JPH0610238B2 - フレ−ムラミネ−シヨン可能な難燃性ポリウレタンフオ−ムの製造方法 - Google Patents
フレ−ムラミネ−シヨン可能な難燃性ポリウレタンフオ−ムの製造方法Info
- Publication number
- JPH0610238B2 JPH0610238B2 JP59275395A JP27539584A JPH0610238B2 JP H0610238 B2 JPH0610238 B2 JP H0610238B2 JP 59275395 A JP59275395 A JP 59275395A JP 27539584 A JP27539584 A JP 27539584A JP H0610238 B2 JPH0610238 B2 JP H0610238B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- polyol
- parts
- weight
- bromine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は難燃性軟質ポリウレタンフォームの製造方法に
係り、詳しくは特に布地、レザーなどの他の素材とフレ
ームラミネーションし得る難燃性軟質ポリウレタンフォ
ームの製造方法に関する。
係り、詳しくは特に布地、レザーなどの他の素材とフレ
ームラミネーションし得る難燃性軟質ポリウレタンフォ
ームの製造方法に関する。
(従来の技術) 軟質ポリウレタンフォームは布地またはレザーなどの他
の素材と貼り合わされクッション性を有し、感触が良好
で量感のある表皮材として、例えば自動車座席シートの
クッション性表皮材や天井材、家具のソファーの上張り
材やベッドの上張り材として広く使用されて来ているも
のである。
の素材と貼り合わされクッション性を有し、感触が良好
で量感のある表皮材として、例えば自動車座席シートの
クッション性表皮材や天井材、家具のソファーの上張り
材やベッドの上張り材として広く使用されて来ているも
のである。
従来の軟質ポリウレタンフォームと他の素材との貼り合
せ手段としては、接着剤を用いる方法や、高周波ウェル
ダーや火炎によって軟質ポリウレタンフォームの表面を
熱熔融させて直接布地などに接着させる方法が提案され
ている。特に火炎による熔融接着、いわゆるフレームラ
ミネート法(ラミネーション)は、ポリウレタンフォー
ム自体の接着性を利用するものであることから、乾燥工
程が不要であり、接着速度も速く、効率的な方法である
ことから、軟質ポリウレタンフォームと他のシート状物
との貼り合せ手段として工業的に確立され、広く一般化
されて来ている方法でもある。
せ手段としては、接着剤を用いる方法や、高周波ウェル
ダーや火炎によって軟質ポリウレタンフォームの表面を
熱熔融させて直接布地などに接着させる方法が提案され
ている。特に火炎による熔融接着、いわゆるフレームラ
ミネート法(ラミネーション)は、ポリウレタンフォー
ム自体の接着性を利用するものであることから、乾燥工
程が不要であり、接着速度も速く、効率的な方法である
ことから、軟質ポリウレタンフォームと他のシート状物
との貼り合せ手段として工業的に確立され、広く一般化
されて来ている方法でもある。
ところで、このフレームネミネーションに使用される軟
質ポリウレタンフォーム自体にあっては、その使用目的
に応じ種々の物性が要求されており、例えば自動車の内
装材としてのウレタンラミネート素材にはアメリカ合衆
国においてはFMVSS−302項(米国連邦自動車安
全規格)に適合する難燃性が要求されており、そのため
軟質ポリウレタンの難燃化が種々検討され、これまでに
各種の難燃化フォームと布地などとラミネートした難燃
性ラミネート素材が開発されてきている。
質ポリウレタンフォーム自体にあっては、その使用目的
に応じ種々の物性が要求されており、例えば自動車の内
装材としてのウレタンラミネート素材にはアメリカ合衆
国においてはFMVSS−302項(米国連邦自動車安
全規格)に適合する難燃性が要求されており、そのため
軟質ポリウレタンの難燃化が種々検討され、これまでに
各種の難燃化フォームと布地などとラミネートした難燃
性ラミネート素材が開発されてきている。
例えば、ポリエステル系ウレタンフォームに難燃剤とし
てハロゲン化リン酸エステル類を使用して難燃化を図っ
たものや、ポリエーテルポリオールを使用したフォーム
で一義的にはフレームラミネーシヨン特性を改善したも
のに難燃剤として反応型のリンまたはハロゲン含有化合
物を含有させたものもある(特開昭58-19321号)。
てハロゲン化リン酸エステル類を使用して難燃化を図っ
たものや、ポリエーテルポリオールを使用したフォーム
で一義的にはフレームラミネーシヨン特性を改善したも
のに難燃剤として反応型のリンまたはハロゲン含有化合
物を含有させたものもある(特開昭58-19321号)。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、これら前述の各種のフォームにあって
は、ラミネート素材の布地やフォームが長時間の間に変
色したり、またフォーム自体が劣化してしまうという欠
点を有し、例えばラミネート素材を密封系で100℃にて1
50〜200時間程度の条件で加熱促進試験を行なうと、布
地の熱変色やフォームの熱劣化が顕著に認められ、耐熱
性、熱的経時安定性の点では必ずしも十分なものとはい
えない問題を有していたのである。
は、ラミネート素材の布地やフォームが長時間の間に変
色したり、またフォーム自体が劣化してしまうという欠
点を有し、例えばラミネート素材を密封系で100℃にて1
50〜200時間程度の条件で加熱促進試験を行なうと、布
地の熱変色やフォームの熱劣化が顕著に認められ、耐熱
性、熱的経時安定性の点では必ずしも十分なものとはい
えない問題を有していたのである。
特に自動車内装材の場合にあっては、生産後に窓を閉じ
た密封状態で炎天下に長期間にわたり放置される傾向が
多々あり、そのため耐熱性および熱的経時安定性の優れ
た軟質ポリウレタンフォームの製造が望まれていたので
ある。それに加えて前記の如く自動車内装材にあっては
特にFMVSS−302項に適合する難燃性が要求され
ることより、より一層優れたフォーム材の開発が望まれ
ていたのである。
た密封状態で炎天下に長期間にわたり放置される傾向が
多々あり、そのため耐熱性および熱的経時安定性の優れ
た軟質ポリウレタンフォームの製造が望まれていたので
ある。それに加えて前記の如く自動車内装材にあっては
特にFMVSS−302項に適合する難燃性が要求され
ることより、より一層優れたフォーム材の開発が望まれ
ていたのである。
(問題点を解決するための手段) ところで前述のラミネート用難燃化フォームの劣化現象
は、主として使用する難燃剤に左右されるものと考えら
れ、最近では難燃剤として塩素原子を含まないリン酸エ
ステル類だけを使用したものも提案されてはいるが、い
まだ満足するものは得られていない現状でもある。
は、主として使用する難燃剤に左右されるものと考えら
れ、最近では難燃剤として塩素原子を含まないリン酸エ
ステル類だけを使用したものも提案されてはいるが、い
まだ満足するものは得られていない現状でもある。
そこで本発明者らは、難燃剤として使用される芳香族リ
ン酸エステル類に加えて、活性水素を有するブロム含有
化合物とポリイソシアネートとを反応させて得られる末
端イソシアネート基を有するブロム含有プレポリマーを
特定の配合割合で併用し、整泡剤としてシリコーン系界
面活性剤を存在させ、これに特定のポリオールを組合せ
有機イソシアネートと混合し発泡重合させれば、ラミネ
ート特性、難燃性、耐熱性に優れ、熱的経時安定性が特
に良好な軟質ポリウレタンフォームが製造できることを
新規に見出し、本発明を完成するに至ったのである。
ン酸エステル類に加えて、活性水素を有するブロム含有
化合物とポリイソシアネートとを反応させて得られる末
端イソシアネート基を有するブロム含有プレポリマーを
特定の配合割合で併用し、整泡剤としてシリコーン系界
面活性剤を存在させ、これに特定のポリオールを組合せ
有機イソシアネートと混合し発泡重合させれば、ラミネ
ート特性、難燃性、耐熱性に優れ、熱的経時安定性が特
に良好な軟質ポリウレタンフォームが製造できることを
新規に見出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、 有機ポリイソシアネートとポリオールとを発泡剤その他
の添加剤の存在下に発泡重合させ、軟質ポリウレタンフ
ォームを製造するに際し、 i)ポリオール成分として、多官能のポリエステルエーテ
ルポリオール60ないし10重量部および実質的に3官
能の分子量2000ないし5000を有するポリオキシプロピレ
ンポリオール40ないし90重量部からなるポリオール
を使用し、 ii)難燃剤として、芳香族リン酸エステル化合物を3な
いし30重量部、および活性水素を有するブロム含有化
合物とポリイソシアネートとを反応させて得た末端イソ
シアネート基を有するブロム含有プレポリマーを活性水
素を有するブロム含有化合物含量として2ないし10重
量部配合し、 iii)整泡剤として、シリコーン系界面活性剤0.5ない
し5重量部を含有することを特徴とする、フレームラミ
ネーション可能な難燃性軟質ポリウレタンフォームの製
造方法を提供するものである。
の添加剤の存在下に発泡重合させ、軟質ポリウレタンフ
ォームを製造するに際し、 i)ポリオール成分として、多官能のポリエステルエーテ
ルポリオール60ないし10重量部および実質的に3官
能の分子量2000ないし5000を有するポリオキシプロピレ
ンポリオール40ないし90重量部からなるポリオール
を使用し、 ii)難燃剤として、芳香族リン酸エステル化合物を3な
いし30重量部、および活性水素を有するブロム含有化
合物とポリイソシアネートとを反応させて得た末端イソ
シアネート基を有するブロム含有プレポリマーを活性水
素を有するブロム含有化合物含量として2ないし10重
量部配合し、 iii)整泡剤として、シリコーン系界面活性剤0.5ない
し5重量部を含有することを特徴とする、フレームラミ
ネーション可能な難燃性軟質ポリウレタンフォームの製
造方法を提供するものである。
(作用) この場合、ポリオール成分の一部として用いられる多官
能のポリエステルエーテルポリオールは、好ましくは2
ないし3官能のポリエステルエーテルポリオールであ
る。
能のポリエステルエーテルポリオールは、好ましくは2
ないし3官能のポリエステルエーテルポリオールであ
る。
この種のポリエステルエーテルポリオールは、例えば特
公昭48-10078号等に開示されているように、このものを
使用して製造される軟質ポリウレタンフォームは、熱熔
融し易く、フレームラミネート特性に優れたものであ
り、例えば分子骨格に一般式: (式中、Rは飽和脂肪族または芳香族ポリカルボン酸残
基を、Aは環状エーテル基をもつ化合物が開環した残基
を表わし、lは平均1より大きい数、mは0または1で
ある。) で示されるポリエステル結合からなる鎖をポリエーテル
化合物にブロックさせた構造を有するポリオールなどで
ある。
公昭48-10078号等に開示されているように、このものを
使用して製造される軟質ポリウレタンフォームは、熱熔
融し易く、フレームラミネート特性に優れたものであ
り、例えば分子骨格に一般式: (式中、Rは飽和脂肪族または芳香族ポリカルボン酸残
基を、Aは環状エーテル基をもつ化合物が開環した残基
を表わし、lは平均1より大きい数、mは0または1で
ある。) で示されるポリエステル結合からなる鎖をポリエーテル
化合物にブロックさせた構造を有するポリオールなどで
ある。
しかしながら本発明の軟質ポリウレタンフォームの製造
方法にあっては、この種のポリエステルエーテルポリオ
ールを単独で使用するのではなく、他の一般に使用され
ているポリエーテルポリオールを併用することにより一
定基準以上のフレームラミネート特性を確保し得ること
を新規に見出したのであり、上記ポリエステルーエーテ
ルポリオールを単独で使用した場合の各種欠点を解消し
得るものなのである。
方法にあっては、この種のポリエステルエーテルポリオ
ールを単独で使用するのではなく、他の一般に使用され
ているポリエーテルポリオールを併用することにより一
定基準以上のフレームラミネート特性を確保し得ること
を新規に見出したのであり、上記ポリエステルーエーテ
ルポリオールを単独で使用した場合の各種欠点を解消し
得るものなのである。
この併用されるポリエーテルポリオールとしては、一般
の軟質ポリウレタンフォーム用のポリオールであり、例
えばグリセリンを開始剤としてプロピレンオキシドを付
加重合した実質的に3官能の分子量2000ないし5000を有
するポリオキシプロピレンポリオールが挙げられる。そ
してこのポリオキシプロピレンポリオールを併用するこ
とにより、得られるポリウレタンフォームの機械的特性
やクッション性を向上させることができるのである。
の軟質ポリウレタンフォーム用のポリオールであり、例
えばグリセリンを開始剤としてプロピレンオキシドを付
加重合した実質的に3官能の分子量2000ないし5000を有
するポリオキシプロピレンポリオールが挙げられる。そ
してこのポリオキシプロピレンポリオールを併用するこ
とにより、得られるポリウレタンフォームの機械的特性
やクッション性を向上させることができるのである。
多官能のポリエステルエーテルポリオールとポリオキシ
プロピレンポリオールの併用比率は、60ないし10重
量部:40ないし90重量部の範囲内で任意に選択する
ことができる。この併用比率は使用目的とするポリウレ
タンフォームの所望の物性に依存するが、ポリエステル
エーテルポリオールが60重量部を越えると、ポリオー
ルの粘度が高くなってフォーム製造時の作業性が悪くな
り、その上、得られたフォームの熱融着性は向上するも
のの、フォームの圧縮残留歪が大きく、いわゆる「へた
り」も大きくなり、クッション材として実用性が乏しく
なる。また10重量部より少ないとフレームラミネート
はできるものの、ラミネート加工直後のいわゆる初期接
着性が劣る場合があり、また製品に浮きや剥れが部分的
に生じ易く、本発明の目的を達成し得ないものとなる。
プロピレンポリオールの併用比率は、60ないし10重
量部:40ないし90重量部の範囲内で任意に選択する
ことができる。この併用比率は使用目的とするポリウレ
タンフォームの所望の物性に依存するが、ポリエステル
エーテルポリオールが60重量部を越えると、ポリオー
ルの粘度が高くなってフォーム製造時の作業性が悪くな
り、その上、得られたフォームの熱融着性は向上するも
のの、フォームの圧縮残留歪が大きく、いわゆる「へた
り」も大きくなり、クッション材として実用性が乏しく
なる。また10重量部より少ないとフレームラミネート
はできるものの、ラミネート加工直後のいわゆる初期接
着性が劣る場合があり、また製品に浮きや剥れが部分的
に生じ易く、本発明の目的を達成し得ないものとなる。
本発明のフレームラミネーション可能な軟質ポリウレタ
ンフォームの製造にあっては、有機ポリイソシアネート
成分と上述の特定併用に基づくポリオール成分を発泡剤
の存在下に発泡重合させるものであるが、フレームラミ
ネート特性ならびに難燃性、耐熱性を付与するために特
定の添加剤を併用含有させる点に特徴を有するものであ
る。
ンフォームの製造にあっては、有機ポリイソシアネート
成分と上述の特定併用に基づくポリオール成分を発泡剤
の存在下に発泡重合させるものであるが、フレームラミ
ネート特性ならびに難燃性、耐熱性を付与するために特
定の添加剤を併用含有させる点に特徴を有するものであ
る。
すなわち本発明にあっては、前述の如く難燃剤として芳
香族リン酸エステル化合物および活性水素を有するブロ
ム含有化合物とポリイソシアネートを反応させて得た末
端イソシアネート基を有するブロム含有プレポリマーを
併用し、これに整泡剤としてシリコーン系界面活性剤を
組合せ、含有させるのである。
香族リン酸エステル化合物および活性水素を有するブロ
ム含有化合物とポリイソシアネートを反応させて得た末
端イソシアネート基を有するブロム含有プレポリマーを
併用し、これに整泡剤としてシリコーン系界面活性剤を
組合せ、含有させるのである。
この場合、難燃剤としてプレポリマーと併用される芳香
族リン酸エステル化合物は、単にフォームの難燃化を達
成するばかりでなく、融着性を向上させる性質をも併用
する。使用可能な芳香族リン酸エステル化合物として
は、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェ
ート、オクチルジフェニルホスフェート、クレジルジフ
ェニルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、ト
リアリールリン酸エステルなどが挙げられるが、これら
に限定されるものではない。
族リン酸エステル化合物は、単にフォームの難燃化を達
成するばかりでなく、融着性を向上させる性質をも併用
する。使用可能な芳香族リン酸エステル化合物として
は、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェ
ート、オクチルジフェニルホスフェート、クレジルジフ
ェニルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、ト
リアリールリン酸エステルなどが挙げられるが、これら
に限定されるものではない。
一方、難燃剤として前記芳香族リン酸エステル化合物と
併用されるプレポリマーは、活性水素を有するブロム含
有化合物とポリイソシアネートを反応させて得た末端イ
ソシアネート基を有するブロム含有プレポリマーであ
る。活性水素を有するブロム含有化合物を粉末状態で芳
香族リン酸エステル化合物と併用し難燃剤とし同様の目
的に用いることも可能であり、このものはすでに本発明
者らによって出願されている。しかしながら本発明にあ
っては特に粉末状態の活性水素を有するブロム含有化合
物を用いず、前述の特定のポリオールとの相溶性がより
格段に高まるところの、ポリイソシアネートとのプレポ
リマー形態のもの(末端イソシアネート基を有するブロ
ム含有プレポリマー)を使用するものである。
併用されるプレポリマーは、活性水素を有するブロム含
有化合物とポリイソシアネートを反応させて得た末端イ
ソシアネート基を有するブロム含有プレポリマーであ
る。活性水素を有するブロム含有化合物を粉末状態で芳
香族リン酸エステル化合物と併用し難燃剤とし同様の目
的に用いることも可能であり、このものはすでに本発明
者らによって出願されている。しかしながら本発明にあ
っては特に粉末状態の活性水素を有するブロム含有化合
物を用いず、前述の特定のポリオールとの相溶性がより
格段に高まるところの、ポリイソシアネートとのプレポ
リマー形態のもの(末端イソシアネート基を有するブロ
ム含有プレポリマー)を使用するものである。
このプレポリマーを構成する活性水素を有するブロム含
有化合物は、難燃剤の揮発流出による難燃性の低下を防
止し、高い難燃性を付与するばかりでなく、得られるフ
ォームの耐熱性を向上させ、熱的経時安定性を高める効
果を有するものである。
有化合物は、難燃剤の揮発流出による難燃性の低下を防
止し、高い難燃性を付与するばかりでなく、得られるフ
ォームの耐熱性を向上させ、熱的経時安定性を高める効
果を有するものである。
このような活性水素を有するブロム含有化合物として
は、例えばジブロモネオペンチルグリコール、あるいは
テトラブロムビスフェノールA、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシエトキシ−3,5−ジブロムフェニル)プロパ
ン等が挙げられる。この活性水素を有するブロム含有化
合物とプレポリマーを形成するポリイソシアネートとし
ては、2,4−または2,6−トリレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、ナフタレンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートある
いはこれらの混合物が使用できる。
は、例えばジブロモネオペンチルグリコール、あるいは
テトラブロムビスフェノールA、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシエトキシ−3,5−ジブロムフェニル)プロパ
ン等が挙げられる。この活性水素を有するブロム含有化
合物とプレポリマーを形成するポリイソシアネートとし
ては、2,4−または2,6−トリレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、ナフタレンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートある
いはこれらの混合物が使用できる。
本発明にあっては、難燃剤として芳香族リン酸エステル
化合物ならびに末端イソシアネート基を有するブロム含
有プレポリマーを併用するものであるが、この芳香族リ
ン酸エステル化合物の含有量は他の併用添加剤の含有量
により変化するものの、3ないし30重量部が好まし
い。3重量部未満であると難燃性の向上が得られない。
逆に30重量部を越えると、もはや難燃性や融着性の向
上は認められず、得られるフォームの物性、特に硬度が
低くなり好ましくないものである。
化合物ならびに末端イソシアネート基を有するブロム含
有プレポリマーを併用するものであるが、この芳香族リ
ン酸エステル化合物の含有量は他の併用添加剤の含有量
により変化するものの、3ないし30重量部が好まし
い。3重量部未満であると難燃性の向上が得られない。
逆に30重量部を越えると、もはや難燃性や融着性の向
上は認められず、得られるフォームの物性、特に硬度が
低くなり好ましくないものである。
一方末端イソシアネート基を有するブロム含有プレポリ
マーの含有量は前記芳香族リン酸エステル化合物の使用
量に左右されるが、活性水素を有するブロム含有化合物
含量として2ないし10重量部使用するのが好ましい。
マーの含有量は前記芳香族リン酸エステル化合物の使用
量に左右されるが、活性水素を有するブロム含有化合物
含量として2ないし10重量部使用するのが好ましい。
整泡剤として添加されるシリコーン系界面活性剤は、難
燃用ならびに高弾性用シリコーンが比較的好ましく、一
般に低活性シリコーンとよばれる界面活性剤の使用がよ
り好ましい。もっとも、良好なウレタンフォーム発泡を
支障なく成し得るようなシリコーン整泡剤であればよ
く、上記のものに限定されるものではない。このような
シリコーン系界面活性剤としては、例えばL−5710,L
−5720(以上日本ユニカー(株)社製),F−203,F
−242T,F−258,F−606(以上信越シリコーン
(株)社製),B−8202,B−8612(以上ゴールドシュ
ミット社製)等が挙げられ、その含有量は0.5ないし5
重量部である。
燃用ならびに高弾性用シリコーンが比較的好ましく、一
般に低活性シリコーンとよばれる界面活性剤の使用がよ
り好ましい。もっとも、良好なウレタンフォーム発泡を
支障なく成し得るようなシリコーン整泡剤であればよ
く、上記のものに限定されるものではない。このような
シリコーン系界面活性剤としては、例えばL−5710,L
−5720(以上日本ユニカー(株)社製),F−203,F
−242T,F−258,F−606(以上信越シリコーン
(株)社製),B−8202,B−8612(以上ゴールドシュ
ミット社製)等が挙げられ、その含有量は0.5ないし5
重量部である。
なお、本発明における他の成分、すなわち有機ポリイソ
シアネートは、軟質ポリウレタンフォームを製造するの
に慣用されているものであって良く、更に一般のウレタ
ンフォーム発泡に使用される染料、顔料、可塑剤、発泡
剤、増量剤等を添加させることもできる。
シアネートは、軟質ポリウレタンフォームを製造するの
に慣用されているものであって良く、更に一般のウレタ
ンフォーム発泡に使用される染料、顔料、可塑剤、発泡
剤、増量剤等を添加させることもできる。
また本発明のラミネーション可能な軟質ポリウレタンフ
ォームの製造にあっては、各成分の配合順序に特に制限
はなく、全成分を同時に配合してもよく、また段階的な
配合であってもよい。また発泡はスラブ発泡、モールド
発泡、スプレー発泡などいずれも適用できる。
ォームの製造にあっては、各成分の配合順序に特に制限
はなく、全成分を同時に配合してもよく、また段階的な
配合であってもよい。また発泡はスラブ発泡、モールド
発泡、スプレー発泡などいずれも適用できる。
このように本発明の方法にあっては、特に難燃剤として
芳香族リン酸エステル化合物ならびに活性水素を有する
ブロム含有化合物のプレポリマーを併用し、これに整泡
剤としてシリコーン系界面活性剤を組合せるものであ
り、かつこれらの添加剤を特定のポリオールに含有させ
ることによりFMVSS−302項の規格に適合する、
優れたラミネート特性を有する軟質ポリウレタンフォー
ムが製造されるのである。
芳香族リン酸エステル化合物ならびに活性水素を有する
ブロム含有化合物のプレポリマーを併用し、これに整泡
剤としてシリコーン系界面活性剤を組合せるものであ
り、かつこれらの添加剤を特定のポリオールに含有させ
ることによりFMVSS−302項の規格に適合する、
優れたラミネート特性を有する軟質ポリウレタンフォー
ムが製造されるのである。
(実施例) 以下に実施例ならびに比較例にて本発明を更に詳細に説
明する。
明する。
表−1に示す配合に基づき軟質ポリウレタンフォームを
製造した。
製造した。
得られた軟質ポリウレタンフォームについて燃焼試験を
行ない、その結果を表中に併記する。
行ない、その結果を表中に併記する。
また、それぞれの軟質ポリウレタンフォームを厚さ11
mm、長さ3000mm、巾1400mmのシートとし、火炎温度1000
℃程度の条件で表面を熔融させ、難燃処理したポリエス
テル/ポリアミド80/20布地と重ね合せ圧着することに
よりフレームラミネーションし、フォーム−布地のラミ
ネート素材を得た。このものについて同様燃焼試験なら
びに耐熱試験を行ない、その結果を表中に併記する。
mm、長さ3000mm、巾1400mmのシートとし、火炎温度1000
℃程度の条件で表面を熔融させ、難燃処理したポリエス
テル/ポリアミド80/20布地と重ね合せ圧着することに
よりフレームラミネーションし、フォーム−布地のラミ
ネート素材を得た。このものについて同様燃焼試験なら
びに耐熱試験を行ない、その結果を表中に併記する。
なお、各試験方法は以下のものに準じた。
密度:JISK6401 軟質ポリウレタンフォームの燃焼試験: FMVSS−302項 ラミネート素材の燃焼試験:FMVSS−302項 ラミネート素材の耐熱性試験: 300mlのガラス瓶に10×60×80mmのラミネート部品片を
入れ、密封し、100℃×200時間加熱し、肉眼的観察を行
なった。
入れ、密封し、100℃×200時間加熱し、肉眼的観察を行
なった。
(発明の効果) 以上の結果からも明らかなように、本発明の軟質ポリウ
レタンフォームは布地などとフレームラミネーションが
良好に行なうことができ、得られるラミネート素材はF
MVSS−302項の規格に適合する難燃性を有し、し
かも耐熱性、熱的経時安定性に優れ、布地やフォームの
熱変色、熱劣化がなんら認められない良好なラミネート
素材を提供するものである。
レタンフォームは布地などとフレームラミネーションが
良好に行なうことができ、得られるラミネート素材はF
MVSS−302項の規格に適合する難燃性を有し、し
かも耐熱性、熱的経時安定性に優れ、布地やフォームの
熱変色、熱劣化がなんら認められない良好なラミネート
素材を提供するものである。
しかも、ポリオールの一成分として安価なポリオキシプ
ロピレンポリオールを併用するのでコスト低下が図れる
利点を有している。
ロピレンポリオールを併用するのでコスト低下が図れる
利点を有している。
また、特定の難燃剤の組合せで難燃性が相乗的に向上す
るため、難燃剤の使用量も少なくて良い。
るため、難燃剤の使用量も少なくて良い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 18/48 NEA 8620−4J C08J 9/02 CFF 9268−4F C08K 5/523 7242−4J C08L 75/04 NGD 8620−4J //(C08G 18/08 101:00) C08L 75:04 8620−4J
Claims (4)
- 【請求項1】有機ポリイソシアネートとポリオールとを
発泡剤その他の添加剤の存在下に発泡重合させ、軟質ポ
リウレタンフォームを製造するに際し、 i)ポリオール成分として、多官能のポリエステルエーテ
ルポリオール60ないし10重量部および実質的に3官
能の分子量2,000ないし5,000を有するポリオキシプロピ
レンポリオール40ないし90重量部からなるポリオー
ルを使用し、 ii)難燃剤として、芳香族リン酸エステル化合物を3な
いし30重量部、および活性水素を有するブロム含有化
合物とポリイソシアネートとを反応させて得た末端イソ
シアネート基を有するブロム含有プレポリマーを活性水
素を有するブロム含有化合物含量として2ないし10重
量部配合し、 iii)整泡剤として、シリコーン系界面活性剤0.5ない
し5重量部を含有することを特徴とする、フレームラミ
ネーション可能な難燃性軟質ポリウレタンフォームの製
造方法。 - 【請求項2】多官能のポリエステルエーテルポリオール
が2ないし3官能のポリエステルエーテルポリオールで
ある特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 - 【請求項3】活性水素を有するブロム含有化合物がジブ
ロモネオペンチルグリコールである特許請求の範囲第1
項または第2項記載の製造方法。 - 【請求項4】シリコーン系界面活性剤が難燃用のもので
ある特許請求の範囲第1項ないし第3項のうちいずれか
1項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59275395A JPH0610238B2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | フレ−ムラミネ−シヨン可能な難燃性ポリウレタンフオ−ムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59275395A JPH0610238B2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | フレ−ムラミネ−シヨン可能な難燃性ポリウレタンフオ−ムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61157515A JPS61157515A (ja) | 1986-07-17 |
| JPH0610238B2 true JPH0610238B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=17554898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59275395A Expired - Lifetime JPH0610238B2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | フレ−ムラミネ−シヨン可能な難燃性ポリウレタンフオ−ムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610238B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02180916A (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-13 | M D Kasei Kk | 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 |
| DE102004001746A1 (de) * | 2004-01-13 | 2005-08-04 | Bayer Materialscience Ag | Polyetherester als Flammschutzmittel für Polyurethanweichschaumstoffe |
| US20240052160A1 (en) * | 2020-06-05 | 2024-02-15 | Dow Global Technologies Llc | Open celled flexible polyurethane foam having improved self-extinguishing fire test performance |
| CN115490825B (zh) * | 2022-10-20 | 2023-07-04 | 扬州工业职业技术学院 | 一种阻燃软质聚氨酯材料及其制备方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3755212A (en) * | 1971-05-13 | 1973-08-28 | Dow Chemical Co | Air blown polyurethane foams |
| JPS506355A (ja) * | 1973-05-16 | 1975-01-23 | ||
| JPS5578012A (en) * | 1978-12-06 | 1980-06-12 | Achilles Corp | Production of flame-retardant polyurethane foam |
| US4275171A (en) * | 1979-04-12 | 1981-06-23 | Reeves Brothers, Inc. | Method for producing flame retardant flexible polyurethane foams with blends of dibromoneopentyl glycol and flame retardant plasticizer |
| JPS5819321A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-04 | Inoue Mtp Co Ltd | フレ−ムラミネ−シヨン可能な難燃性軟質ポリウレタンフオ−ムの製造方法 |
| JPS58136615A (ja) * | 1982-02-09 | 1983-08-13 | Bridgestone Corp | 難燃低発煙性軟質ウレタンフオ−ムの製造方法 |
| JPS59108024A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-22 | Inoue Mtp Co Ltd | 強度と難燃性に優れた大形の硬質ウレタンスラブストツクフオ−ムの製造法 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP59275395A patent/JPH0610238B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61157515A (ja) | 1986-07-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11655365B2 (en) | Polyurethane foam | |
| JP5230987B2 (ja) | 表皮材一体発泡成形品用の軟質ポリウレタン発泡体 | |
| EP2292677A1 (de) | Phosphorarme Laminieradditive mit geringer Emission, verbesserter Anfangshaftung und verbesserter Hydrolysestabilität | |
| KR20080042740A (ko) | 플라스틱 복합 부재 및 그의 제조 방법 | |
| US20020094432A1 (en) | Composites comprising a hydrophilic polyester-polyurethane foamed material and a process for the production of composite materials for vehicle interior trim | |
| EP0189644A2 (en) | Heat laminatable polyether urethane foam | |
| JPH10147623A (ja) | 難燃性軟質ポリウレタンフォーム用組成物 | |
| DE112013007657B4 (de) | Flammhemmendes Dichtungsmaterial | |
| US4180631A (en) | Flame-and smoke-resistant flexible polyurethane foam and compressed foam sheet | |
| JPH0610238B2 (ja) | フレ−ムラミネ−シヨン可能な難燃性ポリウレタンフオ−ムの製造方法 | |
| JP4349095B2 (ja) | フレームラミネーション用軟質ポリウレタンフォーム | |
| JPH09151234A (ja) | ウレタンフォームおよびその製造法 | |
| JPS63213511A (ja) | ポリウレタン発泡フォーム | |
| EP0317040B1 (en) | Polyurethane froth foams | |
| JP4597567B2 (ja) | ポリウレタン発泡体及びその積層体 | |
| EP3280753B1 (en) | Composition and process for making flame laminated polyurethane foams | |
| JPS61157514A (ja) | フレ−ムラミネ−シヨン可能な難燃性ポリウレタンフオ−ムの製造方法 | |
| JP4060612B2 (ja) | フレームラミネーション用ポリウレタンフォーム | |
| JPS61152720A (ja) | フレ−ムラミネ−シヨン可能な軟質ポリウレタンフオ−ムの製造方法 | |
| JP5877626B2 (ja) | フレームラミネート用軟質ポリウレタンフォーム | |
| JP2009029993A (ja) | 軟質ポリウレタン発泡体及びその複合材料 | |
| JPH10168154A (ja) | 難燃性軟質ポリウレタンフォームの製法 | |
| JP3482263B2 (ja) | 難燃性表皮材 | |
| JPH0579688B2 (ja) | ||
| JPS614718A (ja) | 難燃性軟質ウレタンフオ−ム用組成物 |