JPH06101127A - トラベラー挿着装置 - Google Patents
トラベラー挿着装置Info
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- JPH06101127A JPH06101127A JP27510692A JP27510692A JPH06101127A JP H06101127 A JPH06101127 A JP H06101127A JP 27510692 A JP27510692 A JP 27510692A JP 27510692 A JP27510692 A JP 27510692A JP H06101127 A JPH06101127 A JP H06101127A
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 15
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 15
- 238000007378 ring spinning Methods 0.000 description 6
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 針金を耳型に折り曲げたトラベラーの如く断
面が偏平でないトラベラーに対して、その姿勢を確実に
保持できるトラベラー挿着装置を提供する。 【構成】 トラベラー6が挿着されるリングに対して進
退自在であって、トラベラー6を挟む二枚の挟持部材2
1,22と、該挟持部材21,22間に設けられ、挟持
されたトラベラー6の姿勢を保つトラベラー移動規制部
材としての溝43とこの溝43内の傾斜部44とを有す
るトラベラー挿着装置である。
面が偏平でないトラベラーに対して、その姿勢を確実に
保持できるトラベラー挿着装置を提供する。 【構成】 トラベラー6が挿着されるリングに対して進
退自在であって、トラベラー6を挟む二枚の挟持部材2
1,22と、該挟持部材21,22間に設けられ、挟持
されたトラベラー6の姿勢を保つトラベラー移動規制部
材としての溝43とこの溝43内の傾斜部44とを有す
るトラベラー挿着装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング精紡機のリング
に挿着されたトラベラーを自動的に交換するトラベラー
交換機などに用いられるトラベラー挿着装置に関し、特
に針金を耳型に折り曲げたトラベラーのように断面が偏
平でないトラベラーを自動的に挿着できるものに関す
る。
に挿着されたトラベラーを自動的に交換するトラベラー
交換機などに用いられるトラベラー挿着装置に関し、特
に針金を耳型に折り曲げたトラベラーのように断面が偏
平でないトラベラーを自動的に挿着できるものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】まず、トラベラーが用いられるリング精
紡機を図8により説明する。リング精紡機101は加撚
機構102とドラフト機構103を有している。ドラフ
ト機構103は、バックローラ104、エプロン105
を有するミドルローラ106、およびフロントローラ1
07の上下ローラ対を順に上から下へと配列し、各ロー
ラ対の上ローラがクレードルアームで開閉可能に支持さ
れ、各ローラ対の下ローラが駆動されるものである。太
径のスライバS又は粗糸Sはドラフト機構103を経て
糸となる。この糸に以下に述べる加撚機構102を経て
紡績糸となる。加撚機構102は、ボビン2が挿着され
るスピンドル軸1と、ボビン2の長手方向に沿って上下
動自在でありトラバース可能なリングレール4と、リン
グレール4に固定されたリング5と、リング5に挿着さ
れて周方向に走行自在なトラベラー7と、バルーン制御
リング9と、スネルワイヤ8とを下から上へと配列した
ものである。スピンドル軸1は複数錘に共通のベルト3
で通常1〜2万RPM前後の高速回転している。糸Y
は、スネルワイヤ8及びバルーン制御リング9及びトラ
ベラー7を経てボビン2に巻き取られる。ボビン2が回
ると、トラベラー7は糸に引っ張られて、リング5の上
を走行し、糸に撚りを与える。上方から送られた糸の長
さに相当した分だけ、ボビン2とトラベラー7との間に
回転数の差があり、この長さだけボビン2に巻き取られ
る。すなわち、リング5とトラベラー7は回転数差を生
じさせるための摩擦抵抗体であると同時に、加撚作用を
巻取作用に変えるための走行方向変換機構となってい
る。
紡機を図8により説明する。リング精紡機101は加撚
機構102とドラフト機構103を有している。ドラフ
ト機構103は、バックローラ104、エプロン105
を有するミドルローラ106、およびフロントローラ1
07の上下ローラ対を順に上から下へと配列し、各ロー
ラ対の上ローラがクレードルアームで開閉可能に支持さ
れ、各ローラ対の下ローラが駆動されるものである。太
径のスライバS又は粗糸Sはドラフト機構103を経て
糸となる。この糸に以下に述べる加撚機構102を経て
紡績糸となる。加撚機構102は、ボビン2が挿着され
るスピンドル軸1と、ボビン2の長手方向に沿って上下
動自在でありトラバース可能なリングレール4と、リン
グレール4に固定されたリング5と、リング5に挿着さ
れて周方向に走行自在なトラベラー7と、バルーン制御
リング9と、スネルワイヤ8とを下から上へと配列した
ものである。スピンドル軸1は複数錘に共通のベルト3
で通常1〜2万RPM前後の高速回転している。糸Y
は、スネルワイヤ8及びバルーン制御リング9及びトラ
ベラー7を経てボビン2に巻き取られる。ボビン2が回
ると、トラベラー7は糸に引っ張られて、リング5の上
を走行し、糸に撚りを与える。上方から送られた糸の長
さに相当した分だけ、ボビン2とトラベラー7との間に
回転数の差があり、この長さだけボビン2に巻き取られ
る。すなわち、リング5とトラベラー7は回転数差を生
じさせるための摩擦抵抗体であると同時に、加撚作用を
巻取作用に変えるための走行方向変換機構となってい
る。
【0003】通常のトラベラー7は細長い板をC字型に
折り曲げた形状をしており、開口部7aを押し広げてリ
ング5に挿着されている。このトラベラー7はリング5
の上を1〜2万RPM前後で高速回転するため、摩耗す
る。そこで、1〜2週間毎にトラベラー7を古いものか
ら新しいものへと交換する必要がある。そのため、先端
が曲がった棒部材にトラベラー7の開口7aが手前横向
きになるようにバネ部材で付勢して保持するトラベラー
挿着装置を用いて、新しいトラベラー7を挿着すること
が行われている。
折り曲げた形状をしており、開口部7aを押し広げてリ
ング5に挿着されている。このトラベラー7はリング5
の上を1〜2万RPM前後で高速回転するため、摩耗す
る。そこで、1〜2週間毎にトラベラー7を古いものか
ら新しいものへと交換する必要がある。そのため、先端
が曲がった棒部材にトラベラー7の開口7aが手前横向
きになるようにバネ部材で付勢して保持するトラベラー
挿着装置を用いて、新しいトラベラー7を挿着すること
が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラベ
ラー7の形状は細長い板をC字型に折り曲げたものに限
らず、図7のように、針金を耳型に折り曲げたトラベラ
ー6のように断面が偏平でないトラベラーを使用するリ
ング精紡機も一部存在する。このトラベラー6は幅方向
に偏平な部分がないため、先端が曲がった棒部材とバネ
部材とでその姿勢を一定に保持することができない。そ
のため、針金を耳型に折り曲げたトラベラー6は人手に
よって挿着され、挿着に手間取るという問題点があっ
た。
ラー7の形状は細長い板をC字型に折り曲げたものに限
らず、図7のように、針金を耳型に折り曲げたトラベラ
ー6のように断面が偏平でないトラベラーを使用するリ
ング精紡機も一部存在する。このトラベラー6は幅方向
に偏平な部分がないため、先端が曲がった棒部材とバネ
部材とでその姿勢を一定に保持することができない。そ
のため、針金を耳型に折り曲げたトラベラー6は人手に
よって挿着され、挿着に手間取るという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、針金を耳型に折り曲げたトラベラーのように断
面が偏平でないトラベラーに対して、その姿勢を確実に
保持できるトラベラー挿着装置を提供せんとするもので
ある。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、針金を耳型に折り曲げたトラベラーのように断
面が偏平でないトラベラーに対して、その姿勢を確実に
保持できるトラベラー挿着装置を提供せんとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のトラベラー挿着装置は、トラベラーが挿着
されるリングに対して進退自在であってトラベラーの上
側を二枚の挟持部材と、該挟持部材間に設けられ挟持さ
れたトラベラーの姿勢を保つトラベラー移動規制部材と
を有するものである。
に、本発明のトラベラー挿着装置は、トラベラーが挿着
されるリングに対して進退自在であってトラベラーの上
側を二枚の挟持部材と、該挟持部材間に設けられ挟持さ
れたトラベラーの姿勢を保つトラベラー移動規制部材と
を有するものである。
【0007】
【作用】二枚の挟持部材でトラベラーを挟むと、針金を
折り曲げたトラベラーのように断面が偏平でないトラベ
ラーでも姿勢が決まり、挟持部材間に設けられたトラベ
ラー移動規制部材でトラベラーの姿勢が保持される。
折り曲げたトラベラーのように断面が偏平でないトラベ
ラーでも姿勢が決まり、挟持部材間に設けられたトラベ
ラー移動規制部材でトラベラーの姿勢が保持される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のトラベラー挿着装置が用いられた
トラベラー交換機の要部斜視図、図2は本発明のトラベ
ラー挿着装置を示す図であって、図2(a)は側面図、
図2(b)は上面図、図3はトラベラー挿着装置がトラ
ベラー貯溜部からトラベラーを受け取る状態を示す側面
図である。
する。図1は本発明のトラベラー挿着装置が用いられた
トラベラー交換機の要部斜視図、図2は本発明のトラベ
ラー挿着装置を示す図であって、図2(a)は側面図、
図2(b)は上面図、図3はトラベラー挿着装置がトラ
ベラー貯溜部からトラベラーを受け取る状態を示す側面
図である。
【0009】図1において、トラベラー挿着装置は、本
体ケーシング11に、挿着ヘッド12とトラベラー貯溜
部13とを取り付けてなっている。そして、トラベラー
挿着装置はリング精紡機に沿って走行自在なトラベラー
交換機Mのトラベラー交換機器の一つとして搭載されて
いる。ところで、以下に詳細に説明するように、挿着ヘ
ッド12は本体ケーシング11に対して回転自在に支持
されている。また、トラベラー貯溜部13は本体ケーシ
ング11に対して軸方向移動自在に支持されている。本
体ケーシング11は軸14を支点とする揺動レバー15
の先端に取り付けられ、揺動レバー15は図示されない
引っ張りバネでカム16に向かって付勢されている。ま
た、揺動レバー15の途中にローラ17が設けられ、ロ
ーラ17はカム16上を転動する。カム16が一回転す
ると、挿着ヘッド12で挟まれたトラベラー6をリング
5に挿着すべく、本体ケーシング11が矢印a,b,c
の如く進退運動を繰り返すことができる。なお、カム1
6の軸18には多数枚のカムが嵌入されており、軸18
と共に回転するカムでトラベラー挿着装置以外のトラベ
ラー取り外し装置や糸寄せレバーなどのトラベラー交換
機器が所定のタイミングで作動するようになっている。
体ケーシング11に、挿着ヘッド12とトラベラー貯溜
部13とを取り付けてなっている。そして、トラベラー
挿着装置はリング精紡機に沿って走行自在なトラベラー
交換機Mのトラベラー交換機器の一つとして搭載されて
いる。ところで、以下に詳細に説明するように、挿着ヘ
ッド12は本体ケーシング11に対して回転自在に支持
されている。また、トラベラー貯溜部13は本体ケーシ
ング11に対して軸方向移動自在に支持されている。本
体ケーシング11は軸14を支点とする揺動レバー15
の先端に取り付けられ、揺動レバー15は図示されない
引っ張りバネでカム16に向かって付勢されている。ま
た、揺動レバー15の途中にローラ17が設けられ、ロ
ーラ17はカム16上を転動する。カム16が一回転す
ると、挿着ヘッド12で挟まれたトラベラー6をリング
5に挿着すべく、本体ケーシング11が矢印a,b,c
の如く進退運動を繰り返すことができる。なお、カム1
6の軸18には多数枚のカムが嵌入されており、軸18
と共に回転するカムでトラベラー挿着装置以外のトラベ
ラー取り外し装置や糸寄せレバーなどのトラベラー交換
機器が所定のタイミングで作動するようになっている。
【0010】図2において、挿着ヘッド12は、二枚の
挟持部材21、22を重ね合わせたものをロッド23に
取り付けたものである。ロッド23は本体ケーシング1
1の円板24,25に挿通され、円板24の両側のプレ
ート26で軸方向に摺動せず、回転可能に本体ケーシン
グ11に支持されている。ロッド23は巻きばね27で
回転方向に付勢されているが、ピン28が次に述べるガ
イド37に当たることによって回転角度が規制されてい
る。通常は図示のように、挟持部材21,22で挟持さ
れたトラベラー6が真下を向くようにロッド23の回転
角度が規制される。
挟持部材21、22を重ね合わせたものをロッド23に
取り付けたものである。ロッド23は本体ケーシング1
1の円板24,25に挿通され、円板24の両側のプレ
ート26で軸方向に摺動せず、回転可能に本体ケーシン
グ11に支持されている。ロッド23は巻きばね27で
回転方向に付勢されているが、ピン28が次に述べるガ
イド37に当たることによって回転角度が規制されてい
る。通常は図示のように、挟持部材21,22で挟持さ
れたトラベラー6が真下を向くようにロッド23の回転
角度が規制される。
【0011】トラベラー貯溜部13は断面がL字型のマ
ガジンガイド31に多数のトラベラー6を一列重ねに挿
入したものである。このマガジンガイド31はアーム3
2,33を介してスライド円板34に固定されている。
スライド円板34はロッド23に軸方向摺動可能に挿通
され、ガイド棒35で回り止めされている。また、スラ
イド円板34と円板25の間に引っ張りばね36が設け
られ、スライド円板34はガイド棒35のストッパー3
5aに当たる位置まで引っ込んでいる。さらに、スライ
ド円板34からピン28の向きを変えるためのガイド3
7が突設されている。
ガジンガイド31に多数のトラベラー6を一列重ねに挿
入したものである。このマガジンガイド31はアーム3
2,33を介してスライド円板34に固定されている。
スライド円板34はロッド23に軸方向摺動可能に挿通
され、ガイド棒35で回り止めされている。また、スラ
イド円板34と円板25の間に引っ張りばね36が設け
られ、スライド円板34はガイド棒35のストッパー3
5aに当たる位置まで引っ込んでいる。さらに、スライ
ド円板34からピン28の向きを変えるためのガイド3
7が突設されている。
【0012】上述した構造のトラベラー挿着装置では、
図3に示すように、本体ケーシング11が矢印dの如く
トラベラー交換機の所定位置に戻る途中で、スライド円
板34から延在するアーム23がトラベラー交換機側の
ストッパー38に当たると、引っ張りばね36が伸びロ
ッド23だけが矢印d方向に移動する。そして、スラン
ド円板34に突設されたガイド37でピン28の向きが
変わり、ロッド23即ち挟持部材21,22の先端が手
前向きに回転する。また、挟持部材21,22の先端が
トラベラー貯溜部13の先端に近づき、トラベラー貯溜
部13先端からトラベラー6の一個を挟持部材21,2
2が受け取るようになっている。
図3に示すように、本体ケーシング11が矢印dの如く
トラベラー交換機の所定位置に戻る途中で、スライド円
板34から延在するアーム23がトラベラー交換機側の
ストッパー38に当たると、引っ張りばね36が伸びロ
ッド23だけが矢印d方向に移動する。そして、スラン
ド円板34に突設されたガイド37でピン28の向きが
変わり、ロッド23即ち挟持部材21,22の先端が手
前向きに回転する。また、挟持部材21,22の先端が
トラベラー貯溜部13の先端に近づき、トラベラー貯溜
部13先端からトラベラー6の一個を挟持部材21,2
2が受け取るようになっている。
【0013】つぎに、図4により挿着ヘッド12の挟持
部材21,22の詳細を説明する。挟持部材22はトラ
ベラー6の先端の一個とそれ以外を分離するための分離
部としての刃41が形成されている。挟持部材21は先
端のトラベラー6を受け入れ易くするテーパ42が刃4
1と対で形成されている。また、挟持部材21,22間
に、トラベラーの姿勢を保つための移動規制部材に設け
られている。この移動規制部材は、挟持部材22の表面
に形成され、トラベラー6の耳型上部の屈曲に相当する
溝部43と、この溝部43の内側に形成され、溝部43
に至る傾斜部44とからなっている。この挟持部材2
1,22が先端のトラベラー6を分離して、その耳側上
部が矢印eのように移動して挟持部材21,22で挟ま
れる。トラベラー6の挟まれた部分が耳側上部の一部で
あっても、傾斜部44で矢印fのように溝43内に落と
し込まれて、溝部43に嵌まりこの溝部43で規制され
る姿勢で安定する。また、リングへトラベラー6を挿着
する場合等に、挟持部材21,22の溝部43によって
安定姿勢で挟持されたトラベラー6は傾斜部44の存在
でスムーズに外れる。なお、移動規制部材としての溝部
43に対する傾斜部44は必ずしも必要ではない。ま
た、溝部43を把持部材21,22の一方に設けるもの
に限らず、溝部43に相当する切り欠きを有する薄い板
を把持部材21,22間に設けるものでもよい。
部材21,22の詳細を説明する。挟持部材22はトラ
ベラー6の先端の一個とそれ以外を分離するための分離
部としての刃41が形成されている。挟持部材21は先
端のトラベラー6を受け入れ易くするテーパ42が刃4
1と対で形成されている。また、挟持部材21,22間
に、トラベラーの姿勢を保つための移動規制部材に設け
られている。この移動規制部材は、挟持部材22の表面
に形成され、トラベラー6の耳型上部の屈曲に相当する
溝部43と、この溝部43の内側に形成され、溝部43
に至る傾斜部44とからなっている。この挟持部材2
1,22が先端のトラベラー6を分離して、その耳側上
部が矢印eのように移動して挟持部材21,22で挟ま
れる。トラベラー6の挟まれた部分が耳側上部の一部で
あっても、傾斜部44で矢印fのように溝43内に落と
し込まれて、溝部43に嵌まりこの溝部43で規制され
る姿勢で安定する。また、リングへトラベラー6を挿着
する場合等に、挟持部材21,22の溝部43によって
安定姿勢で挟持されたトラベラー6は傾斜部44の存在
でスムーズに外れる。なお、移動規制部材としての溝部
43に対する傾斜部44は必ずしも必要ではない。ま
た、溝部43を把持部材21,22の一方に設けるもの
に限らず、溝部43に相当する切り欠きを有する薄い板
を把持部材21,22間に設けるものでもよい。
【0014】つぎに、図5によりトラベラー貯溜部13
の詳細を説明する。同図(a)は先端のトラベラー6に
おける断面図、同図(b)は先端から二番目のトラベラ
ー6における断面図、同図(c)は上側にあるトラベラ
ー6における断面図である。図示のように、トラベラー
6が挿入されるマガジンガイド31の先端に、板ばね5
1と、第1離脱補助部材52と、第2離脱補助部材53
とが設けられている。板ばね51は通常第1,2離脱補
助部材52,53に当接してトラベラー6の落下を防止
しており、図示されない挟持部材で先端のトラベラー6
が外れる時は板ばね51が逃げるようになっている。第
1離脱補助部材52はトラベラー6の上側屈曲6aを受
けるような凹型断面の金具であり、第2離脱補助部材5
3はトラベラー6の下側屈曲を受けるようなL字断面の
金具である。また、同図(a)の如くマガジンガイド3
1は先端のトラベラー6に対しては存在しないようにな
っている。
の詳細を説明する。同図(a)は先端のトラベラー6に
おける断面図、同図(b)は先端から二番目のトラベラ
ー6における断面図、同図(c)は上側にあるトラベラ
ー6における断面図である。図示のように、トラベラー
6が挿入されるマガジンガイド31の先端に、板ばね5
1と、第1離脱補助部材52と、第2離脱補助部材53
とが設けられている。板ばね51は通常第1,2離脱補
助部材52,53に当接してトラベラー6の落下を防止
しており、図示されない挟持部材で先端のトラベラー6
が外れる時は板ばね51が逃げるようになっている。第
1離脱補助部材52はトラベラー6の上側屈曲6aを受
けるような凹型断面の金具であり、第2離脱補助部材5
3はトラベラー6の下側屈曲を受けるようなL字断面の
金具である。また、同図(a)の如くマガジンガイド3
1は先端のトラベラー6に対しては存在しないようにな
っている。
【0015】さらに、図6により先端のトラベラー6の
挟持部材21,22への離脱を説明する。図6(a)は
正面図、図6(b)は先端のトラベラーに対する上面図
である。先端のトラベラー6は第1,2離脱補助部材5
2,53で挟持部材21,22の挟持時のg方向の反力
を支えることができ、挟持部材21,22で挟持される
際の傾斜部44を経て溝部43に至るf方向の落ち込み
移動により、トラベラー6は第1離脱補助部材52の凹
部空間から解放される。これによって、先端のトラベラ
ー6は挟持部材21,22で挟持されたまま運ばれる。
そして、自重で次のトラベラー6が順次下がってくる。
さらに、先端のトラベラー6の離脱を確実とするため
に、挟持部材21,22の面と板バネ51との面とは角
度θだけ傾き、挟持部材21,22は板ばね51の付勢
力に打ち勝ってマガジンガイド31先端のトラベラー6
をh方向へと傾けるようにし、トラベラー6の離脱補助
部材52,53からの離脱を助ける。
挟持部材21,22への離脱を説明する。図6(a)は
正面図、図6(b)は先端のトラベラーに対する上面図
である。先端のトラベラー6は第1,2離脱補助部材5
2,53で挟持部材21,22の挟持時のg方向の反力
を支えることができ、挟持部材21,22で挟持される
際の傾斜部44を経て溝部43に至るf方向の落ち込み
移動により、トラベラー6は第1離脱補助部材52の凹
部空間から解放される。これによって、先端のトラベラ
ー6は挟持部材21,22で挟持されたまま運ばれる。
そして、自重で次のトラベラー6が順次下がってくる。
さらに、先端のトラベラー6の離脱を確実とするため
に、挟持部材21,22の面と板バネ51との面とは角
度θだけ傾き、挟持部材21,22は板ばね51の付勢
力に打ち勝ってマガジンガイド31先端のトラベラー6
をh方向へと傾けるようにし、トラベラー6の離脱補助
部材52,53からの離脱を助ける。
【0016】図1において、上述した挿着ヘッド12と
トラベラー貯溜部13を有するトラベラー挿着装置は、
矢印a,bの経路でリング5に挿着ヘッド12のトラベ
ラー6を挿着し、矢印cの経路で空になった挿着ヘッド
12にトラベラー貯溜部13から新たなトラベラー6を
受け取る。この一連の動作を繰り返すことで、新たなト
ラベラー6がリング5に次々と自動挿着される。なお、
このトラベラー挿着装置の作動前後に古いトラベラーを
取り外すトラベラー取り外し装置と連動するようになっ
ている。
トラベラー貯溜部13を有するトラベラー挿着装置は、
矢印a,bの経路でリング5に挿着ヘッド12のトラベ
ラー6を挿着し、矢印cの経路で空になった挿着ヘッド
12にトラベラー貯溜部13から新たなトラベラー6を
受け取る。この一連の動作を繰り返すことで、新たなト
ラベラー6がリング5に次々と自動挿着される。なお、
このトラベラー挿着装置の作動前後に古いトラベラーを
取り外すトラベラー取り外し装置と連動するようになっ
ている。
【0017】なお、上述した実施例の説明では、円形断
面の針金を耳型に折り曲げたトラベラーを例にあげて説
明したが、円形断面の針金をC型に折り曲げたトラベラ
ーや、板から耳型に打ち抜いたトラベラーのように、幅
が薄くて断面が偏平でないトラベラーであれば、本発明
のトラベラー挿着装置を適用できる。
面の針金を耳型に折り曲げたトラベラーを例にあげて説
明したが、円形断面の針金をC型に折り曲げたトラベラ
ーや、板から耳型に打ち抜いたトラベラーのように、幅
が薄くて断面が偏平でないトラベラーであれば、本発明
のトラベラー挿着装置を適用できる。
【0018】
【発明の効果】本発明のトラベラー挿着装置は、二枚の
挟持部材でトラベラーを挟み、針金を折り曲げたトラベ
ラーのように断面が偏平でないトラベラーでも姿勢を決
め、挟持部材間に設けられたトラベラー移動規制部材で
トラベラーの姿勢を保持するので、トラベラーを確実に
保持してリングに挿着でき、断面が偏平でないトラベラ
ーでもトラベラー挿着の自動化が可能になる。
挟持部材でトラベラーを挟み、針金を折り曲げたトラベ
ラーのように断面が偏平でないトラベラーでも姿勢を決
め、挟持部材間に設けられたトラベラー移動規制部材で
トラベラーの姿勢を保持するので、トラベラーを確実に
保持してリングに挿着でき、断面が偏平でないトラベラ
ーでもトラベラー挿着の自動化が可能になる。
【図1】本発明のトラベラー挿着装置が用いられたトラ
ベラー交換機の要部斜視図である。
ベラー交換機の要部斜視図である。
【図2】本発明のトラベラー挿着装置を示す図である。
【図3】本発明のトラベラー挿着装置がトラベラー貯溜
部からトラベラーを受け取る状態を示す図である。
部からトラベラーを受け取る状態を示す図である。
【図4】トラベラー挿着装置の二枚の挟持部材を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】トラベラー貯溜部の先端を示す斜視図である。
【図6】トラベラー貯溜部の先端から挟持部材がトラベ
ラーを離脱させる状態を示す図である。
ラーを離脱させる状態を示す図である。
【図7】針金を耳型に折り曲げたトラベラーを示す斜視
図である。
図である。
【図8】細長い板をC字型に折り曲げ断面が偏平なトラ
ベラーを用いるリング精紡機の側面図である。
ベラーを用いるリング精紡機の側面図である。
12 挿着ヘッド 21,22 挟持部材 43 溝部(移動規制部材) 44 傾斜部(移動規制部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 トラベラーが挿着されるリングに対して
進退自在であってトラベラーを挟む二枚の挟持部材と、
該挟持部材間に設けられ挟持されたトラベラーの姿勢を
保つトラベラー移動規制部材とを有するトラベラー挿着
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27510692A JPH06101127A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | トラベラー挿着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27510692A JPH06101127A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | トラベラー挿着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06101127A true JPH06101127A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17550835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27510692A Pending JPH06101127A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | トラベラー挿着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06101127A (ja) |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP27510692A patent/JPH06101127A/ja active Pending
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