JPH0596613U - 自動車用フロントデフのブリーザ装置 - Google Patents

自動車用フロントデフのブリーザ装置

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JPH0596613U
JPH0596613U JP4415992U JP4415992U JPH0596613U JP H0596613 U JPH0596613 U JP H0596613U JP 4415992 U JP4415992 U JP 4415992U JP 4415992 U JP4415992 U JP 4415992U JP H0596613 U JPH0596613 U JP H0596613U
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JP
Japan
Prior art keywords
housing
differential
recess
diff
breather hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP4415992U
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English (en)
Inventor
拓史 若尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デフハウジング内の圧力変動を抑制するブリ
ーザ孔を設けた場合に、このブリーザ孔を通し、デフハ
ウジング内の潤滑油がその外部に洩れようとすることを
簡単な構成で防止する。 【構成】 リングギヤ17を収容するデフハウジング1
1の後部を後方に膨出させる。この膨出部20の天井部
32外面にボス部34を一体的に突設させる。このボス
部34に対応する上記天井部32下面に凹所38を形成
する。上記デフハウジング11の内外を連通させるブリ
ーザ孔39を上記凹所38に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車用フロントデフのブリーザ装置に関し、より詳しくは、デ フハウジングにブリーザ孔を形成した場合に、このブリーザ孔を通して、同上デ フハウジング内の潤滑油が外部に洩れようとすることを防止するブリーザ装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
上記自動車用フロントデフのブリーザ装置には、従来、実開昭63‐1646 56号公報で示されるものがある。 これによれば、リングギヤを収容するデフ(ディファレンシャル)ハウジング が設けられ、このデフハウジング内には、このデフハウジングの内面に突設され たリブと、ガスケットとを用いてブリーザ室が形成されている。そして、上記ブ リーザ室の内外を連通させるブリーザ孔が形成され、上記デフハウジングの内外 の空気が上記ブリーザ室とブリーザ孔を通し流動することにより、同上デフハウ ジング内の圧力変動が抑制されるようになっている。 また、上記空気の流動に伴って、同上デフハウジング内の潤滑油が上記ブリー ザ孔を通し外部に洩れようとするとき、これは、上記リブとガスケットにより形 成されたブリーザ室によって防止されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のブリーザ装置では、潤滑油の洩れを防止するためのブリ ーザ室の形成に、リブのみならずガスケットをも用いていることから、部品点数 が多くなり、構成が複雑となっている。
【0004】
【考案の目的】
この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、デフハウジング内 の圧力変動を抑制するブリーザ孔を設けた場合に、このブリーザ孔を通し、デフ ハウジング内の潤滑油がその外部に洩れようとすることを簡単な構成で防止する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、リングギヤを収容 するデフハウジングの後部を後方に膨出させ、この膨出部の天井部外面にボス部 を一体的に突設した場合において、上記ボス部に対応する上記膨出部の天井部下 面に凹所を形成し、上記デフハウジングの内外を連通させるブリーザ孔を上記凹 所に形成した点にある。
【0006】
【作 用】
上記構成による作用は次の如くである。 デフハウジング11の内外を連通させるブリーザ孔39を形成したため、デフ ハウジング11の内外の空気46が上記ブリーザ孔39を通し流動することによ り、上記デフハウジング11内の圧力変動が抑制される。 上記の場合、上記空気46の流動に伴って、同上デフハウジング11内の潤滑 油45が上記ブリーザ孔39を通し外部に洩れようとすることがある。しかし、 これは次の理由で確実に防止される。
【0007】 即ち、特に、図1で示すように、上記ブリーザ孔39は膨出部20の天井部3 2下面に形成された凹所38内に位置していて、この凹所38には、前記リング ギヤ17の回転で掻き上げられた潤滑油45は、入り込みにくい。このため、上 記潤滑油45がブリーザ孔39を通し外部に洩れることが防止される。
【0008】 しかも、上記凹所38は、デフハウジング11支持用のボス部34に対応する 天井部32の下面に形成されていて、上記ボス部34が上記天井部32の外面に 突出した分、上記凹所38を深くできる。このため、この凹所38内には潤滑油 45は、より入り込みにくいことから、この点でも、ブリーザ孔39を通しての 潤滑油45の洩れが、より確実に防止される。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。 図2において、符号1は自動車で、図中矢印Frは、この自動車1の前方を示 している。 上記自動車1は左右前輪2,2を備え、これら前輪2,2はフロントデフ3に より互いに連結されている。また、同上自動車1は左右後輪4,4を備え、これ ら後輪4,4はリヤデフ5により互いに連結されている。 7はエンジン、8はトランスファで、これらは前後に連設され、つまり、この エンジン7は縦置き型となっている。上記トランスファ8の前、後出力軸に、上 記フロントデフ3とリヤデフ5がそれぞれ自在継手軸9,10を介し連結され、 エンジン7の動力は上記トランスファ8、自在継手軸9,10、およびフロント デフ3、リヤデフ5を介し各前輪2と後輪4に伝えられる。そして、これにより 、自動車1が前後4輪駆動により走行可能とされている。
【0010】 図2から図4において、上記フロントデフ3は車体側に支持されるデフハウジ ング11を有している。このデフハウジング11は鋳造製のハウジング本体12 と、板金製のハウジングカバー13とで構成されている。上記ハウジング本体1 2はその前部に開口14を有し、この開口14は上記ハウジングカバー13によ り覆われ、このハウジングカバー13は上記ハウジング本体12にボルト15に よりねじ止めされている。
【0011】 上記デフハウジング11内にはリングギヤ17とデフカバー18とが互いに結 合された状態で収容され、これらリングギヤ17とデフカバー18は、上記ハウ ジング本体12に対し、左右に延びる軸心19回りに回転自在に支承されている (各図中矢印A)。また、上記デフカバー18内には、特に、図2で示すように デフピニオン16とデフサイドギヤ23が支承され、上記各デフサイドギヤ23 に上記各前輪2が連結されている。
【0012】 上記ハウジング本体12の後部は後方に向って膨出しており、この膨出部20 の後壁21から同上膨出部20内に向って円筒状ボス22が一体成形されている 。この円筒状ボス22に対し、ドライブピニオン24のピニオン軸25が前後一 対の軸受26,26により回転自在に支承され、上記ピニオン軸25の前端に形 成されたピニオンギヤ27が前記リングギヤ17に噛合している。
【0013】 上記ピニオン軸25の後端には前記自在継手軸9が連結され、前記トランスフ ァ8からの動力が、上記自在継手軸9、ドライブピニオン24、リングギヤ17 、デフカバー18、デフピニオン16、およびデフサイドギヤ23を介して各前 輪2に伝えられるようになっており、この際、フロントデフ3は差動装置として の働きをする。
【0014】 図1、図3、および図4において、上記ハウジング本体12の右側壁29には 、前ブラケット30がボルト31により着脱自在にねじ止めされている。一方、 同上ハウジング本体12における前記膨出部20の天井部32は後下がり形状と なっており、図1中仮想線で示す上記天井部32と、図3中仮想線で示す同上膨 出部20の右側壁33の各後部外面から、ボス部34が一体的に突設されている 。 そして、このボス部34に後ブラケット36がボルト37により着脱自在にね じ止めされ、上記前ブラケット30と後ブラケット36とによって、上記デフハ ウジング11が前記したように車体側に支持されている。
【0015】 上記構成において、上記デフハウジング11内の圧力変動を防止するブリーザ 装置が設けられている。 即ち、上記ボス部34に対応する上記天井部32の下面に凹所38が形成され 、この凹所38は同上ボス部34に対応する上記右側壁33の内側面にも延びて いる。図1、図3、および図4で示すように、上記凹所38内で、天井部32に 軸心縦向きのブリーザ孔39が形成され、このブリーザ孔39にはニップル40 がねじ付けられている。このニップル40にはチューブ41の一端が連結され、 このチューブ41の他端は雨水が入らないところにまで延設され、ここで大気に 開放されている。 そして、上記ブリーザ孔39とチューブ41を通し、デフハウジング11の内 外の空気46が流動することにより、上記デフハウジング11内の圧力変動が抑 制されている。
【0016】 上記天井部32の下面には上記ブリーザ孔39の回りに環状の突起42が一体 成形されている。また、前記円筒状ボス22の上部前端にはガイド部43が一体 成形され、このガイド部43はリングギヤ17の外周面に沿うよう前上方に向っ て突出している。
【0017】 上記デフハウジング11内の下半分には潤滑油45が注入され、これはリング ギヤ17等の潤滑に供される。また、同上デフハウジング11内の上半分は空気 で満たされている。
【0018】 上記フロントデフ3の作動時、上記リングギヤ17の回転で掻き上げられた潤 滑油45は、特に、図1で示すように上記ガイド部43によりブリーザ孔39か ら離れる方向に案内される。また、天井部32の下面を伝ってブリーザ孔39に 向おうとする潤滑油45は突起42によって油切りされ、デフハウジング11内 の底部側に滴下させられる。
【0019】 更に、特に、図3で示すように凹所38は右側壁33の内面一般面33aから 右側に入り込んでいて、この凹所38内にブリーザ孔39が位置している。この ため、上記リングギヤ17で跳ね飛ばされた潤滑油45が上記凹所38を通し直 接的に上記ブリーザ孔39には入り込みにくくなっている。
【0020】 しかも、上記凹所38はデフハウジング11支持用のボス部34に対応する天 井部32の下面に形成されていて、上記ボス部34が天井部32の外面に突出し た分、上記凹所38が十分深くされている。このため、この凹所38内には潤滑 油45は、より入り込みにくくなっており、このようにして、ブリーザ孔39を 通しての潤滑油45の洩れが、確実に防止されている。
【0021】
【考案の効果】
この考案によれば、デフハウジングの内外を連通させるブリーザ孔を形成した ため、デフハウジングの内外の空気が上記ブリーザ孔を通し流動することにより 、上記デフハウジング内の圧力変動が抑制される。 上記の場合、上記空気の流動に伴って、同上デフハウジング内の潤滑油が上記 ブリーザ孔を通し外部に洩れようとすることがあるが、これは次の理由で確実に 防止される。
【0022】 即ち、上記ブリーザ孔は膨出部の天井部下面に形成された凹所内に位置してい て、この凹所には、リングギヤの回転で掻き上げられた潤滑油は、入り込みにく い。このため、上記潤滑油がブリーザ孔を通し外部に洩れることは防止される。 しかも、上記凹所はデフハウジング支持用のボス部に対応する天井部の下面に形 成されていて、上記ボス部が天井部の外面に突出した分、上記凹所を深くできる 。このため、この凹所内には潤滑油は、より入り込みにくいことから、この点で も、ブリーザ孔を通しての潤滑油の洩れが、より確実に防止される。
【0023】 そして、上記したように、潤滑油の洩れの防止は、デフハウジング支持用のボ ス部に対応して天井部の下面に凹所を形成し、この凹所にブリーザ孔を形成した ことで達成されるため、上記ボス部が有効利用されて、部品点数の増加が抑えら れている。よって、上記ブリーザ孔を通しての潤滑油の洩れが、簡単な構成で防 止できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4の一部拡大断面図である。
【図2】自動車の平面線図である。
【図3】図2の一部拡大部分断面図である。
【図4】図2の4‐4線矢視拡大部分断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 3 フロントデフ 11 デフハウジング 17 リングギヤ 19 軸心 20 膨出部 32 天井部 34 ボス部 38 凹所 39 ブリーザ孔 45 潤滑油 46 空気

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リングギヤを収容すると共に、このリン
    グギヤを左右軸心回りに回転自在に支承するデフハウジ
    ングを設け、このデフハウジングの後部を後方に膨出さ
    せ、上記リングギヤに噛合するドライブピニオンを上記
    膨出部内に収容すると共にこの膨出部に支承させ、この
    膨出部の天井部外面にボス部を一体的に突設し、このボ
    ス部を車体側にねじ止めして上記デフハウジングを上記
    車体側に支持させた自動車用フロントデフにおいて、 上記ボス部に対応する上記膨出部の天井部下面に凹所を
    形成し、上記デフハウジングの内外を連通させるブリー
    ザ孔を上記凹所に形成した自動車用フロントデフのブリ
    ーザ装置。
JP4415992U 1992-06-01 1992-06-01 自動車用フロントデフのブリーザ装置 Pending JPH0596613U (ja)

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JPH0596613U true JPH0596613U (ja) 1993-12-27

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