JPH0610270B2 - 着色発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法 - Google Patents
着色発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法Info
- Publication number
- JPH0610270B2 JPH0610270B2 JP62063174A JP6317487A JPH0610270B2 JP H0610270 B2 JPH0610270 B2 JP H0610270B2 JP 62063174 A JP62063174 A JP 62063174A JP 6317487 A JP6317487 A JP 6317487A JP H0610270 B2 JPH0610270 B2 JP H0610270B2
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- particles
- dye
- resin particles
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は着色発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法に関
するものであり、更に詳しくは染料の含浸効率が高く、
色ムラがなく、着色状態が良好で美麗な発泡成形品が得
られる着色発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法に関す
る。
するものであり、更に詳しくは染料の含浸効率が高く、
色ムラがなく、着色状態が良好で美麗な発泡成形品が得
られる着色発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法に関す
る。
「従来技術と問題点」 従来から、スチレン系樹脂脂粒子に発泡剤が含浸させた
発泡性粒子が、発泡体製造の分野で広く用いられてい
る。そして、着色した発泡成形品を得るため、着色した
発泡性粒子を原料として用いる方法が行われている。
発泡性粒子が、発泡体製造の分野で広く用いられてい
る。そして、着色した発泡成形品を得るため、着色した
発泡性粒子を原料として用いる方法が行われている。
このような発泡性粒子の着色方法としては、(イ)発泡
性粒子に顔料又は染料を加え容器内で撹拌して着色させ
る方法、(ロ)発泡性粒子を水に懸濁させこの懸濁液中
に染料と着色助剤(溶剤)とを加えて着色させる方法
(特公昭52−41303号公報)、及び(ハ)発泡性
粒子製造時の懸濁液中に染料を添加して、発泡剤の含浸
時に着色を行う方法等が知られている。このうち(イ)
の方法は使用現場でしばしば行われる方法であるが、得
られた着色発泡性粒子は基本的に発泡性粒子表面に染料
や顔料が付着しているに過ぎないから、予備発泡時の型
内成形時に用いる水蒸気によって洗い落とされ易く、こ
とに成形金型のスリットから水蒸気が勢いよく噴射され
るのでスリット周辺の色が薄くなり、従って均一に着色
された発泡体を得ることが困難である。更に、発泡性粒
子表面に染料や顔料の付着量も均一ではなく、それによ
る着色ムラも生じ、又発泡成形品を切断した場合表面と
内面の色ムラが存在する。加えて、かような着色法は通
常開放下で20〜30分間撹拌することによって行われ
るため、発泡粒子中の発泡剤が逸散して成形時の発泡倍
率が低下する場合がある。
性粒子に顔料又は染料を加え容器内で撹拌して着色させ
る方法、(ロ)発泡性粒子を水に懸濁させこの懸濁液中
に染料と着色助剤(溶剤)とを加えて着色させる方法
(特公昭52−41303号公報)、及び(ハ)発泡性
粒子製造時の懸濁液中に染料を添加して、発泡剤の含浸
時に着色を行う方法等が知られている。このうち(イ)
の方法は使用現場でしばしば行われる方法であるが、得
られた着色発泡性粒子は基本的に発泡性粒子表面に染料
や顔料が付着しているに過ぎないから、予備発泡時の型
内成形時に用いる水蒸気によって洗い落とされ易く、こ
とに成形金型のスリットから水蒸気が勢いよく噴射され
るのでスリット周辺の色が薄くなり、従って均一に着色
された発泡体を得ることが困難である。更に、発泡性粒
子表面に染料や顔料の付着量も均一ではなく、それによ
る着色ムラも生じ、又発泡成形品を切断した場合表面と
内面の色ムラが存在する。加えて、かような着色法は通
常開放下で20〜30分間撹拌することによって行われ
るため、発泡粒子中の発泡剤が逸散して成形時の発泡倍
率が低下する場合がある。
一方、(ロ)及び(ハ)の方法においても、一般に用い
られている顔料又は染料の多くについて、顔料又は染料
が粒子中にほとんど吸収されず粒子表面に残存し、発泡
成形品を切断した場合、粒子の表面と内部の色ムラを有
するものとなる。加えて、このような粒子を用いて得ら
れた発泡成形体を取り扱う場合、染料が他のものに移行
して汚染するという問題も発生する。
られている顔料又は染料の多くについて、顔料又は染料
が粒子中にほとんど吸収されず粒子表面に残存し、発泡
成形品を切断した場合、粒子の表面と内部の色ムラを有
するものとなる。加えて、このような粒子を用いて得ら
れた発泡成形体を取り扱う場合、染料が他のものに移行
して汚染するという問題も発生する。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、かかる実情に鑑み、上記の如き従来技術の問
題点を解消するべくなされたものである。
題点を解消するべくなされたものである。
即ち、本発明は密閉容器中でスチレン系樹脂を水中に分
散せしめ、染料と易揮発性発泡剤を加え、スチレン系樹
脂の軟化温度以上に昇温し着色発泡性樹脂粒子を得る方
法において、前記染料のノルマルヘキサンに対する溶解
度が、摂氏20度において0.2wt%以上であることを
特徴とする着色発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法を
内容とするものである。
散せしめ、染料と易揮発性発泡剤を加え、スチレン系樹
脂の軟化温度以上に昇温し着色発泡性樹脂粒子を得る方
法において、前記染料のノルマルヘキサンに対する溶解
度が、摂氏20度において0.2wt%以上であることを
特徴とする着色発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法を
内容とするものである。
本発明におけるスチレン系樹脂とはスチレン単独重合
体、又はスチレン単量体50wt%以上とこれと共重合可
能なエチレン性不飽和単量体との共重合体をいう。
体、又はスチレン単量体50wt%以上とこれと共重合可
能なエチレン性不飽和単量体との共重合体をいう。
本発明において用いられる染料はノルマルヘキサンに対
する溶解度が、摂氏20度において0.2wt%以上であ
ることが必要である。溶解度が0.2wt%未満であると
染料の粒子内部への含浸が不充分となり、粒子表面と内
部との色ムラが発生すると共に粒子表面から染料が他の
ものに移行して汚すような問題を発生させる。尚、上記
溶解度の上限は特になく、高い方が好ましい。又、その
使用量は、所望する色の濃さにによって決められるもの
であり一概には規定できないが、通常スチレン樹脂に対
し0.01から2.0wt%の範囲である。
する溶解度が、摂氏20度において0.2wt%以上であ
ることが必要である。溶解度が0.2wt%未満であると
染料の粒子内部への含浸が不充分となり、粒子表面と内
部との色ムラが発生すると共に粒子表面から染料が他の
ものに移行して汚すような問題を発生させる。尚、上記
溶解度の上限は特になく、高い方が好ましい。又、その
使用量は、所望する色の濃さにによって決められるもの
であり一概には規定できないが、通常スチレン樹脂に対
し0.01から2.0wt%の範囲である。
又、本発明における易揮発性発泡剤としては、当該分野
で公知の低級脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、低級脂
肪族ハロゲン化炭化水素等が用いられるが、その中でも
プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等と脂肪族炭化
水素、あるいは、シクロペンタン、シクロヘキサン等の
脂環式炭化水素から選ばれる1種又は2種以上を用いれ
ば、染料の内部までの含浸が均一になるとともに染料の
移行も改善される。更に、脂肪族炭化水素と脂環式炭化
水素とを併用すれば、均一性、移行性とも更に改善され
る。
で公知の低級脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、低級脂
肪族ハロゲン化炭化水素等が用いられるが、その中でも
プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等と脂肪族炭化
水素、あるいは、シクロペンタン、シクロヘキサン等の
脂環式炭化水素から選ばれる1種又は2種以上を用いれ
ば、染料の内部までの含浸が均一になるとともに染料の
移行も改善される。更に、脂肪族炭化水素と脂環式炭化
水素とを併用すれば、均一性、移行性とも更に改善され
る。
一方、これらの染料及び易揮発性発泡剤のスチレン系粒
子への含浸方法としては、撹拌機付密閉容器中で分散剤
を含む水媒体中にスチレン系樹脂粒子と染料をあらかじ
め懸濁せしめ、発泡剤を添加し樹脂の軟化温度以上の温
度で含浸させる方法が挙げられる。
子への含浸方法としては、撹拌機付密閉容器中で分散剤
を含む水媒体中にスチレン系樹脂粒子と染料をあらかじ
め懸濁せしめ、発泡剤を添加し樹脂の軟化温度以上の温
度で含浸させる方法が挙げられる。
かくして得られた着色発泡性スチレン系樹脂粒子は、前
述の如く内部まで均一に着色され、且つ又染料の移行も
ほとんどないものである。
述の如く内部まで均一に着色され、且つ又染料の移行も
ほとんどないものである。
「実施例」 以下、本発明を実施例によって説明するが、本発明はこ
れらにより何ら制限されるものではない。
れらにより何ら制限されるものではない。
ポリスチレン粒子の調製: 撹拌機付1500重合機中に、600の水と第三リ
ン酸カルシウム微粉末840g及びドデシルベンゼンス
ルフォン酸ソーダ18gを入れ、撹拌下、過酸化ベンゾ
イル1200g、1,1−ジタ−シャリ−ブチルパ−オ
キシ3,3,5−トリメチルシクロヘサン600g、及
び600kgのスチレンモノマーを入れ、90℃に昇温し
て、6時間重合した。得られたポリスチレン粒子のうち
粒子径0.71mmから1.19mmの間にある粒子をふる
い分け、以下の実施例に用いた。
ン酸カルシウム微粉末840g及びドデシルベンゼンス
ルフォン酸ソーダ18gを入れ、撹拌下、過酸化ベンゾ
イル1200g、1,1−ジタ−シャリ−ブチルパ−オ
キシ3,3,5−トリメチルシクロヘサン600g、及
び600kgのスチレンモノマーを入れ、90℃に昇温し
て、6時間重合した。得られたポリスチレン粒子のうち
粒子径0.71mmから1.19mmの間にある粒子をふる
い分け、以下の実施例に用いた。
染料の溶解度の測定方法: ノルマルヘキサン150g中に染料を20g入れ、20
℃に保ちながら10分間撹拌する。次いで、この液を遠
心分離機にかけ、上澄み100gを分取し70℃でノル
マルヘキサンを蒸発させた後、残査の重量を染料の溶解
量としてもとめた。
℃に保ちながら10分間撹拌する。次いで、この液を遠
心分離機にかけ、上澄み100gを分取し70℃でノル
マルヘキサンを蒸発させた後、残査の重量を染料の溶解
量としてもとめた。
実施例1 撹拌機付3オートクレーブ中に1000ccの水と、第
三リン酸カルシウム微粉末5g及び1%ドデシルベンゼ
ンスルフォン酸ソーダ水溶液3ccとを入れ、更に黄色染
料「SOT Yellow−1」(保土ケ谷科学(株)製;20℃
におけるノルマルヘキサンへの溶解度0.9wt%)5g
を加え撹拌下90℃に昇温した。次いで、シクロヘキサ
ン20gとブタン80gを圧入し、110℃に昇温して
5時間保った後冷却し、水洗、乾燥して、着色発泡性ス
チレン樹脂を得た。この樹脂1kgの表面に、ステアリン
酸カルシウム微粉末1.4gをブレンドした後、蒸気加
熱式予備発泡機で、嵩倍率60倍に発泡し24時間熟成
した後、閉塞し得るが密閉し得ない縦45cm、横30c
m、厚さ2cmの金型に充填して、水蒸気で加熱し、型ど
うりの発泡成形体を得た。
三リン酸カルシウム微粉末5g及び1%ドデシルベンゼ
ンスルフォン酸ソーダ水溶液3ccとを入れ、更に黄色染
料「SOT Yellow−1」(保土ケ谷科学(株)製;20℃
におけるノルマルヘキサンへの溶解度0.9wt%)5g
を加え撹拌下90℃に昇温した。次いで、シクロヘキサ
ン20gとブタン80gを圧入し、110℃に昇温して
5時間保った後冷却し、水洗、乾燥して、着色発泡性ス
チレン樹脂を得た。この樹脂1kgの表面に、ステアリン
酸カルシウム微粉末1.4gをブレンドした後、蒸気加
熱式予備発泡機で、嵩倍率60倍に発泡し24時間熟成
した後、閉塞し得るが密閉し得ない縦45cm、横30c
m、厚さ2cmの金型に充填して、水蒸気で加熱し、型ど
うりの発泡成形体を得た。
得られた成形体の表面をロ紙でこすり、色の移行性を調
べ、その結果を第1表に掲げたが、ロ紙への色の移行は
見られなかった。又、成形体を、パンスライサーで切断
して発泡粒子内部までの着色状態を見たところ、粒子の
内部まで均一に着色していた。
べ、その結果を第1表に掲げたが、ロ紙への色の移行は
見られなかった。又、成形体を、パンスライサーで切断
して発泡粒子内部までの着色状態を見たところ、粒子の
内部まで均一に着色していた。
実施例2〜4 染料の種類を変えた以外は、実施例1と同様にして、着
色発泡性粒子を得、その着色状態を評価した。結果を第
1表に示す。
色発泡性粒子を得、その着色状態を評価した。結果を第
1表に示す。
比較例1〜4 染料として、第1表に示すように、ノルマルヘキサンに
対する溶解度が小さい染料を選んだ以外は、実施例1と
同様にして着色発泡性粒子を得た。その着色状態を評価
した結果を第1表に示す。
対する溶解度が小さい染料を選んだ以外は、実施例1と
同様にして着色発泡性粒子を得た。その着色状態を評価
した結果を第1表に示す。
実施例5 実施例4において、発泡剤をブタンのみにした以外は同
様に操作した。色移行性及び着色状態とも実施例4に比
べてやや劣っていた。
様に操作した。色移行性及び着色状態とも実施例4に比
べてやや劣っていた。
実施例6〜7 染料として、第2表に示すように2種の染料を組み合わ
せたものを用いた以外は実施例1と同様にして着色発泡
性粒子を得た。その着色状態を評価した結果を第2表に
示す。
せたものを用いた以外は実施例1と同様にして着色発泡
性粒子を得た。その着色状態を評価した結果を第2表に
示す。
「作用・効果」 叙上の通り、本発明によれば、表面から内部まで均一に
着色された発泡性粒子が得られ、該粒子を発泡成形して
得られる成形体は内部まで均一着色されるとともに染料
の移行も殆どない。
着色された発泡性粒子が得られ、該粒子を発泡成形して
得られる成形体は内部まで均一着色されるとともに染料
の移行も殆どない。
Claims (3)
- 【請求項1】密閉容器中でスチレン系樹脂を水中に分散
せしめ、染料と易揮発性発泡剤を加え、スチレン系樹脂
の軟化温度以上に昇温し着色発泡性樹脂粒子を得る方法
において、前記染料のノルマルヘキサンに対する溶解度
が、摂氏20度において0.2wt%以上であることを特
徴とする着色発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。 - 【請求項2】易揮発性発泡剤が低級脂肪族炭化水素及び
脂環式炭化水素から選択される少なくとも1種である特
許請求の範囲第1項記載の製造方法。 - 【請求項3】易揮発性発泡剤が、低級脂肪族炭化水素と
脂環式炭化水素とから成る特許請求の範囲第2項記載の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62063174A JPH0610270B2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 着色発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62063174A JPH0610270B2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 着色発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63227635A JPS63227635A (ja) | 1988-09-21 |
| JPH0610270B2 true JPH0610270B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=13221629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62063174A Expired - Fee Related JPH0610270B2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 着色発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610270B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5222062A (en) * | 1975-08-09 | 1977-02-19 | Fuorei Patsukeejingu Ltd | Process for porducing colored polystyrene foam |
-
1987
- 1987-03-17 JP JP62063174A patent/JPH0610270B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63227635A (ja) | 1988-09-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |