JPH059874A - ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方法 - Google Patents
ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方法Info
- Publication number
- JPH059874A JPH059874A JP3273792A JP27379291A JPH059874A JP H059874 A JPH059874 A JP H059874A JP 3273792 A JP3273792 A JP 3273792A JP 27379291 A JP27379291 A JP 27379291A JP H059874 A JPH059874 A JP H059874A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- aromatic polyamide
- polyamide fiber
- treatment liquid
- aromatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】初期接着力に優れ、かつ長期間耐水性に優れ
た、ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方法を提供
する。 【構成】芳香族ポリアミド繊維を2個以上のエポキシ基
を有する芳香族グリシジルアミン及び芳香族アミンを含
む液で処理した後、レゾルシン−ホルムアルデヒド樹
脂、ゴムラテックス及び2,6−ビス(2’,4’−ジ
ヒドロキシフェニルメチル)4−クロロフェノールを含
む液で処理する。
た、ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方法を提供
する。 【構成】芳香族ポリアミド繊維を2個以上のエポキシ基
を有する芳香族グリシジルアミン及び芳香族アミンを含
む液で処理した後、レゾルシン−ホルムアルデヒド樹
脂、ゴムラテックス及び2,6−ビス(2’,4’−ジ
ヒドロキシフェニルメチル)4−クロロフェノールを含
む液で処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム補強用芳香族ポリ
アミド繊維の製造方法に係るものである。本発明により
得られるゴム補強用芳香族ポリアミド繊維で補強された
ゴムは、タイヤ、ベルト、ホースその他の広範な分野に
利用される。
アミド繊維の製造方法に係るものである。本発明により
得られるゴム補強用芳香族ポリアミド繊維で補強された
ゴムは、タイヤ、ベルト、ホースその他の広範な分野に
利用される。
【0002】
【従来の技術】ゴム補強用繊維として、芳香族ポリアミ
ド繊維を用いることは公知である。芳香族ポリアミド繊
維は、高強度、高モジュラスであり、耐熱性及び寸法安
定性に優れ、かつ有機繊維であるために錆びないといっ
た特徴を有するため、ゴム補強用繊維として利用されて
いる。しかしながら、芳香族ポリアミド繊維は、ゴムと
の接着性の点において不十分であるという欠点を有して
いる。すなわち、繊維をゴムの補強用に用いる場合に、
該繊維とゴムとの接着性が不十分であると、補強材とし
ての効果が十分に発揮できない。この点において、芳香
族ポリアミド繊維は、ナイロン、レーヨン、ビニロンな
どの繊維に比べて、劣るものであった。一方、かかる芳
香族ポリアミド繊維に対し、ゴムとの接着性を高めるた
めの工夫が行われている。たとえば、特開昭59−94
640号公報には、芳香族ポリアミド繊維を、水溶性の
エポキシ化合物で処理した後、レゾルシン−ホルムアル
デヒド樹脂とゴムラテックスからなる、いわゆるRFL
液で処理する方法が開示されている。また、特開昭56
−2156号公報には、エチレン尿素化合物などの反応
性物質を添加したRFL液を用いる方法が開示されてい
る。
ド繊維を用いることは公知である。芳香族ポリアミド繊
維は、高強度、高モジュラスであり、耐熱性及び寸法安
定性に優れ、かつ有機繊維であるために錆びないといっ
た特徴を有するため、ゴム補強用繊維として利用されて
いる。しかしながら、芳香族ポリアミド繊維は、ゴムと
の接着性の点において不十分であるという欠点を有して
いる。すなわち、繊維をゴムの補強用に用いる場合に、
該繊維とゴムとの接着性が不十分であると、補強材とし
ての効果が十分に発揮できない。この点において、芳香
族ポリアミド繊維は、ナイロン、レーヨン、ビニロンな
どの繊維に比べて、劣るものであった。一方、かかる芳
香族ポリアミド繊維に対し、ゴムとの接着性を高めるた
めの工夫が行われている。たとえば、特開昭59−94
640号公報には、芳香族ポリアミド繊維を、水溶性の
エポキシ化合物で処理した後、レゾルシン−ホルムアル
デヒド樹脂とゴムラテックスからなる、いわゆるRFL
液で処理する方法が開示されている。また、特開昭56
−2156号公報には、エチレン尿素化合物などの反応
性物質を添加したRFL液を用いる方法が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法は、接着初期においては比較的高い接着力が得られ
るものの、補強されたゴム組成物を水と接触した状態で
使用した場合に、初期の接着力が著しく低下するという
問題、すなわち耐水性に乏しいという問題を有してい
た。かかる現状に鑑み、本発明の主たる目的は、初期接
着において高い接着力を有することはもちろんのこと、
長期間の水浸漬によっても接着力の添加が少ない、耐水
性に優れた、ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方
法を提供することにある。
方法は、接着初期においては比較的高い接着力が得られ
るものの、補強されたゴム組成物を水と接触した状態で
使用した場合に、初期の接着力が著しく低下するという
問題、すなわち耐水性に乏しいという問題を有してい
た。かかる現状に鑑み、本発明の主たる目的は、初期接
着において高い接着力を有することはもちろんのこと、
長期間の水浸漬によっても接着力の添加が少ない、耐水
性に優れた、ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討の結果、本発明に到達した。
を達成すべく鋭意検討の結果、本発明に到達した。
【0005】すなわち、本発明は、下記の第一工程及び
第二工程を含むことを特徴とする、ゴム補強用芳香族ポ
リアミド繊維の製造方法に係るものである。 第一工程:エポキシ処理液に芳香族ポリアミド繊維を浸
漬し、乾燥及び硬化する工程であって、該エポキシ処理
液は、1分子中に2個以上のエポキシ基を有する芳香族
グリシジルアミン0.1〜30重量%を含有し、かつ該
芳香族グリシジルアミン100重量部当たり、芳香族ア
ミン1〜100重量部を含有するものである工程。 第二工程:第一工程で得た芳香族ポリアミド繊維を、レ
ゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂及びゴムラテックスを
含有する第二工程処理液に浸漬し、乾燥及び硬化する工
程。
第二工程を含むことを特徴とする、ゴム補強用芳香族ポ
リアミド繊維の製造方法に係るものである。 第一工程:エポキシ処理液に芳香族ポリアミド繊維を浸
漬し、乾燥及び硬化する工程であって、該エポキシ処理
液は、1分子中に2個以上のエポキシ基を有する芳香族
グリシジルアミン0.1〜30重量%を含有し、かつ該
芳香族グリシジルアミン100重量部当たり、芳香族ア
ミン1〜100重量部を含有するものである工程。 第二工程:第一工程で得た芳香族ポリアミド繊維を、レ
ゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂及びゴムラテックスを
含有する第二工程処理液に浸漬し、乾燥及び硬化する工
程。
【0006】本発明でさらに好ましい方法は、前記第二
工程において、レゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂、ゴ
ムラテックス及び一般式(1)
工程において、レゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂、ゴ
ムラテックス及び一般式(1)
【0007】
【化4】
(但し、式中Xはそれぞれ独立に水素原子、塩素原子、
臭素原子、炭素数1〜8のアルキル、アリールもしくは
アラルキル基、−OH、−SH、−NH2 、−NO2 、
−COOH、−CH2 OHまたは次の化2
臭素原子、炭素数1〜8のアルキル、アリールもしくは
アラルキル基、−OH、−SH、−NH2 、−NO2 、
−COOH、−CH2 OHまたは次の化2
【0008】
【化5】
(ここで、R1 、R2 はそれぞれ独立に水素原子、炭素
数1〜8のアルキル、アリールもしくはアラルキル基を
示す。)で表されるものであり、Yは水素原子、−O
H、塩素原子または臭素原子であり、Zは次の化3
数1〜8のアルキル、アリールもしくはアラルキル基を
示す。)で表されるものであり、Yは水素原子、−O
H、塩素原子または臭素原子であり、Zは次の化3
【0009】
【化6】
(ここでR3 、R4 はそれぞれ独立に水素原子または炭
素数1〜8のアルキル基を示す。)で表され、mは0〜
2の整数を、nは1〜10の整数で示す。)で表される
化合物を含有する第二工程処理液を用いる方法である。
素数1〜8のアルキル基を示す。)で表され、mは0〜
2の整数を、nは1〜10の整数で示す。)で表される
化合物を含有する第二工程処理液を用いる方法である。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて芳香族ポリアミド繊維とは、ポリ−p−フェニレ
ンテレフタルアミド、ポリ−p−若しくは−m−ベンズ
アミド、ポリ−m−フェニレンイソフタルアミド、また
はこれらの構造を50重量%以上含む繊維状の材料であ
る。そして、これらの繊維は予め必要に応じて、ある程
度の撚りをかけ、コード化したり、または織物とした後
に本発明の第一工程及び第二工程からなる処理工程に付
されるが、場合によっては、短繊維化または綿状化した
後に該処理工程に供することも可能である。
おいて芳香族ポリアミド繊維とは、ポリ−p−フェニレ
ンテレフタルアミド、ポリ−p−若しくは−m−ベンズ
アミド、ポリ−m−フェニレンイソフタルアミド、また
はこれらの構造を50重量%以上含む繊維状の材料であ
る。そして、これらの繊維は予め必要に応じて、ある程
度の撚りをかけ、コード化したり、または織物とした後
に本発明の第一工程及び第二工程からなる処理工程に付
されるが、場合によっては、短繊維化または綿状化した
後に該処理工程に供することも可能である。
【0011】本発明において第一工程とは、エポキシ処
理液に芳香族ポリアミド繊維を浸漬し、乾燥及び硬化す
る工程であって、該エポキシ処理液は、1分子中に2個
以上のエポキシ基を有する芳香族グリシジルアミン(以
下、「エポキシ化合物」ということがある。)0.1〜
30重量%、好ましくは0.1〜10重量%を含有し、
かつ該芳香族グリシジルアミン100重量部あたり芳香
族アミン1〜100重量部、好ましくは1〜40重量部
を含有するものである工程である。
理液に芳香族ポリアミド繊維を浸漬し、乾燥及び硬化す
る工程であって、該エポキシ処理液は、1分子中に2個
以上のエポキシ基を有する芳香族グリシジルアミン(以
下、「エポキシ化合物」ということがある。)0.1〜
30重量%、好ましくは0.1〜10重量%を含有し、
かつ該芳香族グリシジルアミン100重量部あたり芳香
族アミン1〜100重量部、好ましくは1〜40重量部
を含有するものである工程である。
【0012】本発明にて用いるエポキシ化合物として
は、たとえば、テトラグリシジルジアミノジフェニルメ
タン、トリグリシジル−p−アミノフェノール、トリグ
リシジル−m−アミノフェノール、トリグリシジル−4
−アミノ−m−クレゾール、グリシジルアニリン、グリ
シジルトルイジン、テトラグリシジル−m−キシリレン
ジアミン、ジグリシジルトリブロムアニリンなどが例示
されるが、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン
が好ましい。
は、たとえば、テトラグリシジルジアミノジフェニルメ
タン、トリグリシジル−p−アミノフェノール、トリグ
リシジル−m−アミノフェノール、トリグリシジル−4
−アミノ−m−クレゾール、グリシジルアニリン、グリ
シジルトルイジン、テトラグリシジル−m−キシリレン
ジアミン、ジグリシジルトリブロムアニリンなどが例示
されるが、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン
が好ましい。
【0013】本発明に用いるエポキシ化合物のエポキシ
処理液中における含有量は、0.1〜30重量%、好ま
しくは、0.3〜20重量%、さらに好ましくは、0.
5〜8重量%、最も好ましくは、1〜5重量%である。
下限未満の場合は、接着力が不十分であり、上限を超え
ると、繊維の柔軟性に劣る。
処理液中における含有量は、0.1〜30重量%、好ま
しくは、0.3〜20重量%、さらに好ましくは、0.
5〜8重量%、最も好ましくは、1〜5重量%である。
下限未満の場合は、接着力が不十分であり、上限を超え
ると、繊維の柔軟性に劣る。
【0014】本発明にて用いる芳香族アミンは、硬化剤
として作用する。かかる芳香族アミンとしては、たとえ
ば、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’
−ジアミノジフェニルスルホン、p,p’−ジアミノジ
フェニルメタン、m−フェニレンジアミン、m−トルイ
レンジアミン、o−トルイレンジアミン、キシリレンジ
アミン、4−クロロ−o−フェニレンジアミン、3’−
ジエチル4,4’−ジアミノジフェニルメタン、m−ア
ミノベンジルアミン、ジアミノピリジン、m−アミノフ
ェノールなどが例示されるが、3,4’−ジアミノジフ
ェニルエーテルが好ましい。
として作用する。かかる芳香族アミンとしては、たとえ
ば、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’
−ジアミノジフェニルスルホン、p,p’−ジアミノジ
フェニルメタン、m−フェニレンジアミン、m−トルイ
レンジアミン、o−トルイレンジアミン、キシリレンジ
アミン、4−クロロ−o−フェニレンジアミン、3’−
ジエチル4,4’−ジアミノジフェニルメタン、m−ア
ミノベンジルアミン、ジアミノピリジン、m−アミノフ
ェノールなどが例示されるが、3,4’−ジアミノジフ
ェニルエーテルが好ましい。
【0015】芳香族アミンのエポキシ処理液における含
有量は、エポキシ化合物100重量部あたり1〜100
重量部、好ましくは1.2〜40重量部、さらに好まし
くは1.5〜30重量部である。下限未満の場合は、本
発明の芳香族グリシジルアミンの硬化が遅く、接着力の
発現が不十分であり、上限を超えると、繊維の柔軟性に
劣る。
有量は、エポキシ化合物100重量部あたり1〜100
重量部、好ましくは1.2〜40重量部、さらに好まし
くは1.5〜30重量部である。下限未満の場合は、本
発明の芳香族グリシジルアミンの硬化が遅く、接着力の
発現が不十分であり、上限を超えると、繊維の柔軟性に
劣る。
【0016】本発明にて用いるエポキシ処理液とは、上
記エポキシ化合物及び芳香族アミンを、水に分散させ、
またはN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、メチルイソブチルケトン、テトラヒドロフラン
等の有機溶媒に溶解させたものである。水分散液とする
場合には、安定な水分散液を得る目的で、界面活性剤を
用い、または有機溶媒を混合使用してもよい。
記エポキシ化合物及び芳香族アミンを、水に分散させ、
またはN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、メチルイソブチルケトン、テトラヒドロフラン
等の有機溶媒に溶解させたものである。水分散液とする
場合には、安定な水分散液を得る目的で、界面活性剤を
用い、または有機溶媒を混合使用してもよい。
【0017】本発明において第一工程は、芳香族ポリア
ミド繊維をエポキシ処理液に浸漬し、乾燥及び硬化する
工程からなる。なお、硬化の方法としては、乾燥の後、
180〜260℃程度で0.5〜20分間の熱処理を行
うことが好ましい。かくして、本発明の第一工程が完了
し、エポキシ処理された芳香族ポリアミド繊維は、次の
第二工程に供される。
ミド繊維をエポキシ処理液に浸漬し、乾燥及び硬化する
工程からなる。なお、硬化の方法としては、乾燥の後、
180〜260℃程度で0.5〜20分間の熱処理を行
うことが好ましい。かくして、本発明の第一工程が完了
し、エポキシ処理された芳香族ポリアミド繊維は、次の
第二工程に供される。
【0018】本発明において第二工程とは、第一工程で
得られた芳香族ポリアミド繊維を、レゾルシン−ホルム
アルデヒド樹脂及びゴムラテックス好ましくは、レゾル
シン−ホルムアルデヒド樹脂、ゴムラテックス及び前記
一般式(1)で示される化合物を含有する第二工程処理
液に浸漬し、ついで乾燥及び硬化する工程である。第二
工程処理液の分散媒又は溶媒としては、通常、水が用い
られる。
得られた芳香族ポリアミド繊維を、レゾルシン−ホルム
アルデヒド樹脂及びゴムラテックス好ましくは、レゾル
シン−ホルムアルデヒド樹脂、ゴムラテックス及び前記
一般式(1)で示される化合物を含有する第二工程処理
液に浸漬し、ついで乾燥及び硬化する工程である。第二
工程処理液の分散媒又は溶媒としては、通常、水が用い
られる。
【0019】本発明の第二工程処理液に用いられるレゾ
ルシン−ホルムアルデヒド樹脂としては、レゾルシンと
ホルムアルデヒドとを0.5/1〜3.0/1のモル比
で、酸若しくはアルカリ触媒の存在下、又は無触媒下に
反応させた縮合物が好適に用いられるが、レゾルシン−
ホルムアルデヒド初期縮合物として市販されているもの
も用いることができる。
ルシン−ホルムアルデヒド樹脂としては、レゾルシンと
ホルムアルデヒドとを0.5/1〜3.0/1のモル比
で、酸若しくはアルカリ触媒の存在下、又は無触媒下に
反応させた縮合物が好適に用いられるが、レゾルシン−
ホルムアルデヒド初期縮合物として市販されているもの
も用いることができる。
【0020】また、ゴムラテックスとしては、芳香族ポ
リアミド繊維と接着させるゴム配合物に応じて、スチレ
ン−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン−ビニルピ
リジンゴム、ニトリルゴム及びクロロプレンゴムなどの
ラテックス類を、1種又は2種以上混合して使用でき
る。
リアミド繊維と接着させるゴム配合物に応じて、スチレ
ン−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン−ビニルピ
リジンゴム、ニトリルゴム及びクロロプレンゴムなどの
ラテックス類を、1種又は2種以上混合して使用でき
る。
【0021】前記一般式(1)で表される化合物として
は、具体的には、2,6−ビス(2’,4’−ジヒドロ
キシフェニルメチル)−4−クロロフェノール、2,6
−ビス(2’,4’ジヒドロキシフェニルメチル)−4
−ブロモフェノール、2,6−ビス(2’,4’−ジク
ロロフェニルメチル)−4−クロロフェノールなどを挙
げることができる。なかでも、2,6−ビス(2’,
4’−ジヒドロキシフェニルメチル)−4−クロロフェ
ノールはポリアミド繊維との親和性に優れており、とく
に好ましい。2,6−ビス(2’,4’−ジヒドロキシ
フェニルメチル)4−クロロフェノールとしては、市販
品(たとえば、ナガセ化成工業(株)製のデナボンド、
バルナックス社のバルカボンド−E等)をそのまま使用
することができ、
は、具体的には、2,6−ビス(2’,4’−ジヒドロ
キシフェニルメチル)−4−クロロフェノール、2,6
−ビス(2’,4’ジヒドロキシフェニルメチル)−4
−ブロモフェノール、2,6−ビス(2’,4’−ジク
ロロフェニルメチル)−4−クロロフェノールなどを挙
げることができる。なかでも、2,6−ビス(2’,
4’−ジヒドロキシフェニルメチル)−4−クロロフェ
ノールはポリアミド繊維との親和性に優れており、とく
に好ましい。2,6−ビス(2’,4’−ジヒドロキシ
フェニルメチル)4−クロロフェノールとしては、市販
品(たとえば、ナガセ化成工業(株)製のデナボンド、
バルナックス社のバルカボンド−E等)をそのまま使用
することができ、
【0022】ゴムラテックスに対するレゾルシン−ホル
ムアルデヒド樹脂の使用量としては、固形分量比で10
/100〜30/100の範囲で使用することができ
る。
ムアルデヒド樹脂の使用量としては、固形分量比で10
/100〜30/100の範囲で使用することができ
る。
【0023】本発明に用いられる前記一般式(1)で表
される化合物の配合量は、レゾルシン−ホルムアルデヒ
ド樹脂及びゴムラテックスの固形分100重量部に対し
て、10〜200重量部、好ましくは20〜150重量
部、さらに好ましくは50〜100重量の範囲にて用い
ることができる。下限未満であると、接着性が及び耐水
性の改良効果に劣り、一方上限を越えると、得られる繊
維の柔軟性に欠け、特に柔軟性が要求される用途に対し
て、不都合となる場合がある。また、第二工程処理液中
の全固形分濃度としては、3〜25重量%が好ましく、
5〜20重量%がより好ましい。
される化合物の配合量は、レゾルシン−ホルムアルデヒ
ド樹脂及びゴムラテックスの固形分100重量部に対し
て、10〜200重量部、好ましくは20〜150重量
部、さらに好ましくは50〜100重量の範囲にて用い
ることができる。下限未満であると、接着性が及び耐水
性の改良効果に劣り、一方上限を越えると、得られる繊
維の柔軟性に欠け、特に柔軟性が要求される用途に対し
て、不都合となる場合がある。また、第二工程処理液中
の全固形分濃度としては、3〜25重量%が好ましく、
5〜20重量%がより好ましい。
【0024】第二工程処理液の調製方法は必ずしも限定
されないが、予め調製しておいたレゾルシン−ホルムア
ルデヒド樹脂とゴムラテックスからなるいわゆるRFL
液を用いることができる。RFL液を単独で、またはよ
り好ましくはさらに前記一般式(1)で表される化合物
を配合して本発明に用いることができる。
されないが、予め調製しておいたレゾルシン−ホルムア
ルデヒド樹脂とゴムラテックスからなるいわゆるRFL
液を用いることができる。RFL液を単独で、またはよ
り好ましくはさらに前記一般式(1)で表される化合物
を配合して本発明に用いることができる。
【0025】芳香族ポリアミド繊維の第二工程処理液に
よる処理は、芳香族ポリアミド繊維を第二工程処理液に
浸漬、乾燥後、たとえば、180〜260℃で0.5〜
20分間程度熱処理することにより行われる。かくし
て、本発明のゴム補強用芳香族ポリアミド繊維が得られ
る。なお、本発明のゴム補強用芳香族ポリアミド繊維を
用いる方法としては、たとえば、ゴムの加硫条件に合わ
せて、本発明の処理をした芳香族ポリアミド繊維をゴム
配合物中に加熱プレスする方法があげられる。
よる処理は、芳香族ポリアミド繊維を第二工程処理液に
浸漬、乾燥後、たとえば、180〜260℃で0.5〜
20分間程度熱処理することにより行われる。かくし
て、本発明のゴム補強用芳香族ポリアミド繊維が得られ
る。なお、本発明のゴム補強用芳香族ポリアミド繊維を
用いる方法としては、たとえば、ゴムの加硫条件に合わ
せて、本発明の処理をした芳香族ポリアミド繊維をゴム
配合物中に加熱プレスする方法があげられる。
【0026】
【実施例】以下に、実施例にて本発明を具体的に説明す
るが、これらによって、本発明が限定されるものではな
い。
るが、これらによって、本発明が限定されるものではな
い。
【0027】実施例1
ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド繊維(アクゾ社
製、トワロン1000,1500デニール)の二本撚り
コード(下撚り330回/m(z)、上撚り330回/
m(S))を、コードディップ処理液を用いて、500
gの張力下に連続的に下記のエポキシ処理液に浸漬し、
次いで150℃及び240℃のオーブン中に、それぞれ
2分間通過させ、乾燥及び硬化を行なった。ここで用い
たエポキシ処理液は、エポキシ化合物としてテトラグリ
シジルジアミノジフェニルメタン(住友化学工業(株)
製、スミエポキシELM−434)2.0重量部、芳香
族アミンとして3,4’−ジアミノジフェニルエーテル
0.060重量部、及び溶媒としてN,N−ジメチルホ
ルムアミド98.0重量部からなるものであった。
製、トワロン1000,1500デニール)の二本撚り
コード(下撚り330回/m(z)、上撚り330回/
m(S))を、コードディップ処理液を用いて、500
gの張力下に連続的に下記のエポキシ処理液に浸漬し、
次いで150℃及び240℃のオーブン中に、それぞれ
2分間通過させ、乾燥及び硬化を行なった。ここで用い
たエポキシ処理液は、エポキシ化合物としてテトラグリ
シジルジアミノジフェニルメタン(住友化学工業(株)
製、スミエポキシELM−434)2.0重量部、芳香
族アミンとして3,4’−ジアミノジフェニルエーテル
0.060重量部、及び溶媒としてN,N−ジメチルホ
ルムアミド98.0重量部からなるものであった。
【0028】次に、前記のエポキシ処理をした芳香族ポ
リアミド繊維を、下記のRFL液に浸漬し、150℃及
び240℃のオーブン中に、それぞれ2分間通過させて
乾燥及び硬化させた。ここで用いたRFL液は、レゾル
シン−ホルマリン樹脂として該樹脂のプレ縮合物(住友
化学工業(株)製、スミカノール700、75重量%水
溶液)4.6重量部、ゴムラテックスとしてビニルピリ
ジン−スチレン−ブタジエンゴムラテックス(住友ノー
ガタック(株)製、ピラテックス、41重量%水溶液)
50.0重量部、ホルムアルデヒド(37重量%水溶
液)2.3重量部、25重量%アンモニア水1.3重量
部及び純水41.8重量部からなるものであり、レゾル
シン−ホルマリン樹脂/ゴムラテックス固形分重量比1
6.8/100、全固形分濃度25重量%のものであっ
た。
リアミド繊維を、下記のRFL液に浸漬し、150℃及
び240℃のオーブン中に、それぞれ2分間通過させて
乾燥及び硬化させた。ここで用いたRFL液は、レゾル
シン−ホルマリン樹脂として該樹脂のプレ縮合物(住友
化学工業(株)製、スミカノール700、75重量%水
溶液)4.6重量部、ゴムラテックスとしてビニルピリ
ジン−スチレン−ブタジエンゴムラテックス(住友ノー
ガタック(株)製、ピラテックス、41重量%水溶液)
50.0重量部、ホルムアルデヒド(37重量%水溶
液)2.3重量部、25重量%アンモニア水1.3重量
部及び純水41.8重量部からなるものであり、レゾル
シン−ホルマリン樹脂/ゴムラテックス固形分重量比1
6.8/100、全固形分濃度25重量%のものであっ
た。
【0029】接着試験は次のとおり実施した。前記のR
FL液処理を行なった芳香族ポリアミド繊維を、平行巻
き巻取機を用いて、二重に重ならないように、かつ繊維
同志が密着するように一重に巻き付け、その上から24
mm幅のセロハンテープを張り付けた後、カッターナイ
フで切り出すことにより、片面にセロハンテープの付い
た24mm幅の芳香族ポリアミド繊維の布片を作り、二
枚の布片の間に下記の未加硫ゴムコンパウンド片(幅
2.4cm、長さ7.0cm、厚さ3mm)を、芳香族
ポリアミド繊維と該コンパウンド片が接触するように挟
み、金型中、150℃で15分間プレスすることによ
り、加硫接着を行い、接着試験片を得た。ここで、用い
た未加硫ゴムコンパウンドは、天然ゴム100重量部、
ステアリン酸4重量部ZnO5重量部、HAFブラック
50重量部、芳香族プロセスオイル(共同石油(株)
製、ソニックX−100)3重量部、老化防止剤(住友
化学工業(株)製、アンチゲン3C)1重量部、加硫促
進剤(住友化学工業(株)製、ソクシオールCZ)0.
5重量部、及びイオウ0.2重量部よりなるものであっ
た。
FL液処理を行なった芳香族ポリアミド繊維を、平行巻
き巻取機を用いて、二重に重ならないように、かつ繊維
同志が密着するように一重に巻き付け、その上から24
mm幅のセロハンテープを張り付けた後、カッターナイ
フで切り出すことにより、片面にセロハンテープの付い
た24mm幅の芳香族ポリアミド繊維の布片を作り、二
枚の布片の間に下記の未加硫ゴムコンパウンド片(幅
2.4cm、長さ7.0cm、厚さ3mm)を、芳香族
ポリアミド繊維と該コンパウンド片が接触するように挟
み、金型中、150℃で15分間プレスすることによ
り、加硫接着を行い、接着試験片を得た。ここで、用い
た未加硫ゴムコンパウンドは、天然ゴム100重量部、
ステアリン酸4重量部ZnO5重量部、HAFブラック
50重量部、芳香族プロセスオイル(共同石油(株)
製、ソニックX−100)3重量部、老化防止剤(住友
化学工業(株)製、アンチゲン3C)1重量部、加硫促
進剤(住友化学工業(株)製、ソクシオールCZ)0.
5重量部、及びイオウ0.2重量部よりなるものであっ
た。
【0030】接着力は、JIS K6301に準拠して
作成した短冊状試験片(幅2cm)を用い、芳香族ポリ
アミド繊維面をゴム配合物との接着面から50mm/分
の引張速度で180度剥離することにより求めた。その
結果、18.1kg/2cmの接着力を得た。結果は表
1に記した。
作成した短冊状試験片(幅2cm)を用い、芳香族ポリ
アミド繊維面をゴム配合物との接着面から50mm/分
の引張速度で180度剥離することにより求めた。その
結果、18.1kg/2cmの接着力を得た。結果は表
1に記した。
【0031】実施例2〜4、比較例1〜3
実施例1において、表1に示した条件としたこと以外
は、実施例1と同様に行った。なお、実施例4のエポキ
シ処理液は、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタ
ンの水分散エマルジョンに、少量のN,Nジメチルホル
ムアミドに溶解させた3,4’ジアミノジフェニルエー
テルを混合して用いた。結果を表1に示した。
は、実施例1と同様に行った。なお、実施例4のエポキ
シ処理液は、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタ
ンの水分散エマルジョンに、少量のN,Nジメチルホル
ムアミドに溶解させた3,4’ジアミノジフェニルエー
テルを混合して用いた。結果を表1に示した。
【0032】表1に示すとおり、実施例においては、初
期接着力及び水浸漬後の接着力のいずれにおいても十分
な値が得られた。一方、エポキシ化合物及び芳香族アミ
ンの量が、本発明の範囲より少ない比較例1において
は、初期接着力、水浸漬後の接着力が共に劣っていた。
また、エポキシ化合物として、本発明によらない従来技
術によるエポキシ化合物及び硬化剤を用いた比較例2
は、水浸漬後の接着力に劣っていた。更に、硬化剤は本
発明による芳香族アミンとしたが、エポキシ化合物とし
て本発明によらないものを用いた比較例3は、初期接着
性、水浸漬後の接着力、共に劣っていた。
期接着力及び水浸漬後の接着力のいずれにおいても十分
な値が得られた。一方、エポキシ化合物及び芳香族アミ
ンの量が、本発明の範囲より少ない比較例1において
は、初期接着力、水浸漬後の接着力が共に劣っていた。
また、エポキシ化合物として、本発明によらない従来技
術によるエポキシ化合物及び硬化剤を用いた比較例2
は、水浸漬後の接着力に劣っていた。更に、硬化剤は本
発明による芳香族アミンとしたが、エポキシ化合物とし
て本発明によらないものを用いた比較例3は、初期接着
性、水浸漬後の接着力、共に劣っていた。
【0033】実施例5
ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド繊維(アクゾ社
製、トワロン1000、1500デニール)の二本撚り
コード(下撚り330回/m(Z)、上撚り330回/
m(S))を、コードディップ処理液を用いて、500
gの張力下に連続的に下記のエポキシ処理液に浸漬し、
次いで150℃及び240℃のオーブン中に、それぞれ
2分間通過させ、乾燥及び硬化を行った。ここで用いた
エポキシ処理液は、エポキシ化合物としてテトラグリシ
ジルジアミノジフェニルメタン(住友化学工業(株)
製、スミエポキシELM−434)2.0重量部、芳香
族アミンとして3,4’−ジアミノジフェニルエーテル
0.060重量部、及び溶媒としてN,N−ジメチルホ
ルムアミド98.0重量部からなるものであった。次
に、前記の第一工程の処理をした芳香族ポリアミド繊維
を、下記の第二工程処理液に浸漬し、150℃及び24
0℃のオーブン中に、それぞれ2分間通過させて乾燥及
び硬化させた。
製、トワロン1000、1500デニール)の二本撚り
コード(下撚り330回/m(Z)、上撚り330回/
m(S))を、コードディップ処理液を用いて、500
gの張力下に連続的に下記のエポキシ処理液に浸漬し、
次いで150℃及び240℃のオーブン中に、それぞれ
2分間通過させ、乾燥及び硬化を行った。ここで用いた
エポキシ処理液は、エポキシ化合物としてテトラグリシ
ジルジアミノジフェニルメタン(住友化学工業(株)
製、スミエポキシELM−434)2.0重量部、芳香
族アミンとして3,4’−ジアミノジフェニルエーテル
0.060重量部、及び溶媒としてN,N−ジメチルホ
ルムアミド98.0重量部からなるものであった。次
に、前記の第一工程の処理をした芳香族ポリアミド繊維
を、下記の第二工程処理液に浸漬し、150℃及び24
0℃のオーブン中に、それぞれ2分間通過させて乾燥及
び硬化させた。
【0034】ここで用いた第二工程処理液は、ビニルピ
リジン−スチレン−ブタジエンゴムラテックス(住友ノ
ーガタック(株)製、ピラテックス、41重量%水溶
液)62.0gと純水18.2gからなるゴムラテック
ス液に、レゾルシン5.0gとホルムアルデヒド(37
重量%水溶液)2.8gを純水62.0g中、室温で2
時間反応させて調製したRF(レゾルシン−ホルムアル
デヒド)樹脂液を混合して得られるRFL液に、(2,
6−ビス(2’,4’−ジヒドロキシフェニルメチル)
4−クロロフェノール(以下クロロフェノール化合物と
称する)(ナガセ化成工業(株)製、デナボンド、20
重量%水溶液)100gを混合して調製したもので、R
FLに対するクロロフェノール化合物の固形分比が64
/100、全固形分濃度20重量%のものであった。
リジン−スチレン−ブタジエンゴムラテックス(住友ノ
ーガタック(株)製、ピラテックス、41重量%水溶
液)62.0gと純水18.2gからなるゴムラテック
ス液に、レゾルシン5.0gとホルムアルデヒド(37
重量%水溶液)2.8gを純水62.0g中、室温で2
時間反応させて調製したRF(レゾルシン−ホルムアル
デヒド)樹脂液を混合して得られるRFL液に、(2,
6−ビス(2’,4’−ジヒドロキシフェニルメチル)
4−クロロフェノール(以下クロロフェノール化合物と
称する)(ナガセ化成工業(株)製、デナボンド、20
重量%水溶液)100gを混合して調製したもので、R
FLに対するクロロフェノール化合物の固形分比が64
/100、全固形分濃度20重量%のものであった。
【0035】上記処理を行った芳香族ポリアミド繊維に
ついて実施例1で記したと同様の接着記験を実施した。
その結果接着力は28.0kg/2cmであった。さら
に同様に作成した試験片を水中に7日間浸漬した後の試
験片について、接着力を求めた。その結果、24.5k
g/2cmの接着力を得た。
ついて実施例1で記したと同様の接着記験を実施した。
その結果接着力は28.0kg/2cmであった。さら
に同様に作成した試験片を水中に7日間浸漬した後の試
験片について、接着力を求めた。その結果、24.5k
g/2cmの接着力を得た。
【0036】実施例6
第一工程は、実施例5において、3,4’ジアミノジフ
ェニルエーテル量を表2に示した条件としたこと以外は
実施例5と同様に行った。第二工程のRFL液とクロロ
フェノール化合物を含む処理液には、ビニルピリジン−
スチレン−ブタジエンゴムラテックス(住友ノーガタッ
ク(株)製、ピラテックス、41重量%水溶液)26.
8gに、レゾルシン1.7gとホルムアルデヒド(37
重量%水溶液)1.3gを5重量%苛性ソーダ水溶液
2.7gと純水63.7gからなる水溶液中、室温で2
時間反応させて調製したRF樹脂液を混合して得られる
RFL液に、クロロフェノール化合物液(ナガセ化成工
業(株)製、デナボンド、20重量%水溶液)66.0
gと純水101.8gを混合して調製したものでRFL
に対する、クロロフェノール化合物の固形分比が100
/100、全固形分濃度が10重量%のものを用いて処
理した以外は、実施例5と同様に行った。結果を表2に
示した。
ェニルエーテル量を表2に示した条件としたこと以外は
実施例5と同様に行った。第二工程のRFL液とクロロ
フェノール化合物を含む処理液には、ビニルピリジン−
スチレン−ブタジエンゴムラテックス(住友ノーガタッ
ク(株)製、ピラテックス、41重量%水溶液)26.
8gに、レゾルシン1.7gとホルムアルデヒド(37
重量%水溶液)1.3gを5重量%苛性ソーダ水溶液
2.7gと純水63.7gからなる水溶液中、室温で2
時間反応させて調製したRF樹脂液を混合して得られる
RFL液に、クロロフェノール化合物液(ナガセ化成工
業(株)製、デナボンド、20重量%水溶液)66.0
gと純水101.8gを混合して調製したものでRFL
に対する、クロロフェノール化合物の固形分比が100
/100、全固形分濃度が10重量%のものを用いて処
理した以外は、実施例5と同様に行った。結果を表2に
示した。
【0037】実施例7,8、比較例4,5
実施例5において、表2に示した条件としたこと以外
は、実施例5と同様に行った。なお、実施例7のエポキ
シ処理液は、テトラグリシジルジアミノフェニルメタン
の水分散エマルジョンに、少量のN,N−ジメチルホル
ムアミドに溶解させた3,4’−ジアミノジフェニルエ
ーテルを混合して用いた。結果を表2に示した。
は、実施例5と同様に行った。なお、実施例7のエポキ
シ処理液は、テトラグリシジルジアミノフェニルメタン
の水分散エマルジョンに、少量のN,N−ジメチルホル
ムアミドに溶解させた3,4’−ジアミノジフェニルエ
ーテルを混合して用いた。結果を表2に示した。
【0038】表2に示すとおり、本発明による全ての実
施例においては、初期接着力及び水浸漬後の接着力、共
に十分な値が得られた。一方、エポキシ化合物及び芳香
族アミンの量が、本発明の範囲より少ない比較例4にお
いては、初期接着力及び水浸漬後の接着力が共に劣って
いた。また、エポキシ化合物として、本発明によらない
従来技術によるエポキシ化合物及び硬化剤を用いた、比
較例5は水浸漬後の接着力に劣っていた。
施例においては、初期接着力及び水浸漬後の接着力、共
に十分な値が得られた。一方、エポキシ化合物及び芳香
族アミンの量が、本発明の範囲より少ない比較例4にお
いては、初期接着力及び水浸漬後の接着力が共に劣って
いた。また、エポキシ化合物として、本発明によらない
従来技術によるエポキシ化合物及び硬化剤を用いた、比
較例5は水浸漬後の接着力に劣っていた。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、接
着初期において高い接着力を有することはもちろんのこ
と、長期間の水浸漬によっても接着力の低下が少ない、
耐水性に優れた、ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製
造方法を提供することができた。
着初期において高い接着力を有することはもちろんのこ
と、長期間の水浸漬によっても接着力の低下が少ない、
耐水性に優れた、ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製
造方法を提供することができた。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
B60C 9/00 8408−3D
C08J 5/06 CEQ 7188−4F
D06M 13/385
15/55
// B29K 105:06
C08L 21:00
D06M 101:36
7199−3B D06M 15/55
Claims (2)
- 【請求項1】下記の第一工程及び第2工程を含むことを
特徴とする、ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方
法。 第一工程:エポキシ処理液に芳香族ポリアミド繊維を浸
漬し、乾燥及び硬化する工程であって、該エポキシ処理
液は、1分子中に2個以上のエポキシ基を有する芳香族
グリシジルアミン0.1〜30重量%を含有し、かつ該
芳香族グリシジルアミン100重量部当たり、芳香族ア
ミン1〜100重量部を含有するものである工程。 第二工程:第一工程で得た芳香族ポリアミド繊維を、レ
ゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂及びゴムラテックスを
含有する第二工程処理液に浸漬し、乾燥及び硬化する工
程。 - 【請求項2】前記第二工程において、レゾルシン−ホル
ムアルデヒド樹脂、ゴムラテックス及び一般式(1) 【化1】 (但し、式中Xはそれぞれ独立に水素原子、塩素原子、
臭素原子、炭素数1〜8のアルキル、アリールもしくは
アラルキル基、−OH、−SH、−NH2 、−NO2 、
−COOH、−CH2 OHまたは次の化2 【化2】 (ここで、R1 、R2 はそれぞれ独立に水素原子、炭素
数1〜8のアルキル、アリールもしくはアラルキル基を
示す。)で表されるものであり、Yは水素原子、−O
H、塩素原子または臭素原子であり、Zは次の化3 【化3】 (ここでR3 、R4 はそれぞれ独立に水素原子または炭
素数1〜8のアルキル基を示す。)で表され、mは0〜
2の整数を、nは1〜10の整数を示す。)で表される
化合物を含有する第二工程処理液を用いる請求項1記載
のゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3273792A JPH059874A (ja) | 1990-10-23 | 1991-10-22 | ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-286579 | 1990-10-23 | ||
| JP28657990 | 1990-10-23 | ||
| JP2-404285 | 1990-12-20 | ||
| JP40428590 | 1990-12-20 | ||
| JP3273792A JPH059874A (ja) | 1990-10-23 | 1991-10-22 | ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059874A true JPH059874A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=27336127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3273792A Pending JPH059874A (ja) | 1990-10-23 | 1991-10-22 | ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059874A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005517097A (ja) * | 2002-02-02 | 2005-06-09 | テイジン・トゥワロン・ビー.ブイ. | 高い耐疲労性を有するマルチフィラメントアラミドヤーン |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP3273792A patent/JPH059874A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005517097A (ja) * | 2002-02-02 | 2005-06-09 | テイジン・トゥワロン・ビー.ブイ. | 高い耐疲労性を有するマルチフィラメントアラミドヤーン |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR20010090798A (ko) | 접착-처리된 폴리에스테르 섬유 코드의 제조 방법 | |
| JPH048544B2 (ja) | ||
| US5371153A (en) | Polyamide fibers | |
| JPH0530378B2 (ja) | ||
| US3895163A (en) | Bonding rubber to glass fibers | |
| US4378453A (en) | Adhesive for polyester fibrous material | |
| US4424238A (en) | Adhesive for bonding polyester fibrous material to rubber compositions | |
| EP0506975B1 (en) | Process for producing aromatic polyamide fiber for rubber reinforcement | |
| US4009134A (en) | Aqueous alkaline dispersion of vinyl pyridine copolymer, polymethylol glycoluril, and R-F novolak | |
| JP3876019B2 (ja) | コード・ゴム複合体の製造方法 | |
| JPS61167089A (ja) | 芳香族ポリアミド繊維の処理方法 | |
| JPS62141174A (ja) | ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維材料の製造方法 | |
| JPS6022027B2 (ja) | 接着剤処理ポリエステル繊維材料の製造方法 | |
| JPH06158547A (ja) | ゴム補強用芳香族ポリアミド短繊維の製造方法 | |
| JP3228287B2 (ja) | ゴム・繊維用接着剤組成物、ゴム補強用合成繊維および繊維補強ゴム構造物 | |
| JPS585777B2 (ja) | ポリエステルセンイオヨビ ホウコウゾクポリアミドセンイトゴムソセイブツトノ セツチヤクホウホウ | |
| JP2021176952A (ja) | 接着剤組成物、有機繊維コード‐ゴム複合体及びタイヤ | |
| JPS6250333A (ja) | 芳香族ポリアミド繊維の接着処理方法 | |
| JPH08158261A (ja) | ゴム補強用繊維および補強ゴム製品 | |
| JPH06287866A (ja) | ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維の処理方法 | |
| JPS636165A (ja) | ゴム補強用炭素繊維コ−ドの製造方法 | |
| JPS6022105B2 (ja) | エラストマ−補強用合成繊維材料の接着性改善方法 | |
| JPH02202569A (ja) | ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の処理方法 | |
| JPH06108364A (ja) | ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方法 | |
| JPS585243A (ja) | 芳香族ポリアミド繊維とゴム配合物との接着方法 |