JPH0610046Y2 - 埋込み式の引手 - Google Patents
埋込み式の引手Info
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- JPH0610046Y2 JPH0610046Y2 JP5303387U JP5303387U JPH0610046Y2 JP H0610046 Y2 JPH0610046 Y2 JP H0610046Y2 JP 5303387 U JP5303387 U JP 5303387U JP 5303387 U JP5303387 U JP 5303387U JP H0610046 Y2 JPH0610046 Y2 JP H0610046Y2
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- Japan
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- ring
- body base
- piece
- puller
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は主として襖やその他の建具に用いる埋込み式引
手の改良に関する。
手の改良に関する。
〈従来の技術〉 例えば襖用の引手は、襖枠へ埋込み状態に取付け固定さ
れている一般である処、その従来構造では唯単なる受皿
型を呈しているにとどまり、手前側へ引っ張り操作する
ための手掛け片を具備していないので、スライドレール
による引き違い式の襖であればともかく、蝶番による回
動式の襖に対しては、これを使用できない問題がある。
れている一般である処、その従来構造では唯単なる受皿
型を呈しているにとどまり、手前側へ引っ張り操作する
ための手掛け片を具備していないので、スライドレール
による引き違い式の襖であればともかく、蝶番による回
動式の襖に対しては、これを使用できない問題がある。
その点、手前側へ引っ張り操作し得る手掛け片を備えた
引手としては、実開昭59−146468号が提案され
ている。
引手としては、実開昭59−146468号が提案され
ている。
〈考案が解決しょうとする問題点〉 ところが、この公知考案では第9、10図に示す通り、
座板(1)から角筒体(2)を裏向き直角に曲げ出すと共に、
その角筒体(2)のコーナー切り欠きにより形成した壁板
一部を斜め外方へ曲げ起し、手掛け片として機能する側
板(2a)に仕上げているため、例えば角筒体(2)が円筒体
に変り、その側板(2a)の曲げ起し稜線(Y−Y)が正面
視の円弧状曲線となる場合には、もはや側板(2a)をその
稜線(Y−Y)から斜め外方へ均一に正しく曲げ起すこ
とができず、仮りにその不可能でないとしても、製作・
加工上制約を受けることになり、操作手の指先を安定良
く掛け得る手掛け片として、仕上げることが著しく困難
である。上記曲げ起し稜線(Y−Y)が直線となる角型
の引手以外には適用し難く、その結果引手としても装飾
化粧効果についても、その興趣変化を容易に与えられな
いこととなる。
座板(1)から角筒体(2)を裏向き直角に曲げ出すと共に、
その角筒体(2)のコーナー切り欠きにより形成した壁板
一部を斜め外方へ曲げ起し、手掛け片として機能する側
板(2a)に仕上げているため、例えば角筒体(2)が円筒体
に変り、その側板(2a)の曲げ起し稜線(Y−Y)が正面
視の円弧状曲線となる場合には、もはや側板(2a)をその
稜線(Y−Y)から斜め外方へ均一に正しく曲げ起すこ
とができず、仮りにその不可能でないとしても、製作・
加工上制約を受けることになり、操作手の指先を安定良
く掛け得る手掛け片として、仕上げることが著しく困難
である。上記曲げ起し稜線(Y−Y)が直線となる角型
の引手以外には適用し難く、その結果引手としても装飾
化粧効果についても、その興趣変化を容易に与えられな
いこととなる。
又、座板(1)の中央へ胴体(3)を所謂芯出し状態に嵌合す
るためには、上記側板(2a)の曲げ起し代を見越した分だ
け、角筒体(3)を偏心位置に曲げ出し形成することが必
要であり、そうすると座板(1)の張り出し化粧フランジ
部(1a)が、両図の符号(W1)(W2)によって示唆する如く、
その帯幅寸法につき左右不均等となるため、これによっ
て与えられる装飾化粧効果にも制約を受ける結果とな
る。更に、襖へ既に取付け固定されている引手に対し
て、その部品一部を互換的に後付け使用して、その襖や
室内の装飾化粧効果を変化させたり、或いは統一すると
うなことも全く不可能である。
るためには、上記側板(2a)の曲げ起し代を見越した分だ
け、角筒体(3)を偏心位置に曲げ出し形成することが必
要であり、そうすると座板(1)の張り出し化粧フランジ
部(1a)が、両図の符号(W1)(W2)によって示唆する如く、
その帯幅寸法につき左右不均等となるため、これによっ
て与えられる装飾化粧効果にも制約を受ける結果とな
る。更に、襖へ既に取付け固定されている引手に対し
て、その部品一部を互換的に後付け使用して、その襖や
室内の装飾化粧効果を変化させたり、或いは統一すると
うなことも全く不可能である。
そこで、本出願人はこのような諸問題を解決するため、
先に実願昭62−31019号を提案したが、その後も
引続き鋭意研究を重ねてきた結果によれば、この先行考
案の場合引手環12の局部的なこの偏倚位置に、一定高さ
(H)に手掛け片(12b)をプレス加工により形成するこ
とが未だ困難であり、均一且つ高品質の引手を安価に量
産する意味からは、若干の問題が残っている。
先に実願昭62−31019号を提案したが、その後も
引続き鋭意研究を重ねてきた結果によれば、この先行考
案の場合引手環12の局部的なこの偏倚位置に、一定高さ
(H)に手掛け片(12b)をプレス加工により形成するこ
とが未だ困難であり、均一且つ高品質の引手を安価に量
産する意味からは、若干の問題が残っている。
又、化粧環(13)によって押え付けられる引手環(12)の抜
け止めフランジ(12a)が、環状に切り欠き形成されてい
るので、その相互の組立強度に劣ると共に、万一その高
品質に正しく切り欠き形成されなければ、これが正面か
ら露呈するために外観化粧効果も低下させてしまう。そ
の意味から、製作・加工上の制約を受けることになる。
け止めフランジ(12a)が、環状に切り欠き形成されてい
るので、その相互の組立強度に劣ると共に、万一その高
品質に正しく切り欠き形成されなければ、これが正面か
ら露呈するために外観化粧効果も低下させてしまう。そ
の意味から、製作・加工上の制約を受けることになる。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案はこのような問題点の更なる改善を目的としてお
り、そのための構成上一定深さの受皿型をなす引手本体
ベースと、 その本体ベースの受皿内部に嵌め込まれる抜け止め板片
の周縁一部から、上記深さとほぼ相応する一定高さの手
掛け片が、断面ほぼ倒立L字型をなすものとして一体連
続的に曲げ起された引手環と、 本体ベースの受皿内部に合致する大きさと形状を備え、
その周縁一部に上記手掛け片の逃し入れ用切欠が対応形
成された鏡板兼用の押え板と、 同じく本体ベースの受皿内部に合致する大きさの環状形
態をなし、その周縁部に外向きの化粧フランジが曲げ出
された化粧環とから成り、 上記本体ベースの受皿内部へ、引手環と押え板とを順次
に嵌め込んで、その引手環の抜け止め板片のみを押え板
によって被覆化粧する如く、本体ベースからの離脱不能
に押え付け固定した上、その本体ベースの受皿内部へ化
粧環を嵌め込んで、その押え板も離脱不能に押え付け固
定すると共に、 その化粧環と本体ベースに、相互の合致する釘挿入孔を
貫通開口させたことを特徴とするものである。
り、そのための構成上一定深さの受皿型をなす引手本体
ベースと、 その本体ベースの受皿内部に嵌め込まれる抜け止め板片
の周縁一部から、上記深さとほぼ相応する一定高さの手
掛け片が、断面ほぼ倒立L字型をなすものとして一体連
続的に曲げ起された引手環と、 本体ベースの受皿内部に合致する大きさと形状を備え、
その周縁一部に上記手掛け片の逃し入れ用切欠が対応形
成された鏡板兼用の押え板と、 同じく本体ベースの受皿内部に合致する大きさの環状形
態をなし、その周縁部に外向きの化粧フランジが曲げ出
された化粧環とから成り、 上記本体ベースの受皿内部へ、引手環と押え板とを順次
に嵌め込んで、その引手環の抜け止め板片のみを押え板
によって被覆化粧する如く、本体ベースからの離脱不能
に押え付け固定した上、その本体ベースの受皿内部へ化
粧環を嵌め込んで、その押え板も離脱不能に押え付け固
定すると共に、 その化粧環と本体ベースに、相互の合致する釘挿入孔を
貫通開口させたことを特徴とするものである。
〈実施例〉 以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、
第1〜4図はその基本実施例に係る引手の分解状態と組
立使用状態とを表わしており、(A)は真鋳やステンレ
ス鋼などの発錆しない金属板から、プレス機械により絞
り加工された引手本体ベースであって、正面から見た時
に真円な一定深さ(d)の断面ほぼU字受皿型を呈して
いる。
第1〜4図はその基本実施例に係る引手の分解状態と組
立使用状態とを表わしており、(A)は真鋳やステンレ
ス鋼などの発錆しない金属板から、プレス機械により絞
り加工された引手本体ベースであって、正面から見た時
に真円な一定深さ(d)の断面ほぼU字受皿型を呈して
いる。
(10)はその本体ベース(A)の開口縁部に外向き直角状
態として、連続的に曲げ出された係止フランジであり、
第3、4図から明白なように、襖枠(M)に開設された
埋込み口(S)の開口縁部へ係止作用する。その係止フ
ランジ(10)の表面には、第1、2図のような凹凸化粧模
様が付与されることもある。
態として、連続的に曲げ出された係止フランジであり、
第3、4図から明白なように、襖枠(M)に開設された
埋込み口(S)の開口縁部へ係止作用する。その係止フ
ランジ(10)の表面には、第1、2図のような凹凸化粧模
様が付与されることもある。
(B)は本体ベース(A)の溝底面へ言わば敷き置かれ
る如く、その受皿内部に嵌め込まれる金属製の引手環で
あって、正面視の円環状抜け止め板片(11)と、その板片
(11)の周縁一部から偏倚的に、上記本体ベース(A)の
一定深さ(d)にほぼ対応する一定高さ(h)として、
相反方向へ曲げ起された断面ほぼ倒立L字型の手掛け片
(12)とから成り、その手掛け片(12)が正面から見た時
に、本体ベース(A)の開口を約3分の1程度だけ施蓋
する如き、ほぼ弓形を呈している。
る如く、その受皿内部に嵌め込まれる金属製の引手環で
あって、正面視の円環状抜け止め板片(11)と、その板片
(11)の周縁一部から偏倚的に、上記本体ベース(A)の
一定深さ(d)にほぼ対応する一定高さ(h)として、
相反方向へ曲げ起された断面ほぼ倒立L字型の手掛け片
(12)とから成り、その手掛け片(12)が正面から見た時
に、本体ベース(A)の開口を約3分の1程度だけ施蓋
する如き、ほぼ弓形を呈している。
つまり、手掛け片(12)は第3、4図のように、手掛け用
となるフラツトな頂壁面(12a)と、これを一定の高さ
(h)に保つ起立壁面(12b)とから形作られているわけ
であるが、その頂壁面(12a)の切り欠き縁部は裏向きに
折り返し重合されて、手掛け操作上の安全性が昂められ
ていると共に、引っ張り操作力を受けても不正変形しな
い対抗強度が与えられている。
となるフラツトな頂壁面(12a)と、これを一定の高さ
(h)に保つ起立壁面(12b)とから形作られているわけ
であるが、その頂壁面(12a)の切り欠き縁部は裏向きに
折り返し重合されて、手掛け操作上の安全性が昂められ
ていると共に、引っ張り操作力を受けても不正変形しな
い対抗強度が与えられている。
又、頂壁面(12a)の切り欠き縁部に続く起立壁面(12a)の
両切り欠き縁部は、正面から見た時露呈しないようい、
第3、4図の符号(l1)(l2)で示す若干の距離だけ、
手掛け用頂壁面(12a)における切り欠き縁部の両端位置
よりも、言わば後退する如き逃し凹曲形態に形成されて
おり、優美な外観化粧を得られるようになっている。
両切り欠き縁部は、正面から見た時露呈しないようい、
第3、4図の符号(l1)(l2)で示す若干の距離だけ、
手掛け用頂壁面(12a)における切り欠き縁部の両端位置
よりも、言わば後退する如き逃し凹曲形態に形成されて
おり、優美な外観化粧を得られるようになっている。
その場合、第1〜4図では引手環(B)の抜け止め板片
(11)を正面視の円環形態に定めているが、これはその素
材の金属板から上記のような手掛け片(12)を一体連続的
に曲げ起せる限り、その言わば打抜き残存片に相当する
正面視の半円形や三日月形などとして、第5、6図に例
示すような形状に定めてもさしつかえない。その抜け止
め板片(11)の正面から見た形状は、自由に選定すること
ができる。
(11)を正面視の円環形態に定めているが、これはその素
材の金属板から上記のような手掛け片(12)を一体連続的
に曲げ起せる限り、その言わば打抜き残存片に相当する
正面視の半円形や三日月形などとして、第5、6図に例
示すような形状に定めてもさしつかえない。その抜け止
め板片(11)の正面から見た形状は、自由に選定すること
ができる。
蓋し、その引手環(B)の抜け止め板片(11)は本体ベー
ス(A)との組み立て上、その周縁部が押え板(C)に
よって爾後的に押え付け固定され、その本体ベース
(A)から抜け出さぬようになっているからである。そ
して、その組立使用状態のもとでは第3図の鎖線から明
白なように、引手環(B)の手掛け片(12)と押え板
(C)との相互間隙内へ、手前側から操作手の指先を差
し入れつつ、その手掛け片(12)を引っ張り操作できるよ
うになっている。
ス(A)との組み立て上、その周縁部が押え板(C)に
よって爾後的に押え付け固定され、その本体ベース
(A)から抜け出さぬようになっているからである。そ
して、その組立使用状態のもとでは第3図の鎖線から明
白なように、引手環(B)の手掛け片(12)と押え板
(C)との相互間隙内へ、手前側から操作手の指先を差
し入れつつ、その手掛け片(12)を引っ張り操作できるよ
うになっている。
押え板(C)はそれ自体装飾化粧用の鏡板を兼ねてお
り、上記本体ベース(A)の受皿内部と合致する大きさ
の真円な金属板又は合成樹脂板から成るが、その周縁一
部には上記引手環(B)の手掛け片(12)と対応して、そ
の起立壁面(12b)を逃し入れる切欠(13)が設けられてい
る。尚、押え板(C)の表面には適当な着色や模様など
が付与されることもある。
り、上記本体ベース(A)の受皿内部と合致する大きさ
の真円な金属板又は合成樹脂板から成るが、その周縁一
部には上記引手環(B)の手掛け片(12)と対応して、そ
の起立壁面(12b)を逃し入れる切欠(13)が設けられてい
る。尚、押え板(C)の表面には適当な着色や模様など
が付与されることもある。
更に、(D)はその押え板(C)を本体ベース(A)へ
離脱不能に押え付け固定する金属製の化粧環であって、
やはり正面視の円環型を呈しており、本体ベース(A)
の受皿内部へ最終的に正しく嵌め込まれる。その際、化
粧環(D)は引手環(B)における手掛け片(12)の起立
壁面(12b)と、本体ベース(A)との対向する間隙内へ
嵌合されることになり、これによって引手環(B)の抜
け止め板片(11)も押え付け固定することとなる。(14)は
その化粧環(D)の周縁部から外向き直角状に曲げ出さ
れた化粧フランジであり、本体ベース(A)への嵌め付
け時にはその本体ベース(A)の上記係止フランジ(10)
を被覆する。
離脱不能に押え付け固定する金属製の化粧環であって、
やはり正面視の円環型を呈しており、本体ベース(A)
の受皿内部へ最終的に正しく嵌め込まれる。その際、化
粧環(D)は引手環(B)における手掛け片(12)の起立
壁面(12b)と、本体ベース(A)との対向する間隙内へ
嵌合されることになり、これによって引手環(B)の抜
け止め板片(11)も押え付け固定することとなる。(14)は
その化粧環(D)の周縁部から外向き直角状に曲げ出さ
れた化粧フランジであり、本体ベース(A)への嵌め付
け時にはその本体ベース(A)の上記係止フランジ(10)
を被覆する。
そして、本体ベース(A)の受皿内部へ引手環(B)、
鏡板兼用の押え板(C)並びに化粧環(D)を順次嵌め
込むことにより組立完了された引手は、第2〜4図から
明白なように、襖枠(M)の埋込み口(S)内へ圧入状
に埋込まれた上、その化粧環(D)と本体ベース(A)
を貫通する複数の釘(15)によって、その襖枠(M)へ取
付け固定されるのである。(16)はその本体ベース(A)
と化粧環(D)とに亘って、予じめ貫通開口された釘挿
入孔を示している。その場合、第2〜4図の鎖線で示す
ような別個の鍔環(E)が、襖の表面と本体ベース
(A)の係止フランジ(10)との相互間へ、抜け止め状態
に介挿使用されることもあり、これによれば一層優美な
装飾効果が与えられることとなる。
鏡板兼用の押え板(C)並びに化粧環(D)を順次嵌め
込むことにより組立完了された引手は、第2〜4図から
明白なように、襖枠(M)の埋込み口(S)内へ圧入状
に埋込まれた上、その化粧環(D)と本体ベース(A)
を貫通する複数の釘(15)によって、その襖枠(M)へ取
付け固定されるのである。(16)はその本体ベース(A)
と化粧環(D)とに亘って、予じめ貫通開口された釘挿
入孔を示している。その場合、第2〜4図の鎖線で示す
ような別個の鍔環(E)が、襖の表面と本体ベース
(A)の係止フランジ(10)との相互間へ、抜け止め状態
に介挿使用されることもあり、これによれば一層優美な
装飾効果が与えられることとなる。
その襖枠(M)への取付け使用状態のもとでは、従来の
引手と同様に襖を引き違い式にスライド操作できること
は勿論、その引手環(B)の手掛け片(12)に指先を掛け
ることにより、襖の回動式に手前側へ引っ張り操作する
ことを可能であって、その際引手環(B)の周縁部に張
り出す抜け止め板片(11)は、押え板(C)と化粧環
(D)により押え付け固定されているため、その引手環
(B)の抜け出るおそれがないばかりでなく、その手掛
け片(12)の不正変形作用についても、効果的な対抗力を
起生し得ることとなる。しかも、鏡板を兼ねた押え板
(C)により、優美な装飾化粧効果を得ることもできる
のである。
引手と同様に襖を引き違い式にスライド操作できること
は勿論、その引手環(B)の手掛け片(12)に指先を掛け
ることにより、襖の回動式に手前側へ引っ張り操作する
ことを可能であって、その際引手環(B)の周縁部に張
り出す抜け止め板片(11)は、押え板(C)と化粧環
(D)により押え付け固定されているため、その引手環
(B)の抜け出るおそれがないばかりでなく、その手掛
け片(12)の不正変形作用についても、効果的な対抗力を
起生し得ることとなる。しかも、鏡板を兼ねた押え板
(C)により、優美な装飾化粧効果を得ることもできる
のである。
第7、8図は本考案の変形実施例を示しており、これと
上記基本実施例との比較から明白なように、次の構成を
採ることも可能と言える。
上記基本実施例との比較から明白なように、次の構成を
採ることも可能と言える。
即ち、第1に本体ベース(A)や引手環(B)、押え板
(C)並びに化粧環(D)は、これらを正面視の真円形
のみならず、楕円形や各種の角形に形成しても良い。第
2に、引手環(B)における手掛け片(12)の切り欠き縁
部を折り返す代りに、その縁部へ別個のカバー片(図示
省略)を嵌め付け一体化することも考えられる。
(C)並びに化粧環(D)は、これらを正面視の真円形
のみならず、楕円形や各種の角形に形成しても良い。第
2に、引手環(B)における手掛け片(12)の切り欠き縁
部を折り返す代りに、その縁部へ別個のカバー片(図示
省略)を嵌め付け一体化することも考えられる。
第3に、本体ベース(A)と化粧環(D)へ釘挿入孔(1
6)を塑性変形的に開口させることによって、その本体ベ
ース(A)と化粧環(D)との双方か、又は化粧環
(D)のみに部分的なかしめ口筒(17)を張り出すと共
に、その張り出し先端部を本体ベース(A)へかしめ付
け一体化することもできる。
6)を塑性変形的に開口させることによって、その本体ベ
ース(A)と化粧環(D)との双方か、又は化粧環
(D)のみに部分的なかしめ口筒(17)を張り出すと共
に、その張り出し先端部を本体ベース(A)へかしめ付
け一体化することもできる。
これによれば、引手環(B)や押え板(C)の抜け止め
状態のもとで、本体ベース(A)と化粧環(D)とが予
じめ組立保持されることになるため、必らずしも釘(15)
に頼ることなく、上記埋込み口(S)内へ接着剤などを
介しつつ圧入することにより、その引手を襖枠(M)へ
取付け固定できることになる点で、作業性に有利と言え
る。もっとも、そのかしめ口筒(17)から挿入する釘(15)
によって、取付け固定してもさしつかえない。
状態のもとで、本体ベース(A)と化粧環(D)とが予
じめ組立保持されることになるため、必らずしも釘(15)
に頼ることなく、上記埋込み口(S)内へ接着剤などを
介しつつ圧入することにより、その引手を襖枠(M)へ
取付け固定できることになる点で、作業性に有利と言え
る。もっとも、そのかしめ口筒(17)から挿入する釘(15)
によって、取付け固定してもさしつかえない。
第7、8図の変形実施例におけるその余の構成は、上記
基本実施例と実質的に同一であるため、その両図に第1
〜4図との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な
説明を省略するが、何れにしても引手環(B)の手掛け
片(12)は、化粧環(D)の化粧フランジ(14)と実質上等
しい高さの面一整合状態として、その化粧フランジ(14)
よりも背高く張り出さぬように設定されている。
基本実施例と実質的に同一であるため、その両図に第1
〜4図との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な
説明を省略するが、何れにしても引手環(B)の手掛け
片(12)は、化粧環(D)の化粧フランジ(14)と実質上等
しい高さの面一整合状態として、その化粧フランジ(14)
よりも背高く張り出さぬように設定されている。
尚、襖用としての引手を説示したが、襖以外の建具や家
具の引き出しなどに対しても、本考案を適用実施できる
こと言うまでもない。
具の引き出しなどに対しても、本考案を適用実施できる
こと言うまでもない。
〈考案の効果〉 以上のように、本考案に係る埋込み式の引手ではその構
成上、一定深さ(d)の受皿型をなす引手本体ベース
(A)と、 その本体ベース(A)の受皿内部に嵌め込まれる抜け止
め板片(11)の周縁一部から、上記深さ(d)とほぼ相応す
る一定高さ(h)の手掛け片(12)が、断面ほぼ倒立L字
型をなすものとして一体連続的に曲げ起された引手環
(B)と、 本体ベース(A)の受皿内部に合致する大きさと形状を
備え、その周縁一部に上記手掛け片(12)の逃し入れ用切
欠(13)が対応形成された鏡板兼用の押え板(C)と、 同じく本体ベース(A)の受皿内部に合致する大きさの
環状形態をなし、その周縁部に外向きの化粧フランジ(1
4)が曲げ出された化粧環(D)とから成り、 上記本体ベース(A)の受皿内部へ、引手環(B)と押
え板(C)とを順次に嵌め込んで、その引手環(B)の
抜け止め板片(11)のみを押え板(C)によって被覆化粧
する如く、本体ベース(A)からの離脱不能に押え付け
固定した上、その本体ベース(A)の受皿内部へ化粧環
(D)を嵌め込んで、その押え板(C)も離脱不能に押
え付け固定すると共に、 その化粧環(D)と本体ベース(A)に、相互の合致す
る釘挿入孔(16)を貫通開口してあるため、冒頭に述べた
従来技術の諸問題をすべて解消できる効果がある。
成上、一定深さ(d)の受皿型をなす引手本体ベース
(A)と、 その本体ベース(A)の受皿内部に嵌め込まれる抜け止
め板片(11)の周縁一部から、上記深さ(d)とほぼ相応す
る一定高さ(h)の手掛け片(12)が、断面ほぼ倒立L字
型をなすものとして一体連続的に曲げ起された引手環
(B)と、 本体ベース(A)の受皿内部に合致する大きさと形状を
備え、その周縁一部に上記手掛け片(12)の逃し入れ用切
欠(13)が対応形成された鏡板兼用の押え板(C)と、 同じく本体ベース(A)の受皿内部に合致する大きさの
環状形態をなし、その周縁部に外向きの化粧フランジ(1
4)が曲げ出された化粧環(D)とから成り、 上記本体ベース(A)の受皿内部へ、引手環(B)と押
え板(C)とを順次に嵌め込んで、その引手環(B)の
抜け止め板片(11)のみを押え板(C)によって被覆化粧
する如く、本体ベース(A)からの離脱不能に押え付け
固定した上、その本体ベース(A)の受皿内部へ化粧環
(D)を嵌め込んで、その押え板(C)も離脱不能に押
え付け固定すると共に、 その化粧環(D)と本体ベース(A)に、相互の合致す
る釘挿入孔(16)を貫通開口してあるため、冒頭に述べた
従来技術の諸問題をすべて解消できる効果がある。
つまり、本体ベース(A)の受皿内部へ嵌め込んだ引手
環(B)を、その後鏡板を兼ねた押え板(C)によって
押し付け固定するようになっていると共に、その押え板
(C)により引手環(B)の抜け止め板片(11)を、正面
からの目視不能に被覆化粧するようになっているため、
引手環(B)の打抜きや曲げ起しの加工上、万一品質に
バラツキが発生したと仮定しても、引手本来の外観化粧
効果を低下させることが全然なく、その意味から製作・
加工上の制約を受けず、容易に量産できることとなる。
環(B)を、その後鏡板を兼ねた押え板(C)によって
押し付け固定するようになっていると共に、その押え板
(C)により引手環(B)の抜け止め板片(11)を、正面
からの目視不能に被覆化粧するようになっているため、
引手環(B)の打抜きや曲げ起しの加工上、万一品質に
バラツキが発生したと仮定しても、引手本来の外観化粧
効果を低下させることが全然なく、その意味から製作・
加工上の制約を受けず、容易に量産できることとなる。
従って又、引手環(B)の抜け止め板片(11)をその素材
の金属板に対する打抜き開口面積の少なく残存させるこ
とにより、押え板(C)の押え付け固定作用とも相俟っ
て、全体的な組立強度を著しく向上させることも可能と
なるのであり、実用上優れたものと言える。
の金属板に対する打抜き開口面積の少なく残存させるこ
とにより、押え板(C)の押え付け固定作用とも相俟っ
て、全体的な組立強度を著しく向上させることも可能と
なるのであり、実用上優れたものと言える。
第1図は本考案に係る引手の分解状態を示す斜面図、第
2図は同じく組立使用状態の正面図、第3、4図は第2
図のIII−III線並びにIV−IV線に沿う各拡大断面図、第
5図は引手環の変形例を示す正面図、第6図は第5図の
VI−VI線に沿う拡大断面図、第7図は第2図に対応する
本考案の変形実施例を示す正面図、第8図は第7図のVI
II−VIII線に沿う拡大断面図、第9、10図は従来品の
組立過程を示す一部破断の各斜面図である。 (A)…本体ベース (B)…引手環 (C)…押え板 (D)…化粧環 (M)…襖枠 (S)…埋込み口 (10)…係止フランジ (11)…抜け止め板片 (12)…手掛け片 (13)…切欠 (14)…化粧フランジ (15)…釘 (16)…釘挿入孔 (17)…かしめ口筒
2図は同じく組立使用状態の正面図、第3、4図は第2
図のIII−III線並びにIV−IV線に沿う各拡大断面図、第
5図は引手環の変形例を示す正面図、第6図は第5図の
VI−VI線に沿う拡大断面図、第7図は第2図に対応する
本考案の変形実施例を示す正面図、第8図は第7図のVI
II−VIII線に沿う拡大断面図、第9、10図は従来品の
組立過程を示す一部破断の各斜面図である。 (A)…本体ベース (B)…引手環 (C)…押え板 (D)…化粧環 (M)…襖枠 (S)…埋込み口 (10)…係止フランジ (11)…抜け止め板片 (12)…手掛け片 (13)…切欠 (14)…化粧フランジ (15)…釘 (16)…釘挿入孔 (17)…かしめ口筒
Claims (2)
- 【請求項1】一定深さ(d)の受皿型をなす引手本体ベ
ース(A)と、 その本体ベース(A)の受皿内部に嵌め込まれる抜け止
め板片(11)の周縁一部から、上記深さ(d)とほぼ相応す
る一定高さ(h)の手掛け片(12)が、断面ほぼ倒立L字
型をなすものとして一体連続的に曲げ起された引手環
(B)と、 本体ベース(A)の受皿内部に合致する大きさと形状を
備え、その周縁一部に上記手掛け片(12)の逃し入れ用切
欠(13)が対応形成された鏡板兼用の押え板(C)と、 同じく本体ベース(A)の受皿内部に合致する大きさの
環状形態をなし、その周縁部に外向きの化粧フランジ(1
4)が曲げ出された化粧環(D)とから成り、 上記本体ベース(A)の受皿内部へ、引手環(B)と押
え板(C)とを順次に嵌め込んで、その引手環(B)の
抜け止め板片(11)のみを押え板(C)によって被覆化粧
する如く、本体ベース(A)からの離脱不能に押え付け
固定した上、その本体ベース(A)の受皿内部へ化粧環
(D)を嵌め込んで、その押え板(C)も離脱不能に押
え付け固定すると共に、 その化粧環(D)と本体ベース(A)に、相互の合致す
る釘挿入孔(16)を貫通開口させたことを特徴とする埋込
み式の引手。 - 【請求項2】引手環(B)の手掛け片(12)をフラツトな
頂壁面(12a)と、抜け止め板片(11)からの起立壁面(12b)
とによって断面ほぼ倒立L字型に形作り、 その頂壁面(12a)を正面視のほぼ弓形に定め、その手掛
け用切り欠き縁部を裏向きに折り返し重合させると共
に、 その手掛け用切り欠き縁部と連続する起立壁面(12b)の
切り欠き縁部を、正面に露呈しない逃し凹曲形状に形成
したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲・第1項
記載の埋込み式の引手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5303387U JPH0610046Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 埋込み式の引手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5303387U JPH0610046Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 埋込み式の引手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63162074U JPS63162074U (ja) | 1988-10-24 |
| JPH0610046Y2 true JPH0610046Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=30878730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5303387U Expired - Lifetime JPH0610046Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 埋込み式の引手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610046Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7013020B2 (ja) * | 2018-06-29 | 2022-01-31 | 有限会社みの一テント | 取っ手 |
-
1987
- 1987-04-08 JP JP5303387U patent/JPH0610046Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63162074U (ja) | 1988-10-24 |
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