JPH0610072B2 - 自走車用のレール装置 - Google Patents

自走車用のレール装置

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JPH0610072B2
JPH0610072B2 JP26540489A JP26540489A JPH0610072B2 JP H0610072 B2 JPH0610072 B2 JP H0610072B2 JP 26540489 A JP26540489 A JP 26540489A JP 26540489 A JP26540489 A JP 26540489A JP H0610072 B2 JPH0610072 B2 JP H0610072B2
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雅之 常田
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば室間や工場内において荷を搬送する
のに利用される自走車用のレール装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種の装置としては、たとえば実開昭57−1270
53号公報に見られるように、一面に自走車(荷搬送用走
行装置)走行用の開口部を形成した断面C字状のレール
装置が提供されている。自走車はレール装置に支持案内
されて、水平、傾斜、垂直などの一定経路上を走行自在
であり、そして垂直経路部での走行を確実に行わせるた
めに、推進用回転輪と一体回転を行うピニオンギヤをラ
ツクに咬合させている。このラツクは、レール装置の他
面板部に一体形成した係合部(図示されていない)に長
さ方向への差し込みなどによつて強固に取付けられてい
る。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、ラツクの取付け位置、すなわ
ち係合部の形成位置がレール装置の中心線に対して一側
に偏位していることから、このレール装置を機枠などに
取付けて配設する際に向きを考慮しなければならない。
また異なる経路間での乗り移しを行わせる乗り移し装置
(スイツチ装置)は、その精度を確保するために、分断
した可動レールと、この可動レールの作動装置とをユニ
ツト化しておき、そして現場でのライン設定に応じて必
要なユニツトを組込んでいるが、これによると自走車の
走行方向、すなわち荷収納部の蓋の開閉方向に応じた走
行方向によつて可動レールが勝手違いのユニツトを多種
類製作しておかねばならず、在庫が多くなる。
本発明の目的とするところは、垂直など各経路部での配
設を容易に行え、しかも乗り移し装置の種類を半減し得
る自走車用のレール装置を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明における自走車用のレ
ール装置は、自走車を支持案内するレール装置であつ
て、一面に自走車走行用の開口部を形成した断面C字状
の自走車案内部と、この自走車案内部の他面外方に連設
した 状の機器配置部と、前記自走車案内部の他面板部に全長
に亘つて形成され、かつ機器配置部の幅よりも小さい幅
のスリツトと、このスリツトの両側で他面板部に形成さ
れ、かつ内面を摩擦転動面としたラツク着脱部とからな
り、これらを左右対称に形成している。
作用 かかる本発明の構成によると、左右一対のラツク着脱部
の内面を推進用回転輪の摩擦転動面にすることによつ
て、このレール装置を機枠に対して向きなど考えること
なく取付けたとしても、いずれか一方の摩擦転動面を利
用して所期の走行を行える。また垂直や傾斜の経路部で
は、摩擦転動に利用しない他方のラツク着脱部を利用し
てラツクの取付けを容易にかつ強固に行える。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は自走車で、機枠2に車軸3を介して遊転自在に取付
けた左右一対の第1車輪4と、これよりも一定経路5の
方向の何れかに離れた位置で前記機枠2に車軸6を介し
て遊転自在に取付けた左右一対の第2車輪7と、両車輪
3,6に取付けた横移動規制用車輪8,9とにより本体
を構成している。少なくとも下面が開放した箱状の機枠
2内にはモータ10が配設され、このモータ10は前後方向
中間部の横ピン11を介して、機枠2側に上下揺動自在に
取付けられる。さらにモータ10は、機枠2との間に設け
たばね12によつて下面側へと揺動付勢されている。13は
ストツパで、ばね12に抗しての揺動量を規制する。前記
モータ10の揺動端には減速装置14が連動連設され、その
横方向に取出した駆動軸15の一端には、第1車輪4の近
くに位置する推進用回転輪(摩擦回転輪)16が固定さ
れ、また他端にはピニオンギヤ17が固定される。ここで
推進用回転輪16とピニオンギヤ17とは、自走車中心22に
対して等しい(ほぼ等しい)距離lでもつて配設してい
る。前記機枠2側には左右一対の集電子18A,18Bが配設
され、これら集電子18A,18Bの集電位置は第2車輪7の
近くになる。前記機枠2の下部で前後の両端には、それ
ぞれセンサー(停止信号受信器)19,20が取付けてあ
り、さらに中間部には永久磁石(自走車信号発信器)21
が取付けてある。これらセンサー19,20と永久磁石21と
は幅方向の中央部に位置している。なお機枠2の上部側
には荷収納部(図示せず)などが取付けられる。
30は自走車1を支持案内する左右対称形のレール装置
で、一面に自走車走行用の開口部31を形成した断面C字
状の自走車案内部32と、この自走車案内部32の他面外方
に連設した 状の機器配置部33とにより構成される。たとえば前記開
口部31の上向きとして自走車案内部32は、開口部31の両
側に位置しかつ第1車輪4に上側から接当する第1走行
案内面34を形成する一面板部32Aと、この一面板部32Aに
対向しかつ第2車輪7に下側から接当する第2走行案内
面35を形成する他面板部32Bと、両板部32A,32Bの外端間
を連結しかつ横移動規制用車輪8,9に外側から接当す
る第3走行案内面37を形成する側面板部32Cとからな
る。そして他面板部32Bには、レール側機器を配置する
ためのスリツト39が全長に亘つて形成され、このスリツ
ト39により自走車案内部32と機器配置部33とを連通して
いる。前記スリツト39の両側で他面板部32Aの内面側に
は逆台形のラツク着脱部32Dが形成され、これらラツク
着脱部32Dの内面を推進用回転輪16に下側から接当自在
な摩擦転動面36としている。そして傾斜経路などにおい
て前記ピニオンギヤ17が咬合するラツク38は、両ラツク
着脱部32Dのいずれか一方に対して差し込みなどで取付
けられる。このようなレール装置30はレール中心52に対
して左右対称に形成されている。なおスリツト39の幅L1
は機器配置部33の幅L2よりも小さくしてある。前記自走
車案内部32のスリツト39を形成した端部には絶縁条材40
A,40Bが外嵌し装着され、これら絶縁条材40A,40Bには、
前記集電子18A,18Bが摺接する給電レール41A,41Bが装着
されている。前記スリツト39から機器配置部33内に亘つ
て配置されるレール側機器42は、たとえば左右一対の磁
極板43A,43Bと、これら磁極板43A,43B間に前後一対設け
たコイル(停止信号発信器)44,45と、これらコイル4
4,45間に設けたセンサー(自走車信号受信器)46とに
より構成される。両磁極板43A,43Bの下端は、機器配置
部33の底板部に一体成形した突片47A,47Bに係合し、こ
れによりレール側機器42の位置決めを行う。また基本型
において上端は、第4図に示すように自走車案内部32内
に突出して、自走車側機器であるセンサー19,20や永久
磁石21の両側に位置する。そしてカーブ経路では、カー
ブ円弧の外側に位置する磁極板43Bを、たとえば第1図
に示すように低く形成している。前記給電レール41A,41
Bの相対向する内側面には係合部48A,48Bが凹入形成さ
れ、これら係合部48A,48Bを介して、前記スリツト39を
開閉自在な絶縁カバー49を着脱自在に設けている。この
絶縁カバー49は第4図に示すように磁極板43A,43の上端
を覆う凸部50A,50Bを有し、またカーブ経路で凸部50A,5
0Bの一方は第1図に示すように低いものとなる。前記レ
ール側機器42は長さ方向の設定箇所に配設されるもの
で、この配設箇所以外では第5図に示すように凹状の絶
縁カバー49aが使用される。
前記機器配置部33の幅L2は自走車案内部32の幅L3よりも
狭くしてあり、したがつてレール装置30の両側面は段状
に形成される。そして機器配置部33の側面で外端には架
設用係止部60が凹状に形成される。開口部31を上向きと
した床側架設具61は第1図に示すように、係止部60に外
側から係脱自在な一対の係合片62と、これら係合片62を
締付け連結するボルト63ならびにナツト64と、両係合片
62を固定具(ボルト・ナツト)65を介して支持するベー
ス枠66などから構成される。
なお第8図に示すように天井側架設具70は、係止部60に
外側から係脱自在な一対の係合片71と、これら係合片71
間にボルト72を介して配設した渡し材73と、両係合片71
に締付け連結される吊りロツド74とから構成される。
上記のようなレール装置30を配設するに際して、床側架
設具61や天井側架設具70など機枠に対して向きなどを考
えることなく取付けられる。そして自走車1は、その走
行方向によつて自走車中心22の右または左に勝手違いと
なる推進用回転輪16が、両ラツク着脱部32Dのいずれか
一方の摩擦転動面36に圧接転動することになる。また傾
斜経路部や垂直経路部では、摩擦転動面36に利用しない
残りのラツク着脱部32Dに対してラツク38が取付けら
れ、このラツク38に対してピニオンギヤ17が咬合自在と
なる。
次に上記実施例において自走車1の走行作業を説明す
る。
自走車1の走行は、モータ10の回転力を減速装置14、駆
動軸15を介して推進用回転輪16に伝達し、この推進用回
転輪16を摩擦転動面36上で圧接転動させることで行え
る。このとき走行は、第1走行案内面34に対する第1車
輪4の転動と、第2走行案内面35に対する第2車輪7の
転動、ならびに第3走行案内面37に対する横移動規制用
車輪8,9の転動とにより、水平、傾斜などの一定経路
5上を揺れなどない状態で安定して行われる。そして上
昇や下降の傾斜経路部や垂直経路部では、ラツク38にピ
ニオンギヤ17が咬合することでスリツプのない走行が行
える。
このような走行中において、コイル44,45に通電を行つ
ていないときには、両磁極板(凸部)43A,43B間を通る
センサー19,20は停止信号を受信しない。しかし第7図
に示すように、永久磁石21から上下方向に形成される磁
束(自走車信号)Aをセンサー46が検出することから、
このセンサー46を配設した箇所を自走車1が通過したこ
と(或る区間に在席していること)が検出され、その検
出信号は制御部へ与えられる。そして指定された場所
(ステーシヨン)で指定された自走車1を停止させると
きには、この自走車1が到達する前に指定された場所に
対応するコイル44,45に通電させる。すると第1図、第
4図、第6図に示すように、両磁極板43A,43Bの上端間
に左右方向の磁束(停止信号)Bが形成されることにな
り、したがつて自走車1と一体に移動してきたセンサー
19,20が磁束Bを検出し、以つてモータ10を停止させる
とともにブレーキを作用させる。これにより自走車1
は、制動距離を走行したのち停止される。この停止によ
り永久磁石21がセンサー46に対向し、前述と同様に磁束
Aを検出して、制御部での停止の確認が行われる。
カーブ経路の走行では、遠心力によつて自走車1が外側
に振られ状になり、センサー19,20や永久磁石21も外側
に移動するようになるが、このとき第1図に示すよう
に、磁極板43A,43Bと凸部50A,50Bとの外側のものが低く
形成されているので、これらの衝突は生じない。
絶縁カバー49,49aを除去することで、機器配置部33内
の清掃、レール側機器42の検査、確認、レール側機器42
の取換えや配設位置の変更などを行える。
上記実施例では自走車1の前後両端にセンサー19,20を
取付けているが、これは一方のみであつてもよい。なお
2個取付けることで、オーバーランのときに後方のもの
が好適に作用することになり、また前進、後進の両方走
行を好適に行える。
上記実施例でレール側機器42は、コイル44,45やセンサ
ー46をセツト化しているが、これはセンサー46を分離し
て配設してもよい。
発明の効果 上記構成の本発明によると、左右一対のラツク着脱部の
内面を、自走車における推進用回転輪の摩擦転動面にす
ることによつて、このレール装置を機枠に取付けたと
き、いずれか一方の摩擦転動面を利用して所期の走行を
行うことができ、また垂直や傾斜の経路部では、摩擦転
動に利用しない他方のラツク着脱部を利用して、自走車
のピニオンギヤに対するラツクを容易にかつ強固に取付
けることができる。これによりレール装置は、向きなど
を考えることなく容易に配設することができ、さらに乗
り移し装置としてユニツト化するときには、その種類を
半減することができて在庫を少くすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は縦断背面図、
第2図は一部切欠き側面図、第3図は一部切欠き平面
図、第4図、第5図は要部の縦断背面図、第6図、第7
図は作用状態を示す概略側面図、第8図は吊下げ形式の
説明図である。 1…自走車、16……推進用回転輪、17…ピニオンギヤ、
18A,18B……集電子、19,20……センサー(停止信号受
信器)、21……永久磁石(自走車信号発信器)、22……
自走車中心、30……レール装置、31……開口部、32……
自走車案内部、32A……一面板部、32B……他面板部、32
C……側面板部、32D……ラツク着脱部、33……機器配置
部、36……摩擦転動面、38……ラツク、39……スリツ
ト、41A,41B……給電レール、42……レール側機器、43
A,43B……磁極板、44,45……コイル(停止信号発信
器)、46……センサー(自走車信号受信器)、49,49a
……絶縁カバー、52……レール中心、60……架設用係止
部、70……天井側架設具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自走車を支持案内するレール装置であつ
    て、一面に自走車走行用の開口部を形成した断面C字状
    の自走車案内部と、この自走車案内部の他面外方に連設
    した 状の機器配置部と、前記自走車案内部の他面板部に全長
    に亘つて形成され、かつ機器配置部の幅よりも小さい幅
    のスリツトと、このスリツトの両側で他面板部に形成さ
    れ、かつ内面を摩擦転動面としたラツク着脱部とからな
    り、これらを左右対称に形成してなる自走車用のレール
    装置。
JP26540489A 1989-10-12 1989-10-12 自走車用のレール装置 Expired - Lifetime JPH0610072B2 (ja)

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JPH02147703A JPH02147703A (ja) 1990-06-06
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