JPH059432A - 水性塗料用樹脂組成物 - Google Patents
水性塗料用樹脂組成物Info
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- JPH059432A JPH059432A JP15849391A JP15849391A JPH059432A JP H059432 A JPH059432 A JP H059432A JP 15849391 A JP15849391 A JP 15849391A JP 15849391 A JP15849391 A JP 15849391A JP H059432 A JPH059432 A JP H059432A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗料安定性に優れ、かつ耐水性、耐湿性及び
耐食性に優れた塗膜を生じうる水性塗料用樹脂組成物を
提供すること。 【構成】(a)油又は脂肪酸 0〜
60重量部、 (b)多価アルコール 10〜50重量部、 (c)一塩基酸 0〜25重量部、 (d)多塩基酸又はその無水物 10〜60重量部、 (e)フェノール樹脂 0〜40重量部、 (f)エポキシ化合物 0〜40重量部及び 〔但し、(a)〜(f)は、総量100重量部で、水酸
基数/カルボキシル基数が1/1〜1.6/1である〕 (g)一般式(I) HOOC−CH2−(OCH2CH2 )n −O−CH2−COOH (I) 〔式中、nは6以上の整数である〕で示されるポリオキ
シエチレンジグリコリック酸1〜10重量部〔前記
(a)〜(f)の総量100重量部に対して〕を縮合反
応させて得られる酸価が30以下の樹脂を含有してなる
水性塗料用樹脂組成物。
耐食性に優れた塗膜を生じうる水性塗料用樹脂組成物を
提供すること。 【構成】(a)油又は脂肪酸 0〜
60重量部、 (b)多価アルコール 10〜50重量部、 (c)一塩基酸 0〜25重量部、 (d)多塩基酸又はその無水物 10〜60重量部、 (e)フェノール樹脂 0〜40重量部、 (f)エポキシ化合物 0〜40重量部及び 〔但し、(a)〜(f)は、総量100重量部で、水酸
基数/カルボキシル基数が1/1〜1.6/1である〕 (g)一般式(I) HOOC−CH2−(OCH2CH2 )n −O−CH2−COOH (I) 〔式中、nは6以上の整数である〕で示されるポリオキ
シエチレンジグリコリック酸1〜10重量部〔前記
(a)〜(f)の総量100重量部に対して〕を縮合反
応させて得られる酸価が30以下の樹脂を含有してなる
水性塗料用樹脂組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性塗料用樹脂組成物
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】塗料には、通常、大量の有機溶剤を使用
するため、塗装の際に大気中に有機溶剤が排出され、大
気汚染の原因となっており、火災の危険性も高い。近
年、有機溶剤量を低減する努力が種々なされ、ハイソリ
ッド塗料、粉体塗料、電子線・紫外線硬化塗料、水性塗
料などがその目的のため開発されている。特に、水性塗
料は危険性のない、また、経済性の高い水を利用し、さ
らに従来の塗装設備からの転用が容易であることから注
目を集めている。しかしながら、従来の水性塗料には、
塗料の乾燥が遅い、耐水性及び耐食性が劣るという欠点
がある。
するため、塗装の際に大気中に有機溶剤が排出され、大
気汚染の原因となっており、火災の危険性も高い。近
年、有機溶剤量を低減する努力が種々なされ、ハイソリ
ッド塗料、粉体塗料、電子線・紫外線硬化塗料、水性塗
料などがその目的のため開発されている。特に、水性塗
料は危険性のない、また、経済性の高い水を利用し、さ
らに従来の塗装設備からの転用が容易であることから注
目を集めている。しかしながら、従来の水性塗料には、
塗料の乾燥が遅い、耐水性及び耐食性が劣るという欠点
がある。
【0003】このような欠点を改良するために、これま
でに様々な方法が考えられ、例えば水性アルキド樹脂塗
料において樹脂成分中にフェノール樹脂、石油樹脂、エ
ポキシ樹脂等を含有させる方法、重合性単量体を重合さ
せる方法等が挙げられる。
でに様々な方法が考えられ、例えば水性アルキド樹脂塗
料において樹脂成分中にフェノール樹脂、石油樹脂、エ
ポキシ樹脂等を含有させる方法、重合性単量体を重合さ
せる方法等が挙げられる。
【0004】これらの一つに、アルキド樹脂の一成分と
してポリオキシエチレングリコールを用いて合成した樹
脂が知られている。これは、樹脂中にポリオキシエチレ
ングリコールを導入することで、自己乳化性を付与する
ことができるため、従来の水溶性アルキドあるいは分散
剤を用いた水分散アルキドに比較して有機溶剤、アミン
類の使用量を抑えることができるという利点がある。
してポリオキシエチレングリコールを用いて合成した樹
脂が知られている。これは、樹脂中にポリオキシエチレ
ングリコールを導入することで、自己乳化性を付与する
ことができるため、従来の水溶性アルキドあるいは分散
剤を用いた水分散アルキドに比較して有機溶剤、アミン
類の使用量を抑えることができるという利点がある。
【0005】このポリオキシエチレングリコール変性ア
ルキド樹脂は、水性樹脂として酸価を低減できるため、
加熱残分が高く、また、耐食性、耐水性にも優れた塗膜
を与えることが可能である。しかし、ポリオキシエチレ
ングリコールは、2価のアルコールとして酸と縮合反応
するが、通常のアルキド樹脂の配合では水酸基数/カル
ボキシル基数が 1.1〜1.6と、水酸基数が過剰となるよ
うに配合し、反応させるために、大部分が、アルキド樹
脂全体の比較的低分子量の部分にオリゴマーの状態で、
あるいは一部は未反応の状態で残存する。そのため、例
えば、耐水性、耐湿性において、溶剤型に比べて充分な
性能が得られていない。
ルキド樹脂は、水性樹脂として酸価を低減できるため、
加熱残分が高く、また、耐食性、耐水性にも優れた塗膜
を与えることが可能である。しかし、ポリオキシエチレ
ングリコールは、2価のアルコールとして酸と縮合反応
するが、通常のアルキド樹脂の配合では水酸基数/カル
ボキシル基数が 1.1〜1.6と、水酸基数が過剰となるよ
うに配合し、反応させるために、大部分が、アルキド樹
脂全体の比較的低分子量の部分にオリゴマーの状態で、
あるいは一部は未反応の状態で残存する。そのため、例
えば、耐水性、耐湿性において、溶剤型に比べて充分な
性能が得られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、塗料安定性
に優れ、かつ耐水性、耐湿性及び耐食性に優れた塗膜を
生じうる水性塗料用樹脂組成物を提供することを目的と
する。
に優れ、かつ耐水性、耐湿性及び耐食性に優れた塗膜を
生じうる水性塗料用樹脂組成物を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリオキシエ
チレングリコールの代わりに、ポリオキシエチレンジグ
リコリック酸を使用することによってポリオキシエチレ
ン基をアルキド樹脂に容易に導入でき、未反応で残存す
ることがないとの知見に基づいて上記の目的を達成した
ものである。
チレングリコールの代わりに、ポリオキシエチレンジグ
リコリック酸を使用することによってポリオキシエチレ
ン基をアルキド樹脂に容易に導入でき、未反応で残存す
ることがないとの知見に基づいて上記の目的を達成した
ものである。
【0008】
本発明は、(a)油又は脂肪酸 0〜60重量部、
(b)多価アルコール 10〜50重量部、
(c)一塩基酸 0〜25重量部、
(d)多塩基酸又はその無水物 10〜60重量部、
(e)フェノール樹脂 0〜40重量部、
(f)エポキシ化合物 0〜40重量部及び
〔但し、(a)〜(f)は、総量100重量部で、水酸
基数/カルボキシル基数が1/1〜1.6/1である〕 (g)一般式(I) HOOC−CH2−(OCH2CH2 )n −O−CH2−COOH (I) 〔式中、nは6以上の整数である〕で示されるポリオキ
シエチレンジグリコリック酸1〜10重量部〔前記
(a)〜(f)の総量100重量部に対して〕を縮合反
応させて得られる酸価が30以下の樹脂を含有してなる
水性塗料用樹脂組成物に関する。
基数/カルボキシル基数が1/1〜1.6/1である〕 (g)一般式(I) HOOC−CH2−(OCH2CH2 )n −O−CH2−COOH (I) 〔式中、nは6以上の整数である〕で示されるポリオキ
シエチレンジグリコリック酸1〜10重量部〔前記
(a)〜(f)の総量100重量部に対して〕を縮合反
応させて得られる酸価が30以下の樹脂を含有してなる
水性塗料用樹脂組成物に関する。
【0009】また、本発明は、
(a)油又は脂肪酸 0〜60重量部、
(b)多価アルコール 10〜50重量部、
(c)一塩基酸 0〜25重量部、
(d)多塩基酸又はその無水物 10〜60重量部、
(e)フェノール樹脂 0〜40重量部及び
(f)エポキシ化合物 0〜40重量部
を、総量100重量部で、水酸基数/カルボキシル基数
が1/1〜1.6/1になるように配合して縮合反応させ
て得られるアルキド樹脂100重量部に対して、 (g)一般式(I) HOOC−CH2−(OCH2CH2 )n −O−CH2−COOH (I) 〔式中、nは6以上の整数である〕で示されるポリオキ
シエチレンジグリコリック酸1〜10重量部を配合し、
さらに縮合反応させて得られる酸価が30以下の樹脂を
含有してなる水性塗料用樹脂組成物に関する。
が1/1〜1.6/1になるように配合して縮合反応させ
て得られるアルキド樹脂100重量部に対して、 (g)一般式(I) HOOC−CH2−(OCH2CH2 )n −O−CH2−COOH (I) 〔式中、nは6以上の整数である〕で示されるポリオキ
シエチレンジグリコリック酸1〜10重量部を配合し、
さらに縮合反応させて得られる酸価が30以下の樹脂を
含有してなる水性塗料用樹脂組成物に関する。
【0010】本発明に使用する(a)成分としては、乾
性油、半乾性油、不乾性油、これらから誘導される脂肪
酸及び合成脂肪酸があり、例えば、桐油、大豆油、アマ
ニ油、ヒマシ油、脱水ヒマシ油、サフラワー油、綿実
油、ヤシ油、パーム油及びそれらから得られる脂肪酸、
合成により得られるバーサチック酸などである。
性油、半乾性油、不乾性油、これらから誘導される脂肪
酸及び合成脂肪酸があり、例えば、桐油、大豆油、アマ
ニ油、ヒマシ油、脱水ヒマシ油、サフラワー油、綿実
油、ヤシ油、パーム油及びそれらから得られる脂肪酸、
合成により得られるバーサチック酸などである。
【0011】これら(a)成分は、所望の塗膜性能に応
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て0〜60重量部であり、25〜55重量部であること
が好ましい。(a)成分の使用量が60重量部を超える
と、塗膜の硬さ及び耐食性が低下する。
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て0〜60重量部であり、25〜55重量部であること
が好ましい。(a)成分の使用量が60重量部を超える
と、塗膜の硬さ及び耐食性が低下する。
【0012】(b)成分としては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、1,4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、グリセリン、ジプロピレングリ
コール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタ
ン、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレー
ト、トリス(ヒドロキシメチル)イソシアヌレート、ペ
ンタエリスリトール、1,4−メチルペンタンジオー
ル、ブチルエチルグリコール等を使用することができ
る。
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、1,4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、グリセリン、ジプロピレングリ
コール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタ
ン、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレー
ト、トリス(ヒドロキシメチル)イソシアヌレート、ペ
ンタエリスリトール、1,4−メチルペンタンジオー
ル、ブチルエチルグリコール等を使用することができ
る。
【0013】これら(b)成分は、所望の塗膜性能に応
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て、10〜50重量部であり、15〜40重量部である
ことが好ましい。(b)成分の使用量が10重量部未満
であると、樹脂の酸価が高すぎ、耐水性等が低下する。
また、50重量部を超えると、樹脂の分子量が小さす
ぎ、乾燥性、耐水性等が低下する。
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て、10〜50重量部であり、15〜40重量部である
ことが好ましい。(b)成分の使用量が10重量部未満
であると、樹脂の酸価が高すぎ、耐水性等が低下する。
また、50重量部を超えると、樹脂の分子量が小さす
ぎ、乾燥性、耐水性等が低下する。
【0014】本発明に使用する(c)成分である一塩基
酸としては、安息香酸、メチル安息香酸、p−tert−ブ
チル−安息香酸、イソデカン酸、シクロヘキサン酸、イ
ソオクタン酸等の芳香族又は脂肪族のカルボン酸を使用
することができる。
酸としては、安息香酸、メチル安息香酸、p−tert−ブ
チル−安息香酸、イソデカン酸、シクロヘキサン酸、イ
ソオクタン酸等の芳香族又は脂肪族のカルボン酸を使用
することができる。
【0015】これら(c)成分は、所望の塗膜性能に応
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て0〜25重量部であり、0〜10重量部であることが
好ましい。(c)成分の使用量が25重量部を超える
と、樹脂の分子量が小さすぎ、乾燥性、耐水性等が低下
する。
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て0〜25重量部であり、0〜10重量部であることが
好ましい。(c)成分の使用量が25重量部を超える
と、樹脂の分子量が小さすぎ、乾燥性、耐水性等が低下
する。
【0016】本発明に使用する(d)成分である多塩基
酸又はその無水物としては、フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ハイミック酸、
マレイン酸、フマール酸、アジピン酸、セバシン酸、ダ
イマー酸、トリメリット酸、ヘット酸、ドデカン二酸又
はそれらの酸無水物が挙げられる。
酸又はその無水物としては、フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ハイミック酸、
マレイン酸、フマール酸、アジピン酸、セバシン酸、ダ
イマー酸、トリメリット酸、ヘット酸、ドデカン二酸又
はそれらの酸無水物が挙げられる。
【0017】これら(d)成分は、所望の塗膜性能に応
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て、10〜60重量部であり、15〜50重量部である
ことが好ましい。(d)成分の使用量が10重量部未満
であると、樹脂の分子量が小さすぎ、乾燥性、耐水性等
が低下する。また、60重量部を超えると、樹脂の酸価
が高すぎ、耐水性等が低下する。
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て、10〜60重量部であり、15〜50重量部である
ことが好ましい。(d)成分の使用量が10重量部未満
であると、樹脂の分子量が小さすぎ、乾燥性、耐水性等
が低下する。また、60重量部を超えると、樹脂の酸価
が高すぎ、耐水性等が低下する。
【0018】(e)成分として使用するフェノール樹脂
としては、フェノール類とホルムアルデヒドを酸性又は
アルカリ性で反応させて得られる樹脂、例えば、ヒタノ
ール2300、1501、1133、1140(いずれ
も日立化成工業株式会社商品名)等、さらに、ロジン変
性フェノール樹脂、テルペン変性フェノール樹脂、キシ
レン変性フェノール樹脂などが挙げられる。なお、上記
フェノール類とは、石炭酸、クレゾール、キシレノー
ル、プロピルフェノール、ブチルフェノール、アミルフ
ェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、ド
デシルフェノール等のo−、m−及びp−置換体並びに
それらの異性体などを指す。また、フェニルフェノー
ル、クミルフェノール、ビスフェノールAなどもフェノ
ール類に含まれる。
としては、フェノール類とホルムアルデヒドを酸性又は
アルカリ性で反応させて得られる樹脂、例えば、ヒタノ
ール2300、1501、1133、1140(いずれ
も日立化成工業株式会社商品名)等、さらに、ロジン変
性フェノール樹脂、テルペン変性フェノール樹脂、キシ
レン変性フェノール樹脂などが挙げられる。なお、上記
フェノール類とは、石炭酸、クレゾール、キシレノー
ル、プロピルフェノール、ブチルフェノール、アミルフ
ェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、ド
デシルフェノール等のo−、m−及びp−置換体並びに
それらの異性体などを指す。また、フェニルフェノー
ル、クミルフェノール、ビスフェノールAなどもフェノ
ール類に含まれる。
【0019】これら(e)成分は、所望の塗膜性能に応
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て0〜40重量部であり、0〜20重量部であることが
好ましい。(e)成分の使用量が40重量部を超える
と、水性塗料の経日安定性が劣り、水が分離し易くな
る。
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て0〜40重量部であり、0〜20重量部であることが
好ましい。(e)成分の使用量が40重量部を超える
と、水性塗料の経日安定性が劣り、水が分離し易くな
る。
【0020】(f)成分であるエポキシ化合物として
は、ビスフェノールA、F等のビスフェノールとエピク
ロルヒドリンとの反応により得られるビスフェノール型
エポキシ樹脂、例えば、エピコート828、1001、
1004、1007、1009(いずれもシェルケミカ
ル社商品名)などとして市販されているものを使用する
ことができる。さらに、分子中にグリシジル基を1個以
上有する脂肪族エポキシ化合物を使用することもでき
る。該化合物としては、ラウリルアルコール、アリルア
ルコール等の一価脂肪族アルコールのグリシジルエーテ
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチ
レングリコール等のアルキレングリコール、ジエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレング
リコール、ポリ(テトラメチレングリコール)、1,6
−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等の二価
脂肪族アルコールのグリシジルエーテル、トリメチロー
ルプロパン、グリセリン等の三価脂肪族アルコールのジ
−又はトリ−グリシジルエーテル、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール、グリセリン二量体、グリセリン多量
体等の四価以上の脂肪族アルコールのジ−、トリ−又は
テトラ−グリシジルエーテル、バーサチック酸のグリシ
ジルエステル、アジピン酸、テトラメチレンジカルボン
酸等の脂肪族ジカルボン酸のジグリシジルエステルなど
がある。
は、ビスフェノールA、F等のビスフェノールとエピク
ロルヒドリンとの反応により得られるビスフェノール型
エポキシ樹脂、例えば、エピコート828、1001、
1004、1007、1009(いずれもシェルケミカ
ル社商品名)などとして市販されているものを使用する
ことができる。さらに、分子中にグリシジル基を1個以
上有する脂肪族エポキシ化合物を使用することもでき
る。該化合物としては、ラウリルアルコール、アリルア
ルコール等の一価脂肪族アルコールのグリシジルエーテ
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチ
レングリコール等のアルキレングリコール、ジエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレング
リコール、ポリ(テトラメチレングリコール)、1,6
−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等の二価
脂肪族アルコールのグリシジルエーテル、トリメチロー
ルプロパン、グリセリン等の三価脂肪族アルコールのジ
−又はトリ−グリシジルエーテル、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール、グリセリン二量体、グリセリン多量
体等の四価以上の脂肪族アルコールのジ−、トリ−又は
テトラ−グリシジルエーテル、バーサチック酸のグリシ
ジルエステル、アジピン酸、テトラメチレンジカルボン
酸等の脂肪族ジカルボン酸のジグリシジルエステルなど
がある。
【0021】これら(f)成分は、所望の塗膜性能に応
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て0〜40重量部であり、0〜30重量部であることが
好ましい。(f)成分の使用量が40重量部を超える
と、耐候性等が低下する。
じて1種又は2種以上を随意に選択使用できる。その使
用量は、(a)〜(f)成分の総量100重量部に対し
て0〜40重量部であり、0〜30重量部であることが
好ましい。(f)成分の使用量が40重量部を超える
と、耐候性等が低下する。
【0022】本発明においては、前記(a)〜(f)成
分を、総量が100重量部となり、かつ水酸基数/カル
ボキシル基数が1/1〜1.6/1になるように配合し、
反応させてアルキド樹脂とする。水酸基数/カルボキシ
ル基数が1/1未満であると、樹脂の酸価が高すぎ、耐
水性等が低下する。また、1.6/1を超えると、樹脂の
分子量が小さすぎ、乾燥性、耐水性等が低下する。
分を、総量が100重量部となり、かつ水酸基数/カル
ボキシル基数が1/1〜1.6/1になるように配合し、
反応させてアルキド樹脂とする。水酸基数/カルボキシ
ル基数が1/1未満であると、樹脂の酸価が高すぎ、耐
水性等が低下する。また、1.6/1を超えると、樹脂の
分子量が小さすぎ、乾燥性、耐水性等が低下する。
【0023】アルキド樹脂は、前記(a)〜(f)成分
を公知の方法により付加・縮合反応させて得られるもの
である。例えば、(a)〜(f)成分を同時に配合し、
210〜230℃に加熱すればよい。この反応は、キシ
レン、トルエン等、(a)〜(f)成分と反応しない有
機溶剤中で行ってもよい。また、後記の(g)成分を
(a)〜(f)成分と同時に配合し、一緒に反応させて
もよく、さらに、(a)〜(d)成分を反応させた後、
(e)、(f)及び(g)成分を添加し反応させてもよ
い。しかし、(g)成分を反応途中(特に、(a)〜
(f)成分をまず縮合した後)で添加し反応させた方
が、特性の点で好ましい。
を公知の方法により付加・縮合反応させて得られるもの
である。例えば、(a)〜(f)成分を同時に配合し、
210〜230℃に加熱すればよい。この反応は、キシ
レン、トルエン等、(a)〜(f)成分と反応しない有
機溶剤中で行ってもよい。また、後記の(g)成分を
(a)〜(f)成分と同時に配合し、一緒に反応させて
もよく、さらに、(a)〜(d)成分を反応させた後、
(e)、(f)及び(g)成分を添加し反応させてもよ
い。しかし、(g)成分を反応途中(特に、(a)〜
(f)成分をまず縮合した後)で添加し反応させた方
が、特性の点で好ましい。
【0024】本発明で用いる(g)成分は、前記一般式
(I)で示され、式中nは6以上の整数とされるが、n
が6未満では顔料等との混和性が低下し、顔料等が凝集
を起こしやすく、保存安定性に劣る。
(I)で示され、式中nは6以上の整数とされるが、n
が6未満では顔料等との混和性が低下し、顔料等が凝集
を起こしやすく、保存安定性に劣る。
【0025】(g)成分としては、分子量400〜20
000のポリオキシエチレンジグリコリック酸を使用す
ることができる。この分子量が小さすぎたり大きすぎた
りすると、保存安定性が低下しやすい。(g)成分の使
用量は、上記(a)〜(f)成分100重量部に対して
1〜10重量部である。この使用量が1重量部未満であ
ると、安定な水性樹脂が得られず、10重量部を超える
と、塗膜の耐水性、耐湿性、耐食性、さらには乾燥性、
硬度が劣る。
000のポリオキシエチレンジグリコリック酸を使用す
ることができる。この分子量が小さすぎたり大きすぎた
りすると、保存安定性が低下しやすい。(g)成分の使
用量は、上記(a)〜(f)成分100重量部に対して
1〜10重量部である。この使用量が1重量部未満であ
ると、安定な水性樹脂が得られず、10重量部を超える
と、塗膜の耐水性、耐湿性、耐食性、さらには乾燥性、
硬度が劣る。
【0026】本発明においては、(a)〜(g)成分を
前記のような配合割合で反応させて得られる樹脂は、酸
価が30以下であることを必要とする。酸価が30を超
えると、塗膜の耐水性、耐湿性、耐食性、耐アルカリ性
などが悪化する。
前記のような配合割合で反応させて得られる樹脂は、酸
価が30以下であることを必要とする。酸価が30を超
えると、塗膜の耐水性、耐湿性、耐食性、耐アルカリ性
などが悪化する。
【0027】上記アルキド樹脂を中和し、乳化水分散す
る前に水に可溶性の溶剤を添加することは、該樹脂の水
分散性を向上させるうえで好ましい。このような水に可
溶性の溶剤としては、例えば、3−メチル−3−メトキ
シブタノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、
ブチルセロソルブ、tert−ブチルセロソルブ、イソプロ
ピルセロソルブ、イソプロピルアルコール、n−ブチル
アルコール、tert−ブチルアルコール、イソブチルアル
コール等のアルコール系、テトラヒドロフラン等のエー
テル系、アセトン等のケトン系、酢酸メチル等のエステ
ル系の溶剤を使用することができる。
る前に水に可溶性の溶剤を添加することは、該樹脂の水
分散性を向上させるうえで好ましい。このような水に可
溶性の溶剤としては、例えば、3−メチル−3−メトキ
シブタノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、
ブチルセロソルブ、tert−ブチルセロソルブ、イソプロ
ピルセロソルブ、イソプロピルアルコール、n−ブチル
アルコール、tert−ブチルアルコール、イソブチルアル
コール等のアルコール系、テトラヒドロフラン等のエー
テル系、アセトン等のケトン系、酢酸メチル等のエステ
ル系の溶剤を使用することができる。
【0028】上記中和は、pHが好ましくは6〜9になる
ように、樹脂中のカルボキシル基の一部又は全部を中和
剤により中和して行われる。中和剤としては、アンモニ
ア、トリエチルアミン、ジメチルエタノールアミン等の
アミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカ
リ金属水酸化物、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭酸
塩、重炭酸ナトリウム等の重炭酸塩を使用することがで
きる。
ように、樹脂中のカルボキシル基の一部又は全部を中和
剤により中和して行われる。中和剤としては、アンモニ
ア、トリエチルアミン、ジメチルエタノールアミン等の
アミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカ
リ金属水酸化物、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭酸
塩、重炭酸ナトリウム等の重炭酸塩を使用することがで
きる。
【0029】このようにして得られる水性塗料用樹脂組
成物は、希釈後、水性塗料としてそのまま使用すること
ができるが、その他の成分として顔料、可塑剤、溶剤、
着色剤などを添加したり、変性アミノ樹脂、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂などの広範囲の水
溶性又は水分散性樹脂を配合することもできる。例え
ば、変性アミノ樹脂、エポキシ樹脂などと組み合わせる
ことにより、焼き付け用塗料として使用することがで
き、特に、本発明により得られる水性樹脂のうち、乾性
油又は半乾性油、あるいはこれらから誘導できる脂肪酸
を用いた場合には金属乾燥剤を添加したものは、常温硬
化型塗料として有用である。これらは、さらに、通常使
用される顔料、表面処理剤、有機溶剤などを添加するこ
とにより塗料化することができる。
成物は、希釈後、水性塗料としてそのまま使用すること
ができるが、その他の成分として顔料、可塑剤、溶剤、
着色剤などを添加したり、変性アミノ樹脂、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂などの広範囲の水
溶性又は水分散性樹脂を配合することもできる。例え
ば、変性アミノ樹脂、エポキシ樹脂などと組み合わせる
ことにより、焼き付け用塗料として使用することがで
き、特に、本発明により得られる水性樹脂のうち、乾性
油又は半乾性油、あるいはこれらから誘導できる脂肪酸
を用いた場合には金属乾燥剤を添加したものは、常温硬
化型塗料として有用である。これらは、さらに、通常使
用される顔料、表面処理剤、有機溶剤などを添加するこ
とにより塗料化することができる。
【0030】塗料組成物は、浸漬法、刷毛塗り、スプレ
ー塗り、ロール塗り等の方法によって塗装することがで
き、木材、紙、繊維、プラスチック、セラミック、鉄、
非鉄金属などの表面に塗装することができる。
ー塗り、ロール塗り等の方法によって塗装することがで
き、木材、紙、繊維、プラスチック、セラミック、鉄、
非鉄金属などの表面に塗装することができる。
【0031】
【実施例】次に、実施例により本発明を詳述するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
発明はこれらに限定されるものではない。
【0032】実施例1
かきまぜ機、温度計、還流脱水装置及び不活性ガス導入
管を装着した1リットルのフラスコに大豆油脂肪酸12
0g、脱水ヒマシ油脂肪酸115g、トリス(2−ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート164g、グリセリン
7.8g、ペンタエリスリトール24.3g、イソフタル酸
140g、エピコート1007(シェルケミカル社製エ
ポキシ樹脂の商品名)60g及びヒタノール1140
(日立化成工業社製フェノール樹脂の商品名)60gを
加え、230℃に保温し、酸価が40になるまで縮合を
進めた後、ポリオキシエチレンジグリコリック酸(分子
量4000)25gを加え、230℃に保温し、酸価が
14になるまで縮合を進めた。得られた樹脂100gに
3−メチル−3−メトキシブタノール30g、さらにト
リエチルアミン1.9gを加え、50〜60℃で水118
gを添加し、加熱残分40重量%の水分散体を得た。
管を装着した1リットルのフラスコに大豆油脂肪酸12
0g、脱水ヒマシ油脂肪酸115g、トリス(2−ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート164g、グリセリン
7.8g、ペンタエリスリトール24.3g、イソフタル酸
140g、エピコート1007(シェルケミカル社製エ
ポキシ樹脂の商品名)60g及びヒタノール1140
(日立化成工業社製フェノール樹脂の商品名)60gを
加え、230℃に保温し、酸価が40になるまで縮合を
進めた後、ポリオキシエチレンジグリコリック酸(分子
量4000)25gを加え、230℃に保温し、酸価が
14になるまで縮合を進めた。得られた樹脂100gに
3−メチル−3−メトキシブタノール30g、さらにト
リエチルアミン1.9gを加え、50〜60℃で水118
gを添加し、加熱残分40重量%の水分散体を得た。
【0033】実施例2
かきまぜ機、温度計、還流脱水装置及び不活性ガス導入
管を装着した1リットルのフラスコに大豆油脂肪酸12
0g、脱水ヒマシ油脂肪酸115g、トリス(2−ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート164g、グリセリン
7.8g、ペンタエリスリトール24.3g、イソフタル酸
140g及びヒタノール1140(日立化成工業社製フ
ェノール樹脂の商品名)120gを加え、230℃に保
温し、酸価が30になるまで縮合を進めた後、ポリオキ
シエチレンジグリコリック酸(分子量1000)48g
を加え、230℃に保温し、酸価が10になるまで縮合
を進めた。得られた樹脂100gに3−メチル−3−メ
トキシブタノール30g、さらにトリエチルアミン1.3
gを加え、50〜60℃で水118.5gを添加し、加熱
残分40重量%の水分散体を得た。
管を装着した1リットルのフラスコに大豆油脂肪酸12
0g、脱水ヒマシ油脂肪酸115g、トリス(2−ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート164g、グリセリン
7.8g、ペンタエリスリトール24.3g、イソフタル酸
140g及びヒタノール1140(日立化成工業社製フ
ェノール樹脂の商品名)120gを加え、230℃に保
温し、酸価が30になるまで縮合を進めた後、ポリオキ
シエチレンジグリコリック酸(分子量1000)48g
を加え、230℃に保温し、酸価が10になるまで縮合
を進めた。得られた樹脂100gに3−メチル−3−メ
トキシブタノール30g、さらにトリエチルアミン1.3
gを加え、50〜60℃で水118.5gを添加し、加熱
残分40重量%の水分散体を得た。
【0034】比較例1
実施例1と同じ装置を用い、実施例1においてポリオキ
シエチレンジグリコリック酸の代わりにポリエチレング
リコール(分子量4000)を同量用い、その他は全く
同じ配合及び工程で酸価14の樹脂を得た。得られた樹
脂を乳化したところ、乳化工程中に異常に高粘度にな
り、分散できなかった。また、ポリエチレングリコール
を最初に仕込み、同様にして得た樹脂も乳化できなかっ
た。
シエチレンジグリコリック酸の代わりにポリエチレング
リコール(分子量4000)を同量用い、その他は全く
同じ配合及び工程で酸価14の樹脂を得た。得られた樹
脂を乳化したところ、乳化工程中に異常に高粘度にな
り、分散できなかった。また、ポリエチレングリコール
を最初に仕込み、同様にして得た樹脂も乳化できなかっ
た。
【0035】比較例2
実施例1と同じ装置を用い、実施例1においてポリオキ
シエチレンジグリコリック酸の代わりにポリエチレング
リコール(分子量4000)50gを最初から仕込み、
その他は全く同じ配合及び工程で酸価14の樹脂を得
た。得られた樹脂を実施例1と同様に乳化し、加熱残分
40重量%の水分散体を得た。
シエチレンジグリコリック酸の代わりにポリエチレング
リコール(分子量4000)50gを最初から仕込み、
その他は全く同じ配合及び工程で酸価14の樹脂を得
た。得られた樹脂を実施例1と同様に乳化し、加熱残分
40重量%の水分散体を得た。
【0036】上記の実施例及び比較例で得られた樹脂を
下記のように塗料化し、試験を行った。 白エナメル塗料配合 チタン白(ルチル型) 50g ブチルセロソルブ 5g 水 5g 実施例又は比較例で得られた樹脂の水分散体 125g 消泡剤(BYK022) 0.1g 6%ナフテン酸コバルト 0.5g 12%ナフテン酸ジルコニウム 0.5g
下記のように塗料化し、試験を行った。 白エナメル塗料配合 チタン白(ルチル型) 50g ブチルセロソルブ 5g 水 5g 実施例又は比較例で得られた樹脂の水分散体 125g 消泡剤(BYK022) 0.1g 6%ナフテン酸コバルト 0.5g 12%ナフテン酸ジルコニウム 0.5g
【0037】前記配合をガラスビーズの存在下にサンド
グラインダーを用いて1250rpmで60分間分散さ
せ、ガラスビーズを除いて白エナメルを得た。
グラインダーを用いて1250rpmで60分間分散さ
せ、ガラスビーズを除いて白エナメルを得た。
【0038】このようにして得た白エナメルを適量の水
で希釈し、フォードカップ#4で30〜35秒に調製し
た。この塗料の安定性及び塗膜の特性の試験結果を表1
に示す。
で希釈し、フォードカップ#4で30〜35秒に調製し
た。この塗料の安定性及び塗膜の特性の試験結果を表1
に示す。
【0039】試験板作成条件
基材;ボンデライト#1077処理鋼板(ニホンテスト
パネル社、厚さ0.8mm) 塗装;エアスプレー(岩田ワイダ61、口径1.5mm)、
空気圧4kg/cm2 乾燥;22〜24℃で3日間
パネル社、厚さ0.8mm) 塗装;エアスプレー(岩田ワイダ61、口径1.5mm)、
空気圧4kg/cm2 乾燥;22〜24℃で3日間
【0040】評価基準
硬化時間;指圧で塗膜を押し、指紋跡が残らなくなった
時間(分) 光沢;60度鏡面反射率 硬度;塗膜が破壊されない鉛筆硬度 塗料安定性;50℃で7日間放置後も塗料成分が均一に
溶解ないし分散しているものを良好とした。 耐食性;JIS−K5400の塩水噴霧試験に準じて行
った。さび幅が1mm以下のものを良好とした。 耐水性;40℃の水に7日間浸漬後、ブリスタ発生なし
のものを良好とした。
時間(分) 光沢;60度鏡面反射率 硬度;塗膜が破壊されない鉛筆硬度 塗料安定性;50℃で7日間放置後も塗料成分が均一に
溶解ないし分散しているものを良好とした。 耐食性;JIS−K5400の塩水噴霧試験に準じて行
った。さび幅が1mm以下のものを良好とした。 耐水性;40℃の水に7日間浸漬後、ブリスタ発生なし
のものを良好とした。
【0041】
【表1】
【0042】実施例3
実施例1と同じ装置を用い、カージュラーE10(バー
サチック酸グリシジルエステル、シェルケミカル社商品
名)35g、トリメチロールプロパン112g、ネオペ
ンチルグリコール183.6g、イソフタル酸264.4g
及びアジピン酸140gを仕込み、220℃に保温し、
酸価が40になるまで縮合を進めた後、ポリオキシエチ
レンジグリコリック酸(分子量4000)18gを加
え、210℃に保温し、酸価が20になるまで縮合を進
めた。こうして得られた樹脂100gに3−メチル−3
−メトキシブタノール30g、さらにトリエチルアミン
2.2gを加え、50〜60℃で水を118g添加し、加
熱残分40重量%の水分散体を得た。
サチック酸グリシジルエステル、シェルケミカル社商品
名)35g、トリメチロールプロパン112g、ネオペ
ンチルグリコール183.6g、イソフタル酸264.4g
及びアジピン酸140gを仕込み、220℃に保温し、
酸価が40になるまで縮合を進めた後、ポリオキシエチ
レンジグリコリック酸(分子量4000)18gを加
え、210℃に保温し、酸価が20になるまで縮合を進
めた。こうして得られた樹脂100gに3−メチル−3
−メトキシブタノール30g、さらにトリエチルアミン
2.2gを加え、50〜60℃で水を118g添加し、加
熱残分40重量%の水分散体を得た。
【0043】比較例3
実施例1と同じ装置を用い、実施例3においてポリオキ
シエチレンジグリコリック酸の代わりにポリエチレング
リコール(分子量4000)を同量用い、その他は全く
同じ配合及び工程で酸価20の樹脂を得た。該樹脂を乳
化したところ、乳化工程中に異常に高粘度になり、分散
できなかった。また、ポリエチレングリコールを最初に
仕込み、同様に操作して得た樹脂も乳化できなかった。
シエチレンジグリコリック酸の代わりにポリエチレング
リコール(分子量4000)を同量用い、その他は全く
同じ配合及び工程で酸価20の樹脂を得た。該樹脂を乳
化したところ、乳化工程中に異常に高粘度になり、分散
できなかった。また、ポリエチレングリコールを最初に
仕込み、同様に操作して得た樹脂も乳化できなかった。
【0044】比較例4
比較例3においてポリエチレングリコール(分子量40
00)の量を25g、30g、35g、40gと増量
し、最初に仕込み、縮合反応を進めて酸価20の樹脂を
得た。同様に乳化したところ、ポリエチレングリコール
40gを仕込んだ場合に乳化が可能で、加熱残分40重
量%の水分散体を得た。
00)の量を25g、30g、35g、40gと増量
し、最初に仕込み、縮合反応を進めて酸価20の樹脂を
得た。同様に乳化したところ、ポリエチレングリコール
40gを仕込んだ場合に乳化が可能で、加熱残分40重
量%の水分散体を得た。
【0045】上記実施例3及び比較例4で得られた樹脂
を下記のようにして塗料化し、試験を行った。 白エナメル塗料配合 チタン白(ルチル型) 50g ブチルセロソルブ 5g 水 5g 実施例又は比較例で得られた樹脂の水分散体 100g
を下記のようにして塗料化し、試験を行った。 白エナメル塗料配合 チタン白(ルチル型) 50g ブチルセロソルブ 5g 水 5g 実施例又は比較例で得られた樹脂の水分散体 100g
【0046】前記配合をガラスビーズの存在下にサンド
グラインダーを用いて1250rpmで60分間分散さ
せ、ガラスビーズを除いて白エナメルを得た。
グラインダーを用いて1250rpmで60分間分散さ
せ、ガラスビーズを除いて白エナメルを得た。
【0047】さらに、上記配合にメチル化メラミン樹脂
(メラン620;日立化成工業社商品名)20gを加
え、白エナメル塗料を得た。
(メラン620;日立化成工業社商品名)20gを加
え、白エナメル塗料を得た。
【0048】このようにして得た白エナメル塗料を適量
の水で希釈し、フォードカップ#4で30〜35秒に調
製した。この塗料の安定性及び塗膜の特性の試験結果を
表2に示す。
の水で希釈し、フォードカップ#4で30〜35秒に調
製した。この塗料の安定性及び塗膜の特性の試験結果を
表2に示す。
【0049】試験板作成条件
基材;ボンデライト#144処理鋼板(ニホンテストパ
ネル社、厚さ0.8mm) 塗装;エアスプレー(岩田ワイダ61、口径1.5mm)、
空気圧4kg/cm2 焼付;150℃、20分間
ネル社、厚さ0.8mm) 塗装;エアスプレー(岩田ワイダ61、口径1.5mm)、
空気圧4kg/cm2 焼付;150℃、20分間
【0050】評価基準
硬度; 塗膜に傷がつかない鉛筆硬度
耐湿性;50℃、相対湿度97%に7日間放置後、ブリ
スタ発生のないものを良好とした。 密着性;カッターで1mm角の碁盤目を切り、セロテープ
で剥離試験を行った。 耐汚染性;マジックを塗り、1日放置後、エタノールで
拭き取り、汚染跡を目視により判定した。
スタ発生のないものを良好とした。 密着性;カッターで1mm角の碁盤目を切り、セロテープ
で剥離試験を行った。 耐汚染性;マジックを塗り、1日放置後、エタノールで
拭き取り、汚染跡を目視により判定した。
【0051】
【表2】
【0052】
【発明の効果】本発明の水性塗料用樹脂組成物は、使用
したポリオキシエチレンジグリコリック酸がアルキド樹
脂中に均一に導入されるため、水性化に必要なポリオキ
シエチレングリコール部分を少なくでき、塗料安定性に
優れ、かつ乾燥性、耐水性、耐食性、耐湿性及び硬度に
優れた塗膜を生じる。
したポリオキシエチレンジグリコリック酸がアルキド樹
脂中に均一に導入されるため、水性化に必要なポリオキ
シエチレングリコール部分を少なくでき、塗料安定性に
優れ、かつ乾燥性、耐水性、耐食性、耐湿性及び硬度に
優れた塗膜を生じる。
Claims (2)
- 【請求項1】(a)油又は脂肪酸
0〜60重量部、 (b)多価アルコール 10〜50重量部、 (c)一塩基酸 0〜25重量部、 (d)多塩基酸又はその無水物 10〜60重量部、 (e)フェノール樹脂 0〜40重量部、 (f)エポキシ化合物 0〜40重量部及び 〔但し、(a)〜(f)は、総量100重量部で、水酸
基数/カルボキシル基数が1/1〜1.6/1である〕 (g)一般式(I) HOOC−CH2−(OCH2CH2 )n −O−CH2−COOH (I) 〔式中、nは6以上の整数である〕で示されるポリオキ
シエチレンジグリコリック酸1〜10重量部〔前記
(a)〜(f)の総量100重量部に対して〕を縮合反
応させて得られる酸価が30以下の樹脂を含有してなる
水性塗料用樹脂組成物。 - 【請求項2】(a)油又は脂肪酸
0〜60重量部、 (b)多価アルコール 10〜50重量部、 (c)一塩基酸 0〜25重量部、 (d)多塩基酸又はその無水物 10〜60重量部、 (e)フェノール樹脂 0〜40重量部及び (f)エポキシ化合物 0〜40重量部 を、総量100重量部で、水酸基数/カルボキシル基数
が1/1〜1.6/1になるように配合して縮合反応させ
て得られるアルキド樹脂100重量部に対して、 (g)一般式(I) HOOC−CH2−(OCH2CH2 )n −O−CH2−COOH (I) 〔式中、nは6以上の整数である〕で示されるポリオキ
シエチレンジグリコリック酸1〜10重量部を配合し、
さらに縮合反応させて得られる酸価が30以下の樹脂を
含有してなる水性塗料用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15849391A JPH059432A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 水性塗料用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15849391A JPH059432A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 水性塗料用樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059432A true JPH059432A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15672951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15849391A Pending JPH059432A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 水性塗料用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059432A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102336199A (zh) * | 2011-09-19 | 2012-02-01 | 长春轨道客车股份有限公司 | 铁路客车外显玻璃安装方法 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP15849391A patent/JPH059432A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102336199A (zh) * | 2011-09-19 | 2012-02-01 | 长春轨道客车股份有限公司 | 铁路客车外显玻璃安装方法 |
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