JPH06100660B2 - 人数検出装置 - Google Patents
人数検出装置Info
- Publication number
- JPH06100660B2 JPH06100660B2 JP61281309A JP28130986A JPH06100660B2 JP H06100660 B2 JPH06100660 B2 JP H06100660B2 JP 61281309 A JP61281309 A JP 61281309A JP 28130986 A JP28130986 A JP 28130986A JP H06100660 B2 JPH06100660 B2 JP H06100660B2
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- Japan
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- people
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- human body
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Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、被検知人体から発せられる赤外線を検出して
人数を検出する赤外線受光式の人数検出装置に関するも
のである。
人数を検出する赤外線受光式の人数検出装置に関するも
のである。
(背景技術) 本発明者らは、簡単且つ安価な構成で広い検知領域を有
する高精度の人数検出装置を既に提案している。第7図
にその構成図を示す。この人数検出装置は、赤外線検出
素子2と、前記赤外線検出素子2の視野を円形走査させ
る円形走査光学系1と、前記赤外線検出素子2の出力信
号を増幅する前置増幅部3と、前記前置増幅部3の出力
信号を人数検出に必要な信号に変換する信号処理部4
と、前記信号処理部4の出力信号に基づいて人数を判定
する判断部5と、前記判断部5の出力信号から人数情報
を出力する出力部6とから成り、広い検知領域内の人数
を高精度に検出できるようにしたものである。
する高精度の人数検出装置を既に提案している。第7図
にその構成図を示す。この人数検出装置は、赤外線検出
素子2と、前記赤外線検出素子2の視野を円形走査させ
る円形走査光学系1と、前記赤外線検出素子2の出力信
号を増幅する前置増幅部3と、前記前置増幅部3の出力
信号を人数検出に必要な信号に変換する信号処理部4
と、前記信号処理部4の出力信号に基づいて人数を判定
する判断部5と、前記判断部5の出力信号から人数情報
を出力する出力部6とから成り、広い検知領域内の人数
を高精度に検出できるようにしたものである。
この人数検出装置の判断部5においては、予め検知領域
内に人体が存在しない場合の信号処理部4からの出力波
形が参照波形データとしてメモリー内に記憶されてお
り、入力波形は、メモリー内の参照波形と比較され、人
体の有無及び人数が同時に判断される。第4図はこの様
子を示す説明図であり、判断部5への入力波形データ
(第4図(b))と参照波形データ(第4図(a))と
で比較演算を行い、その結果を新たに比較処理波形デー
タ(第4図(c))とする。比較処理波形において、人
体の存在しない部分は電圧レベルがほぼゼロであり、人
体の存在する部分には上に凸の波形が現れている。この
比較処理波形に対して極大点検出を行い、極大値の数を
人数としてカウントしている。比較処理波形データにお
いて、検出人数が0の場合には、現在の入力波形データ
が参照波形データとして更新され、メモリー内に記憶さ
れる。
内に人体が存在しない場合の信号処理部4からの出力波
形が参照波形データとしてメモリー内に記憶されてお
り、入力波形は、メモリー内の参照波形と比較され、人
体の有無及び人数が同時に判断される。第4図はこの様
子を示す説明図であり、判断部5への入力波形データ
(第4図(b))と参照波形データ(第4図(a))と
で比較演算を行い、その結果を新たに比較処理波形デー
タ(第4図(c))とする。比較処理波形において、人
体の存在しない部分は電圧レベルがほぼゼロであり、人
体の存在する部分には上に凸の波形が現れている。この
比較処理波形に対して極大点検出を行い、極大値の数を
人数としてカウントしている。比較処理波形データにお
いて、検出人数が0の場合には、現在の入力波形データ
が参照波形データとして更新され、メモリー内に記憶さ
れる。
このように被検知人体が存在しないときの参照波形デー
タを予め背景データとして記憶させておいて入力波形デ
ータと比較演算を行うことにより、検知領域内の環境変
化に左右されることなく、人数検出を行うことができ
る。ところが、この方式では、検出人数が0にならない
限り、参照波形の更新ができないので、同じ参照波形が
更新されないままで長時間使用される場合があった。こ
の場合には、時間経過にしたがって、室温の変化や、直
射日光量の変化、空調の入切等の要因により、人数検出
装置の周囲環境が大きく変化してしまい、比較処理波形
において、人体の存在しない部分にも上に凸の波形が現
れる恐れもあり、誤検出の原因となる。
タを予め背景データとして記憶させておいて入力波形デ
ータと比較演算を行うことにより、検知領域内の環境変
化に左右されることなく、人数検出を行うことができ
る。ところが、この方式では、検出人数が0にならない
限り、参照波形の更新ができないので、同じ参照波形が
更新されないままで長時間使用される場合があった。こ
の場合には、時間経過にしたがって、室温の変化や、直
射日光量の変化、空調の入切等の要因により、人数検出
装置の周囲環境が大きく変化してしまい、比較処理波形
において、人体の存在しない部分にも上に凸の波形が現
れる恐れもあり、誤検出の原因となる。
このように、従来例にあっては、人体が存在しない場合
には、入力波形を参照波形とすることによって参照波形
の更新を行い、環境変化の影響を取り除くことができる
が、長時間人体が検出され続けている場合には参照波形
の更新が行えなくなり、検知領域内の環境変化の影響を
除去することができないという問題があった。
には、入力波形を参照波形とすることによって参照波形
の更新を行い、環境変化の影響を取り除くことができる
が、長時間人体が検出され続けている場合には参照波形
の更新が行えなくなり、検知領域内の環境変化の影響を
除去することができないという問題があった。
(発明の目的) 本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、検知領域内の環境変化の影響
を除去して高精度な人数検出を行うことができる人数検
出装置を提供するにある。
その目的とするところは、検知領域内の環境変化の影響
を除去して高精度な人数検出を行うことができる人数検
出装置を提供するにある。
(発明の開示) 本発明に係る人数検出装置にあっては、第2図に示すよ
うに、赤外線検出素子2と、前記赤外線検出素子2の視
野を円形走査させる円形走査光学系1と、前記赤外線検
出素子2の出力信号を増幅する前置増幅部3と、前記前
置増幅部3の出力信号を人数検出に必要な信号に変換す
る信号処理部4と、前記信号処理部4の出力信号に基づ
いて人数を判定する判断部5と、前記判断部5の出力信
号から人数情報を出力する出力部6とから成る人数検出
装置において、判断部5は被検知人体が存在しないとき
の信号処理部4からの入力波形を参照波形として予め記
憶し、入力波形と参照波形との差に基づいて人数を判定
するように構成し、且つ、参照波形のうち少なくとも被
検知人体に対応する部分以外の部分を逐次更新するよう
に構成して成るものである。
うに、赤外線検出素子2と、前記赤外線検出素子2の視
野を円形走査させる円形走査光学系1と、前記赤外線検
出素子2の出力信号を増幅する前置増幅部3と、前記前
置増幅部3の出力信号を人数検出に必要な信号に変換す
る信号処理部4と、前記信号処理部4の出力信号に基づ
いて人数を判定する判断部5と、前記判断部5の出力信
号から人数情報を出力する出力部6とから成る人数検出
装置において、判断部5は被検知人体が存在しないとき
の信号処理部4からの入力波形を参照波形として予め記
憶し、入力波形と参照波形との差に基づいて人数を判定
するように構成し、且つ、参照波形のうち少なくとも被
検知人体に対応する部分以外の部分を逐次更新するよう
に構成して成るものである。
第2図は本発明の一実施例に係る人数検出装置の概略構
成を示す図である。赤外線検出素子2の出力は前置増幅
部3で増幅された後、帯域フィルタ41に入力される。赤
外線検出素子2としては、冷却が不要で安価な焦電素子
を用いる。この焦電素子は、背景雑音として低周波成分
を多く含むため、帯域フィルタ41において、不安定な低
周波成分をカットすると共に、不必要な高周波成分をも
カットし、S/N比を向上させる。帯域フィルタ41の出力
はA/Dコンバータ42に入力され、A/Dコンバータ42により
A/D変換され、判断部5を構成するマイクロコンピュー
タ51に出力される。マイクロコンピュータ51からの制御
信号によりモータ駆動部12が動作し、必要に応じてモー
タを駆動・停止させる。回転周期検出部13においては、
円形走査光学系の走査に同期して1回転ごとにマイクロ
コンピュータ51に周期信号が出力される。マイクロコン
ピュータ51は回転周期検出部13からの同期信号を元に、
1回転毎にA/Dコンバータ42からのデータを逐次取り込
む。
成を示す図である。赤外線検出素子2の出力は前置増幅
部3で増幅された後、帯域フィルタ41に入力される。赤
外線検出素子2としては、冷却が不要で安価な焦電素子
を用いる。この焦電素子は、背景雑音として低周波成分
を多く含むため、帯域フィルタ41において、不安定な低
周波成分をカットすると共に、不必要な高周波成分をも
カットし、S/N比を向上させる。帯域フィルタ41の出力
はA/Dコンバータ42に入力され、A/Dコンバータ42により
A/D変換され、判断部5を構成するマイクロコンピュー
タ51に出力される。マイクロコンピュータ51からの制御
信号によりモータ駆動部12が動作し、必要に応じてモー
タを駆動・停止させる。回転周期検出部13においては、
円形走査光学系の走査に同期して1回転ごとにマイクロ
コンピュータ51に周期信号が出力される。マイクロコン
ピュータ51は回転周期検出部13からの同期信号を元に、
1回転毎にA/Dコンバータ42からのデータを逐次取り込
む。
第3図は本実施例における判断部5の動作を説明するた
めの流れ図である。信号処理部4におけるA/Dコンバー
タ42からは、円形走査光学系1の1周期について所定個
数のデータが等角度間隔毎に送られて来て、マイクロコ
ンピュータ51の入力バッファに蓄積されている。回転周
期検出部13からの同期信号によりマイクロコンピュータ
51に割り込みが掛かって、まず、マイクロコンピュータ
51は入力バッファに蓄積された入力波形のデータを走査
系の1周期分だけ取り込む。マイクロコンピュータ51に
おいては、予め検知領域内に人体が存在しない場合の入
力波形が参照波形データとしてメモリー内に記憶されて
いる。マイクロコンピュータ51は、この予め記憶されて
いる参照波形をメモリーから読み出して、入力波形から
差し引く。これによって比較処理波形が生成される。こ
の比較処理波形から極大点の検出、及び、計数が行わ
れ、人数情報が出力される。検出人数が0人の場合に
は、参照波形は入力波形によって全部更新される。検出
人数が1人以上の場合には、以下に述べる方式にて参照
波形を被検知人体の存在する部分と存在しない部分とに
分割して更新する。
めの流れ図である。信号処理部4におけるA/Dコンバー
タ42からは、円形走査光学系1の1周期について所定個
数のデータが等角度間隔毎に送られて来て、マイクロコ
ンピュータ51の入力バッファに蓄積されている。回転周
期検出部13からの同期信号によりマイクロコンピュータ
51に割り込みが掛かって、まず、マイクロコンピュータ
51は入力バッファに蓄積された入力波形のデータを走査
系の1周期分だけ取り込む。マイクロコンピュータ51に
おいては、予め検知領域内に人体が存在しない場合の入
力波形が参照波形データとしてメモリー内に記憶されて
いる。マイクロコンピュータ51は、この予め記憶されて
いる参照波形をメモリーから読み出して、入力波形から
差し引く。これによって比較処理波形が生成される。こ
の比較処理波形から極大点の検出、及び、計数が行わ
れ、人数情報が出力される。検出人数が0人の場合に
は、参照波形は入力波形によって全部更新される。検出
人数が1人以上の場合には、以下に述べる方式にて参照
波形を被検知人体の存在する部分と存在しない部分とに
分割して更新する。
第1図は本実施例における参照波形更新の方式を示す説
明図であり、同図(a)は判断部5に予め記憶されてい
る参照波形X、同図(b)は判断部5に入力された入力
波形Y、同図(c)は入力波形Xから参照波形Yを差し
引いて得られた比較処理波形Z、同図(d)は更新後の
参照波形Xをそれぞれ示している。これらの各波形にお
いて、時間T0〜T1の部分XA,YA,ZA,XCは人体の存在しな
い部分に対応し、時間T1〜T2の部分XB,YB,ZB,XDは人体
の存在する部分に対応している。人体の存在する部分を
検出するためには、例えば比較処理波形Zにおいて絶対
値が所定レベル以上で人体に相当する高さの極大点を含
む部分を探せば良い。
明図であり、同図(a)は判断部5に予め記憶されてい
る参照波形X、同図(b)は判断部5に入力された入力
波形Y、同図(c)は入力波形Xから参照波形Yを差し
引いて得られた比較処理波形Z、同図(d)は更新後の
参照波形Xをそれぞれ示している。これらの各波形にお
いて、時間T0〜T1の部分XA,YA,ZA,XCは人体の存在しな
い部分に対応し、時間T1〜T2の部分XB,YB,ZB,XDは人体
の存在する部分に対応している。人体の存在する部分を
検出するためには、例えば比較処理波形Zにおいて絶対
値が所定レベル以上で人体に相当する高さの極大点を含
む部分を探せば良い。
今、比較処理波形ZにおけるZBの部分が人体の存在する
部分であると判断されたとする。この比較処理波形Zに
おいては、人体の存在しない部分ZAにおいても、環境変
化の影響により正確にゼロとはなっていない。このと
き、まず、人体の存在しない部分の入力波形YAを新しく
参照波形XCとする。さらに、人体の存在しない部分ZAに
おける平均的な変化分を求める。すなわち、ZAの部分の
平均値aは、 である。この値aを参照波形におけるXBの部分の各点に
平均的な変化分として加算し、新たな参照波形XDとして
更新する。
部分であると判断されたとする。この比較処理波形Zに
おいては、人体の存在しない部分ZAにおいても、環境変
化の影響により正確にゼロとはなっていない。このと
き、まず、人体の存在しない部分の入力波形YAを新しく
参照波形XCとする。さらに、人体の存在しない部分ZAに
おける平均的な変化分を求める。すなわち、ZAの部分の
平均値aは、 である。この値aを参照波形におけるXBの部分の各点に
平均的な変化分として加算し、新たな参照波形XDとして
更新する。
このように、本発明の特徴は、参照波形Xを人体の存在
しない部分XAと人体の存在する部分XBとに分割し、人体
の存在しない部分XAについては、そのときの入力波形YA
を参照波形XCとして更新することにある。これによっ
て、少なくとも人体の存在しない部分については、常
に、参照波形の更新を行うことが可能である。また、人
体の存在する部分XBについても、環境による変化を推測
し現在の参照波形XBに平均的変化分aを加算することに
より、参照波形の更新を常に行うことが可能となる。
しない部分XAと人体の存在する部分XBとに分割し、人体
の存在しない部分XAについては、そのときの入力波形YA
を参照波形XCとして更新することにある。これによっ
て、少なくとも人体の存在しない部分については、常
に、参照波形の更新を行うことが可能である。また、人
体の存在する部分XBについても、環境による変化を推測
し現在の参照波形XBに平均的変化分aを加算することに
より、参照波形の更新を常に行うことが可能となる。
出力部6においては、マイクロコンピュータ51から与え
られた人数情報を元に、人数情報を表示するようになっ
ている。会議室などでは、室外に人数あるいは混雑度を
表示することにより、室外で他者が室内使用状況を把握
できるようにする。また、個人が使用している部屋にお
いては、人数情報「0人」,「1人」,「2人以上」を
元に、室内状況を“不在”、“在室”、“来客”として
室外に表示することにより、他者が容易かつ端的に室内
状況を把握することができる。さらに、人数情報を元
に、空調など各種環境施設を安定且つ有効に動作させる
ことができる。
られた人数情報を元に、人数情報を表示するようになっ
ている。会議室などでは、室外に人数あるいは混雑度を
表示することにより、室外で他者が室内使用状況を把握
できるようにする。また、個人が使用している部屋にお
いては、人数情報「0人」,「1人」,「2人以上」を
元に、室内状況を“不在”、“在室”、“来客”として
室外に表示することにより、他者が容易かつ端的に室内
状況を把握することができる。さらに、人数情報を元
に、空調など各種環境施設を安定且つ有効に動作させる
ことができる。
第5図に前述の人数検出装置に用いる円形走査光学系の
一例を示す。同図(a)に示すように、赤外線検出素子
2の受光面前面より距離Rbの位置に回転板10を配置し、
回転板10中央の回転軸11を赤外線検出素子2の受光面の
視野中心c上に配置し、回転板10をモータ等の駆動機構
により回転させる。第5図(b)に示すように、回転板
10に長さLa,幅Daの長方形状のスリットAを設け、物面
Bから輻射された赤外線のうちスリットAを通過したも
ののみが、赤外線検出素子2に入射するように構成す
る。物面上における瞬時視野は、スリットAの形状と相
似であり、回転板10から物面Bまでの距離をRaとする
と、物面上の瞬時視野長Lv,及び視野幅Dvは、次式のよ
うになる。
一例を示す。同図(a)に示すように、赤外線検出素子
2の受光面前面より距離Rbの位置に回転板10を配置し、
回転板10中央の回転軸11を赤外線検出素子2の受光面の
視野中心c上に配置し、回転板10をモータ等の駆動機構
により回転させる。第5図(b)に示すように、回転板
10に長さLa,幅Daの長方形状のスリットAを設け、物面
Bから輻射された赤外線のうちスリットAを通過したも
ののみが、赤外線検出素子2に入射するように構成す
る。物面上における瞬時視野は、スリットAの形状と相
似であり、回転板10から物面Bまでの距離をRaとする
と、物面上の瞬時視野長Lv,及び視野幅Dvは、次式のよ
うになる。
また、円形走査における放射方向において、瞬時視野が
物面Bを見込む視野角をθとすると、θは次式のように
なる。
物面Bを見込む視野角をθとすると、θは次式のように
なる。
上記の瞬時視野が赤外線検出素子2の受光面の視野中心
cを軸として円形走査され、したがって、円形走査方式
による物面Bを見込む全視野角は2θとなる。
cを軸として円形走査され、したがって、円形走査方式
による物面Bを見込む全視野角は2θとなる。
人数検出に当たり、物面上の瞬時視野幅Dvが人数分解能
を決定する主要因となり、人数分解能を上げるために
は、瞬時視野幅Dvは小さい方が良い。従って、スリット
Aの開口幅Daを小さくする必要があるが、赤外線受光量
がこれに比例して小さくなり、充分なS/N比を得られな
い場合が生じる。その場合には、スリットAの部分に凸
面シリンドリカルレンズを配置し、走査方向において集
光作用を持たせ、所定の瞬時視野幅Dvを得ると共に、必
要な光学利得を得るようにする。第5図において、スリ
ットAの部分にシリンドリカルレンズを配した場合、赤
外線検出素子2の受光面の直径をdとすると、物面上の
瞬時視野の視野長Lv,視野幅Dvは次式のようになる。
を決定する主要因となり、人数分解能を上げるために
は、瞬時視野幅Dvは小さい方が良い。従って、スリット
Aの開口幅Daを小さくする必要があるが、赤外線受光量
がこれに比例して小さくなり、充分なS/N比を得られな
い場合が生じる。その場合には、スリットAの部分に凸
面シリンドリカルレンズを配置し、走査方向において集
光作用を持たせ、所定の瞬時視野幅Dvを得ると共に、必
要な光学利得を得るようにする。第5図において、スリ
ットAの部分にシリンドリカルレンズを配した場合、赤
外線検出素子2の受光面の直径をdとすると、物面上の
瞬時視野の視野長Lv,視野幅Dvは次式のようになる。
上式から分かるように、瞬時視野幅Dvは、シリンドリカ
ルレンズの開口幅Daによらず、適当なRb、あるいはdを
選択して所定の瞬時視野幅Dvを得ることができる。ま
た、シリンドリカルレンズの開口幅Daを大きくすること
により光学利得を増大させることができる。
ルレンズの開口幅Daによらず、適当なRb、あるいはdを
選択して所定の瞬時視野幅Dvを得ることができる。ま
た、シリンドリカルレンズの開口幅Daを大きくすること
により光学利得を増大させることができる。
光学利得を得るための他の手段として、第6図の実施例
に示すように、凹面シリンドリカルミラーMを固定した
回転板10を赤外線検出素子2の受光面の視野中心cを軸
として回転させるように構成しても良い。シリンドリカ
ルミラーMのミラー面から赤外線検出素子2の受光面ま
での距離をRb、シリンドリカルミラーMのミラー面から
物面Bまでの距離をRa、シリンドリカルミラーMのミラ
ー長をLm,ミラー幅をDm,赤外線検出素子2の受光面直径
をdとすると、物面上の瞬時視野長Lv,及び視野幅Dv
は、シリンドリカルレンズを用いた場合と同様に次式の
ようになる。
に示すように、凹面シリンドリカルミラーMを固定した
回転板10を赤外線検出素子2の受光面の視野中心cを軸
として回転させるように構成しても良い。シリンドリカ
ルミラーMのミラー面から赤外線検出素子2の受光面ま
での距離をRb、シリンドリカルミラーMのミラー面から
物面Bまでの距離をRa、シリンドリカルミラーMのミラ
ー長をLm,ミラー幅をDm,赤外線検出素子2の受光面直径
をdとすると、物面上の瞬時視野長Lv,及び視野幅Dv
は、シリンドリカルレンズを用いた場合と同様に次式の
ようになる。
したがって、適当なRb,あるいはdを選択することによ
り、所定の瞬時視野幅Dvを得ることができ、シリンドリ
カルミラーMのミラー幅Dmを大きくすることにより光学
利得を増大させることができる。円形走査における放射
方向において、瞬時視野が物面Bを見込む視野角θは、
次式のようになる。
り、所定の瞬時視野幅Dvを得ることができ、シリンドリ
カルミラーMのミラー幅Dmを大きくすることにより光学
利得を増大させることができる。円形走査における放射
方向において、瞬時視野が物面Bを見込む視野角θは、
次式のようになる。
このような円形走査光学系を用いることにより、1回転
毎に1つの入力波形が得られるので、上述のような構成
の判断部5により人体の有無及び人数を容易に検出でき
るものである。
毎に1つの入力波形が得られるので、上述のような構成
の判断部5により人体の有無及び人数を容易に検出でき
るものである。
(発明の効果) 本発明は上述のように、被検知人体から発せられる赤外
線を検出して人数を検出する赤外線受光式の人数検出装
置において、赤外線検出素子の視野を円形走査して得ら
れた入力波形を、被検知人体が存在しないときに参照波
形として予め記憶された入力波形と比較して人数を判定
し、参照波形のうち少なくとも被検知人体に対応する部
分以外の部分を逐次更新するようにしたから、検知領域
内に人体が存在する場合においても参照波形の更新が行
われることになり、検知領域内の環境変化の影響を除去
して高精度な人数検出を行うことができるという効果が
ある。
線を検出して人数を検出する赤外線受光式の人数検出装
置において、赤外線検出素子の視野を円形走査して得ら
れた入力波形を、被検知人体が存在しないときに参照波
形として予め記憶された入力波形と比較して人数を判定
し、参照波形のうち少なくとも被検知人体に対応する部
分以外の部分を逐次更新するようにしたから、検知領域
内に人体が存在する場合においても参照波形の更新が行
われることになり、検知領域内の環境変化の影響を除去
して高精度な人数検出を行うことができるという効果が
ある。
第1図は本発明の一実施例の動作説明図、第2図は同上
の実施例の概略構成を示すブロック図、第3図は同上に
用いる判断部の処理を示す流れ図、第4図(a)乃至
(c)は同上の判断部の動作説明図、第5図(a)は同
上の実施例に用いる光学系の概略構成図、同図(b)は
同上の要部底面図、第6図(a)は本発明の他の実施例
に用いる光学系の概略構成図、同図(b)は同上の要部
底面図、第7図は従来例の概略構成を示すブロック図で
ある。 1は円形走査光学系、2は赤外線検出素子、3は前置増
幅部、4は信号処理部、5は判断部、6は出力部であ
る。
の実施例の概略構成を示すブロック図、第3図は同上に
用いる判断部の処理を示す流れ図、第4図(a)乃至
(c)は同上の判断部の動作説明図、第5図(a)は同
上の実施例に用いる光学系の概略構成図、同図(b)は
同上の要部底面図、第6図(a)は本発明の他の実施例
に用いる光学系の概略構成図、同図(b)は同上の要部
底面図、第7図は従来例の概略構成を示すブロック図で
ある。 1は円形走査光学系、2は赤外線検出素子、3は前置増
幅部、4は信号処理部、5は判断部、6は出力部であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀井 貴司 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 松田 啓史 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 桐畑 慎司 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】赤外線検出素子と、前記赤外線検出素子の
視野を円形走査させる円形走査光学系と、前記赤外線検
出素子の出力信号を増幅する前置増幅部と、前記前置増
幅部の出力信号を人数検出に必要な信号に変換する信号
処理部と、前記信号処理部の出力信号に基づいて人数を
判定する判断部と、前記判断部の出力信号から人数情報
を出力する出力部とから成る人数検出装置において、判
断部は被検知人体が存在しないときの信号処理部からの
入力波形を参照波形として予め記憶し、入力波形と参照
波形との差に基づいて人数を判定するように構成し、且
つ、参照波形のうち少なくとも被検知人体に対応する部
分以外の部分を逐次更新するように構成して成ることを
特徴とする人数検出装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61281309A JPH06100660B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 人数検出装置 |
| US07/123,105 US4849737A (en) | 1986-11-26 | 1987-11-19 | Person-number detecting system |
| GB8727064A GB2199658B (en) | 1986-11-26 | 1987-11-19 | Person-number detecting system |
| DE19873740115 DE3740115A1 (de) | 1986-11-26 | 1987-11-26 | Personenzahl-erfassungsanordnung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61281309A JPH06100660B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 人数検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63134989A JPS63134989A (ja) | 1988-06-07 |
| JPH06100660B2 true JPH06100660B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=17637289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61281309A Expired - Lifetime JPH06100660B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 人数検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100660B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2572680T3 (es) * | 2011-10-28 | 2016-06-01 | Vlaamse Instelling Voor Technologisch Onderzoek Nv (Vito Nv) | Detector de presencia por infrarrojos para detectar la presencia de un objeto en un área de vigilancia |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6029690A (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-15 | Fujitec Co Ltd | 混雑度検出装置 |
| JPS60242386A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-12-02 | Mitsubishi Electric Corp | 障害検出装置 |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP61281309A patent/JPH06100660B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63134989A (ja) | 1988-06-07 |
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