JPH0610263B2 - ポリシロキサン系マクロモノマ− - Google Patents

ポリシロキサン系マクロモノマ−

Info

Publication number
JPH0610263B2
JPH0610263B2 JP61080755A JP8075586A JPH0610263B2 JP H0610263 B2 JPH0610263 B2 JP H0610263B2 JP 61080755 A JP61080755 A JP 61080755A JP 8075586 A JP8075586 A JP 8075586A JP H0610263 B2 JPH0610263 B2 JP H0610263B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
formula
macromonomer
carbon atoms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61080755A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62197423A (ja
Inventor
理 磯崎
昇 中井
耕一郎 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP61080755A priority Critical patent/JPH0610263B2/ja
Publication of JPS62197423A publication Critical patent/JPS62197423A/ja
Publication of JPH0610263B2 publication Critical patent/JPH0610263B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規なポリシロキサン系マクロモノマーに関
するものである。
従来の技術 ポリシロキサン系マクロモノマーは、重合性を有するポ
リシロキサンである。従来、すでに公知のポリシロキサ
ンにおいて、重合性不飽和結合と末端相当部分の水酸基
又はアルコキシル基とをそれぞれ1個ずつ有する化合物
では直鎖状に重合するが水酸基等の反応性が低いため架
橋構造を形成しにくいという欠点があり、両末端相当部
分に1個ずつの水酸基又はアルコキシル基のみを有し、
集合性不飽和結合を含まない化合物で縮合のみで高分子
化するために耐水性、耐薬品性、耐候性などが充分では
ないという欠点があり、又両末端相当部分に1個ずつの
重合性不飽和結合を有する化合物では重合中にゲル化し
やすいので取扱いが困難で、グラフト重合体を形成でき
ないという欠点がある。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来公知のポリシロキサンにおける上記諸欠
点の解消を目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明者は、特定の原料を用いて、ポリシロキサンに1
分子あたり平均1個の重合性不飽和結合と末端相当部分
に少なくとも2個以上の水酸基及び(又は)アルコキシ
ル基とを有せしめることによつて得られる新規なポリシ
ロキサン系マクロモノマーにおいて、重合と縮合とを別
々に行なうことができ、重合中にゲル化することがな
く、縮合により架橋させることができ、上記目的を充分
に達成できることを見い出し、これに基づき本発明を完
成した。
即ち、本発明は、一般式 (式中、Rは炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基もしく
はフェニル基を、R、RおよびRは炭素数1〜4
の脂肪族炭化水素基もしくは水素原子を示す。) で表わされる化合物(A)70〜99.999モル%と 一般式 (式中、Rは水素原子もしくはメチル基を、R、R
及びRは水酸基、炭素数1〜4のアルコキシル基も
しくは炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基を示す。但し、
、RおよびRのすべてが炭素数1〜8の脂肪族
炭化水素基の場合を除く。nは1〜6の整数を示す。) で表わされる化合物(B)30〜0.001モル%とを
反応させてなり、且つその1分子あたり平均1個の重合
性不飽和結合と末端相当部分に少なくとも2個以上の水
酸基および(または)アルコキシ基とを有し、 該末端相当部分の基が、 一般式 (式中、R、R及びRは上記と同様の意味を示
す。) で表わされる基および(または) 一般式 (式中、R、R及びRは上記と同様の意味を示
す。) で表わされる基であり、そして繰り返し単位が、 一般式 (式中、R及びRは上記と同様の意味を示す。) で表わされる単位および(または) 一般式 (式中、Rは上記と同様の意味を示す。) で表わされる単位であり、 数平均分子量が400〜100000であることを特徴
とするポリシロキサン系マクロモノマーに係る。
本明細書において「未端相当部分」とは、ポリシロキサ
ン系マクロモノマーの末端に位置する1個または2個以
上のSiを意味する。
本明細書において、炭素数1〜4の脂肪族炭化水素基と
しては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基等の直鎖又は分枝したもの等を挙げることができ、
又炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基としては上記各基に
加えて更に例えばペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル
基、オクチル基等の直鎖又は分枝したもの等を挙げるこ
とができる。また、炭素数1〜4のアルコキシル基とし
ては、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
ブトキシ基の直鎖又は分枝したものを挙げることができ
る。
本発明のポリシロキサン系マクロモノマーは、主骨格が
シロキサン結合で構成され、この主骨格のSiに脂肪族
炭化水素基、フエニル基、水酸基、アルコキシル基、重
合性不飽和結合などが直接もしくは間接的に結合してい
るものであつて、上記化合物(A)と化合物(B)とを
反応させることによつて得られる。
まず、化合物(A)は、前記一般式(I)で表わされる
化合物であつて、該一般式にもとずいて、Rとしてメ
チル基、フエニル基が特に好ましい。R、Rおよび
は、すべて同一でも一部又は全部が異なつていても
さしつかえない。
、R及びRとしては特にメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、水酸基が好ましい。化合物
(A)の好ましい具体例としては、メチルトリメトキシ
シラン、フエニルトリメトキシシラン、ブチルトリメト
キシシラン、メチルトリエトキシラン、メチルトリブト
キシシラン、フエニルトリシラノール、メチルトリシラ
ノールなどがあげられる。これらのうちメチルトリメト
キシシラン、フエニルトリメトキシシラン、フエニルト
リシラノールなどが特に好ましく用いられる。
次に、化合物(B)は、前記一般式(II)で表わされる
化合物であつて、該一般式にもとづいて、R、R
びRはすべて同一でも一部又は全部が異なつていても
よい。但し、すべてが炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基
であつてはならない。R、R及びRとしては特に
メトキシ基、エトキシ基、水酸基が好ましく、nは特に
2〜4の範囲が好ましい。化合物(B)の好ましい具体
例としては、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−メタクリロキシブチルトリエトキシシラン、γ−アク
リロキシプロピルトリシラノール等が挙げられる。これ
らのうち、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−アクリロキシプロピルトリシラノール等が特に
好ましい。
本発明のシロキサン系マクロモノマーは、上記化合物
(A)と化合物(B)とを混合し、反応させることによ
つて得られる。両化合物の混合比率は、該両化合物の合
計量にもとずいて、化合物(A)が70〜99.999
モル%、好ましくは90〜99.9モル%、より好まし
くは、95〜99モル%、化合物(B)が30〜0.0
01モル%、好ましくは10〜0.1モル%、より好ま
しくは5〜1モル%の範囲内である。化合物(A)が7
0モル%より少なくなると直鎖状に重合し難くなつてゲ
ル化しやすくなる傾向が生じ、一方99.999モル%
よりも多くなるこれを用いるときに縮合を主体として高
分子化するために耐水性、耐薬品性、耐候性等が低下す
るので好ましくない。
化合物(A)と化合物(B)との反応は、両化合物が有
する水酸基、及びアルコキシル基が加水分解として生ず
る水酸基が脱水縮合することにより行なわれ、目的のマ
クロモノマーが生成する。この際、条件条件によつて脱
水縮合のみではなく、一部脱アルコール縮合も起こる。
化合物(A)と化合物(B)が、いずれもSiに結合す
る水酸基を有するときは、無溶媒でも反応し得るが、両
化合物を溶解でき且つ両化合物に不活性な有機溶媒中で
加熱撹拌下に脱水縮合反応させるのが好ましい。有機溶
媒としては炭化水素系、エステル系、ケトン系、アルコ
ール系の各種溶媒が使用できる。
化合物(A)及び(又は)化合物(B)が、Siに結合
するアルコキシル基を有するときには、縮合に先立つて
加水分解させるのが好ましく、通常水及び触媒の存在下
で加熱撹拌することにより加水分解、縮合させることが
できる。この場合の水の使用量は、特に限定されない
が、アルコキシル基1モル当たり0.1モル以上とする
のが好ましい。0.1モルよりも少なくなると両化合物
の反応が低下するおそれがある。最も好ましいのは、水
を溶媒として大過剰に用いる方法である。また、この場
合の触媒としては、酸触媒又はアルカリ触媒が使用で
き、具体的には、酸触媒として塩酸、硫酸、リン酸、ギ
酸、酢酸、プロピオン酸、アクリル酸、メタクリル酸な
どが使用でき、アルカリ触媒として水酸化ナトリウム、
トリエチルアミン、アンモニア等が使用できる。触媒の
添加量は、上記化合物(A)と化合物(B)との合計量
に対し、0.0001〜5重量%程度好ましくは0.0
1〜0.1重量%の範囲内が適している。
上記反応の反応温度は、通常20〜180℃程度が適当
であり、好ましくは50〜120℃である。また、反応
時間は、通常1〜40時間程度とするのが適当である。
この反応系において、水溶性有機溶剤および重合禁止剤
等を添加してもさしつかえない。水溶性有機溶剤は、縮
合により水に難溶のアルコールが生成する場合の反応系
の均一化に有効であり、例えばアルコール系、エステル
系、エーテル系、ケトン系などのものを好ましく使用で
きる。重合禁止剤は、化合物(B)に含まれる不飽和結
合が化合物(A)との反応中に重合するのを防ぐために
有効であつて、具体的には、ハイドロキノン、ハイドロ
キノンモノメチルエーテルなどが使用できる。
また、本発明のポリシロキサン系マクロモノマーの製造
において、上記化合物(A)と化合物(B)との反応系
中に、さらにテトラアルコキシシランやジアルキルアル
コキシシランなどを併用しても差支えなく、該両化合物
の20モル%以下で併用することができる。
化合物(A)と化合物(B)との反応によつて得られる
本発明のポリシロキサン系マクロモノマーの主骨格は、
シロキサン結合によつて構成され、その主骨格の構造
は、主として前記一般式(V)で表わされる長鎖(linea
r)状、前記一般式(VI)で表わされるはしご(ladder)状
およびこれらの混合系等があげれる。また、該マクロモ
ノマーの末端基の構造は、前記一般式(III)及び(I
V)で表わされるもの等があげられる。これらの構造
は、化合物(A)と化合物(B)との混合比率、水なら
びに酸触媒などの配合量などによつて任意に選択でき
る。そして、このシロキサン結合のSiに、前記一般式
(I)および(II)のR、R〜Rのいずれか、 〜Rのいずれかなどが結合している。
特に、本発明ポリシロキサン系マクロモノマーに関し、
その1分子あたり平均1個の重合性不飽和結合を有し、
かつ未端相当部分に水酸基および(または)炭素数が1
〜4のアルコキシル基等の官能基(上記R〜Rおよ
びR〜R)が少なくとも2個以上結合している。上
記官能基が該ポリシロキサン系マクロモノマーの未端相
当部分以外にも結合することは当然にありうる。
また、本発明のポリシロキサン系マクロモノマーの数平
均分子量は通常400〜100000程度の範囲にあ
り、50重量%酢酸イソブチル溶液の20℃での粘度は
通常0.5〜500センチポイズ程度の範囲にある。
本発明のポリシロキサン系マクロモノマーは、その1分
子当り平均1個の重合性不飽和結合と末端相当部分に少
なくとも2個以上の水酸基及び(又は)アルコキシル基
を有することにより、重合によつて直鎖状に高分子化で
き、又水酸基および(又は)アルコキシル基等の縮合に
よつても高分子化あるいは架橋構造を取らせることがで
きる。また、重合と縮合の両者をおこなわしめることに
より、架橋構造を容易に形成できる。
本発明のポリシロキサン系マクロモノマーは、重合と縮
合を別々に行なうことができ、重合中にゲル化すること
がなく、グラフト重合体を形成することもでき、又縮合
により容易に架橋できるという極めて好適な特性を有し
ており、又これを用いて得られる重合又は(及び)縮合
体は耐水性、耐薬品性、耐候性、耐熱性、耐光性、耐摩
耗性、撥水性、耐汚染性等に優れる。特に、前記はしご
状の本発明マクロモノマーを用いて得られる重合又は
(及び)縮合体は、耐水性、耐熱性、耐光性等が著しく
良好である。
従つて、本発明マクロモノマー自体及びこれを用いて得
られる重合又は(及び)縮合体は、塗料樹脂成分、印刷
インキ、積層剤、成型品、接着剤、表面処理剤、含浸強
化剤等の広範な用途に使用できる。
次に、本発明のマクロモノマーの用途について、更に詳
細に述べる。
本発明のマクロモノマーは、単独で又は他のビニルモノ
マーとの混合物に電子線又は紫外線を照射すると重合
し、直鎖状又は三次元的に高分子化できる。すなわち、
該マクロモノマー単独又は重合性不飽和結合を1個有す
る単官能性モノマーとの混合系では直鎖状に重合し、重
合性不飽和結合を2個以上有する多官能性モノマーとの
混合系では三次元的に架橋硬化する。単官能性モノマー
としては、アクリル酸又はメタクリル酸と1価アルコー
ル(炭素数1〜22)とのエステル化物、ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、
メチロール(メタ)アクリルアミド、スチレン、アクリ
ロニトリル、アクリル酸、メタクリル酸、ビニルトルエ
ンなどがあげられる。多官能性ビニルモノマーとして
は、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)
アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)
アクリレート、ブタンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレートなど
があげられる。
本発明マクロモノマーと他のビニルモノマーとの混合比
率は、目的に応じて任意に解釈できるが、両成分の合計
量に基づいて、マクロモノマーは150〜100重量
%、好ましくは50〜100重量%、他のビニルモノマ
ーは90〜0重量%、好ましくは50〜0重量%が適し
ている。
本発明マクロモノマーと他のビニルモノマーとの混合物
を塗料成分として用いるときは、さらに着色顔料、体質
顔料、防錆顔料、メタリツク顔料、水、有機溶剤等を配
合することができる。
電子線発生源としては、コツククロフト型、コツククロ
フトルワルトン型、バン・デ・グラーフ型、共振変圧器
型、変圧器型、絶縁コア変圧器型、ダイナミトロン型、
リニアフイラメント型および高周波型等がある。電子線
の照射条件は、特に制限されないが、1〜20メガラツ
ドの線量が適している。
また、紫外線照射源としては、水銀ランプ、キセノンラ
ンプ、カーボンアーク、メタルハイドランプ、太陽光な
どがある。紫外線の照射条件も特に制限されないが、空
気中もしくは不活性ガス雰囲気下で、数秒間以上照射す
ることが好ましい。特に、空気中で照射する場合は、高
圧水銀灯を用いることが好ましい。
紫外線照射によつて硬化させる場合は光重合開始剤をあ
らかじめ添加しておくことが好ましい。光重合開始剤と
しては、紫外線の照射により励起されてラジカルを発生
させる通常の光重合開始剤が用いられ、例えば、ベンゾ
イン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、ベンゾインn−プロピルエーテル、ベンゾイン
イソプロピルエーテル、ベンゾインn−ブチルエーテ
ル、ベンゾフエノン、P−メチルベンゾフエノン、ミヒ
ラーケトン、アセトフエノン、2−クロロチオキサント
ン、アントラキノン、2−メチルアントラキノン、フエ
ニルジスルフイド、2−ニトロフルオレン等があげられ
る。これらの光重合開始剤は1種あるいは2種以上を混
合して、使用できる。その配合量は上記マクロモノマー
又は他のビニルモノマーとの混合物の0.1〜10重量
%の割合が好ましい。
また、光重合開始剤による光重合反応を促進させるため
に、光増感促進剤を光重合開始剤と併用してもよい。該
光増感促進剤として、例えば、トリエチルアミン、トリ
エタノールアミン、2−ジメチルアミノエタノール等の
3級アミン系、トリフエニルホスフイン等のアルキルホ
スフイン系、β−チオジグリコール等のチオエーテル系
等があげられる。
また、このマクロモノマーは、単独でもしくは他の水酸
基および(又は)アルコキシル基は有するシロキサン系
のモノマー、オリゴマーもしくはポリマーと混合し、こ
れらを加熱するか又は触媒を配合することによつて縮合
でき、重合性不飽和基を有するポリマー又は架橋体が得
られる。これは、例えば、縮合は反応によつて下塗塗膜
を硬化せしめ、次いで重合性塗塗料を塗装し、重合せし
めると下塗塗膜中に残存している重合性不飽和結合も重
合し、両塗膜間の層間付着性を向上させられるなどに利
用できる。上記シロキサン系のモノマー、オリゴマーも
しくはポリマーとしては、例えばテトラエトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、末端水酸基のジメチル
(ジフエニル)ポリシロキサンポリマー、フエニルトリ
シラノール、ジフエニルジシラノールなどがあり、触媒
としては、塩酸、硫酸、酢酸等の酸、トリエチルアミ
ン、メチルジエタノールアミン、トリエタノール等の塩
基、ジブチルチンジアセテート等のスズ化合物、トリス
アセチルアセトナトアルミニウム等のキレート化合物等
があげられる。
上記の重合と縮合とを同一系内で進行させることもでき
る。
実施例 以下に本発明の実施例及び参考例を示す。
実 施 例 1 メチルトリメトキシシラン 2720g (20mol) γ−メタクリロキシプロピ 256g ルトリメトキシシラン (1mol) 脱イオン水 1134g 6重量%塩酸 2g ハイドロキノン 1g これらの混合物を80℃、5時間反応させた。得られた
ポリシロキサン系マクロモノマーの数平均分子量は20
00、平均的に1分子当り1個のビニル基(重合性不飽
和結合)と、末端相当部分に4個の水酸基を有してい
た。このマクロモノマーの50重量%酢酸イソブチル溶
液の20での粘度は5センチポイズであつた。
実施例 2 フエニルトリシラノール 7800g (50mol) γ−アクリロキシプロピ 200g ルトリシラノール (1mol) トルエン 4500g これらの混合物を117℃で3時間反応させ、脱水し
た。得られたポリシロキサン系マクロモノマーの数平均
分子量は7000、平均的に1分子当り1個のビニル基
と末端相当部分に5〜10個の水酸基を有していた。こ
のマクロモノマーの50重量%酢酸イソブチル溶液の2
0℃での粘度は150センチポイズであつた。
実施例 3 フエニルトリメトキシシラン48モルとγ−メタクリロ
キシエチルトリエトキシシラン2モルとを実施例1と同
様にして反応させた。得られたポリシロキサン系マクロ
モノマーの数平均分子量は約5000で、平均的に1分
子あたり、1個のビニル基と末端相当部分に5〜10個
のメトキシ基を有していた。このマクロモノマーの50
重量%酢酸イソブチル溶液の20℃での粘度は70セン
チポイズであつた。
実施例 4 メチルトリメトキシシラン29.1モルとγ−アクリロ
キシエチルトリエトキシシラン0.9モルとを実施例1
と同様にして反応させた。得られたポリシロキサン系マ
クロモノマーの数平均分子量は約15000で、平均的
に1分子あたり、1個のビニル基と末端相当部分にメト
キシ基を5〜10個有していた。このマクロモノマーの
50重量%酢酸イソブチル溶液の20℃での粘度は22
0センチポイズであつた。
参考例 1 実施例1のマクロモノマー500g、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート500g及びベンゾインエチル
エーテル20gを配合して鉄板にスプレーで50μ膜厚
に塗布し、25℃、30分セツテイングした後、2KW
高圧水銀燈で30秒照射すると硬化した。さらに150
℃で30分焼付けると、硬くしかも撥水性の優れた塗膜
が得られた。
参考例 2 実施例2で合成したマクロモノマー100gに、1,6
−ヘキサジアクリレート200g、n−ブチルメタアク
リレート30gを軟鋼板にスプレーで塗装し、20℃で
30分間放置後、電子線を6Mrad照射すると鉛筆硬
度Hの塗膜を形成した。さらに180℃で30分焼付け
ると硬化膜の硬度は6Hで、耐摩耗性も優れていた。
参考例 3 参考例1の配合組成物を鉄板に塗装し、160℃で30
分焼付け、さらに光硬化性重合性不飽和塗料を塗装し、
次いで2KW高圧水銀燈で60秒間照射すると層間付着
性の優れた硬化複層塗膜を形成できた。
参考例 4 参考例2の配合組成物を軟鋼板に塗装し、180℃で3
0分焼付け、さらに重合性不飽和樹脂塗料を塗装し、次
いで電子線を6Mrad照射すると層間付着性の優れた
硬化複層塗膜を形成出来た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (式中、Rは炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基もしく
    はフェニル基を、R、RおよびRは炭素数1〜4
    の脂肪族炭化水素基もしくは水素原子を示す。) で表わされる化合物(A)70〜99.999モル%と 一般式 (式中、Rは水素原子もしくはメチル基を、R、R
    及びRは水酸基、炭素数1〜4のアルコキシル基も
    しくは炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基を示す。但し、
    、RおよびRのすべてが炭素数1〜8の脂肪族
    炭化水素基の場合を除く。nは1〜6の整数を示す。) で表わされる化合物(B)30〜0.001モル%とを
    反応させてなり、且つその1分子あたり平均1個の重合
    性不飽和結合と末端相当部分に少なくとも2個以上の水
    酸基および(または)アルコキシ基とを有し、 該末端相当部分の基が、 一般式 (式中、R、R及びRは上記と同様の意味を示
    す。) で表わされる基および(または) 一般式 (式中、R、R及びRは上記と同様の意味を示
    す。) で表わされる基であり、そして繰り返し単位が、 一般式 (式中、R及びRは上記と同様の意味を示す。) で表わされる単位および(または) 一般式 (式中、Rは上記と同様の意味を示す。) で表わされる単位であり、 数平均分子量が400〜100000であることを特徴
    とするポリシロキサン系マクロモノマー。
JP61080755A 1986-02-25 1986-04-08 ポリシロキサン系マクロモノマ− Expired - Lifetime JPH0610263B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61080755A JPH0610263B2 (ja) 1986-02-25 1986-04-08 ポリシロキサン系マクロモノマ−

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61040923 1986-02-25
JP61080755A JPH0610263B2 (ja) 1986-02-25 1986-04-08 ポリシロキサン系マクロモノマ−

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61040923 Division 1986-02-25 1986-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62197423A JPS62197423A (ja) 1987-09-01
JPH0610263B2 true JPH0610263B2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=26380433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61080755A Expired - Lifetime JPH0610263B2 (ja) 1986-02-25 1986-04-08 ポリシロキサン系マクロモノマ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0610263B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2721106B2 (ja) * 1993-02-03 1998-03-04 株式会社日本触媒 無機素材の表面改質剤およびその用途
JP4721683B2 (ja) * 2004-09-30 2011-07-13 日野自動車株式会社 車両の前部構造
WO2011093323A1 (ja) * 2010-01-26 2011-08-04 日立化成工業株式会社 調光材料用(メタ)アクロイル基含有ポリシロキサン樹脂の製造方法、それにより得られる調光材料用(メタ)アクロイル基含有ポリシロキサン樹脂、それを用いた調光材料並びに調光フィルム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2922806A (en) * 1957-02-01 1960-01-26 Dow Corning Preparation of acryloxyalkyl substituted siloxanes
JPS56151731A (en) * 1980-04-25 1981-11-24 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Preparation of silicone resin
JPS6050391B2 (ja) * 1980-08-18 1985-11-08 ダイセル化学工業株式会社 コ−テイング組成物の調製方法
JPS6030712B2 (ja) * 1980-08-18 1985-07-18 ダイセル化学工業株式会社 コ−テイング組成物
US4568566A (en) * 1984-10-30 1986-02-04 General Electric Company Acrylic-functional silicone resin compositions

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62197423A (ja) 1987-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2505559B2 (ja) 不飽和ポリエステルおよび少なくとも2個のビニルエ―テル基を有する化合物に基づく放射線硬化性組成物
JPH0627277B2 (ja) アクリル化エポキシシリコーン被覆物品およびその製法
JPH05202146A (ja) 光硬化性樹脂組成物
US4191714A (en) Curable polyester oligomer and a process for producing same
WO2006095686A1 (ja) 紫外線硬化性樹脂組成物及び紫外線硬化性塗料及び塗装物
US4738870A (en) Adherent photopolymerizable compositions
JPS592283B2 (ja) イオウ含有不飽和樹脂の製造法
WO1998027079A1 (en) Novel compounds, polymers of them, processes for the preparation of both, and compositions containing the compounds
JPH0643574B2 (ja) 有機ガラス用の放射硬化性の耐スクラツチ被覆剤およびその製造法
JP2839644B2 (ja) 官能性ポリオルガノシルセスキオキサン、その製造方法及びコーティング剤用組成物
US4172157A (en) Aminoplast/alkyd coating composition
JPS62197423A (ja) ポリシロキサン系マクロモノマ−
US5279864A (en) Radiation curable primer coating compositions
JPH10204110A (ja) 硬化性組成物
JP3072193B2 (ja) 被覆用組成物及び表面被覆物品
JP3618691B2 (ja) ラジカル重合性樹脂組成物
CN115175948B (zh) 不饱和聚酯树脂组合物及其制备方法
EP0177791B1 (en) Radiation curable primer coating compositions
JPH0473448B2 (ja)
JP2000256571A (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JPH04505168A (ja) 改良された硬化速度を有する光硬化性ポリアミン―エン組成物
JP2545867B2 (ja) 光硬化性樹脂組成物
JPH0412307B2 (ja)
JP4767381B2 (ja) 光硬化性シリコーンブロックアクリル共重合体、共重合体組成物、およびその塗膜、塗膜付き基材、並びに該共重合体の製造方法
JPS6158085B2 (ja)