mM)およびBoc−Ser(Bzl)−
OH8.5g(28.8mM)を乾燥DMF50mlに溶
かした溶液を加え、−15℃に冷却下WSC5.3ml
(28.8mM)を添加した後、室温で一夜攪拌した。
反応液に沈澱物が析出したので、水を加えて濾取し、5
%重曹水、1N塩酸、水の順で洗浄した後、エーテルに
懸濁、濾取する工程を2回行って目的物〔40〕を得
た。 収量;28.0g(収率92.3%)、TLC;Rf1
=0.53
【0077】41)PF(1−7);Boc−配列番
号:21−OH〔41〕 化合物〔40〕12.6g(10mM)を酢酸300ml
に溶かし、これに亜鉛末15gを加え、50℃で4時間
攪拌した後、亜鉛末を濾別した。酢酸を減圧留去し、残
渣にエーテルを加え、析出した結晶を濾取、洗浄して目
的物〔41〕を得た。 収量;11.15g(収率97.4%)、融点;260
℃(分解) TLC;Rf1 =0.14、Rf2 =0.64 アミノ酸分析;Ser1.81(2)、Glu2.02
(2)、Val0.95(1)、Leu1(1)、Il
e0.92(1)
【0078】42)保護−〔Nle8 ,Nle18,Tr
34〕−h−PTH(1−34)NH2 ;Boc−配列
番号:22−NH2 〔42〕 化合物〔33〕10.86g(2.28mM)に氷冷下
スカトール0.30g(2.28mM)、ジメチルスル
フイド25ml、エタンジチオール2.5mlおよびTFA
25mlを加え、室温で60分間攪拌した後、減圧濃縮し
た。残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾燥
した後、乾燥DMF100ml+DMSO10mlの混液に
溶かし、次いで氷冷下NMMを加えてpH7に調節し
た。この溶液にHOBt0.37g(2.74mM)お
よび化合物〔41〕3.14g(2.74mM)を加
え、次いで−15℃に冷却下WSC0.50ml(2.7
4mM)を加えた後、室温で一夜攪拌した。反応液に水
を加え、生じた沈澱物を濾取し、充分に水洗した後、エ
タノール−エーテルで洗浄して目的物〔42〕を得た。 収量;12.87g(収率97.3%)、融点;13
9.5〜175℃ 〔α〕28D−1.97°(C=0.51,DMF) アミノ酸分析;Asp3.72(4)、Ser2.76
(3)、Glu5.58(5)、Gly0.69
(1)、Val2.86(3)、Ile1.11
(1)、Leu5(5)、Tyr0.99(1)、Ly
s2.87(3)、His2.19(3)、Arg2.
06(2)、Trp0.65(1)、Nle1.96
(2)
【0079】43)〔Nle8 ,Nle18,Try34
−h−PTH(1−34)NH2 化合物〔42〕2.9g(0.5mM)に0℃に冷却下
アニソール3.5ml、エタンジチオール0.35ml、ジ
メチルスルフイド3.5mlおよび無水HF35mlを加
え、60分間攪拌した。反応後、HFを減圧下留去し、
残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を集めた後、0.
1N酢酸に溶解した、この溶液をダウエックス×1(ア
セテート型)のカラム(3.5×12cm)に通し、ニン
ヒドリン陽性のフラクションのみを集め凍結乾燥して粗
生成物1.87gを得た。これを0.1N酢酸50mlに
溶かし、CM−セルロースのカラム(2×33cm) にチ
ャージし、0.05M酢酸アンモニウム(pH5.1)
1l〜0.4M酢酸アンモニウム(pH6.0)1lの
直線型濃度勾配による溶出を行った。各フラクションは
9.0mlづつ分画し、TLCによりRf6 =0.30付
近にスポットを有する74〜84本目のフラクションを
集め乾燥した。これを出来るだけ少量の0.1N塩酸に
溶かし、この溶液をセファデックスG−25のカラム
(3×115cm)にチャージし、0.1N酢酸で溶出し
た。各フラクションはUV280nmにおける吸光度を
測定し、1つの大きなピークを有するフラクションのみ
を集めて凍結乾燥して〔Nle8 ,Nle18,Ty
34〕−h−PTH(1−34)NH2 を得た。 収量;140mg、TLC;Rf6 =0.30 アミノ酸分析(3%チオグリコール酸含有6N塩酸で加
水分解);Asp3.98(4)、Ser2.10
(3)、Glu4.93(5)、Gly0.97
(1)、Val2.66(3)、Ile0.87
(1)、Leu5.00(5)、Tyr1.11
(1)、Lys3.26(3)、His2.30
(3)、Arg2.03(2)、Trp0.62
(1)、Nle2.22(2) 高速液体クロマトグラフイー; カラム;ヌクレオシル(Nucleosil)5
18(4mmI.D.×150mm)緩衝液;0.1Mリン酸
含有0.1%酢酸−アセトニトリル(アセトニトリルの
比率は最初の5分間は20%、その後の20分間は20
%〜40%の直線型濃度勾配による) 流速;1ml/分 検出;225nm 測定結果;19.07分にのみピーク検出。
【0080】実施例1 〔Nle8 ,Nle18,Tyr34〕−h−PTH(1−
34)NH2 125 I標識体の調製 2mCiの放射活性を有する125 I−NaIを含有する
0.5Mリン酸緩衝液(pH7.1)50μlに〔Nl
8 ,Nle18,Tyr34〕−h−PTH(1−34)
NH2 の2μg含有液10μlおよびクロラミンT
(3.5mg/ml)含有液20μlを加えて30秒間攪拌
した後、これに重亜硫酸ナトリウム(4.5mg/ml)含
有液50μlを加えて反応を停止した。これに5%ヒト
血清アルブミン含有0.1N酢酸溶液0.5mlを加えた
後、セファデックスG−10のカラム(1×50cm)に
チャージし、上記酢酸溶液で溶出して125 Iで標識した
〔Nle8 ,Nle18,Tyr34〕−h−PTH(1−
34)NH2 を得た。
【0081】<非放射性NaIによるペプチドの標識>
125 Iで標識したペプチドの物性については、上記方法
と同様に非放射性NaIを用いてI化を行なったのち、
生成物の物性を明らかにし、それと125 Iで標識したペ
プチドを比較検討することに決定した。すなわち、〔N
le8 ,Nle18,Tyr34〕−h−PTH(1−3
4)NH2 5mgを水2.5mlに溶解し、0.1Mリン酸
緩衝液(pH7.1)250μl、NaI(2.2mg/
ml)含有液200μlおよびクロラミンT(125mg/
ml)含有液100μlを加えて30秒間攪拌した後、こ
れに重亜硫酸ナトリウム(100mg/ml)含有液65μ
lを加えて反応を停止した。これをセファデックスG−
10のカラム(1×50cm)にチャージし、0.1N酢
酸溶液で溶出し、280nmに吸収をもつ分画を集め凍
結乾燥して、〔Nle8 ,Nle18,Tyr34〕−h−
PTH(1−34)NH2 のI化体を得た。
【0082】得られた生成物を下に示した条件でHPL
C分析を行ったところ、溶出時間約25.8分(ピーク
−1)と約27.2分(ピーク−2)に二つのピークを
示した。(原料の〔Nle8 ,Nle18,Tyr34〕−
h−PTH(1−34)NH2 は約24.2分に溶出さ
れる。) 分析条件 機器;島津LC−6A 高圧グラジエントシステム カラム;YMC−PACK R−ODS−5(4.6mm
I.D.×250mm) 溶出液;0.1%TFA/CH3 CN 75/25→6
0/40(v/v,30分) 流速;1ml/分 検出;210nm、280nm
【0083】そこで、これらの二つのピークをHPLC
により分離精製し、そしてピーク−1、ピーク−2のそ
れぞれをトリプシンを用いて酵素分解を行った後、HP
LCにより分析した。そして分離したそれぞれのトリプ
シン分解ピークを6N−HCl、110℃、24時間の
加水分解後アミノ酸分析を行った。その結果、アミノ酸
分析においてTyrを含まないトリプシン分解ピークは
アミノ酸組成、HPLCによる溶出時間がピーク−1、
ピーク−2で同等であった。Tyrを含むトリプシン分
解ピークはHPLCでの溶出時間が異なっていたので、
さらにFAB−MASSによる分析を行った。FAB−
MASSによりピーク−1から得られたTyrを含むト
リプシン分解ピークのMH+ は1013でアミノ酸順序
28から34のH−Leu−Gln−Asp−Val−
His−Asn−Tyr−NH2 に1ケI化されたもの
である。さらにピーク−2から得られたもののMH+
1139で2ケI化されたものである。以上のことによ
りピーク−1は〔NIe8 ,Nle18,Tyr34〕−h
−PTH(1−34)NH2 のTyrがモノヨウ素化さ
れたもの、ピーク−2はジヨウ素化されたものである。
【0084】<〔NIe8 ,Nle18,Tyr34〕−h
−PTH(1−34)NH2 125 I標識体の分析>分
析はHPLCにより行った。 分析条件 機器;島津LC−6A 高圧グラジエントシステム カラム;YMC AM−302ODS(4.6mmI.
D.×150mm) ミニガードカラム;ヌクレオシル(Nucleosi
l)100−5 C18(4mmI.D.×10mm) 溶出液;0.1%TFA/CH3 CN 69.3/3
0.7(v/v) 流速;1ml/分 検出器;島津SPD−6A(210nm)、RI検出器
RLC−701(Aloka)
【0085】上記の分析条件により〔Nle8 ,Nle
18,Tyr34〕−h−PTH(1−34)NH2 のモノ
ヨウ素化体およびジヨウ素化体はそれぞれ約13.5
分、約23.3分に溶出される。そこで、調製された
〔Nle8 ,Nle18,Tyr34〕−h−PTH(1−
34)NH2 125 I標識体を同様の条件で分析すると
モノヨウ素化〔125 I〕体、ジヨウ素化〔125 2 〕体
が約4:1(比放射活性)で得られた。125 I−Na
I、クロラミンT、反応時間により、この比率は変化す
るが、HPLCにより精製することにより単一なモノヨ
ウ素(125 I)体、あるいはジヨウ素(125 2 )体が
得られた。
【配列表】
【0086】配列番号:1 配列の長さ:34 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴: 他の情報:C末端Tyrのカルボキシル基はアミド化さ
れている。 配列 Ser Val Ser Glu Ile Gln Leu Nle His Asn Leu Gly Lys His Leu Asn Ser Nle 1 5 10 15 Glu Arg Val Glu Trp Leu Arg Lys Lys Leu Gln Asp Val His Asn Tyr 20 25 30
【0087】配列番号:2 配列の長さ:4 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:C末端フラグメント 配列の特徴: 他の情報:C末端Tyrのカルボキシル基はアミド化さ
れている。N末端おびC末端のアミノ酸は保護基により
保護されている。 配列 Val His Asn Tyr(Bzl-Cl2)
【0088】配列番号:3 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:C末端フラグメント 配列の特徴: 他の情報:C末端Tyrのカルボキシル基はアミド化さ
れている。N末端おびC末端のアミノ酸は保護基により
保護されている。 配列 Asp(OBzl) Val His Asn Tyr(Bzl-Cl2) 30
【0089】配列番号:4 配列の長さ:6 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:C末端フラグメント 配列の特徴: 他の情報:C末端Tyrのカルボキシル基はアミド化さ
れている。N末端から2番目およびC末端のアミノ酸は
保護基により保護されている。
【0090】配列番号:5 配列の長さ:4 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:各アミノ酸は保護基により保護されている。 配列 Arg(Tos) Lys(Z-Cl) Lys(Z-Cl) Leu 25
【0091】配列番号:6 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:各アミノ酸は保護基により保護されている。
【0092】配列番号:7 配列の長さ:6 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:N末端から2番目を除き各アミノ酸は保護基
により保護されている。
【0093】配列番号:8 配列の長さ:12 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:C末端フラグメント 配列の特徴: 他の情報:C末端Tyrのカルボキシル基ハアミド化さ
れている。各アミノ酸は保護基により保護されている場
合がある。 配列 Trp Leu Arg(Tos) Lys(Z-Cl) Lys(Z-Cl) Leu Gln Asp(OBzl) Val His Asn 25 30 Tyr(Bzl-Cl2)
【0094】配列番号:9 配列の長さ:4 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:各アミノ酸は保護基により保護されている場
合がある。
【0095】配列番号:10 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:各アミノ酸は保護基により保護されている場
合がある。
【0096】配列番号:11 配列の長さ:17 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:C末端フラグメント 配列の特徴: 他の情報:C末端Tyrのカルボキシル基はアミド化さ
れている場合がある。 配列 Nle Glu(OBzl) Arg(Tos) Val Glu(OBzl) Trp Leu Arg(Tos) Lys(Z-Cl) Lys 20 25 (Z-Cl) Leu Glu Asp(OBzl) Val His Asn Tyr(Bzl-CL2) 30
【0097】配列番号:12 配列の長さ:4 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:アミノ酸は保護基により保護されて場合があ
る。
【0098】配列番号:13 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:アミノ酸は保護基により保護されて場合があ
る。
【0099】配列番号:14 配列の長さ:22 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:C末端フラグメント 配列の特徴: 他の情報:C末端Tyrのカルボキシル基はアミド化さ
れている。アミノ酸は保護基により保護されている場合
がある。 配列 Lys(Z-Cl) His Leu Asn Ser(Bzl) Nle Glu(OBzl) Arg(Tos) Val Glu(OBzl) Trp 15 20 Leu Arg(Tos) Lys(Z-Cl) Lys(Z-Cl) Leu Gln Asp(OBzl) Val His Asn Tyr(Bzl-C 25 30 -Cl2)
【0100】配列番号:15 配列の長さ:4 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:N末端およびC末端のアミノ酸は保護基によ
り保護されている。
【0101】配列番号:16 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:N末端およびC末端のアミノ酸は保護基によ
り保護されている場合がある。
【0102】配列番号:17 配列の長さ:27 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:C末端フラグメント 配列の特徴: 他の情報:C末端Tyrのカルボキシル基はアミド化さ
れている。アミノ酸は保護基により保護されている場合
がある。 配列 Nle His Asn Leu Gly Lys(Z-Cl) His Leu Asn Ser(Bzl) Nle Glu(OBzl) Arg(To 10 15 20 s) Val Glu(OBzl) Trp Leu Arg(Tos) Lys(Z-Cl) Lys(Z-Cl) Leu Gln Asp(OB 25 30 zl) Val His Asn Tyr(Bzl-Cl2)
【0103】配列番号:18 配列の長さ:4 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:N末端およびC末端のアミノ酸は保護基によ
り保護されている。
【0104】配列番号:19 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:アミノ酸は保護基により保護されている場合
がある。
【0105】配列番号:20 配列の長さ:6 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列の特徴: 他の情報:アミノ酸は保護基により保護されている場合
がある。
【0106】配列番号:21 配列の長さ:7 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:N末端フラグメント 配列の特徴: 他の情報:アミノ酸は保護基により保護されている場合
がある。
【0107】配列番号:22 配列の長さ:34 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:最終フラグメント 配列の特徴: 他の情報:アミノ酸は保護基により保護されている場合
がある。 配列 Ser(Bzl) Val Ser(Bzl) Glu(OBzl) Ile Gln Leu Nle His Asn Leu Gly Lys(Z-C 1 5 10 1) His Leu Asn Ser(Bzl) Nle Glu(OBzl) Arg(Tos) Val Glu(OBzl) Trp Leu Arg 15 20 25 (Tos) Lys(Z-Cl) Lys(Z-Cl) Leu Gln Asp(OBzl) Val His Asn Tyr(Bzl-Cl2) 30
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/53 B 8310−2J 33/534 8310−2J C07K 99:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 H−配列番号:1−NH2 で表されるペプチドの34番目のTyrが1〜2個の
    125 Iで標識された放射活性体。
JP3013849A 1991-01-10 1991-01-10 〔Nle8 ,Nle18, Tyr34〕−h−PTH(1−34)NH2 の125 I標識放射活性体 Pending JPH0592995A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3013849A JPH0592995A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 〔Nle8 ,Nle18, Tyr34〕−h−PTH(1−34)NH2 の125 I標識放射活性体

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JP3013849A JPH0592995A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 〔Nle8 ,Nle18, Tyr34〕−h−PTH(1−34)NH2 の125 I標識放射活性体

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JP58144016A Division JPS6034996A (ja) 1983-08-05 1983-08-05 〔Νle↑8,Νle↑1↑8,Tyr↑3↑4〕−h−PTH(1−34)ΝH↓2

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JP3013849A Pending JPH0592995A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 〔Nle8 ,Nle18, Tyr34〕−h−PTH(1−34)NH2 の125 I標識放射活性体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091363A (ja) * 2008-11-21 2009-04-30 Asahi Kasei Pharma Kk Pthの安定化水溶液注射剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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