JPH059556B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH059556B2
JPH059556B2 JP29728685A JP29728685A JPH059556B2 JP H059556 B2 JPH059556 B2 JP H059556B2 JP 29728685 A JP29728685 A JP 29728685A JP 29728685 A JP29728685 A JP 29728685A JP H059556 B2 JPH059556 B2 JP H059556B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lacquer
bright
drying
powder
binder
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP29728685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62162088A (ja
Inventor
Fujio Nezu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AATO SENKO JUGEN
Original Assignee
AATO SENKO JUGEN
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Publication date
Application filed by AATO SENKO JUGEN filed Critical AATO SENKO JUGEN
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  • Decoration Of Textiles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、漆を使用して今までにない立体感と
艶のある漆染模様を表現した変わり漆染織物の製
造法に係るものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
出願人は、漆塗りの美しさを着物に利用できな
いかと漆染織物をいろいろと研究開発した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の実施例を示す添付図面を参照してその
構成を詳述すると次の通りである。
織布の所望箇所に乾燥後も柔軟性を失わないバ
インダーを塗布し、このバインダーが乾燥してか
ら表面のみを溶剤で溶解し、この溶解部に後記の
漆粉を使用して所望模様を彩色したことを特徴と
するものである。
漆に所望色顔料と溶剤を混入し金箔、銀箔のよ
うな光輝材料を加えて台板上に薄く塗布するか若
しくは塗布した漆層に光輝材料を付着せしめ、乾
燥後塗着光輝漆層を削取して漆粉を形成する。
また、塗着光輝漆層を半乾燥の裏返しにして裏
面にも光輝材料を付着し、乾燥後この両面加工の
塗着光輝漆層を削取して漆粉を形成することを特
徴とするものである。
〔実施例〕
先ず漆粉の製造法について詳述する。
漆に所望色顔料を漆の7割位混入し、ガソリン
やテレピン油などの溶剤を適量加え、金箔、銀
箔、パール箔、螺鈿のような光輝材料を加えて塗
布し得る状態に希釈し、ガラス板や合成樹脂板の
ような硬い板の台板上に薄く塗り付けて乾燥させ
るか若しくは塗布した漆層に前記の光輝材料を細
かくした状態または粉末状態で付着せしめて乾燥
させる。
この場合、輪郭を画くための白色漆粉を作る時
には、顔料ではなくチタンやゴフンを混入する。
台板への塗り付けは、塗り付けては乾かす作業
を2〜3回繰り返して行うことが望ましい。
また、塗着光輝漆層を半乾燥の裏返しにして裏
面にも光輝材料を付着すると表裏に光輝材料が付
着しているから光輝性が一層良好となる。
漆の乾燥条件は、温度10〜30℃、湿度70〜80%
位が望ましい。
乾燥後、塗着光輝漆層をナイフで削取して漆粉
を形成する。
ナイフで削取した漆片を更にミキサーで荒砕き
し、ヤゲンで細かくして漆粉にする。
このようにしていろいろな色の漆粉を用意す
る。次に、織布の所望箇所に型付若しくは吹付な
どで乾燥後も柔軟性を失わないバインダーを塗布
する。
バインダーは天然糊でも合成樹脂糊でも良い
が、乾燥してもごわごわしない柔軟性を有するも
のを使用する。
このバインダーが乾燥してから表面のみを例え
ばキシロールどの溶剤(使用するバインダーを溶
解する溶剤)で溶解する。
この作業は、バインダーが完全に乾燥してから
行わないとバインダーが流れて汚染の原因にな
る。
この溶解部に漆粉をふるいを使つて振り落とし
たり、手画きにより塗り付けたりして所望模様に
彩色して漆染模様を表現する。
更に必要に応じてその上から輪郭線を例えば白
色や黒色で付したり、一部を異色に仕上げ彩色し
たりする。
漆の代わりに漆代用かしゆを使用しても良い。
図中符号1は織布、2は漆で彩色した漆染模様、
3はバインダーにして光輝漆染を施す前の状態を
示している、4は台板、5は塗着光輝漆層、6は
光輝材料である。
〔考案の効果〕
本発明は上述のように、漆に所望色顔料と溶剤
を混入し、金箔、銀箔のような光輝材料を加えて
台板上に薄く塗布するか若しくは塗布した漆層に
光輝材料を付着せしめ、一旦乾燥せしめてから塗
着光輝漆層をナイフで削取して製造した漆粉を使
用するからそのまま使用すると漆かぶれを起こし
易い漆でも乾燥工程を経ることにより漆かぶれす
ることを完全に防止するため安心して彩色作業が
できる上この着物を購入して着用する人の漆かぶ
れも確実に防止することになり、安心して着れる
着物になる。
このような配慮で製造した漆粉は、直接織布に
塗るのではなく、織布に塗布した乾燥後も柔軟性
を失わないバインダーを介して塗るからごわつか
ず、着物としての柔軟性を失わない上光輝漆層が
ひび割れするようなこともバインダーの柔軟性に
より確実に防止される。
その上、漆は元々光沢があるから在来の染料で
は出せない光沢、艶が表現される上更に光輝材料
を漆粉製造の際に混入するから従来のように仕上
げ彩色の際金・銀箔や金・銀粉を直接付着せしめ
る方法に比して漆層付の金・銀粉となるからそれ
だけ立体感のある彩色が可能となり、特に漆層の
表裏に光輝材料を付した場合には一層光輝が良好
となり、艶がある美しい漆染模様が表現されるこ
とになり、その彩色も乾燥したバインダー表面の
みを溶解して行うからバインダーが流れる汚染の
心配もない。
このように本発明は、いままで誰も考えつかな
かつた漆を染材として立体感と独特な漆の艶と光
輝材料の輝きを有する美しい漆染模様が表現され
た非常に目新しく商品価値の高い変わり漆染織物
の製造法となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した説明図、第2図は漆
粉製造の説明図である。 1…織布、2…漆染模様、3…バインダー、4
…台板、5…塗着光輝漆層、6…光輝材料。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 織布の所望箇所に乾燥後も柔軟性を失わない
    バインダーを塗布し、このバインダーが乾燥して
    から表面のみを溶剤で溶解し、この溶解部に後記
    の漆粉を使用して所望模様を彩色して漆染模様を
    表現したことを特徴とする変わり漆染織物の製造
    法。 漆に所望色顔料と溶剤を混入し金箔、銀箔のよ
    うな光輝材料を加えて台板上に薄く塗布するか若
    しくは塗布した漆層に光輝材料を付着せしめ、乾
    燥後塗着光輝漆層を削取して漆粉を形成する。 2 塗着光輝漆層を半乾燥の裏返しにして裏面に
    も光輝材料を付着し、乾燥後この両面加工の塗着
    光輝漆層を削取して漆粉を形成する特許請求の範
    囲第1項記載の変り漆染織物の製造法。
JP29728685A 1985-12-30 1985-12-30 変わり漆染織物の製造法 Granted JPS62162088A (ja)

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JP29728685A JPS62162088A (ja) 1985-12-30 1985-12-30 変わり漆染織物の製造法

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JPS62162088A JPS62162088A (ja) 1987-07-17
JPH059556B2 true JPH059556B2 (ja) 1993-02-05

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JPS62162088A (ja) 1987-07-17

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