JPH0593027A - 変性メラミン樹脂組成物の製法及び該樹脂組成物を用いた メラミン樹脂成形材料 - Google Patents

変性メラミン樹脂組成物の製法及び該樹脂組成物を用いた メラミン樹脂成形材料

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JPH0593027A
JPH0593027A JP33661691A JP33661691A JPH0593027A JP H0593027 A JPH0593027 A JP H0593027A JP 33661691 A JP33661691 A JP 33661691A JP 33661691 A JP33661691 A JP 33661691A JP H0593027 A JPH0593027 A JP H0593027A
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JP
Japan
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melamine resin
resin composition
molding material
modified
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP33661691A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Tsujimoto
雅哉 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリシジル化合物で変性し、可撓性、靱性を
維持しつつ、耐水性、耐酸性に優れた変性メラミン樹脂
組成物の製法と該変性メラミン樹脂組成物を用いたメラ
ミン樹脂成形材料を得る。 【構成】 変性メラミン樹脂組成物の製法はメラミンを
水溶性及び又は親水性グリシジル化合物と疎水性グリシ
ジル化合物で変性されたものである。なお、メラミン樹
脂成形材料は前記変性メラミン樹脂組成物を成形材料の
25〜80重量%の範囲で含有するものが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配線器具、電気器具、厨
房器具、家庭用品、雑貨品等に用いられるメラミン樹脂
成形材料とその樹脂組成物の製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63-305117 号公報に記載さ
れたグリシジル化合物で変性したメラミン樹脂成形品
は、未変性のメラミン樹脂成形品に比べて可撓性、靱性
に優れているので重宝されているが、耐水性、耐酸性に
問題があった。これは変性に用いたグリシジル基が未反
応で残存するためと反応を水溶媒系で行うためにグリシ
ジル化合物として水溶性又は親水性のものしか反応でき
なかったからである。疎水性のグリシジル化合物だけで
同じ反応を試みても反応できないために成形品にブリー
ドを生じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、グリシジル化
合物で変性し、可撓性、靱性を維持しつつ、耐水性、耐
酸性に優れた変性メラミン樹脂組成物の製法と該変性メ
ラミン樹脂組成物を用いたメラミン樹脂成形材料を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決に鑑みてなされたものであり、その特徴は、メラミン
を水溶性及び又は親水性グリシジル化合物と疎水性グリ
シジル化合物で変性する変性メラミン樹脂組成物の製法
と、該変性メラミン樹脂組成物を成形材料の25〜80
重量%の範囲で含有するメラミン樹脂成形材料にある。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明を
構成する水溶性及び又は親水性グリシジル化合物として
はポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、1.
6ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ポリオキシ
エチレンビスフェノールAジグリシジルエーテル等を、
疎水性グリシジル化合物としてはビスフェノールAジグ
リシジルエーテル、α・ω−ビス(3グリシドキシプロ
ピル)ポリジメチルシロキサン等をいずれも単独、併用
で用いることができるものである。
【0006】変性メラミン樹脂組成物の製法は以下の配
合と反応条件で作ることができる。前記水溶性及び又は
親水性グリシジル化合物を変性メラミン樹脂組成物に対
して1〜10重量%(以下単に%と記す)となる範囲で
メラミンに配合し、更に適量の水を加え60〜95℃で
0.5〜3時間反応させた後、更に変性メラミン樹脂組
成物に対して前記疎水性グリシジル化合物を10〜30
%となる範囲で添加し、60〜95℃で0.5〜3時間
反応させ、次にホルムアルデヒドを添加し60〜95℃
で10〜60分間反応させた後、この樹脂組成物シラッ
プを常温真空脱水法、真空加熱脱水法、スプレードライ
ヤー法、WFE(薄膜蒸発法)などで脱水して固形樹脂
組成物として得ることができる。また、脱水せず得られ
た樹脂組成物シラップをパルプ、木粉などに含浸、乾燥
させて乾燥品として用いることもできる。なお、疎水性
グリシジル化合物は親水性グリシジル化合物と同時に添
加しておくこともできる。
【0007】変性メラミン樹脂組成物を固型樹脂組成物
として得た場合に成形材料とするのに、変性メラミン樹
脂組成物を成形材料の25〜80重量%の範囲で含有す
る必要がある。それは、25重量%未満では目的の効果
が得られず、80重量%を超えて用いると剛性などの機
械的強度の低下が著しいからである。この変性メラミン
固型樹脂組成物の100重量部(以下単に部と記す)に
対し、硬化剤としては無水フタル酸、蓚酸、スルファミ
ン酸アンモン等を0.01〜3部、離型剤としては脂肪
酸、脂肪酸金属塩、ワックス等を0.01〜5部、充填
剤や補強剤としてはパルプ、木粉、合成樹脂繊維、ガラ
スなどの無機繊維等を15〜75部、好ましくは40〜
60部などを配合することができる。更に、必要に応じ
て着色剤を添加して用いることができる。これらの配合
品は、通常の成形材料の製造に用いられる工法、装置を
そのまま用いて混合、混練、粉砕し、更に必要に応じて
造粒してメラミン樹脂成形材料を得ることができる。該
成形材料の成形については、圧縮成形、トランスフアー
成形、射出成形等で成形するものである。
【0008】なお、前記変性メラミン樹脂組成物は、メ
ラミン樹脂成形材料のほか、塗料、接着剤、繊維などの
改質に用いることができる。また、他の樹脂の柔軟性付
与材としてユリア樹脂、フェノ−ル樹脂、エポキシ樹脂
などに添加して用いることもできる。
【0009】以下本発明を実施例に基づいて説明する。
【0010】
【実施例】
(実施例1)メラミン2670gに対して水溶性及び又
は親水性グリシジル化合物としてポリエチレングリコー
ルジグリシジルエーテル(阪本薬品社製 SR-8EGS )2
50g、水3000gを添加し90℃で1時間加後、疎
水性グリシジル化合物としてビスフェノールAジグリシ
ジルエーテル(東都化成社製 YD-127 )750gを加え
90℃で1時間加熱後、40%ホルマリン3330gを加
え80℃で30分間加熱し、50℃程度に冷却し、次に真
空ニーダーで70〜75Torr、取り出し温度105 ℃まで減圧
加熱脱水して変性メラミン樹脂組成物の固型樹脂組成物
を得た。次に該固型樹脂組成物70部に対して粉末パル
プ30部、無水フタル酸0.3部、ステアリン酸亜鉛1
部、ステアリン酸アマイド0.1部の割合で配合し、ボ
ールミルで混合しパウダー材料を得た後、連続混練機及
び粉砕機によって粒状のメラミン樹脂成形材料を得た。
【0011】次に該成形材料をトランスファー成形機を
用いて、金型温度165℃、成形圧力100Kg/cm
2 、硬化時間3分間で成形し試験片の成形品を得た。
【0012】(実施例2)メラミン2330gに対して
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル(阪本薬
品社製 SR-8EGS )250g、水3250gを添加し9
0℃で1時間加後、ビスフェノールAジグリシジルエー
テル(東都化成社製 YD-127 )1250gを加え90℃
で1時間加熱後、40%ホルマリン2920gを加え80
℃で30分間加熱、その後は実施例1と同様に処理して
変性メラミン樹脂組成物の固型樹脂組成物を得、該固型
樹脂組成物25部に対して粉末パルプ75部、無水フタ
ル酸0.12部、ステアリン酸亜鉛1部、ステアリン酸
アマイド0.1部の割合で配合し、以後は実施例1と同
様にして成形材料、試験片の成形品を得た。
【0013】(実施例3)実施例1の疎水性グリシジル
化合物としてのビスフェノールAジグリシジルエーテル
(東都化成社製 YD-127 )をα・ω−ビス(3グリシド
キシプロピル)ポリジメチルシロキサン(東芝シリコー
ン社製 TSL9986)に替え、その他は実施例1と同様に処
理して変性メラミン樹脂組成物の固型樹脂組成物を得、
該固型樹脂組成物60部に対して粉末パルプ40部、無
水フタル酸0.27部、ステアリン酸亜鉛1部、ステア
リン酸アマイド0.1部の割合で配合し、以後は実施例
1と同様にして成形材料、試験片の成形品を得た。
【0014】(実施例4)実施例1の水溶性及び又は親
水性グリシジル化合物としてポリエチレングリコールジ
グリシジルエーテル(阪本薬品社製 SR-8EGS )を1.
6ヘキサンジオールジグリシジルエーテル(阪本薬品社
製 SR-16H)に替え、その他は実施例1と同様に処理し
て変性メラミン樹脂組成物の固型樹脂組成物を得、該固
型樹脂組成物40部に対して粉末パルプ60部、無水フ
タル酸0.2部、ステアリン酸亜鉛1部、ステアリン酸
アマイド0.1部の割合で配合し、以後は実施例1と同
様にして成形材料、試験片の成形品を得た。
【0015】(実施例5)実施例1の水溶性及び又は親
水性グリシジル化合物としてポリエチレングリコールジ
グリシジルエーテル(阪本薬品社製 SR-8EGS )をポリ
オキシエチレンビスフェノールAジグリシジルエーテル
(阪本薬品社製 SR-BE6)に替え、該固型樹脂組成物8
0部に対して粉末パルプ20部、無水フタル酸0.45
部、ステアリン酸亜鉛1.5部、ステアリン酸アマイド
0.1部の割合で配合し、以後は実施例1と同様にして
成形材料、試験片の成形品を得た。
【0016】(比較例1)実施例1水溶性及び又は親水
性グリシジル化合物のポリエチレングリコールジグリシ
ジルエーテル(阪本薬品社製 SR-8EGS)1000gと
し、疎水性グリシジル化合物を用いなかった以外は実施
例1と同様に処理してメラミン樹脂組成物成形材料、試
験片の成形品を得た。
【0017】上記で得た試験片の成形品を、耐酸性以外
は、JIS K6911 に準じて評価した。耐酸性はφ50mmの円
板成形品を3%塩酸中に48時間浸漬した後の外観であ
る。以上の評価結果は表1に示した。
【0018】表1から実施例はメラミンが水溶性及び又
は親水性グリシジル化合物と反応し、疎水性グリシジル
化合物ともグリシジル基同士の親和性により変性が可能
となり成形品にブリードを生じることなく、従来のグリ
シジル変性と同等の可撓性、靱性を維持しつつ、耐水
性、耐酸性に優れていることが確認できた。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明によって可撓性、靱性を維持しつ
つ、耐水性、耐酸性に優れた変性メラミン樹脂組成物を
得ることができ、この変性メラミン樹脂組成物を用いて
これらの特性に優れた成形品を与えるメラミン樹脂成形
材料を得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メラミンを水溶性及び又は親水性グリシ
    ジル化合物と疎水性グリシジル化合物で変性することを
    特徴とする変性メラミン樹脂組成物の製法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の変性メラミン樹脂組成物
    をメラミン成形材料の25〜80重量%の範囲で含むこ
    とを特徴とするメラミン樹脂成形材料。
JP33661691A 1991-08-02 1991-12-19 変性メラミン樹脂組成物の製法及び該樹脂組成物を用いた メラミン樹脂成形材料 Pending JPH0593027A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19333791 1991-08-02
JP3-193337 1991-08-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0593027A true JPH0593027A (ja) 1993-04-16

Family

ID=16306220

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JP33661691A Pending JPH0593027A (ja) 1991-08-02 1991-12-19 変性メラミン樹脂組成物の製法及び該樹脂組成物を用いた メラミン樹脂成形材料

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105566848A (zh) * 2016-01-19 2016-05-11 南京航空航天大学 一种改性耐高温三聚氰胺甲醛泡沫及其制备方法
CN117244536A (zh) * 2023-09-27 2023-12-19 苏州赛分科技股份有限公司 一种高配基强疏水填料的制备方法和应用

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105566848A (zh) * 2016-01-19 2016-05-11 南京航空航天大学 一种改性耐高温三聚氰胺甲醛泡沫及其制备方法
CN105566848B (zh) * 2016-01-19 2018-02-02 南京航空航天大学 一种改性耐高温三聚氰胺甲醛泡沫及其制备方法
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