JPH059724A - 透明導電膜の形成方法 - Google Patents
透明導電膜の形成方法Info
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- JPH059724A JPH059724A JP19589191A JP19589191A JPH059724A JP H059724 A JPH059724 A JP H059724A JP 19589191 A JP19589191 A JP 19589191A JP 19589191 A JP19589191 A JP 19589191A JP H059724 A JPH059724 A JP H059724A
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ターゲット29の裏面の磁石装置31を失印
T方向に往復移動させながら、直流電源41からの直流
電力と、高周波電源43からの高周波電力とを重畳して
スパッタ電極21に供給し、ITOからなるターゲット
29をスパッタし、基板27上にITO薄膜を形成す
る。 【効果】 低抵抗のITO薄膜が得られる。
T方向に往復移動させながら、直流電源41からの直流
電力と、高周波電源43からの高周波電力とを重畳して
スパッタ電極21に供給し、ITOからなるターゲット
29をスパッタし、基板27上にITO薄膜を形成す
る。 【効果】 低抵抗のITO薄膜が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグネトロンスパッタ
法により、ITOに代表される酸化インジウム系透明導
電膜を形成する方法に関する。
法により、ITOに代表される酸化インジウム系透明導
電膜を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ITO(Indium−Tin−Oxi
de)からなる透明導電性薄膜は、液晶表示素子やタッ
チセンサー等の透明電極などに広く用いられており、マ
グネトロンスパッタ法などにより形成することができ
る。
de)からなる透明導電性薄膜は、液晶表示素子やタッ
チセンサー等の透明電極などに広く用いられており、マ
グネトロンスパッタ法などにより形成することができ
る。
【0003】このようなITO薄膜においては、その低
抵抗化が実現できれば、低電圧駆動が可能となり、ま
た、同じ電圧で駆動するのであれば、それだけ薄膜を薄
くすることができ、透明化あるいは成膜コストの低減が
可能となる。
抵抗化が実現できれば、低電圧駆動が可能となり、ま
た、同じ電圧で駆動するのであれば、それだけ薄膜を薄
くすることができ、透明化あるいは成膜コストの低減が
可能となる。
【0004】しかしながら、従来のスパッタ法によるI
TO透明導電膜の形成においては、その成膜条件、成膜
後のアニーリング処理の有無ないしは条件、膜厚等にも
よるが、導電性が未だ必ずしも十分でなく、よりいっそ
うの改善がまたれていた。
TO透明導電膜の形成においては、その成膜条件、成膜
後のアニーリング処理の有無ないしは条件、膜厚等にも
よるが、導電性が未だ必ずしも十分でなく、よりいっそ
うの改善がまたれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は酸化インジウ
ム系透明導電膜の低抵抗化を目的とする。
ム系透明導電膜の低抵抗化を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の透明導電膜の形
成方法は、マグネトロンスパッタ法によりインジウム系
酸化物をスパッタするに際し、ターゲットに直流電力と
高周波電力とを重畳せしめて供給するとともに、ターゲ
ット上に形成される磁界の位置を変化させて、インジウ
ム系酸化物からなるターゲットをスパッタすることを特
徴とする。
成方法は、マグネトロンスパッタ法によりインジウム系
酸化物をスパッタするに際し、ターゲットに直流電力と
高周波電力とを重畳せしめて供給するとともに、ターゲ
ット上に形成される磁界の位置を変化させて、インジウ
ム系酸化物からなるターゲットをスパッタすることを特
徴とする。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す説明図であり、
図2は本実施例におけるターゲット29と磁石装置31
との関係を示す説明斜視図である。
図2は本実施例におけるターゲット29と磁石装置31
との関係を示す説明斜視図である。
【0008】真空槽11には、絶縁体23を介してスパ
ッタ電極21(陰極)が取り付けられており、この上に
ターゲット29が載置されている。また、ターゲット2
9と対向して、基板ホルダ25に成膜される基板27が
取り付けられている。一方、ターゲット29の裏面に
は、ターゲット29の面積よりも小さな磁石装置31が
設けられている。
ッタ電極21(陰極)が取り付けられており、この上に
ターゲット29が載置されている。また、ターゲット2
9と対向して、基板ホルダ25に成膜される基板27が
取り付けられている。一方、ターゲット29の裏面に
は、ターゲット29の面積よりも小さな磁石装置31が
設けられている。
【0009】磁石装置31は、S極をターゲット29に
向けるS磁石35と、N極をターゲット29に向けS磁
石35を離間して囲繞するN磁石33と、ヨーク37と
から構成されている。N極からの磁力線39は、ターゲ
ット29面を通過したのち再びターゲット29面を経て
S極に入り、磁力線39とターゲット29とにより閉ル
ープが形成されている。磁石装置31は、図示していな
い駆動部材により矢印T方向に移動させることができ
る。
向けるS磁石35と、N極をターゲット29に向けS磁
石35を離間して囲繞するN磁石33と、ヨーク37と
から構成されている。N極からの磁力線39は、ターゲ
ット29面を通過したのち再びターゲット29面を経て
S極に入り、磁力線39とターゲット29とにより閉ル
ープが形成されている。磁石装置31は、図示していな
い駆動部材により矢印T方向に移動させることができ
る。
【0010】スパッタ電極21には、RF対策を施した
直流電源41と、マッチングボックス45を介して高周
波電源43が接続されている。
直流電源41と、マッチングボックス45を介して高周
波電源43が接続されている。
【0011】スパッタに際しては、真空槽11内を真空
ポンプ13により高真空に排気したのち、ガスボンベ1
5からアルゴンガスあるいはアルゴンと酸素の混合ガス
を、バリアブルバルブ17を介して真空槽11内に導入
してスパッタ雰囲気を設定する。また、必要に応じて基
板27をヒータ(図示せず)等により加熱する。
ポンプ13により高真空に排気したのち、ガスボンベ1
5からアルゴンガスあるいはアルゴンと酸素の混合ガス
を、バリアブルバルブ17を介して真空槽11内に導入
してスパッタ雰囲気を設定する。また、必要に応じて基
板27をヒータ(図示せず)等により加熱する。
【0012】スパッタ雰囲気を設定したのち、直流電源
41により直流電力を供給するとともに、マッチングボ
ックス45により整合をとりながら、高周波電源43に
より高周波電力を供給する。高周波電源43としては、
10〜100MHz程度の周波数のものを用いることが
できる。高周波電力の重畳の程度は、直流電力に対して
1/6〜3/2倍の高周波電力を供給することが好適で
あり、好ましくは1/3〜6/5倍である。放電が開始
されると、マグネトロン型放電により、電子が前述の閉
ループ内に閉じ込められて運動し、ITOからなるター
ゲット29を叩いてスパッタし、基板27上にITO薄
膜が形成される。このとき、磁石装置31による磁場と
電場が直交する部分が集中的にスパッタされ、その部分
のターゲット29が選択的に浸食される(エロージョン
現象)。本発明では、ターゲット29の裏面の磁石装置
31を矢印T方向に移動させながらスパッタすることに
より、磁場と電場とが直交するターゲット29上の部位
が刻々と変化し、上記のエロージョン現象を防止すると
ともに、形成されるITO薄膜の導電性を高めることが
できる。
41により直流電力を供給するとともに、マッチングボ
ックス45により整合をとりながら、高周波電源43に
より高周波電力を供給する。高周波電源43としては、
10〜100MHz程度の周波数のものを用いることが
できる。高周波電力の重畳の程度は、直流電力に対して
1/6〜3/2倍の高周波電力を供給することが好適で
あり、好ましくは1/3〜6/5倍である。放電が開始
されると、マグネトロン型放電により、電子が前述の閉
ループ内に閉じ込められて運動し、ITOからなるター
ゲット29を叩いてスパッタし、基板27上にITO薄
膜が形成される。このとき、磁石装置31による磁場と
電場が直交する部分が集中的にスパッタされ、その部分
のターゲット29が選択的に浸食される(エロージョン
現象)。本発明では、ターゲット29の裏面の磁石装置
31を矢印T方向に移動させながらスパッタすることに
より、磁場と電場とが直交するターゲット29上の部位
が刻々と変化し、上記のエロージョン現象を防止すると
ともに、形成されるITO薄膜の導電性を高めることが
できる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ITO等の酸化インジ
ウム系導電性薄膜を製造するに際して、スパッタ電極に
直流電力と高周波電力とを重畳して供給するとともに、
磁場と電場の直交するターゲット上の部位を変化させる
ことにより、低抵抗の導電性薄膜を得ることができる。
ウム系導電性薄膜を製造するに際して、スパッタ電極に
直流電力と高周波電力とを重畳して供給するとともに、
磁場と電場の直交するターゲット上の部位を変化させる
ことにより、低抵抗の導電性薄膜を得ることができる。
【0014】実験例 図1に示した装置を用い、ターゲット29としてITO
を、また、基板27としてガラス板をセットした。
を、また、基板27としてガラス板をセットした。
【0015】ついで、真空槽11内を真空ポンプ13に
より1×10-5Torrまで排気した後、ガスボンベ1
5からバリアブルバルブ17を介してアルゴンガスを真
空槽11内に導入してスパッタ圧力を調整し、基板27
を200℃に加熱しながらスパッタし、基板27上にI
TO薄膜(厚さ2000オングストローム)を形成し
た。
より1×10-5Torrまで排気した後、ガスボンベ1
5からバリアブルバルブ17を介してアルゴンガスを真
空槽11内に導入してスパッタ圧力を調整し、基板27
を200℃に加熱しながらスパッタし、基板27上にI
TO薄膜(厚さ2000オングストローム)を形成し
た。
【0016】このとき、磁石装置31を矢印T方向に連
続して往復移動させた。また、直流電源41によりスパ
ッタ電極21に680Wを印加し、一方、高周波電源4
3(13.56MHz)からはロット毎に0〜750W
の範囲で電力を変化させて実験を繰り返した。
続して往復移動させた。また、直流電源41によりスパ
ッタ電極21に680Wを印加し、一方、高周波電源4
3(13.56MHz)からはロット毎に0〜750W
の範囲で電力を変化させて実験を繰り返した。
【0017】得られたITO薄膜の比抵抗と、重畳した
高周波電力との関係を図3に示した。図3で、横軸は普
通目盛、縦軸は対数目盛である。なお、ターゲットとし
ては5インチ×20インチ(厚さ1/4インチ)の角型
ターゲットを用いた。200℃という低温にもかかわら
ず、高周波電力を供給することにより、比抵抗が2.2
5×10-4Ω・cmから1.59×10-4Ω・cmと、
約30%低下していることが判る。
高周波電力との関係を図3に示した。図3で、横軸は普
通目盛、縦軸は対数目盛である。なお、ターゲットとし
ては5インチ×20インチ(厚さ1/4インチ)の角型
ターゲットを用いた。200℃という低温にもかかわら
ず、高周波電力を供給することにより、比抵抗が2.2
5×10-4Ω・cmから1.59×10-4Ω・cmと、
約30%低下していることが判る。
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】ターゲットと磁石装置との関係を示す説明斜視
図である。
図である。
【図3】ITO薄膜の比抵抗と高周波電力との関係を示
すグラフである。
すグラフである。
11 真空槽 13 真空ポンプ 15 ガスボンベ 17 バリアブルバルブ 21 スパッタ電極 23 絶縁体 25 基板ホルダ 27 基板 29 ターゲット 31 磁石装置 33 N磁石 35 S磁石 37 ヨーク 39 磁力線 41 直流電源 43 高周波電源 45 マッチングボックス
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 マグネトロンスパッタ法によりインジウ
ム系酸化物をスパッタするに際し、ターゲットに直流電
力と高周波電力とを重畳せしめて供給するとともに、タ
ーゲット上に形成される磁界の位置を変化させて、イン
ジウム系酸化物からなるターゲットをスパッタすること
を特徴とする透明導電膜の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19589191A JPH059724A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 透明導電膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19589191A JPH059724A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 透明導電膜の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059724A true JPH059724A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16348710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19589191A Pending JPH059724A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 透明導電膜の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059724A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003532997A (ja) * | 2000-05-12 | 2003-11-05 | ウンアクシス ドイチェランド ゲーエムベーハー | インジウム−スズ酸化物(ito)フィルム及びその製造方法 |
| CN103060765A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-04-24 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种基体表面高硬度低磨损的 MoS2复合薄膜的制备方法 |
| CN103993280A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-08-20 | 天津大学 | 一种Nb2O5/Cu/Nb2O5结构透明电极的制备方法 |
| JP2014157815A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-08-28 | Nitto Denko Corp | 透明導電フィルムおよびその製造方法 |
| JP2014157814A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-08-28 | Nitto Denko Corp | 透明導電フィルムおよびその製造方法 |
| JP2014157816A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-08-28 | Nitto Denko Corp | 透明導電フィルムの製造方法 |
| CN110349750A (zh) * | 2019-07-10 | 2019-10-18 | 四川大学 | 一种提高强电场下电介质薄膜器件工作电压的方法 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP19589191A patent/JPH059724A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003532997A (ja) * | 2000-05-12 | 2003-11-05 | ウンアクシス ドイチェランド ゲーエムベーハー | インジウム−スズ酸化物(ito)フィルム及びその製造方法 |
| JP2014157815A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-08-28 | Nitto Denko Corp | 透明導電フィルムおよびその製造方法 |
| JP2014157814A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-08-28 | Nitto Denko Corp | 透明導電フィルムおよびその製造方法 |
| JP2014157816A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-08-28 | Nitto Denko Corp | 透明導電フィルムの製造方法 |
| US9805837B2 (en) | 2013-01-16 | 2017-10-31 | Nitto Denko Corporation | Transparent conductive film and production method therefor |
| CN103060765A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-04-24 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种基体表面高硬度低磨损的 MoS2复合薄膜的制备方法 |
| CN103060765B (zh) * | 2013-01-18 | 2015-04-22 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种基体表面高硬度低磨损的MoS2复合薄膜的制备方法 |
| CN103993280A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-08-20 | 天津大学 | 一种Nb2O5/Cu/Nb2O5结构透明电极的制备方法 |
| CN110349750A (zh) * | 2019-07-10 | 2019-10-18 | 四川大学 | 一种提高强电场下电介质薄膜器件工作电压的方法 |
| CN110349750B (zh) * | 2019-07-10 | 2021-03-19 | 四川大学 | 一种提高强电场下电介质薄膜器件工作电压的方法 |
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