JPH0598183A - チタニルフタロシアニンの製造方法 - Google Patents
チタニルフタロシアニンの製造方法Info
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- JPH0598183A JPH0598183A JP4084180A JP8418092A JPH0598183A JP H0598183 A JPH0598183 A JP H0598183A JP 4084180 A JP4084180 A JP 4084180A JP 8418092 A JP8418092 A JP 8418092A JP H0598183 A JPH0598183 A JP H0598183A
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- C09B47/06—Preparation from carboxylic acids or derivatives thereof, e.g. anhydrides, amides, mononitriles, phthalimide, o-cyanobenzamide
- C09B47/067—Preparation from carboxylic acids or derivatives thereof, e.g. anhydrides, amides, mononitriles, phthalimide, o-cyanobenzamide from phthalodinitriles naphthalenedinitriles, aromatic dinitriles prepared in situ, hydrogenated phthalodinitrile
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- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/0025—Crystal modifications; Special X-ray patterns
- C09B67/0026—Crystal modifications; Special X-ray patterns of phthalocyanine pigments
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- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 チタニルフタロシアニンタイプXをハロベン
ゼンで処理することを含む、チタニルフタロシアニンの
製造方法。 【効果】 より高度なゼログラフィー特性を有するタイ
プIVチタニルフタロシアニンを提供する。
ゼンで処理することを含む、チタニルフタロシアニンの
製造方法。 【効果】 より高度なゼログラフィー特性を有するタイ
プIVチタニルフタロシアニンを提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に、チタニルフタ
ロシアニン及びその製造方法に向けられ、さらに詳しく
は、本発明は、公知のタイプI及びタイプIV( 例えば
米国特許第4,898,799 号を参照、その開示は全体的に本
明細書中に参照として織り込まれている) を含むチタニ
ルフタロシアニンの多形相または結晶体、及び前記のチ
タニルフタロシアニンの多形相、特にタイプIVを含む
積層光導電性部材を得るための方法に向けられている。
ロシアニン及びその製造方法に向けられ、さらに詳しく
は、本発明は、公知のタイプI及びタイプIV( 例えば
米国特許第4,898,799 号を参照、その開示は全体的に本
明細書中に参照として織り込まれている) を含むチタニ
ルフタロシアニンの多形相または結晶体、及び前記のチ
タニルフタロシアニンの多形相、特にタイプIVを含む
積層光導電性部材を得るための方法に向けられている。
【0002】本発明の1実施態様では、チタニルフタロ
シアニンタイプXのハロベンゼンでの処理を含むチタニ
ルフタロシアニンの製造方法に向けられている。本発明
の別の実施態様では、本発明は、N-メチルピロリドンの
ような溶剤中でのジイミノイソインドレン及びフタロニ
トリルとチタンテトラ(アルコキシド)、特にブトキシ
ドとの反応によって粗製チタニルフタロシアニンを得
て;その後、任意的に、前述の粗製生成物を、例えばジ
メチルホルムアミドのような溶媒で洗浄することによっ
て精製し; 得られたチタニルフタロシアニンタイプIを
トリハロ酢酸、特にトリフルオロ酢酸とアルキレンハラ
イド、特に塩化メチレンとの混合溶剤に溶解し; 例えば
前述の混合物を攪拌しながら水-アルコール混合物に添
加することによって、所望するチタニルフタロシアニン
タイプXを沈澱させ; そこから、例えば濾過によって生
成物を分離し、及び水、次いで例えばモノクロロベンゼ
ンのような有機溶剤で得られた生成物を洗浄し、本明細
書中で説明されるような改良された光導電体電気的性能
を有するチタニルフタロシアニンを得る、チタニルフタ
ロシアニンの製造方法に向けられている。
シアニンタイプXのハロベンゼンでの処理を含むチタニ
ルフタロシアニンの製造方法に向けられている。本発明
の別の実施態様では、本発明は、N-メチルピロリドンの
ような溶剤中でのジイミノイソインドレン及びフタロニ
トリルとチタンテトラ(アルコキシド)、特にブトキシ
ドとの反応によって粗製チタニルフタロシアニンを得
て;その後、任意的に、前述の粗製生成物を、例えばジ
メチルホルムアミドのような溶媒で洗浄することによっ
て精製し; 得られたチタニルフタロシアニンタイプIを
トリハロ酢酸、特にトリフルオロ酢酸とアルキレンハラ
イド、特に塩化メチレンとの混合溶剤に溶解し; 例えば
前述の混合物を攪拌しながら水-アルコール混合物に添
加することによって、所望するチタニルフタロシアニン
タイプXを沈澱させ; そこから、例えば濾過によって生
成物を分離し、及び水、次いで例えばモノクロロベンゼ
ンのような有機溶剤で得られた生成物を洗浄し、本明細
書中で説明されるような改良された光導電体電気的性能
を有するチタニルフタロシアニンを得る、チタニルフタ
ロシアニンの製造方法に向けられている。
【0003】チタニルフタロシアニンタイプIVは、そ
のチタニルタイプXからタイプXを、例えばクロロべン
ゼンまたはフルオロベンゼンのようなハロベンゼンで処
理することによって得られる。公知の多形相IV及びX
型のようなチタニルフタロシアニン類は、電荷輸送層、
特にアリールアミン正孔輸送分子のような正孔輸送層を
含む光応答性画像形成部材に有機光生成顔料として選ば
れうる。前述の光応答性画像形成部材は、光生成層が正
孔輸送層と基体の中間に位置する時には負に帯電されう
るし、また正孔輸送層が光生成層と支持基体の中間に位
置する時には正に帯電されうる。その積層光導電性画像
形成部材は、例えば電子写真画像形成方法、特に、負に
帯電したか又は正に帯電した像が適当に帯電したトナー
組成物で可視となるゼログラフィー像形成及び印刷方法
を含む、多数の様々な公知の画像形成及び印刷方法に選
ばれうる。一般的に、その画像形成部材は約700から
850nmの波長範囲で感度があり、従って、光源として
ダイオードレーザーが選ばれうる。チタニルフタロシア
ニンはまた、濃青色光安定性着色剤として塗料、インク
のようなコーティングにおける使用に選ばれてもよく、
及びIRレーザー光学的記録材料としての使用に適した
近赤外線吸収顔料として選ばれてもよい。
のチタニルタイプXからタイプXを、例えばクロロべン
ゼンまたはフルオロベンゼンのようなハロベンゼンで処
理することによって得られる。公知の多形相IV及びX
型のようなチタニルフタロシアニン類は、電荷輸送層、
特にアリールアミン正孔輸送分子のような正孔輸送層を
含む光応答性画像形成部材に有機光生成顔料として選ば
れうる。前述の光応答性画像形成部材は、光生成層が正
孔輸送層と基体の中間に位置する時には負に帯電されう
るし、また正孔輸送層が光生成層と支持基体の中間に位
置する時には正に帯電されうる。その積層光導電性画像
形成部材は、例えば電子写真画像形成方法、特に、負に
帯電したか又は正に帯電した像が適当に帯電したトナー
組成物で可視となるゼログラフィー像形成及び印刷方法
を含む、多数の様々な公知の画像形成及び印刷方法に選
ばれうる。一般的に、その画像形成部材は約700から
850nmの波長範囲で感度があり、従って、光源として
ダイオードレーザーが選ばれうる。チタニルフタロシア
ニンはまた、濃青色光安定性着色剤として塗料、インク
のようなコーティングにおける使用に選ばれてもよく、
及びIRレーザー光学的記録材料としての使用に適した
近赤外線吸収顔料として選ばれてもよい。
【0004】1つの実施態様において、本発明は、例え
ば、溶剤の存在下でのチタンテトラプロポキシドのよう
なチタンテトラアルコキシドと、フタロニトリル及びジ
イミノイソインドレンとの反応に次いで、得られたタイ
プIチタニルフタロシアニンを、トリフルオロ酢酸及び
塩化メチレンに溶解し;その生成物を例えば濾過によっ
て分離し;例えばメタノールのようなアルコールにその
生成物を再分散し:その後に得られた生成物を濾過し;
その得られたチタニルフタロシアニン生成物を例えば約
90℃の温水に2回再分散させ、濾過し;次いで有機溶
剤中にそのチタニルフタロシアニン顔料を再分散させ、
濾過によって分離し、純粋なチタニルフタロシアニンI
V生成物を例えばオーブンで、例えば約70℃で乾燥す
る、タイプIVチタニルフタロシアニンの製造方法に向
けられている。
ば、溶剤の存在下でのチタンテトラプロポキシドのよう
なチタンテトラアルコキシドと、フタロニトリル及びジ
イミノイソインドレンとの反応に次いで、得られたタイ
プIチタニルフタロシアニンを、トリフルオロ酢酸及び
塩化メチレンに溶解し;その生成物を例えば濾過によっ
て分離し;例えばメタノールのようなアルコールにその
生成物を再分散し:その後に得られた生成物を濾過し;
その得られたチタニルフタロシアニン生成物を例えば約
90℃の温水に2回再分散させ、濾過し;次いで有機溶
剤中にそのチタニルフタロシアニン顔料を再分散させ、
濾過によって分離し、純粋なチタニルフタロシアニンI
V生成物を例えばオーブンで、例えば約70℃で乾燥す
る、タイプIVチタニルフタロシアニンの製造方法に向
けられている。
【0005】
【従来技術】米国特許第4,728,592 号には、例えば、50
0 から900nm の広範な波長範囲にわたって感度を有する
電子写真デバイスにアルファ型TiOPc(タイプII) を使
用することが説明されている。この型は、1時間の還流
で濃縮アンモニア水溶液及びピリジンでのジクロロチタ
ンフタロシアニンの処理によって製造された。
0 から900nm の広範な波長範囲にわたって感度を有する
電子写真デバイスにアルファ型TiOPc(タイプII) を使
用することが説明されている。この型は、1時間の還流
で濃縮アンモニア水溶液及びピリジンでのジクロロチタ
ンフタロシアニンの処理によって製造された。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の特徴は、本明
細書中で例証される多くの利点を有するチタニルフタロ
シアニンの製造方法を提供することである。
細書中で例証される多くの利点を有するチタニルフタロ
シアニンの製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの及び他
の特徴は、チタニルフタロシアニン及びその光応答性画
像形成部材の製造方法を提供することによって、その実
施態様において達成される。さらに詳しくは、本発明の
1つの実施態様ではチタニルフタロシアニン(TiOPc)の
多形相の製造方法が提供され、その方法は、トリハロ、
特にトリフルオロ酢酸と、アルキレンハライド、特に塩
化メチレンの混合物にチタニルフタロシアニンタイプI
を溶解し、例えばタイプXのような所望されるチタニル
フタロシアニンを沈澱させ、例えば濾過で分離し、その
タイプX生成物を洗浄し、その後に水中にそのタイプX
を再分散させ、次いで濾過し、有機溶剤、例えばクロロ
ベンゼンに再分散させて、タイプIVチタニルフタロシ
アニンを得ることを含む。その生成物はX線粉末回折
(XRPD) を含む種々の公知の手段によって同定される。
の特徴は、チタニルフタロシアニン及びその光応答性画
像形成部材の製造方法を提供することによって、その実
施態様において達成される。さらに詳しくは、本発明の
1つの実施態様ではチタニルフタロシアニン(TiOPc)の
多形相の製造方法が提供され、その方法は、トリハロ、
特にトリフルオロ酢酸と、アルキレンハライド、特に塩
化メチレンの混合物にチタニルフタロシアニンタイプI
を溶解し、例えばタイプXのような所望されるチタニル
フタロシアニンを沈澱させ、例えば濾過で分離し、その
タイプX生成物を洗浄し、その後に水中にそのタイプX
を再分散させ、次いで濾過し、有機溶剤、例えばクロロ
ベンゼンに再分散させて、タイプIVチタニルフタロシ
アニンを得ることを含む。その生成物はX線粉末回折
(XRPD) を含む種々の公知の手段によって同定される。
【0008】さらに詳しくは、本発明の1つの実施態様
では、チタニルフタロシアニン(TiOPc)タイプI多形相
の製造方法が提供され、その方法は、オルト−フタロニ
トリルのようなフタロニトリル、1,3-ジイミノイソイン
ドレン(DI3 )のようなジイミノイソインドレンとチ
タンテトラアルコキシドとの溶剤の存在下での反応を含
む。続いて、得られたタイプI顔料をトリフルオロ酢酸
と塩化メチレンの混合物に溶解し、その後、前述の混合
物をメタノールのようなアルコール及び水を含む溶液に
添加し;その後に、前述の混合物から例えば濾過によっ
てチタニルフタロシアニン生成物を分離し;得られたタ
イプI生成物をメタノールのような有機溶剤に、次いで
温水に少なくても2回再分散させ;タイプXフタロシア
ニンを分離し;その得られたタイプXをハロベンゼンに
分散させ、次いでタイプIVチタニルフタロシアニン生
成物を分離することを含む。
では、チタニルフタロシアニン(TiOPc)タイプI多形相
の製造方法が提供され、その方法は、オルト−フタロニ
トリルのようなフタロニトリル、1,3-ジイミノイソイン
ドレン(DI3 )のようなジイミノイソインドレンとチ
タンテトラアルコキシドとの溶剤の存在下での反応を含
む。続いて、得られたタイプI顔料をトリフルオロ酢酸
と塩化メチレンの混合物に溶解し、その後、前述の混合
物をメタノールのようなアルコール及び水を含む溶液に
添加し;その後に、前述の混合物から例えば濾過によっ
てチタニルフタロシアニン生成物を分離し;得られたタ
イプI生成物をメタノールのような有機溶剤に、次いで
温水に少なくても2回再分散させ;タイプXフタロシア
ニンを分離し;その得られたタイプXをハロベンゼンに
分散させ、次いでタイプIVチタニルフタロシアニン生
成物を分離することを含む。
【0009】別の実施態様では、本発明の方法は、1)
1部のチタンテトラブトキシドを約1部から約10部
の、好ましくは約4部の1,3−ジイミノイソインドレ
ンの攪拌した溶液に添加すること;2)適当な大きさの
加熱マントルを使用する、1分間当たり約1度から約1
0度、好ましくは1分間当たり約5度の割合での、約1
30度から約180度の温度で還流が起こるまでの比較
的緩慢な入熱;3)クレイセンヘッド(Claisen Head)
コンデンサーのような適当な装置を使用する、反応体の
温度が190度から約230度(すべての温度は特に記
載のない限り摂氏である)、好ましくは約200度に達
するまでの得られた蒸留物の滴下式除去及び収集(これ
はNMR分光分析法によってブチルアルコールであるこ
とが示されるが);4)約1/2時間から約8時間、好
ましくは約2時間の間、前記の還流温度で続ける攪拌;
5)熱源の除去によってその反応体を約130度から約
180度まで、好ましくは約160度に冷却する;6)
フラスコの内容物を、例えばM−多孔度(10−15μ
m)の焼結ガラスロートを通して、そのロートの温度を例
えば約150度まで上昇させることが可能な溶剤、例え
ば沸騰したN,N-ジメチルホルムアミドをロートの詰まり
を防止するように濾過用ロートの底を完全に覆うに十分
な量で使用してロートを予熱し、濾過し;7)得られた
紫色の固形物を、ロート内または分離した容器内で、そ
の洗浄すべき固形物の約1から約10の比の、好ましく
は約3倍の容量の沸騰DMF でスラリーとすることによっ
て、熱い濾液が淡青色になるまで洗浄し;8)その不純
固形物を冷却し、さらにその固形物を室温、約25度で
洗浄すべき固形物の約3倍容量とほぼ等しいN,N-ジメチ
ルホルムアミドでスラリーとすることによって洗浄し;
9)その不純固形物をメタノール、アセトンのような有
機溶媒、水等で、実施態様では室温、約25度の洗浄す
べき固形物の約3倍容量とほぼ等しい量のメタノールで
スラリーとすることによって、濾液が淡青色になるまで
洗浄し;10)約25度から約200度、好ましくは約
70度の温度で、約2時間から約48時間、好ましくは
約24時間にわたって、真空下または空気中でその紫色
の固形物をオーブン乾燥し、よって、X線粉末回折トレ
ースによってタイプIチタニルフタロシアニンと同定さ
れる光沢のある紫色固形物を単離をすることを包含す
る。
1部のチタンテトラブトキシドを約1部から約10部
の、好ましくは約4部の1,3−ジイミノイソインドレ
ンの攪拌した溶液に添加すること;2)適当な大きさの
加熱マントルを使用する、1分間当たり約1度から約1
0度、好ましくは1分間当たり約5度の割合での、約1
30度から約180度の温度で還流が起こるまでの比較
的緩慢な入熱;3)クレイセンヘッド(Claisen Head)
コンデンサーのような適当な装置を使用する、反応体の
温度が190度から約230度(すべての温度は特に記
載のない限り摂氏である)、好ましくは約200度に達
するまでの得られた蒸留物の滴下式除去及び収集(これ
はNMR分光分析法によってブチルアルコールであるこ
とが示されるが);4)約1/2時間から約8時間、好
ましくは約2時間の間、前記の還流温度で続ける攪拌;
5)熱源の除去によってその反応体を約130度から約
180度まで、好ましくは約160度に冷却する;6)
フラスコの内容物を、例えばM−多孔度(10−15μ
m)の焼結ガラスロートを通して、そのロートの温度を例
えば約150度まで上昇させることが可能な溶剤、例え
ば沸騰したN,N-ジメチルホルムアミドをロートの詰まり
を防止するように濾過用ロートの底を完全に覆うに十分
な量で使用してロートを予熱し、濾過し;7)得られた
紫色の固形物を、ロート内または分離した容器内で、そ
の洗浄すべき固形物の約1から約10の比の、好ましく
は約3倍の容量の沸騰DMF でスラリーとすることによっ
て、熱い濾液が淡青色になるまで洗浄し;8)その不純
固形物を冷却し、さらにその固形物を室温、約25度で
洗浄すべき固形物の約3倍容量とほぼ等しいN,N-ジメチ
ルホルムアミドでスラリーとすることによって洗浄し;
9)その不純固形物をメタノール、アセトンのような有
機溶媒、水等で、実施態様では室温、約25度の洗浄す
べき固形物の約3倍容量とほぼ等しい量のメタノールで
スラリーとすることによって、濾液が淡青色になるまで
洗浄し;10)約25度から約200度、好ましくは約
70度の温度で、約2時間から約48時間、好ましくは
約24時間にわたって、真空下または空気中でその紫色
の固形物をオーブン乾燥し、よって、X線粉末回折トレ
ースによってタイプIチタニルフタロシアニンと同定さ
れる光沢のある紫色固形物を単離をすることを包含す
る。
【0010】得られたタイプIチタニルフタロシアニン
はその後、それを、トリフルオロ酢酸のようなトリハロ
酢酸と、塩化メチレンのようなアルキレンハライドに溶
解し、その後に得られた生成物を任意的に例えばメタノ
ール及び水の溶剤混合物に再沈澱させることによって、
タイプXチタニルフタロシアニンに転化されることが可
能である。
はその後、それを、トリフルオロ酢酸のようなトリハロ
酢酸と、塩化メチレンのようなアルキレンハライドに溶
解し、その後に得られた生成物を任意的に例えばメタノ
ール及び水の溶剤混合物に再沈澱させることによって、
タイプXチタニルフタロシアニンに転化されることが可
能である。
【0011】本発明の方法の1つの具体的実施態様にお
いては、その得られたタイプIチタニルフタロシアニン
をタイプXに転化することができ、それは、1)1重量
部のタイプI顔料を、1容量部のハロ酢酸、この実施態
様ではトリフルオロ酢酸と、好ましくは塩化メチレン、
クロロホルム、四塩化炭素、メタノール、エタノール、
イソプロパノール、ブタノール等のアルコール、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の
ケトン、テトラヒドロケトン、N,N-ジメチルホルムアミ
ドを含む約1〜約100容量部、好ましくは約1〜10
容量部、この実施態様では4容量部の塩化メチレンを含
む補助溶剤からなる約1〜約100容量部の比の、この
実施態様では10容量部の溶剤に、前記の顔料を、約3
0秒から約24時間の有効な時間内で、この実施態様で
は約5分間、室温、約25度で空気中またはアルゴンあ
るいは窒素のような不活性雰囲気下で前記溶剤混合物中
で攪拌することによって溶解し;2)そのタイプI顔料
が溶解した溶液を1分あたり約10mlから約200ml の速度
で、この実施態様では約1分あたり約20 ml の速度で、
メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノー
ル等のアルコール、アセトン、メチルエチルケトン、イ
ソブチルケトン等のようなケトン類、水、N,N-ジメチル
ホルムアミド、テトラヒドロフランまたはそれらの混合
物を含有する非溶剤にゆっくりと注ぎ、この実施態様で
は1容量部のメタノール及び1容量部の水を含む混合物
に注ぎ、これらの溶媒混合物は室温で保持され、この実
施態様では約2度で、同時に前記の溶剤混合物を含むフ
ラスコの底に拡張する渦を生ずるのに十分な速度で攪拌
されていて、前記の溶解したタイプIチタニルフタロシ
アニン顔料を再沈澱させ;3)暗青色の懸濁液を磁器ロ
ートに装着したガラス繊維フィルターを通して濾過し;
4)単離された固形物をメタノールまたはアセトン等の
有機溶剤に約1分から約24時間の時間で、この実施態
様では約1時間で、溶解された固形タイプI顔料の1重
量%に対して約10容量部から約100容量部、この実
施態様では約50容量部の例えばメタノール中に攪拌す
ることによって再分散し、続いて本明細書中で説明され
るような濾過によって洗浄し;5)さらに、約75度か
ら約100度の温度に、この実施態様では約95度に加
熱された、使用される固形タイプI顔料の元の重量に関
して約10容量部から約100容量部の、この実施態様
では約50容量部の脱イオン水に再分散することによっ
て洗浄し、続いてここで説明されるような濾過し;6)
工程5)をその通りに繰り返し;7)得られた青色顔料
を、空気中または真空下で約25度から約200度の温
度で、この実施態様では空気中約70度で、約5分から
約48時間の間、この実施態様では約1時間、乾燥する
ことによって、約75%から約99%の望ましい収率
で、この実施態様では約97%の収率で、そのXRPD
スペクトルに基づいてタイプXチタニルフタロシアニン
であることが同定される暗青色の粉末が得られることに
よってなされる。前述のタイプXチタニルフタシアニン
は積層光生成性デバイスへの使用に選ばれることがで
き、また、タイプIVチタニルフタロシアニンへの転化
の中間体として利用される。
いては、その得られたタイプIチタニルフタロシアニン
をタイプXに転化することができ、それは、1)1重量
部のタイプI顔料を、1容量部のハロ酢酸、この実施態
様ではトリフルオロ酢酸と、好ましくは塩化メチレン、
クロロホルム、四塩化炭素、メタノール、エタノール、
イソプロパノール、ブタノール等のアルコール、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の
ケトン、テトラヒドロケトン、N,N-ジメチルホルムアミ
ドを含む約1〜約100容量部、好ましくは約1〜10
容量部、この実施態様では4容量部の塩化メチレンを含
む補助溶剤からなる約1〜約100容量部の比の、この
実施態様では10容量部の溶剤に、前記の顔料を、約3
0秒から約24時間の有効な時間内で、この実施態様で
は約5分間、室温、約25度で空気中またはアルゴンあ
るいは窒素のような不活性雰囲気下で前記溶剤混合物中
で攪拌することによって溶解し;2)そのタイプI顔料
が溶解した溶液を1分あたり約10mlから約200ml の速度
で、この実施態様では約1分あたり約20 ml の速度で、
メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノー
ル等のアルコール、アセトン、メチルエチルケトン、イ
ソブチルケトン等のようなケトン類、水、N,N-ジメチル
ホルムアミド、テトラヒドロフランまたはそれらの混合
物を含有する非溶剤にゆっくりと注ぎ、この実施態様で
は1容量部のメタノール及び1容量部の水を含む混合物
に注ぎ、これらの溶媒混合物は室温で保持され、この実
施態様では約2度で、同時に前記の溶剤混合物を含むフ
ラスコの底に拡張する渦を生ずるのに十分な速度で攪拌
されていて、前記の溶解したタイプIチタニルフタロシ
アニン顔料を再沈澱させ;3)暗青色の懸濁液を磁器ロ
ートに装着したガラス繊維フィルターを通して濾過し;
4)単離された固形物をメタノールまたはアセトン等の
有機溶剤に約1分から約24時間の時間で、この実施態
様では約1時間で、溶解された固形タイプI顔料の1重
量%に対して約10容量部から約100容量部、この実
施態様では約50容量部の例えばメタノール中に攪拌す
ることによって再分散し、続いて本明細書中で説明され
るような濾過によって洗浄し;5)さらに、約75度か
ら約100度の温度に、この実施態様では約95度に加
熱された、使用される固形タイプI顔料の元の重量に関
して約10容量部から約100容量部の、この実施態様
では約50容量部の脱イオン水に再分散することによっ
て洗浄し、続いてここで説明されるような濾過し;6)
工程5)をその通りに繰り返し;7)得られた青色顔料
を、空気中または真空下で約25度から約200度の温
度で、この実施態様では空気中約70度で、約5分から
約48時間の間、この実施態様では約1時間、乾燥する
ことによって、約75%から約99%の望ましい収率
で、この実施態様では約97%の収率で、そのXRPD
スペクトルに基づいてタイプXチタニルフタロシアニン
であることが同定される暗青色の粉末が得られることに
よってなされる。前述のタイプXチタニルフタシアニン
は積層光生成性デバイスへの使用に選ばれることがで
き、また、タイプIVチタニルフタロシアニンへの転化
の中間体として利用される。
【0012】続いて、このように得られたタイプXチタ
ニルフタシアニンは、ハロベンゼン、好ましくはクロロ
ベンゼンで処理されて、アルミニウム支持基体及び本明
細書中で説明されるようなアリールアミンの最上層を有
する積層光導電性画像形成部材に光生成層として選ばれ
た時に、例えば、E1/2 が0.9ergs/cm2、暗減衰が5−
15ボルト/秒、5ergs/cm2及び10ergs/cm2での放電
がそれぞれ87%及び90%という、優れたゼログラフ
ィー特性を有するタイプIVチタニルフタロシアニンを
提供する。
ニルフタシアニンは、ハロベンゼン、好ましくはクロロ
ベンゼンで処理されて、アルミニウム支持基体及び本明
細書中で説明されるようなアリールアミンの最上層を有
する積層光導電性画像形成部材に光生成層として選ばれ
た時に、例えば、E1/2 が0.9ergs/cm2、暗減衰が5−
15ボルト/秒、5ergs/cm2及び10ergs/cm2での放電
がそれぞれ87%及び90%という、優れたゼログラフ
ィー特性を有するタイプIVチタニルフタロシアニンを
提供する。
【0013】1つの実施態様では、タイプX(チタニル
フタロシアニン)顔料は次のように再分散される:1)
前述の実施態様における工程6)で得られた1重量部の
固形タイプXを含む湿ったフィルターケークを、約10
容量部から約200容量部の、この実施態様では約50
容量部の有機溶剤、例えば、クロロベンゼン、塩化メチ
レン、テトラヒドロフラン、ブロモベンゼン、ジクロロ
ベンゼン、トリクロロベンゼン、トリクロロエタン等、
好ましい実施態様ではクロロベンゼンに、約100rpm
から約500rpm 、実施態様では250rpm の速度で急
速に、約0℃から約100℃の温度で、実施態様では室
温、約25℃で、約5分から約6時間の有効な時間、こ
の実施態様では約1時間攪拌することによって、分散さ
せ、2)例えばガラス繊維フィルターを備えた磁製ロー
トを通して真空濾過することによって、溶剤から固形顔
料を分離し;及び3)得られた顔料を、空気中または真
空下で約50度から約200度の温度で、この実施態様
では空気中約70度で乾燥する。このようにして得られ
たタイプIVチタニルフタロシアニンは、そのXRPD
トレースに基づいて同定され、実施例2のような積層画
像形成部材にその得られたタイプIVが光生成材として
選ばれた時、E1/2 が0.9ergs/cm2、暗減衰が10−1
5ボルト/秒、5ergs/cm2及び10ergs/cm2での放電が
それぞれ86%及び89%という、優れたゼログラフィ
ー特性を有することが見出された。
フタロシアニン)顔料は次のように再分散される:1)
前述の実施態様における工程6)で得られた1重量部の
固形タイプXを含む湿ったフィルターケークを、約10
容量部から約200容量部の、この実施態様では約50
容量部の有機溶剤、例えば、クロロベンゼン、塩化メチ
レン、テトラヒドロフラン、ブロモベンゼン、ジクロロ
ベンゼン、トリクロロベンゼン、トリクロロエタン等、
好ましい実施態様ではクロロベンゼンに、約100rpm
から約500rpm 、実施態様では250rpm の速度で急
速に、約0℃から約100℃の温度で、実施態様では室
温、約25℃で、約5分から約6時間の有効な時間、こ
の実施態様では約1時間攪拌することによって、分散さ
せ、2)例えばガラス繊維フィルターを備えた磁製ロー
トを通して真空濾過することによって、溶剤から固形顔
料を分離し;及び3)得られた顔料を、空気中または真
空下で約50度から約200度の温度で、この実施態様
では空気中約70度で乾燥する。このようにして得られ
たタイプIVチタニルフタロシアニンは、そのXRPD
トレースに基づいて同定され、実施例2のような積層画
像形成部材にその得られたタイプIVが光生成材として
選ばれた時、E1/2 が0.9ergs/cm2、暗減衰が10−1
5ボルト/秒、5ergs/cm2及び10ergs/cm2での放電が
それぞれ86%及び89%という、優れたゼログラフィ
ー特性を有することが見出された。
【0014】タイプIVを得るための中間体としてタイ
プXを利用すると、例えばタイプIから直接にタイプI
Vを得るときよりも、例えば支持基体とアリールアミン
電荷輸送層の間に配置される光生成層として前述のフタ
ロシアニンを含積層画像形成部材における増加した光感
度といった、多数の利点が提供される。さらに、タイプ
X中間体のクロロベンゼンでの処理は、タイプIV中間
体が同様の方法で処理される時に比較して、より高度な
ゼログラフィー光感度を有するタイプIVチタニルフタ
シアニンを提供することができる。
プXを利用すると、例えばタイプIから直接にタイプI
Vを得るときよりも、例えば支持基体とアリールアミン
電荷輸送層の間に配置される光生成層として前述のフタ
ロシアニンを含積層画像形成部材における増加した光感
度といった、多数の利点が提供される。さらに、タイプ
X中間体のクロロベンゼンでの処理は、タイプIV中間
体が同様の方法で処理される時に比較して、より高度な
ゼログラフィー光感度を有するタイプIVチタニルフタ
シアニンを提供することができる。
【0015】例えば、本明細書中で説明されるようなタ
イプI顔料の溶解と、続く1:1メタノール/水の混合
物中での再沈澱によって、X線粉末回折トレースによっ
て測定されるタイプXチタニルフタシアニンが得られ、
タイプIV顔料が製造される。本明細書中で説明される
前述のタイプX中間体のクロロベンゼンでの処理は、得
られたタイプIVが、支持基体とアリールアミン電荷輸
送層の間に配置される光生成層として前述のフタロシア
ニンを含む本明細書中で説明される積層画像形成部材に
光生成剤として選ばれた時に、E1/2 が0.8ergs/cm2、
暗減衰が5−15ボルト/秒であり、5ergs/cm2及び1
0ergs/cm2での放電がそれぞれ87%及び90%である
タイプIVチタニルフタシアニンを提供した。例えば具
体的には、表と実施例2を参照せよ。
イプI顔料の溶解と、続く1:1メタノール/水の混合
物中での再沈澱によって、X線粉末回折トレースによっ
て測定されるタイプXチタニルフタシアニンが得られ、
タイプIV顔料が製造される。本明細書中で説明される
前述のタイプX中間体のクロロベンゼンでの処理は、得
られたタイプIVが、支持基体とアリールアミン電荷輸
送層の間に配置される光生成層として前述のフタロシア
ニンを含む本明細書中で説明される積層画像形成部材に
光生成剤として選ばれた時に、E1/2 が0.8ergs/cm2、
暗減衰が5−15ボルト/秒であり、5ergs/cm2及び1
0ergs/cm2での放電がそれぞれ87%及び90%である
タイプIVチタニルフタシアニンを提供した。例えば具
体的には、表と実施例2を参照せよ。
【0016】溶解された顔料が25/75 メタノール/水の
混合物中で再沈澱される時には、その生成物はX線粉末
回折トレースによって測定されるタイプIVチタニルフ
タシアニンであった。本明細書中で説明されるようにそ
のタイプIV中間体のクロロベンゼンでの処理は、実施
例2の画像形成部材において、そのタイプIVが光生成
剤として選ばれた時に、E1/2 が1.3ergs/cm2、暗減衰
が31ボルト/秒、5ergs/cm2及び10ergs/cm2での放
電がそれぞれ81%及び87%という電気的特性を有す
るタイプIVチタニルフタシアニンを提供した。ここで
説明される画像形成部材の電気的特性に関して、特に指
定しない限り、実施例2の部材が選ばれる。
混合物中で再沈澱される時には、その生成物はX線粉末
回折トレースによって測定されるタイプIVチタニルフ
タシアニンであった。本明細書中で説明されるようにそ
のタイプIV中間体のクロロベンゼンでの処理は、実施
例2の画像形成部材において、そのタイプIVが光生成
剤として選ばれた時に、E1/2 が1.3ergs/cm2、暗減衰
が31ボルト/秒、5ergs/cm2及び10ergs/cm2での放
電がそれぞれ81%及び87%という電気的特性を有す
るタイプIVチタニルフタシアニンを提供した。ここで
説明される画像形成部材の電気的特性に関して、特に指
定しない限り、実施例2の部材が選ばれる。
【0017】タイプIチタニルフタシアニンを溶解する
ための溶剤混合物として、トリフルオロ酢酸またはトリ
クロロ酢酸を含むトリハロ酢酸のような強有機酸と、及
び例えば、塩化メチレンのようなアルキレンハライド、
クロロホルム、トリクロロエチレン、ブロモホルムを含
む1から約6の炭素原子及び1から約6のハロゲン原子
を有する他の短鎖ハロゲン化アルカン及びアルケン、及
びクロロフルオロカーボン及びヒドロクロロフルオロカ
ーボン;クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、クロロナ
フタレン、フルオロベンゼン、ブロモベンゼン、及びベ
ンゼンのようなハロ芳香族化合物;トルエン及びキシレ
ンのようなアルキルベンゼン;及び強有機酸と混和性で
例えば、塩化メチレンのような補助溶剤の約50部に対
して約1から50部の酸の割合の有効量で、チタニルフ
タシアニンを有効的に溶解する他の有機溶剤のような補
助溶剤が選ばれる。本発明の1つの実施態様では、好ま
しい溶剤混合物は、トリフルオロ酢酸及び塩化メチレン
を、約5部の酸と約95部の塩化メチレンから約25部
の酸と約75部の塩化メチレンの割合で含む。
ための溶剤混合物として、トリフルオロ酢酸またはトリ
クロロ酢酸を含むトリハロ酢酸のような強有機酸と、及
び例えば、塩化メチレンのようなアルキレンハライド、
クロロホルム、トリクロロエチレン、ブロモホルムを含
む1から約6の炭素原子及び1から約6のハロゲン原子
を有する他の短鎖ハロゲン化アルカン及びアルケン、及
びクロロフルオロカーボン及びヒドロクロロフルオロカ
ーボン;クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、クロロナ
フタレン、フルオロベンゼン、ブロモベンゼン、及びベ
ンゼンのようなハロ芳香族化合物;トルエン及びキシレ
ンのようなアルキルベンゼン;及び強有機酸と混和性で
例えば、塩化メチレンのような補助溶剤の約50部に対
して約1から50部の酸の割合の有効量で、チタニルフ
タシアニンを有効的に溶解する他の有機溶剤のような補
助溶剤が選ばれる。本発明の1つの実施態様では、好ま
しい溶剤混合物は、トリフルオロ酢酸及び塩化メチレン
を、約5部の酸と約95部の塩化メチレンから約25部
の酸と約75部の塩化メチレンの割合で含む。
【0018】上記の溶剤混合物での溶解及び有効な時
間、例えば約5分間から約2週間での攪拌に続いて、得
られた混合物を、所望するチタニルフタロシアニン多形
相、例えばタイプXを沈澱させることができ、例えばメ
タノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、n−ブタノール、ペンタノール等の1
〜約10の炭素原子を含むアルキルアルコールのような
アルコールを単独か、又は溶剤99%:水1%から溶剤
1%:水99%の比の水との混合である溶剤に添加し;
例えば溶剤と沈澱溶剤の選択に依存する多形相、すなわ
ちチタニルフタロシアニン生成物を再沈澱させる。得ら
れる固形タイプX顔料はその後に、例えば約50度から
約200度の、好ましくは約70度の温度で、5分間か
ら数日の間の、空気中または真空下でのオーブン加熱に
よって乾燥されて、溶剤及び/又は沈澱溶剤の選択に依
存して例えばタイプXまたはタイプIVの所望するチタ
ニルフタロシアニン多形相の暗青色の顔料を得る。得ら
れたタイプXまたはタイプIVはそれからにさらに、本
明細書中で説明されるようにクロロベンゼンでの上記の
タイプXまたはタイプIVの処理によって、非常に高い
光感度型のタイプIVチタニルフタロシアニンを得る。
そのタイプIV生成物は実施例2の積層画像形成部材に
光生成剤として選ばれた時に、E1/2 が0.8〜1.0ergs
/cm2、暗減衰が5〜20ボルト/秒、5ergs/cm2及び1
0ergs/cm2での放電がそれぞれ86〜88%及び88〜
91%という電気的特性を典型的に有する。
間、例えば約5分間から約2週間での攪拌に続いて、得
られた混合物を、所望するチタニルフタロシアニン多形
相、例えばタイプXを沈澱させることができ、例えばメ
タノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、n−ブタノール、ペンタノール等の1
〜約10の炭素原子を含むアルキルアルコールのような
アルコールを単独か、又は溶剤99%:水1%から溶剤
1%:水99%の比の水との混合である溶剤に添加し;
例えば溶剤と沈澱溶剤の選択に依存する多形相、すなわ
ちチタニルフタロシアニン生成物を再沈澱させる。得ら
れる固形タイプX顔料はその後に、例えば約50度から
約200度の、好ましくは約70度の温度で、5分間か
ら数日の間の、空気中または真空下でのオーブン加熱に
よって乾燥されて、溶剤及び/又は沈澱溶剤の選択に依
存して例えばタイプXまたはタイプIVの所望するチタ
ニルフタロシアニン多形相の暗青色の顔料を得る。得ら
れたタイプXまたはタイプIVはそれからにさらに、本
明細書中で説明されるようにクロロベンゼンでの上記の
タイプXまたはタイプIVの処理によって、非常に高い
光感度型のタイプIVチタニルフタロシアニンを得る。
そのタイプIV生成物は実施例2の積層画像形成部材に
光生成剤として選ばれた時に、E1/2 が0.8〜1.0ergs
/cm2、暗減衰が5〜20ボルト/秒、5ergs/cm2及び1
0ergs/cm2での放電がそれぞれ86〜88%及び88〜
91%という電気的特性を典型的に有する。
【0019】本発明の1つの実施態様では、チタニルフ
タロシアニンの多形相の製造方法が提供され、その方法
は、1)チタニルフタロシアニンタイプIを、約5%か
ら約25%の酸及び約95%から約75%の塩化メチレ
ンを含むトリフルオロ酢酸と塩化メチレンの混合物に溶
解し、選ばれるタイプI顔料の量は10容量部の酸溶液
に対してここでは1重量部であり、この顔料を溶液に添
加し有効な時間、例えば約5分間から約数日間、この実
施態様では約2週間、約0〜50℃で攪拌することによ
って溶解し;2)得られた溶液を、急速に攪拌した沈澱
溶剤(アルコール、例えばここで説明されるメタノール
と水)に、約1部の前述の顔料溶液に対して約2部〜約
50部の沈澱溶剤の比で、約0℃から約100℃の温度
で、約1分から約60分にわたってこの実施態様では急
速な効率的な混合を確実にして、注入又は添加し、ここ
では沈澱溶液は反応容器内で深い渦を生じさせるのに充
分は速度で攪拌し、次いでTiOPc 顔料をゆっくりとした
流れで渦のきわに注ぎ;3)工程2)の添加に続いて、
所望するTiOPc の多形相の得られた分散液を約0〜10
0℃の温度で約5分から約24時間攪拌し、;4)次い
で濾過、例えば磁製濾過ロート内のガラス繊維フィルタ
ーを通す濾過によって、母液からチタニルフタロシアニ
ンを分離し、ロート内で有効量のジメチルホルムアミド
のような材料によって生成物チタニルフタロシアニンタ
イプI顔料を洗浄して、殆どの酸性母液を除去し;5)
得られた湿潤ケークを、メタノールと水等の溶剤混合物
に、例えば約20〜100部の溶剤に対して1部の顔料
の有効量で、約5分間から約24時間にわたって、約0
〜100℃の温度で分散させ、このような工程の主な目
的は、さらに再沈澱プロセスから得られた特定のTiOPc
の多形相からいかなる残留酸または他の不純物を除去す
ることであり;6)所望すチタニルフタロシアニン多形
相タイプXを、例えば工程4)のガラス繊維フィルター
を通す濾過によって単離し、次いで任意的に水、メタノ
ール又はアセトン等の溶剤でロートの中でその固形生成
物を洗浄して精製を完了することを含む。その固形物を
約25〜150℃の温度で1〜約24時間の間、例えば
空気中あるいは真空下のどちらかで乾燥した後、生成物
が得られる。出発顔料の重量の約95%から約75%に
相当する収量が得られる。最終顔料である多形相タイプ
XはXRPD分析によって測定される。
タロシアニンの多形相の製造方法が提供され、その方法
は、1)チタニルフタロシアニンタイプIを、約5%か
ら約25%の酸及び約95%から約75%の塩化メチレ
ンを含むトリフルオロ酢酸と塩化メチレンの混合物に溶
解し、選ばれるタイプI顔料の量は10容量部の酸溶液
に対してここでは1重量部であり、この顔料を溶液に添
加し有効な時間、例えば約5分間から約数日間、この実
施態様では約2週間、約0〜50℃で攪拌することによ
って溶解し;2)得られた溶液を、急速に攪拌した沈澱
溶剤(アルコール、例えばここで説明されるメタノール
と水)に、約1部の前述の顔料溶液に対して約2部〜約
50部の沈澱溶剤の比で、約0℃から約100℃の温度
で、約1分から約60分にわたってこの実施態様では急
速な効率的な混合を確実にして、注入又は添加し、ここ
では沈澱溶液は反応容器内で深い渦を生じさせるのに充
分は速度で攪拌し、次いでTiOPc 顔料をゆっくりとした
流れで渦のきわに注ぎ;3)工程2)の添加に続いて、
所望するTiOPc の多形相の得られた分散液を約0〜10
0℃の温度で約5分から約24時間攪拌し、;4)次い
で濾過、例えば磁製濾過ロート内のガラス繊維フィルタ
ーを通す濾過によって、母液からチタニルフタロシアニ
ンを分離し、ロート内で有効量のジメチルホルムアミド
のような材料によって生成物チタニルフタロシアニンタ
イプI顔料を洗浄して、殆どの酸性母液を除去し;5)
得られた湿潤ケークを、メタノールと水等の溶剤混合物
に、例えば約20〜100部の溶剤に対して1部の顔料
の有効量で、約5分間から約24時間にわたって、約0
〜100℃の温度で分散させ、このような工程の主な目
的は、さらに再沈澱プロセスから得られた特定のTiOPc
の多形相からいかなる残留酸または他の不純物を除去す
ることであり;6)所望すチタニルフタロシアニン多形
相タイプXを、例えば工程4)のガラス繊維フィルター
を通す濾過によって単離し、次いで任意的に水、メタノ
ール又はアセトン等の溶剤でロートの中でその固形生成
物を洗浄して精製を完了することを含む。その固形物を
約25〜150℃の温度で1〜約24時間の間、例えば
空気中あるいは真空下のどちらかで乾燥した後、生成物
が得られる。出発顔料の重量の約95%から約75%に
相当する収量が得られる。最終顔料である多形相タイプ
XはXRPD分析によって測定される。
【0020】タイプXチタニルフタロシアニン顔料は、
積層画像形成部材に組込むための光生成材料として使用
されることができ、あるいは、有機溶剤、例えばクロロ
ベンゼン、塩化メチレン、テトラヒドロフラン等の、好
ましくはクロロベンゼンで処理されて、得られたタイプ
IVが実施例2の積層画像形成部材において光生成剤と
して選ばれた時に、E1/2 が1.8〜1.0ergs/cm2、暗減
衰が5〜20ボルト/秒、5ergs/cm2及び10ergs/cm2
での放電がそれぞれ86〜88%及び88〜91%とい
う電気的特性を典型的に有するチタニルフタロシアニン
タイプIV顔料を提供する中間体として使用される。
積層画像形成部材に組込むための光生成材料として使用
されることができ、あるいは、有機溶剤、例えばクロロ
ベンゼン、塩化メチレン、テトラヒドロフラン等の、好
ましくはクロロベンゼンで処理されて、得られたタイプ
IVが実施例2の積層画像形成部材において光生成剤と
して選ばれた時に、E1/2 が1.8〜1.0ergs/cm2、暗減
衰が5〜20ボルト/秒、5ergs/cm2及び10ergs/cm2
での放電がそれぞれ86〜88%及び88〜91%とい
う電気的特性を典型的に有するチタニルフタロシアニン
タイプIV顔料を提供する中間体として使用される。
【0021】本発明の方法によって得られたフタロシア
ニン顔料、特にタイプIVで多数の異なる積層光応答性
画像形成部材が作製されうる。1つの実施態様では、光
応答性画像形成部材は支持基体、電荷輸送層、特にアリ
ールアミン正孔輸送層、及びその基体と輸送層の間に位
置するタイプIV、タイプI、またはタイプX、好まし
くはタイプIVであるチタニルフタロシアニンを含有す
る光生成層を含む。本発明の別の実施態様は、支持基
体、電荷輸送層、特にアリールアミン正孔輸送層、及び
上層被覆としての本発明の方法で得られるチタニルフタ
ロシアニン顔料タイプIVを含有する正に帯電される積
層光応答性画像形成部材に向けられている。さらに、本
発明によって、支持基体、薄い接着剤層、高分子樹脂バ
インダ中に分散された本発明によって得られるチタニル
フタロシアニンタイプIV光生成剤、及び最上層として
高分子樹脂バインダ中に分散されたアリールアミン正孔
輸送分子を含有する改良された負に帯電される光応答性
画像形成部材を提供する。
ニン顔料、特にタイプIVで多数の異なる積層光応答性
画像形成部材が作製されうる。1つの実施態様では、光
応答性画像形成部材は支持基体、電荷輸送層、特にアリ
ールアミン正孔輸送層、及びその基体と輸送層の間に位
置するタイプIV、タイプI、またはタイプX、好まし
くはタイプIVであるチタニルフタロシアニンを含有す
る光生成層を含む。本発明の別の実施態様は、支持基
体、電荷輸送層、特にアリールアミン正孔輸送層、及び
上層被覆としての本発明の方法で得られるチタニルフタ
ロシアニン顔料タイプIVを含有する正に帯電される積
層光応答性画像形成部材に向けられている。さらに、本
発明によって、支持基体、薄い接着剤層、高分子樹脂バ
インダ中に分散された本発明によって得られるチタニル
フタロシアニンタイプIV光生成剤、及び最上層として
高分子樹脂バインダ中に分散されたアリールアミン正孔
輸送分子を含有する改良された負に帯電される光応答性
画像形成部材を提供する。
【0022】本発明の光応答性画像形成部材は、多くの
公知の方法、プロセスパラメーター及び所望される部材
に依存する層の被覆順序によって製造される。正帯電に
適した画像形成部材は光生成剤及び正孔輸送層の堆積順
序を逆にすることによって製造されうる。その画像形成
部材の光生成層及び電荷輸送層は、スプレーコーター、
浸漬コーター、押し出しコーター、ローラーコータ
ー、、ワイヤ−バーコーター、スロットコーター、ドク
ターブレードコーター、グラビアコーター等の使用によ
って、選択された基体上に溶液または分散液として被覆
され、約40〜約200℃で、約10分間から約数時間
の間で、静止状況下または気流中で乾燥される。その被
覆は、最終被覆厚さが乾燥後に0.01から約30ミクロ
ンであるように実施される。所定の層に適した組立条件
は、最終のデバイスにおいて、至適の性能及び経費を達
成するように調整される。
公知の方法、プロセスパラメーター及び所望される部材
に依存する層の被覆順序によって製造される。正帯電に
適した画像形成部材は光生成剤及び正孔輸送層の堆積順
序を逆にすることによって製造されうる。その画像形成
部材の光生成層及び電荷輸送層は、スプレーコーター、
浸漬コーター、押し出しコーター、ローラーコータ
ー、、ワイヤ−バーコーター、スロットコーター、ドク
ターブレードコーター、グラビアコーター等の使用によ
って、選択された基体上に溶液または分散液として被覆
され、約40〜約200℃で、約10分間から約数時間
の間で、静止状況下または気流中で乾燥される。その被
覆は、最終被覆厚さが乾燥後に0.01から約30ミクロ
ンであるように実施される。所定の層に適した組立条件
は、最終のデバイスにおいて、至適の性能及び経費を達
成するように調整される。
【0023】本発明のチタニルフタロシアニン顔料、特
にタイプIVの画像形成部材は多様な静電気画像形成及
び印刷システム、とりわけゼロフラフィー方式として公
知なものに有用である。特に、本発明の画像形成部材
は、チタニルフタロシアニン顔料が約600nmから約9
00nmの波長の光を吸収するゼロフラフィー画像形成方
式に有用である。これらの公知の方法においては、静電
潜像が最初に画像形成部材上に形成され、次いで現像が
続き、その後にその像を適当な支持体へ転写する。さら
に、本発明の画像形成部材は、約660nmから約830
nmの波長で典型的には機能する砒化ガリウム発光ダイオ
ード(light emitting diode; LED)配列を有する電
子印刷方式に選ばれることができる。
にタイプIVの画像形成部材は多様な静電気画像形成及
び印刷システム、とりわけゼロフラフィー方式として公
知なものに有用である。特に、本発明の画像形成部材
は、チタニルフタロシアニン顔料が約600nmから約9
00nmの波長の光を吸収するゼロフラフィー画像形成方
式に有用である。これらの公知の方法においては、静電
潜像が最初に画像形成部材上に形成され、次いで現像が
続き、その後にその像を適当な支持体へ転写する。さら
に、本発明の画像形成部材は、約660nmから約830
nmの波長で典型的には機能する砒化ガリウム発光ダイオ
ード(light emitting diode; LED)配列を有する電
子印刷方式に選ばれることができる。
【0024】図1に示されるのは、支持基体1、例えば
グッドイヤーケミカル(Goodyear Chemical)から入手可
能なポリエステル49,000を含む溶液塗布接着剤層2、本
発明の方法で得られ、任意的に不活性樹脂バインダー4
中に分散されたチタニルフタロシアニンタイプIVを含
む光生成層3、及びポリカーボネート樹脂バインダー7
中に分散されたN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- メチル
フェニル)-1,1'- ビフェニル-4,4'-ジアミンを含む正孔
輸送層5を含む、本発明の負に帯電される光応答性画像
形成部材である。図2に示されるのは、支持基体10、
ポリカーボネート樹脂バインダー14中に分散されたN,
N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- メチルフェニル)-1,1'-
ビフェニル-4,4'-ジアミンを含む正孔輸送層12、本発
明の方法で得られ、任意的に不活性樹脂バインダー18
中に分散されたチタニルフタロシアニンタイプIVまた
はタイプX光生成層16を含む、本発明の正に帯電され
る光応答性画像形成部材である。
グッドイヤーケミカル(Goodyear Chemical)から入手可
能なポリエステル49,000を含む溶液塗布接着剤層2、本
発明の方法で得られ、任意的に不活性樹脂バインダー4
中に分散されたチタニルフタロシアニンタイプIVを含
む光生成層3、及びポリカーボネート樹脂バインダー7
中に分散されたN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- メチル
フェニル)-1,1'- ビフェニル-4,4'-ジアミンを含む正孔
輸送層5を含む、本発明の負に帯電される光応答性画像
形成部材である。図2に示されるのは、支持基体10、
ポリカーボネート樹脂バインダー14中に分散されたN,
N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- メチルフェニル)-1,1'-
ビフェニル-4,4'-ジアミンを含む正孔輸送層12、本発
明の方法で得られ、任意的に不活性樹脂バインダー18
中に分散されたチタニルフタロシアニンタイプIVまた
はタイプX光生成層16を含む、本発明の正に帯電され
る光応答性画像形成部材である。
【0025】本発明の積層画像形成部材に選択される基
体層は、不透明でも実質的に透明でもよく、必要な機械
的特性を有する適当な材料をどれかを含んでもよい。こ
のように、基体は、無機または有機の高分子材料、例え
ば、市場で入手可能なポリマーであるマイラー(Mylar
(登録商標))、チタンを含むマイラー( 登録商標) を含
む絶縁性材料の層、例えばインジウム−スズ酸化物又は
その上にアルミニウムを配置したもののような半導体表
面層を有する有機又は無機材料の層、またはアルミニウ
ム、クロム、ニッケル、真鍮等を含む導電性材料を含ん
でもよい。その基体は柔軟で継ぎ目がなく、また堅くて
もよく、多くは、例えばプレート、筒状ドラム、スクロ
ール、エンドレスな柔軟ベルト等の、多くの種々の形態
を有する。1つの実施態様ではその基体は継ぎ目のない
柔軟なベルトである。幾つかの場合、特に基体が柔軟な
有機高分子材料である時は、基体の裏面を、例えば市場
で入手可能はマクロロン(Makrolon( 登録商標))のよう
なポリカーボネート材料のアンチカール層で被覆するこ
とが望ましい。
体層は、不透明でも実質的に透明でもよく、必要な機械
的特性を有する適当な材料をどれかを含んでもよい。こ
のように、基体は、無機または有機の高分子材料、例え
ば、市場で入手可能なポリマーであるマイラー(Mylar
(登録商標))、チタンを含むマイラー( 登録商標) を含
む絶縁性材料の層、例えばインジウム−スズ酸化物又は
その上にアルミニウムを配置したもののような半導体表
面層を有する有機又は無機材料の層、またはアルミニウ
ム、クロム、ニッケル、真鍮等を含む導電性材料を含ん
でもよい。その基体は柔軟で継ぎ目がなく、また堅くて
もよく、多くは、例えばプレート、筒状ドラム、スクロ
ール、エンドレスな柔軟ベルト等の、多くの種々の形態
を有する。1つの実施態様ではその基体は継ぎ目のない
柔軟なベルトである。幾つかの場合、特に基体が柔軟な
有機高分子材料である時は、基体の裏面を、例えば市場
で入手可能はマクロロン(Makrolon( 登録商標))のよう
なポリカーボネート材料のアンチカール層で被覆するこ
とが望ましい。
【0026】基体層の厚さは、経済的考慮を含む多くの
要因に依存し、ゆえにこの層は例えば3,000ミクロン
の実質的な厚さ、又は最低限度の厚さでもよい。1つの
実施態様では、この層の厚さは約75ミクロンから約3
00ミクロンである。
要因に依存し、ゆえにこの層は例えば3,000ミクロン
の実質的な厚さ、又は最低限度の厚さでもよい。1つの
実施態様では、この層の厚さは約75ミクロンから約3
00ミクロンである。
【0027】さらに画像形成部材に関して、光生成層は
好ましくは樹脂バインダーに分散された本発明の方法で
得られたチタニルフタロシアニン顔料を含む。一般的
に、光生成層の厚さは、他の層の厚さ及びこの層に含有
される光生成材の量を含む多くの要因に依存する。従っ
て、この層は、チタニルフタロシアニン光生成組成物が
約5容量%〜約100容量%で存在する時には、約0.0
5ミクロンから約10ミクロンの厚さになる。1つの実
施態様では、この層の厚さは、光生成組成物がこの層に
おいて30〜75容量%で存在する時には、約0.25ミ
クロンから約1ミクロンとなる。実施態様においてこの
層の最高の厚さは、主に光感度、電気的特性及び機械的
考慮のような要因に依存する。その電荷発生層は、本発
明の方法で得られたTiOPc の適当な溶剤でのバインダ樹
脂との分散液コーティングによって得られる。そのバイ
ンダーは省略されてもよい。その分散液はペイントシェ
カー、ボールミル、サンドミル及びアトリッターのよう
な装置中でそのTiOPc を混合及び/または粉砕すること
によって得られる。ガラスビーズ、スチールビーズ又は
セラミックビーズのような通常の粉砕媒体がこの装置に
使用されてもよい。
好ましくは樹脂バインダーに分散された本発明の方法で
得られたチタニルフタロシアニン顔料を含む。一般的
に、光生成層の厚さは、他の層の厚さ及びこの層に含有
される光生成材の量を含む多くの要因に依存する。従っ
て、この層は、チタニルフタロシアニン光生成組成物が
約5容量%〜約100容量%で存在する時には、約0.0
5ミクロンから約10ミクロンの厚さになる。1つの実
施態様では、この層の厚さは、光生成組成物がこの層に
おいて30〜75容量%で存在する時には、約0.25ミ
クロンから約1ミクロンとなる。実施態様においてこの
層の最高の厚さは、主に光感度、電気的特性及び機械的
考慮のような要因に依存する。その電荷発生層は、本発
明の方法で得られたTiOPc の適当な溶剤でのバインダ樹
脂との分散液コーティングによって得られる。そのバイ
ンダーは省略されてもよい。その分散液はペイントシェ
カー、ボールミル、サンドミル及びアトリッターのよう
な装置中でそのTiOPc を混合及び/または粉砕すること
によって得られる。ガラスビーズ、スチールビーズ又は
セラミックビーズのような通常の粉砕媒体がこの装置に
使用されてもよい。
【0028】バインダ樹脂はポリ(ビニルブチラル)、
ポリ(ビニルカルバゾール)、ポリエステル、ポリカー
ボネート、ポリ(塩化ビニル)、ポリアクリレート及び
ポリメタクリレート、塩化ビニルとビニルアセテートの
共重合体、フェノキシ樹脂、ポリウレタン、ポリ(ビニ
ルアルコール)、ポリアクリロニトリル、ポリスチレン
等の広範な多くのポリマーから選ばれてもよい。これら
のバインダを溶解する溶剤はその特定の樹脂に依存す
る。本発明の1つの実施態様では、デバイスの他の被覆
層に影響しない溶剤を選ぶことが望ましい。光生成層を
形成するTiOPc の被覆に有用な溶剤の例としては、ケト
ン、アルコール、芳香族炭化水素、ハロゲン化脂肪族炭
化水素、エーテル、アミン、アミド、エステル等であ
る。具体的な例としては、シクロヘキサノン、アセト
ン、メチルエチルケトン、メタノール、エタノール、ブ
タノール、アミルアルコール、トルエン、キシレン、ク
ロロベンゼン、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレ
ン、トリクロロエチレン、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジエチルエーテル、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ブチルアセテート、エチルアセテー
ト、メトキシエチルアセテート等である。
ポリ(ビニルカルバゾール)、ポリエステル、ポリカー
ボネート、ポリ(塩化ビニル)、ポリアクリレート及び
ポリメタクリレート、塩化ビニルとビニルアセテートの
共重合体、フェノキシ樹脂、ポリウレタン、ポリ(ビニ
ルアルコール)、ポリアクリロニトリル、ポリスチレン
等の広範な多くのポリマーから選ばれてもよい。これら
のバインダを溶解する溶剤はその特定の樹脂に依存す
る。本発明の1つの実施態様では、デバイスの他の被覆
層に影響しない溶剤を選ぶことが望ましい。光生成層を
形成するTiOPc の被覆に有用な溶剤の例としては、ケト
ン、アルコール、芳香族炭化水素、ハロゲン化脂肪族炭
化水素、エーテル、アミン、アミド、エステル等であ
る。具体的な例としては、シクロヘキサノン、アセト
ン、メチルエチルケトン、メタノール、エタノール、ブ
タノール、アミルアルコール、トルエン、キシレン、ク
ロロベンゼン、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレ
ン、トリクロロエチレン、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジエチルエーテル、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ブチルアセテート、エチルアセテー
ト、メトキシエチルアセテート等である。
【0029】本発明の実施態様におけるTiOPc 分散液の
コーティングは、スプレー、浸漬、ワイヤバー法または
他の公知の方法によってなされることが可能で、5〜9
0分間40〜150℃で乾燥後、電荷発生層の最終の乾
燥厚さが0.01〜30ミクロン、好ましくは0.1〜15
ミクロンとなる。光生成材顔料に選ばれうる高分子バイ
ンダ樹脂材料の具体的な例は、米国特許第3,121,006 号
に記載されたポリマーを含有し、その開示は全体的に本
明細書中に参照として全体的に織り込まれている。通
常、支持基体と接触して位置する接着材として、多くの
公知の物質が選ばれ、それらはポリエステル、ポリアミ
ド、ポリ( ビニルブチラル) 、ポリ( ビニルアルコー
ル) 、ポリウレタン及びポリアクリロニトリルを含む。
この層は約0.05〜1ミクロンの厚さである。任意に、
この層は酸化亜鉛、チタンジオキシド、シリコンニトリ
ッド、カーボンブラック等の導電性及び非導電性の粒子
を含んで、例えば本発明の実施態様では望ましい電気的
及び光学的特性を提供する。
コーティングは、スプレー、浸漬、ワイヤバー法または
他の公知の方法によってなされることが可能で、5〜9
0分間40〜150℃で乾燥後、電荷発生層の最終の乾
燥厚さが0.01〜30ミクロン、好ましくは0.1〜15
ミクロンとなる。光生成材顔料に選ばれうる高分子バイ
ンダ樹脂材料の具体的な例は、米国特許第3,121,006 号
に記載されたポリマーを含有し、その開示は全体的に本
明細書中に参照として全体的に織り込まれている。通
常、支持基体と接触して位置する接着材として、多くの
公知の物質が選ばれ、それらはポリエステル、ポリアミ
ド、ポリ( ビニルブチラル) 、ポリ( ビニルアルコー
ル) 、ポリウレタン及びポリアクリロニトリルを含む。
この層は約0.05〜1ミクロンの厚さである。任意に、
この層は酸化亜鉛、チタンジオキシド、シリコンニトリ
ッド、カーボンブラック等の導電性及び非導電性の粒子
を含んで、例えば本発明の実施態様では望ましい電気的
及び光学的特性を提供する。
【0030】一般的に約5〜約75ミクロン、好ましく
は約10〜40ミクロンの厚さを有する電荷輸送層に選
ばれるアリールアミンは、高度に絶縁性で透明な有機樹
脂バインダ中に分散される下記の式の分子を含む。
は約10〜40ミクロンの厚さを有する電荷輸送層に選
ばれるアリールアミンは、高度に絶縁性で透明な有機樹
脂バインダ中に分散される下記の式の分子を含む。
【0031】
【化1】
【0032】上記式中、Xはアルキル基またはハロゲ
ン、特に(オルト)CH3 、(パラ)CH3 、(オル
ト)Cl、(メタ)Cl、及び(パラ)Clからなる群
から選ばれる置換基である。具体的なアリールアミンの
例は、アルキルが2-メチル、3-メチル、4-メチルのよう
なメチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル等から
なる群から選ばれるN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス( アル
キルフェニル)-1,1-ビフェニル-4,4'-ジアミンである。
クロロ置換基を有するものとしては、N,N'- ジフェニル
-N,N'-ビス(ハロ フェニル)-1,1-ビフェニル-4,4'-ジ
アミンであって、そのハロが 2- クロロ、3-クロロ、ま
たは4-クロロのものである。他の公知の電荷輸送化合物
が選ばれることができ、例えば米国特許第4,921,773 号
及び4,464,750 号を参照せよ、その開示は全体的に本明
細書中に参照として織り込まれている。
ン、特に(オルト)CH3 、(パラ)CH3 、(オル
ト)Cl、(メタ)Cl、及び(パラ)Clからなる群
から選ばれる置換基である。具体的なアリールアミンの
例は、アルキルが2-メチル、3-メチル、4-メチルのよう
なメチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル等から
なる群から選ばれるN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス( アル
キルフェニル)-1,1-ビフェニル-4,4'-ジアミンである。
クロロ置換基を有するものとしては、N,N'- ジフェニル
-N,N'-ビス(ハロ フェニル)-1,1-ビフェニル-4,4'-ジ
アミンであって、そのハロが 2- クロロ、3-クロロ、ま
たは4-クロロのものである。他の公知の電荷輸送化合物
が選ばれることができ、例えば米国特許第4,921,773 号
及び4,464,750 号を参照せよ、その開示は全体的に本明
細書中に参照として織り込まれている。
【0033】輸送層用の高度に絶縁性で透明な樹脂材料
及び不活性バインダ樹脂の例は、米国特許第3,121,006
号に記載されているような材料を含み、その開示は全体
的に本明細書中に参照として織り込まれている。有機樹
脂材料の具体的な例は、ポリカーボネート、アクリレー
トポリマー、ビニルポリマー、セルロースポリマー、ポ
リエステル、ポリシロキサン、ポリアミド、ポリウレタ
ン及びエポキシ、それらのブロック、ランダム、または
交互共重合体を含む。好ましい電気的に不活性な樹脂
は、約20,000から約100,000、特に好ましくは
約50,000から約100,000の分子量を有するポリ
カーボネート樹脂を含む。一般的に、樹脂バインダは前
記の式に相当する活性物質の約10〜約75%を含み、
好ましくは約35〜約50%を含む。
及び不活性バインダ樹脂の例は、米国特許第3,121,006
号に記載されているような材料を含み、その開示は全体
的に本明細書中に参照として織り込まれている。有機樹
脂材料の具体的な例は、ポリカーボネート、アクリレー
トポリマー、ビニルポリマー、セルロースポリマー、ポ
リエステル、ポリシロキサン、ポリアミド、ポリウレタ
ン及びエポキシ、それらのブロック、ランダム、または
交互共重合体を含む。好ましい電気的に不活性な樹脂
は、約20,000から約100,000、特に好ましくは
約50,000から約100,000の分子量を有するポリ
カーボネート樹脂を含む。一般的に、樹脂バインダは前
記の式に相当する活性物質の約10〜約75%を含み、
好ましくは約35〜約50%を含む。
【0034】本発明の範囲にまた、ここで説明される光
応答性デバイスを使用した画像形成方法及び印刷方法が
包含される。これらの方法は一般に、その画像形成部材
上の静電潜像の形成、次いでその像をトナー組成物で現
像すること(米国特許第4,560,635 号;4,298,697号及び
4,338,390 号を参照せよ、その開示は全体的に本明細書
中に参照として織り込まれている) 、次いで、その像を
適当な支持体に転写し、永久的にそこへ定着させること
を含む。デバイスが印刷モードで使用される環境におい
ては、その画像形成部材は露光工程がレーザーデバイス
又はイメージバーでなされること以外は同様の工程を含
む。
応答性デバイスを使用した画像形成方法及び印刷方法が
包含される。これらの方法は一般に、その画像形成部材
上の静電潜像の形成、次いでその像をトナー組成物で現
像すること(米国特許第4,560,635 号;4,298,697号及び
4,338,390 号を参照せよ、その開示は全体的に本明細書
中に参照として織り込まれている) 、次いで、その像を
適当な支持体に転写し、永久的にそこへ定着させること
を含む。デバイスが印刷モードで使用される環境におい
ては、その画像形成部材は露光工程がレーザーデバイス
又はイメージバーでなされること以外は同様の工程を含
む。
【0035】本発明の実施態様はチタニルフタロシアニ
ンの製造方法を包含し、タイプIチタニルフタロシアニ
ンを、約1容量部の酸に対して1容量部のハライドから
約1容量部の酸に対して約10容量部のハライドの比、
好ましくは約1容量部の酸に対して約4容量部のハライ
ドの比のトリハロ酢酸とアルキレンハライドに、好まし
くはトリフルオロ酢酸と塩化メチレンの混合物に溶解
し;前述の溶解した溶液をアルコールを含有する溶液に
添加し、ただし該溶液は好ましくは約1%のメタノール
と約99%の水から約99%のメタノールと約1%の
水、好ましくは約50%のメタノールと約50%の水を
含む溶液であり;前記アルコール溶液からタイプXチタ
ニルフタロシアニンを単離し;続いて得られたタイプX
をアルコール、次いで温水で洗浄し;その後にそのタイ
プXをハロベンゼンに、実施態様ではクロロベンゼンに
分散し;及びタイプIVチタニルフタロシアニンを単離
することを含む方法;タイプIチタニルフタロシアニン
を、約1容量部の酸に対して1容量部のハライドから約
1容量部の酸に対して約10容量部のハライドの比、好
ましくは約1容量部の酸に対して約4容量部のハライド
の比のトリハロ酢酸とアルキレンハライドに、好ましく
はトリフルオロ酢酸と塩化メチレンの混合物に溶解し;
前述の溶解した溶液をアルコールを含有する溶液に添加
し、ただし該溶液は好ましくは約1%のメタノールと約
99%の水から約99%のメタノールと約1%の水、好
ましくは約25%のメタノールと約75%の水を含む溶
液であり;前記アルコール溶液からタイプIVチタニル
フタロシアニンを単離し;続いて得られたタイプIVをア
ルコール、次いで温水で洗浄し;
ンの製造方法を包含し、タイプIチタニルフタロシアニ
ンを、約1容量部の酸に対して1容量部のハライドから
約1容量部の酸に対して約10容量部のハライドの比、
好ましくは約1容量部の酸に対して約4容量部のハライ
ドの比のトリハロ酢酸とアルキレンハライドに、好まし
くはトリフルオロ酢酸と塩化メチレンの混合物に溶解
し;前述の溶解した溶液をアルコールを含有する溶液に
添加し、ただし該溶液は好ましくは約1%のメタノール
と約99%の水から約99%のメタノールと約1%の
水、好ましくは約50%のメタノールと約50%の水を
含む溶液であり;前記アルコール溶液からタイプXチタ
ニルフタロシアニンを単離し;続いて得られたタイプX
をアルコール、次いで温水で洗浄し;その後にそのタイ
プXをハロベンゼンに、実施態様ではクロロベンゼンに
分散し;及びタイプIVチタニルフタロシアニンを単離
することを含む方法;タイプIチタニルフタロシアニン
を、約1容量部の酸に対して1容量部のハライドから約
1容量部の酸に対して約10容量部のハライドの比、好
ましくは約1容量部の酸に対して約4容量部のハライド
の比のトリハロ酢酸とアルキレンハライドに、好ましく
はトリフルオロ酢酸と塩化メチレンの混合物に溶解し;
前述の溶解した溶液をアルコールを含有する溶液に添加
し、ただし該溶液は好ましくは約1%のメタノールと約
99%の水から約99%のメタノールと約1%の水、好
ましくは約25%のメタノールと約75%の水を含む溶
液であり;前記アルコール溶液からタイプIVチタニル
フタロシアニンを単離し;続いて得られたタイプIVをア
ルコール、次いで温水で洗浄し;
【0036】その後にそのタイプIVをハロベンゼンに、
実施態様ではクロロベンゼンに分散し;及びタイプIV
チタニルフタロシアニンを単離することを含む方法;及
びタイプIチタニルフタロシアニンを、約1容量部の酸
に対して1容量部のハライドから約1容量部の酸に対し
て約10容量部のハライドの比、好ましくは約1容量部
の酸に対して約4容量部のハライドの比のトリハロ酢酸
とアルキレンハライドに、好ましくはトリフルオロ酢酸
と塩化メチレンの混合物に溶解し;前述の溶解した溶液
をアルコールを含有する溶液に添加し、ただし該溶液は
好ましくは約1%のメタノールと約99%の水から約9
9%のメタノールと約1%の水、好ましくは約85%の
メタノールと約15%の水を含む溶液であり;前記アル
コール溶液からタイプIII チタニルフタロシアニンを単
離し;続いて、得られたタイプIII をアルコール、次い
で温水で洗浄し;その後にそのタイプIII をハロベンゼ
ンに、実施態様ではクロロベンゼンに分散し;及びタイ
プIVチタニルフタロシアニンを単離することを含む方
法を包含する。
実施態様ではクロロベンゼンに分散し;及びタイプIV
チタニルフタロシアニンを単離することを含む方法;及
びタイプIチタニルフタロシアニンを、約1容量部の酸
に対して1容量部のハライドから約1容量部の酸に対し
て約10容量部のハライドの比、好ましくは約1容量部
の酸に対して約4容量部のハライドの比のトリハロ酢酸
とアルキレンハライドに、好ましくはトリフルオロ酢酸
と塩化メチレンの混合物に溶解し;前述の溶解した溶液
をアルコールを含有する溶液に添加し、ただし該溶液は
好ましくは約1%のメタノールと約99%の水から約9
9%のメタノールと約1%の水、好ましくは約85%の
メタノールと約15%の水を含む溶液であり;前記アル
コール溶液からタイプIII チタニルフタロシアニンを単
離し;続いて、得られたタイプIII をアルコール、次い
で温水で洗浄し;その後にそのタイプIII をハロベンゼ
ンに、実施態様ではクロロベンゼンに分散し;及びタイ
プIVチタニルフタロシアニンを単離することを含む方
法を包含する。
【0037】
実施例1タイプIチタニルフタロシアニンの合成 :アルゴン雰囲
気下で保持した、機械的攪拌機、コンデンサー及びサー
モメーターを装着した300ml の三つ首フラスコに、3.6g
( 0.025モル) の1,3-ジイミノイソインドレン、9.6g
( 0.075モル) のo-フタロニトリル、75ml(80 重量%)のN
-メチルピロリドン、及び7.11g(0.025 モル) のチタン
テトラプロポキシドを添加した( 前述の試薬の全ては、
BASFから入手したフタロニトリル以外はアルドリッチケ
ミカル社から得た) 。得られた混合物( 固形分20%)を攪
拌し、温め、約2 時間還流した( 約198 ℃) 。得られた
黒色の懸濁液を約160 ℃まで冷却し、沸騰した150 ℃の
ジメチルホルムアミド(DMF) で予熱した350ml のM−多
孔度焼結ガラスロートを通して吸引することによって濾
過した。得られる固形のTiOPc I生成物を150ml の沸騰
DMF で2 回洗浄し、濾液が始めの黒から淡青緑色になっ
た。その固形物を150ml の沸騰DMF でロート内でスラリ
ーにして、その懸濁液を濾過した。得られた固形物を25
℃の150ml のDMF で、次いで50mlのメタノールで洗浄し
た。得られた光沢のある暗青色の固形物を一夜70℃で乾
燥し、そのX線粉末回折トレースに基づいてタイプITi
OPc と同定される顔料を10.9g(収率76%)を得た。すべて
のX線粉末回折トレースは、グラファイトモノクロメー
ター及びパルス高分析器を備えたフィリップス- モデル
1710X線粉末回折計を使用して得られた。CuKa波長( λ
=0.1542nm)のX線放射を使用し、すべての試料を標準の
粉末回折ホルダーに装填される前に、乳鉢と乳棒で微細
に粉砕した。生成物の元素分析は下記のようであった:
C、66.54;H、2.60; N、20.31; Ash(TiO2)、13.76 。
TiOPcが要するのは( 理論値) C、66.67;H、2.80;
N、19.44; Ash、13.86 である。
気下で保持した、機械的攪拌機、コンデンサー及びサー
モメーターを装着した300ml の三つ首フラスコに、3.6g
( 0.025モル) の1,3-ジイミノイソインドレン、9.6g
( 0.075モル) のo-フタロニトリル、75ml(80 重量%)のN
-メチルピロリドン、及び7.11g(0.025 モル) のチタン
テトラプロポキシドを添加した( 前述の試薬の全ては、
BASFから入手したフタロニトリル以外はアルドリッチケ
ミカル社から得た) 。得られた混合物( 固形分20%)を攪
拌し、温め、約2 時間還流した( 約198 ℃) 。得られた
黒色の懸濁液を約160 ℃まで冷却し、沸騰した150 ℃の
ジメチルホルムアミド(DMF) で予熱した350ml のM−多
孔度焼結ガラスロートを通して吸引することによって濾
過した。得られる固形のTiOPc I生成物を150ml の沸騰
DMF で2 回洗浄し、濾液が始めの黒から淡青緑色になっ
た。その固形物を150ml の沸騰DMF でロート内でスラリ
ーにして、その懸濁液を濾過した。得られた固形物を25
℃の150ml のDMF で、次いで50mlのメタノールで洗浄し
た。得られた光沢のある暗青色の固形物を一夜70℃で乾
燥し、そのX線粉末回折トレースに基づいてタイプITi
OPc と同定される顔料を10.9g(収率76%)を得た。すべて
のX線粉末回折トレースは、グラファイトモノクロメー
ター及びパルス高分析器を備えたフィリップス- モデル
1710X線粉末回折計を使用して得られた。CuKa波長( λ
=0.1542nm)のX線放射を使用し、すべての試料を標準の
粉末回折ホルダーに装填される前に、乳鉢と乳棒で微細
に粉砕した。生成物の元素分析は下記のようであった:
C、66.54;H、2.60; N、20.31; Ash(TiO2)、13.76 。
TiOPcが要するのは( 理論値) C、66.67;H、2.80;
N、19.44; Ash、13.86 である。
【0038】この生成物は、より小さな微結晶が堅く集
合した凝集体という結晶形を有し、SEM 及びキャリパー
による測定で約50ミクロンの結晶サイズまたは平均径を
有した。その洗浄及び濾過工程は、各DMF での洗浄を実
施するのに僅か約5 分 が選択され、素早く実施した。
本発明の方法で得られたチタニルフタロシアニン生成物
の実施態様での粒度は、SEM 又はTEM 及びキャリパーに
よる測定で約30〜約100 ミクロンの長さで、約10〜50ミ
クロンの幅であった。
合した凝集体という結晶形を有し、SEM 及びキャリパー
による測定で約50ミクロンの結晶サイズまたは平均径を
有した。その洗浄及び濾過工程は、各DMF での洗浄を実
施するのに僅か約5 分 が選択され、素早く実施した。
本発明の方法で得られたチタニルフタロシアニン生成物
の実施態様での粒度は、SEM 又はTEM 及びキャリパーに
よる測定で約30〜約100 ミクロンの長さで、約10〜50ミ
クロンの幅であった。
【0039】実施例2 チタニルフタロシアニンタイプIVは下記の手順で製造
される積層画像形成部材の光生成材として評価された。
厚さが約4ミルのアルミニウム被覆マイラー(MYLAR; 登
録商標) 基体を、5gのナイロン8 ( 大日本インク& 化学
(Dainippon Inkand Chemical Company)) 及び16g のn-
ブタノールを24g のメタノール及び4gの水に溶かすこと
によって調製されたナイロン8 溶液で、1 ミルのギャッ
プアプリケーターを使用して被覆した。この層を20分
間、135 ℃で乾燥し; 最終厚さは0.6 ミクロンと測定さ
れた。TiOPc の分散液を、それぞれ0.35g のTiOPc タイ
プIV及びポリ( ビニルブチラル) を13.4g のブチルア
セテート中で70g の1/8 インチのステンレス鋼ボールが
入った30mlのジャーの中でボールミルすることによっ
て、製造した。その分散液を20時間微粉砕し、その後1
ミルのアプリケーターを使用して上述のナイロン8 層の
上に塗布した。このようにして形成された光生成層を10
0 ℃で10分間乾燥させ、最終の厚さは約0.40ミクロンと
なった。
される積層画像形成部材の光生成材として評価された。
厚さが約4ミルのアルミニウム被覆マイラー(MYLAR; 登
録商標) 基体を、5gのナイロン8 ( 大日本インク& 化学
(Dainippon Inkand Chemical Company)) 及び16g のn-
ブタノールを24g のメタノール及び4gの水に溶かすこと
によって調製されたナイロン8 溶液で、1 ミルのギャッ
プアプリケーターを使用して被覆した。この層を20分
間、135 ℃で乾燥し; 最終厚さは0.6 ミクロンと測定さ
れた。TiOPc の分散液を、それぞれ0.35g のTiOPc タイ
プIV及びポリ( ビニルブチラル) を13.4g のブチルア
セテート中で70g の1/8 インチのステンレス鋼ボールが
入った30mlのジャーの中でボールミルすることによっ
て、製造した。その分散液を20時間微粉砕し、その後1
ミルのアプリケーターを使用して上述のナイロン8 層の
上に塗布した。このようにして形成された光生成層を10
0 ℃で10分間乾燥させ、最終の厚さは約0.40ミクロンと
なった。
【0040】下記の表1に、デバイス1 及び2とされる
画像形成部材の情報及びデータを示し、これらの部材は
この実施例で説明された成分を含む。デバイス1 及び2
は示されるデータにおいて、挙げられた実施例から得ら
れたチタニルフタロシアニンタイプIVを選んだこと以
外は、同等の成分を含む。NMP はN-メチルピロリジンで
あり、ClNpはクロロナフタレンであり、挙げられている
塩は反応体の1 つとして選ばれた。
画像形成部材の情報及びデータを示し、これらの部材は
この実施例で説明された成分を含む。デバイス1 及び2
は示されるデータにおいて、挙げられた実施例から得ら
れたチタニルフタロシアニンタイプIVを選んだこと以
外は、同等の成分を含む。NMP はN-メチルピロリジンで
あり、ClNpはクロロナフタレンであり、挙げられている
塩は反応体の1 つとして選ばれた。
【0041】正孔輸送層溶液を、57.6g のクロロベンゼ
ンに5.4gのN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- メチルフェ
ニル)-1,1'- ビフェニル-4,4'-ジアミン及び8.1gのポリ
カーボネートを溶解することによって製造した。その溶
液を8 ミルのフィルムアプリケーターを使用してTiOPc
タイプIV生成層上に塗布した。こうして得られた電荷
輸送層を115 ℃で60分間乾燥して、最終の厚さは約23ミ
クロンとなった。上述のように製造された光応答性画像
形成部材のゼログラフィー電気的特性は、電位計に付着
した容量性的に連結されたプローブによって測定される
その表面電位が−800 ボルトの初期暗値、V0 に到達す
るまで、その表面をコロナ放電源で静電的に帯電させる
ことによって測定される。暗所で0.5 秒間おいた後、帯
電された部材は表面電位、Vddp 、または暗現像電位に
達した。この部材をその後、キセノンランプからフィル
ターを通した光に暴露した。光放電効果による、V ddp
からバックグラウンド電位、Vbgの表面電位の減少が観
察された。1 秒当たりの暗減衰のボルトは( V0-
Vddp )/0.5 として計算された。光放電のパーセンテ
ージは100 ×( Vddp - Vbg) /Vddp として計算され
た。半露光エネルギー、E1/2 、Vddp がその初期値の
半分へ減少することを起こすのに要される露光エネルギ
ーを測定した。本発明者らの測定に選択された光の波長
は800nm である。
ンに5.4gのN,N'- ジフェニル-N,N'-ビス(3- メチルフェ
ニル)-1,1'- ビフェニル-4,4'-ジアミン及び8.1gのポリ
カーボネートを溶解することによって製造した。その溶
液を8 ミルのフィルムアプリケーターを使用してTiOPc
タイプIV生成層上に塗布した。こうして得られた電荷
輸送層を115 ℃で60分間乾燥して、最終の厚さは約23ミ
クロンとなった。上述のように製造された光応答性画像
形成部材のゼログラフィー電気的特性は、電位計に付着
した容量性的に連結されたプローブによって測定される
その表面電位が−800 ボルトの初期暗値、V0 に到達す
るまで、その表面をコロナ放電源で静電的に帯電させる
ことによって測定される。暗所で0.5 秒間おいた後、帯
電された部材は表面電位、Vddp 、または暗現像電位に
達した。この部材をその後、キセノンランプからフィル
ターを通した光に暴露した。光放電効果による、V ddp
からバックグラウンド電位、Vbgの表面電位の減少が観
察された。1 秒当たりの暗減衰のボルトは( V0-
Vddp )/0.5 として計算された。光放電のパーセンテ
ージは100 ×( Vddp - Vbg) /Vddp として計算され
た。半露光エネルギー、E1/2 、Vddp がその初期値の
半分へ減少することを起こすのに要される露光エネルギ
ーを測定した。本発明者らの測定に選択された光の波長
は800nm である。
【0042】実施例3タイプIチタニルフタロシアニンの合成(DI3/Bu/ClN
p) :アルゴン雰囲気下で保持した機械的攪拌機を装着し
た250ml の三つ首フラスコ、コンデンサー及びサーモメ
ーターに1,3-ジイミノイソインドレン(14.5g、0.1モル)
、チタンテトラブトキシド(8.5g 、0.025 モル; アル
ドリッチ) 及び75mlの1-クロロナフタレンを仕込んだ。
その混合物を攪拌し温めた。140 ℃でその混合物は暗緑
色に変わり、還流し始める。この時に、蒸気( これはガ
スクロマトグラフィーによってn-ブタノールと同定され
た) を、還流温度が200 ℃に達するまで雰囲気中に逃が
した。この反応をこの温度で2時間保持し、その後に熱
源を除去することによって150 ℃まで冷却した。その生
成物を沸騰DMF で約150 ℃まで予熱した150ml のM−多
孔度焼結ガラスロートを通して濾過し、その後に沸騰DM
F 100ml で3 回徹底的に洗浄し、次いで室温のDMF 100m
l で3 回洗浄し、50mlのメタノールで3 回洗浄し、XRPD
によってタイプITiOPc と同定される光沢のある紫色の
顔料を10.3g(収率72%)を得た。
p) :アルゴン雰囲気下で保持した機械的攪拌機を装着し
た250ml の三つ首フラスコ、コンデンサー及びサーモメ
ーターに1,3-ジイミノイソインドレン(14.5g、0.1モル)
、チタンテトラブトキシド(8.5g 、0.025 モル; アル
ドリッチ) 及び75mlの1-クロロナフタレンを仕込んだ。
その混合物を攪拌し温めた。140 ℃でその混合物は暗緑
色に変わり、還流し始める。この時に、蒸気( これはガ
スクロマトグラフィーによってn-ブタノールと同定され
た) を、還流温度が200 ℃に達するまで雰囲気中に逃が
した。この反応をこの温度で2時間保持し、その後に熱
源を除去することによって150 ℃まで冷却した。その生
成物を沸騰DMF で約150 ℃まで予熱した150ml のM−多
孔度焼結ガラスロートを通して濾過し、その後に沸騰DM
F 100ml で3 回徹底的に洗浄し、次いで室温のDMF 100m
l で3 回洗浄し、50mlのメタノールで3 回洗浄し、XRPD
によってタイプITiOPc と同定される光沢のある紫色の
顔料を10.3g(収率72%)を得た。
【0043】実施例4タイプIチタニルフタロシアニンの合成(DI3/Pn/Pr/NM
P) :アルゴン雰囲気下で保持した機械的攪拌機を装着
した300ml の三つ首フラスコ、コンデンサー及びサーモ
メーターに、3.6g ( 0.025モル) の1,3-ジイミノイソイ
ンドレン、9.6g ( 0.075モル) のo-フタロニトリル、75
ml(80 重量%)のN-メチルピロリドン、及び7.11g(0.025
モル) のチタンテトラプロポキシドを添加した( 前述の
試薬の全ては、BASFから入手したフタロニトリル以外は
アルドリッチケミカル社から得た) 。得られた混合物(
固形分20%)を攪拌し、温め、約2 時間還流した( 約198
℃) 。得られた黒色の懸濁液を約160 ℃まで冷却し、沸
騰した150 ℃のジメチルホルムアミド(DMF) で予熱した
350ml のM−多孔度焼結ガラスロートを通して吸引する
ことによって濾過した。得られる固形の固形のTiOPc I
生成物を150ml の沸騰DMF で2 回洗浄し、濾液が始めの
黒から淡青緑色になった。その固形物を150ml の沸騰DM
F でロート内でスラリーにして、その懸濁液を濾過し
た。得られた固形物を25℃の150ml のDMF で、次いで50
mlのメタノールで洗浄した。得られた光沢のある暗青色
の固形物を一夜70℃で乾燥し、そのX線粉末回折トレー
スに基づいてタイプITiOPc と同定される顔料を10.9g
(収率76%)を得た。すべてのX線粉末回折トレースは、
グラファイトモノクロメーター及びパルス高分析器を備
えたフィリップス- モデル1710X線粉末回折計を使用し
て得られた。CuKa波長( λ=0.1542nm)のX線放射を使用
し、すべての試料は標準の粉末回折ホルダーに装填され
る前に、乳鉢と乳棒で微細に粉砕した。生成物の元素分
析は下記のようであった:C、66.54;H、2.60; N、2
0.31; Ash(TiO2)、13.76 。TiOPc が要するのは( 理論
値) C、66.67;H、2.80; N、19.44; Ash、13.86 であ
る。
P) :アルゴン雰囲気下で保持した機械的攪拌機を装着
した300ml の三つ首フラスコ、コンデンサー及びサーモ
メーターに、3.6g ( 0.025モル) の1,3-ジイミノイソイ
ンドレン、9.6g ( 0.075モル) のo-フタロニトリル、75
ml(80 重量%)のN-メチルピロリドン、及び7.11g(0.025
モル) のチタンテトラプロポキシドを添加した( 前述の
試薬の全ては、BASFから入手したフタロニトリル以外は
アルドリッチケミカル社から得た) 。得られた混合物(
固形分20%)を攪拌し、温め、約2 時間還流した( 約198
℃) 。得られた黒色の懸濁液を約160 ℃まで冷却し、沸
騰した150 ℃のジメチルホルムアミド(DMF) で予熱した
350ml のM−多孔度焼結ガラスロートを通して吸引する
ことによって濾過した。得られる固形の固形のTiOPc I
生成物を150ml の沸騰DMF で2 回洗浄し、濾液が始めの
黒から淡青緑色になった。その固形物を150ml の沸騰DM
F でロート内でスラリーにして、その懸濁液を濾過し
た。得られた固形物を25℃の150ml のDMF で、次いで50
mlのメタノールで洗浄した。得られた光沢のある暗青色
の固形物を一夜70℃で乾燥し、そのX線粉末回折トレー
スに基づいてタイプITiOPc と同定される顔料を10.9g
(収率76%)を得た。すべてのX線粉末回折トレースは、
グラファイトモノクロメーター及びパルス高分析器を備
えたフィリップス- モデル1710X線粉末回折計を使用し
て得られた。CuKa波長( λ=0.1542nm)のX線放射を使用
し、すべての試料は標準の粉末回折ホルダーに装填され
る前に、乳鉢と乳棒で微細に粉砕した。生成物の元素分
析は下記のようであった:C、66.54;H、2.60; N、2
0.31; Ash(TiO2)、13.76 。TiOPc が要するのは( 理論
値) C、66.67;H、2.80; N、19.44; Ash、13.86 であ
る。
【0044】この生成物は、より小さな微結晶が堅く集
合した凝集体という結晶形を有し、SEM 及びキャリパー
による測定で約50ミクロンの結晶サイズまたは平均径を
有した。その洗浄及び濾過工程は、各DMF での洗浄を実
施するのに僅か約5 分 が選択され、素早く実施した。
本発明の方法で得られたチタニルフタロシアニン生成物
の実施態様での粒度は、SEM 又はTEM 及びキャリパーに
よる測定で約30〜100 ミクロンの長さで、約10〜50ミク
ロンの幅であった。
合した凝集体という結晶形を有し、SEM 及びキャリパー
による測定で約50ミクロンの結晶サイズまたは平均径を
有した。その洗浄及び濾過工程は、各DMF での洗浄を実
施するのに僅か約5 分 が選択され、素早く実施した。
本発明の方法で得られたチタニルフタロシアニン生成物
の実施態様での粒度は、SEM 又はTEM 及びキャリパーに
よる測定で約30〜100 ミクロンの長さで、約10〜50ミク
ロンの幅であった。
【0045】実施例5タイプIVチタニルフタロシアニンの製造(IからI
V): 2gのタイプITiOPc を、トリフルオロ酢酸及び塩
化メチレンの混合物(1:4 、V/V)20mlに溶解し、急速に
攪拌したメタノール(100ml) と水(100ml) の溶液に2分
間にわたって添加した。得られた粗懸濁液を45分間室
温で攪拌し、その後に静置した。その上澄み液をデカン
テーションして、青色の残留物を100ml のメタノールに
30分間攪拌することによって再び分散した。その懸濁液
を7cm径ガラス繊維濾紙を使用して磁製ロート中で濾過
した。その固形物を100ml の熱( 約90℃) 脱イオン水中
で2回再分散し、ワットマン934-AHグレード濾過繊維を
装着した7cm径磁製ロートを通して真空濾過によって濾
過した。最終的に、その固形物は、そのXRPDスペクトル
に基づいてタイプIVチタニルフタロシアニンと同定さ
れ、100ml のモノクロロベンゼンに再分散し、濾過し、
1時間の間70℃の温度でオーブン乾燥し、XRPDによっ
てタイプIVチタニルフタロシアニンと同定される1.6g
の粉末状の青色の顔料を得た。前述のタイプIV顔料は
実施例2の積層画像形成部材の光生成層としての使用に
選ばれ、この部材は31ボルト/秒の暗減衰及び平均E
1/2 =1.3ergs/cm2を有した。5ergs/cm2 及び10ergs/cm
2での放電はそれぞれ81% と87% であった。
V): 2gのタイプITiOPc を、トリフルオロ酢酸及び塩
化メチレンの混合物(1:4 、V/V)20mlに溶解し、急速に
攪拌したメタノール(100ml) と水(100ml) の溶液に2分
間にわたって添加した。得られた粗懸濁液を45分間室
温で攪拌し、その後に静置した。その上澄み液をデカン
テーションして、青色の残留物を100ml のメタノールに
30分間攪拌することによって再び分散した。その懸濁液
を7cm径ガラス繊維濾紙を使用して磁製ロート中で濾過
した。その固形物を100ml の熱( 約90℃) 脱イオン水中
で2回再分散し、ワットマン934-AHグレード濾過繊維を
装着した7cm径磁製ロートを通して真空濾過によって濾
過した。最終的に、その固形物は、そのXRPDスペクトル
に基づいてタイプIVチタニルフタロシアニンと同定さ
れ、100ml のモノクロロベンゼンに再分散し、濾過し、
1時間の間70℃の温度でオーブン乾燥し、XRPDによっ
てタイプIVチタニルフタロシアニンと同定される1.6g
の粉末状の青色の顔料を得た。前述のタイプIV顔料は
実施例2の積層画像形成部材の光生成層としての使用に
選ばれ、この部材は31ボルト/秒の暗減衰及び平均E
1/2 =1.3ergs/cm2を有した。5ergs/cm2 及び10ergs/cm
2での放電はそれぞれ81% と87% であった。
【0046】実施例6タイプIVチタニルフタロシアニンの製造(IからX、
XからIV): 実施例1で記載されたように製造された
タイプITiOPc の2gを、トリフルオロ酢酸及び塩化メチ
レンの混合物(1:4 、V/V)20mlに5分間で溶解し、急速
に攪拌したメタノール(100ml) と水(100ml) の溶液に20
分間にわたって添加し、その溶液を氷水浴の中に浸し、
添加し終わるまでの間、5 ℃より低い温度を維持した。
添加が完全に終了した後、氷浴を除去し、得られた粗懸
濁液を45分間室温で攪拌し、その後に静置した。その
上澄み液を注意深くフラスコ中に注ぐことによってデカ
ンテーションして、その青色の残留物は、そのXRPDスペ
クトルに基づいてタイプXチタニルフタロシアニンと同
定され、そのタイプXはTEM による測定によって約0.05
から約0.1 ミクロンの粒子径を有し、その残留物を100m
l のメタノールに30分間攪拌することによって再分散し
た。その懸濁液を7cm径ガラス繊維フィルター( ワット
マン グレード934-AH) を使用して磁製ロート中で濾過
した。その固形物を100ml の熱( 約90℃) 脱イオン水で
2回再分散させ、上述のように濾過した。最終的に、そ
の固形物は、そのXRPDスペクトルに基づいてタイプXチ
タニルフタロシアニンと同定され、30分間室温で100ml
のモノクロロベンゼンに攪拌することによって再分散
し、濾過し、1時間の間70℃の温度でオーブン乾燥
し、XRPDによってタイプIVチタニルフタロシアニンと
同定される1.6gの粉末状の青色顔料を得た。製造された
そのタイプIV顔料は、実施例2の積層画像形成部材に
おける光生成材として選ばれた。この顔料は、2つの別
の、しかし実質的には同一の実施例2の積層画像形成部
材で評価され、暗減衰は15ボルト/秒であり、平均E
1/2 は0.8ergs/cm2 であった。5ergs/cm2 及び10ergs/c
m2での放電はそれぞれ87% と90% であった。
XからIV): 実施例1で記載されたように製造された
タイプITiOPc の2gを、トリフルオロ酢酸及び塩化メチ
レンの混合物(1:4 、V/V)20mlに5分間で溶解し、急速
に攪拌したメタノール(100ml) と水(100ml) の溶液に20
分間にわたって添加し、その溶液を氷水浴の中に浸し、
添加し終わるまでの間、5 ℃より低い温度を維持した。
添加が完全に終了した後、氷浴を除去し、得られた粗懸
濁液を45分間室温で攪拌し、その後に静置した。その
上澄み液を注意深くフラスコ中に注ぐことによってデカ
ンテーションして、その青色の残留物は、そのXRPDスペ
クトルに基づいてタイプXチタニルフタロシアニンと同
定され、そのタイプXはTEM による測定によって約0.05
から約0.1 ミクロンの粒子径を有し、その残留物を100m
l のメタノールに30分間攪拌することによって再分散し
た。その懸濁液を7cm径ガラス繊維フィルター( ワット
マン グレード934-AH) を使用して磁製ロート中で濾過
した。その固形物を100ml の熱( 約90℃) 脱イオン水で
2回再分散させ、上述のように濾過した。最終的に、そ
の固形物は、そのXRPDスペクトルに基づいてタイプXチ
タニルフタロシアニンと同定され、30分間室温で100ml
のモノクロロベンゼンに攪拌することによって再分散
し、濾過し、1時間の間70℃の温度でオーブン乾燥
し、XRPDによってタイプIVチタニルフタロシアニンと
同定される1.6gの粉末状の青色顔料を得た。製造された
そのタイプIV顔料は、実施例2の積層画像形成部材に
おける光生成材として選ばれた。この顔料は、2つの別
の、しかし実質的には同一の実施例2の積層画像形成部
材で評価され、暗減衰は15ボルト/秒であり、平均E
1/2 は0.8ergs/cm2 であった。5ergs/cm2 及び10ergs/c
m2での放電はそれぞれ87% と90% であった。
【0047】実施例7タイプIVTiOPc の製造: 最終の洗浄工程に使用される
溶剤が塩化メチレンであること以外は、実施例6に記載
されたようにチタニルフタロシアニンタイプIVを製造
した。製造されたそのタイプIV顔料は、実施例2の積
層画像形成部材における光生成材として選ばれた。この
顔料は2つの別の、しかし実質的には同一の実施例2の
積層画像形成部材で評価され、暗減衰は16ボルト/秒
であり、平均E1/2 は1.0rgs/cm2であった。5ergs/cm2
及び10ergs/cm2での放電はそれぞれ86% と90%であっ
た。
溶剤が塩化メチレンであること以外は、実施例6に記載
されたようにチタニルフタロシアニンタイプIVを製造
した。製造されたそのタイプIV顔料は、実施例2の積
層画像形成部材における光生成材として選ばれた。この
顔料は2つの別の、しかし実質的には同一の実施例2の
積層画像形成部材で評価され、暗減衰は16ボルト/秒
であり、平均E1/2 は1.0rgs/cm2であった。5ergs/cm2
及び10ergs/cm2での放電はそれぞれ86% と90%であっ
た。
【0048】実施例8タイプIVTiOPc の製造: 最終の洗浄工程に使用される
溶剤がテトラヒドロフランであること以外は、実施例6
に記載されたようにチタニルフタロシアニンタイプIV
を製造した。製造されたそのタイプIV顔料は、実施例
2の積層画像形成部材における光生成材として選ばれ
た。この顔料は2つの別の、しかし実質的には同一の上
記のように製造された積層画像形成部材(実施例2参
照)で評価され、暗減衰は11ボルト/秒であり、平均
E1/2 は0.9rgs/cm2であった。5ergs/cm2 及び10ergs/c
m2での放電はそれぞれ86% と90% であった。
溶剤がテトラヒドロフランであること以外は、実施例6
に記載されたようにチタニルフタロシアニンタイプIV
を製造した。製造されたそのタイプIV顔料は、実施例
2の積層画像形成部材における光生成材として選ばれ
た。この顔料は2つの別の、しかし実質的には同一の上
記のように製造された積層画像形成部材(実施例2参
照)で評価され、暗減衰は11ボルト/秒であり、平均
E1/2 は0.9rgs/cm2であった。5ergs/cm2 及び10ergs/c
m2での放電はそれぞれ86% と90% であった。
【0049】実施例9タイプIVTiOPc の製造: 最終の洗浄工程に使用される
溶剤が1,2,4-トリクロロベンゼンであること以外は、実
施例6に記載されたようにチタニルフタロシアニンタイ
プIVを製造した。製造されたそのタイプIV顔料は、
実施例2の積層画像形成部材における光生成材として選
ばれた。この顔料は2つの別の、しかし実質的には同一
の上記のように製造された積層画像形成部材(実施例2
参照)で評価され、暗減衰は12ボルト/秒であり、平
均E1/2 は1.2rgs/cm2であった。5ergs/cm2 及び10ergs
/cm2での放電はそれぞれ84%と88% であった。
溶剤が1,2,4-トリクロロベンゼンであること以外は、実
施例6に記載されたようにチタニルフタロシアニンタイ
プIVを製造した。製造されたそのタイプIV顔料は、
実施例2の積層画像形成部材における光生成材として選
ばれた。この顔料は2つの別の、しかし実質的には同一
の上記のように製造された積層画像形成部材(実施例2
参照)で評価され、暗減衰は12ボルト/秒であり、平
均E1/2 は1.2rgs/cm2であった。5ergs/cm2 及び10ergs
/cm2での放電はそれぞれ84%と88% であった。
【0050】実施例10タイプIVTiOPc の製造: 最終の洗浄工程に使用される
溶剤が1,2,2-トリクロロエタンであること以外は、実施
例6に記載されたようにチタニルフタロシアニンタイプ
IVを製造した。製造されたそのタイプIV顔料は、実
施例2の積層画像形成部材における光生成材として選ば
れた。この顔料は2つの別の、しかし実質的には同一の
上記のように製造された積層画像形成部材(実施例2参
照)で評価され、暗減衰は11ボルト/秒であり、平均
E1/2 は1.1rgs/cm2であった。5ergs/cm2 及び10ergs/c
m2での放電はそれぞれ84% と88% であった。
溶剤が1,2,2-トリクロロエタンであること以外は、実施
例6に記載されたようにチタニルフタロシアニンタイプ
IVを製造した。製造されたそのタイプIV顔料は、実
施例2の積層画像形成部材における光生成材として選ば
れた。この顔料は2つの別の、しかし実質的には同一の
上記のように製造された積層画像形成部材(実施例2参
照)で評価され、暗減衰は11ボルト/秒であり、平均
E1/2 は1.1rgs/cm2であった。5ergs/cm2 及び10ergs/c
m2での放電はそれぞれ84% と88% であった。
【0051】実施例11タイプIVTiOPc の製造: 最終の洗浄工程に使用される
溶剤がブロモベンゼンであること以外は、実施例6に記
載されたようにチタニルフタロシアニンタイプIVを製
造した。製造されたそのタイプIV顔料は、実施例2の
積層画像形成部材における光生成材として選ばれた。こ
の顔料は2つの別の、しかし実質的には同一の上記のよ
うに製造された積層画像形成部材(実施例2参照)で評
価され、暗減衰は13ボルト/秒であり、平均E1/2 は
1.0rgs/cm2であった。5ergs/cm2 及び10ergs/cm2での放
電はそれぞれ84% と88% であった。実施例中に示された
2種の画像形成部材の評価の結果は、それらの平均を表
し、すなわち、それぞれの画像形成部材のデータを足し
て2で割った。実施態様において、チタニルフタロシア
ニンハロベンゼン、特にクロロベンゼンのスラリーは有
効な時間、例えば約1〜約24時間、保持した。
溶剤がブロモベンゼンであること以外は、実施例6に記
載されたようにチタニルフタロシアニンタイプIVを製
造した。製造されたそのタイプIV顔料は、実施例2の
積層画像形成部材における光生成材として選ばれた。こ
の顔料は2つの別の、しかし実質的には同一の上記のよ
うに製造された積層画像形成部材(実施例2参照)で評
価され、暗減衰は13ボルト/秒であり、平均E1/2 は
1.0rgs/cm2であった。5ergs/cm2 及び10ergs/cm2での放
電はそれぞれ84% と88% であった。実施例中に示された
2種の画像形成部材の評価の結果は、それらの平均を表
し、すなわち、それぞれの画像形成部材のデータを足し
て2で割った。実施態様において、チタニルフタロシア
ニンハロベンゼン、特にクロロベンゼンのスラリーは有
効な時間、例えば約1〜約24時間、保持した。
【0052】
【表1】 実施 デバ チタン 反応 暗減衰 %放電 E1/2 Vddp 例 イス 塩 溶剤 (v/s) 5ergs/cm2 10ergs/cm2 (ergs/ ボルト 当たり 当たり cm2) 1 17-19 84.0 87.5 1.0 -804 〜-819 5 Ti(OPr)4 NMP 16-20 84.0 88.0 1.1 -719 〜-802 15-17 82.0 86.0 1.1 -812 〜-823 2 13-15 82.5 87.0 1.2 -812 〜-818 1 13-16 86.0 89.5 1.0 -800 〜-829 4 Ti(OBu)4 NMP 13-15 87.0 90.0 0.9 -817 〜-823 11-16 85.5 89.0 1.0 -822 〜-839 2 11-13 85.0 89.0 0.9 -812 〜-821 1 20-22 88.0 90.0 0.9 -799 〜-802 3 Ti(OPr)4 ClNp 18-21 88.0 91.0 0.9 -800 〜-818 12-18 87.5 90.5 0.7 -806 〜-837 2 11-14 87.0 90.0 0.8 -808 〜-823 1 18-21 87.0 90.0 0.8 -796 〜-810 1 Ti(OBu)4 ClNp 18-19 87.5 90.0 0.8 -800 〜-806 12-14 87.0 89.5 0.9 -808 〜-821 2 12-16 87.0 90.0 0.8 -806 〜-841
【0053】
【図1】 本発明の負に帯電される光応答性画像形成部
材の部分的な概要の断面図である。
材の部分的な概要の断面図である。
【図2】 本発明の正に帯電される光応答性画像形成部
材の部分的な概要の断面図である。
材の部分的な概要の断面図である。
1 支持基体 2 溶液被覆接着剤層 3 光生成層 4 不活性樹脂バインダー 5 正孔輸送層 7 ポリカーボネート樹脂バインダー 10 支持基体 12 正孔輸送層 14 ポリカーボネート樹脂バインダー 16 光生成層 18 不活性樹脂バインダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジエイムズ エム ダフ カナダ エル5エヌ 2イー8 オンタリ オ ミシソーガ モンテヴイデオ ロード 6185 (72)発明者 トレヴアー アイ マーテイン カナダ エル7エル 2アール8 オンタ リオ バーリントン シヤノン クレツセ ント 502 (72)発明者 テリー エル ブルーム カナダ エル6ケイ 1ワイ2 オンタリ オ オークヴイル ステイーヴンス クレ ツセント 583 (72)発明者 チエン ケイ シアオ カナダ エル5エル 4ワイ3 オンタリ オ ミシソーガ ガースウツド ロード 3106 (72)発明者 アー ミー ホー カナダ エル5エル 5ビー1 オンタリ オ ミシソーガ マルカスター ロード 3407
Claims (1)
- 【請求項1】 チタニルフタロシアニンタイプXをハロ
ベンゼンで処理することを含む、チタニルフタロシアニ
ンの製造方法。
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| US07/683935 | 1991-04-11 |
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| JPH0742420B2 JPH0742420B2 (ja) | 1995-05-10 |
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