JPH059585U - パチンコ機におけるセーフ球検出処理装置 - Google Patents

パチンコ機におけるセーフ球検出処理装置

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JPH059585U
JPH059585U JP5965892U JP5965892U JPH059585U JP H059585 U JPH059585 U JP H059585U JP 5965892 U JP5965892 U JP 5965892U JP 5965892 U JP5965892 U JP 5965892U JP H059585 U JPH059585 U JP H059585U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セーフ球の検出不良を未然に回遊して、賞球
の適切な排出を促す。 【構成】 整列路21の所定部位に、セーフ球を1球ず
つ検出し得る検出手段25が配設される。検出手段25
の下方に、電動操作具27によりセーフ球に対する通常
の通出不能な拘束位置と通出可能な解放位置とに切換変
位される第1の球規制部材30が配設される。検出手段
25の上方に、その検出口部26に通入前のセーフ球に
対する通常の通入可能な解放位置と通入不能な拘束位置
とに変位し得る第2の球規制部材33が配設される。第
2の球規制部材33は、その下端部を第1の球規制部材
30の一部と常に当接連繋され、第1の球規制部材30
が拘束位置に変位したときに、第2の球規制部材33は
解放位置に保持され、第1の球規制部材30が解放位置
に変位したときに、第2の球規制部材33は拘束位置に
保持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パチンコ機におけるセーフ球検出処理装置に関し、更に詳しくは 、遊技盤側でのパチンコゲームにおいて、各入賞部に入って裏側へ導出されるセ ーフ球を1球ずつ順次検出して排出処理するセーフ球検出処理装置に関するもの である。
【0002】
【従来技術】
周知のようにパチンコ機では、パチンコゲーム中に発生したセーフ球を機裏側 の機構セット盤における集合通出路から1列状態で導出してセーフ球処理部で先 行端の1球ずつ適宜排出処理し、このセーフ球処理に適宜関連して賞球排出部を 1回ずつ作動させて所定個数の賞球を排出するようになっている。そしてセーフ 球処理部がセーフ球を1球ずつ電気的に検出して処理する型式である場合には、 セーフ球検出信号に応答して適宜制御回路から発信される球排出指令に基いて、 電動排出制御型式の賞球排出部が作動されて賞球を排出する形態が採用されてい る。
【0003】 そこで従来のセーフ球処理装置について、前述した検出処理型式のものを例に してみると、下記の(a)項や(b)項の形態が実施または提案されていた。
【0004】 (a) 集合通出路の所定部位に設置された球通過形式の検出手段(スイッチ)が、 その検出部位を通入出するセーフ球を1球ずつ検出する。そして、この検出信号 が制御回路側に一旦入力記憶されて球排出指令として利用される形態。 (b) 本件出願人が先に出願(実願昭62−132464号および同号に対する分 割出願の実願平4−23620号)した形態、すなわち図7に示すように、集合 通出路7の変向屈曲路41に設置された検出手段(光センサ)42が、その検出部 位に入ったセーフ球を検出すると共に、同手段42の下方において、通常では拘 束位置に保持されている球規制部材(可動鉄片)43がセーフ球を一旦停留待機さ せる。そしてこのセーフ球検出信号に応答して適宜制御回路から発信される球排 出指令に基いて賞球排出部が作動された後の適時点で、図示フラッパー形式の電 磁操作具44が適宜制御作動(通電励磁)されることに従い、球規制部材43が解 放位置に変位されてセーフ球を通出処理させた後、再び元の拘束位置に復帰され る形態。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来のセーフ球検出処理装置では、次のような問題を招き易いことが 判明した。すなわち前記(a)項に係る形態では、検出手段の前後部においてセー フ球に対する好適な通出規制手段がないために、セーフ球自体が外部から発生す る振動や衝撃に対して影響を受け易い。このため数多くのセーフ球が集合通出路 を連続1列状態で導出されて、検出部位を瞬間的に通過して検出される過程にお いて、振動等が発生した場合セーフ球が検出部位で上下に変動したり、検出手段 が振動等によって一瞬検出不能状態になったりして、1球ずつ的確に検出記憶し 得なくなる。この結果、1個のセーフ球の2度検出や2個のセーフ球の1カウン ト検出等の検出不良に起因してセーフ球に対する賞球の不適排出が発生し易くな り、遊技店側と遊技者側の双方に不利益な事態を招くことがあった。
【0006】 一方前記(b)項に係る形態では、検出手段42の下流部において電磁操作具4 4で操作される球規制部材43によりセーフ球の通出規制を図り得ることから、 前述した(a)項の形態の問題をある程度回避することが期待できる。しかし複数 個のセーフ球が集合通出路7を連続1列状態で導出される場合において、この球 規制部材43により検出手段42に位置するセーフ球を1球ずつ通出規制するた めには、何よりも電磁操作具44の短時間の確動制御を図り得ることが重要とな り、同操作具44の作動タイミングに誤差が生じた場合には、球規制部材43の 切換え変位、特に拘束位置への復帰時期が不安定となる。この結果、検出手段に 位置するセーフ球およびこれに続く2番目のセーフ球の通出をも許してしまうこ とがあり得、賞球の不適排出により遊技者に不利益な事態を招くことがある。
【0007】 それだけにこの種の装置では、複数個のセーフ球を順次検出することの前提に あって、セーフ球の早期検出処理や短時間毎の検出処理をなすことよりも、賞球 の排出作動のタイミングを図って無理なく許容される時間内で、1球ずつ的確に 検出処理することが何よりも重要視されているところであり、これを満足し得る 好適な技術が強く希求されている。
【0008】
【考案の目的】
本考案は、前述した課題を好適に解決するべく提案されたものであって、セー フ球用の集合通出路に設置された検出手段の下流部と上流部において、同検出手 段の検出位置のセーフ球と検出前位置のセーフ球に対する通入出規制を好適なカ ウント的タイミングをもって交互になし、セーフ球を1球ずつ的確に区分検出し て通出処理することのできるセーフ球検出処理装置を提供し、セーフ球が複数個 存在する場合や振動等が生じた場合に発生し易いセーフ球の検出不良を未然に回 遊して、賞球の適切な排出を促し得ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本考案は、パチンコゲームで発 生して最終的には機構セット盤のセーフ球用集合通出路へ導出されて機外へ排出 されるべきセーフ球を1球ずつ検出して排出処理する装置にあって、 前記集合通出路の所定部位に設置されて検出部位に通入位置するセーフ球の有 無に基いて1球ずつ検出した信号を適宜制御回路へ入力させ得る検出手段と、 この検出手段の適宜下方で前記集合通出路に対して出没変位可能に設置されて 、同検出手段で検出されるセーフ球に対する通出前の拘束位置と通出時の解放位 置とに切換え変位可能とされた第1の球規制部材と、 前記検出手段のセーフ球検出信号を基にして前記適宜制御回路から発信される 制御指令に基いて通電可動されて、前記第1の球規制部材を一旦解放位置に切換 え制御した後再び元の拘束位置へ復帰させ得る電動操作具と、 前記検出手段の適宜上方で前記集合通出路に対して出没変位可能に設置されて 、同検出手段で検出される直前のセーフ球に対する通入可能な解放位置と通入不 能な拘束位置とに切換え変位可能とされた第2の球規制部材とを有し、 前記第1および第2の球規制部材を適宜連繋して、第1側の部材の拘束位置に 対して第2側の部材を解放位置に保持し、第1側の部材の解放位置に対して第2 側の部材を拘束位置に保持するようになし、双方の球規制部材が拘束および解放 の交互変位を利用した機械的なカウントタイミングを図って、検出位置のセーフ 球と検出前位置のセーフ球とに対する通出入規制を行なうよう設定したことを特 徴とする。
【0010】
【作用】
パチンコゲーム中に発生した複数個のセーフ球が集合通出路から連続1列状態 で導出される場合の前提において、検出手段の検出部位に通入したセーフ球を第 1の球規制部材が一旦拘束停留して通出規制している状態で、検出手段が同セー フ球を的確に検出してその検出信号を制御回路側へ入力する。このセーフ球検出 停留状態において、制御回路側から適宜タイミング時点で発信される制御指令に 基いて電磁操作具が通電制御されることにより、第1の球規制部材が解放位置へ 切換え変位され、これと同期的に第2の球規制部材が拘束位置へ切換え変位され る。これにより検出位置のセーフ球が通出解除されて集合通出路の下方へ排出処 理される一方、上方における次のセーフ球が検出手段の検出前位置に一旦拘束停 留されて通入規制される。そして検出済みセーフ球の排出に伴い検出手段が非検 出とされたことに対して、制御回路からの制御指令が停止される。これに応答し て電磁操作具が停止復帰されることに従って第1の球規制部材が元の拘束位置に 復帰され、これと同期的に第2の球規制部材が元の解放位置に復帰される。これ により検出前位置のセーフ球が通入解除されて検出手段の検出部位に通入した後 、第1の球規制部材により一旦拘束停留された通出規制状態で、検出手段により 新たに検出される。
【0011】 以降同様に第1および第2の球規制部材の交互変位により、検出位置のセーフ 球と検出前位置のセーフ球に対する通入出規制を、機械的なカウントタイミング をもって交互になし、セーフ球を1球ずつ的確に区分検出して排出処理する。
【0012】
【実施例】
次に、本考案に係るパチンコ機におけるセーフ球検出処理装置につき、好適な 実施例を挙げて添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0013】 先ず、図1に裏側全体が略示されるパチンコ機について要約説明すると、外枠 1に組付けられた前枠2の内側に、複数の入賞部のセーフ孔4,4を配設した遊 技盤3がセットされている一方、前枠2の裏側に機構セット盤Sがセットされて いる。このセット盤Sでは、遊技盤3の裏面主要部に適した広さの窓口5の下方 に、アウト球用の排出路6とセーフ球用の集合通出路7が画成されており、この 集合通出路7の出口部側に、後述する本実施例のセーフ球検出処理装置Mが装備 されている。また賞球用貯留供給排出手段として、図示のように球タンク8と、 2列路の整流樋9と、1列路の送出樋10が連設され、この送出樋10の下部に 賞球排出装置Pが設置されており、そして該装置Pの下方に上下の各球皿(図示 せず)側に連絡される賞球用の排出路11が画成されている。
【0014】 なお前記賞球排出装置Pについては、図1および図2に略示するように、送出 樋10および排出路11に縦通された球通路12に臨む回転爪車状の球送り体1 3と、この球送り体13の拘束停止と解放をなす切換えレバー14および図示フ ラッパー形式の電磁ソレノイド15と、球通路12内の賞球の有無を検出する第 1センサ16と、球送り体13により排出された賞球を1球ずつカウント検出す る第2センサ17等を基本的に備える。この装置Pでは、セーフ球検出信号に応 答して適宜制御回路Cから発信される球排出指令に基いて、電磁ソレノイド15 が制御作動されて切換えレバー14を解放状態に磁着保持することにより、球送 り体13が解放状態時に球圧を受けながら回転されて賞球を排出する。そして第 2センサ17による設定カウント検出満了条件(カウントアップ)に基いて、電磁 ソレノイド15が停止復帰されることに従い、切換えレバー14が元の拘束状態 に復帰されて球送り体13を拘束停止させることにより、当該回の賞球排出制御 作動が終了されて所定個数の賞球を排出し得る電動検出型式とされている。
【0015】 ちなみに機構セット盤Sにおけるその他の構成として、図1に略示するように 、整流樋9と送出樋10との直交連絡部分に、2列の賞球を1球ずつ交互に受入 れて単列化する球送り整列部18が装備されている。一方排出路11と球抜き路 19との連絡部分に、操作用スイッチ(図示せず)の検出条件に基いて制御作動さ れて、賞球排出装置Pから排出される賞球を球抜き路19へ排出させる切換え球 抜き部20が設置されている。なお送出樋10、各路6,7,11,19、賞球排 出装置Pは、カバー(図示せず)で覆蓋される。
【0016】 前述した機構セット盤Sにおける集合通出路7に実施された本実施例のセーフ 球検出処理装置Mは、1球単位の検出停留排出処理形態のものであって、その基 本的な構成としては、図3および図4に示すように、集合通出路7下流側の整列 路21の所定部位に設置されてセーフ球を1球ずつ検出し得る検出手段25と、 この検出手段25の適宜下方において同手段25で検出されるセーフ球に対する 拘束と解放とによる通出規制をなす第1の球規制部材30と、検出手段25のセ ーフ球検出状態で第1の球規制部材30を切換変位させる電動操作具27と、検 出手段25の検出直前のセーフ球に対する拘束と解放とによる通入規制をなす第 2の球規制部材33等を備えている。
【0017】 このようなセーフ球検出処理装置Mにおいて、前記集合通出路7の整列路21 は、上流部側から延出された適宜勾配の水平路部21aと、前記球抜き路19に 連絡された垂下路部21bとが連絡された略L形状の単列路に成形されて、上流 部側から導出される複数個のセーフ球を連続1列状態で通出し得るようになって おり、そして屈曲連絡部分に検出手段用のセット部22が形成され、同部分の外 壁部に球規制部材用の出入口23が形成されている。なおこの整列路21には、 カバー24が取着されている。
【0018】 一方前記検出手段25は、球通過式の光センサータイプのものが前述の整列路 21のセット部22に水平状態で位置決めセットされて、その検出口部26を水 平路部21aと垂下路部21bに夫々整合しており、そして検出口部26内の発 光部と受光部(共に図示せず)間において、セーフ球の通入前通入時に関係する受 光と非受光の各状態に基いて、「球無、球有」の検出条件が設定されている。この もとで、この各検出条件に係るOFF,ONの信号を電気的な適宜制御回路C(図 3および図4参照)に入力するようになっている。なおこの制御回路Cは、検出 手段25の検出条件に応答して前記賞球排出装置Pに対する球排出指令と、前記 電動操作具27に対する制御指令を適時発信するようになっている。
【0019】 そして前記電動操作具27は、図示例のようなフラッパー形式のソレノイドが 前述の整列路21の垂下路部21bの外側に設置されており、前記検出手段25 の「球有」検出条件時に可動状態とされたもとで、制御回路Cから発信される制御 指令に基いて設定通りに制御されて、その磁着部28に牽引方向の磁着力を発生 し得るようになっている。これに対して前記第1の球規制部材30は、金属材成 形された往復傾動形式のものであって、その下部が電動操作具27の支持枠29 に支持されると共に、ばね32で常には拘束位置側へ付勢されており、その上部 には前記出入口23を利用して検出手段25の検出口部26の下方に対して出没 (開閉)変位し得る規制弁部31が形成されている。そしてこの部材30は、電動 操作具27の制御条件(磁着力)に対応して切換え変位されて、その規制弁部31 を、検出口部26内のセーフ球に対する通常の通出不能な拘束位置と通出可能な 解放位置とに保持するようになっている。
【0020】 これに対して前記第2の球規制部材33は、合成樹脂成形された略半円形をな す回転形式のものであって、電動操作具27の上方において略中心部がピン35 で支持されると共に、重り36により常には解放位置側(図3および図4中時計 方向)へ付勢されており、その上端には前記出入口23を利用して検出手段25 の検出口部26の直上方に対して出没(開閉)変位し得る規制弁部34が形成され ている。そしてこの部材33は、その下端部を前記第1の球規制部材30の一部 と常に当接連繋し得る条件のもとで、同規制部材30の変位に追従して切換え変 位されて、その規制弁部34を、検出口部26に通入前のセーフ球に対する通常 の通入可能な解放位置と通入不能な拘束位置とに保持するようになっている。
【0021】
【実施例の作用】
次に、本実施例に係るパチンコ機におけるセーフ球検出処理装置の作用につき 説明する。本実施例におけるパチンコ機では、遊技盤3でのパチンコゲームにお いて、アウト口、各入賞口に入った夫々の遊技球が、アウト球とセーフ球とに区 分されて最終的には裏側の機構セット盤Sの各路6,7から機外へ排出される。 この状況において、集合通出路7から導出される全てのセーフ球については、前 述した本実施例のセーフ球検出処理装置Mにおいて、1球ずつカウント的なタイ ミングをもって検出停留された後、適時点毎に停留解除されて排出処理される。 そしてこのセーフ球処理毎における検出信号が適宜制御回路Cに入力され、これ に基いて同制御回路Cから当該セーフ球に対する1回ずつの球排出指令が発信さ れて、前記賞球排出装置Pが制御作動されることになる。
【0022】 そこで本実施例のセーフ球検出処理装置Mの制御作動について、複数個のセー フ球が集合通出路7の整列路21を連続1列状態で導出される場合を前提とした 基本的な作動態様を説明する。すなわち通常では図3に示すように、第1の球規 制部材30が拘束位置に、また第2の球規制部材33が解放位置に夫々保持され ている。このもとで整列路21の水平路部21aから導出されたセーフ球(最先 行球)が検出手段25の検出口部26に通入した後、第1の球規制部材30の規 制弁部31で一旦拘束されて通出不能に停留待機される。そしてこの状態におい て検出手段26が該セーフ球に対する球有検出を的確になして、その検出信号を 制御回路Cに入力する。なお最先行のセーフ球停留検出状態において、同球に続 く第2番目のセーフ球は、前記第2の球規制部材33から拘束されないまま検出 前位置、つまり検出口部26に対する通入前直上方位置に待機されることになる (図3参照)。
【0023】 そして第1番目のセーフ球が検出確保されているもとで、セーフ球検出信号に 応答して制御回路Cから前記賞球排出装置Pに対する球排出指令が発信される一 方、適時点で電動操作具27に対する制御指令が発信される。この指令に基いて 電動操作具27が通電制御されて、その磁着部28に発生した磁着力で第1の球 規制部材30を磁着牽引することにより、同部材30が即座に解放位置へ切換え 変位されて、その規制弁部31を出入口23から路外へ一旦退避する。これと同 時に前記第2の球規制部材33が第1の球規制部材30に追従連繋して拘束位置 に切換え変位されて、その規制弁部34を出入口23から路内に突入する。
【0024】 この結果、図4に示すように、検出位置のセーフ球が第1の球規制部材30か ら解放されるやいなや垂下路部21bを落下して球抜き路19から排出処理され る。一方次のセーフ球は、第2の球規制部材33で拘束されて検出手段25の検 出口部26に差し掛った位置で一旦通入不能に停留待機される。
【0025】 そうして前述した検出済みセーフ球の解放通出に伴い検出手段25が球無検出 状態に復帰することに対応して、前記制御回路Cからの制御指令が停止されるこ とに基いて、前記電動操作具27が停止復帰されてその磁着部28の磁着力を消 去する。これにより第1の球規制部材30が磁着力から解放されるやいなやばね 32により即座に元の拘束位置へ復帰されて、その規制弁部31を検出手段25 の検出口部26の下方に臨ませる。これと同時に第2の球規制部材33が第1の 球規制部材30から解放されるやいなや重り36により即座に元の解放位置に復 帰されて、その規制弁部34を路外に退避させた状態に保持される。
【0026】 この結果、図3から理解できるように、検出前位置のセーフ球が第2の球規制 部材33から解放されるやいなや検出手段25の検出口部26に通入して第1の 球規制部材30の規制弁部31で一旦拘束されて通出不能に停留待機される。そ して前述の場合と同様に、この状態で検出手段25がセーフ球を的確に検出して その検出信号を制御回路Cに入力する。なおこのセーフ球に続く第3番目のセー フ球は、第2の球規制部材33で拘束されないまま検出前位置に待機されること になる。
【0027】 このように本実施例のセーフ球検出処理装置Mでは、電動操作具27で操作さ れる第1の球規制部材30と、これに連繋された第2の球規制部材33とが、検 出手段25の検出位置のセーフ球と検出前位置のセーフ球とに対する拘束および 解放を交互になして、各セーフ球の通出入規制を機械的なカウントタイミングを 図って行ない得ることの前提において、検出手段25でセーフ球を1球ずつ的確 に区分検出し、適時点で解放して排出処理するものである。そして第1および第 2の球規制部材30,33による通出入規制の態様についてみると、図3および 図4を対比して理解できるように、検出位置のセーフ球の通出に際しては、先に 第2の規制弁部34が拘束位置に変位して検出前のセーフ球の停留準備をなすも とで、第1の規制弁部31がセーフ球を解放し、一方検出前位置のセーフ球の通 入に際しては、先に第1の規制弁部31が拘束位置に変位して停留準備するもと で、第2の規制弁部34がセーフ球を解放することになる。
【0028】 そして本実施例装置Mでは、前述した基本的な作動態様から理解できるように セーフ球を1球ずつ機械的なカウントタイミングを図って通出入規制しながら検 出処理するものであって、検出手段25からのセーフ球検出信号に応答して制御 回路Cから発信される球排出指令に基いて前記賞球排出装置Pが制御作動されて 、所定個数単位の賞球をカウント検出排出することの前提において、制御回路C から前記電動操作具27に対して発信される制御指令条件、つまり同操作具27 の通電制御時期については、パチンコ機における装置M自体の実施態様に委ねら れて適宜設定されたもとで、セーフ球1球単位のカウント検出処理装置としても 好適に利用される。
【0029】 すなわちこの種の装置M自体の標準的な実施態様例として、前記賞球排出装置 Pの作動終了時点で、電動操作具27を通電制御設定させることが提案される。 これによれば賞球排出装置Pにより排出された賞球のカウント検出満了条件に応 答して球排出指令が終了停止される一方で、制御指令に応答して電動操作具27 が通電制御されることに基いて、前述と全く同様な第1および第2の球規制部材 30,33による通出入規制が行なわれて、検出位置のセーフ球の通出と次のセ ーフ球の通入停留検出との処理がなされる。従って毎回所要時間単位で行なわれ る賞球排出作動の終了時に、当該分のセーフ球を1球ずつ処理する形態とされる 。
【0030】 なお本考案の対象とするセーフ球検出処理装置については、前述した実施例だ けに制限されず、適宜応用変更した技術例も好適に推奨される。例えば検出手段 25を球通過形式の磁気センサータイプのものとすること。第1および第2の球 規制部材30,33を、図5および図6に例示するように、連繋片37およびピ ン38等を利用して連繋すること。第1の球規制部材30の突出個所の適宜下流 側に、第2の球規制部材33を出没変位可能に設定すること、等である。
【0031】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案に係るパチンコ機におけるセーフ球検出処理装置 によれば、セーフ球用集合通出路の所定部位における検出手段と、この手段のセ ーフ球検出信号を前提として適宜通電制御される電動操作具を有し、そしてこの 電動操作具で変位操作される第1の球規制部材と、これに適宜連繋されて変位操 作される第2の球規制部材とが検出手段の検出位置のセーフ球と検出前位置のセ ーフ球に対する通出入規制を機械的なカウントタイミングを図って交互に行ない 得ることにおいて、検出手段によりセーフ球を1球ずつ的確に区分検出して排出 処理することができる。
【0032】 従って本考案装置によれば、集合通出路内に複数個のセーフ球が連続整列状態 で導出される場合をみて、電動操作具に係る制御時間を各セーフ球の瞬時的な流 れに合わせて無理に短縮化せずとも、設定容易とされる相応な制御時間で安定作 動させ得るもとで、1球ずつ検出通出入処理し得る。そして同操作具制御作動に 若干のタイミング時間差が生ずるようなことがあったとしても、これに影響され ず本来のセーフ球通出入規制を適正に遂行して1球ずつ処理し得る。しかも機外 から発生した振動等により検出手段が一瞬だけ検出不能状態となったり検出位置 のセーフ球が変動したとしても、その後には同セーフ球を安定状態に停留待機さ せたもとで検出確保することができる。これによりセーフ球が複数個存在する場 合や振動等が発生した場合に、とかく発生し易いとされていたセーフ球の検出不 良を積極的に回避し得、セーフ球1球ずつの検出信号に基いて、パチンコ機各部 に対する所定作動、主として賞球排出作動を正確に行なわせることができるもの である。
【0033】 特に本考案装置では、セーフ球の通出入規制を行なう第1および第2の球規制 部材の相互について、実施例で例示したような部材同志の当接状態やリンク連結 状等で適宜連繋していることにより、双方の部材の変位切換え用操作手段として 電動操作具が1基にできる。これにより構成部材を少くして装置全体の小型化を 図ることができると共に、何よりも双方の部材のセーフ球に対する拘束と解放と の交互変位のタイミングが極めて簡単かつ正確に設定し得、タイミングの確動化 をもって好適なセーフ球の通出入規制をなして、1球ずつ的確に検出することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例で挙げたパチンコ機の裏側を一
部開蓋状態で略示する背面図である。
【図2】図1中の賞球排出装置部分を拡大した詳細図で
ある。
【図3】実施例に係るセーフ球検出処理装置のセーフ球
通出規制および検出状態を示す正面図である。
【図4】同上装置のセーフ球解放および通入規制状態を
示す正面図である。
【図5】本考案の別実施例に係るセーフ球検出処理装置
をセーフ球通出入規制状態別にして示す正面図である。
【図6】本考案の別実施例に係るセーフ球検出処理装置
をセーフ球通出入規制状態別にして示す正面図である。
【図7】本考案の出願前に提案されたこの種のセーフ球
検出処理装置を略示する正面図である。
【符号の説明】
7 集合通出路 25 検出手段 27 電動操作具 30 第1の球規制部材 33 第2の球規制部材 C 制御回路 M セーフ球検出処理装置 S 機構セット盤

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 パチンコゲームで発生して最終的には機
    構セット盤(S)のセーフ球用集合通出路(7)へ導出されて
    機外へ排出されるべきセーフ球を1球ずつ検出して排出
    処理する装置にあって、 前記集合通出路(7)の所定部位に設置されて検出部位に
    通入位置するセーフ球の有無に基いて1球ずつ検出した
    信号を適宜制御回路(C)へ入力させ得る検出手段(25)
    と、 この検出手段(25)の適宜下方で前記集合通出路(7)に対
    して出没変位可能に設置されて、同検出手段(25)で検出
    されるセーフ球に対する通出前の拘束位置と通出時の解
    放位置とに切換え変位可能とされた第1の球規制部材(3
    0)と、 前記検出手段(25)のセーフ球検出信号を基にして前記適
    宜制御回路(C)から発信される制御指令に基いて通電可
    動されて、前記第1の球規制部材(30)を一旦解放位置に
    切換え制御した後再び元の拘束位置へ復帰させ得る電動
    操作具(27)と、 前記検出手段(25)の適宜上方で前記集合通出路(7)に対
    して出没変位可能に設置されて、同検出手段(25)で検出
    される直前のセーフ球に対する通入可能な解放位置と通
    入不能な拘束位置とに切換え変位可能とされた第2の球
    規制部材(33)とを有し、 前記第1および第2の球規制部材(30,33)を適宜連繋し
    て、第1側の部材(30)の拘束位置に対して第2側の部材
    (33)を解放位置に保持し、第1側の部材(30)の解放位置
    に対して第2側の部材(33)を拘束位置に保持するように
    なし、双方の球規制部材(30,33)が拘束および解放の交
    互変位を利用した機械的なカウントタイミングを図っ
    て、検出位置のセーフ球と検出前位置のセーフ球とに対
    する通出入規制を行なうよう設定したことを特徴とする
    パチンコ機におけるセーフ球検出処理装置。
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