JPH0610161Y2 - 可変容量形ポンプの制御装置 - Google Patents
可変容量形ポンプの制御装置Info
- Publication number
- JPH0610161Y2 JPH0610161Y2 JP4013892U JP4013892U JPH0610161Y2 JP H0610161 Y2 JPH0610161 Y2 JP H0610161Y2 JP 4013892 U JP4013892 U JP 4013892U JP 4013892 U JP4013892 U JP 4013892U JP H0610161 Y2 JPH0610161 Y2 JP H0610161Y2
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- JP
- Japan
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- spool
- push rod
- transmission member
- variable displacement
- displacement pump
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、切換弁の操作量に比
例して、可変容量形ポンプの吐出量を制御する制御装置
に関する。
例して、可変容量形ポンプの吐出量を制御する制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のものとして、図1に示す制御装
置が従来から知られている。この制御装置は、その操作
レバー1にリンク2を連結するとともに、このリンク2
の先端を切換弁Vのスプールに連結している。したがっ
て、支点3を中心にして操作レバー1を回動させると、
リンク2が往復動作するので、上記切換弁Vが切換わ
る。また、支持片4に回動自在に支持された回動片5に
はピン6を設け、リンク2に設けたカム部7に上記ピン
6を接触させている。そして、このカム部7は、ピン6
との接触面をアーチ状にし、リンク2が往復動作したと
き、ピン6がカム部7に沿って押し下げられるようにし
ている。
置が従来から知られている。この制御装置は、その操作
レバー1にリンク2を連結するとともに、このリンク2
の先端を切換弁Vのスプールに連結している。したがっ
て、支点3を中心にして操作レバー1を回動させると、
リンク2が往復動作するので、上記切換弁Vが切換わ
る。また、支持片4に回動自在に支持された回動片5に
はピン6を設け、リンク2に設けたカム部7に上記ピン
6を接触させている。そして、このカム部7は、ピン6
との接触面をアーチ状にし、リンク2が往復動作したと
き、ピン6がカム部7に沿って押し下げられるようにし
ている。
【0003】上記のようにしてピン6が押し下げられれ
ば、回動片5が支持片4を中心に回動するが、その回動
量は、上記操作レバー1の操作量に比例させている。ま
た、この回動片5の先端には、連結棒8の一端を連結し
ているが、この連結棒8の他端は可変容量形ポンプPの
ヨークに連結している。したがって、上記のように操作
レバー1を回動すると、その操作量に比例して、切換弁
Vのスプールの切換量が決まるとともに、操作レバー1
の操作量に比例して回動片5が回動し、ポンプPの傾転
角を制御する。つまり、上記操作レバー1の操作量に比
例して可変容量形ポンプPの吐出量が制御されることな
る。
ば、回動片5が支持片4を中心に回動するが、その回動
量は、上記操作レバー1の操作量に比例させている。ま
た、この回動片5の先端には、連結棒8の一端を連結し
ているが、この連結棒8の他端は可変容量形ポンプPの
ヨークに連結している。したがって、上記のように操作
レバー1を回動すると、その操作量に比例して、切換弁
Vのスプールの切換量が決まるとともに、操作レバー1
の操作量に比例して回動片5が回動し、ポンプPの傾転
角を制御する。つまり、上記操作レバー1の操作量に比
例して可変容量形ポンプPの吐出量が制御されることな
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の制御装置では、操作レバー1と切換弁V等を含めた他
の機器とを、機械的なリンク機構によって連動させるよ
うにしているので、そのリンク機構が複雑になる欠点が
あった。この考案の目的は、切換弁のスプールの操作量
に比例したパイロット圧を発生させ、このパロット圧で
可変容量形ポンプの吐出量を制御するようにし、従来の
機械的な制御機構に対して、油圧パイロット式にして構
成を簡単にした制御装置を提供することである。
の制御装置では、操作レバー1と切換弁V等を含めた他
の機器とを、機械的なリンク機構によって連動させるよ
うにしているので、そのリンク機構が複雑になる欠点が
あった。この考案の目的は、切換弁のスプールの操作量
に比例したパイロット圧を発生させ、このパロット圧で
可変容量形ポンプの吐出量を制御するようにし、従来の
機械的な制御機構に対して、油圧パイロット式にして構
成を簡単にした制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の考案は、可変容量
形ポンプとアクチュエータとの間に接続された切換弁
と、プッシュロッドのストロークに比例した二次圧を発
生する油圧比例制御弁と、この油圧比例制御弁で制御さ
れた二次圧をパイロット圧として導入し、そのパイロッ
ト圧に応じて上記可変容量形ポンプの吐出量を制御する
制御部とを備えた可変容量形ポンプの制御装置を前提に
する。上記の装置を前提にしつつ、この考案は、油圧比
例制御弁を、スプールに対してほぼ平行に配置する一
方、上記切換弁に設けたスプールと、油圧比例制御弁の
プッシュロッドとを、連動機構を介して連動させ、スプ
ールの操作量に比例して、プッシュロッドのストローク
を制御する構成にし、上記連動機構は、一端をスプール
に回動自在に取りつけた伝達部材と、スプールが中立位
置にあるとき、上記伝達部材の長手方向において間隔を
保って同一方向から接触する2つの支点とを備え、しか
も、プッシュロッドの先端を、上記両支点間であってそ
れら支点とは反対側における伝達部材の側面に接触させ
た点に特徴を有する。
形ポンプとアクチュエータとの間に接続された切換弁
と、プッシュロッドのストロークに比例した二次圧を発
生する油圧比例制御弁と、この油圧比例制御弁で制御さ
れた二次圧をパイロット圧として導入し、そのパイロッ
ト圧に応じて上記可変容量形ポンプの吐出量を制御する
制御部とを備えた可変容量形ポンプの制御装置を前提に
する。上記の装置を前提にしつつ、この考案は、油圧比
例制御弁を、スプールに対してほぼ平行に配置する一
方、上記切換弁に設けたスプールと、油圧比例制御弁の
プッシュロッドとを、連動機構を介して連動させ、スプ
ールの操作量に比例して、プッシュロッドのストローク
を制御する構成にし、上記連動機構は、一端をスプール
に回動自在に取りつけた伝達部材と、スプールが中立位
置にあるとき、上記伝達部材の長手方向において間隔を
保って同一方向から接触する2つの支点とを備え、しか
も、プッシュロッドの先端を、上記両支点間であってそ
れら支点とは反対側における伝達部材の側面に接触させ
た点に特徴を有する。
【0006】第2の考案は、第1の考案と前提を同じく
しつつ、油圧比例制御弁を、スプールに対してほぼ平行
に配置する一方、上記切換弁に設けたスプールと、油圧
比例制御弁のプッシュロッドとを、連動機構を介して連
動させ、スプールの操作量に比例して、プッシュロッド
のストロークを制御する構成にし、上記連動機構は、一
端をスプールに回動自在に取りつけた伝達部材と、この
伝達部材を回動自在に支持する支点と、この伝達部材に
形成した一対のカム部とを備え、プッシュロッドをこの
カム部間に対応させた点に特徴を有する。
しつつ、油圧比例制御弁を、スプールに対してほぼ平行
に配置する一方、上記切換弁に設けたスプールと、油圧
比例制御弁のプッシュロッドとを、連動機構を介して連
動させ、スプールの操作量に比例して、プッシュロッド
のストロークを制御する構成にし、上記連動機構は、一
端をスプールに回動自在に取りつけた伝達部材と、この
伝達部材を回動自在に支持する支点と、この伝達部材に
形成した一対のカム部とを備え、プッシュロッドをこの
カム部間に対応させた点に特徴を有する。
【0007】
【作用】第1の考案は、スプールの一方の移動に対し
て、2つの支点のうちの一方が支点として機能して伝達
部材を一方の方向に回動させる。伝達部材がこのように
回動すると、それによってプッシュロッドが押されてそ
のストロークが制御される。また、スプールの他方の移
動に対して、2つの支点のうちの他方が支点として機能
して伝達部材を上記とは反対方向に回動させる。伝達部
材がこのように回動すれば、上記と同様にしてプッシュ
ロッドのストロークが制御されることになる。第2の考
案は、スプールの往復動に対して、伝達部材が一方の方
向に回動するとともに、その回動方向に応じていずれか
一方のカムがプッシュロッドを押し、そのストロークを
制御する。
て、2つの支点のうちの一方が支点として機能して伝達
部材を一方の方向に回動させる。伝達部材がこのように
回動すると、それによってプッシュロッドが押されてそ
のストロークが制御される。また、スプールの他方の移
動に対して、2つの支点のうちの他方が支点として機能
して伝達部材を上記とは反対方向に回動させる。伝達部
材がこのように回動すれば、上記と同様にしてプッシュ
ロッドのストロークが制御されることになる。第2の考
案は、スプールの往復動に対して、伝達部材が一方の方
向に回動するとともに、その回動方向に応じていずれか
一方のカムがプッシュロッドを押し、そのストロークを
制御する。
【0008】
【効果】この考案は、上記のようにスプールの操作量に
比例して油圧比例制御弁のストロークを制御し、そのパ
イロット圧を制御するというように、その制御機構を油
圧パイロット式にしたので、機械的な構成が簡単にな
る。また、上記油圧比例制御弁をスプールとほぼ平行に
して設け、それら両者を連動機構によって連動させたの
で、当該機構を小型化できる。特に、スプールが異なる
方向に移動しても、プッシュロッドは同じ方向に移動さ
せなければならないが、この考案によれば、そのための
構成が極めて簡単になる。
比例して油圧比例制御弁のストロークを制御し、そのパ
イロット圧を制御するというように、その制御機構を油
圧パイロット式にしたので、機械的な構成が簡単にな
る。また、上記油圧比例制御弁をスプールとほぼ平行に
して設け、それら両者を連動機構によって連動させたの
で、当該機構を小型化できる。特に、スプールが異なる
方向に移動しても、プッシュロッドは同じ方向に移動さ
せなければならないが、この考案によれば、そのための
構成が極めて簡単になる。
【0009】
図2〜図4に示した第1実施例の切換弁Vは、すでに公
知のもので、本体11に内装したスプール12を、左右いず
れかに移動させることによって、可変容量形ポンプP1
からの吐出油を、アクチュエータポート13、14のうちの
いずれか一方から流出させ、いずれか他方のアクチュエ
ータポートをタンク通路15に連通させるようにしてい
る。このようにした切換弁Vは、そのスプール12の一
端、すなわち操作ロッドrを連結する側とは反対端を、
さらに延長してロッド部12aとしている。このロッド部
12aの先端は、本体11に形成した操作室16を貫通して、
本体11の外側に設けた油圧比例制御弁Fのケーシング17
のスプリング室18に臨ませている。このスプリング室18
にはニュートラルスプリング19を介装し、スプール12
を、通常は、図示の中立位置に保持するようにしてい
る。
知のもので、本体11に内装したスプール12を、左右いず
れかに移動させることによって、可変容量形ポンプP1
からの吐出油を、アクチュエータポート13、14のうちの
いずれか一方から流出させ、いずれか他方のアクチュエ
ータポートをタンク通路15に連通させるようにしてい
る。このようにした切換弁Vは、そのスプール12の一
端、すなわち操作ロッドrを連結する側とは反対端を、
さらに延長してロッド部12aとしている。このロッド部
12aの先端は、本体11に形成した操作室16を貫通して、
本体11の外側に設けた油圧比例制御弁Fのケーシング17
のスプリング室18に臨ませている。このスプリング室18
にはニュートラルスプリング19を介装し、スプール12
を、通常は、図示の中立位置に保持するようにしてい
る。
【0010】そして、上記操作室16は、連通孔20を介し
て、タンク通路15に常時連通するとともに、この操作室
16内におけるロッド部12aには、棒状の伝達部材21の一
端を回動自在に連結している。上記伝達部材21は、スプ
ール12が図示の中立位置にあるとき、スプール12の軸線
に対して、直角になり、操作室16内に突出させた一対の
支点22、23の両方に接触するようにしている。また、上
記油圧比例制御弁Fのケーシング17には、一次圧ポート
24と二次圧ポート25とを形成し、この一次圧ポート24を
パイロットポンプP2 に接続し、二次圧ポート25を可変
容量形ポンプP1 の傾転角を制御する制御部26に接続し
ている。そして、このケーシング17には、上記スプール
12とほぼ平行にした制御プランジャ27を摺動自在に内装
するとともに、この制御プランジャ27と同一軸線上に、
プッシュロッド28を摺動自在に内装している。
て、タンク通路15に常時連通するとともに、この操作室
16内におけるロッド部12aには、棒状の伝達部材21の一
端を回動自在に連結している。上記伝達部材21は、スプ
ール12が図示の中立位置にあるとき、スプール12の軸線
に対して、直角になり、操作室16内に突出させた一対の
支点22、23の両方に接触するようにしている。また、上
記油圧比例制御弁Fのケーシング17には、一次圧ポート
24と二次圧ポート25とを形成し、この一次圧ポート24を
パイロットポンプP2 に接続し、二次圧ポート25を可変
容量形ポンプP1 の傾転角を制御する制御部26に接続し
ている。そして、このケーシング17には、上記スプール
12とほぼ平行にした制御プランジャ27を摺動自在に内装
するとともに、この制御プランジャ27と同一軸線上に、
プッシュロッド28を摺動自在に内装している。
【0011】上記制御プランジャ27は、プッシュロッド
28とは反対側における端部に、フランジ部29を形成し、
このフランジ部29を上記二次圧ポート25に連通する中継
室30に臨ませるとともに、この中継室30に介装したスプ
リング31をフランジ部29に作用させている。また、この
制御プランジャ27のフランジ部29とは反対側を、ドレン
室32内に臨ませるとともに、このドレン室32内における
制御プランジャ27とプッシュロッド28との対向部間に、
スプリング33を介在させている。なお、上記ドレン室32
は、通路34→操作室16→連通孔20を経由して、タンク通
路15に常時連通している。そして、上記のようにして設
けたスプリング31及び33の作用で、通常は、制御プラジ
ャ27及びプッシュロッド28が、図示の位置を保持する。
この図示の位置において、プッシュロッド28が、上記伝
達部材21に接触する一方、制御プランジャ27に形成した
連通路35の一端が、ドレン室32側に連通するが、この連
通路35の他端は、中継室30内に常時開口している。
28とは反対側における端部に、フランジ部29を形成し、
このフランジ部29を上記二次圧ポート25に連通する中継
室30に臨ませるとともに、この中継室30に介装したスプ
リング31をフランジ部29に作用させている。また、この
制御プランジャ27のフランジ部29とは反対側を、ドレン
室32内に臨ませるとともに、このドレン室32内における
制御プランジャ27とプッシュロッド28との対向部間に、
スプリング33を介在させている。なお、上記ドレン室32
は、通路34→操作室16→連通孔20を経由して、タンク通
路15に常時連通している。そして、上記のようにして設
けたスプリング31及び33の作用で、通常は、制御プラジ
ャ27及びプッシュロッド28が、図示の位置を保持する。
この図示の位置において、プッシュロッド28が、上記伝
達部材21に接触する一方、制御プランジャ27に形成した
連通路35の一端が、ドレン室32側に連通するが、この連
通路35の他端は、中継室30内に常時開口している。
【0012】しかして、スプール12を図示の中立位置に
保持している状態では、伝達部材21がスプールの軸線に
対して、直角の状態を維持するので、制御プランジャ27
及びプッシュロッド28も図示の状態を保持する。この状
態では、一次圧ポート24と二次圧ポート25との連通が完
全に遮断されるので、パイロットポンプP2 の吐出圧
が、上記制御部26に供給されない。そのために、可変容
量形ポンプP1 の吐出量はゼロあるいは最小に維持され
る。上記中立位置からスプール12を左右いずれか、例え
ば、図面左方向に押し込むと、伝達部材21が支点22を中
心に、時計方向に回動する。この伝達部材21の回動にと
もなって、プッシュロッド28を押すとともに、スプリン
ブ33をたわませる。このときのスプリング33のばね力
が、スプリンブ31のばね力に打ち勝てば、制御プランジ
ャ27が、図面左方向に移動し、そのドレン室32内におけ
る鍔部27aによって、ドレン室32と連通路35との連通を
遮断する。これと同時に、一次圧ポート24が開き、一次
圧ポート24からのパイロット圧が、連通路35→中継室30
→二次圧ポート25を経由して、制御部26に達する。
保持している状態では、伝達部材21がスプールの軸線に
対して、直角の状態を維持するので、制御プランジャ27
及びプッシュロッド28も図示の状態を保持する。この状
態では、一次圧ポート24と二次圧ポート25との連通が完
全に遮断されるので、パイロットポンプP2 の吐出圧
が、上記制御部26に供給されない。そのために、可変容
量形ポンプP1 の吐出量はゼロあるいは最小に維持され
る。上記中立位置からスプール12を左右いずれか、例え
ば、図面左方向に押し込むと、伝達部材21が支点22を中
心に、時計方向に回動する。この伝達部材21の回動にと
もなって、プッシュロッド28を押すとともに、スプリン
ブ33をたわませる。このときのスプリング33のばね力
が、スプリンブ31のばね力に打ち勝てば、制御プランジ
ャ27が、図面左方向に移動し、そのドレン室32内におけ
る鍔部27aによって、ドレン室32と連通路35との連通を
遮断する。これと同時に、一次圧ポート24が開き、一次
圧ポート24からのパイロット圧が、連通路35→中継室30
→二次圧ポート25を経由して、制御部26に達する。
【0013】したがって、このパイロット圧に応じて、
可変容量形ポンプP1 の傾転角が制御され、その吐出量
が決まる。そして、上記二次圧ポート25側の圧力が制御
プランジャ27のフランジ部29に作用し、上記スプリング
33のばね力と対抗するので、上記二次圧ポート25側の圧
力は、スプリング33のばね力に比例した圧力に制御され
る。ただし、このスプリング33のばね力は、伝達部材21
の回動量、すなわちスプール12の総差量に比例するの
で、上記パイロット圧は、結局、この切換弁Vの切換量
に比例して、増減することになる。また、スプール12を
図面右方向に引っ張ったときは、伝達部材21が支点23を
中心にして、反時計方向に回動する。この伝達部材21の
回動にともなって、プッシュロッド28が移動し、上記と
同様にスプリング33をたわませる。そして、スプール12
を左右いずれに移動しても、プッシュロッド28のストロ
ークを等しくするためには、換言すれば、二次圧ポート
25からのパイロット圧を等しくするためには、図4に示
した寸法を、次のようにすればよい。
可変容量形ポンプP1 の傾転角が制御され、その吐出量
が決まる。そして、上記二次圧ポート25側の圧力が制御
プランジャ27のフランジ部29に作用し、上記スプリング
33のばね力と対抗するので、上記二次圧ポート25側の圧
力は、スプリング33のばね力に比例した圧力に制御され
る。ただし、このスプリング33のばね力は、伝達部材21
の回動量、すなわちスプール12の総差量に比例するの
で、上記パイロット圧は、結局、この切換弁Vの切換量
に比例して、増減することになる。また、スプール12を
図面右方向に引っ張ったときは、伝達部材21が支点23を
中心にして、反時計方向に回動する。この伝達部材21の
回動にともなって、プッシュロッド28が移動し、上記と
同様にスプリング33をたわませる。そして、スプール12
を左右いずれに移動しても、プッシュロッド28のストロ
ークを等しくするためには、換言すれば、二次圧ポート
25からのパイロット圧を等しくするためには、図4に示
した寸法を、次のようにすればよい。
【0014】すなわち、スプール12を押し込んだときの
プランジャ28のストロークsはs=S(l2 /l1 )…
(1) となり、スプール12を引っ張ったときのプランジャ
のストロークsはs=S(l4 /l3 )…(2) となる。
ただし、各符号は次の通りである。 S :スプールのストローク l1 :支点22から力点までの長さ l2 :支点22から作用点までの長さ l3 :支点23から力点までの長さ l4 :支点23から作用点までの長さ 上記(1)(2)式から、両sを等しくするには、 l2 /l1 =l4 /l3 の関係を維持すればよい。このような関係を維持すれ
ば、スプール12を押し込んだときも、引っ張ったとき
も、プッシュロッド28のストロークを等しくできる。
プランジャ28のストロークsはs=S(l2 /l1 )…
(1) となり、スプール12を引っ張ったときのプランジャ
のストロークsはs=S(l4 /l3 )…(2) となる。
ただし、各符号は次の通りである。 S :スプールのストローク l1 :支点22から力点までの長さ l2 :支点22から作用点までの長さ l3 :支点23から力点までの長さ l4 :支点23から作用点までの長さ 上記(1)(2)式から、両sを等しくするには、 l2 /l1 =l4 /l3 の関係を維持すればよい。このような関係を維持すれ
ば、スプール12を押し込んだときも、引っ張ったとき
も、プッシュロッド28のストロークを等しくできる。
【0015】図5に示した第2実施例は、切換弁Vと油
圧比例制御弁Fとの連動機構を、上記第1実施例と相違
させたもので、その他の構成は、第1実施例と同様であ
る。つまり、この第2実施例では、油圧比例制御弁Fの
ケーシング17の外側に、さらにカバー36を設けている。
そして、上記カバー36内を操作室37とするとともに、上
記スプール12のロッド部12a先端を、上記スプリング室
18を貫通して、このカバー36内の操作室37にまで臨ませ
ている。さらに、この操作室37内には、油圧比例制御弁
Fのプッシュロッド28の先端を臨ませるとともに、この
操作室37内において、プッシュロッド28と伝達部材38と
を、対抗させている。
圧比例制御弁Fとの連動機構を、上記第1実施例と相違
させたもので、その他の構成は、第1実施例と同様であ
る。つまり、この第2実施例では、油圧比例制御弁Fの
ケーシング17の外側に、さらにカバー36を設けている。
そして、上記カバー36内を操作室37とするとともに、上
記スプール12のロッド部12a先端を、上記スプリング室
18を貫通して、このカバー36内の操作室37にまで臨ませ
ている。さらに、この操作室37内には、油圧比例制御弁
Fのプッシュロッド28の先端を臨ませるとともに、この
操作室37内において、プッシュロッド28と伝達部材38と
を、対抗させている。
【0016】この伝達部材38は、プッシュロッドの軸延
長線上に設けたピン39を中心に回動自在にしている。ま
た、上記ロッド部12aの先端には、連結片40を取付けて
いるが、この連結片40には、ロッド部12aの軸線に直交
する方向に長孔41を形成している。そして、上記伝達部
材38の一端に設けた連結ピン42を、この長孔41に挿入し
ている。したがって、スプール12を押し込んだり、引っ
張ったりすれば、伝達部材38がピン39を中心に回動す
る。このようにした伝達部材38であって、上記プッシュ
ロッド28との対抗側面にV字形部38aを形成し、このV
字形部38aの両側に山形のカム部38b、38cを形成する
とともに、上記V字形部38a内に、プッシュロッド28を
臨ませている。
長線上に設けたピン39を中心に回動自在にしている。ま
た、上記ロッド部12aの先端には、連結片40を取付けて
いるが、この連結片40には、ロッド部12aの軸線に直交
する方向に長孔41を形成している。そして、上記伝達部
材38の一端に設けた連結ピン42を、この長孔41に挿入し
ている。したがって、スプール12を押し込んだり、引っ
張ったりすれば、伝達部材38がピン39を中心に回動す
る。このようにした伝達部材38であって、上記プッシュ
ロッド28との対抗側面にV字形部38aを形成し、このV
字形部38aの両側に山形のカム部38b、38cを形成する
とともに、上記V字形部38a内に、プッシュロッド28を
臨ませている。
【0017】いま、スプール12を押し込んで図面左方向
に移動させれば、伝達部材38がピン39を中心に、時計方
向に回動する。この伝達部材38の回動によって、一方の
カム部38bがプッシュロッド28に当接しつつ、それを押
し込む。そして、このプッシュロッド28の押し込み量
は、伝達部材38の回動量、すなわちスプール12の操作量
に比例するとともに、その操作量に比例した二次圧を発
生すること、前記第1実施例と同様である。つまり、ス
プール12の操作量に比例したパイロット圧を前記制御部
26に供給して可変容量形ポンプP1 の吐出量を制御す
る。スプール12を引っ張った場合には、伝達部材38が上
記とは反対方向に回動し、カム部38cがプッシュロッド
28を押し込み、その押し込み量に比例した二次圧を発生
する。なお、この第2実施例において、スプール12の押
し込み時と、引っ張り時とで、プッシュロッド28のスト
ロークを等しくするためには、カム部38bと38cとを、
対称にすればよいこと当然である。
に移動させれば、伝達部材38がピン39を中心に、時計方
向に回動する。この伝達部材38の回動によって、一方の
カム部38bがプッシュロッド28に当接しつつ、それを押
し込む。そして、このプッシュロッド28の押し込み量
は、伝達部材38の回動量、すなわちスプール12の操作量
に比例するとともに、その操作量に比例した二次圧を発
生すること、前記第1実施例と同様である。つまり、ス
プール12の操作量に比例したパイロット圧を前記制御部
26に供給して可変容量形ポンプP1 の吐出量を制御す
る。スプール12を引っ張った場合には、伝達部材38が上
記とは反対方向に回動し、カム部38cがプッシュロッド
28を押し込み、その押し込み量に比例した二次圧を発生
する。なお、この第2実施例において、スプール12の押
し込み時と、引っ張り時とで、プッシュロッド28のスト
ロークを等しくするためには、カム部38bと38cとを、
対称にすればよいこと当然である。
【図1】従来の回路図である。
【図2】この考案の第1実施例を示した断面図である。
【図3】この考案の第1実施例を示した回路図である。
【図4】この考案の第1実施例の機構的な寸法を示した
概略図である。
概略図である。
【図5】第2実施例を示した断面図である。
P1 可変容量形ポンプ V 切換弁 12 スプール F 油圧比例制御弁 21 連動機構の主要素をなす伝達部材 38 連動機構の主要素をなす伝達部材 26 制御部 28 プッシュロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 篠原 秀明 神奈川県相模原市麻溝台1805の1 萱場工 業株式会社 相模工場内 (72)考案者 渡辺 秀臣 神奈川県相模原市麻溝台1805の1 萱場工 業株式会社 相模工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 可変容量形ポンプとアクチュエータとの
間に接続された切換弁と、プッシュロッドのストローク
に比例した二次圧を発生する油圧比例制御弁と、この油
圧比例制御弁で制御された二次圧をパイロット圧として
導入し、そのパイロット圧に応じて上記可変容量形ポン
プの吐出量を制御する制御部とを備えた可変容量形ポン
プの制御装置において、上記油圧比例制御弁を、スプー
ルに対してほぼ平行に配置する一方、上記切換弁に設け
たスプールと、油圧比例制御弁のプッシュロッドとを、
連動機構を介して連動させ、スプールの操作量に比例し
て、プッシュロッドのストロークを制御する構成にし、
上記連動機構は、一端をスプールに回動自在に取りつけ
た伝達部材と、スプールが中立位置にあるとき、上記伝
達部材の長手方向において間隔を保って同一方向から接
触する2つの支点とを備え、しかも、プッシュロッドの
先端を、上記両支点間であってそれら支点とは反対側に
おける伝達部材の側面に接続させてなる可変容量形ポン
プの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4013892U JPH0610161Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 可変容量形ポンプの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4013892U JPH0610161Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 可変容量形ポンプの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04134901U JPH04134901U (ja) | 1992-12-15 |
| JPH0610161Y2 true JPH0610161Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31921259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4013892U Expired - Lifetime JPH0610161Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 可変容量形ポンプの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610161Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP4013892U patent/JPH0610161Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04134901U (ja) | 1992-12-15 |
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