JPH059669U - ワツクス塗布装置 - Google Patents
ワツクス塗布装置Info
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- JPH059669U JPH059669U JP6688991U JP6688991U JPH059669U JP H059669 U JPH059669 U JP H059669U JP 6688991 U JP6688991 U JP 6688991U JP 6688991 U JP6688991 U JP 6688991U JP H059669 U JPH059669 U JP H059669U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インナパネルの加工工数を低減でき、またロ
ボットハンドを使用して袋状構造部内面へワックスを塗
布する際の作業工数を低減できるワックス塗布装置を提
供する。 【構成】 ワックスを噴射する可撓性チューブノズル7
と、これを任意方向に傾斜可能に嵌合して伸縮摺動自在
に支持する開口部5aを有するノズルガイド5と、可撓
性チューブノズル7を伸縮駆動するエアシリンダ4とを
備え、上記ノズルガイド5には、その開口部5aを支点
にして可撓性チューブノズル7の外周をその円周方向か
ら任意選択した一方向に押動する一組のエアプッシャ1
3a,13b,13c等を付設する。
ボットハンドを使用して袋状構造部内面へワックスを塗
布する際の作業工数を低減できるワックス塗布装置を提
供する。 【構成】 ワックスを噴射する可撓性チューブノズル7
と、これを任意方向に傾斜可能に嵌合して伸縮摺動自在
に支持する開口部5aを有するノズルガイド5と、可撓
性チューブノズル7を伸縮駆動するエアシリンダ4とを
備え、上記ノズルガイド5には、その開口部5aを支点
にして可撓性チューブノズル7の外周をその円周方向か
ら任意選択した一方向に押動する一組のエアプッシャ1
3a,13b,13c等を付設する。
Description
【0001】
本考案は、アウタパネルとインナパネルとの間に形成された袋状構造部の内面 などにワックスを塗布するのに好適なワックス塗布装置に関する。
【0002】
一般に、自動車のフロントフードやトランクリッドなどには、補剛のための袋 状構造部がアウタパネルとインナパネルとの間に形成されている。そしてこの袋 状構造部の内面には防錆処理としてワックスが塗布されている。
【0003】 ここで、前記袋状構造部内面へのワックスの塗布は、近年、ロボットハンドを 使用して自動的に行う傾向にあり、この場合、従来は袋状構造を形成する一方の インナパネル等に複数のノズル挿入孔を設け、このノズル挿入孔から袋状構造内 部にワックス噴射ノズルの先端部を挿入してワックスを噴射するようにしていた 。
【0004】
ところで、前記従来例においては、ワックス噴射ノズルの先端が左右方向に移 動できる範囲は、ノズル挿入孔の孔径の範囲に限られており、袋状構造部の内面 全面にワックスを塗布するには、袋状構造部を覆うインナパネル等の全面に多数 のノズル挿入孔を設ける必要があった。このため従来は、袋状構造部内面へのワ ックス塗布にあたっては、ノズル挿入孔の数だけワックス噴射ノズルを出し入れ しなければならず、それだけ作業工数が嵩むという問題があった。
【0005】 そこで、本考案は、ロボットハンドを使用して袋状構造部内面へワックスを塗 布する際の作業工数を低減できるワックス塗布装置を提供することを目的とする 。
【0006】
この目的のため本考案は、ワックスを噴射する可撓性チューブノズルと、この 可撓性チューブノズルを伸縮摺動自在に支持するノズルガイドと、可撓性チュー ブノズルを伸縮駆動する伸縮用アクチュエータとを備えたワックス塗布装置であ って、上記ノズルガイドは、可撓性チューブノズルを定常位置から任意方向に傾 斜可能に嵌合して支持する開口部を有し、この開口部を支点にして可撓性チュー ブノズルの外周をその円周方向から任意選択した一方向に押動する一組の傾動用 アクチュエータをノズルガイドに付設したことを手段としている。
【0007】
このような手段では、一群の傾動用アクチュエータが非作動のとき、可撓性チ ューブノズルは定常位置にあり、一組の傾動用アクチュエータが作動して可撓性 チューブノズルの外周がその円周方向の任意の一方向に押動されると、可撓性チ ューブノズルはノズルガイドの開口部を支点として定常位置から傾斜する。そし てこの可撓性チューブノズルは、傾動用アクチュエータの作動状態に応じ定常位 置または定常位置から傾斜した状態で伸縮用アクチュエータにより伸縮駆動され る。
【0008】 ここで、アウタパネルとインナパネルとの間に形成される袋状構造部等の内面 にロボットハンドを使用してワックスを自動塗布する場合、可撓性チューブノズ ルを定常位置から傾斜させてその先端部をインナパネルに設けられたノズル挿入 孔に位置合わせし、この状態で可撓性チューブノズルを伸張させる。すると可撓 性チューブノズルの先端部がアウタパネルの内面に斜めに突き当たることで、可 撓性チューブノズルはアウタパネルの内面に沿って屈曲しつつ伸張する。そこで 可撓性チューブノズルが伸張限に達したら、可撓性チューブノズルを収縮させつ つその先端部からワックスを噴射して袋状構造部の内面にワックスを塗布する。 こうして一つのノズル挿入孔を介しての1回目のワックス塗布作業が完了したら 、他の一組の傾動用アクチュエータにより可撓性チューブノズルの傾斜方向を変 更して同様の2回目のワックス塗布作業を行うのであり、例えば袋状構造部が直 線状に延びている場合には、1回目と2回目のワックス塗布作業は可撓性チュー ブノズルの傾斜方向を180度変更して行う。
【0009】 このように一つのノズル挿入孔を介して塗布されるワックスの塗布範囲は、ノ ズル挿入孔の周囲に限られていた従来例と比較して広範囲となる。従って、袋状 構造部の内面全面にワックスを塗布する作業工数が低減する。また、インナパネ ルに設けるノズル挿入孔の数は従来より少なくてよい。
【0010】
以下、本考案の実施例を添付の図面に基づいて具体的に説明する。 図1は一実施例によるワックス塗布装置1を示しており、このワックス塗布装 置1は、筒状のケース2の基端部にマウント部材3を介して伸縮用アクチュエー タとしてのエアシリンダ4を接続し、ケース2の先端部にノズルガイド5を接続 して備えている。
【0011】 ケース2の内部には、エアシリンダ4のピストンロッド4aに固定されたジョ イント部材6と、このジョイント部材6に基端部が接続され、先端部がノズルガ イド5の開口部5aに嵌合して支持された可撓性チューブノズル7と、この可撓 性チューブノズル7に外装された座屈防止用のコイルスプリング8が収容されて いる。
【0012】 エアシリンダ4はピストンロッド4aを伸縮駆動する複動型であり、電磁切換 弁9を介してエアポンプ10に接続されている。また、上記ピストンロッド4a に固定されたジョイント部材6は、可撓性チューブノズル7とワックス供給ホー ス11とを連通させるもので、このワックス供給ホース11との接続部分はケー ス2に設けた長孔状の切欠き窓2aを貫通して外部に臨んでおり、ピストンロッ ド4aの伸縮に伴いケース2に沿って往復移動できるようになっている。そして 上記ワックス供給ホース11の途中にはワックスの供給を制御する電磁開閉弁1 2が設けられている。
【0013】 可撓性チューブノズル7は、先端が半球状をなすノズル本体7aを先端部に備 えたもので、このノズル本体7aの周面には複数のワックス噴射孔7bが設けら れている。そしてこのような可撓性チューブノズル7の先端部を嵌合支持するノ ズルガイド5の開口部5aは、図2にも示すように長手方向の中央部が膨出した 円弧断面となっている。
【0014】 ここで、ノズルガイド5の外周には、一組の傾動用アクチュエータとして4個 (1個は図示省略)のエアプッシャ13a,13b,13c等が円周方向に90 度の等間隔でねじ込み固定されている。これらのエアプッシャ13a,13b, 13c等は、それぞれ電磁切換弁14a,14b,14c等を介してエアポンプ 10に接続されており、圧縮エアの供給により可撓性チューブノズル7の外周を その開口部5a付近でそれぞれ直交方向に押動するようになっている。
【0015】 このように構成された一実施例のワックス塗布装置1は、例えば図3に示すよ うに、自動車のフロントフード15やトランクリッド16等においてそのアウタ パネル17とインナパネル18との間に形成された補剛用の袋状構造部19の内 面にワックスを塗布すべく、ロボットハンド20に装着されて使用される。そこ で、ロボットハンド20を使用したワックスの自動塗布作業について以下に説明 する。
【0016】 まず、ロボットハンド20の制御によりワックス塗布装置1における可撓性チ ューブノズル7の先端のノズル本体7aをインナパネル18に予め設けられたノ ズル挿入孔21に位置合わせする。そして例えば電磁切換弁14aを切換制御し てエアプッシャ13aに圧縮エアを供給し、その後、電磁切換弁9を切換制御し てエアシリンダ4を伸張動作させる。
【0017】 圧縮エアが供給されると、エアプッシャ13aはノズルガイド5の開口部5a 付近において可撓性チューブノズル7の外周を直交方向に押動し、こうして可撓 性チューブノズル7の先端部は、一直線状の定常位置から所定角度θだけ傾斜す る(図2参照)。そしてエアシリンダ4が伸張動作することで、そのピストンロ ッド4aにジョイント部材6を介して接続した可撓性チューブノズル7は、ノズ ルガイド5より先端部分が傾斜した状態で伸張駆動される。そこで可撓性チュー ブノズル7は、その先端部が所定角度θだけ傾斜した状態でノズル挿入孔21か ら袋状構造部19内に進入する。そして可撓性チューブノズル7の先端部のノズ ル本体7aにおける半球状の先端がアウタパネル17の内面に斜めに突き当たる ことで、可撓性チューブノズル7はアウタパネル17の内面に沿って屈曲しつつ 袋状構造部19内を一方向に伸張し、やがて伸張限に達する(図4参照)。
【0018】 可撓性チューブノズル7が伸張限に達したら、前記電磁切換弁9を切換制御し てエアシリンダ4を収縮動作させると共に、電磁開閉弁12を開制御してワック スを可撓性チューブノズル7内に圧送する。すると可撓性チューブノズル7はノ ズル本体7aのワックス噴射孔7bからワックスを噴射しつつ袋状構造部19内 を逆方向に収縮駆動され、こうして袋状構造部19の内面にワックスが塗布され る。そこで、可撓性チューブノズル7が収縮限に達したら、前記電磁開閉弁12 を閉じてワックスの供給を停止すると共に、電磁切換弁14aを切換えてエアプ ッシャ13aへの圧縮エアの供給を停止し、1回目のワックス塗布作業を完了す る。
【0019】 続いて今度は電磁切換弁14cを切換えてエアプッシャ13aと180度の対 向位置に配置されたエアプッシャ13cに圧縮エアを供給し、その後、電磁切換 弁9を切換えてエアシリンダ4を伸張動作させる。こうすることで可撓性チュー ブノズル7は、その先端部を前回と反対向きに所定角度θだけ傾斜した状態で伸 張駆動されるのであり、アウタパネル17の内面に沿って屈曲しつつ袋状構造部 19内を前回と反対方向に伸張し、やがて伸張限に達する。そこで、電磁切換弁 9を切換えてエアシリンダ4を収縮動作させ、電磁開閉弁12を開いてワックス を可撓性チューブノズル7内に圧送し、前回と反対方向の袋状構造部19の内面 にワックスを塗布する。そして可撓性チューブノズル7が収縮限に達したら、前 記電磁開閉弁12を閉じてワックスの供給を停止すると共に、電磁切換弁14c を切換えてエアプッシャ13cへの圧縮エアの供給を停止し、このようにして2 回目のワックス塗布作業を完了する。
【0020】 この実施例では、ワックスを塗布すべき袋状構造部19が一直線状に延びてい るので、一つのノズル挿入孔21を介してのワックス塗布作業は、可撓性チュー ブノズル7の伸張方向を相互に反対向きにして2回行えば充分である。そこで、 ロボットハンド20により可撓性チューブノズル7のノズル本体7aを他のノズ ル挿入孔に位置合わせして同様のワックス塗布作業を順次繰り返し、袋状構造部 19の内面全面にワックスを塗布する。
【0021】 なお、袋状構造部19が平面的に広がっている場合には、4個のエアプッシャ 3a,13b,13c等を順次作動させて一つのノズル挿入孔21から90度づ つ方向を変えて四方にワックスを塗布するのであり、そうすることで一つのノズ ル挿入孔21を中心として広範囲にワックスを塗布することができる。
【0022】 このように本実施例においては、一つのノズル挿入孔21を介して塗布される ワックスの塗布範囲が、ノズル挿入孔の周囲に限られていた従来例と比較して広 範囲となるので、袋状構造部19の内面全面にワックスを塗布する作業工数が低 減する。
【0023】 なお、前記実施例においては、一組の傾動用アクチュエータとして4個(1個 は図示省略)のエアプッシャ13a,13b,13c等を使用したが、その個数 は特に限定されるものではない。また、エアプッシャ13a,13b,13c等 に変えてミニチュアエアシリンダを使用することも可能である。
【0024】
以上説明したとおり本考案によれば、一組の傾動用アクチュエータが非作動の とき、可撓性チューブノズルは定常位置にあり、一組の傾動用アクチュエータが 作動して可撓性チューブノズルの外周がその円周方向の任意の一方向に押動され ると、可撓性チューブノズルはノズルガイドの開口部を支点として定常位置から 傾斜する。そしてこの可撓性チューブノズルは、傾動用アクチュエータの作動状 態に応じ定常位置または定常位置から傾斜した状態で伸縮用アクチュエータによ り伸縮駆動される。
【0025】 ここで、アウタパネルとインナパネルとの間に形成される袋状構造部の内面等 にロボットハンドを使用してワックスを自動塗布する場合、可撓性チューブノズ ルを定常位置から傾斜させてその先端部をインナパネルに設けられたノズル挿入 孔に位置合わせし、この状態で可撓性チューブノズルを伸張させる。すると可撓 性チューブノズルの先端部がアウタパネルの内面に斜めに突き当たることで、可 撓性チューブノズルはアウタパネルの内面に沿って屈曲しつつ伸張する。そこで 可撓性チューブノズルが伸張限に達したら、可撓性チューブノズルを収縮させつ つその先端部からワックスを噴射して袋状構造部の内面にワックスを塗布する。 こうして一つのノズル挿入孔を介しての1回目のワックス塗布作業が完了したら 、一組の傾動用アクチュエータにより可撓性チューブノズルの傾斜方向を変更し て同様の2回目のワックス塗布作業を行うのであり、例えば袋状構造部が直線状 に延びている場合には、1回目と2回目のワックス塗布作業は可撓性チューブノ ズルの傾斜方向を180度変更して行う。
【0026】 このように一つのノズル挿入孔を介して塗布されるワックスの塗布範囲は、ノ ズル挿入孔の周囲に限られていた従来例と比較して広範囲となる。従って、袋状 構造部の内面全面にワックスを塗布する作業工数を低減することができる。
【図1】本考案によるワックス塗布装置の一実施例を一
部断面として示す概略構成図である。
部断面として示す概略構成図である。
【図2】一実施例の要部拡大断面図である。
【図3】一実施例の使用状態説明図である。
【図4】一実施例の作用説明図である。
1 ワックス塗布装置 2 ケース 2a 切欠き窓 3 マウント部材 4 エアシリンダ 4a ピストンロッド 5 ノズルガイド 5a 開口部 6 ジョイント部材 7 可撓性チューブノズル 7a ノズル本体 7b ワックス噴射孔 8 コイルスプリング 9 電磁切換弁 10 エアポンプ 11 ワックス供給ホース 12 電磁開閉弁 13a,13b,13c エアプッシャ 14a,14b,14c 電磁切換弁 15 フロントフード 16 トランクリッド 17 アウタパネル 18 インナパネル 19 袋状構造部 20 ロボットハンド 21 ノズル挿入孔
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ワックスを噴射する可撓性チューブノズ
ルと、この可撓性チューブノズルを伸縮摺動自在に支持
するノズルガイドと、可撓性チューブノズルを伸縮駆動
する伸縮用アクチュエータとを備えたワックス塗布装置
であって、上記ノズルガイドは、可撓性チューブノズル
を定常位置から任意方向に傾斜可能に嵌合して支持する
開口部を有し、この開口部を支点にして可撓性チューブ
ノズルの外周をその円周方向から任意選択した一方向に
押動する一組の傾動用アクチュエータをノズルガイドに
付設したことを特徴とするワックス塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6688991U JP2545677Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | ワックス塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6688991U JP2545677Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | ワックス塗布装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059669U true JPH059669U (ja) | 1993-02-09 |
| JP2545677Y2 JP2545677Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=13328928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6688991U Expired - Lifetime JP2545677Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | ワックス塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2545677Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP6688991U patent/JP2545677Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2545677Y2 (ja) | 1997-08-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |