JPH0610505A - 小物部品のケレン装置 - Google Patents

小物部品のケレン装置

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JPH0610505A
JPH0610505A JP16483892A JP16483892A JPH0610505A JP H0610505 A JPH0610505 A JP H0610505A JP 16483892 A JP16483892 A JP 16483892A JP 16483892 A JP16483892 A JP 16483892A JP H0610505 A JPH0610505 A JP H0610505A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小物部品の付着物を除去するケレン処理を能
率よく省力的に行なえるようにする。 【構成】 水平で回転自在となるよう支持したドラム3
の給排出口8を蓋部材19で開閉自在とし、ドラム3の
内周面に小物部品をかき上げる羽根9を設けると共に、
ドラム3内に散水パイプ12を設け、小物部品のかき上
げと落下による相互の衝突と、水による付着物の膨潤と
によって、多数の小物部品の付着物除去を能率よく省力
的に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種小物部品、例え
ば建築用資材である鋼管クランプの如き金属部品の付着
物を除去するためのケレン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築現場において、足場等の組立てのた
めに使用される鋼管クランプは、コンクリートや塗料等
の付着が発生するため、回収後の再使用のために、付着
物を除去する必要がある。
【0003】従来、鋼管クランプの付着物を除去するケ
レン作業は、作業員が一つづつ手作業で除去するように
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、手作業による
ケレンは作業能率が極めて悪く、処理コストが高くつく
と共に作業が重労働になるという問題がある。
【0005】そこでこの発明は、多数個の小物部品のケ
レンが同時に、しかも自動的に行なえ、ケレン作業の省
力化と能率向上及び処理コストの低減を図ることができ
る小物部品のケレン装置を提供することを課題としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、第1の発明は、軸心を中心に回転するよう配
置したドラムに、小物部品の給排出口と内周壁に固定し
た羽根とを設け、ドラムの回転をケレン回転と逆方向に
変えることにより小物部品を排出するようにした構成を
採用したものである。
【0007】同第2の発明は、軸心を中心に回転するよ
う配置したドラムに、小物部品の給排出口と内周壁に固
定した羽根とを設け、前記ドラムの内外の何れかに小物
部品への付水手段を設けた構成を採用したものである。
【0008】
【作用】
第1の発明 ドラム内に給排出口から小物部品を投入し、ドラムをケ
レン方向に回転させると、小物部品の羽根でのかき上げ
と落下を繰返すことにより、小物部品相互の衝突で、付
着物は自動的に剥離除去され、ドラムの逆転で小物部品
の排出が行なえる。
【0009】第2の発明 ドラム内に給排出口から小物部品を投入した状態でドラ
ムをケレン方向に回転させると共に、付水手段で小物部
品に水を付着させれば、小物部品の付着物は水による膨
潤で剥離性が良くなり、羽根でのかき上げと落下を繰返
すことによる小物部品相互の衝突で、付着物は自動的に
剥離除去される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0011】図1乃至図4の第1の実施例は、散水式で
ドラムの周壁に開閉自在の給排出口を設けたタイプであ
り、両側に対向して立設した支持台1、2間の上部にド
ラム3が水平の軸心を中心に回転自在となるよう支持さ
れ、両支持台1、2間でドラム3の直下に前方下りの傾
斜台4が設置され、この傾斜台4の前端下部に集水槽5
が設けられている。
【0012】前記ドラム3は、多孔性円筒胴6の両端を
円板状の端板7、7で閉鎖し、円筒胴6の一部に所定の
開口幅を有する給排出口8が軸方向全長にわたって設け
られ、更に円筒胴6の内周面に軸方向の全長にわたる複
数の羽根9が突設されている。
【0013】両側の支持台1、2は、各々軸受で軸10
と11を同軸心状の配置で回動自在となるよう支持し、
両軸10と11の先端間を付水手段となる多孔性の散水
パイプ12で結合していると共に、ドラム3は両端板
7、7の中心部分が軸10と11に貫通状態で固定さ
れ、従って散水パイプ12がドラム3の内部に軸心に沿
った配置で収納されている。
【0014】図1の右側に位置する軸10は支持台1に
固定したモータ13と連動され、このモータ13によっ
てドラム3を正逆何れの方向にも回転させることができ
るようになっている。
【0015】図1の左側に位置する軸11は、軸心に沿
って通水路14が貫通し、この通水路14の外端には集
水槽5内に浸水させたポンプ15の吐出口とホース16
及びロータリージョイント17を介して接続され、通水
路14の内端には散水パイプ12内に突出するノズル1
8が設けられ、ポンプ15の起動により集水槽5内の水
を吸上げて散水パイプ12からドラム3内に散水するよ
うになっている。
【0016】前記ドラム3における円筒胴6の内周面に
は円周方向に四等分した三箇所の位置に、軸方向に沿っ
て長い羽根9a、9b、9cが軸心に向けて突出するよ
う固定され、給排出口8は図4のように、羽根9a、9
c間で羽根9a寄りの位置に、円周方向へ略90°の範
囲で形成されている。
【0017】上記給排出口8を開閉する蓋部材19は、
ドラム3の内側からこの給排出口8を閉鎖する幅と長さ
を有し、外面が円筒胴6の内周面に適合する断面円弧状
となり、羽根9cに臨む側縁に内側へ突出する羽根20
が固定され、両端部に固定した円形板21、21が軸1
0、11にメタル22、22を介してフリー回動自在と
なるよう支持されている。従って蓋部材19はドラム3
に対して羽根9aと9c間で回動自在となり、図4のよ
うに一方の側縁が羽根9aに当接する状態で給排出口8
を閉鎖し、同図の如く、給排出口8を下向きにして蓋部
材19で閉鎖した状態でドラム3を同図矢印の方向に回
転させると、蓋部材19は下向きの垂下状態に残ろうと
するためドラム3だけが回転し、給排出口8が蓋部材1
9から離反して開放することになる。
【0018】なお、ドラム3における円筒胴6の内周面
及び蓋部材19の内面にはこれらの多孔性を阻害しない
ようにゴムライニング23を施してあると共に、集水槽
5上には、ドラム3内から傾斜台4上に排出されて滑落
してくる小物部品を受取るパレット24の支持桟25が
並べて設けられている。
【0019】図示の場合、軸10、11に固定したドラ
ム3に対して蓋部材19を一定範囲のフリー回動自在に
取付け、給排出口8を開閉する例を示したが、これとは
逆に、軸10、11に蓋部材19を固定すると共に、ド
ラム3をフリーに取付け、蓋部材19を介してドラム3
に回転を与えるようにしてもよく、このようにすると、
図4時計方向に蓋部材19が回転するとき羽根9aに当
接し、給排出口8を閉鎖した状態でドラム3が同方向に
回転する。これがケレン回転となる。
【0020】また、図4反時計方向に蓋部材19が回転
すると、給排出口8は開き、蓋部材19が羽根9cに当
接してドラム3が回転することになり、給排出口8から
ドラム3内に対する小物部品の給排が行なえる。
【0021】第1の実施例は上記のような構成であり、
ドラム3の給排出口8を上部に位置させて開いた状態
で、ベルトコンベアやフォークリフトを用いて所定量の
小物部品をドラム3内に投入し、モータ13を起動して
ドラム3を図4の反時計方向に回転させると共に、ポン
プ15を起動し、集水槽5内の水を吸上げて散水パイプ
12からドラム3内に散水する。
【0022】ドラム3はケレン方向となる図4反時計方
向に回転することにより、給排出口8が蓋部材19によ
って閉じ、ドラム3が回転すると内周に設けた羽根9
a、9b、9c、20が小物部品をかき上げながら上部
の持上げ位置で落下させ、これを繰返すことになる。
【0023】小物部品の付着物は、散水によって膨潤し
剥離性が向上すると共に、小物部品相互の衝突による衝
撃により小物部品の表面から剥離除去される。
【0024】所定時間のドラム3のケレン方向への回転
によってケレンが完了した後に、モータ13とポンプ1
5を停止させ、給排出口8が上部に位置する状態でドラ
ム3を図4の時計方向へ徐々に逆回転させると、蓋部材
19の停止に対してドラム3のみが回転し、給排出口8
が開放することになり、この状態で給排出口8が下方に
向く位置で停止させると、ケレン済の小物部品は給排出
口8から落下して直下の傾斜台4上に排出され、この傾
斜台4上を滑落した小物部品はパレット24上に支持さ
れることになる。
【0025】なお、ドラム3の給排出口8を開閉する蓋
部材19の開閉位置を安定よく保持するため、図4に示
すように、ドラム3における端板7、7と蓋部材19の
円形板21、21とに、閉位置及び開位置の各々で連通
するピン孔26を設け、蓋部材19の閉位置と開位置を
連通するピン孔26に外部から抜差自在に挿入したピン
によって保持するようにしてもよい。
【0026】次に、図5乃至図7に示す第2の実施例を
説明する。この第2の実施例は付水手段が散水式でドラ
ムの逆転により小物部品を自動的に排出するタイプであ
る。なお、第1の実施例と同一部品については同一符号
を用いて説明する。
【0027】図示のように、集水槽5上に配置したドラ
ム3は、多孔性円筒胴6の一方端部が開放して小物部品
の給排出口8となり、他方端部の軸心が支持台31上の
軸32で固定支持され、更に円筒胴6の途中が集水槽5
上に設けた一対の支持ローラ33で支持され、軸32と
連動したモータ13の駆動により、水平の軸心を中心に
回転するようになっている。
【0028】前記軸32に軸心に沿って貫通する通水路
34が設けられ、この通水路34の外端に、集水槽5内
の水を吸上げるポンプ35がホースとロータリジョイン
トを介して接続され、内端にはドラム3内に向けて散水
するノズル36が取付けられている。
【0029】ドラム3における円筒胴6の内周面には、
円周方向の複数個所に、円筒胴6の軸方向の全長にわた
る長さを有し、軸心に向けて突出する羽根37が固定さ
れている。
【0030】この羽根37は円筒胴6の軸心に対して傾
斜状に固定され、ドラム3の一方向への回転時に小物部
品を閉鎖端側に向けて送り込み、逆方向への回転時には
小物部品を給排出口8に向けて送り出す機能がある。
【0031】上記ドラム3における給排出口8の外側上
部に、小物部品の供給コンベア38と、このコンベア3
8から排出された小物部品をドラム3内に誘導するシュ
ート39が配置され、更に給排出口8の外側下部の位置
に、ドラム3から排出された小物部品を容器40内に収
納するためのシュート41が配置されている。
【0032】この第2の実施例は上記のような構成であ
り、コンベア38とシュート39でドラム3内に小物部
品が投入された状態でモータ13を起動し、ドラム3を
ケレン方向へ正回転させると、小物部品は羽根37によ
るかき上げと送り作用でドラム3の内側に移動し、これ
と同時にポンプ35の起動で集水槽5内の水がノズル3
6からドラム3内に散水され、先に述べた第1の実施例
と同様に小物部品は付着物が除去される。
【0033】ケレン完了後にドラム3を逆方向に回転さ
せると、羽根37の送り作用で小物部品は給排出口8に
向けて送り出され、シュート41で容器40内に取出さ
れることになる。
【0034】次に、図8と図9に示す第3の実施例は、
付水手段が浸水式でドラムの逆転により小物部品を排出
するタイプであり、先に述べた第1の実施例及び第2の
実施例と同一部分については同一符号を付して説明に代
える。
【0035】図示のように、集水槽5上に配置したドラ
ム3は、円筒胴51の後端に円錐台形胴52を連ねて形
成し、円筒胴51の先端開口が小物部品の給排出口8と
なり、円錐台形胴52の後端面中央に固定した軸53が
支持台54の軸受で回動自在に支持され、更に円筒胴5
1の下部が一対の受ローラ55で支持され、給排出口8
が斜上向きに向くよう傾斜状になっている。
【0036】上記ドラム3は円錐台形胴52及び円筒胴
51が多孔性の板で形成され、図8のようにドラム3の
下部が集水槽5の水に浸漬する配置となり、軸53と連
動したモータ13で正逆回転が付与される。
【0037】前記ドラム3の内周面には、円筒胴51の
給排出口8の近接位置にスクリュー羽根56が固定さ
れ、更に円筒胴51の途中から円錐台形胴52の内端に
わたって、多数の羽根57が円周方向に角度をもって固
定されている。
【0038】スクリュー羽根56は、ドラム3の正逆回
転により、ドラム3内への小物部品の給排を円滑に行な
い、多数の羽根57群は小物部品のかき上げと軸方向へ
の送りを与える役目をする。
【0039】第3の実施例は上記のような構成であり、
コンベア38とシュート39で小物部品を投入したドラ
ム3をモータ13で正回転させると、小物部品はスクリ
ュー羽根56と多数の羽根57によってドラム3の内側
に移動し、羽根57によるかき上げと落下が繰返され
る。
【0040】ドラム3は下部が集水槽5の水に浸漬状態
で回転するため、小物部品の付着物は水の付着によって
膨潤し、効果的に剥離除去される。
【0041】ケレン後にドラム3を逆転させると、羽根
57とスクリュー羽根56で小物部品は給排出口8に送
り出され、シュート41で外部に取出されることにな
る。
【0042】
【発明の効果】
第1の発明 以上のように、この発明によると、ドラムの内周に設け
た羽根によって小物部品の相互衝突を生じさせ、ドラム
の逆転で小物部品を排出するようにしたので、小物部品
の付着物を除去するケレン作業が多数個同時に、しかも
自動的に能率よく行なうことができる。
【0043】第2の発明 ドラムの内周に設けた羽根によって小物部品の相互衝突
を生じさせると共に、付水手段によって小物部品に水分
を与えるようにしたので、小物部品の付着物を除去する
ケレン作業が多数個同時に、しかも自動的に効率よく行
なえるようになる共に、水分によって付着物を膨潤さ
せ、剥離性を良くすることにより、小物部品に対するケ
レン処理の能率向上と省力化が可能になり、処理コスト
の削減が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のケレン装置を示す第1の実施例の縦
断正面図
【図2】同上の平面図
【図3】同上の側面図
【図4】ドラムの縦断側面図
【図5】第2の実施例を示す一部縦断正面図
【図6】同上の平面図
【図7】同上の縦断側面図
【図8】第3の実施例を示す縦断正面図
【図9】同上の平面図
【符号の説明】
3 ドラム 5 集水槽 6 円筒胴 8 給排出口 9 羽根 12 散水パイプ 13 モータ 19 蓋部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心を中心に回転するよう配置したドラ
    ムに、小物部品の給排出口と内周壁に固定した羽根とを
    設け、ドラムの回転をケレン回転と逆方向に変えること
    により小物部品を排出するようにした小物部品のケレン
    装置。
  2. 【請求項2】 軸心を中心に回転するよう配置したドラ
    ムに、小物部品の給排出口と内周壁に固定した羽根とを
    設け、前記ドラムの内外の何れかに小物部品への付水手
    段を設けた小物部品のケレン装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108343239A (zh) * 2018-04-26 2018-07-31 班戈设备系统(苏州)有限公司 一种用于建筑钢模板脱模剂涂抹装置

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