JPH0599778A - ガス漏れ監視装置 - Google Patents
ガス漏れ監視装置Info
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- JPH0599778A JPH0599778A JP26011391A JP26011391A JPH0599778A JP H0599778 A JPH0599778 A JP H0599778A JP 26011391 A JP26011391 A JP 26011391A JP 26011391 A JP26011391 A JP 26011391A JP H0599778 A JPH0599778 A JP H0599778A
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Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低消費電力で、且つ、長寿命のガス漏れ監視
装置を提供することを目的とする。 【構成】 ガス漏れ監視対象領域Aに向けて被検出ガス
gに吸収される波長の検出用赤外線を照射する赤外線照
射手段Eと、ガス漏れ監視対象領域Aの背景から放射、
或いは反射された赤外線を検出する赤外線検出手段R
と、その赤外線検出手段Rの検出結果に基づき被検出ガ
スgに吸収される波長の赤外線の強度からガス漏れの有
無を判別するガス漏れ判別手段Jとを備えて構成してあ
るガス漏れ監視装置であって、前記ガス漏れ判別手段J
によりガス漏れと判別された場合に、前記赤外線照射手
段Eを作動させる赤外線照射制御手段Cを設けて構成す
る。
装置を提供することを目的とする。 【構成】 ガス漏れ監視対象領域Aに向けて被検出ガス
gに吸収される波長の検出用赤外線を照射する赤外線照
射手段Eと、ガス漏れ監視対象領域Aの背景から放射、
或いは反射された赤外線を検出する赤外線検出手段R
と、その赤外線検出手段Rの検出結果に基づき被検出ガ
スgに吸収される波長の赤外線の強度からガス漏れの有
無を判別するガス漏れ判別手段Jとを備えて構成してあ
るガス漏れ監視装置であって、前記ガス漏れ判別手段J
によりガス漏れと判別された場合に、前記赤外線照射手
段Eを作動させる赤外線照射制御手段Cを設けて構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス漏れ監視対象領域
に向けて被検出ガスに吸収される波長の検出用赤外線を
照射する赤外線照射手段と、ガス漏れ監視対象領域の背
景から放射、或いは反射された赤外線を検出する赤外線
検出手段と、その赤外線検出手段により検出された赤外
線の強度からガス漏れの有無を判別するガス漏れ判別手
段とを備えて構成してあるガス漏れ監視装置に関する。
に向けて被検出ガスに吸収される波長の検出用赤外線を
照射する赤外線照射手段と、ガス漏れ監視対象領域の背
景から放射、或いは反射された赤外線を検出する赤外線
検出手段と、その赤外線検出手段により検出された赤外
線の強度からガス漏れの有無を判別するガス漏れ判別手
段とを備えて構成してあるガス漏れ監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のガス漏れ監視装置は、従来おこ
なわれてきた、定点監視のものに対して提案されている
のである。
なわれてきた、定点監視のものに対して提案されている
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術によるガス漏れ監視装置によれば、赤外線照射手段を
常に作動させるに必要があるが、光源となるレーザー発
振器の寿命が短くなるという欠点、さらには、検出用光
線束照射手段を作動させる電力の消費量が大となるとい
う欠点、又広域監視をレーザーで実施する場合には、高
価かつ大型の大パワーレーザーが必要であるという欠点
があった。本発明の目的は上述した従来欠点を解消する
点にある。
術によるガス漏れ監視装置によれば、赤外線照射手段を
常に作動させるに必要があるが、光源となるレーザー発
振器の寿命が短くなるという欠点、さらには、検出用光
線束照射手段を作動させる電力の消費量が大となるとい
う欠点、又広域監視をレーザーで実施する場合には、高
価かつ大型の大パワーレーザーが必要であるという欠点
があった。本発明の目的は上述した従来欠点を解消する
点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によるガス漏れ監視装置の特徴構成は、ガス
漏れ判別手段によりガス漏れと判別された場合に、赤外
線照射手段を作動させる赤外線照射制御手段を設けてあ
ることにある。上述の構成において、赤外線検出手段
を、前記検出用赤外線の波長を含む帯域の光線束を透過
するフィルタと、そのフィルタを透過した赤外線を受光
する受光素子で構成して、前記赤外線照射制御手段が、
前記赤外線照射手段を作動させる場合に、前記フィルタ
の帯域を狭くするフィルタ切替え手段を設けてあること
が好ましい。
め、本発明によるガス漏れ監視装置の特徴構成は、ガス
漏れ判別手段によりガス漏れと判別された場合に、赤外
線照射手段を作動させる赤外線照射制御手段を設けてあ
ることにある。上述の構成において、赤外線検出手段
を、前記検出用赤外線の波長を含む帯域の光線束を透過
するフィルタと、そのフィルタを透過した赤外線を受光
する受光素子で構成して、前記赤外線照射制御手段が、
前記赤外線照射手段を作動させる場合に、前記フィルタ
の帯域を狭くするフィルタ切替え手段を設けてあること
が好ましい。
【0005】
【作用】赤外線照射手段を常時作動させるのではなく、
通常は、ガス漏れ監視対象領域の背景(たとえば、ガス
球形ホルダー等のガス関連施設や、樹木等の自然物)か
ら放射された赤外線(輻射熱)を赤外線検出手段により
検出して、その検出結果に基づき得られる被検出ガスに
吸収される波長の赤外線の強度からガス漏れ判別手段に
より、ガス漏れの有無を粗く判別する。即ち、ガス漏れ
判別手段は、ガス漏れの発生があれば、そのガスに吸収
される波長の赤外線の強度が低くなることを利用してガ
ス漏れの有無を判別する。ガス漏れ判別手段による粗い
精度でのガス漏れの発生が判別されると、赤外線照射制
御手段は、前記背景に向けて検出用赤外線を照射して、
前記背景からの反射赤外線の強度に基づくより精度の高
いガス漏れ判別を可能にすべく、赤外線照射手段を作動
させるのである。上述の構成において、赤外線検出手段
を、前記検出用赤外線の波長を含む帯域の光線束を透過
するフィルタと、そのフィルタを透過した赤外線を受光
する受光素子で構成してある場合には、前記赤外線照射
制御手段が、通常は帯域の広いフィルタに設定して微妙
なガス漏れも逃さないようにS/N比を下げた状態と
し、前記赤外線照射手段を作動させる場合に、フィルタ
切替え手段により前記フィルタの帯域を狭くすること
で、どの程度のガス漏れであるかを詳細に検出すべくS
/N比を上げることが好ましい。
通常は、ガス漏れ監視対象領域の背景(たとえば、ガス
球形ホルダー等のガス関連施設や、樹木等の自然物)か
ら放射された赤外線(輻射熱)を赤外線検出手段により
検出して、その検出結果に基づき得られる被検出ガスに
吸収される波長の赤外線の強度からガス漏れ判別手段に
より、ガス漏れの有無を粗く判別する。即ち、ガス漏れ
判別手段は、ガス漏れの発生があれば、そのガスに吸収
される波長の赤外線の強度が低くなることを利用してガ
ス漏れの有無を判別する。ガス漏れ判別手段による粗い
精度でのガス漏れの発生が判別されると、赤外線照射制
御手段は、前記背景に向けて検出用赤外線を照射して、
前記背景からの反射赤外線の強度に基づくより精度の高
いガス漏れ判別を可能にすべく、赤外線照射手段を作動
させるのである。上述の構成において、赤外線検出手段
を、前記検出用赤外線の波長を含む帯域の光線束を透過
するフィルタと、そのフィルタを透過した赤外線を受光
する受光素子で構成してある場合には、前記赤外線照射
制御手段が、通常は帯域の広いフィルタに設定して微妙
なガス漏れも逃さないようにS/N比を下げた状態と
し、前記赤外線照射手段を作動させる場合に、フィルタ
切替え手段により前記フィルタの帯域を狭くすること
で、どの程度のガス漏れであるかを詳細に検出すべくS
/N比を上げることが好ましい。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、光源となるレーザー発
振器の寿命を長く保ち、しかも、光源に消費される電力
消費量を低減しながらも、ガス漏れの発生を確実に検出
できるガス漏れ監視装置を提供することができるように
なった。さらに、広範囲をカバーしようとすればする
程、大出力レーザーが必要となるが、レーザーで限られ
た範囲を監視すればよいので、必ずしも大出力レーザー
が必要でない。
振器の寿命を長く保ち、しかも、光源に消費される電力
消費量を低減しながらも、ガス漏れの発生を確実に検出
できるガス漏れ監視装置を提供することができるように
なった。さらに、広範囲をカバーしようとすればする
程、大出力レーザーが必要となるが、レーザーで限られ
た範囲を監視すればよいので、必ずしも大出力レーザー
が必要でない。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2に示すように、ガス漏れ監視装置1
は、ガス製造工場における球形ホルダー2近辺、特に球
形ホルダー2に接続されている配管のフランジ接続部2
aにおけるガス漏れ監視を行うもので、ガス漏れ監視対
象領域Aに向けて被検出ガスgであるメタン、エタン、
プロパン、ブタンといった可燃性ガスgに吸収される波
長λの検出用赤外線Lを照射する赤外線照射手段Eと、
ガス漏れ監視対象領域Aの背景、例えば球形ホルダー2
等から放射、或いは反射された赤外線を検出する赤外線
検出手段Rと、その赤外線検出手段Rの検出結果に基づ
き被検出ガスgに吸収される波長の赤外線の強度からガ
ス漏れの有無を判別するガス漏れ判別手段Jとを備えて
構成してある。前記赤外線照射手段Eは、前記波長λの
検出用赤外線を発振するレーザ発振器E1と、レーザ発
振器E1により出力された赤外線Lをガス漏れ監視対象
領域Aに向けて照射する光束拡散装置E2とで構成して
ある。前記赤外線検出手段Rは、ガス漏れ監視対象領域
Aの背景である球形ホルダー2等のガス関連施設や樹木
等の自然物から放射され、或いは前記赤外線照射手段E
により照射された赤外線のうち反射された赤外線であっ
て、ガス漏れ監視対象領域Aを透過した赤外線強度を検
出するもので、干渉フィルタFと受光素子としての赤外
線イメージセンサR1とで構成してある。前記ガス漏れ
判別手段Jは、図3に示すように、前記赤外線検出手段
Rにより検出された赤外線エネルギーをガス濃度に対応
する二次元の濃淡画像に表すCRT等の表示装置J1
と、濃淡画像のうち所定の閾値(例えば、正常状態の背
影を代表する値をこの閾値とする。)より大なる濃度の
領域に前記被検出ガスgが分布していると判断する比較
装置J2とで構成してある。
する。図1及び図2に示すように、ガス漏れ監視装置1
は、ガス製造工場における球形ホルダー2近辺、特に球
形ホルダー2に接続されている配管のフランジ接続部2
aにおけるガス漏れ監視を行うもので、ガス漏れ監視対
象領域Aに向けて被検出ガスgであるメタン、エタン、
プロパン、ブタンといった可燃性ガスgに吸収される波
長λの検出用赤外線Lを照射する赤外線照射手段Eと、
ガス漏れ監視対象領域Aの背景、例えば球形ホルダー2
等から放射、或いは反射された赤外線を検出する赤外線
検出手段Rと、その赤外線検出手段Rの検出結果に基づ
き被検出ガスgに吸収される波長の赤外線の強度からガ
ス漏れの有無を判別するガス漏れ判別手段Jとを備えて
構成してある。前記赤外線照射手段Eは、前記波長λの
検出用赤外線を発振するレーザ発振器E1と、レーザ発
振器E1により出力された赤外線Lをガス漏れ監視対象
領域Aに向けて照射する光束拡散装置E2とで構成して
ある。前記赤外線検出手段Rは、ガス漏れ監視対象領域
Aの背景である球形ホルダー2等のガス関連施設や樹木
等の自然物から放射され、或いは前記赤外線照射手段E
により照射された赤外線のうち反射された赤外線であっ
て、ガス漏れ監視対象領域Aを透過した赤外線強度を検
出するもので、干渉フィルタFと受光素子としての赤外
線イメージセンサR1とで構成してある。前記ガス漏れ
判別手段Jは、図3に示すように、前記赤外線検出手段
Rにより検出された赤外線エネルギーをガス濃度に対応
する二次元の濃淡画像に表すCRT等の表示装置J1
と、濃淡画像のうち所定の閾値(例えば、正常状態の背
影を代表する値をこの閾値とする。)より大なる濃度の
領域に前記被検出ガスgが分布していると判断する比較
装置J2とで構成してある。
【0008】以上に説明したガス漏れ監視装置における
各要素の諸元を箇条書きする。 レーザ発振器E1から出力される赤外線 レーザー型式 ヘリウム−ネオンレーザー 公称出力 8mW 中心波長 λ 3.39μm、 透過スペクトル幅 0.09μm 視野角 最大14° 背景との距離 数m〜数100m 赤外線イメージセンサR1 検知波長域 3μm〜5μm 最大検知温度差 0.15℃以下(NET
D)
各要素の諸元を箇条書きする。 レーザ発振器E1から出力される赤外線 レーザー型式 ヘリウム−ネオンレーザー 公称出力 8mW 中心波長 λ 3.39μm、 透過スペクトル幅 0.09μm 視野角 最大14° 背景との距離 数m〜数100m 赤外線イメージセンサR1 検知波長域 3μm〜5μm 最大検知温度差 0.15℃以下(NET
D)
【0009】
【数1】
【0010】前記ガス漏れ監視装置1には、ガス漏れ判
別手段Jによりガス漏れと判別された場合に、前記赤外
線照射手段Eを作動させる赤外線照射制御手段Cを設け
てある。つまり、前記赤外線照射手段Eを常時作動させ
るのではなく、通常は、前記赤外線照射手段Eを停止さ
せて、ガス漏れ監視対象領域Aの背景から放射された赤
外線(輻射熱)を前記赤外線検出手段Rにより検出し
て、ガス漏れ判別手段Jによりガス漏れの有無を粗く判
別する。即ち、前記ガス漏れ判別手段Jは、ガス漏れの
発生があれば、そのガスに吸収される波長の赤外線の強
度が低くなることを利用して、設定強度より低い場合に
ガス漏れが発生しているといった場合にガス漏れの有無
を判別する。前記ガス漏れ判別手段Jによる粗い精度で
のガス漏れの発生が判別されると、赤外線照射制御手段
Cは、前記背景に向けて検出用赤外線Lを照射して、前
記背景からの反射赤外線の強度に基づくより精度の高い
ガス漏れ判別を可能にすべく、赤外線照射手段Eを作動
させるのである(この場合、通常時の監視域より狭い領
域に赤外線を集光して、照射する)。詳述すると、検出
用赤外線Lがガス漏れ監視対象領域Aを介して球形ホル
ダー2を背景とする地域に向けて照射されると、この背
景からその検出用赤外線Lが反射して前記赤外線検出手
段Rに入射することになり、この信号を検出して前記ガ
ス漏れ判別手段Jに出力する。ここで、ガス漏れ監視対
象領域Aに被検出ガスgがあると、このガスgに検出用
赤外線Lが往路及び復路において吸収され、検出用赤外
線Lに空間的な(二次元写像とされた場合の異なった位
置で)強度差を生じることとなる。従って、この情報が
イメージセンサR1で検知され、表示される場合は、図
3に示すように、その画像がガスの有無、濃度に従って
濃淡画像、もしくは異なった色彩画像(このような処理
をおこなう場合は)として表示することが可能となるの
である。
別手段Jによりガス漏れと判別された場合に、前記赤外
線照射手段Eを作動させる赤外線照射制御手段Cを設け
てある。つまり、前記赤外線照射手段Eを常時作動させ
るのではなく、通常は、前記赤外線照射手段Eを停止さ
せて、ガス漏れ監視対象領域Aの背景から放射された赤
外線(輻射熱)を前記赤外線検出手段Rにより検出し
て、ガス漏れ判別手段Jによりガス漏れの有無を粗く判
別する。即ち、前記ガス漏れ判別手段Jは、ガス漏れの
発生があれば、そのガスに吸収される波長の赤外線の強
度が低くなることを利用して、設定強度より低い場合に
ガス漏れが発生しているといった場合にガス漏れの有無
を判別する。前記ガス漏れ判別手段Jによる粗い精度で
のガス漏れの発生が判別されると、赤外線照射制御手段
Cは、前記背景に向けて検出用赤外線Lを照射して、前
記背景からの反射赤外線の強度に基づくより精度の高い
ガス漏れ判別を可能にすべく、赤外線照射手段Eを作動
させるのである(この場合、通常時の監視域より狭い領
域に赤外線を集光して、照射する)。詳述すると、検出
用赤外線Lがガス漏れ監視対象領域Aを介して球形ホル
ダー2を背景とする地域に向けて照射されると、この背
景からその検出用赤外線Lが反射して前記赤外線検出手
段Rに入射することになり、この信号を検出して前記ガ
ス漏れ判別手段Jに出力する。ここで、ガス漏れ監視対
象領域Aに被検出ガスgがあると、このガスgに検出用
赤外線Lが往路及び復路において吸収され、検出用赤外
線Lに空間的な(二次元写像とされた場合の異なった位
置で)強度差を生じることとなる。従って、この情報が
イメージセンサR1で検知され、表示される場合は、図
3に示すように、その画像がガスの有無、濃度に従って
濃淡画像、もしくは異なった色彩画像(このような処理
をおこなう場合は)として表示することが可能となるの
である。
【0011】さて、ガス漏れ監視装置1の監視動作は以
上のようであるが、前記赤外線照射手段Eの作動状態、
非作動状態にかかわらず、単一の干渉フィルタFを用い
た場合には、前記表示装置J1に於ける表示画面が太陽
光等の影響で過度に明るくなったり暗くなったりするこ
とがあり、さらに、監視対象のガス濃度に対する表示画
面上での明度差が低く、例え表示されたとしても明確に
ガスの存在が目視確認できない等の問題が起こることが
ある。イメージセンサR1で検知される真に必要な赤外
線の強度信号は波長λが3.39μm付近に対応するも
のであるが、微妙なガス漏れをも逃さないために、前記
赤外線照射手段Eの非作動状態では前記干渉フィルタF
として検知波長域がより広い帯域の赤外線強度を検出す
る必要がある。その強度信号で濃淡を表現すべく正規化
されたイメージセンサR1に対して、前記赤外線照射手
段Eを作動させて背景から反射するエネルギーの大なる
赤外線を検出すると、波長λが3.39μm付近での強
度信号は一定値以上で飽和して濃淡が識別できなくなる
からである。そこで、図4及び図5に示すように、前記
赤外線照射制御手段Cが、通常は帯域の広いフィルタR
3に設定して微妙なガス漏れも逃さないようにS/N比
を下げた状態とし、前記赤外線照射手段Eを作動させる
場合に、フィルタ切替え手段FCにより前記フィルタF
の帯域を狭くしたフィルタR2に切り換えることで、ど
の程度のガス漏れであるかを詳細に検出すべくS/N比
を上げるように構成してある。
上のようであるが、前記赤外線照射手段Eの作動状態、
非作動状態にかかわらず、単一の干渉フィルタFを用い
た場合には、前記表示装置J1に於ける表示画面が太陽
光等の影響で過度に明るくなったり暗くなったりするこ
とがあり、さらに、監視対象のガス濃度に対する表示画
面上での明度差が低く、例え表示されたとしても明確に
ガスの存在が目視確認できない等の問題が起こることが
ある。イメージセンサR1で検知される真に必要な赤外
線の強度信号は波長λが3.39μm付近に対応するも
のであるが、微妙なガス漏れをも逃さないために、前記
赤外線照射手段Eの非作動状態では前記干渉フィルタF
として検知波長域がより広い帯域の赤外線強度を検出す
る必要がある。その強度信号で濃淡を表現すべく正規化
されたイメージセンサR1に対して、前記赤外線照射手
段Eを作動させて背景から反射するエネルギーの大なる
赤外線を検出すると、波長λが3.39μm付近での強
度信号は一定値以上で飽和して濃淡が識別できなくなる
からである。そこで、図4及び図5に示すように、前記
赤外線照射制御手段Cが、通常は帯域の広いフィルタR
3に設定して微妙なガス漏れも逃さないようにS/N比
を下げた状態とし、前記赤外線照射手段Eを作動させる
場合に、フィルタ切替え手段FCにより前記フィルタF
の帯域を狭くしたフィルタR2に切り換えることで、ど
の程度のガス漏れであるかを詳細に検出すべくS/N比
を上げるように構成してある。
【0012】以下に別実施例を説明する。上述の実施例
においては、照射装置Eにより照射されるレーザー光を
単一光とし、このレーザー光として可燃性ガスgにより
吸収される波長のものを選択したが、照射装置Eに、こ
ういった波長のレーザー光とともに、前記ガスgには吸
収されない波長のレーザー光を照射する手段を設けて、
この系の検出結果をグラウンドとし、吸収される波長の
結果をガス情報として、この二波長の検出系によりガス
を検出するものとしてもよい。この場合は、ガス濃度ま
で確定することが可能となる。さらに、ガス漏れ監視対
象領域Aの背景としては、前記球形ホルダー2の他、地
面、コンクリート壁、塗装済の鉄骨構造物等でもよく、
さらに特定域についてはスクリーンを備えてもよい。
又、背景は一般に静止しているのに対し、漏洩した被検
出ガスgは流動する。従って、異なった時間における本
願のガス漏れ監視装置1で可視化した映像情報を比較分
析することによりガスの漏洩の状態を把握できる構成を
採用することもできる。先の実施例では、赤外線照射手
段にレーザー発振器を用いているが、光源としてレーザ
ー発振器に限定するものではない。
においては、照射装置Eにより照射されるレーザー光を
単一光とし、このレーザー光として可燃性ガスgにより
吸収される波長のものを選択したが、照射装置Eに、こ
ういった波長のレーザー光とともに、前記ガスgには吸
収されない波長のレーザー光を照射する手段を設けて、
この系の検出結果をグラウンドとし、吸収される波長の
結果をガス情報として、この二波長の検出系によりガス
を検出するものとしてもよい。この場合は、ガス濃度ま
で確定することが可能となる。さらに、ガス漏れ監視対
象領域Aの背景としては、前記球形ホルダー2の他、地
面、コンクリート壁、塗装済の鉄骨構造物等でもよく、
さらに特定域についてはスクリーンを備えてもよい。
又、背景は一般に静止しているのに対し、漏洩した被検
出ガスgは流動する。従って、異なった時間における本
願のガス漏れ監視装置1で可視化した映像情報を比較分
析することによりガスの漏洩の状態を把握できる構成を
採用することもできる。先の実施例では、赤外線照射手
段にレーザー発振器を用いているが、光源としてレーザ
ー発振器に限定するものではない。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】ガス漏れ監視装置の説明図
【図2】ガス漏れ監視装置のブロック図
【図3】表示装置における表示状態を示す図
【図4】ガス漏れがない場合のバンドパスフィルターに
よる透過帯域幅の変化による赤外線強度の特性図
よる透過帯域幅の変化による赤外線強度の特性図
【図5】ガス漏れがある場合のバンドパスフィルターに
よる透過帯域幅の変化による赤外線強度の特性図
よる透過帯域幅の変化による赤外線強度の特性図
A ガス漏れ監視対象域 C 赤外線照射制御手段 E 赤外線照射手段 g 被検出ガス J ガス漏れ判別手段 R 赤外線検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西尾 武司 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 ガス漏れ監視対象領域(A)に向けて被
検出ガス(g)に吸収される波長の検出用赤外線を照射
する赤外線照射手段(E)と、ガス漏れ監視対象領域
(A)の背景から放射、或いは反射された赤外線を検出
する赤外線検出手段(R)と、その赤外線検出手段
(R)により検出された赤外線の強度からガス漏れの有
無を判別するガス漏れ判別手段(J)とを備えて構成し
てあるガス漏れ監視装置であって、 前記ガス漏れ判別手段(J)によりガス漏れと判別され
た場合に、前記赤外線照射手段(E)を作動させる赤外
線照射制御手段(C)を設けてあるガス漏れ監視装置。 - 【請求項2】 前記赤外線検出手段(R)を、前記検出
用赤外線の波長を含む帯域の光線束を透過するフィルタ
(F)と、そのフィルタ(F)を透過した赤外線を受光
する受光素子(R1)で構成して、 前記赤外線照射制御手段(C)が、前記赤外線照射手段
(E)を作動させる場合に、前記フィルタ(F)の帯域
を狭くするフィルタ切替え手段(FC)を設けてある請
求項1記載のガス漏れ監視装置。
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