JPH0596146A - 粘稠なエマルジヨンの混合装置 - Google Patents

粘稠なエマルジヨンの混合装置

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JPH0596146A
JPH0596146A JP4080786A JP8078692A JPH0596146A JP H0596146 A JPH0596146 A JP H0596146A JP 4080786 A JP4080786 A JP 4080786A JP 8078692 A JP8078692 A JP 8078692A JP H0596146 A JPH0596146 A JP H0596146A
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JP
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mixing chamber
emulsion
rotor
viscous
mixing
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JP4080786A
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Michael D Major
マイケル・デイー・メジヤー
Marion A Dupre
マリオン・エイ・デユプレ
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Kraft General Foods Inc
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/60Salad dressings; Mayonnaise; Ketchup
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/60Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis
    • B01F27/625Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis the receptacle being divided into compartments, e.g. with porous divisions
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    • B29B7/40Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices rotary with single shaft
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粘稠なエマルジョンの混合装置を提供するこ
と。 【構成】 粘稠なエマルジョンの混合装置、さらに詳し
くはミキサーから受容されるベースエマルジョンと少な
くとも1種の他の成分及び/又は空気を混和及び均質化
して、エマルジョンから製造される製品に所定の稠度と
テクスチャーとを与えるために、溝付きローターと協同
作用するピン付き混合室を含む混合装置を構成する。さ
らに、この混合装置を用いて粘稠エマルジョンから製造
される製品の製造方法と、この混合装置と方法によって
製造されるマヨネーズ、マヨネーズ状エマルジョン又は
サラダドレッシングのような改良された所定稠度とテク
スチャーを有する粘稠な流動性製品とを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は粘稠なエマルジョンの混合装置に
関し、さらに詳しくは、エマルジョンから製造される製
品に所定の稠度とテクスチャーを与えるために、少なく
とも1種の組成物及び/又は空気をベースエマルジョン
と混和及び均質化するための新規な混合室を含む混合室
に関する。さらに、本発明は本発明の混合装置を用いる
ことによって粘稠なエマルジョンから製造される製品の
新規な製造方法を提供すること;及び本発明の混合装置
と方法によって得られる、例えばマヨネーズ、マヨネー
ズータイプエマルジョン又はサラダドレッシングのよう
な、改良された所定の稠度とテクスチャーとを有する粘
稠な流動性製品を目的とする。
【0002】例えば、マヨネーズ、マヨネーズ状製品、
及び種々なタイプのサラダドレッシングのような、乳化
ソースの大規模な商業的製造では、消費者に器官感受性
的に及び審美的に魅力ある製品を提供することのみでな
く、外観上のその稠度とテクスチャーとの特別な均一性
を与え、消費者に製品をより味よく思わせることによっ
てそのセールスアピールを向上させる製品を提供する。
【0003】これによって、本発明によると、種々なエ
マルジョンから製造される最終製品をそのテクスチャー
において幾らか粗質に又はボディにおいて「チーズ質」
にするが、外観においては滑らかに又はクリーミーに見
えるテクスチャーを有する、2種類の粘稠な乳化ソー
ス、例えば種々なタイプのマヨネーズと恐らくサラダド
レッシングを与えうることが好ましい。この物理的な適
用は表面的に見ると幾らか矛盾していると考えられる
が、この種のテクスチャーは、製品の拡散性を明らかに
改良し、製品のテクスチャー外観においてしっかり又は
「どっしり(full−bodied)」させるので、
消費者に対する審美的アピールが向上された製品を表
す。これによって、通常のマヨネーズの場合には、約8
0%の脂肪(一般には必ずしも大豆油とは限らない)
と、全卵、卵黄、水、スパイス及びビネガーとから調合
される粘稠なエマルジョン又は乳化ソースは商業的ミキ
サー、例えば実例のみとしては、ブラン アンド レベ
社(Bran&Luebbe Inc.)(イリノイ
州、ウィーリング)によって製造されるKMFタイプの
ペンタックス(Pentax)ミキサーにおいて混和及
び均質化される、これらのミキサーでは粘稠なエマルジ
ョンの成分の連続的なインーライン混合を実施して、特
定の粘度もしくは稠度及び/又はテクスチャーを有する
流動性の粘稠な製品を最終的に製造する。通常、ミキサ
ーはミキサーの前方に接続され、ミキサーの入口に連通
する予備混合室を有し、これによってエマルジョンがミ
キサー自体の中に搬入される前に、予備混合室では中央
シャフトに取り付けられた回転ブレードがエマルジョン
の種々な成分を混合及び混和する。
【0004】同様な混合装置及び方法が、種々な状況下
で、カロリー及び/又はコレステロール含量に関して消
費者の要望を満たすために、全卵と卵黄を除去し、代わ
りに卵白を用いて、油の割合を減らし、油の代わりに澱
粉ベース及び/又はガムを用いて、コレステロール及び
/又はカロリーの低下に対する要求を満たすが、調合製
品の好ましい稠度もしくは粘度及び/又はテクスチャー
又は器官感受性的特性を維持して、製品を消費者に対し
て魅力的にさせる、例えばサラダドレッシング、ライト
(light)マヨネーズ(コレステロールを含まな
い)及びコレステロールを含まないライトドレッシング
のような、他の種類の乳化ソースに対して用いられる。
【0005】商業的に多量の種々なタイプの粘稠なエマ
ルジョン、例えば、標準タイプ並びに低カロリー及び/
又はコレステロールを含まない、種々なタイプのマヨネ
ーズ、マヨネーズータイプエマルジョン及びサラダドレ
ッシングを本質的に同じ種類のミキサーを用いて、高い
生産速度で製造するという業界の要望を満たすために、
本発明によると、エマルジョンを調合する成分を受容
し、通常の状況下でミキサーに導入する前のエマルジョ
ン成分を混和及び均質化するためのローターブレードを
用いる、現在用いられている標準タイプの予備混合室の
代わりに、ミキサーの出口に又は放出端部に新規で独特
の混合室を用いる、この混合室は粘稠なベースエマルジ
ョンに種々な他の成分を加えて最終製品を調合する時に
混合室を通して搬入される内容物に穏やかな剪断作用又
は切り込むような混合作用を与える構造を含む。これに
よって、混合室は長軸方向にうね、溝を有する又はパド
ルホイール設計の中央ローターの直前にまで突出する、
半径方向内側に伸びる複数のピン要素を有する円筒形ハ
ウジングを有し、このハウジング中に少なくとも1種の
他の成分が好ましくは半径方向から混合室中のベースエ
マルジョンに導入される、混合室ではこのベースエマル
ジョンがミキサーを通過した後に混合室の上流又は入口
端部から軸方向に導入され、固定ピン要素とローターと
の相互作用のために、この成分は粘稠なベースエマルジ
ョン中に均一にかつ穏やかに切り込むように混合され、
混和及び均質化され、混合室を出る製品を製造する、こ
の結果としてこの製品は好ましい器官感受性的特性、消
費者にとって審美的に重要に思われる粘度もしくは稠度
及び/又はテクスチャーが与えられる。
【0006】これによって、混合室のベースエマルジョ
ンに加えられ、そこでうね付きもしくは溝付きローター
と協同作用する新規なピン付き混合室構造によってベー
スエマルジョンに切り込むように混合され、ベースエマ
ルジョンと混和及び均質化される成分(複数の場合も)
は粘稠なサラダドレッシングもしくは低カロリーマヨネ
ーズを製造する場合には澱粉ベース、及び/又は通常の
一般には80%脂肪分マヨネーズを製造するためには空
気流の注入であり、これによって好ましい粗質又は「チ
ーズ質」のどっしりしたテクスチャーが最終製品に与え
られる。製品の種々な調合のために、空気もしくは澱粉
ベースの代わりに、又はこれらに加えて、ベースエマル
ジョンにビネガー又はガムを、本質的にコレステロール
を含まない及び/又はライト(低カロリー)エマルジョ
ン等の調合を予定する場合にエマルジョンから除去され
ていた油、全卵もしくは卵黄の一部の代替え物として加
えることも好ましい。
【0007】種々なタイプの粘稠なエマルジョン及び同
様な流動性製品を混和かつ均質化するためのテクノロジ
ーには非常に多くの種類のミキサーが現在公知であり、
広く用いられているが、これらのいずれもベースエマル
ジョンと添加成分との間に混和と均質化を生じて、この
ような混和及び均質化製品にミキサーからの放出時に所
定の粘度もしくは稠度及び/又はテクスチャーを均一に
与えるような、独特の切り込み混合作用を生ずるために
は適さず、同一装置を用いて、本発明の混合室内のベー
スエマルジョンに加える成分の種類と量を単に変えるだ
けで、比較的広範囲の乳化ソース等の製品、例えばマヨ
ネーズ又はサラダドレッシングに対する消費者の要求を
満たすために適さない。
【0008】ギルナー(Gillner)等の米国特許
第4,590,030号は成分の混合物の均一な塗膜、
又はフィルムもしくはシート層を製造するための方法と
装置を開示している、この装置ではミキサーは、ギルナ
ー等の図7を参照すると、半径方向外方に突出するブレ
ードを備えたローターと、それに加えて散在する、半径
方向内側に突出する複数のピン要素とを含み、それらに
よって混合作用を与える。しかし、ミキサーから受容さ
れるベースエマルジョンの成分とそれに添加される他の
成分との切り込み混合を生じて、これらから調合される
製品に所定の稠度及び/又はテクスチャーを与えるよう
に、混合室内に所定の半径方向及び軸方向の間隔で配置
された半径方向内側に突出する固定ピンと溝付きロータ
ーとの協同作用により与えられる独特の切り込み混合作
用は開示されていない。
【0009】ハームス(Harms)の米国特許第4,
538,917号は、エマルジョンに剪断作用を与える
ように、ローターに形成されたスクリューフライト(f
light)間の間隔に達する複数のピンを有するスク
リュータイプ押出機を開示する。しかし、本発明のピン
付き混合室によって与えられる、粘稠エマルジョンの成
分に対する独特の切り込み混合作用は開示されていな
い。
【0010】マイナー(Miner)の米国特許第4,
334,788号は、複数の回転及び固定ピンが協同作
用して、製品に切り込み混合かつ混和作用を与えるピン
作用混合ポンプを開示する。しかし、本発明と類似した
ピン付き混合室において乳化ソースに独特の混合及び切
り込み混合が与えられるとは開示されていない。
【0011】ウィーラー(Wheeler)の米国特許
第3,458,894号は、ローターがねじ山のフライ
トを含み、それらの間に半径方向に伸びるピン要素と共
に流動性粘稠な製品に剪断混合作用を与えるミキサーを
開示する。
【0012】クリザック(Krizak)の米国特許第
3,482,822号は、半径方向内側に突出する複数
の固定ピン要素がローター上に配置される外方に突出す
るピンの中間に達し、それらの間に搬入される流動性粘
稠な製品又はエマルジョンに切り込み混合及び混和作用
を与える混合装置を開示する。しかし、ミキサーの放出
口に接続し、ミキサーからの処理済みベースエマルジョ
ンを受容する混合室において低い剪断速度でミキサー中
で処理されたベースエマルジョンと1種以上の他の成分
との独特の切り込み混合作用と混和を与えて、例えばマ
ヨネーズ又はサラダドレッシングのような、流動性粘稠
な乳化製品に好ましい稠度及び/又はテクスチャーを生
ずることは開示されていない。
【0013】サンボーン(Sanborn)の米国特許
第3,064,307号は、ローターが搬入されるエマ
ルジョンに混和又は混合作用を与えるのに適した溝を含
む連続供給比例ブレンダーを開示する。しかし、ロータ
ーの溝が混合室のハウジング内に取り付けられた半径方
向内側に突出する固定配置のピンと協同作用して、粘稠
ベースエマルジョンへの他の成分及び/又は空気の穏や
かな切り込み混合を可能にして、それによって製造され
る流動性粘稠エマルジョン又は製品に所定の稠度もしく
は粘度及び/又はテクスチャーを与えることは開示され
ていない。
【0014】従って、混合室内で、例えば空気、澱粉ベ
ース、ガム、ビネガー等のような1種以上の組成物の、
ミキサーから受容される粘稠なベースエマルジョン中へ
の混合及び切り込み混合を促進し、一緒にした成分を、
過度な剪断を与えて成分を分離させることなく、機械的
作用によって均一にかつ穏やかに混和及び均質化し、混
和された粘稠製品に好ましい稠度、粘度及び/又はテク
スチャーを与える、ここに述べるような混合装置を提供
することが、本発明の主要な目的である。
【0015】さらに特別な目的は、他の成分とミキサー
から混合室に放出されたベースエマルジョンとの混合及
び切り込み混合を促進する混合室が、ローターを含む混
合室ハウジングに固定された半径方向内側に伸びる複数
の固定ピンと協同作用する中央の溝付き又はフィン付き
ローターを含み、そこを通過する成分の全てに穏やかな
混和及び均質化作用を与え、それによって調合される粘
稠な乳化製品に予定の又は所定の粘度もしくは稠度及び
/又はテクスチャーを与える、ここに述べるような混合
装置を提供することである。
【0016】本発明の他の目的は、混合室にベースエマ
ルジョンを放出するミキサーに接続する本発明によるピ
ン付き混合室を用いて調合される粘稠な乳化製品に消費
者の要求に応じて稠度とテクスチャーとを与える、例え
ばマヨネーズ、マヨネーズ状エマルジョン及びサラダド
レッシングのような、粘稠な乳化ソースの製造方法を提
供することである。
【0017】本発明のさらに他の目的は、切り込み混合
され、混和される混合ベースエマルジョンと他の成分
(複数の場合も)とから製造される粘稠な乳化製品が広
範囲な種々なタイプの粘稠エマルジョンにわたって所定
の稠度及び/又はテクスチャーを有する、ここに述べる
ような方法を提供することである。
【0018】本発明のさらに他の目的は、所定の粘度も
しくは稠度及び/又はテクスチャーを有し、本発明によ
る混合装置及び方法によって製造される、ここに述べる
種類の、例えばマヨネーズ、マヨネーズ状エマルジョン
及びサラダドレッシングのような、乳化ソース又は粘稠
なエマルジョンを提供することである。
【0019】本発明の上記目的及び利点は、本発明の具
体的な実施態様の下記の詳細な説明を添付図面と共に参
照するならば、さらにより良く理解されると思われる。
【0020】図1は先行技術タイプの予備混合室が連結
した、粘稠エマルジョンに用いられる典型的ミキサーの
縦断面図である;図2は拡大規模で、全体的横断面図と
して、本発明による混合装置を形成するように、ミキサ
ーの出口又は放出口に接続した新規な混合室を含む、図
1のミキサーの一部を説明する;図3は図2の混合室の
ハウジングの側面図である;図4は図3のハウジングの
端面図である;図5は混合室に挿入可能であり、図3の
ハウジングに固定可能なピンを説明する;図6は、側面
図として、本発明の混合室のローターを説明する;図7
はローターの端面図である;図8と図9はそれぞれ、本
発明の混合装置によって混和した種々なエマルジョンの
粘度対剪断力のプロットを説明する。
【0021】図面をさらに詳しく説明すると、特に図1
では、例えばマヨネーズ、マヨネーズタイプ製品及びサ
ラダドレッシング、及び種々な種類の乳化流体のよう
な、安定なエマルジョンに転換されるべき非混和性液体
を連続的に混合し、分散させ、乳化させ、均質化させ
る、又は抽出するために適したミキサー10の断面図で
ある。これによると、ミキサー10は、例を挙げて説明
すると、技術上周知のKMFタイプのペンタックスミキ
サーであり、軸方向に配置された複数のローターディス
ク12とステータープレート14を含み、ローターディ
スクは低粘度製品用のミルド歯(milled tee
th)と高粘度用の丸スタッドとを備えることができ
る;他の種類及び形状の非常に多くのミキサーも容易に
この技術に使用可能である。
【0022】図1に示すように、軸方向に配置された複
数のローターディスク12とステータープレート14を
含むミキサー10はミキサー10の供給端部に取り付け
られた予備混合室16を含み、予備混合室は、通常のマ
ヨネーズの場合には、通常約78〜80%の油(好まし
くは大豆油)、約10%の全卵と卵黄、約6.5%の水
とスパイス、及び4.5%の70グレインのビネガーで
ある典型的な粘稠エマルジョンを連続供給のための端部
プレート16a中の軸方向入口18と連通する。
【0023】粘稠エマルジョン成分の予備混合は通常、
予備混合室10でローターブレード22を取り付けられ
たローター20を介して実施される。ミキサーの適当な
駆動装置(図示せず)が同時にローター20に回転を与
えて、エマルジョンに適当な前進かつ混合速度を与え
る。ミキサー10の放出端部では、半径方向に配向した
放出口24がミキサーからの完全に混和され、均質化さ
れた乳化製品をさらに加工するために受容するのに適す
る。
【0024】前記装置は種々なエマルジョンを混和し、
均質化するための適当な混合作用を与えるという要求は
満たすが、広範囲な粘度と成分を有する種々な種類の粘
稠エマルジョンの混和及び均質化に、混合装置を大規模
に変える必要なく、ミキサーを適合させる可能性は存在
しない。
【0025】この目的を達成しうるために、本発明は図
面の図2に特に詳しく示すように、現在用いられている
予備混合室の代わりに本質的に再混合室である、本発明
の概念による改良混合室32の構造を備えたミキサー3
0を概略的に説明する。これによると、本発明の混合室
32は、図面の図3〜7にさらに詳しく示すように、先
行技術の予備混合室16よりも軸方向に長く、今までは
図1に示すように通常ミキサーの入口端部であったミキ
サー30の出口又は放出端部に取り付け可能である、円
筒形ハウジング33を含む;すなわち、この場合にミキ
サーはそれを通る逆方向の流れで用いられる。ハウジン
グ33は混合室32の内部と連通する1個以上の半径方
向入口コネクター34、34’を備える。
【0026】図2〜4に認められるように、混合室32
のハウジング33には幾つかの列として周辺及び軸方向
に間隔を置いて、複数のピン要素36が取り付けられ、
ローター38に極めて接近するまで半径方向内側に伸び
る。図面の図6と7にさらに詳しく示すように、ロータ
ーは周囲に間隔を置いて配置された軸方向に伸びる複数
の溝又はリッジ40を有し、実際にパドル ホイール状
構造を形成する。このローター38は先行技術予備混合
室16のより短い長さのローター20とローターブレー
ド22構造を代替えし、ベースエマルジョンの成分と混
合室30に供給される他の成分との低い剪断力の比較的
穏やかな連続切り込み混合及び混合作用を3600RP
Mまでのローター速度で可能にする。
【0027】本発明によると、マヨネーズに幾らか粗質
又は「チーズ質」のテクスチャー外観[これはマヨネー
ズ製品に「ボディ」又は量感(substantive
feel and look)を与えるので消費者の
見地から非常に望ましいと考えられる]を与えるため
に、粘稠エマルジョンの基本成分を入口42からミキサ
ー30に供給し、この中で混合室方向に導きながら混和
及び/又は均質化する。粘稠なベースエマルジョンを次
にミキサー30から混合室32に、好ましくはローター
38と半径方向内側に伸びるピン要素36との中間に軸
方向から、放出する。同時に、圧縮空気流を入口34又
は34’から混合室30に導入し、ミキサー30から受
容され、マヨネーズの基本成分から構成されるベースエ
マルジョン中に供給して、ピン要素36とローター38
の溝40との相互作用によって与えられる混和及び切り
込み混合作用中に、圧縮空気をマヨネーズ又は粘稠エマ
ルジョン中に均質に分散して、消費者に非常にアピール
する所定の稠度もしくは粘度及び/又はテクスチャーを
有する製品を製造する。この製品を次に、例えば包装等
のようなさらに加工するために、円筒形ハウジング33
の端部プレート46に形成された放出オリフィス又はコ
ネクター44を介して、混合室32から連続的に放出す
る。
【0028】ベースエマルジョンの成分に他の成分を混
合すること又は、卵黄と油の一部を除いたライトマヨネ
ーズ製造のために、その成分の一部を置換することが望
ましい場合には、油の一部の代わりに澱粉ベースを用
い、これを入口34又は34’から混合室中に供給圧縮
空気の代替え物として又は供給圧縮空気に加えて導入す
る。この場合に、添加澱粉ベースは油含量を約80%か
ら約35%に減ずることができ、エマルジョンにより高
い稠度又は粘度を与えるが、空気もこの製品の消費者が
好ましいと考える、望ましい「チーズ質」又は粗質のテ
クスチャーを与えることができる。コレステロールを含
まないライトマヨネーズを調合する場合には、成分から
除去された油及び全卵と卵黄の部分の代わりにガムと澱
粉ベースを添加し、それぞれ入口34と34’から混合
室32に導入し、混合室12で調合される製品に好まし
い稠度とテクスチャーを与える。これは澱粉ベースによ
ってマヨネーズ又はベースエマルジョン中の油含量を8
0%から35%に減じ、約200ポアズ以上の粘度を有
する製品を製造することを可能にする。
【0029】特に、本発明の混合室32を用いてサラダ
ドレッシングを製造する場合には、例えば4%までのよ
うな添加成分としてビネガーを含めることも可能であ
り、また粘稠な又は本質的に「クリーミー」サラダドレ
ッシング又は低カロリーマヨネーズを製造する場合に
は、第2半径方向入口から混合室32中に澱粉ベースを
同時に導入してピン要素と溝付きローターとの相互作用
によって切り込み混合し、低剪断力で穏やかに混和し、
均質化して、望ましい粘度とテクスチャーを有する均質
乳化製品を製造することも可能である。
【0030】この構造は種々なタイプのエマルジョン、
特に重要にはライト(低カロリー)マヨネーズ、コレス
テロールを含まないライトマヨネーズ及び種々なタイプ
のサラダドレッシングを含めた種々な種類のマヨネーズ
への使用に適しており、澱粉ベースの混和、エマルジョ
ン中に小ポケットを形成する空気の混入を可能にし、こ
のようなエマルジョンは滑らかな外観を与えるが、消費
者にとって審美的にかつ器官感受性的に好ましいと考え
られる粗質もしくは「チーズ質」テクスチャー又は稠度
を有する。
【0031】種々な場合に、例えば通常の80%脂肪マ
ヨネーズを加工する場合には、ミキサー30から混合室
32へ搬入されるベースエマルジョンへの唯一つの添加
は、最終乳化製品のテクスチャーに影響を与えるため
の、半径方向入口34からの空気の添加である。
【0032】図8と9に示すように、本発明による混合
装置で加工される乳化製品は、均質化されるベースエマ
ルジョンの成分とタイプ及び混和される、例えば空気、
ベース澱粉もしくはガムのような添加成分とに依存し
て、10ポアズ未満から1000ポアズを越えるよう
な、広範囲の粘度を有し、基本目的は最終の均質化乳化
製品に所定のテクスチャーと稠度もしくは粘度を与える
ことを可能にすることである。
【0033】本発明の他の利点は、ピン付き混合室32
が適切なながさのローター38を備えて設計され、これ
によってローターの直前にまで半径方向内側に突出する
ピン要素の軸方向及び周辺に間隔を置いた複数の列に関
連して、ミキサー中の成分を長時間回転させ、それによ
り澱粉ベース及び空気とベースエマルジョンとの切り込
み混合、混和及び均質化を非常に効果的に可能にするこ
とにある。従って、混合室中で添加成分(複数の場合
も)と混和及び切り込み混合される粘稠エマルジョンの
種類に関係なく、非常に均質な品質度で稠度及びテクス
チャーを有する製品が得られる。
【0034】本発明の好ましい実施態様と考えられるも
のを示し、説明したが、形式及び細部の種々の変更及び
変化が本発明の要旨から逸脱せずになされうることは当
然理解されるであろう。それ故、本発明はここに示し、
説明した形式及び細部に限定されず、特許請求の範囲に
開示した発明の全てに含まれるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術タイプの予備混合室が連結した、粘稠
エマルジョンに用いられる典型的ミキサーの縦断面図で
ある。
【図2】拡大規模で、全体的横断面図として、本発明に
よる混合装置を形成するように、ミキサーの出口又は放
出口に接続した新規な混合室を含む、図1のミキサーの
一部を説明する。
【図3】図2の混合室のハウジングの側面図である。
【図4】図3のハウジングの端面図である。
【図5】混合室に挿入可能であり、図3のハウジングに
固定可能なピンを説明する。
【図6】側面図として、本発明の混合室のローターを説
明する。
【図7】ローターの端面図である。
【図8】本発明の混合装置によって混和した種々なエマ
ルジョンの粘度対剪断力のプロットを説明する。
【図9】本発明の混合装置によって混和した種々なエマ
ルジョンの粘度対剪断力のプロットを説明する。
【符号の説明】
10. ミキサー 12. ローターディスク 14. ステータープレート 16. 予備混合室 20. ローター 30. ミキサー 32. 混合室 34. 入口コネクター 36. ピン要素 38. ローター 40. 溝 44. コネクター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリオン・エイ・デユプレ アメリカ合衆国コネチカツト州06512,イ ースト・ヘブン,トンプソン・ストリート 140,ユニツト 20−シー

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の稠度とテクスチャーとを有する粘稠
    な製品の製造用の粘稠なベースエマルジョンを混和する
    ためのミキサー;排出される混和ベースエマルジョンを
    連続的に受容するために前記ミキサーの放出端部に接続
    した混合室であって、前記ミキサーから前記混合室へ突
    出する中央の溝付きローターを中心として環状スペース
    を形成するハウジングを有する混合室;前記混合室ハウ
    ジングの環状内壁から前記ローターの周辺直前にまで達
    する複数の内側半径方向に突出する固定ピン要素(前記
    粘稠なベースエマルジョンは前記混合室ハウジングと前
    記ローターとの間の環状スペースに前記ミキサーから前
    記混合室に導入される);及び前記粘稠なベースエマル
    ジョンに少なくとも1種の他の成分を実質的に半径方向
    に配向させて導入するための前記混合室ハウジングの入
    口手段を含み、前記混合室を通って前進するベースエマ
    ルジョンとこれと混合される前記他の成分とを前記ピン
    要素とローターとの間の相互作用に応じて切り込むよう
    に混合し、前記粘稠なエマルジョンと前記他の成分とを
    混和し、均質化して、前記所定の稠度とテクスチャーと
    を有する製品を製造するための混合装置。
  2. 【請求項2】前記溝付きローターの回転との協同作用で
    前記粘稠なエマルジョンと前記他の成分との切り込むよ
    うな混合を生じさせるために、前記ピン要素が前記混合
    室ハウジング内に軸方向に、周辺に間隔をおいて配置さ
    れている請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】前記ピン要素と前記溝付きローターとの間
    の切り込み混合作用を最適にするために、前記ピン要素
    の各々の半径方向内側端部が前記溝付きローターに極め
    て接近して終わる請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】前記溝付きローターが周辺に配置された、
    前記ローターの長さに沿って伸びる軸方向溝を有する請
    求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】前記少なくとも1種の他の成分のための前
    記混合室ハウジングの前記入口手段が前記ピン要素の間
    に配置された少なく1つの入口開口を含む請求項1記載
    の装置。
  6. 【請求項6】前記混合室ハウジング、前記ピン要素及び
    前記ローターがそれぞれステンレス鋼材料から構成され
    る請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】前記ベースエマルジョンがマヨネーズを含
    み、前記他の成分が圧縮空気を含む請求項1記載の装
    置。
  8. 【請求項8】前記ベースエマルジョンがマヨネーズを含
    み、前記他の成分が前記ベースエマルジョン中に切り込
    むように混合される澱粉ベースを含み、前記ピン要素と
    前記ローターとの間の相互作用に応じてベースエマルジ
    ョンと混和及び均質化される請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】前記澱粉ベースの他に、前記混合室の少な
    くとも1つの前記半径方向入口手段を通して前記ベース
    エマルジョン中に圧縮空気が導入される請求項8記載の
    装置。
  10. 【請求項10】前記溝付きローターがその上部に形成さ
    れた長軸方向に伸びるリブ要素を有する円筒形要素を含
    む請求項1記載の装置。
  11. 【請求項11】前記ピン要素が前記混合室内に軸方向に
    間隔を置いた複数の列をなして配置され、ピン要素の前
    記各列が前記混合室ハウジングの内周に等間隔を置いて
    配置される複数の前記ピン要素を含む請求項2記載の装
    置。
  12. 【請求項12】前記ピン要素がねじ山付きコネクターを
    介して前記ハウジングに取り付けられる請求項1記載の
    装置。
  13. 【請求項13】前記ピン要素が横断面においてそれぞれ
    円形である請求項1記載の装置。
  14. 【請求項14】所定の稠度とテクスチャーとを有する粘
    稠な製品の製造方法において、ミキサー内で粘稠なベー
    スエマルジョンを混和する工程;前記ミキサーから混合
    室中に前記混和ベースエマルジョンを連続的に放出する
    工程(前記混合室はその中に突出する中央の溝付きロー
    ターを中心として環状スペースを形成するハウジング
    と、前記混合室内壁から前記ローターの周辺直前にまで
    達する半径方向内側に突出する複数の固定ピン要素とを
    有し、前記ミキサーから前記混合室への前記粘稠なベー
    スエマルジョンの連続供給流は前記ハウジング壁と前記
    ローターとの間の前記環状スペース内に実質的に軸方向
    に流入する);及び前記混合室中のベースエマルジョン
    に少なくとも1種の他の成分を半径方向に配向させて連
    続的に導入する工程を含み、前記混合室を通って前進す
    るベースエマルジョンと、これと混合される他の成分と
    が前記ピン要素とローターとの間の相互作用によって切
    り込むように混合され、前記エマルジョンと他の成分と
    が混和され、均質化されて、前記所定の稠度とテクスチ
    ャーとを有する製品が製造される方法。
  15. 【請求項15】前記溝付きローターの回転に関連して前
    記エマルジョンと前記成分との間の切り込むような混合
    作用を生ずるように、前記ピン要素が前記混合室内に周
    辺に間隔を置いて軸方向に配置される請求項14記載の
    方法。
  16. 【請求項16】前記溝付きローターが周囲に間隔を置い
    て配置された、軸方向に伸びる複数の溝を含み、前記ピ
    ン要素と協同作用して、前記混合室内で前記粘稠なエマ
    ルジョンと他の成分とを一緒に切り込むように混合する
    請求項14記載の方法。
  17. 【請求項17】前記ベースエマルジョンがマヨネーズを
    含み、前記他の成分が前記エマルジョン中に圧し入れら
    れ、前記ピン要素と前記ローターとの間の相互作用に応
    じて前記エマルジョンと混和される圧縮空気を含む請求
    項16記載の方法。
  18. 【請求項18】前記ベースエマルジョンがマヨネーズ状
    物質を含み、前記他の物質が澱粉ベースを含む請求項1
    4記載の方法。
  19. 【請求項19】前記澱粉ベースの他に、前記ベースエマ
    ルジョン中に圧縮空気を導入する請求項18記載の方
    法。
  20. 【請求項20】請求項14記載の方法によって製造され
    る乳化製品。
  21. 【請求項21】前記製品が約1〜1000ポアズの範囲
    内の粘度を有する請求項20記載の製品。
  22. 【請求項22】マヨネーズである請求項20記載の製
    品。
  23. 【請求項23】サラダドレッシングである請求項20記
    載の製品。
JP4080786A 1991-04-02 1992-04-02 粘稠なエマルジヨンの混合装置 Pending JPH0596146A (ja)

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