JPH0597766A - サリチル酸の核アラルキルジ置換体又はそのアルキルエステルの製造方法 - Google Patents
サリチル酸の核アラルキルジ置換体又はそのアルキルエステルの製造方法Info
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- JPH0597766A JPH0597766A JP29215091A JP29215091A JPH0597766A JP H0597766 A JPH0597766 A JP H0597766A JP 29215091 A JP29215091 A JP 29215091A JP 29215091 A JP29215091 A JP 29215091A JP H0597766 A JPH0597766 A JP H0597766A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、容易な反応操作及び分離精製操作
で、収率良く、経済的にサリチル酸の核アラルキルジ置
換体及びそのアルキルエステルを製造することができる
方法を提供するものである。 【構成】本発明は、下記のA及びBを、A/B=4/1
00〜27/100(重量比)で接触反応させることを
特徴としている。 A:脂肪族ヒドロキシ化合物と無機酸とから成る混合物
であって、脂肪族ヒドロキシ化合物/無機酸=2/10
〜25/10(重量比)である混合物 B:ビニル芳香族炭化水素とサリチル酸とから成る混合
物であって、ビニル芳香族炭化水素/サリチル酸=1.
6/1.0〜2.2/1.0(モル比)である混合物
で、収率良く、経済的にサリチル酸の核アラルキルジ置
換体及びそのアルキルエステルを製造することができる
方法を提供するものである。 【構成】本発明は、下記のA及びBを、A/B=4/1
00〜27/100(重量比)で接触反応させることを
特徴としている。 A:脂肪族ヒドロキシ化合物と無機酸とから成る混合物
であって、脂肪族ヒドロキシ化合物/無機酸=2/10
〜25/10(重量比)である混合物 B:ビニル芳香族炭化水素とサリチル酸とから成る混合
物であって、ビニル芳香族炭化水素/サリチル酸=1.
6/1.0〜2.2/1.0(モル比)である混合物
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサリチル酸の核アラルキ
ルジ置換体又はそのアルキルエステルの製造方法に関す
る。電子供与性無色染料と電子受容性化合物とを使用す
る感圧記録材料の電子受容性化合物としてサリチル酸の
核アラルキルジ置換体の金属塩が使用されている。本発
明はかかる核アラルキルジ置換体又はそのアルキルエス
テルの製造方法の改良に関するものである。
ルジ置換体又はそのアルキルエステルの製造方法に関す
る。電子供与性無色染料と電子受容性化合物とを使用す
る感圧記録材料の電子受容性化合物としてサリチル酸の
核アラルキルジ置換体の金属塩が使用されている。本発
明はかかる核アラルキルジ置換体又はそのアルキルエス
テルの製造方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サリチル酸の核アラルキルジ置換
体の製造方法として、触媒存在下にサリチル酸又はサリ
チル酸アルキルエステルをスチレン化合物を用いて核ア
ラルキル化する次のような方法が提案されている。 1)アルカンスルホン酸を触媒として用い、サリチル酸
アルキルエステルを核アラルキル化した後に加水分解す
る方法(特公昭61−26772号公報) 2)芳香族スルホン酸存在下にサリチル酸を核アラルキ
ル化する方法(特開昭62−84045号公報) 3)脂肪族カルボン酸存在下に有機スルホン酸又は無機
酸を触媒として用い、サリチル酸を核アラルキル化する
方法(特開平2−91045号公報)
体の製造方法として、触媒存在下にサリチル酸又はサリ
チル酸アルキルエステルをスチレン化合物を用いて核ア
ラルキル化する次のような方法が提案されている。 1)アルカンスルホン酸を触媒として用い、サリチル酸
アルキルエステルを核アラルキル化した後に加水分解す
る方法(特公昭61−26772号公報) 2)芳香族スルホン酸存在下にサリチル酸を核アラルキ
ル化する方法(特開昭62−84045号公報) 3)脂肪族カルボン酸存在下に有機スルホン酸又は無機
酸を触媒として用い、サリチル酸を核アラルキル化する
方法(特開平2−91045号公報)
【0003】ところが、上記1)の従来法は、原料とし
てサリチル酸アルキルエステルを用い、また生成物を高
温減圧下に蒸留する必要があるため、非経済的に過ぎ
る。また上記2)の従来法は、反応系が団塊状となっ
て、反応操作が難しく、モノ置換体やスチレンオリゴマ
ー等の副生量が多くて目的とする核アラルキルジ置換体
の分離精製操作が煩雑であり、収率が悪い。そして上記
3)の従来法は、スチレン化合物の二重体が核置換した
サリチル酸の副生量が多くて目的とする核アラルキルジ
置換体の分離精製操作が煩雑であり、収率が悪い。
てサリチル酸アルキルエステルを用い、また生成物を高
温減圧下に蒸留する必要があるため、非経済的に過ぎ
る。また上記2)の従来法は、反応系が団塊状となっ
て、反応操作が難しく、モノ置換体やスチレンオリゴマ
ー等の副生量が多くて目的とする核アラルキルジ置換体
の分離精製操作が煩雑であり、収率が悪い。そして上記
3)の従来法は、スチレン化合物の二重体が核置換した
サリチル酸の副生量が多くて目的とする核アラルキルジ
置換体の分離精製操作が煩雑であり、収率が悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来法では、非経済的に過ぎるか、或は反
応系が団塊状となって反応操作が難しく、また副生量が
多くて目的とする核アラルキルジ置換体の分離精製操作
が煩雑であり、その収率が悪い点である。
する課題は、従来法では、非経済的に過ぎるか、或は反
応系が団塊状となって反応操作が難しく、また副生量が
多くて目的とする核アラルキルジ置換体の分離精製操作
が煩雑であり、その収率が悪い点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明者らは、
サリチル酸の核アラルキルジ置換体の製造方法について
鋭意研究の結果、所定割合の脂肪族ヒドロキシ化合物と
無機酸とからなる混合物及び所定割合のビニル芳香族炭
化水素とサリチル酸とからなる混合物を用い、これらの
混合物を所定割合で接触反応させることが正しく好適で
あることを見出した。
サリチル酸の核アラルキルジ置換体の製造方法について
鋭意研究の結果、所定割合の脂肪族ヒドロキシ化合物と
無機酸とからなる混合物及び所定割合のビニル芳香族炭
化水素とサリチル酸とからなる混合物を用い、これらの
混合物を所定割合で接触反応させることが正しく好適で
あることを見出した。
【0006】すなわち本発明は、下記のA及びBを、A
/B=4/100〜27/100(重量比)で接触反応
させることを特徴とするサリチル酸の核アラルキルジ置
換体又はそのアルキルエステルの製造方法に係る。 A:脂肪族ヒドロキシ化合物と無機酸とから成る混合物
であって、脂肪族ヒドロキシ化合物/無機酸=2/10
〜25/10(重量比)である混合物 B:ビニル芳香族炭化水素とサリチル酸とから成る混合
物であって、ビニル芳香族炭化水素/サリチル酸=1.
6/1.0〜2.2/1.0(モル比)である混合物
/B=4/100〜27/100(重量比)で接触反応
させることを特徴とするサリチル酸の核アラルキルジ置
換体又はそのアルキルエステルの製造方法に係る。 A:脂肪族ヒドロキシ化合物と無機酸とから成る混合物
であって、脂肪族ヒドロキシ化合物/無機酸=2/10
〜25/10(重量比)である混合物 B:ビニル芳香族炭化水素とサリチル酸とから成る混合
物であって、ビニル芳香族炭化水素/サリチル酸=1.
6/1.0〜2.2/1.0(モル比)である混合物
【0007】本発明において、Aを構成する脂肪族ヒド
ロキシ化合物としては、1)メタノール、エタノール、
イソプロパノール、n−プロパノール、n−ブタノー
ル、イソブタノール等の脂肪族1価アルコール類、2)
エチレングリコール、プロピレングリコール等の脂肪族
2価アルコール類、3)メチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブ等のアルコキシエタノール類が挙げられるが、こ
れらのうちでは特にメタノール、エタノールが好まし
い。
ロキシ化合物としては、1)メタノール、エタノール、
イソプロパノール、n−プロパノール、n−ブタノー
ル、イソブタノール等の脂肪族1価アルコール類、2)
エチレングリコール、プロピレングリコール等の脂肪族
2価アルコール類、3)メチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブ等のアルコキシエタノール類が挙げられるが、こ
れらのうちでは特にメタノール、エタノールが好まし
い。
【0008】またAを構成する無機酸としては燐酸、塩
酸、硫酸、硝酸、過塩素酸、亜燐酸等が挙げられるが、
これらのうちでは特に硫酸、燐酸が好ましい。
酸、硫酸、硝酸、過塩素酸、亜燐酸等が挙げられるが、
これらのうちでは特に硫酸、燐酸が好ましい。
【0009】Aを構成する脂肪族ヒドロキシ化合物と無
機酸との含有割合は、脂肪族ヒドロキシ化合物/無機酸
=2/10〜25/10(重量比)であるが、3/10
〜10/10(重量比)が好ましい。該含有割合が2/
10(重量比)より小さいと、反応系が団塊状となって
反応操作が難しくなり、副生量が多くなる。逆に該含有
割合が25/10(重量比)より大きいと、目的とする
核アラルキルジ置換体の収率が低くなる。
機酸との含有割合は、脂肪族ヒドロキシ化合物/無機酸
=2/10〜25/10(重量比)であるが、3/10
〜10/10(重量比)が好ましい。該含有割合が2/
10(重量比)より小さいと、反応系が団塊状となって
反応操作が難しくなり、副生量が多くなる。逆に該含有
割合が25/10(重量比)より大きいと、目的とする
核アラルキルジ置換体の収率が低くなる。
【0010】Bを構成するビニル芳香族炭化水素として
はスチレン、α−メチルスチレン、2−メチルスチレ
ン、3−メチルスチレン、α−ジメチルスチレン等が挙
げられるが、これらのうちでは特にスチレンが好まし
い。
はスチレン、α−メチルスチレン、2−メチルスチレ
ン、3−メチルスチレン、α−ジメチルスチレン等が挙
げられるが、これらのうちでは特にスチレンが好まし
い。
【0011】Bを構成するビニル芳香族炭化水素とサリ
チル酸との含有割合は、ビニル芳香族炭化水素/サリチ
ル酸=1.6/1.0〜2.2/1.0(モル比)であ
るが、1.8/1.0〜2.0/1.0(モル比)が好
ましい。該含有割合が1.6/1.0(モル比)より小
さいと、目的とする核アラルキルジ置換体の収率が低下
する。逆に該含有割合が2.2/1.0(モル比)より
大きいと、副生量が多くなる。
チル酸との含有割合は、ビニル芳香族炭化水素/サリチ
ル酸=1.6/1.0〜2.2/1.0(モル比)であ
るが、1.8/1.0〜2.0/1.0(モル比)が好
ましい。該含有割合が1.6/1.0(モル比)より小
さいと、目的とする核アラルキルジ置換体の収率が低下
する。逆に該含有割合が2.2/1.0(モル比)より
大きいと、副生量が多くなる。
【0012】本発明では、前記A及びBを、A/B=4
/100〜27/100(重量比)で接触反応させる
が、なかでも特に5/100〜15/100(重量比)
で接触反応させるのが好ましい。
/100〜27/100(重量比)で接触反応させる
が、なかでも特に5/100〜15/100(重量比)
で接触反応させるのが好ましい。
【0013】A及びBを接触反応させる方法としては、
1)A及びBが所定割合となるように連続的に接触反応
させる方法、2)予めAに小量のBを混合しておき、次
いで残りのBの所定量を連続的又は間欠的に加えて接触
反応させる方法等が挙げられるが、本発明はこれらに限
定されるものではない。A及びBの接触反応温度は通常
50〜120℃であるが、60〜90℃が好ましい。本
発明はA及びBを所定割合で接触反応させるものである
が、Aに含まれる脂肪族ヒドロキシ化合物とBに含まれ
るサリチル酸との割合が、脂肪族ヒドロキシ化合物/サ
リチル酸=1/10〜1/20(重量比)となるように
行なうのが好ましい。反応操作が更に容易となるためで
ある。
1)A及びBが所定割合となるように連続的に接触反応
させる方法、2)予めAに小量のBを混合しておき、次
いで残りのBの所定量を連続的又は間欠的に加えて接触
反応させる方法等が挙げられるが、本発明はこれらに限
定されるものではない。A及びBの接触反応温度は通常
50〜120℃であるが、60〜90℃が好ましい。本
発明はA及びBを所定割合で接触反応させるものである
が、Aに含まれる脂肪族ヒドロキシ化合物とBに含まれ
るサリチル酸との割合が、脂肪族ヒドロキシ化合物/サ
リチル酸=1/10〜1/20(重量比)となるように
行なうのが好ましい。反応操作が更に容易となるためで
ある。
【0014】本発明の方法を適用して得られる生成物中
には、サリチル酸の核アラルキルジ置換体の他に、Aに
含まれる脂肪族ヒドロキシ化合物と該核アラルキルジ置
換体とのエステル化反応によるサリチル酸の核アラルキ
ルジ置換体のアルキルエステルが包含される。かかるア
ルキルエステルは反応系から分離することなく、そのま
ま加水分解を行えば、相当するサリチル酸の核アラルキ
ルジ置換体とすることができる。かくして得られるサリ
チル酸の核アラルキルジ置換体は反応系から公知の操作
で分離精製することができる。
には、サリチル酸の核アラルキルジ置換体の他に、Aに
含まれる脂肪族ヒドロキシ化合物と該核アラルキルジ置
換体とのエステル化反応によるサリチル酸の核アラルキ
ルジ置換体のアルキルエステルが包含される。かかるア
ルキルエステルは反応系から分離することなく、そのま
ま加水分解を行えば、相当するサリチル酸の核アラルキ
ルジ置換体とすることができる。かくして得られるサリ
チル酸の核アラルキルジ置換体は反応系から公知の操作
で分離精製することができる。
【0015】サリチル酸の核アラルキルジ置換体を金属
塩例えば亜鉛塩とする場合には、反応系に水酸化ナトリ
ウム水溶液を加え、接触反応に用いた無機酸及び生成し
た核アラルキルジ置換体を中和し、また生成した核アラ
ルキルジ置換体のアルキルエステルをケン化して、サリ
チル酸の核アラルキルジ置換体のナトリウム塩にした
後、塩化亜鉛水溶液を加えて復分解すると、該核アラル
キルジ置換体の亜鉛塩が沈澱析出するので、これを濾
別、水洗し、乾燥して、サリチル酸の核アラルキルジ置
換体の亜鉛塩を得る。必要に応じて該亜鉛塩は適宜精製
することができる。
塩例えば亜鉛塩とする場合には、反応系に水酸化ナトリ
ウム水溶液を加え、接触反応に用いた無機酸及び生成し
た核アラルキルジ置換体を中和し、また生成した核アラ
ルキルジ置換体のアルキルエステルをケン化して、サリ
チル酸の核アラルキルジ置換体のナトリウム塩にした
後、塩化亜鉛水溶液を加えて復分解すると、該核アラル
キルジ置換体の亜鉛塩が沈澱析出するので、これを濾
別、水洗し、乾燥して、サリチル酸の核アラルキルジ置
換体の亜鉛塩を得る。必要に応じて該亜鉛塩は適宜精製
することができる。
【0016】
・試験区分1(サリチル酸の核アラルキルジ置換体の製
造) ・・実施例1 メタノール1.5kgと97%硫酸2.5kgとから成る混
合物(A−1)、及びスチレン33.2kgとサリチル酸
22.6kgとから成る混合物(B−1)をそれぞれ50
℃に保ちながら、ポンプによりA−1/B−1=7/1
00(重量比)となるように連続式リアクター(栗本鉄
工所製、S−1型KRCニーダー)中に注入しつつ、6
5℃×120rpmの条件で連続的に接触反応させた。
パドルパターンの選択によって吐出量は2.9kg/時と
し、吐出された反応物はそのまま熟成釜で吐出が終了す
るまで65℃にて約20時間撹拌して、サリチル酸の核
アラルキルジ置換体及びそのアルキルエステルを含む混
合液を得た。
造) ・・実施例1 メタノール1.5kgと97%硫酸2.5kgとから成る混
合物(A−1)、及びスチレン33.2kgとサリチル酸
22.6kgとから成る混合物(B−1)をそれぞれ50
℃に保ちながら、ポンプによりA−1/B−1=7/1
00(重量比)となるように連続式リアクター(栗本鉄
工所製、S−1型KRCニーダー)中に注入しつつ、6
5℃×120rpmの条件で連続的に接触反応させた。
パドルパターンの選択によって吐出量は2.9kg/時と
し、吐出された反応物はそのまま熟成釜で吐出が終了す
るまで65℃にて約20時間撹拌して、サリチル酸の核
アラルキルジ置換体及びそのアルキルエステルを含む混
合液を得た。
【0017】・・実施例2 エタノール1.5kgと97%硫酸2.3kgとから成る混
合物(A−2)、及びα−メチルスチレン31.9kgと
サリチル酸22.6kgとから成る混合物(B−2)をそ
れぞれ70℃に保ちながら、ポンプによりA−2/B−
2=7/100(重量比)となるように連続式リアクタ
ー(実施例1と同じもの)中に注入しつつ、75℃×1
50rpmの条件で連続的に接触反応させた。パドルパ
ターンの選択によって吐出量は2.5kg/時とし、吐出
された反応物はそのまま熟成釜で吐出が終了するまで7
5℃にて約23時間撹拌して、サリチル酸の核アラルキ
ルジ置換体及びそのアルキルエステルを含む混合液を得
た。
合物(A−2)、及びα−メチルスチレン31.9kgと
サリチル酸22.6kgとから成る混合物(B−2)をそ
れぞれ70℃に保ちながら、ポンプによりA−2/B−
2=7/100(重量比)となるように連続式リアクタ
ー(実施例1と同じもの)中に注入しつつ、75℃×1
50rpmの条件で連続的に接触反応させた。パドルパ
ターンの選択によって吐出量は2.5kg/時とし、吐出
された反応物はそのまま熟成釜で吐出が終了するまで7
5℃にて約23時間撹拌して、サリチル酸の核アラルキ
ルジ置換体及びそのアルキルエステルを含む混合液を得
た。
【0018】・・実施例3〜5及び比較例1,2 実施例1の場合と同様にして、実施例3〜5及び比較例
1,2を行なった。実施例1〜5及び比較例1,2の内
容を表1にまとめて示した。
1,2を行なった。実施例1〜5及び比較例1,2の内
容を表1にまとめて示した。
【0019】・・比較例3 メタノール8.5g、97%硫酸1.7g及びサリチル
酸276gをフラスコに加え、70℃に加熱した。流動
性がなくて撹拌できなかった。70℃に保ち、スチレン
405gを3時間かけて滴下したところ、スチレンの全
量滴下終了時点で撹拌が可能となった。スチレンの全量
滴下終了後、更に1時間反応させて、サリチル酸の核ア
ラルキルジ置換体及びそのアルキルエステルを含む混合
液を得た。
酸276gをフラスコに加え、70℃に加熱した。流動
性がなくて撹拌できなかった。70℃に保ち、スチレン
405gを3時間かけて滴下したところ、スチレンの全
量滴下終了時点で撹拌が可能となった。スチレンの全量
滴下終了後、更に1時間反応させて、サリチル酸の核ア
ラルキルジ置換体及びそのアルキルエステルを含む混合
液を得た。
【0020】・・比較例4 サリチル酸メチル152g及びメタンスルホン酸20g
をフラスコに仕込み、65℃にてスチレン208gを1
4時間かけて滴下した。スチレン滴下終了後、更に1時
間反応させて、サリチル酸の核アラルキルジ置換体及び
そのアルキルエステルを含む混合液を得た。
をフラスコに仕込み、65℃にてスチレン208gを1
4時間かけて滴下した。スチレン滴下終了後、更に1時
間反応させて、サリチル酸の核アラルキルジ置換体及び
そのアルキルエステルを含む混合液を得た。
【0021】・・比較例5 サリチル酸138g、酢酸66g及びメタンスルホン酸
33gをフラスコに加え、110℃に加熱した。次いで
この温度でスチレン208gを4時間かけて滴下した。
スチレン滴下終了後、更に1時間反応させて、サリチル
酸の核アラルキルジ置換体及びそのアルキルエステルを
含む混合液を得た。比較例3〜5の内容を表2にまとめ
て示した。
33gをフラスコに加え、110℃に加熱した。次いで
この温度でスチレン208gを4時間かけて滴下した。
スチレン滴下終了後、更に1時間反応させて、サリチル
酸の核アラルキルジ置換体及びそのアルキルエステルを
含む混合液を得た。比較例3〜5の内容を表2にまとめ
て示した。
【0022】・試験区分2(混合液中における核アラル
キルジ置換体等の測定) 試験区分1で得た混合液に水酸化ナトリウム水溶液を加
えてケン化分解した後、サリチル酸換算0.1モル相当
量を採取し、これにn−ヘキサン20mlを加えて抽出操
作を行ない、n−ヘキサン層を分離した。これを濃縮
し、ビニル芳香族炭化水素オリゴマーの重量を測定し
た。これらがオリゴマーであることはIR吸収スペクト
ル及びGPC分析により確認した。
キルジ置換体等の測定) 試験区分1で得た混合液に水酸化ナトリウム水溶液を加
えてケン化分解した後、サリチル酸換算0.1モル相当
量を採取し、これにn−ヘキサン20mlを加えて抽出操
作を行ない、n−ヘキサン層を分離した。これを濃縮
し、ビニル芳香族炭化水素オリゴマーの重量を測定し
た。これらがオリゴマーであることはIR吸収スペクト
ル及びGPC分析により確認した。
【0023】上記でn−ヘキサン層を分離した残りの水
溶液層を塩酸にて酸性にした後、油状物を分離し、該油
状物を100℃/1mmHgで真空乾燥して、分析用の試料
とした。この試料を分取型GPC(ゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィー:カラムTOSOH製TSK−G
EL、溶媒THF、流量1.2ml/分)で各フラクショ
ンに分離した。各フラクションについて、核磁気共鳴ス
ペクトルにより構造を確認し、GPC面積法によりモ
ノ、ジ及びポリ置換体並びに未反応サリチル酸の量を算
出した。またジ置換体の算出値から用いたサリチル酸を
基準とした理論収量値に対する収率を求めた。結果を表
3に示した。
溶液層を塩酸にて酸性にした後、油状物を分離し、該油
状物を100℃/1mmHgで真空乾燥して、分析用の試料
とした。この試料を分取型GPC(ゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィー:カラムTOSOH製TSK−G
EL、溶媒THF、流量1.2ml/分)で各フラクショ
ンに分離した。各フラクションについて、核磁気共鳴ス
ペクトルにより構造を確認し、GPC面積法によりモ
ノ、ジ及びポリ置換体並びに未反応サリチル酸の量を算
出した。またジ置換体の算出値から用いたサリチル酸を
基準とした理論収量値に対する収率を求めた。結果を表
3に示した。
【0024】ここでモノ置換体はアラルキル基がベンゼ
ン核に1個置換したもの、またジ置換体はアラルキル基
がベンゼン核に2個置換したもの、そしてポリ置換体は
ビニル芳香族炭化水素が2モル以上重合したオリゴマー
状ビニル芳香族炭化水素がベンゼン核に1個以上置換し
たものである。
ン核に1個置換したもの、またジ置換体はアラルキル基
がベンゼン核に2個置換したもの、そしてポリ置換体は
ビニル芳香族炭化水素が2モル以上重合したオリゴマー
状ビニル芳香族炭化水素がベンゼン核に1個以上置換し
たものである。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、容易な反応操作及び分離精製操作で、収率良
く、経済的にサリチル酸の核アラルキルジ置換体及びそ
のアルキルエステルを製造することができるという効果
がある。
明には、容易な反応操作及び分離精製操作で、収率良
く、経済的にサリチル酸の核アラルキルジ置換体及びそ
のアルキルエステルを製造することができるという効果
がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記のA及びBを、A/B=4/100
〜27/100(重量比)で接触反応させることを特徴
とするサリチル酸の核アラルキルジ置換体又はそのアル
キルエステルの製造方法。 A:脂肪族ヒドロキシ化合物と無機酸とから成る混合物
であって、脂肪族ヒドロキシ化合物/無機酸=2/10
〜25/10(重量比)である混合物 B:ビニル芳香族炭化水素とサリチル酸とから成る混合
物であって、ビニル芳香族炭化水素/サリチル酸=1.
6/1.0〜2.2/1.0(モル比)である混合物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29215091A JPH0597766A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | サリチル酸の核アラルキルジ置換体又はそのアルキルエステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29215091A JPH0597766A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | サリチル酸の核アラルキルジ置換体又はそのアルキルエステルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597766A true JPH0597766A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17778191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29215091A Pending JPH0597766A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | サリチル酸の核アラルキルジ置換体又はそのアルキルエステルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0597766A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0687786A (ja) * | 1991-12-18 | 1994-03-29 | Sanyo Chem Ind Ltd | 顕色剤、その分散体および顕色シ−ト |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP29215091A patent/JPH0597766A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0687786A (ja) * | 1991-12-18 | 1994-03-29 | Sanyo Chem Ind Ltd | 顕色剤、その分散体および顕色シ−ト |
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