JPH06100024B2 - 止水パッキン - Google Patents

止水パッキン

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JPH06100024B2
JPH06100024B2 JP1219855A JP21985589A JPH06100024B2 JP H06100024 B2 JPH06100024 B2 JP H06100024B2 JP 1219855 A JP1219855 A JP 1219855A JP 21985589 A JP21985589 A JP 21985589A JP H06100024 B2 JPH06100024 B2 JP H06100024B2
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JP
Japan
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partition wall
packing
reinforcing bar
packing member
threaded
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JP1219855A
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益弘 大平
保夫 竹原
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、例えば橋脚や沈埋トンネル用の立抗等の水
中構造物を施工する新規工法に使用される、止水パッキ
ンに関するものである。
<従来の技術と発明が解決しようとする課題> 近時、上記橋脚や沈埋トンネルの立抗等の水中構造物を
施工する方法として、第4図に示すように、内部が隔壁
F1…によって複数の区画B…に仕切られた鋼殻構造の型
枠Fを陸上で製造し、施工場所の水上まで曳航したの
ち、各区画内に水を満たして施工場所の水底に沈設し、
次いで、上記各区画の水を1区画ずつ排出して、代わり
に1区画ずつコンクリートを打設する、新たな工法が開
発され、その実施が計画されている。なお、図は、沈埋
トンネルの立抗を施工するための型枠であり、図中符号
F2…は型枠補強のための仕切り壁、F3は底板を示してい
る。
上記工法においては、第5図に示すように、複数の区画
B…間に亘って埋設される複数のネジ節鉄筋S…が、隔
壁F1を貫通して配置されるものであり、第6図に示すよ
うに、それぞれのネジ節鉄筋Sは、当該ネジ節鉄筋Sに
螺着されたナットN,Nによって隔壁F1を前後から挾み付
けることにより、隔壁F1に固定されるようになってい
る。
しかし、上記構造では、隔壁F1とネジ節鉄筋S…との間
が十分に止水されていないため、排水した区画Bに、隣
接する排水されていない区画Bから水が侵入して、打設
コンクリートの硬化時間や硬化後の強度、或いは、この
打設コンクリート中に埋設されるネジ節鉄筋S…等に悪
影響を及ぼす虞がある。
そこで、上記ナットNと隔壁F1との間に、Oリング等の
環状のシール部材を介装することが考えられる。しか
し、上記型枠Fの区画B内に狭く、ナットNの締め付け
作業に、高トルクにて締め付け可能な大型のレンチ等を
使用することが困難であるため、シール部材の締め付け
トルクに限界がある(通常は4000kg−cm程度)。このた
め、第6図に見るように、表面に複雑な凹凸を有し、し
かも、隔壁F1の貫通孔に対して偏心し易い、前記ネジ節
鉄筋Sに対して、シール部材を十分に追従させることが
できず、隔壁とネジ節鉄筋との間を確実に止水すること
ができないという問題がある。
この発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであっ
て、比較的低トルクの締め付け力でも、隔壁とネジ節鉄
筋との間を確実に止水し得る止水パッキンを提供するこ
とを目的としている。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決するための、この発明の止水パッキン
は、全体がゴムまたはプラスチックによる弾性材料から
なり、中心側にネジ節鉄筋が挿通される円形の挿通孔を
有すると共に、少なくとも隔壁と対向する側端面の、上
記挿通孔が形成された中心側が、隔壁に向かって突出す
るように漸次肉厚に形成された環状のパッキン部材と、
当該パッキン部材のナットと対向する側端面に沿わせて
いると共に、中央部にネジ節鉄筋が挿通される挿通孔を
有し、周辺部にパッキン部材の外周面を包囲する環状の
周側壁を有する座金とを備えていることを特徴としてい
る。
<作用> 上記構成からなる、この発明の止水パッキンにおいて
は、パッキン部材を隔壁の方向に向けた状態で、挿通孔
にネジ節鉄筋を挿通し、次いで、座金の背後からネジ節
鉄筋に螺着されたナットを締め込んで行くと、パッキン
部材の、隔壁に向かって突出した中心側の内厚部分が、
ネジ節鉄筋表面の複雑な凹凸に食い込んだ状態で、ネジ
節鉄筋と隔壁との間に入り込み、両者の間を止水する。
また、上記締め込みの際には、座金に形成された周側壁
により、パッキン部材の外方への肉逃げが防止される。
<実施例> 以下に、この発明の止水パッキンを、実施例を示す図面
を参照しつつ説明する。
第1図(a)に示すように、この実施例の止水パッキン
Pは、中心側にネジ節鉄筋が挿通される挿通孔Hを有
し、全体がゴムまたはプラスチックによる弾性材料から
なる環状のパッキン部材1と、中央部にネジ節鉄筋が挿
通される挿通孔hを有し、上記パッキン部材1の一方の
側端面10に沿わせて取り付けられた座金2とを備えてい
る。
パッキン部材1は、上記側端面10の反対側に、外周面11
側から挿通孔Hが形成された中心側へ向かって、漸次肉
厚となるように形成された傾斜面13と、この傾斜面13と
外周面11とを繋ぐ、側端面10と平行な垂直面14とを備え
た断面形状に形成されている。そして、上記挿通孔Hが
形成された中心側に、隔壁の方向へ突出した肉厚部分1a
が構成されていると共に、外周面11側に、環状の肉薄部
分1bが構成されている。
上記パッキン部材1を構成する弾性材料の硬さは特に限
定されないが、JIS A硬度で30〜60゜の範囲内、特に4
0゜前後であることが好ましい。パッキン部材1の硬度
が60゜を越えると、ネジ節鉄筋の複雑な凹凸に十分に追
従することができず、逆に、30゜未満では、追従性には
優れるものの、水圧等が加えられた際に変形し易く、何
れの場合にも、十分な止水作用が得られない虞がある。
一方、座金2は、中央部は前記挿通孔hが形成された円
板状の本体20と、この円板状の本体20の周辺部をネジ節
鉄筋の軸線と平行方向に曲げ起こすことで形成された、
上記パッキン部材1の外周面11を包囲する環状の周側壁
21とを備えている。
そして、上記パッキン部材1と座金2とは、座金2の本
体20をパッキン部材1の一方の側端面10に沿わせると共
に、座金2の周側壁21によってパッキン部材1の外周面
11を包囲した状態で、互いに固定されている。なお、上
記パッキン部材1と座金2との固定には、焼き付け用の
接着剤を使用して、パッキン部材1を構成するゴム材料
を加硫する際の加熱により、パッキン部材1と座金2と
を焼き付ける、いわゆる加硫接着(焼き付け)が好まし
く実施される他、通常の接着剤による接着を行うことも
できる。また、上記パッキン部材1と座金2とは、単に
圧入、嵌合することで固定されていても良いが、旋工時
に、この嵌合が外れると、バラバラになった両部分を、
ネジ節鉄筋上で移動させなければならず、作業が煩雑に
なるので、パッキン部材1と座金2とは、上記のよう
に、焼き付けにより接着、固定されていることが好まし
い。
上記各部からなる、この実施例の止水パッキンP,Pは、
第2図に示すように、パッキン部材1,1の肉厚部分1a,1a
を隔壁F1の方向に向けた状態で、挿通孔H,h…にネジ節
鉄筋Sを挿通し、次いで、座金2の背後からネジ節鉄筋
Sに螺着されたナットN,Nを締め込んで行くと、第3図
に示すように、上記肉厚部分1a,1aが、ネジ節鉄筋S表
面の複雑な凹凸に食い込んだ状態で、ネジ節鉄筋Sと隔
壁F1との間に入り込むので、比較的低トルクの締め付け
力(通常、4000kg−cm以下)で、両者の間を確実に止水
することができる。
また、この実施例の止水パッキンPにおいては、外周面
11側に、内厚の漸増しない垂直面14が設けられているの
で、傾斜面13を座金2の周側壁21の先端部を起点に形成
する場合に比べて、肉薄部分1bをさらに肉薄にすること
ができ、上記締め込みの際の、パッキン部材1の外方へ
の肉逃げが緩和されると共に、座金2に形成された周側
壁21により、上記肉逃げが確実に防止されるので、より
確実な止水を行うことができる。
なお、この発明の止水パッキンは、以上の実施例には限
定されない。
例えば、パッキン部材1は、第1図(b)に示すよう
に、中心側の肉厚部分1aと、外周面11側の肉薄部分1bと
を繋ぐ傾斜面15が、垂直面を介さずに外周面11と直結さ
れていても良い。
また、上記パッキン部材は、中心側の肉厚部分と外周面
側の肉薄部分とが、傾斜面でなく、段部によって接続さ
れていても良い。
その他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計
変更を施すことができる。
<発明の効果> この発明の止水パッキンは、以上のように構成されてお
り、パッキン部材を隔壁の方向に向けた状態で、挿通孔
にネジ節鉄筋を挿通し、次いで、座金の背後からネジ節
鉄筋に螺着されたナットを締め込んで行くと、座金に形
成された周側壁により、パッキン部材の外方への肉逃げ
が防止された状態で、パッキン部材の、隔壁に向かって
突出した中心側の肉厚部分が、ネジ節鉄筋表面の複雑な
凹凸に食い込み、ネジ節鉄筋と隔壁との間に入り込ん
で、両者の間を止水することができる。したがって、こ
の発明の止水パッキンは、比較的低トルクの締め付け力
により、隔壁とネジ節鉄筋との間を確実に止水し得るの
で、高トルクにて締め付け可能な大型のレンチ等を使用
することが困難な、前述した新規工法における、隔壁と
ネジ節鉄筋との間の止水に適したものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の止水パッキンの一実施例を示
す断面図、第1図(b)はこの発明の止水パッキンの変
形例を示す断面図、第2図は第1図(a)の実施例の止
水パッキンをネジ節鉄筋上に装着した状態を示す断面
図、第3図は上記止水パッキンをナットによって締め込
んでネジ節鉄筋と隔壁との間を止水した状態を示す断面
図、第4図はこの発明の止水パッキンが使用される型枠
の一例を示す一部切り欠き斜視図、第5図は上記型枠に
おける隔壁とネジ節鉄筋との位置関係を示す部分的斜視
図、第6図は止水パッキンを使用しない場合のネジ節鉄
筋と隔壁とナットの位置関係を示す断面図である。 1……パッキン部材、10……側端面、 11……外周面、12……内周面、 13,15……傾斜面、H……挿通孔、 1a……肉厚部分、1b……肉薄部分、 2……座金、20……本体、 21……周側壁、h……挿通孔、 P……止水パッキン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネジ節鉄筋に螺合されたナットと、上記ネ
    ジ節鉄筋が貫通された隔壁との間に介装されて、ネジ節
    鉄筋と隔壁との間を止水する止水パッキンであって、全
    体がゴムまたはプラスチックによる弾性材料からなり、
    中心側にネジ節鉄筋が挿通される円形の挿通孔を有する
    と共に、少なくとも隔壁と対向する側端面の、上記挿通
    孔が形成された中心側が、隔壁に向かって突出するよう
    に漸次肉厚に形成された環状のパッキン部材と、当該パ
    ッキン部材のナットと対向する側端面に沿わせていると
    共に、中央部にネジ節鉄筋が挿通される挿通孔を有し、
    周辺部にパッキン部材の外周面を包囲する環状の周側壁
    を有する座金とを備えていることを特徴とする止水パッ
    キン。
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